JPH097216A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH097216A
JPH097216A JP7156208A JP15620895A JPH097216A JP H097216 A JPH097216 A JP H097216A JP 7156208 A JP7156208 A JP 7156208A JP 15620895 A JP15620895 A JP 15620895A JP H097216 A JPH097216 A JP H097216A
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JP
Japan
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light
diffraction grating
recording medium
information recording
pickup device
Prior art date
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Pending
Application number
JP7156208A
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English (en)
Inventor
Kazushi Mori
和思 森
Atsushi Tajiri
敦志 田尻
Yasuaki Inoue
泰明 井上
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好に情報記録媒体からの帰還光束を検出で
きる第1、第2回折格子面を一体に有する光ピックアッ
プ装置を提供することが目的である。 【構成】 光源2と、第1回折格子面3a、この格子
面に対向し情報記録媒体1側に位置する第2回折格子面
3a、及び第2回折格子面3bに斜めに対向配置された
第1回折格子面3aとは異なる光取出面3cを一体に有
し、光源2と情報記録媒体1との往光路間に配置された
光学素子3と、光取出面3cから出射した情報記録媒体
1からの情報を含んだ帰還光束を検出するように配置さ
れた光検出器6と、を備え、光学素子3の第1回折格子
面3aは、光源2からの出射した光束を複数の光束に分
離して透過し、第2回折格子面3bは第1回折格子面3
aからの光束を透過させて情報記録媒体1側に導くと共
に、情報記録媒体1からの帰還光束を光取出面3cに導
く構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ピックアップ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の光ピックアップ装置が研究
開発されている。
【0003】図3は、特開平3−76035号(G11
B 7/135)公報に記載された非点収差法によるフ
ォーカスサーボ及び3ビーム法によるトラッキング・サ
ーボを行う光ピックアップ装置の概略構成図である。
【0004】図中、101は情報記録媒体(ディス
ク)、102は光束(レーザ光)を上方向に出力する半
導体レーザ、103は前記光束を3本の光束に分割する
ための3分割格子面(第1回折格子面)を有する3分割
用回折格子、104は前記3本の光束を透過し且つディ
スク101からの帰還光束(反射光束)を回折し、該光
束にフォーカス状態に対応した非点収差を与えるための
ホログラム面(第2回折格子面)を有するホログラム素
子、105は前記ホログラム素子104を透過した3本
の光束をディスク101上に3個のスポットを形成する
ための集光レンズ、106はホログラム素子104で回
折されたディスク101からの帰還光束を検出する光検
出器である。
【0005】しかしながら、この光ピックアップ装置
は、3分割用回折格子103及びホログラム素子104
の両方の光学調整を行う必要があり、調整が繁雑である
といった問題があった。
【0006】この問題を解決するものとして、特開平1
−4926号(G11B 7/09)には、3分割用回
折格子面とホログラム面を一体にしてなる光ピックアッ
プ装置が開示してある。図4は、従来の一体型の光ピッ
クアップ装置を示す概略構成図である。尚、図3と同様
の光学素子には同一符号を付して説明は割愛する。
【0007】図中、110は上記3分割用回折格子面と
上記ホログラム面の機能を併せ持つ光学素子ブロックで
あり、半導体レーザ素子102側に3分割用回折格子面
110aを有すると共に、これと対向する側にホログラ
ム面110bを有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この光
ピックアップ装置では、ディスク101からの帰還光束
は光学素子ブロック110のホログラム面110bによ
り回折されて該ブロック中を透過して光検出器106に
導かれるが、このブロック110から出射される際に不
所望な収差が帰還光束に与えられるので、フォーカスサ
ーボ等が良好に行えない恐れがあった。
【0009】また、前記帰還光束とこれがブロック11
0から出射される際の出射面との角度が大きいため、出
射光以外の不所望な反射光が多く発生するため、出射光
の強度が低下するといった問題の他、この多大な反射光
が迷光となるといった問題があり、再生やフォーカスサ
ーボ、トラッキングサーボに問題を生じる恐れがあっ
た。
【0010】本発明は上述の問題点を鑑み成されたもの
であり、良好に情報記録媒体からの帰還光束を検出でき
る第1、第2回折格子面を一体に有する光ピックアップ
装置を提供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光ピックアップ
装置は、情報記録媒体上に光スポットを形成するための
光束を出射する光源と、該光源側に位置する第1回折格
子面、該格子面に対向する第2回折格子面、及び該第2
回折格子面に斜めに対向配置された前記第1回折格子面
とは異なる光取出面を一体に有し、前記光源と前記情報
記録媒体との往光路間に配置された光学素子と、前記光
取出面から出射した情報記録媒体からの情報を含んだ帰
還光束を検出するように配置された光検出器と、を備
え、前記光学素子の前記第1回折格子面は、前記光源か
ら出射した光束を複数の光束に分離して透過し、前記第
2回折格子面は前記第1回折格子面からの光束を透過さ
せて前記情報記録媒体側に導くと共に、前記情報記録媒
体からの帰還光束を前記光取出面に導くことを特徴とす
る。
【0012】更に、前記光学素子は、透光性ブロックか
らなり、前記第1、第2回折格子面は、前記ブロックに
凹凸が形成されてなると共に、前記光取出面は、前記ブ
ロックに形成された平面であることを特徴とする。
【0013】また、前記第2回折格子面により前記光取
出面へ導かれる前記帰還光束の中心光軸は、前記光取出
面に対して略直角にあることを特徴とする。
【0014】また、前記第2回折格子面により前記光取
出面へ導かれる前記帰還光束の中心光軸は、前記光取出
面に対して略ブリュースター角をなすことを特徴とす
る。
【0015】特に、前記第2回折格子面は、前記光取出
面へ導かれる前記帰還光束にフォーカス状態に対応した
非点収差を与えると共に、該光検出器へ集光させるため
のホログラム面であることを特徴とする。
【0016】加えて、前記第2回折格子面は、±1次回
折の一方で前記情報記録媒体からの帰還光束を前記光取
出面に導くと共に、他方を前記光学素子の外側で集光さ
せることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、第1、第2回折格子面及び光
取出面が一体に形成されているので、光学調整が容易で
あり、且つ第2回折格子面により回折された情報記録媒
体からの帰還光束は、第2回折格子面と斜めに対向配置
された光取出面から取り出されるので、前記光取出面と
これから出射する帰還光束の波面が平行に近付くことに
なり光検出器で検出される帰還光束に不所望な収差の付
与が低減できると共に、光取出面での反射光の発生を低
減できる。この結果、トラッキングサーボ、フォーカス
サーボ、再生が良好に行える。
【0018】特に、前記光学素子が、透光性ブロックか
らなり、前記第1、第2回折格子面が、前記ブロックに
凹凸が形成されてなると共に、前記光取出面が、前記ブ
ロックに設けられた平面である場合、この素子の作製が
容易である。
【0019】また、前記第2回折格子面により前記光取
出面へ導かれる前記帰還光束の中心光軸が、前記光取出
面に対して略直角にある場合、光検出器で検出される帰
還光束に不所望な収差の付与を顕著に低減できる。この
結果、トラッキングサーボ、フォーカスサーボ、再生が
より良好に行える。
【0020】また、前記第2回折格子面により前記光取
出面へ導かれる前記帰還光束の中心光軸が、前記平面に
対して略ブリュースター角をなす場合、光源から出力さ
れる光束を直線偏光とし、前記光取出面への入射光束
(帰還光束)を直線偏光とすることにより、前記平面で
の反射光を顕著に低減できる。この結果、トラッキング
サーボ、フォーカスサーボ、再生がより良好に行える。
尚、前記光取出面への前記入射光束の直線偏光の偏光方
向は、前記略ブリュースター角のなす面と平行にあるの
がよい。
【0021】更に、前記第2回折格子面が、前記光取出
面へ導かれる前記帰還光束にフォーカス状態に対応した
非点収差を与えると共に、該光検出器へ集光させるため
のホログラム面である場合、非点収差法によるフォーカ
スサーボを行うので、収差の低減により、フォーカスサ
ーボが非常に良好に行える。
【0022】加えて、前記第2回折格子面が、±1次回
折の一方で前記情報記録媒体からの帰還光束を前記光取
出面に導くと共に、±1次回折の他方は前記光学素子の
外側で集光させる場合、前記光学素子内での前記他方に
よる帰還光束に係る乱反射を低減できるので、光検出器
に入射する迷光を低減できる。この結果、トラッキング
サーボ、フォーカスサーボ、再生がより良好に行える。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例に係る非点収差法によるフ
ォーカスサーボと3ビーム法によるトラッキングサーボ
を行う光ピックアップ装置を図を用いて説明する。図1
は本実施例の概略構成図である。
【0024】図中、1は反射型の光学式情報記録媒体
(光ディスク)、2はレーザ光(光束)を出力する半導
体レーザ(光源)である。
【0025】3は、透明材料、例えば光学ガラスや光学
プラスッチクからなる光学ブロック(光学素子)であ
り、半導体レーザ2側の第1面3aと、これと平行に対
向してなる情報記録媒体1側の第2面3b、前記第1面
3aに隣接して該第2面3bと斜めに対向してなる平面
からなる第3面(光取出面)3cを有する。
【0026】前記第1面3aの一部には、前記半導体レ
ーザ2からの光束を0次、±1次回折光の3つの光束に
分離するための3分割用格子面(第1回折格子面)31
aが凹凸にて形成されると共に、前記第2面3bの一部
には、前記3つの光束に係る情報記録媒体1からの3つ
の帰還光束を第3面3c側へ+1次(又は−1次)で回
折し、帰還光束に情報記録媒体1でのフォーカス状態に
対応した非点収差を与えると共に、帰還光束を集光させ
るためのホログラム面(第2回折格子面)31bが凹凸
にて形成されている。尚、第3面3cと前記3つの帰還
光束のうち前記0次回折光に係る中心光束の中心光軸と
のなす角はθ度である。
【0027】4は、ホログラム面31bを0次回折で透
過した3分割用格子面31aにて分割された前記3つの
光束を情報記録媒体1上に3つの集光スポットとして集
光するための集光レンズ(集光手段)であり、この集光
レンズ4は図示しない駆動機構により、フォーカスサー
ボ信号、トラッキングサーボ信号に応じて移動する。
【0028】5は、前記3つの集光スポットからのそれ
ぞれの帰還光束が集光レンズ4を透過した後、前記ホロ
グラム面31bにて例えば1次で回折、集光されると共
に、非点収差が付与されて、第3面3cから出射した前
記3つの集光スポットに係る帰還光束を検出するための
6分割光検出器である。
【0029】図2に示すように、前記6分割光検出器5
は、前記0次回折光、即ち中心に位置する集光スポット
に係る帰還光束を受光する4分割光検出部5aと、その
両側に前記±1次回折光に係る帰還光束をそれぞれ受光
する一対の光検出部5b、5bを有する。
【0030】前記ホログラム面31bによる非点収差
は、前記0次回折光に係る帰還光束に情報記録媒体1上
での合焦ズレに応じて4分割光検出部5a上での光スポ
ットが真円から互いに直交する楕円に変化するように付
与されている。よって、4分割光検出部5aの各光検出
部A〜Dの出力A〜Dを(A+C)−(B+D)と演算
してなるフォーカスエラー信号を用いて、所謂、非点収
差法によるフォーカスサーボが可能となると共に、A+
B+C+Dの演算により再生信号を得ることができる。
【0031】また、前記±1次回折光に係る集光スポッ
トは、前記0次回折光に係る集光スポットの両側を走査
し、所望のトラックからズレた場合、光検出部5b、5
bの出力に差が生じるように形成され、よって、光検出
部5b、5bの出力を差動演算してなるトラッキングエ
ラー信号を用いることにより、トラッキングサーボが行
われる。
【0032】斯る光ピックアップ装置では、ホログラム
面31bで回折された帰還光束は、ホログラム面31b
に対して斜めに対向して配置される第3面3cから出射
するので、光学素子3を通過する際に不所望な収差の付
与が少ない。この結果、フォーカスサーボが良好に行え
る。加えて、この構成は、無反射コートを設けなくと
も、第3面3cでの不所望な反射光も低減できるので、
光検出器5への光量が増える。よって、トラッキングサ
ーボやフォーカスサーボ、再生が良好に行える。
【0033】また、この光ピックアップ装置では、ホロ
グラム面31bは1次(又は、−1次)で回折して第3
面3cへ導かれる帰還光束の他、対をなす他方の−1次
(又は1次)で光が回折されるが、ホログラム面31b
はこの他方の回折による光が光学素子3の外側で集光す
るようにホログラム面31bの凹凸形状が設定されてい
るので、光学素子3内での乱反射による光検出器5に対
する迷光を抑制している。
【0034】特に、この光ピックアップ装置において、
第3面3cの角度θを略直角にする場合、即ちホログラ
ム面31bで回折された帰還光束の光軸と第3面3cを
略垂直に配置することにより、不所望な収差を顕著に低
減できるので、前記不所望な反射光を低減しつつ不所望
な収差を顕著に低減できる。勿論、第3面3cに無反射
コートを形成することにより、前記反射光をより低減で
きる。
【0035】また、この光ピックアップ装置において、
第3面3cの角度θを略ブリュースター角にすることに
より、第3面3cでの不所望な反射光を顕著に低減でき
るので、無反射コートを用いずに不所望な反射光を顕著
に低減しつつ不所望な収差を低減できる。尚、この場
合、半導体レーザから出力される光束は直線偏光をな
し、第3面3cへの入射光束は直線偏光をなす。前記光
取出面への前記入射光束の直線偏光の偏光方向は、前記
略ブリュースター角のなす面と平行がよい。
【0036】この光ピックアップ装置において、前記収
差や反射光のより低減を行うに際し、上記角度θを略直
角にするか、略ブリュースター角にするかは、光ピック
アップ装置に接続される回路系などの他の構成部にも依
存して適宜選択される。
【0037】尚、上述では、光取出面を平面としたが、
レンズ面等にして光取出面に集光作用を与えるようにし
てもよい。
【0038】また、光源と光学素子の間や情報記録媒体
と光学素子の間に反射ミラーを設けて光路を折り曲げる
ようにしてもよい。
【0039】更に、ホログラム面の形状等により、光源
と光検出器を略同一平面に配置するようにも勿論でき
る。
【0040】上述では、非点収差法によるフォーカスサ
ーボ方法及び3ビーム法によるトラッキングサーボ方法
を用いる光ピックアップ装置について説明したが、本発
明は他のフォーカスやトラッキング方法を用いる光ピッ
クアップ装置に適用できる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、第1、第2回折格子面
及び光取出面が一体に形成されているので、光学調整が
容易であり、且つ第2回折格子面により回折された情報
記録媒体からの帰還光束は、第2回折格子面と斜めに対
向配置された光取出面から取り出されるので、前記光取
出面とこれから出射する帰還光束の波面が平行に近付く
ことになり光検出器で検出される帰還光束に不所望な収
差の付与が低減できると共に、光取出面での反射光の発
生を低減できる。この結果、トラッキングサーボ、フォ
ーカスサーボ、再生が良好に行える。
【0042】特に、前記光学素子が、透光性ブロックか
らなり、前記第1、第2回折格子面が、前記ブロックに
凹凸が形成されてなると共に、前記光取出面が、前記ブ
ロックに設けられた平面である場合、この素子の作製が
容易である。
【0043】また、前記第2回折格子面により前記光取
出面へ導かれる前記帰還光束の中心光軸が、前記光取出
面に対して略直角にある場合、光検出器で検出される帰
還光束に不所望な収差の付与を顕著に低減できる。この
結果、トラッキングサーボ、フォーカスサーボ、再生が
より良好に行える。
【0044】また、前記第2回折格子面により前記光取
出面へ導かれる前記帰還光束の中心光軸が、前記平面に
対して略ブリュースター角をなす場合、光源から出力さ
れる光束を直線偏光とし、前記光取出面への入射光束
(帰還光束)を直線偏光とすることにより、前記平面で
の反射光を顕著に低減できる。この結果、トラッキング
サーボ、フォーカスサーボ、再生がより良好に行える。
尚、前記光取出面への前記入射光束の直線偏光の偏光方
向は、前記略ブリュースター角のなす面と平行にあるの
がよい。
【0045】更に、前記第2回折格子面が、前記光取出
面へ導かれる前記帰還光束にフォーカス状態に対応した
非点収差を与えると共に、該光検出器へ集光させるため
のホログラム面である場合、非点収差法によるフォーカ
スサーボを行うので、収差の低減により、フォーカスサ
ーボが非常に良好に行える。
【0046】加えて、前記第2回折格子面が、±1次回
折の一方で前記情報記録媒体からの帰還光束を前記光取
出面に導くと共に、±1次回折の他方は前記光学素子の
外側で集光させる場合、前記光学素子内での前記他方に
よる帰還光束に係る乱反射を低減できるので、光検出器
に入射する迷光を低減できる。この結果、トラッキング
サーボ、フォーカスサーボ、再生がより良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光ピックアップ装置の概
略構造図である。
【図2】上記光ピックアップ装置の光検出器の概略上面
図である。
【図3】従来の光ピックアップ装置の概略構造図であ
る。
【図4】従来の光ピックアップ装置の概略構造図であ
る。
【符号の説明】
1 情報記録媒体 2 光源 3 光学素子 31a 第1回折格子面 31b 第2回折格子面 3c 第3面(光取出面) 5 光検出器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体上に光スポットを形成する
    ための光束を出射する光源と、該光源側に位置する第1
    回折格子面、該格子面に対向する第2回折格子面、及び
    該第2回折格子面に斜めに対向配置された前記第1回折
    格子面とは異なる光取出面を一体に有し、前記光源と前
    記情報記録媒体との往光路間に配置された光学素子と、
    前記光取出面から出射した情報記録媒体からの情報を含
    んだ帰還光束を検出するように配置された光検出器と、
    を備え、 前記光学素子の前記第1回折格子面は、前記光源から出
    射した光束を複数の光束に分離して透過し、前記第2回
    折格子面は前記第1回折格子面からの光束を透過させて
    前記情報記録媒体側に導くと共に、前記情報記録媒体か
    らの帰還光束を前記光取出面に導くことを特徴とする光
    ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記光学素子は、透光性ブロックからな
    り、前記第1、第2回折格子面は、前記ブロックに凹凸
    が形成されてなると共に、前記光取出面は、前記ブロッ
    クに形成された平面であることを特徴とする請求項1記
    載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2回折格子面により前記光取出面
    へ導かれる前記帰還光束の中心光軸は、前記光取出面に
    対して略直角にあることを特徴とする請求項1又は2記
    載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2回折格子面により前記光取出面
    へ導かれる前記帰還光束の中心光軸は、前記光取出面に
    対して略ブリュースター角をなすことを特徴とする請求
    項2記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記第2回折格子面は、前記光取出面へ
    導かれる前記帰還光束にフォーカス状態に対応した非点
    収差を与えると共に、該光検出器へ集光させるためのホ
    ログラム面であることを特徴とする請求項1、2、3、
    又は4記載の光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記第2回折格子面は、±1次回折の一
    方で前記情報記録媒体からの帰還光束を前記光取出面に
    導くと共に、他方を前記光学素子の外側で集光させるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の光ピ
    ックアップ装置。
JP7156208A 1995-06-22 1995-06-22 光ピックアップ装置 Pending JPH097216A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000026702A1 (fr) * 1998-11-04 2000-05-11 Xiaojing Shao Dispositif d'enregistrement pour reseau de diffraction et procede d'enregistrement d'image tridimensionnelle ou bidimensionnelle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000026702A1 (fr) * 1998-11-04 2000-05-11 Xiaojing Shao Dispositif d'enregistrement pour reseau de diffraction et procede d'enregistrement d'image tridimensionnelle ou bidimensionnelle

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