JPH0968147A - 自動車のための使用可能化装置 - Google Patents

自動車のための使用可能化装置

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JPH0968147A
JPH0968147A JP17522596A JP17522596A JPH0968147A JP H0968147 A JPH0968147 A JP H0968147A JP 17522596 A JP17522596 A JP 17522596A JP 17522596 A JP17522596 A JP 17522596A JP H0968147 A JPH0968147 A JP H0968147A
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JP
Japan
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control circuit
engine control
circuit
hlos
latch
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JP17522596A
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English (en)
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Robert J Wilker
ジェイ.ウィルカー ロバート
Rick D Caprathe
ディー.キャプラス リック
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Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P11/00Safety means for electric spark ignition, not otherwise provided for
    • F02P11/04Preventing unauthorised use of engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子点火装置を有する自動車のエンジンの動
作を可能にするための使用可能化装置であって、電子式
エンジン制御モジュール(EECモジュール)の所定の
正常な動作を保持し、併せて盗難防止装置の無能化の問
題を解決するために有用な上記使用可能化装置を提供す
る。 【解決手段】 自動車のための使用可能化装置は、送信
された所定のキーコードと予め記憶されたコードとの比
較結果に基き自動車の電子点火装置を制御するエンジン
制御回路(24)と、電子点火装置を制御するためのハ
ードウエアが限定されたオペレーティングシステム(H
LOS)と、同HLOSを制御するためのHLOS制御
回路(26)と、エンジン制御回路(24)と電気的に
接続されたラッチ(28)と、HLOS制御回路(2
6)とラッチ(28)とに電気的に接続され、HLOS
制御回路(26)の使用可能化又は使用禁止を行うHL
OSオーバライド回路(48)とを含んでおり、それに
より正常なキーコードに基づく自動車の運行を保持し、
併せて盗難防止装置の無能化の問題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に自動車の
ための使用可能化装置に関し、より特定的には、自動車
の内燃機関の所定の正常な動作を保持するための使用可
能化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は、ますます、電子的構成要素に
よって制御され、かつ、操作されるようになってきてい
る。実際に、内燃機関(以下エンジンと略称する)と自
動車のその他の電子的構成要素との動作の大部分は、最
終的には電子式エンジン制御モジュール(EECモジュ
ール)と通常呼ばれる単一のマイクロプロセッサにより
制御される。そのような設計についての1つの関心事
は、エンジン制御のEECモジュールに対する依存度で
ある。
【0003】EECモジュールについて問題が生じたと
しても、自動車の動作を可能にするために、半ば冗長な
(余計な)制御装置が自動車に搭載される。この装置
は、ハードウエアが限定されたオペレーティングシステ
ム(HLOS)である(以下、単にHLOSと呼称す
る)。HLOSは、EECモジュールについて問題が生
じた場合に動作する。そのような場合、自動車の使用者
が途方に暮れることを防ぐために、HLOSは適当な数
の制御を行う。典型的には、HLOSは、EECモジュ
ールを修理するが交換するためのサービスが必要である
ことを自動車の使用者に指示する。
【0004】EECモジュールは、その受持つ役目が、
盗難防止装置を含めて非常に幅広いので、EECモジュ
ールは、盗賊が自動車を容易に盗むために無能化(使用
禁止)するか又は破壊するための第1の目標である。更
に詳論すれば、もし盗賊が、EECモジュールをそれが
動作できないほどに無能化することができるならば、自
動車の制御はHLOSに引き継がれる。HLOSが冗長
な盗難防止装置を有する場合には、その盗難防止装置
は、そのまわりに配線を行うことにより容易に無能化さ
れる。EECモジュールと、もしあればHLOSの盗難
防止装置とを動作不能にすることにより、盗賊は動作不
能な盗難防止装置を持った動作可能な自動車を手に入れ
たことになる。それにより、盗賊は、サイレンの警報又
は無力化を心配する必要なく自動車を運転して逃走でき
る。盗難防止装置がEECマイクロプロセッサの一部分
である状態のEECモジュールを無能化することによる
盗難防止装置の無能化の問題を克服するための自動車制
御装置を今日のメーカーは未だ開発していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】自動車のEECモジュ
ールの所定の正常な動作を保持し、併せて盗難防止装置
の無能化の問題を解決するために有用な、電子点火装置
を有する自動車のための使用可能化装置を得ることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による自動車のた
めの使用可能化装置は、EECモジュール中に内蔵さ
れ、自動車の電子点火装置を制御するためのエンジン制
御回路を含む。上記使用可能化装置はまた、上記エンジ
ン制御回路に電気的に接続されており、電子点火装置を
制御するための、ハードウエアが限定されたオペレーテ
ィングシステム(HLOS)を含んでいる。ラッチが上
記エンジン制御回路に電気的に接続されていて、電子点
火装置を使用可能化する。使用可能化装置は更に、ラッ
チに電気的に接続され、上記のハードウエアが限定され
たオペレーティングシステム(HLOS)を使用可能に
するためのHLOSオーバライド回路を含む。
【0007】本発明の利点は、EECモジュールの中に
受動的な盗難防止装置が組み込まれた構成を提供するこ
とと、自動車を正常な使用状態で動作可能にするための
使用可能化装置を提供することとの両方である。EEC
モジュールの内部で受動的な盗難防止装置とHLOSと
を統合することにより、EECモジュールが破壊された
としても、受動的な盗難防止装置が無能化された状態に
ある運転可能な自動車は得られない。本発明の他の利点
として、もしキーコードを所定の時間内に解読できなけ
れば、使用可能化装置は起動できないし、エンジン制御
回路もHLOSも自動車を動作させることはできない。
本発明の他の利点と特徴とは、添付図面とともに以下の
本発明の説明を参照することにより、本発明の効果が一
層よく理解されるにつれて容易に認知できるであろう。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明による
自動車のための使用可能化装置の一実施例が全体的に1
0で示されている。使用可能化装置10は、バッテリ1
1により給電され、それは、電子点火装置を有する自動
車において使用される。本発明の開示の都合上、電子点
火装置は、電子点火兼燃料噴射装置12として示され、
かつ、説明され、また、電子点火装置は、電子点火兼燃
料噴射装置と、燃料供給装置から点火装置への燃料の移
送を含む燃料供給装置および/または点火装置に関連し
た構成要素とを指すものと定義される。更に、電子点火
兼燃料噴射装置12は、上記諸装置の一部分のみ又は単
一の構成要素を含むこともできる。使用可能化装置10
は電子式エンジン制御モジュール(EECモジュール)
14の中に収容されている。トランシーバ16とトラン
スポンダ18とを除いて、使用可能化装置10は、その
全体が、EECモジュール14の二方向性入力ポート2
0と出力ポート22との間に収められている。EECモ
ジュール14は複数の入力ポート(一方向性又は二方向
性)及び出力ポートを含むことができることを当業者は
認識しなければならない。図1においては、構成の図解
を簡略化するために、それぞれただ1つの入力ポート2
0及び出力ポート22が示されている。トランシーバ1
6及びトランスポンダ18については後に説明する。
【0009】エンジン制御回路24はEECモジュール
14の中に配設されている。このエンジン制御回路24
は自動車(図示せず)の電子点火兼燃料噴射装置12を
制御する。エンジン制御回路24は複数の装置を制御す
ることを当業者は認識する必要がある。それらの複数の
装置もまた便宜上図示されていない。1つの構成例とし
て、エンジン制御回路24はマイクロプロセッサの一部
分でありうる。
【0010】ハードウエアが限定されたオペレーティン
グ・システム(HLOS)の制御回路26は、エンジン
制御回路24の少なくとも一部分が無能化されたとき、
HLOS(図示せず)を経由して、電子点火兼燃料噴射
装置12を制御する。上記のHLOS制御回路26は、
エンジン制御回路24に対して少なくとも部分的に余計
な回路である。HLOS制御回路26は、エンジン制御
回路24が部分的又は全体的に無能化されたときに動作
する。HLOS制御回路26は、エンジン制御回路24
が無能化されたとき自動車の使用者が途方に暮れないよ
うに、自動車の限られた動作を可能にする。HLOS制
御回路26は、二方向性入力ポート20と出力ポート2
2との間において電気的に接続されている。また、HL
OS制御回路26は、エンジン制御回路24に直接電気
的に接続されている。
【0011】ラッチ28は、エンジン制御回路24に電
気的に接続されている。ラッチ28は、エンジン制御回
路24と出力ポート22との間において動作するように
接続されている。エンジン制御回路24が、トランスポ
ンダ18から送信される所定のコードとは異なるコード
を受信するときには、ラッチ28は電子点火兼燃料噴射
装置12を使用可能にしない。
【0012】図2を参照すると、ラッチ28の1つの実
施例の概略的に示されている。ラッチ28は、エンジン
制御回路24から高レベル又は低レベルのいずれかの信
号を受け取る。高レベルの信号は、トランスポンダ18
から受信したコードはエンジン制御回路24又はEEC
モジュール14のメモリ(図示せず)に記憶されている
コードと合致することを表わす。低レベルの信号は、2
つの可能性の中の1つを表わす。第1の可能性は、トラ
ンスポンダ18からコードが受信されなかったことであ
る。第2の可能性は、トランスポンダ18から正しくな
いコードが受信されたことである。ラッチ28は、第1
の抵抗器30を通して上記の高レベル又は低レベルの入
力信号を受け取る。次に、その入力信号は、多数の抵抗
器及びコンデンサを通してろ波される。1つの実施例で
は、第1のコンデンサ32と第2の抵抗器34とは第1
の抵抗器30に接続されている。第1のコンデンサ32
はまた、アースに接続されている。第3の抵抗器36と
第2のコンデンサ38とは、第2の抵抗器34とアース
との間に並列に接続されている。第2の抵抗器34、第
3の抵抗器36及び第2のコンデンサ38は、全て第1
のトランジスタ40のベースに接続されている。
【0013】第1のトランジスタ40と第2のトランジ
スタ42とは、ラッチング機能を行う。第1のトランジ
スタ40のコレクタは、第4の抵抗器44を介して第2
のトランジスタ42のベースに接続されている。第5の
抵抗器46は第2のトランジスタ42のエミッタとベー
スとの間に接続されている。第2のトランジスタ42の
コレクタは、第2の抵抗器34を経て第1のトランジス
タ40のベースに対して動作するように接続されてい
る。第2のトランジスタ42のエミッタは、また電圧源
CCに接続されている。更に第1のトランジスタ40の
エミッタはアースに接続されている。第1のトランジス
タ40のコレクタは、エンジン制御回路24への出力端
に接続されている。
【0014】図1に図解されているように、使用可能化
装置10は更に、HLOS制御回路26とラッチ28と
に接続されたHLOSオーバライド(無効化)回路48
を含む。このHLOSオーバライド回路48は、HLO
S制御回路26と出力ポート22との間において動作す
るように接続されている。HLOSオーバライド回路4
8は、エンジン制御回路24が、トランスポンダ18か
ら送信されたコードであって、エンジン制御回路24の
メモリに記憶されているコードと合致したコードを受信
したとき、HLOS制御回路26とHLOSとを使用可
能にする。更に詳説すれば、HLOSオーバライド回路
48は、トランシーバ16が間違ったコードを受信した
ときは、一例として500msの所定時間の後に、HL
OS制御回路26の動作を阻止する。その上に、HLO
Sオーバライド回路48は、トランシーバ16がコード
を受信しないときにも、HLOS制御回路26の動作を
阻止する。HLOSオーバライド回路48は、ラッチ2
8から信号を受け取るが、より特定的には、図2に示し
た第1のトランジスタ40のコレクタから信号を受け取
る。そのため、もしラッチ28がセットされていなけれ
ば、HLOSオーバライド回路48はHLOS制御回路
26をオーバライドしないであろう。
【0015】再び図2を参照すると、HLOSオーバラ
イド回路48の一実施例が概略的に示されている。HL
OSオーバライド回路48は3つの入力を有する。上記
のように、第1の入力は、ラッチ28の中の第1のトラ
ンジスタ40のコレクタから送られる。この入力は、ダ
イオード50、第6の抵抗器52、第7の抵抗器54及
び第3のコンデンサ56に接続されている。第2の入力
は、第6の抵抗器52と第8の抵抗器58とに接続され
ている。第2の入力は、電源(図示せず)から受け取る
リセット信号である。第3の入力は、HLOS制御回路
26から送られ、第9の抵抗器60に接続されている。
【0016】上記のように、本発明の実施例において
は、HLOSオーバライド回路48の第2の入力である
リセット信号は電源から送られる。このリセット信号に
は時間おくれがあり、それにより電子点火兼燃料噴射装
置12は、正確なコードが読み取られなくても動作可能
にされる。このことは、トランスポンダ18がトランシ
ーバ16へコードを送信し、その送信されたコードがエ
ンジン制御回路24により処理されている間に、電子点
火兼燃料噴射装置12の起動が遅れることを防止する。
電源から送られるリセット信号は、約120msの間、
低レベルである。このリセット信号が高レベルになる
と、第3のコンデンサ56は充電される。第3のコンデ
ンサ56は約300msの中に完全に充電され、その後
第3のトランジスタ62はターンオンする。更に詳説す
れば、電源から第2の入力のリセット信号を受け取る入
力端は、第3のトランジスタ62のベースに対し、動作
するように接続されている。第3のトランジスタ62の
エミッタは接地されている。第2の入力は第6の抵抗器
52に接続されている。第6の抵抗器52はまた、第7
の抵抗器54、ダイオード50及び第3のコンデンサ5
6に接続されている。第3のコンデンサ56の他端は接
地されている。第7の抵抗器54は、第3のトランジス
タ62のベースと第10の抵抗器64とに接続されてい
る。第10の抵抗器64の他端は接地されている。第6
の抵抗器52、第7の抵抗器54、第3のコンデンサ5
6及び第10の抵抗器64は、電源から送られてきたリ
セット信号を、それが第3のトランジスタ62のベース
に送られる前に、ろ波するために用いられる。第3のト
ランジスタ62が一旦ターンオンすると、HLOSオー
バライド回路48の出力は低レベルとなり、それにより
HLOS制御回路26を無能化する。HLOSオーバラ
イド回路48への第3の入力は、第9の抵抗器60を通
して、HLOSオーバライド回路48の出力端に接続さ
れている。第3のトランジスタ62の出力が低レベルに
あるときは、HLOS制御回路26よりの入力の状態の
如何に拘わらず、第9の抵抗器60を通るHLOSオー
バライド回路48への第3の入力は低レベルに保持され
る。
【0017】電源からHLOSオーバライド回路48の
第2入力へ送られるリセット信号が高レベルにあるとき
は、第3のコンデンサ56は充電される。第3のコンデ
ンサ56の充電が、一旦、約300msの中に終了する
と、第3のトランジスタ62はターンオンする。典型的
な場合として点火キーをターンオフしたとき、電源から
送られるリセット信号が低レベル状態にもどると、ダイ
オード50と第8の抵抗器58とは、第3のコンデンサ
56を急速に放電させる。第3のコンデンサ56の急速
な放電により、もし自動車の運転者が自動車を始動する
ことができなかったならば、その運転者が自動車の始動
を急いで再び試みることができるようにする。もしラッ
チ28がセットされているならば、電源から送られるリ
セット信号の状態の如何に拘わらず、第3のトランジス
タ62はターンオンしないであろう。従って、トランス
ポンダ18から正しいコードが受信されないときは、ラ
ッチ28はセットされて、HLOSオーバライド回路4
8はHLOS制御回路26を無能化する。
【0018】図2に示されたラッチ無能化回路66は、
エンジン制御回路24がリセットモードにあるときラッ
チ28を無能化する。ラッチ無能化回路66は、エンジ
ン制御回路24がリセットモードから脱するまで、ラッ
チ28がセットされることを防止する。ラッチ無能化回
路66は、第4のトランジスタ68を含み、同第4のト
ランジスタ68のコレクタは、第2の抵抗器34を通し
て第1のトランジスタ40のベースに対し作動するよう
に接続されている。第4のトランジスタ68のコレクタ
はまた、第2のトランジスタ42のコレクタに接続され
ている。第4のトランジスタ68のエミッタは接地され
ている。第11の抵抗器70は、第4のトランジスタ6
8のベースとエンジン制御回路24との間に接続されて
いる。第12の抵抗器72の一端は、第11の抵抗器7
0と第4のトランジスタ68のベースとの間に接続さ
れ、その他端は接地されている。
【0019】図1において、出力使用可能化回路74
は、ラッチ28に電気的に接続されており、出力ポート
22の動作を可能にさせないようにすることにより、自
動車の電子点火兼燃料噴射装置12との接続を絶つ。図
2を参照すると、出力使用可能化回路74の入力は、ラ
ッチ28の中の第1のトランジスタ40のコレクタに電
気的に接続されている。第13の抵抗器76の一端は、
第1のトランジスタ40のコレクタに電気的に接続され
た入力回路に接続され、その他端は、出力使用可能化回
路74への入力端に接続されている。第14の抵抗器7
8の一端は、第13の抵抗器76に接続され、その他端
は接地されている。第13の抵抗器76と第14の抵抗
器78とは両方とも、第5のトランジスタ80のベース
に接続されている。第5のトランジスタ80のコレクタ
は、出力使用可能化回路74の出力と第15の抵抗器8
2とに接続されている。第15の抵抗器82の他端は、
電圧源VCCに接続されている。第5のトランジスタ80
は、ラッチ28がセットされているときはオフにされて
いる。第5のトランジスタ80は、一実施例としてマイ
クロプロセッサである別の点火制御回路に対するリセッ
ト作用の制御を行う。第5のトランジスタ80がオフの
ときは、電圧源VCCは、第15の抵抗器82を介して出
力使用可能化回路74の出力を高レベルに保つ。もし出
力使用可能化回路74の出力が低レベルであれば、上記
の別の点火制御回路はリセットされ、従って無能化され
るであろう。この出力使用可能化回路74は、電子点火
兼燃料噴射装置12の一部分又は全部であるとして既に
述べたところの、燃料噴射器、燃料ポンプ、その他の燃
料噴射関連機器などに対する他の出力のために使用する
ことができる。
【0020】次に、図3A及び3Bに示したフローチャ
ートについて説明する。図3Aを参照すると、ブロック
82において、トランスポンダ18を内蔵した点火キー
が点火キー差込孔に挿入され、始動位置に回される。ブ
ロック84において、エンジン制御回路24は、EEC
モジュール14について問題があるか否か、すなわちエ
ンジン制御回路24は、EECモジュールが無能化(使
用禁止)されたモードで動作中であるか否かを判断す
る。その結果、イエスであれば、ブロック86において
ラッチ28はセットされる。反対にノーであれば、ブロ
ック88においてエンジン制御回路24は所定のコー
ド、すなわちキーコードを要求する。ブロック90にお
いて、トランシーバ16はトランスポンダ18に対し電
力信号を送信し、トランスポンダ18のコンデンサ(図
示せず)を充電する。同コンデンサが一旦充電される
と、ブロック92において、トランスポンダ18は、上
記コンデンサの充電電荷を用いてトランシーバ16に向
けて所定のコードを送信する。ブロック94において、
トランシーバ16は、上記所定のコードを受信し、それ
をEECモジュール14へ転送する。ブロック96にお
いて、エンジン制御回路24は、上記所定のコードをメ
モリに記憶されているコードと比較する。ブロック97
において、比較の結果として合致が判断されると、ブロ
ック86においてラッチ28はセットされる。もし合致
しないと判断されると、ブロック98において、カウン
タは、そのときの上記の所定コードの送受信及び比較は
第n回目(但し、nは例えば10のような所定数)であ
ったか否かを判断する。もし、ノー、すなわち未だ第n
回目に達していないと判断されると、ブロック88に戻
り、EECモジュール14、より特定的にはエンジン制
御回路24は、トランスポンダ18に対し更に所定コー
ドを送信することを要求する。他方、イエス、すなわち
第n回目(例えば第10回目)であると判断されると、
図3Bのブロック100に進み、同ブロックにおいてH
LOSは無能化される。その結果、ブロック102にお
いて、電子点火兼燃料噴射装置12のすべて(起動ソレ
ノイドを含む)は無能化される。従って、ブロック10
4において自動車の運転は防止される。
【0021】図3Aの判断ブロック97に戻り、もし送
信されてきた所定のコードがメモリ(一例としてEEP
ROM)に記憶されているコードと合致すれば、ブロッ
ク86においてラッチ28はセットされる。次に、ブロ
ック106において電子点火兼燃料噴射装置12は使用
可能にされ、ブロック108において自動車は始動及び
走行が可能にされる。ブロック110において、エンジ
ン制御回路24は、所定のコードとメモリに記憶されて
いるコードとの比較を続ける。判断ブロック112にお
いて、もし両方のコードが合致すると判断されると、ブ
ロック110に戻り、そこで再び両コード間の比較が行
われる。この折返し比較判断操作は、点火キーがオフ位
置に回されるまで続行される。もしブロック112にお
ける判断において両コード間の合致が成立しないと、ブ
ロック114において、エンジン制御回路24は、EE
Cモジュールの使用禁止モードに入る。1つの実施例と
して、発光ダイオードのような表示器が、自動車の使用
者に対して、自動車は、使用可能化装置10を使用しな
いで運転されていることを警報するであろう。使用可能
化装置10が動作していないときは、正式のキーコード
によることなく自動車は始動され、かつ、運転されるで
あろう。
【0022】以上、本発明を図解により説明した。但
し、以上の記載の中で使用された用語は、発明の説明の
ために用いられたものであり、限定することを意図した
ものではないことを理解するべきである。上記の教示に
基いて、本発明の多くの修正と変更とが可能である。従
って、特許請求の範囲に記載の本発明の技術的範囲内に
おいて、本発明は、上述の特定的な説明とは異なった態
様で実施することができる。
【図面の詳細な説明】
【図1】本発明による自動車のための使用可能化装置の
ブロック図である。
【図2】図1の使用可能化装置の一部分の電気回路図で
ある。
【図3】図1及び図2の使用可能化装置を動作させるた
めの方法のフローチャートである。
【符号の説明】
10 使用可能化装置 11 バッテリ 12 電子点火兼燃料噴射装置 14 EECモジュール(電子式エンジン制御モジュー
ル) 16 トランシーバ 18 トランスポンダ 20 二方向性入力ポート 22 出力ポート 24 エンジン制御回路 26 HLOS(ハードウエアが限定されたオペレーテ
ィング・システム)制御回路 28 ラッチ 48 HLOSオーバライド(無効化)回路 74 出力使用可能化回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子点火装置を有する自動車のための使
    用可能化装置であって、 入力ポート及び出力ポートを有する電子式内燃機関制御
    モジュールと、 前記入力ポートと前記出力ポートとの間において動作す
    るように接続され、前記自動車の電子点火装置を制御す
    るための内燃機関制御回路と、 前記内燃機関制御回路に向けて所定のコードを送信する
    トランスポンダと、 前記入力ポートと前記出力ポートとの間に電気的に接続
    されている、ハードウエアが限定されたオペレーティン
    グシステム制御回路であって前記内燃機関制御回路の少
    なくとも一部分が使用禁止されたとき、前記電子点火装
    置を制御するための前記ハードウエアが限定されたオペ
    レーティングシステム制御回路と、 前記内燃機関制御回路と前記出力ポートとの間において
    動作するように前記内燃機関制御回路に接続されたラッ
    チであって、前記内燃機関制御回路が前記トランスポン
    ダより送信される前記所定のコードを受信するとき、前
    記電子点火装置を使用可能にするための前記ラッチと、 前記ハードウエアが限定されたオペレーティングシステ
    ム制御回路と前記出力ポートとの間におかれ、前記ハー
    ドウエアが限定されたオペレーティングシステム制御回
    路と前記ラッチとに接続されたオーバライド回路であっ
    て、前記内燃機関制御回路が前記トランスポンダより送
    信される前記所定のコードを受信するときに、前記ハー
    ドウエアが限定されたオペレーティングシステム制御回
    路を使用可能にするための前記オーバライド回路と、を
    包含することを特徴とする電子点火装置を有する自動車
    のための使用可能化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車のための使用可
    能化装置であって、前記内燃機関制御回路がリセットモ
    ードにあるとき、前記ラッチを使用禁止するためのラッ
    チ使用禁止回路を含むことを特徴とする電子点火装置を
    有する自動車のための使用可能化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の自動車のための使用可
    能化装置であって、前記内燃機関制御回路は、前記トラ
    ンスポンダより送信される前記所定のコードを受信する
    ための受信装置を含むことを特徴とする電子点火装置を
    有する自動車のための使用可能化装置。
JP17522596A 1995-07-05 1996-07-04 自動車のための使用可能化装置 Pending JPH0968147A (ja)

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