JPH0966772A - 車両用後方視認装置 - Google Patents

車両用後方視認装置

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JPH0966772A
JPH0966772A JP24875495A JP24875495A JPH0966772A JP H0966772 A JPH0966772 A JP H0966772A JP 24875495 A JP24875495 A JP 24875495A JP 24875495 A JP24875495 A JP 24875495A JP H0966772 A JPH0966772 A JP H0966772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リヤスポイラーにミラーを配置する場合に、
車両後方へのミラーの突出量を小さくするとともに、リ
ヤウインドウを通して直接得られる後方視界を遮らない
ようにリヤスポイラーをデザインすることを可能にし、
また車両後方直後位置を視認できるようにする。 【解決手段】 リヤスポイラー24の下面に第1の反射
鏡28を取り付ける。車室内側にプリズム44、第2の
反射鏡42、フレネル凹レンズ40を配置する。車両後
方直後の映像は第1の反射鏡28で反射され、プリズム
44で屈折され、第2の反射鏡42で反射されて運転者
の視点48に導かれる。車両後方のやや離れた位置の映
像はフレネル凹レンズ40で直接取り込まれて運転者の
視点48に導かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両後方下部の
映像をミラーで反射して運転者の視点に導くための車両
用後方視認装置に関し、リヤスポイラーにミラーを配置
する場合に、車両後方へのミラーの突出量を小さくする
とともに、リヤウインドウを通して得られる直接後方視
界を遮らないようにリヤスポイラーをデザインすること
を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車その他の車両においては、運転席
からリヤウインドウガラスを通して車両後方を見た場合
に車両後方下部が死角となる。特に、車高が高い1ボッ
クス車等では死角が大きい。そこで、車両後方下部の映
像を運転者が視認できるように車両後部にリヤアンダー
ミラー等と呼ばれる反射鏡が装着される。
【0003】従来のリヤアンダーミラーは、図2に示す
ように、車両後部の外側にリヤウインドウ11を臨むよ
うにブラケット10を介して凸面鏡12を取り付けたも
のが一般的であった。また、別の形式のリヤアンダーミ
ラーとして、実開平2−17441号公報には、図3に
示すように、車両後部のリヤスポイラー14の下面にリ
ヤウインドウ15を臨むようにミラー16を取り付けた
ものが開示されている。また、実開平1−145642
号公報にも同様に、車両後部のリヤスポイラーの下面に
リヤウインドウを臨むようにミラーを取り付けたものが
開示されている。また、実開平2−42849号公報に
は、図4に示すように、リヤウインドウ17の室内側に
2枚のミラー18,19を配し、ミラー18で車両後方
下部の映像を捉え、これをミラー19で反射して運転者
の視点に導くようにしたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図2、図3のリヤ
アンダーミラーによれば、車両直後の下方位置を視認す
るのは比較的容易であるが、車両後方にやや離れた位置
を視認するには、ミラー面の取付角度を浅く(水平に近
く)しなければならず、ミラー面の大きさに比して見え
る映像範囲が極端に狭くなる。このため、ミラーの車両
前後方向の長さを長くして映像範囲を広げる必要があ
り、車両後方へのミラーの突出量が大きくなる問題があ
った。特に、図3のものでは、ミラー16の突出量の増
大は、リヤスポイラー14の大型化を招いていた。ま
た、図3のものでは、リヤスポイラー14がリヤウイン
ドウ15の上部を覆う形となるため、ミラー16をリヤ
スポイラー14の長手方向(車両幅方向)の一部にのみ
配設する場合であっても、リヤスポイラー14はリヤウ
インドウ15の上部の幅方向全体に覆い被さる形とな
り、リヤウインドウ15を通して直接得られるはずの後
方視界が大きく遮られる欠点があった。また、リヤスポ
イラー14のデザインも好ましいものではなかった。
【0005】前記図4のリヤアンダーミラーによれば、
ミラー18の視界範囲がリヤウインドウ17の下縁部で
遮られるため、車両後方直後位置が死角となる問題があ
った。また、車室内側に2枚のミラー18,19が必要
であり、ミラー19はミラー18の視界範囲を遮らない
ように低い位置に配置しなければならず、後部座席の乗
員で見えなくなるおそれがあった。
【0006】この発明は、前記従来の技術における欠点
を解決して、リヤスポイラーにミラーを配置する場合
に、車両後方へのミラーの突出量を小さくするととも
に、リヤウインドウを通して得られる直接後方視界を遮
らないようにリヤスポイラーをデザインすることを可能
にし、また後部座席に乗員がいても容易に視認すること
ができるようにし、さらには車両後方の映像を別途広角
に取り込めるようにした車両用後方視認装置を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、リヤスポイ
ラーの下面に第1の反射鏡を取り付け、リヤウインドウ
の車室内側に第2の反射鏡を配して、第1の反射鏡で反
射された車両後方下部の映像をリヤウインドウを透過し
て第2の反射鏡に入射し、この第2の反射鏡で車両前方
に向けて反射して運転席の方向へ導くようにしたもので
ある。これによれば、第1の反射鏡は車両後方下部の映
像を第2の反射鏡に向けて前方斜め下方に反射すればよ
いので、直接運転者の視点に向けて水平方向に反射する
場合に比べて、ミラー面の大きさに比して見える映像範
囲が広がり、第1の反射鏡の車両前後方向の長さを抑え
て、車両後方への第1の反射鏡の突出量を少なくするこ
とができる。これにより、リヤスポイラーも小型化する
ことができる。また、リヤスポイラーをリヤウインドウ
の上部に覆い被さらないようにデザインすることができ
るので、第2の反射鏡をリヤウインドウの幅方向の一部
に配置するデザインにすれば、第2の反射鏡によって遮
られる直接後方視界の範囲を小さくすることができ、直
接後方視界の視認性を向上させることができる。また、
リヤスポイラーのデザインも良好なものとなる。
【0008】また、第1の反射鏡は車外に配置されるの
で、視界範囲がリヤウインドウによって遮られることが
なく、車両後方直後位置まで容易に視界範囲を広げるこ
とができる。また、車室内には1枚の反射鏡(第2の反
射鏡)を配置すればよいので車室内側の装置をコンパク
トに配置することができ、しかも第2の反射鏡は車外に
配置される第1の反射鏡の視界範囲を遮らないので、比
較的高い位置に配置することができ、後部座席に乗員が
いても容易に視認することができる。また、車両後方下
部の映像を第1、第2の反射鏡で偶数回反射するため、
映像が正立像となり(前記図2、図3の従来のリヤアン
ダーミラーでは逆転像となる。)見易く、誤認が少なく
なる。
【0009】また、第1の反射鏡と第2の反射鏡との間
であってリヤウインドウの車室内側にプリズムを配設
し、第1の反射鏡で反射されてリヤウインドウを透過し
た車両後方下部の映像をこのプリズムでリヤウインドウ
寄りに屈折させて第2の反射鏡に入射することにより、
車室内に配置される第2の反射鏡を比較的立てた姿勢に
配置することができ、車室内側の装置を薄くコンパクト
に配置することができる。
【0010】また、第1の反射鏡をリヤスポイラーの延
在方向に直角な平面で切断した反射面の断面形状を湾曲
した凸面に形成することにより、車両後方の前後方向に
広い視界範囲を確保することができる。また、第1、第
2の反射鏡を表面に反射面を構成した表面鏡で構成する
ことにより、2重像の無い明瞭な間接視界が得られる。
【0011】また、第2の反射鏡の上方のリヤウインド
ウを臨む位置に凹レンズを配設し、車両後方の映像をリ
ヤウインドウを通してこの凹レンズで広角に取り込ん
で、運転者の視点の方向に直接導くことにより、第1、
第2の反射鏡で車両後方下部の映像を比較的大きく取り
込むとともに、別途凹レンズで車両後方向の映像を広角
に取り込むことができる。この場合、凹レンズをフレネ
ル凹レンズで構成すれば薄く構成することができ、車室
内側の装置を薄くコンパクトに構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)この発明の第1の実施の形態を以下説
明する。図5はその概要を示す車両後部の構成である。
車両20のリヤウインドウ22の外側上方位置には、リ
ヤスポイラー(ルーフスポイラー)24が車両幅方向に
沿って水平方向に延在した状態で車両後方に突出して車
両ボデー26(屋根、後部ドア上部等)に取り付けた状
態で配設されている。リヤスポイラー24の下面の車両
幅方向中央部(または左右にずれ位置であってもよ
い。)には、凸面鏡で構成された反射鏡28(第1の反
射鏡)が反射面28aを下方または斜め下方に向けて、
はめ込み、ねじ止め、接着、粘着等により取り付けられ
ている。リヤウインドウ22の車室内側の上部位置に
は、反射鏡28と対面する位置に、反射鏡28と略々同
じ車両幅方向の寸法を有する車室内側装置30が接着、
粘着、ねじ止め等によって取り付けられている。
【0013】図5のA−A断面(リヤスポイラー24の
延在方向に直角な平面で切断した断面)を図1に示す。
反射鏡28は正面形状が略々四角形で、一定曲率の凸状
の球面(例えば半径1000mm程度の球面)を有する凸
面鏡で構成されている。反射鏡28は球面状に湾曲して
いるプラスチック板、透明ガラス板等の表面にクロム、
アルミ等の金属反射膜を成膜して表面鏡として構成され
ている。
【0014】車室内側装置30はケース32を有し、こ
のケース32がリヤウインドウ22の内側の面の上部中
央位置に固定配設されている。ケース32の車両後方寄
りの部分は全面が開口部34として形成されている。ケ
ース32の車両前方寄りの面には、開口部36,38が
上下2段に形成されている。上段の開口部36には、正
面形状が横長四角形状のフレネル凹レンズ40がその面
を略々垂直に立てた状態でまたは車両後方やや下方に向
けて傾けた状態で配設されている。フレネルレンズ40
は、図6に正面図および縦断面図を示すように、片面4
0aが平坦面に形成され、他面40bがフレネル凹レン
ズを形成する凹凸面に形成され、これによりフレネルレ
ンズ40は上下方向および左右方向に広角にした車両後
方水平方向または水平方向よりもやや下方に傾けた視界
範囲が得られる。
【0015】下段の開口部38には、正面形状が横長四
角形状の反射鏡(第2の反射鏡)42が反射面42aを
車両前方やや斜め上方に向けて配設されている。第2の
反射鏡42は、一定曲率の凸状の球面(例えば半径10
00mm程度の球面)を有する凸面鏡で構成されている。
第2の反射鏡42は球面状に湾曲しているプラスチック
板、ガラス板等の表面にクロム、アルミ等の金属反射膜
を成膜して表面鏡として構成されている。
【0016】フレネル凹レンズ40と第2の反射鏡42
との間には、第1の反射鏡28で反射した車両後方の映
像を入射する位置にプリズム44が略々水平面に寝かせ
た姿勢で配設されている。プリズム44は透明プラスチ
ック板あるいは透明ガラス板等で構成され、車両前方側
が薄く車両後方側が厚い台形状の断面形状とされ、第1
の反射鏡28で反射されて車両前方斜め下方に向けられ
てリヤウインドウ22を透過した車両後方下部の映像を
リヤウインドウ22寄りに屈折させて第2の反射鏡42
に入射する。
【0017】以上の構成の図1の車両用後方視認装置4
6によれば、車両後方直後位置を含む車両後方下部の映
像は、二点鎖線で示すように、第1の反射鏡28で反射
されて車両前方斜め下方に向けられ、リヤウインドウ2
2を透過して、ケース32の開口部34から車室内側装
置30に入射され、プリズム44でリヤウインドウ22
寄りに屈折され、第2の反射鏡42で反射されて、車両
前方略々水平方向に向けられ、運転者の視点48の方向
に導かれる。この場合、第1の反射鏡28は車両後方下
部の映像をプリズム44に向けて斜め下方に反射すれば
よいので、直接運転者の視点40に向けて水平方向に反
射する場合に比べて、ミラー面の大きさに比して見える
車両後方の映像範囲が広がり、ミラーの車両前後方向の
長さを抑えて、車両後方への突出量を少なくすることが
でき、リヤスポイラー24も小型にすることができる。
ちなみに、車両後方の映像を直接運転者の視点に向けて
水平方向に反射するように反射鏡を配置した場合に、図
1と同様の視界範囲を確保するには、図7に示すように
車両前後方向の寸法が大きい反射鏡50を用いなければ
ならず、車両後方向への突出量が大きくなり、この反射
鏡50を保持するリヤスポイラーも大型化してしまう。
【0018】また、第1の反射鏡28で反射された車両
後方斜め下方の映像をプリズム44でリヤウインドウ2
2寄りに屈折するので、第2の反射鏡42をリヤウイン
ドウ22寄りの位置にしかも比較的立てた姿勢に配置す
ることができ、車室内側装置30を比較的薄く構成する
ことができる。
【0019】また、車両後方水平方向または車両後方や
や斜め下方の映像は、図1に一点鎖線で示すように、フ
レネル凹レンズ40で上下方向および左右方向に広角で
取り込まれて車両前方略々水平方向に向けられ、運転者
の視点48の方向に導かれる。
【0020】図1の車両用後方視認装置46による視界
範囲を図8に示す。これによれば、第1、第2の反射鏡
28,42による視界範囲A1は車両後方直後の約0〜
2mの範囲であり、フレネル凹レンズ40による視界範
囲A2はそれよりも後方の約3〜8mの範囲である。な
お、第1の反射鏡28の曲率半径を小さくすれば、第
1、第2の反射鏡28,42による視界範囲A1を広げ
ることができ、例えば約0〜3mに広げれば、両視界範
囲A1,A2の間の死角をなくすことができる。
【0021】(発明の実施の形態2)この発明の第2の
実施の形態を図9に示す。この車両用後方視認装置52
は、前記図1の構成からプリズム44を省いて部品点数
を削減したものである。プリズム44を省いた分第2の
反射鏡42′(凸状の球面を有する凸面鏡)の短手方向
の寸法をやや大き目に構成し、かつやや車両前方寄りの
位置にやや寝かせた状態に配置している。これにより、
図1のものと同じ視界範囲(図8参照)が得られる。
【0022】(発明の実施の形態3)この発明の第3の
実施の形態を図10に示す。この車両用後方視認装置5
2は、前記図1の断面台形状のプリズム44に代えて、
板状プリズム56を配置したものである。板状プリズム
56は図10中に一部を拡大して示すように、裏面56
aが平坦面に形成され、表面56bには長手方向(車両
幅方向)に延びた略々V字状の溝が短手方向に一定ピッ
チで複数本形成され、長手方向に直角な平面で切断した
断面が上面に鋸歯状の凹凸面を形成している。この鋸歯
状の凹凸面の車両後方向きの面58は略々垂直面に形成
され、車両前方向きの面60は斜め上方に向いた傾斜面
に形成されている。
【0023】これによれば、第1の反射面28で反射し
た車両後方下部の映像は、板状プリズム56の上面56
bの傾斜面60で略々垂直方向に大きく屈折され、下面
56aの平坦面をほぼ直進して第2の反射鏡42に入射
され、第2の反射鏡42で運転者の視点の方向に向けて
略々水平に反射される。
【0024】(その他の実施の形態)第2の反射鏡と運
転者の視点との間に他の光学部品を配置することもでき
る。例えば、図11の車両用後方視認装置66は、第1
の反射鏡28と第2の反射鏡42との間にプリズムを配
置するのに代えて、第2の反射鏡42の出射方向にプリ
ズム62を配置したものである。
【0025】第1の反射鏡は反射面の断面形状が円弧状
のものに限らない。例えば、図12の第1の反射鏡2
8′の反射面は、リヤスポイラー24の延在方向に直角
な平面で切断した断面形状を車両前方寄りの部分28A
は一定の曲率を有する円弧状の凸面に形成し、車両後方
寄りの部分28Bは円弧状の凸面28Aと連続面をなし
その曲率半径が円弧状の凸面28Aよりも短くかつ車両
後方に行くに従い徐々に曲率半径が短くなる曲率徐変の
凸面に形成している(リヤスポイラー24の延在方向に
平行でかつ反射鏡28′の反射面に直角な平面で切断し
た断面形状は一定の曲率を有する円弧状の凸面に形成し
ている。)。これにより、円弧状の凸面28Aは距離感
の必要な車両後方直後位置の映像を比較的大きく映し出
し、曲率徐変の凸面28Bは障害物の有無がわかればよ
い車両後方のやや離れた位置の映像を広角に映し出し、
広い視覚範囲が得られる。
【0026】前記各実施の形態では第1、第2の反射鏡
のほかにフレネルレンズを併設したが、第1、第2の反
射鏡の視覚範囲を広く設定して、フレネルレンズを省く
こともできる。前記各実施の形態では、第1、第2の反
射鏡とも凸面鏡としたが、第1の反射鏡を凸面鏡とし、
第2の反射鏡を平面鏡とすることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、車両の外側に配置する反射鏡(第1の反射鏡)の車
両後方への突出量を少くすることができ、リヤスポイラ
ーを小型化することができる。また、リヤウインドウを
通して得られる直接視界を遮らないようにリヤスポイラ
ーをデザインすることができる。また、第1の反射鏡は
車外に配置されるので車両後方直後位置も視界範囲に入
れることができる。また、車室内の反射鏡は1枚(第2
の反射鏡)で済み、しかも比較的高い位置に配置するこ
とができるので、後部座席に乗員がいても容易に視認す
ることができる。また、凹レンズを組み合わせれば、車
両後方の映像を広角に取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施の形態を示す図で、図
5のA−A矢視断面図である。
【図2】 従来のリヤアンダーミラーを装着した車両を
示す斜視図である。
【図3】 従来の他のリヤアンダーミラーを装着した車
両を示す斜視図である。
【図4】 従来のさらに別のリヤアンダーミラーを装着
した車両を示す斜視図である。
【図5】 この発明の車両用後方視認装置を装着した車
両を示す斜視図である。
【図6】 図1のフレネルレンズ40の正面図および縦
断面図である。
【図7】 従来のリヤアンダーミラーで図1と同様の視
野範囲を確保するためのミラー配置を示す断面図であ
る。
【図8】 図1の車両用後方視認装置48による視界範
囲を示す平面図および側面図である。
【図9】 この発明の第2の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図10】 この発明の第3の実施の形態を示す断面図
である。
【図11】 この発明のその他の実施の形態を示す断面
図である。
【図12】 この発明のその他の実施の形態を示す断面
図である。
【符号の説明】
20 車両 22 リヤウインドウ 24 リヤスポイラー 26 車両ボデー 28,28′ 第1の反射鏡 28a,42a 反射面 40 フレネル凹レンズ(凹レンズ) 42,42′ 第2の反射鏡 44,56 プリズム 46,52,54,66 車両用後方視認装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のリヤウインドウの外側上方位置に車
    両幅方向に沿って水平方向に延在した状態で車両後方に
    突出して車両ボデーに取り付けられたリヤスポイラー
    と、 このリヤスポイラーの下面に反射面を下方または車両前
    後方向斜め下方に向けて取り付けられて、車両後方下部
    の映像をリヤウインドウに向けて車両前方斜め下方に反
    射する第1の反射鏡と、 前記リヤウインドウの車室内側に配設されて、前記反射
    鏡で反射された車両後方下部の映像を前記リヤウインド
    ウを通して入射して、車両前方に向けて反射して運転席
    の方向へ導く第2の反射鏡とを具備してなる車両用後方
    視認装置。
  2. 【請求項2】前記第1の反射鏡と前記第2の反射鏡との
    間の前記リヤウインドウの車室内側にプリズムを配設
    し、前記第1の反射鏡で反射されて前記リヤウインドウ
    を透過した車両後方下部の映像をこのプリズムで前記リ
    ヤウインドウ寄りに屈折させて前記第2の反射鏡に入射
    してなる請求項1に記載の車両用後方視認装置。
  3. 【請求項3】前記第1の反射鏡を前記リヤスポイラーの
    延在方向に直角な平面で切断した反射面の断面形状が湾
    曲した凸面に形成されてなる請求項1または2に記載の
    車両用後方視認装置。
  4. 【請求項4】前記第1、第2の反射鏡が反射面を表面に
    形成した表面鏡で構成されてなる請求項1〜3のいずれ
    かに記載の車両用後方視認装置。
  5. 【請求項5】前記第2の反射鏡の上部の前記リヤウイン
    ドウを臨む位置に凹レンズを配設し、車両後方の映像を
    前記第1の反射鏡を介さずに直接前記リヤウインドウを
    通してこの凹レンズで広角に取り込んで、運転者の視点
    の方向に直接導いてなる請求項1〜4のいずれかに記載
    の車両用後方視認装置。
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CN102537832A (zh) * 2010-12-29 2012-07-04 海洋王照明科技股份有限公司 菲涅尔透镜及使用该菲涅尔透镜的灯具

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