JPH0964021A - プラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理方法

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JPH0964021A
JPH0964021A JP23774795A JP23774795A JPH0964021A JP H0964021 A JPH0964021 A JP H0964021A JP 23774795 A JP23774795 A JP 23774795A JP 23774795 A JP23774795 A JP 23774795A JP H0964021 A JPH0964021 A JP H0964021A
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龍 野中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理済みの被処理体を静電チャック上から離
す際に、揺れや跳ね上がりなどの現象を起こすことがな
いプラズマ処理方法を提供する。 【解決手段】 処理室2内の静電チャック11上にウエ
ハWを保持し、処理室2内を所定の真空度にし、処理室
2内にプラズマを発生させて静電チャック11上の被処
理体Wに対して所定のプラズマ処理を施す方法におい
て、プラズマ処理を施した後、処理室2内に気体を導入
して処理室2内の圧力を0.5〜3Torrの真空度に
した状態で、ウエハWを静電チャック11上から離す。
静電チャック11上からウエハWが離れる寸前に静電チ
ャック11の絶縁体表面とウエハW裏面との間で、互い
の残留電荷同士が放電を起こして除電が行われ、静電チ
ャック11上からウエハWをスムーズに離すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理体に対し
て、エッチング処理を始めとする各種のプラズマ処理を
施す際のプラズマ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造プロセスにおけるエッ
チング処理を例にとると、半導体ウエハ(以下、「ウエ
ハ」という)などの表面の絶縁膜をエッチングして、コ
ンタクトホールを形成する際、従来からプラズマを利用
するエッチング装置が使用されている。その中でもとり
わけ処理室内の上下に電極を対向配置したいわゆる平行
平板型のエッチング装置は、比較的大口径のウエハの処
理に適していることから数多く使用されている。
【0003】ところでエッチング処理中は、ウエハを電
極上に保持する必要があるため、従来のエッチング装置
においては、例えば特開平4−51542号にも開示さ
れているような静電チャックが、下部電極上に設けられ
ている。またこの下部電極内には、下部電極内を上下動
してウエハを静電チャック上からリフトアップ自在な複
数のリフターピンが一般的に内設されている。そして、
このリフターピンが下部電極に対して相対的に上昇した
状態で、処理室の外部から搬入されたウエハがリフター
ピン上に受け渡され、その後、リフターピンが下部電極
に対して相対的に下降することにより、静電チャック上
に前記ウエハが載置されるようになっている。
【0004】前記静電チャックは、絶縁体に電極が内設
された構成を有しており、直流電圧をこの電極に印加し
た際に生ずる静電気力(クーロン力)によって、静電チ
ャック上に載置されたウエハを吸着保持するようになっ
ている。そして、所定のエッチング処理が終了すると、
先ず、静電チャック内の電極への印加が解除されてリフ
ターピンが下部電極に対して相対的に上昇することによ
りウエハを静電チャック上からリフトアップし、その
後、エッチング処理済みのウエハを処理室外に搬出する
構成となっている。また、エッチング処理済みのウエハ
の搬出後、再び次の新しいウエハが処理室内に搬入さ
れ、以下同様の工程が繰り返されてエッチング処理が施
されるようになっている。
【0005】この場合、エッチング処理を繰り返し行う
ことにより静電チャック上への被処理体の吸着回数が多
くなってくると、静電チャックの絶縁体表面に、被処理
体を吸着する際に印加される直流電圧とは逆の極性の電
荷が次第に残留するようになり、その結果、直流電圧を
印加してもウエハを確実に吸着できなくなるおそれがあ
る。そのため従来からそのような静電チャックの残留電
荷を除去する方法が提案されており、例えば特公昭63
−36138号においてはウエハを静電チャック上から
リフトアップした後に放電圧力のガスを処理室内に導入
し、処理室内の電極で高周波放電させて、静電チャック
表面の電荷を除去する方法が提案され、前出特開平4−
51542号においては、その際に不活性ガスを導入し
て放電させることが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上のような
エッチング装置においては、所定のエッチング処理が終
了して静電チャック内の電極への印加が解除されても、
静電チャックの絶縁体表面とウエハ裏面とが残留電荷に
よって吸着した状態が維持されるようになる。このた
め、リフターピンが下部電極に対して相対的に上昇して
エッチング処理済みのウエハを静電チャック上からリフ
トアップするに際し、残留吸着の影響で静電チャック上
からウエハをスムーズに離すことができず、離れる瞬間
にウエハがリフターピン上で揺れたり、跳ね上がったり
するといった問題が生じる。このようにウエハがリフタ
ーピン上で動いてしまうと、リフトアップした際にリフ
ターピン上でのウエハの位置が定まらなくなり、搬送不
良を引き起こす原因となっていた。
【0007】ところが前記した従来のエッチング装置
は、いずれもエッチング処理済みのウエハを静電チャッ
ク上からリフトアップした後で放電を発生させ、残留電
荷を除去しているため、上記したようなウエハを静電チ
ャック上からリフトアップする際に生ずる、ウエハの揺
れや跳ね上がりといった現象を回避することができな
い。このため、前記した従来のエッチング装置では、処
理済みのウエハを処理室内から搬出する際にウエハの位
置が定位置に定まらず、搬送不良を起こすおそれがあっ
た。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、処理済みの被処理体を静電チャック
上から離す際に揺れや跳ね上がりといった現象を起こす
ことがないプラズマ処理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1のプラズマ処理方法は、処理室内に設けら
れた静電チャック上に被処理体を保持し、前記処理室内
を所定の真空度にし、前記処理室内にプラズマを発生さ
せて前記静電チャック上の被処理体に対して所定のプラ
ズマ処理を施す方法において、前記プラズマ処理を施し
た後、前記処理室内に気体を導入して処理室内を0.5
〜3Torrの真空度にした状態で、前記被処理体を前
記静電チャック上から離すことを特徴とする。
【0010】また請求項2のプラズマ処理方法は、処理
室内における支持部材によって支持した被処理体を、静
電チャックに対するこの支持部材の相対的な下降によっ
て静電チャック上に移載して該静電チャック上に保持さ
せ、前記処理室内を所定の真空度にし、前記処理室内に
プラズマを発生させて前記静電チャック上の被処理体に
対して所定のプラズマ処理を施し、該プラズマ処理を施
した被処理体を、前記静電チャックに対する支持部材の
相対的な上昇により前記静電チャック上から離すプラズ
マ処理方法において、前記プラズマ処理を施した後、前
記処理室内に気体を導入して処理室内を0.5〜3To
rrの真空度にした状態で、前記静電チャックに対して
支持部材を相対的に上昇させて前記被処理体を前記静電
チャック上から離すことを特徴とするものである。
【0011】これら請求項1と請求項2の発明におい
て、前記「静電チャック」は、例えば、後述の発明の実
施の形態にて示しように、導電性の薄膜をポリイミド系
樹脂などの絶縁材料によって上下から挟持した構成を有
している。
【0012】そしてプラズマ処理を施した後、処理室内
に気体を導入して処理室内を0.5〜3Torrの真空
度にし、その状態で例えばリフターピンの如き支持部材
を静電チャックに対して相対的に上昇させることによ
り、被処理体を静電チャック上から離す。ここで、前記
処理室内に導入される気体は特に限定は無いが、例え
ば、N2(窒素)ガス、その他、Ar(アルゴン)ガス
等の不活性ガスなども好適に利用することができる。こ
のように、前記処理室内に気体を導入して0.5〜3T
orrの真空度にした状態で、被処理体を静電チャック
上から離すと、離れる寸前に静電チャックの絶縁体表面
と被処理体裏面との間で互いの残留電荷同士が放電を起
こすことにより除電が行われて、静電チャック上から被
処理体をスムーズに離すことができるようになる。
【0013】被処理体を静電チャック上から離す際の処
理室内の真空度が0.5Torr未満であると、静電チ
ャックの絶縁体表面と被処理体裏面との間に放電を確実
に発生させることが不可能となり、十分に除電できない
場合が生ずるおそれがある。一方、被処理体を静電チャ
ック上から離す際の処理室内の真空度が3Torrを超
えるものとすることは、実用的に困難である。よって、
本発明において前記処理室内の真空度は0.5〜3To
rrにするのがよい。なお、より好ましい真空度の範囲
は、請求項3に記載したように、1〜2Torrであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をエッ
チング処理方法に適用した例に基づいて説明する。図1
は、本発明の実施の形態に用いたエッチング装置1の断
面を模式的に示している。このエッチング装置1におけ
る処理室2は、気密に閉塞自在な酸化アルマイト処理さ
れたアルミニウムなどからなる円筒形状の処理容器3内
に形成され、当該処理容器3自体は接地線4を介して接
地されている。前記処理室2内の底部にはセラミックな
どの絶縁支持板5が設けられており、この絶縁支持板5
の上部に、被処理体例えば直径8インチの半導体ウエハ
(以下、「ウエハ」という)Wを載置するための下部電
極を構成する略円柱状のサセプタ6が、上下動自在に収
容されている。
【0015】前記サセプタ6は、前記絶縁支持板5及び
処理容器3の底部を遊貫する昇降軸7によって支持され
ており、この昇降軸7は、処理容器3外部に設置されて
いる駆動モータ8によって上下動自在となっている。従
ってこの駆動モータ8の作動により、前記サセプタ6
は、図1中の往復矢印に示したように、上下動自在とな
っている。なお処理室2の気密性を確保するため、前記
サセプタ6と絶縁支持板5との間には、前記昇降軸7の
外方を囲むように伸縮自在な気密部材、例えばベローズ
9が設けられている。
【0016】前記サセプタ6は、表面が酸化処理された
アルミニウムからなり、その内部には、温度調節手段、
例えばセラミックヒータなどの加熱手段(図示せず)
や、外部の冷媒源(図示せず)との間で冷媒を循環させ
るための冷媒循環路(図示せず)が設けられており、サ
セプタ6上のウエハWを所定温度に維持することが可能
なように構成されている。またかかる温度は、温度セン
サ(図示せず)、温度制御機構(図示せず)によって自
動的に制御される構成となっている。
【0017】前記サセプタ6上には、ウエハWを吸着保
持するための静電チャック11が設けられている。この
静電チャック11は、図2に示したように、導電性の薄
膜12をポリイミド系の樹脂13によって上下から挟持
した構成を有し、処理容器3の外部に設置されている高
圧直流電源14からの電圧、例えば1.5kV〜2kV
の電圧が前記薄膜に印加されると、そのクーロン力によ
ってウエハWは、静電チャック11の上面に吸着保持さ
れるようになっている。
【0018】また前記サセプタ6内には、図2に示した
ように、サセプタ6内を上下動してウエハWを静電チャ
ック11上からリフトアップ自在な、静電チャック11
上にウエハWを授受するための支持部材としてのリフタ
ーピン20が複数本内設されている。
【0019】前記サセプタ6上の周辺には、静電チャッ
ク11を囲むようにして、平面が略環状の内側フォーカ
スリング21が設けられている。この内側フォーカスリ
ング21は導電性を有する単結晶シリコンからなってい
る。この内側フォーカスリング21は、プラズマ中のイ
オンを効果的にウエハWに入射させる機能を有してい
る。
【0020】前記内側フォーカスリング21の外周に
は、さらに平面が略環状の外側フォーカスリング22が
設けられている。この外側フォーカスリング22は絶縁
性を有する石英からなり、またその外周上縁部は、外側
に凸の湾曲形状に成形され、ガスが澱まず円滑に排出さ
れるようになっている。この外側フォーカスリング22
は、後述のシールドリング53と共に、サセプタ6と後
述の上部電極51との間に発生したプラズマの拡散を抑
制する機能を有している。
【0021】前出サセプタ6の周囲には、例えば絶縁性
の材質からなるバッフル板23が配され、さらにこのバ
ッフル板23の内周部は、石英の支持体等を介してボル
ト等の手段によってサセプタ6に固定されている。従っ
て、サセプタ6の上下動に伴ってこのバッフル板23も
上下動する構成となっている。このバッフル板23には
多数の透孔23aが形成されており、ガスを均一に排出
させる機能を有している。
【0022】前出処理室2の上部には、アルミナからな
る絶縁支持材31、アルミニウムからなる冷却プレート
32を介して、エッチングガスやその他のガスを処理室
2内に導入するための拡散部材33が設けられている。
またこの冷却プレート32の上部には、冷媒循環路34
が形成されており、外部から供給されるチラー(冷媒)
が循環することによって、後述の上部電極51を所定温
度にまで冷却する機能を有している。
【0023】前記拡散部材33は、図2にも示したよう
に、下面側に上下二段のバッフル板35を持った中空構
造を有しており、さらにこれら上下二段のバッフル板3
5のそれぞれには、互いに異なる位置となるように多数
の拡散孔35aがそれぞれ形成されている。この拡散部
材33の中央にはガス導入口36が設けられ、さらにバ
ルブ37を介してガス導入管38が接続されている。そ
してこのガス導入管38には、バルブ39、40及び対
応した流量調節のためのマスフローコントローラ41、
42を介して、処理ガス供給源43とパージガス供給源
44が各々接続されている。本発明の実施の形態では、
処理ガス供給源43からはC48ガスが供給され、パー
ジガス供給源44からはN2(窒素)ガスが供給される
ようになっている。
【0024】これら処理ガス供給源43及びパージガス
供給源44からの前記ガスは、前記ガス導入管38から
前記導入口36、拡散部材33の拡散孔35aを通じて
処理室2内に導入されるようになっている。また冷却プ
レート32にも、図2に示したように、吐出口32aが
多数形成されており、拡散部材33のバッフル板35と
冷却プレート32との間に形成されたバッフル空間S内
のガスを下方に吐出させるようになっている。
【0025】前記拡散部材33の下方には、前出サセプ
タ6と対向するように、上部電極51が、前出冷却プレ
ート32の下面に固定されている。この上部電極51は
導電性を有する単結晶シリコンからなり、図示しないボ
ルトによって前記冷却プレート32の下面周辺部に固着
され、この冷却プレート32と導通している。またこの
上部電極51にも、多数の吐出口51aが形成されてお
り、前記冷却プレート32の吐出口32aと接続されて
いる。従ってバッフル空間S内のガスは、吐出口32
a、51aを通じて、静電チャック11上のウエハWに
対して均一に吐出されるようになっている。
【0026】上部電極51の下端周辺部には、前出の図
示しない固定用のボルトを被うようにして、シールドリ
ング53が配置されている。このシールドリング53
は、石英からなり、前出外側フォーカスリング22と
で、静電チャック11と上部電極51との間のギャップ
よりも狭いギャップを形成し、プラズマの拡散を抑制す
る機能を有している。なおこのシールドリング53の上
端部と処理容器3の天井壁との間には、フッ素系の合成
樹脂からなる絶縁リング54が設けられている。
【0027】処理容器3の側面には、処理容器3内の真
空度を検出するセンサ55が装着されている。このセン
サ55で検出された真空度が、後述のコントローラ74
に入力されることにより、処理容器3内の真空度が常に
分かるようになっている。
【0028】処理容器3の下部には、真空ポンプなどの
真空引き手段61に通ずる排気管62が接続されてお
り、サセプタ6の周囲に配置された前出バッフル板23
を介して、処理室2内は、10mTorrまでの任意の
真空度にまで真空引きすることが可能となっている。
【0029】次にこのエッチング装置1の高周波電力の
供給系について説明すると、まず下部電極となるサセプ
タ6に対しては、周波数が数百kHz程度、例えば80
0kHzの高周波電力を出力する高周波電源63からの
電力が、整合器64を介して供給される構成となってい
る。一方上部電極51に対しては、整合器65を介し
て、周波数が前記高周波電源63よりも高い1MHz以
上の周波数、例えば27.12MHzの高周波電力を出
力する高周波電源66からの電力が、前出冷却プレート
32を通じて供給される構成となっている。
【0030】前記処理容器3の側部には、ゲートバルブ
71を介してロードロック室72が隣接している。この
ロードロック室72内には、被処理体であるウエハWを
処理容器3内の処理室2との間で搬送するための、搬送
アームなどの搬送手段73が設けられている。
【0031】次にこのエッチング装置1の制御系につい
て説明すると、サセプタ6を上下動させる駆動モータ
8、高圧直流電源14、サセプタ6内のリフターピン2
0、バルブ39、40、マスフローコントローラ41、
42、真空引き手段61、高周波電源63、66はそれ
ぞれコントローラ74によって制御されている。
【0032】本発明の実施の形態にかかるエッチング装
置1の主要部は以上のように構成されており、コントロ
ーラ74による制御に基づいて例えばシリコンのウエハ
Wの酸化膜(SiO2)に対してエッチング処理する場
合の作用等について説明すると、まずゲートバルブ71
が開放された後、搬送手段73によってウエハWが処理
室2内に搬入される。このとき駆動モータ8の作動によ
り、サセプタ6は下降し、リフターピン20が静電チャ
ック11上に突き出たウエハW受け取りの待機状態にあ
る。そして搬送手段73によって処理室2内に搬入され
たウエハWは、図3に示すように、静電チャック11上
に突き出るリフターピン20上に受け渡される。こうし
てウエハWをリフターピン20上に受け渡たした後、搬
送手段73は待避してゲートバルブ71は閉鎖される。
【0033】他方、ウエハWのリフターピン20上への
受け渡しが終了すると、駆動モータ8の作動によってサ
セプタ6は所定の処理位置、例えば上部電極51とサセ
プタ6と間のギャップが10mm〜20mmの間の所定の位
置まで上昇し、同時にウエハWを支持しているリフター
ピン20はサセプタ6内に下降する。こうして、図2に
示すように、ウエハWが静電チャック11上に載置され
た状態となる。そして高圧直流電源14から所定の電圧
が静電チャック11内の導電性の薄膜12に印加され
て、ウエハWは静電チャック11上に吸着、保持され
る。
【0034】次いで処理室2内が、真空引き手段61に
よって真空引きされていき、所定の真空度になった後、
処理ガス供給源43から所定の処理ガス(C48ガス)
が所定の流量で供給され、処理室2の圧力が所定の真空
度、例えば20mTorrに設定、維持される。
【0035】次いで上部電極51に対して高周波電源6
6から周波数が27.12MHz、パワーが例えば2k
Wの高周波電力が供給されると、上部電極51とサセプ
タ6との間にプラズマが生起される。同時に、サセプタ
6に対して高周波電源64から周波数が800kHz、
パワーが例えば1kWの高周波電力が供給される。この
ように上下同時に高周波電力を供給することで安定した
プラズマが即生成され、過大な電圧によってウエハWが
ダメージを受けることを防止できる。
【0036】そして発生したプラズマによって処理室2
内の処理ガスが解離し、その際に生ずるエッチャントイ
オンが、サセプタ6側に供給された相対的に低い周波数
の高周波によってその入射速度がコントロールされつ
つ、ウエハW表面のシリコン酸化膜(SiO2)をエッ
チングしていく。
【0037】この場合サセプタ6には、ウエハWを取り
囲むように配置された内側フォーカスリング21の外周
に外側フォーカスリング22が設けられ、該外側フォー
カスリング22の上方には、上部電極51の周辺に配置
されたシールドリング53が位置して、既述のように両
者で静電チャック11の上面と上部電極51の下面との
間よりも短いギャップを構成しているので、サセプタ6
と上部電極51との間に発生したプラズマの拡散は抑え
られ、該プラズマの密度は高くなっている。もちろん処
理室2内の圧力が、20mTorrという高い真空度で
あっても、プラズマの拡散を効果的に抑制することがで
きる。
【0038】しかもウエハWの周囲には、内側フォーカ
スリング21が配置されているので、前記フッ素ラジカ
ルは効率よくウエハWに入射し、ウエハW表面のシリコ
ン酸化膜(SiO2)のエッチングレートは、一層高く
なっている。
【0039】そのようにして所定のエッチングが終了す
ると、上部電極51及びサセプタ6への高周波電力の供
給は停止されると共に、処理室2内への処理ガスの供給
が停止される。また、静電チャック11の導電性の薄膜
12への高圧直流電源14からの電圧印加も停止され
る。
【0040】次いで処理室2内には、パージガス供給源
57から窒素ガスが供給されて、残存処理ガスが処理室
2内からパージされる。また、この窒素ガスの供給と同
時に処理室2内の真空度をセンサ55で検出し、その検
出した処理室2内の真空度をコントローラ74に入力す
る。こうして、コントローラ74の制御によって処理室
2内の圧力は0.5〜3Torr、好ましくは1〜2T
orrの真空度にされる。次いでサセプタ6が下降する
と同時にリフターピン20が上昇し、エッチング処理の
終了したウエハWを静電チャック11上からリフトアッ
プし、図3に示す状態となる。
【0041】ここで、ポリイミド等の絶縁性の高い樹脂
13を用いている静電チャック11においては、ウエハ
Wを吸着する際に静電チャック11の導電性の薄膜12
に高圧直流電圧が印加されていたことにより、所定のエ
ッチング処理が終了して薄膜12への電圧印加が停止さ
れた後も、静電チャック11の表面には吸着電圧(例え
ば1.5kV〜2kVの正電圧)が残留し、他方、ウエ
ハWの裏面には吸着電圧と逆の極性の電荷(例えばマイ
ナスの電荷)が残留する。これにより、薄膜12への電
圧の印加解除後も静電チャック11表面にウエハWを吸
着した状態が維持されるようになる。もしもこのような
吸着状態を放置すると、リフターピン20の相対的な上
昇によってエッチング処理済みのウエハWを静電チャッ
ク11上からリフトアップする際に、残留吸着の影響で
静電チャック11上からウエハWをスムーズに離すこと
ができず、離れる瞬間にウエハWがリフターピン20上
で揺れたり、跳ね上がったりして動いてしまうといった
問題を生じる。その結果、リフターピン20上でのウエ
ハWの位置が定まらなくなり、搬送不良を引き起こすお
それが生ずる。
【0042】そこで、このエッチング装置1では、上述
したように処理室2内に窒素ガスを導入して処理室2内
を予め0.5〜3Torrの真空度にした状態でリフタ
ーピン20を静電チャック11に対して相対的に上昇さ
せることにより、ウエハWを静電チャック11上から離
すようになっている。なお、ウエハWを静電チャック1
1上から離す際には、好ましくは処理室2内の真空度は
1〜2Torrの範囲にするのがよい。このように、処
理室2内を0.5〜3Torrの真空度にした状態でウ
エハWを静電チャック11上から離すと、離れる寸前に
静電チャック11の絶縁体表面とウエハW裏面との間で
互いの残留電荷同士が放電を起こすことにより除電が行
われ、残留吸着が解除されて静電チャック11上からウ
エハWをスムーズに離すことができるようになる。かく
して、揺れや跳ね上がりといった好ましくない現象を生
じさせることなくウエハWを静電チャック11上からリ
フトアップすることが可能となり、図3に示すように、
ウエハWはリフターピン20上において所定の定位置に
位置決めされて支持された状態となる。
【0043】一方、サセプタ6に対してリフターピン2
0が相対的に上昇し、エッチング処理の終了したウエハ
Wが図3に示すように静電チャック11上にリフトアッ
プされると、ゲートバルブ71が開放して搬送手段73
が処理室2内に前進する。こうして処理室2内に前進し
た搬送手段73がウエハWの下面に入り込んだ後、リフ
ターピン20が下降し、リフターピン20上に支持して
いたウエハWを搬送手段73に移載する。この際、上述
したようにウエハWがリフターピン20上において所定
位置に支持されていたことにより、ウエハWを正確に位
置決めした状態で搬送手段73に移載することが可能で
ある。そして、その後搬送手段73がロードロック室7
2内に待避することにより、エッチング処理の終了した
ウエハWは処理室2内から搬出される。
【0044】処理室2内から搬出されたエッチング処理
済みのウエハWは、搬送手段73によって適宜次の処理
工程を行うための処理装置に搬送される。この場合も、
上述したようにウエハWが搬送手段73に対して正確に
位置決めされた状態で移載されているので、他の処理装
置等に対するウエハWの搬入を円滑に行うことができる
といった利点がある。こうして、搬送手段73は、エッ
チング処理済みのウエハWを次の処理装置に搬入した
後、エッチング処理を行う次の新しいウエハWを受け取
り、そのウエハWを処理室2内に搬入する。そして、搬
送手段73によって処理室2内に搬入された次のウエハ
Wは静電チャック11上に突き出たリフターピン20上
に受け渡され、その後、搬送手段73は処理室2内から
待避してゲートバルブ71は閉鎖される。
【0045】このようにして新しい未処理のウエハWの
リフターピン20上への受け渡しが終了すると、サセプ
タ6は上昇し、同時にリフターピン20が下降して、図
2に示すように、ウエハWが静電チャック11上に載置
された状態となる。そして、高圧直流電源14からの所
定の電圧、例えば1.5kV〜2kVの電圧が静電チャ
ック11内の導電性の薄膜12に再び印加される。そし
て、静電チャック11上にウエハWを吸着、保持した
後、処理室2内が真空引き手段61によって真空引きさ
れ、以後同様の工程が繰り返されることにより、ウエハ
Wに対するエッチング処理が連続的に行われる。
【0046】ここで、以上の処理プロセスにおける主要
部の動作の一例をタイミングチャートで示すと、図4に
示すようになる。図中、線a〜線fはそれぞれ次のタイ
ミング等を示す。 線a:上部電極51への高周波電力の供給タイミング 線b:サセプタ6への高周波電力の供給タイミング 線c:処理室2内への処理ガス(C48ガス)の供給タ
イミング 線d:処理室2内へのパージガス(N2ガス)の供給タ
イミング 線e:処理室2内の真空度の変化 線f:リフターピン20の昇降タイミング
【0047】このタイミングチャートにも示されるよう
に、処理室2内が真空引きされた状態で処理ガス(C4
8ガス)が供給されて例えば20mTorrにされ、
他方、上部電極51とサセプタ6に高周波電力が供給さ
れてプラズマが生起されてエッチング処理が開始する。
そして、所定のエッチング処理を施した後、上部電極5
1及びサセプタ6への高周波電力の供給、および処理室
2内への処理ガスの供給が停止してエッチング処理が終
了する。また、同時に静電チャック11の導電性の薄膜
12への電圧印加も停止される。
【0048】このようにしてエッチング処理が終了する
と、処理室2内にパージガス供給源57から窒素ガスが
供給され、残存処理ガスを処理室2内からパージし、更
に処理室2内の圧力が次第に上昇を開始する。そして、
処理室2内の真空度が0.5〜3Torr、より好まし
くは1〜2Torrになると、サセプタ6が下降すると
同時にリフターピン20が上昇し、エッチング処理の終
了したウエハWを静電チャック11上からリフトアップ
する。なお、このように処理室2内を0.5〜3Tor
rの真空度にした状態でウエハWを静電チャック11上
からリフトアップすることにより、静電チャック11の
絶縁体表面とウエハW裏面との間で互いの残留電荷同士
が放電され、揺れや跳ね上がりといった好ましくない現
象を生じさせることなく、静電チャック11上からウエ
ハWをスムーズに離すことができる。
【0049】ウエハWを静電チャック11上からリフト
アップさせた後、真空引き手段61によって処理室2内
は例えば50〜100mTorr程度の真空度にされ、
その後、ゲートバルブ71が開放し、搬送手段73によ
るエッチング処理済みのウエハWの搬入、及び次の新し
いウエハWの搬出が順次行われる。そして、ゲートバル
ブ71が閉鎖した後、サセプタ6に対してリフターピン
20が相対的に下降し、ウエハWは静電チャック11上
に載置された状態となる。
【0050】以上のような処理プロセスによれば、静電
チャック11上からウエハWをリフトアップさせるに際
し、揺れや跳ね上がを生じさせることなくスムーズにウ
エハWを持ち上げることが可能となる。これにより、ウ
エハWをリフターピン20上において所定位置に位置決
めできるようになり、搬送手段73による搬送が円滑に
行われるようになる。
【0051】なお、以上に説明した発明の実施の形態で
は、1枚のウエハWに対するエッチング終了毎に残留電
荷の除去プロセスを行う例を説明した。しかし、除去プ
ロセスをエッチング終了毎に行うとすると、その分スル
ープットが低下することは否めない。また翻ってみれ
ば、1枚のウエハWの吸着保持毎に、残留電荷によって
ウエハWの揺れや跳ね上がりといった問題を必ずしも起
こす訳でもない。従ってこれらの点を鑑みれば、除去す
るプロセスは、エッチング終了毎に行うのではなく適宜
必要に応じて所定の枚数毎や所定のロット毎に実施する
ようにしても良く、そうすればスループットもさほど低
下しない。また、エッチング処理の終了後、処理室2内
にパージガスとして窒素ガスを供給する例について説明
したが、処理室2内に供給する気体は窒素ガスに限られ
ることはなく、例えば、Ar(アルゴン)ガス等の不活
性ガスなども好適に利用することができる。
【0052】その他、前記した発明の形態は、シリコン
の半導体ウエハ表面のシリコン酸化膜(SiO2)をエ
ッチングする処理であったが、これに限らず、本発明方
法は他のプラズマ処理、例えばアッシング処理、スパッ
タリング処理、CVD処理などにおいても実施できる。
さらに被処理体も、ウエハに限らず、LCD基板であっ
てもよい。
【0053】
【実施例】以上のような処理室内における圧力とウエハ
離脱時のウエハ揺れの関係を調べ、残留吸着の調査を行
った。なお条件は、ウエハ種として、裏面酸化膜1μ
m、表面ベアSiとした。また、ウエハ離脱時に処理室
内を所望の圧力のArガス雰囲気とした。そして、2分
間のプロセス処理後にウエハ揺れを観測した。その結
果、表1の関係を得た。この表1の関係より、本発明の
効果が実証された。
【0054】
【表1】
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、所定の処理プロセスの
終了後において揺れや跳ね上がを生じさせることなくス
ムーズに静電チャック上からウエハを持ち上げることが
可能となる。従って、ウエハを支持部材上において所定
位置に位置決めできるようになり、搬送が円滑に行われ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に用いたエッチング装置の
断面説明図である。
【図2】図1のエッチング装置における上部電極付近の
要部拡大説明図であり、ウエハを静電チャック上に吸着
した状態を示している。
【図3】図1のエッチング装置における上部電極付近の
要部拡大説明図であり、ウエハを静電チャック上からリ
フトアップした状態を示している。
【図4】本発明の実施の形態のタイミングチャートを示
す説明図である。
【符号の説明】 1 エッチング装置 2 処理室 3 処理容器 6 サセプタ 11 静電チャック 20 リフターピン 51 上部電極 61 真空引き手段 63、66 高周波電源 71 ゲートバルブ 72 ロードロック室 73 搬送手段 W ウエハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理室内に設けられた静電チャック上に
    被処理体を保持し、前記処理室内を所定の真空度にし、
    前記処理室内にプラズマを発生させて前記静電チャック
    上の被処理体に対して所定のプラズマ処理を施す方法に
    おいて、 前記プラズマ処理を施した後、前記処理室内に気体を導
    入して処理室内を0.5〜3Torrの真空度にした状
    態で、前記被処理体を前記静電チャック上から離すこと
    を特徴とするプラズマ処理方法。
  2. 【請求項2】 処理室内における支持部材によって支持
    した被処理体を、静電チャックに対するこの支持部材の
    相対的な下降によって静電チャック上に移載して該静電
    チャック上に保持させ、前記処理室内を所定の真空度に
    し、前記処理室内にプラズマを発生させて前記静電チャ
    ック上の被処理体に対して所定のプラズマ処理を施し、
    該プラズマ処理を施した被処理体を、前記静電チャック
    に対する支持部材の相対的な上昇により前記静電チャッ
    ク上から離すプラズマ処理方法において、 前記プラズマ処理を施した後、前記処理室内に気体を導
    入して処理室内を0.5〜3Torrの真空度にした状
    態で、前記静電チャックに対して支持部材を相対的に上
    昇させて前記被処理体を前記静電チャック上から離すこ
    とを特徴とするプラズマ処理方法。
  3. 【請求項3】 処理室内を1〜2Torrの真空度にし
    た状態で、前記被処理体を前記静電チャック上から離す
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマ処理
    方法。
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