JPH0963269A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0963269A
JPH0963269A JP7233395A JP23339595A JPH0963269A JP H0963269 A JPH0963269 A JP H0963269A JP 7233395 A JP7233395 A JP 7233395A JP 23339595 A JP23339595 A JP 23339595A JP H0963269 A JPH0963269 A JP H0963269A
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JP
Japan
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word line
potential
wafer burn
sub
signal
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JP7233395A
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English (en)
Inventor
Tsugio Takahashi
継雄 高橋
Yukie Suzuki
幸英 鈴木
Shunichi Sukegawa
俊一 助川
Masataka Saito
賢孝 斎藤
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Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全ワード線をNMOSトランジスタで一括選
択して同時にウエハバーンインを行う半導体記憶装置を
提供する。 【構成】 半導体記憶装置を構成するワード線ドライバ
203に、ワード線WLnを駆動するNMOS回路10
1と、ウエハバーンイン用電位VBIを供給可能なバー
ンイン電位供給回路102とを設ければ、同時に全メモ
リセルのゲートをターゲットにするウエハバーンインが
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、詳しくはNチャンネル型MOSトランジスタで選択
電位をワード線に接続供給する半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、半導体記憶装置の初期不良を検出
するにはスクリーニングが行われる。スクリーニングの
方法には、内部目視、熱的及び機械的ストレスの印加、
高温動作、高温保存、ウエハ状態ないしはパッケージン
グ前のチップ状態で行われるウエハバーンイン等があ
り、スクリーニングの有効性や費用を考慮してスクリー
ニング対象の半導体記憶装置に最適のスクリーニング方
法が選択される。特に、初期動作不良をチェックするス
クリーニングにはウエハバーンインが利用できる。ウエ
ハバーンインは、チェック対象とされるデバイスチップ
に対して、定格より厳しい動作環境(高温、高湿、高電
位等)を与えて、一定時間の動作試験を行うものであ
る。半導体記憶装置のスクリーニングでは、メモリセル
のゲート−ソース酸化膜の形成状態を確認するために、
ワード線に高電位を供給するウエハバーンインが有効で
ある。例えば、メモリセルの選択トランジスタのオン抵
抗を小さくするためDRAM、SRAM等のワード線に
は電源電圧を昇圧するような比較的高い選択電位が与え
られている。よって、メモリセルの選択端子のウエハバ
ーンインは、電源電圧をそのまま用いる周辺回路のウエ
ハバーンインとは別に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記メモリセルの選択
端子をターゲットにしたウエハバーンインは、ワード線
を一括選択することができれば、処理能率を上げること
ができる。具体的に、ワード線のドライブがCMOSイ
ンバータによって行われる場合には、ワード線の選択電
位の供給源とウエハバーンイン用電位の供給源とをCM
OSインバータの電源として接続し、ウエハバーンイン
時には全ワード線を選択する手段を用いて、全ワード線
を一括選択してウエハバーンインを行い処理能率を高め
ることができる。一方、ワード線へ選択電位の供給制御
がNチャンネル型MOSトランジスタのオン・オフ動作
によって行われる場合には、ワード線に選択電位を供給
可能にするNチャンネル型MOSトランジスタと、ワー
ド線に非選択電位を供給可能にするNチャンネル型MO
Sトランジスタとが異なるため夫々のNチャンネル型M
OSトランジスタを制御する必要があり、上記CMOS
インバータの様に全ワード線を簡単に一括選択選択する
手段が見い出されていなかった。このような、半導体記
憶装置のメモリセルの選択端子をターゲットにするウエ
ハバーンインは、ワード線を逐次アクセスしてウエハバ
ーンインを行わなければならない。これでは、メモリセ
ルの選択端子に関する初期不良を検出するのに膨大な時
間を要することになる。そこで、本発明者らは、Nチャ
ンネルMOSトランジスタを用いて全ワード線を同時に
一括選択してウエハバーンインを行う手段の必用性を見
出した。
【0004】本発明の目的は、NチャンネルMOSトラ
ンジスタで選択電位をワード線に供給する半導体記憶装
置において、ウエハバーンイン処理能率を高める技術を
提供する。
【0005】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0007】すなわち、マトリクス配置された複数個の
メモリセルの選択端子をワード線に結合し、データ端子
をビット線に結合して成るメモリセルアレイを備えた半
導体記憶装置において、アドレス信号をデコードしてワ
ード線選択信号を形成するためのアドレスデコーダと、
アドレスデコーダのワード線選択信号に従ってワード線
に選択電位を供給する第1のNチャンネル型トランジス
タと、上記ワード線選択信号に従ってワード線をGND
レベルにする第2のNチャンネル型トランジスタと、ワ
ード線にウエハバーンイン用電位を供給する第3のNチ
ャンネル型トランジスタと、選択電位の供給回路とを含
むワード線ドライバと、ウエハバーンイン用電位が供給
されることにより全ワード線にウエハバーンイン用電位
を供給するウエハバーンイン回路とを備えて半導体記憶
装置を構成する。また、マトリクス配置された複数個の
メモリセルの選択端子を階層ワード線方式のサブワード
線に結合し、データ端子をビット線に結合して成るメモ
リセルアレイを備えた半導体記憶装置において、第1の
アドレス信号をデコードしてメインワード線選択信号を
形成するための第1のアドレスデコーダと、メインワー
ド線選択信号に従ってメインワード線を選択レベルに駆
動させ、第2のアドレス信号をデコードしてサブワード
線選択信号を形成する第2のアドレスデコーダと、メイ
ンワード線選択信号に従ってサブワード線に選択電位を
供給する第1のNチャンネル型トランジスタと、上記メ
インワード線選択信号に従ってワード線をGNDレベル
にする第2のNチャンネル型トランジスタと、サブワー
ド線にウエハバーンイン用電位を供給する第3のNチャ
ンネル型トランジスタとを含むワード線ドライバと、ウ
エハバーンインモードにて全サブワード線にウエハバー
ンイン用電位を供給するウエハバーンイン回路とを備え
て半導体記憶装置を構成する。上記第2のアドレスデコ
ーダが供給するサブワード線の選択電位は、上記第1の
Nチャンネル型トランジスタのドレインに供給され、サ
ブワード線の選択電位にすることができる。上記メモリ
セルは、選択トランジスタと蓄積容量によって構成され
たダイナミック型メモリセルとすることができる。
【作用】
【0008】上記した手段によれば、ワード線は供給さ
れるアドレス信号に応じてワード線ドライバを駆動する
ことによって選択レベルにされる。全ワード線ドライバ
には、共通にウエハバーンイン用電位の供給経路が設け
られており、この経路はワード線に接続される。ウエハ
バーンイン用電位がこの供給経路に供給されることによ
り、ウエハバーンイン用電位の供給経路は全ワード線と
される。こうして、同時に全メモリセルの選択端子に対
するウエハバーンインが可能とされる。また、他の手段
によれば、階層ワード方式の半導体記憶装置において、
サブワード線は、第1のアドレス信号によって選択され
るメインワード線で指定されたサブワード線ドライバで
駆動可能なサブワード線の内、第2のアドレス信号で選
択されることによって選択レベルにされる。全サブワー
ド線には共通にウエハバーンイン用電位の供給経路がサ
ブワード線ドライバを介して設けられている。ウエハバ
ーンインモード信号によって、ウエハバーンイン用電位
の供給経路は全サブワード線にされ、そのときウエハバ
ーンイン用電位がこの供給経路に供給されることによ
り、ウエハバーンイン用電位は全メモリセルの選択端子
に供給される。こうして、同時に全メモリセルの選択端
子に対するウエハバーンインが可能とされる。また、サ
ブワード線の選択電位は、第1のNチャンネル型MOS
トランジスタのドレイン−ソースを通じてサブワード線
に供給され、サブワード線の選択電位とすることができ
る。上記メモリセルには、1トランジスタ型、3トラン
ジスタ型、4トランジスタ型のダイナミック型メモリセ
ルが適用できる。
【0009】
【実施例】図2には本発明の半導体記憶装置であるDR
AM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)の
一例ブロック図が示される。同図によれば、DRAM2
00は例えば1トランジスタ型のダイナミック型メモリ
セルをマトリックス配置して成るメモリセルアレイ20
1と、ローアドレス信号XADRをデコードしてワード
線を選択するローアドレスデコーダ202と、選択され
たワード線に選択電位を供給するワード線ドライバ20
3と、カラムアドレス信号YADRをデコードしてデー
タ線を指定するためのカラム選択信号を選択するYデコ
ーダ204と、選択されたカラム選択信号を用いてデー
タ線を選択するカラム選択スイッチ回路205と、ワー
ド線及びデータ線により選択されたメモリセルからデー
タ線に供給される電位を増幅するセンスアンプ206
と、メモリアクセスに必用な各種制御信号を供給する制
御回路207とを備えて構成される。リード・ライトデ
ータは、入出力端子Di/Doを介してカラムスイッチ
回路に対して入出力される。上記ワード線ドライバ20
3は、NMOS回路から構成され、例えば外部からボン
ディングパッドBPを介してウエハバーンイン用電位V
BIが供給可能にされる。特に制限されないが、ボンデ
ィングパッドBPは、ウエハバーンイン用に設けられる
ものであり、半導体チップ上に設けられるものの、半導
体チップがパッケージされた際の半導体記憶装置の外部
リードに接続されないこととされる。言い換えると、ボ
ンディングパッドBPは、ウエハ状態乃至はチップ状態
でのバーンイン乃至はスクリーニングの為に利用可能と
される。上記半導体記憶装置200は、ローアドレスス
トローブ信号RAS*(以下、*はローイネーブル信号
を意味する)、カラムアドレスストローブ信号CAS*
及びライト指示信号WE*等が供給される制御回路20
7が出力する各種制御信号に従ってメモリアクセス動作
を実行する。
【0010】図1には、上記ワード線ドライバ203の
一例回路図が示される。同図によれば、ワード線ドライ
バ203は、ローアドレスデコーダ202から相補信号
として供給される相補ローアドレスデコード信号X0,
X0B、〜Xn,XnBの相補信号毎に設けられたNM
OS回路101と、ウエハバーンイン用電位VBIを入
力可能とするウエハバーンイン電位供給回路102とか
ら構成される。同図には、ワード線WL0に対応する回
路が示される。上記NMOS回路101は、例えば3個
のNチャンネル型MOSトランジスタT1〜T3から構
成される。Nチャンネル型MOSトランジスタT1は、
上記ローアドレスデコード信号X0をドレインで受け、
ゲートに供給されるブースト電位VPPによってソース
出力を調整する。Nチャンネル型MOSトランジスタT
2は、選択電位供給線FX0とドレインで接続され、ゲ
ートに供給される上記調整されたローアドレスデコード
信号X0に応じてオン・オフ制御され、ソースはワード
線WL0に接続される。上記選択電位供給線FX0に
は、ローアドレスストローブ信号RAS*に同期して選
択電位を供給するドライバが接続されている。Nチャン
ネル型トランジスタT3は、ローアドレスデコード信号
X0Bとウエハバーンイン用電位VBIの反転電位とを
2入力とするAND回路の出力をゲートに受け、ソース
はGNDに接続され、ドレインはワード線WL0に接続
される。ワード線WL0はローアドレスデコード信号X
0がハイレベルとされ、ローアドレスデコード信号X0
Bがローレベルとされた場合に選択され、そのローアド
レスデコード信号に対応するワード線WL0には選択電
位が供給される。上記ウエハバーンイン電位供給回路1
02は、例えばNチャンネル型トランジスタT4から構
成され、ドレインとゲートに共通にウエハバーンイン用
電位VBIが供給可能にされ、ソースはワード線WL0
に接続される。通常のメモリアクセス動作のとき、上記
トランジスタT4のドレインには0Vが印加され、ウエ
ハバーンイン時にはボンディングパッドBPを介してウ
エハバーンイン用電位VBIが供給される。ウエハバー
ンイン時には、上記AND回路の出力がローレベルに固
定されるため、ワード線WL0に供給されるウエハバー
ンイン用電位VBIがGNDに引かれないようにされ
る。他のワード線WLnに対応する部位も同じ回路構成
である。
【0011】図3の(A)には、上記ワード線ドライバ
203におけるワード線選択動作のタイムチャートが示
される。同図の(A)によれば、ワード線WLnの選択
はローアドレスストローブ信号RAS*のローエッジに
同期して、ローアドレスデコード信号信号Xnがハイレ
ベル状態とされ、トランジスタT2がオン状態とされ選
択電位供給線FXnから選択電位が供給されて行われ
る。そのとき、トランジスタT3、T4はオフ状態とさ
れている。選択されたメモリセルに対するアクセス動作
を終えることにより、ローアドレスストローブ信号RA
S*はハイレベルにされ、それに伴ってデコード信号X
nはローレベルにされ、選択されたワード線WLnへの
選択電位の供給は停止される。選択されないワード線W
Lnでは、トランジスタT2がオフ状態とされ、トラン
ジスタT3がオン状態にされることによって、ワード線
WLnはGNDに接続される。
【0012】次に、ウエハバーンインについて説明す
る。先ず、公知の半導体集積回路装置製造技術によっ
て、複数の半導体チップとなり得る素子配線が完成され
た半導体ウエハが用意される。次いでウエハバーンイ
ン、すなわちウエハより形成された半導体チップへのバ
ーンイン用の給電が行われる。特に制限されないが、半
導体チップへのウエハバーンイン用給電は、ウエハプロ
ーバと類似の接触針を、かかる半導体チップのウエハバ
ーンイン用パッド電極に接触されることにより行わせ
る。効率的なウエハバーンインを可能とするよう、一回
に1つの半導体チップにバーンイン用の給電をすること
にかえて、接触針数を増加させた給電体を使用すること
によって、一回に複数の半導体チップにバーンイン用の
給電をすることも可能である。
【0013】図3の(B)には、上記ワード線ドライバ
203におけるウエハバーンイン時のタイムチャートが
示される。同図の(B)によれば、ウエハバーンイン用
電位VBIがボンディングパッドBPから供給される。
ウエハバーンイン用電位VBIが供給されることによっ
て、トランジスタT4はオン状態にされ、逆にトランジ
スタT3はオフ状態にされる。ウエハバーンイン時は、
ワード線WLnは非選択状態にされるから、トランジス
タT2もオフ状態にされている。ウエハバーンイン用電
位VBIは、ワード線WLnに対応する各ウエハバーン
イン電位供給回路102に供給され、全ワード線WL0
〜WLnに対して同時にウエハバーンイン用電位VBI
を供給することができる。よって、ウエハバーンイン処
理時間が削減される。
【0014】図4には、本発明の半導体記憶装置である
DRAMの他の一例ブロック図が示される。同図によれ
ば、DRAM400は上記DRAM200のワード線ド
ライバ203の代わりにメインワード線ドライバ401
とサブワード線ドライバ402を用いた階層ワード方式
が適用される。階層ワード方式とは、ワード線の高密度
配置を緩和するために、ワード線をメインワード線とサ
ブワード線とに分け、部分的に高密度配置を避けるよう
に配置する方法である。DRAM400は、ローアドレ
ス信号XADRのデコーダとして、例えばローアドレス
信号の上位ビットを用いてメインワード線を選択するX
Mデコーダ404と、ローアドレス信号の下位ビットを
用いてサブワード線を選択するXSデコーダ405とを
備える。上記各メインワード線に対応して、複数のサブ
ワード線ドライバ402が設けられ、サブワード線ドラ
イバ402には、XSデコーダ405から供給されるデ
コード信号及びメインワード線に応じて選択電位VPP
をサブワード線に供給するFXドライバ406が設けら
れる。上記サブワード線ドライバ402は、Nチャンネ
ル型MOSトランジスタのスイッチ動作によってサブワ
ード線を選択電位VPP又はGNDに制御するスイッチ
回路とされる。また、ウエハバーンイン用電位VBIを
サブワード線ドライバ402を介してサブワード線に供
給するボンディングパッドBPが備えられる。上記DR
AM400は、メモリアクセスモードとウエハバーンイ
ンモードを有し、ボンディングパッドBP2を介してウ
エハバーンインモード信号BIがメインワード線ドライ
バ401及びFXドライバ406に供給される。ウエハ
バーンインモードが選択された場合(ウエハバーンイン
モード信号BIがハイレベルのとき)には、上記メイン
ワード線ドライバ401では全ワード線が非選択状態に
され、上記FXドライバで406はサブワード線への選
択電位の供給が停止される。
【0015】図5には、上記メインワード線ドライバ4
01とFXドライバ406とサブワード線ドライバ40
2との接続構成の一例が示される。上記メインワード線
ドライバ401は、ウエハバーンインモード信号BIの
反転信号とXデコーダから供給されるメインワード線デ
コード信号XM0とを2入力とするNAND回路501
とNAND回路501の出力をゲートに受けるCMOS
インバータAと、上記CMOSインバータAの入力をメ
インワード線デコード信号XM0の代わりに相補の関係
にあるメインワード線デコード信号XM0Bを用いたC
MOSインバータBとを基本単位として構成される。上
記CMOSインバータAの出力はメインワード線MWL
0され、CMOSインバータBの出力は上記メインワー
ド線MWL0と相補の関係にあるメインワード線MWL
0Bとされる。1基本単位によって、1メインワード線
MWL0の相補信号が形成され、対応する複数のサブワ
ード線ドライバ402が選択可能とされる。上記FXド
ライバ406は、ウエハバーンインモード信号BIの反
転信号とXSデコーダから供給されるサブワード線デコ
ード信号XS0とを2入力とするNAND回路502と
NAND回路502の出力をゲートに受けるCMOSイ
ンバータCとから構成される。ウエハバーンインモード
信号がイネーブル状態(ハイレベル)のときCMOSイ
ンバータCの出力はGNDに接続される。同図には、メ
インワード線MWL0に対応する回路が示されるが、他
のメインワード線MWLnに対応する回路も同様に構成
される。
【0016】上記サブワード線ドライバ402は、例え
ば1サブワード線SWLiに対応する4個のNチャンネ
ル型MOSトランジスタN1〜N4から成る回路を基本
単位として構成される。Nチャンネル型MOSトランジ
スタN1は、上記メインワード線ドライバの出力である
メインワード線MWL0をドレインで受け、ゲートに供
給される電位VPPによってソース出力を調整する。N
チャンネル型MOSトランジスタN2は、FXドライバ
406の出力である選択電位供給線FX0とドレインで
接続され、ゲートに供給される上記調整されたメインワ
ード線MWL0に応じてオン・オフ制御され、ソースは
サブワード線SWL0に接続される。Nチャンネル型M
OSトランジスタN3は、メインワード線MWL0Bを
ゲートに受け、ソースはGNDに接続され、ドレインは
サブワード線SWL0に接続される。サブワード線SW
L0は、メインワード線デコード信号XM0がハイレベ
ルにされ、サブワード線デコード信号XS0がハイレベ
ルにされて選択され、選択電位VPPが供給される。N
チャンネル型MOSトランジスタN4は、ドレインとゲ
ートに共通にウエハバーンイン用電位VBIが供給可能
にされ、ソースはサブワード線SWL0に接続される。
通常のメモリアクセス動作のとき、上記トランジスタN
4のドレインには通常0Vが印加され、ウエハバーンイ
ン時にはボンディングパッドBPを介してウエハバーン
イン用電位VBIが供給される。ウエハバーンインモー
ド信号BIは、全てのメインワード線ドライバ401及
び全てのFXドライバ406に供給され、ウエハバーン
イン用電位VBIが全サブワード線SWL0〜SWLi
に供給可能にされる。
【0017】上記実施例によれば以下の作用効果を得る
ことができる。 (1)DRAM200において、ウエハバーンインはボ
ンディングパッドBPからウエハバーンイン用電位VB
Iを供給することによって行われる。ウエハバーンイン
用電位VBIは、ワード線ドライバ203を介して全ワ
ード線WL0〜WLnに同時に供給される。よって、全
メモリセルの全ゲートに対して、同時にウエハバーンイ
ン用電位VBIを供給するウエハバーンインが可能にな
る。 (2)DRAM400において、ウエハバーンインはウ
エハバーンインモード信号BIをイネーブル状態にし、
ボンディングバッドBPからウエハバーンイン用電位V
BIを供給することによって行われる。イネーブル状態
のウエハバーンインモード信号BIが供給されることに
よって、全サブワード線SWL0〜SWLiは、ボンデ
ィングパッドBPと接続される。ウエハバーンイン用電
位VBIをボンディングパッドBPに供給することによ
り、ウエハバーンイン用電位VBIはサブワード線ドラ
イバ402を介して全サブワード線SWL0〜SWLi
に供給される。よって、全サブワード線SWL0〜SW
Liにウエハバーンイン用電位を供給可能にする。よっ
て、全メモリセルの全ゲートに対して、同時にウエハバ
ーンイン用電位VBIを供給するウエハバーンインが可
能になる。
【0018】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0019】例えば、本実施例では、階層ワード方式の
ウエハバーンイン用電位VBIをサブワード線ドライバ
402を介して全サブワード線SWL0〜SWLnに供
給したが、全選択電位供給線FX0〜FXiを介して、
全サブワード線SWL0〜SWLiにウエハバーンイン
電位VBIを供給することができる。
【0020】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるDRA
Mに適用した場合を示したが、EPROMやEEPRO
Mにも適用することが可能である。また、本発明はワー
ドシャント方式の半導体記憶装置にも適用できる。
【0021】本発明は、少なくともNMOS回路から構
成されるワード線ドライバを備えた半導体記憶装置全般
に適用することができる。
【0022】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0023】すなわち、ウエハバーンイン用電位をワー
ド線ドライバを介して全ワード線に同時に供給して、メ
モリセルのゲートに対するウエハバーンイン能率を高め
ることができる。また、階層ワード方式の半導体集積回
路においては、ウエハバーンインモード信号にてウエハ
バーンイン用電位がサブワード線ドライバを介して全サ
ブワード線に同時に供給できるようにして、メモリセル
のゲートに対するウエハバーンイン能率を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶回路が含むワード線ドライ
バの一例回路図である。
【図2】本発明の半導体記憶装置の一例ブロック図であ
る。
【図3】本実施例のワード線ドライバにおけるワード線
選択動作とウエハバーンインとのタイムチャートであ
る。
【図4】本発明の他の半導体記憶装置の一例ブロック図
である。
【図5】本発明の他の半導体記憶回路に備えられるメイ
ンワード線ドライバ及びサブワード線ドライバの一例回
路図である。
【符号の説明】
101 NMOS回路 102 ウエハバーンイン電位供給回路 203 ワード線ドライバ WLn ワード線 Xn、XnB 相補デコード信号
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 幸英 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 助川 俊一 茨城県稲敷郡美浦村木原2350 日本テキサ ス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 斎藤 賢孝 茨城県稲敷郡美浦村木原2350 日本テキサ ス・インスツルメンツ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス配置された複数個のメモリセ
    ルの選択端子をワード線に結合し、データ端子をビット
    線に結合して成るメモリセルアレイを備えた半導体記憶
    装置において、 アドレス信号をデコードしてワード線選択信号を形成す
    るためのアドレスデコーダと、アドレスデコーダのワー
    ド線選択信号に従ってワード線に選択電位を供給する第
    1のNチャンネル型トランジスタと、上記ワード線選択
    信号に従ってワード線をGNDレベルにする第2のNチ
    ャンネル型トランジスタと、ワード線にウエハバーンイ
    ン用電位を供給する第3のNチャンネル型トランジスタ
    と、選択電位の供給回路とを含むワード線ドライバと、 ウエハバーンイン用電位が供給されることにより全ワー
    ド線にウエハバーンイン用電位を供給するウエハバーン
    イン回路と、を備えることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 マトリクス配置された複数個のメモリセ
    ルの選択端子を階層ワード線方式のサブワード線に結合
    し、データ端子をビット線に結合して成るメモリセルア
    レイを備えた半導体記憶装置において、 第1のアドレス信号をデコードしてメインワード線選択
    信号を形成するための第1のアドレスデコーダと、 第2のアドレス信号をデコードしてサブワード線選択信
    号を形成する第2のアドレスデコーダと、 メインワード線選択信号に従ってサブワード線に選択電
    位を供給する第1のNチャンネル型トランジスタと、上
    記メインワード線選択信号に従ってワード線をGNDレ
    ベルにする第2のNチャンネル型トランジスタと、サブ
    ワード線にウエハバーンイン用電位を供給する第3のN
    チャンネル型トランジスタとを含むワード線ドライバ
    と、 ウエハバーンインモードにて全サブワード線にウエハバ
    ーンイン用電位を供給するウエハバーンイン回路と、を
    備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記サブワード線選択信号の選択電位
    は、上記第1のNチャンネル型トランジスタのドレイン
    に供給され、サブワード線の選択電位にされることを特
    徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記メモリセルは、選択トランジスタと
    蓄積容量によって構成されたダイナミック型メモリセル
    であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に
    記載の半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6507532B1 (en) 1999-11-30 2003-01-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device having row-related circuit operating at high speed
US7646665B2 (en) 2006-12-22 2010-01-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device and burn-in test method thereof

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