JPH0959623A - ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置

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JPH0959623A
JPH0959623A JP21462995A JP21462995A JPH0959623A JP H0959623 A JPH0959623 A JP H0959623A JP 21462995 A JP21462995 A JP 21462995A JP 21462995 A JP21462995 A JP 21462995A JP H0959623 A JPH0959623 A JP H0959623A
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JP
Japan
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liquid crystal
group
crystal composition
nematic
independently
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Application number
JP21462995A
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English (en)
Inventor
Kiyobumi Takeuchi
清文 竹内
Tokue Ishida
徳恵 石田
Haruyoshi Takatsu
晴義 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 窒素原子及びエステル基を有しない液晶化合
物からなる液晶組成物であって、誘電率異方性が−2〜
+2の化合物を少なくとも3種以上含む第1成分が40
〜85重量%含有し、誘電率異方性が+7以上の化合物
を少なくとも2種以上含む第2成分が15〜60重量%
含有し、ネマチック相−等方性液体相転移温度TN-I
75℃以上であり、結晶相又はスメクチック相−ネマチ
ック相転移温度T→Nが−10℃以下であることを特徴
とするネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示
装置。 【効果】 広い温度範囲で駆動し、用途に応じた複屈折
率Δnが得られ、高速応答性を示す。更に特段に高い電
圧保持率を有し、しかも化学的安定性が高い。従って本
発明の液晶表示装置は、視覚特性に優れ、表示画面のち
らつき、クロスト−ク現象を改善することができ、情報
量の多いTN-LCD、STN-LCDあるいはアクティブ・マトリ
クス方式において良好な駆動特性及び表示特性が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学的表示材
料として有用なネマチック液晶組成物及びこれを用いた
液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子の代表的なものにTN-LCD
(ツイスティッド・ネマチック液晶表示素子)があり、
時計、電卓、電子手帳、ポケットコンピュータ、ワード
プロセッサ、パーソナルコンピュータなどに使用されて
いる。一方、OA機器の処理情報の増加に伴い、一画面
に表示される情報量が増大しており、シェファー(Sche
ffer)等[SID '85 Digest, 120頁(1985年)]、あるい
は衣川等[SID '86 Digest,122頁(1986年)]によって、
STN-LCD(スーパー・ツイスティッド・ネマチック液晶
表示素子)が開発され、ワードプロセッサ、パーソナル
コンピュータなどの高情報処理用の表示に広く普及しは
じめている。
【0003】更に、その表示品質が優れていることか
ら、アクティブ・マトリクス形液晶表示装置が液晶テレ
ビ、プロジェクター表示、コンピューター等のディスプ
レイの応用分野に有力なものとして市場に出されてい
る。アクティブ・マトリクス表示方式は、画素毎にTFT
(薄膜トランジスタ)あるいはMIM(メタル・インシュ
レータ・メタル)等のスイッチング素子が使われてお
り、この方式には漏れ電流の小さいこと、即ち高電圧保
持率であることが重要視されている。(以下、これらア
クティブ・マトリクス表示方式の液晶表示素子を総称し
てTFT-LCDと呼称する。)
【0004】従って、この様な表示素子に対応するため
に、現在も新しい液晶化合物あるいは液晶組成物、例え
ば特開平6−312949号公報、特公表5−5017
35号公報等の提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】TN-LCDやSTN-LCDに
は、液晶材料の化学的安定性、液晶表示装置の動作温度
及び表示特性等の課題がある。
【0006】例えば、高時分割数のTN-LCDやSTN-LCDは
各種表示として使用されており、動作温度が広いこと、
良好な視角特性の為に複屈折率△nが小さいこと、応答
速度が速いことの要求もされている。しかしながら、動
作温度が広い液晶材料は複屈折率△nや応答速度の増加
により、良好な液晶材料を得ることを困難にさせてい
る。また、暗い画質を補う目的でバックライトを利用し
たSTN-LCDに用いられる場合、耐熱性及び耐光性等の化
学的安定性が新たに要求されている。
【0007】これらの要求特性に加えて、特にアクティ
ブ・マトリクス方式においては、均一で高いコントラス
トを得るために、漏れ電流が小さく、高い電圧保持率を
有することが重要である。この様な特性を得るために、
例えば、下記のような一般式(a−1)
【0008】
【化4】
【0009】(式中、Rはアルキル基を表わす。)の化
合物が用いられてきた。しかしながら、これらの化合物
を用いても、広い温度範囲特に低温においてネマチック
液晶性を保持するためには、更に一般式(a−2)や
(a−3)
【0010】
【化5】
【0011】(式中、Rはアルキル基を表わす。)の化
合物が併用されているのが現状であった。
【0012】更に加えて、均一で高いコントラストの液
晶表示特性を得るために、液晶パネルの液晶層の厚み
(d)と液晶材料の複屈折率(△n)との積(△n・
d)を0.35〜0.6(以下、このことをファースト
ミニマムと呼称する。)、0.70〜1.4(以下、こ
のことをセカンドミニマムと呼称する。)あるいは1.
50〜2.2(以下、このことをサードミニマムと呼称
する。)とするのが好ましいとされている。現在の液晶
パネルの作製工程で行われている厚み(d)は約4.5
μm以上であることから、液晶材料の複屈折率(△n)
を0.07〜0.10、0.12〜0.14あるいは
0.15以上とすることが要求されている。しかし、よ
り小さいあるいはより大きい複屈折率を有する液晶材料
は、低温での相がスメクチック相やガラス状態になりや
すく、ネマチック液晶性を保持させることが新たな問題
となっている。
【0013】本発明が解決しようとする課題は、上記の
問題に応えることにあり、低温において安定したネマチ
ック液晶性を有し、目的に応じた複屈折率△nを有し、
しかも充分に速い応答速度及び高い電圧保持率を有する
液晶組成物を提供し、この液晶組成物を用いた液晶表示
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、窒素原子及びエステル基を有しない液晶化
合物からなる液晶組成物であって、誘電率異方性が−2
〜+2の化合物を少なくとも3種以上含む第1成分を4
0〜85重量%含有し、+7以上の誘電率異方性が+7
以上の化合物を少なくとも2種以上含む第2成分を15
〜60重量%含有し、ネマチック相−等方性液体相転移
温度TN-Iが75℃以上であり、結晶相又はスメクチッ
ク相−ネマチック相転移温度T→Nが−10℃以下であ
ることを特徴とするネマチック液晶組成物を提供する。
【0015】本発明の液晶組成物は、窒素原子及びエス
テル基を有しない液晶化合物からなることを特徴として
いる。窒素原子を有する代表的な化合物としては、シア
ノ基を有する化合物、ピリミジン環を有する化合物があ
り、しきい値電圧の低減や相溶性に優れたものである。
エステル基を有する化合物は、広いネマチック相を得る
のに有用なものである。本発明は、これらの化合物を用
いなくても、その特性と同等か、あるいはより改善され
た液晶組成物を見いだしたことにある。
【0016】本発明の液晶組成物は、第1成分として、
−2〜+2の誘電率異方性の液晶化合物を少なくとも3
種以上含有し、その総量が40〜85重量%の範囲で構
成し、第2成分として、+7以上の誘電率異方性の液晶
化合物を少なくとも2種以上含有し、その総量が15〜
60重量%の範囲で構成することによって、−10℃〜
+75℃より広いネマチック相の温度範囲にもかかわら
ず速い応答特性を得ることができ、光、熱、酸素、水分
あるいはシール剤、封口剤、配向膜等に対し極めて安定
で、高い電圧保持率を必要とする液晶表示装置を提供す
ることができる。
【0017】この中で、第2成分として、+10以上の
誘電率異方性の化合物を15〜50重量%の範囲で含有
することが好ましく、+13以上の誘電率異方性の化合
物を15〜30重量%の範囲で含有することがより好ま
しい。この場合における第1成分は、45〜75重量%
の範囲が好ましく、50〜70重量%の範囲がより好ま
しい。
【0018】上記の液晶組成物には、例えば以下の化合
物を用いることが好ましい。第1成分の液晶化合物とし
て(1)一般式(I-1)〜(I-3)
【0019】
【化6】
【0020】(式中、Z11、Z12、Z13及びZ14はそれ
ぞれ独立的に−C24−又は単結合を表わし、Z15は−
C≡C−又は単結合を表わし、R11、R12及びR13はそ
れぞれ独立的に炭素原子数2〜5の直鎖状アルキル基、
アルコキシ基、アルコキシアルキル基、アルケニル基又
はアルケニルオキシ基を表わし、R14、R15及びR16
それぞれ独立的に炭素原子数1〜10の直鎖状アルキル
基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、アルケニル
基又はアルケニルオキシ基を表わし、Y11、Y12及びY
13はそれぞれ独立的に水素原子、フッ素原子又は−CH
3を表わし、k、l及びmはそれぞれ独立的に0又は1
の整数を表わし、環A11及び環A12はそれぞれ独立的に
トランス−1,4−シクロヘキシレン基又は1,4−シ
クロヘキセニレン基を表わし、各化合物における1,4
−シクロヘキシレン基の水素原子(H)は重水素原子
(D)で置換されていても良い。)で表わされる化合物
からなる第1群から選ばれる化合物が好ましく、第2成
分の液晶化合物として(2)一般式(II-1)〜(II-3)
【0021】
【化7】
【0022】(式中、Z21及びZ23はそれぞれ独立的に
単結合、−C24−又は−C48−を表わし、Z22は−
24−又は−C48−を表わし、Z24は単結合又は−
C≡C−を表わし、R21、R22及びR23はそれぞれ独立
的に炭素原子数2〜10の直鎖状アルキル基、アルコキ
シ基、アルコキシアルキル基、アルケニル基又はアルケ
ニルオキシ基を表わし、X21、X22及びX23はそれぞれ
独立的にフッ素原子、塩素原子、−OCF3、−OCH
2又は−CF3を表わし、Y21、Y22及びY23はそれぞ
れ独立的に水素原子又はフッ素原子を表わし、p及びq
はそれぞれ独立的に0又は1の整数を表わし、各化合物
における1,4−シクロヘキシレン基の水素原子(H)
は重水素原子(D)で置換されていても良い。)で表わ
される化合物からなる第2群から選ばれる化合物が好ま
しい。
【0023】更に、第1成分及び第2成分に加えて、
(3)一般式(III-1)〜(III-4)
【0024】
【化8】
【0025】(式中、Z31、Z32、Z33及びZ35はそれ
ぞれ独立的に単結合、−C24−又は−C48−を表わ
し、Z34は単結合、−C24−、−C48−又は−C≡
C−を表わし、R31、R32、R33、R34及びR35はそれ
ぞれ独立的に炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基又は
アルケニル基を表わし、X31、X32及びX33はそれぞれ
独立的に炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基、フッ素
原子、塩素原子、−OCF3、−OCHF2又は−CF3
を表わし、Y31、Y32、Y33、Y34、Y35、Y36
37、Y38及びY39はそれぞれ独立的に水素原子又はフ
ッ素原子を表わし、rは0、1又は2の整数を表わし、
各化合物における1,4−シクロヘキシレン基の水素原
子(H)は重水素原子(D)で置換されていても良
い。)で表わされる化合物からなる第3群から選ばれる
化合物を併用することが好ましい。
【0026】この様にして得られた本発明の液晶組成物
は、アクティブ・マトリクス液晶表示装置やツイスティ
ッド・ネマチック又はスーパー・ツイスティッド・ネマ
チック液晶表示装置に用いること有用であり、広い温度
範囲で駆動電圧の温度変化がより小さく、低温での応答
速度がより速い液晶表示装置を提供することができる。
【0027】尚、各々の液晶化合物の誘電率異方性△ε
は、下記液晶材料に被測定化合物を混合し、これを平行
板パネルに注入し、日本電子機械工業会規格(EIAJED-2
521page29)に基づき、交流ブリッジ法(ヒューレット
パカー社製4192A)を用い、サイン波1KHz、印加電
圧0.5V、測定温度20℃の条件で、混合物の分子長
軸方向の誘電率ε‖と分子単軸方向ε⊥の誘電率を測定
し、△ε=ε‖−ε⊥の定義から誘電率異方性△εを求
め、これらの値から外挿によって決定した。
【0028】
【化9】
【0029】本発明に係わる(1)一般式(I-1)〜(I
-3)で表わされる化合物からなる第1群の化合物は、以
下に示す一般式(I-4)〜(I-13)で表わされる化合物
群から選ばれることが好ましい。
【0030】
【化10】
【0031】(式中、R11、R12、R13、R14、R15
びR16は一般式(I-1)〜(I-3)におけると同じ意味を
表わす。)
【0032】このような代表的な化合物としてNo.(1-
1)〜(1-21)の化合物とその相転移温度及び誘電率異
方性△εを下記第1表に示す。また、各液晶化合物は、
蒸留、カラム精製、再結晶等の方法を用いて不純物を除
去し、充分精製したものを使用した。
【0033】
【表1】
【0034】(表中、Cは結晶相を、Sはスメクチック
相を、Nはネマチック相を、Iは等方性液体相をそれぞ
れ表わす。)
【0035】第1群における好ましい化合物は、側鎖基
11〜R13がアルキル基又はアルケニル基、側鎖基R14
〜R16がアルキル基、アルコキシ基、アルケニル基又は
アルケニルオキシ基である。この場合、炭素原子数はよ
り小さいものが好ましく、同一化合物での側鎖基R11
13と側鎖基R14〜R16の炭素原子数の和が4〜8が好
ましい。更に好ましいのは側鎖基R11〜R13がアルケニ
ル基の化合物を少なくとも1種以上含有させることであ
る。この場合、CH2=CH−又はCH2=CH−CH2
CH2−が特に好ましい。この様にすることで、第2成
分特に本発明の第2群から選ばれる化合物との組み合わ
せによってより広いネマチック相を得ることが見いださ
れた。複屈折率を比較的小さくするには一般式(I-1)
又は(I-2)を用いるとよく、更に詳しくは一般式(I-
4)〜(I-9)が好ましい。複屈折率を比較的大きくする
には一般式(I-3)を用いるとよく、更に詳しくは一般
式(I-10)〜(I-13)が好ましい。中位の複屈折率には
これらを併用することが好ましい。これら何れの場合に
おいても、第1成分として3〜15種の成分数を用いる
ことができるが、3〜10種の成分数が好ましく、3〜
7種の成分数がより好ましい。
【0036】本発明に係わる(2)一般式(II-1)〜
(II-3)で表わされる化合物からなる第2群から選ばれ
る化合物は、以下に示す一般式(II-4)〜(II-13)で
表わされる化合物群から選ばれることが好ましい。
【0037】
【化11】
【0038】(式中、R21、R22及びR23は一般式(II
-1)〜(II-3)におけると同じ意味を表わす。)
【0039】このような代表的な化合物としてNo.(2-
1)〜(2-13)の化合物とその相転移温度及び誘電率異
方性△εを下記第2表に示す。また、各液晶化合物は、
蒸留、カラム精製、再結晶等の方法を用いて不純物を除
去し、充分精製したものを使用した。
【0040】
【表2】
【0041】(表中、Cは結晶相を、Sはスメクチック
相を、Nはネマチック相を、Iは等方性液体相をそれぞ
れ表わす。)
【0042】第2群における好ましい化合物は、側鎖基
21〜R23がアルキル基又はアルケニル基であり、炭素
原子数はより小さいものがよく、2〜5が好ましい。更
に好ましいのは側鎖基R21〜R23がアルケニル基の化合
物を少なくとも1種以上含有させることである。この場
合、CH2=CH−又はCH2=CH−CH2−CH2−が特
に好ましい。また、誘電率異方性△εは7以上である
が、10以上が好ましく、13以上が更に好ましく、1
5以上が特に好ましい。より詳しくは、一般式(II-
4)、(II-8)〜(II-13)で表わされる化合物が特に好
ましい。この様にすることで、第1成分特に本発明の第
1群から選ばれる化合物との組み合わせによってより広
いネマチック相を得ることが見いだされた。複屈折率を
比較的小さくするには一般式(II-1)又は(II-2)を用
いるとよく、更に詳しくは一般式(II-4)〜(II-8)が
好ましい。複屈折率を比較的大きくするには一般式(II
-3)を用いるとよく、更に詳しくは一般式(II-9)〜
(II-13)が好ましい。中位の複屈折率にはこれらを併
用することが好ましい。これら何れの場合においても、
第2成分として2〜10種の成分数を用いることができ
るが、3〜10種の成分数が好ましく、3〜6種の成分
数がより好ましい。
【0043】更に本発明は、(3)一般式(III-1)〜
(III-4)で表わされる化合物からなる第3群から選ば
れる化合物を上述の液晶組成物と組み合わせることによ
り、他の特性を損なうことなく、例えばしきい値電圧や
応答速度の増加を抑えて、ネマチック相−等方性液体相
転移温度(TN-I)を効率良く改善させ、高温度範囲で
使用可能なネマチック液晶組成物を調整出来ることを見
い出した。また、低温においてもネマチック相を誘起拡
大させる効果があり、従って低温でのネマチック液晶性
の長期保存が期待される。また更には、複屈折率(△
n)を最適化することができるので、液晶表示装置の視
野角特性の向上、コントラスト比の増加を行うことがで
きる。
【0044】本発明に係わる(3)一般式(III-1)〜
(III-4)の化合物からなる第3群から選ばれる化合物
のうち、代表的な化合物としてNo.(3-1)〜(3-9)の
化合物とその転移温度及び誘電率異方性△εを下記第3
表に示す。ここで、No.(3-1)〜(3-3)の化合物は第
1成分に属するものであり、No.(3-4)〜(3-6)の化
合物は第2成分に属するものであり、No.(3-7)〜(3-
9)の化合物はその他の成分に属するものである。ま
た、各液晶化合物は、蒸留、カラム精製、再結晶等の方
法を用いて不純物を除去し、充分精製したものを使用し
た。
【0045】
【表3】
【0046】(表中、Cは結晶相を、Sはスメクチック
相を、Nはネマチック相を、Iは等方性液体相をそれぞ
れ表わす。)
【0047】更に本発明の液晶組成物の特徴は、一般式
(I-1)〜(III-4)で表わされる第1群、第2群及び第
3群から選ばれた化合物のうち、1種又はそれ以上の化
合物が、各化合物における1,4−シクロヘキシレン基
の1個又はそれ以上の水素原子(H)が重水素原子で置
換された化合物を含有してもよい点にある。この様な液
晶組成物は、低温でのネマチック相を安定させる性質が
あり、特に低温に保存してもネマチック液晶性をより長
期に保存できるものである。本発明者らは、重水素原子
に置換したシクロヘキサン環を有する化合物の効果を特
願平5−104144号明細書、特願平5−18273
4号明細書等で明かにしたが、本発明は更にこの効果を
優れたものとしている。即ち、この特徴により、本発明
の液晶組成物は、低温に保存してもネマチック性を長時
間有することができるものである。
【0048】更にまた、本発明の液晶組成物は、一般式
(I-1)〜(III-4)の化合物に加えて、液晶組成物の他
の特性を改善するために、液晶化合物として認識される
通常のネマチック液晶、スメクチック液晶、コレステリ
ック液晶などを含有してもよい。
【0049】この様にして得られた本発明の液晶組成物
は、後述の実施例に示したように、80℃以上のネマチ
ック相−等方性液体相転移温度(TN-I)で、結晶相又
はスメクチック相−ネマチック相転移温度(T→N)が
約−20℃以下と広い温度でネマチック相を有し、0.
080以上の複屈折率△n、2.0V前後のしきい値電
圧Vth、25ms以下の応答性を示す特性を得ることが
できた。
【0050】また、本発明のネマチック液晶組成物は、
後述の実施例に示した加熱促進テスト、紫外線照射促進
テストを行ったところ、各促進テスト後も99%以上の
高い電圧保持率を有することや化学的にも非常に安定で
高い抵抗値を有することが確認された。
【0051】このように、本発明のネマチック液晶組成
物は、広い温度範囲で液晶性を示し、しかも充分に高い
電圧保持率を有する液晶組成物であり、フリッカが発生
せず、コントラストに優れた液晶表示装置を提供するこ
とが可能となった。また、アクティブ・マトリクス液晶
表示装置を作製したところ、フリッカが発生せずコント
ラストに優れた液晶表示装置を作製することができた。
更に、TN-LCDやSTN-LCD液晶表示パネルを作製したとこ
ろ、広範な駆動周波数で表示可能であることが確認され
た。
【0052】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳述するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。実
施例中、測定した特性の各記号の意味は以下の通りであ
る。
【0053】TN-I : ネマチック相−等方性液体相
転移温度(℃) T→N : 結晶相又はスメクチック相−ネマチック相
転移温度(℃) Vth : 液晶層の厚みdが6μmのTN-LCDのしきい
値電圧(V) △ε : 誘電異方性 △n : 複屈折率 η : 20℃における粘度(c.p.) τr=τd : 液晶の立ち上がりと立ち下がりが等しくな
った時間(ms) 又、組成物の促進テストは、液晶組成物2gをアンプル
管に入れ、真空脱気後、窒素置換の処理をして封入し、
180℃、1時間の加熱促進テスト、及び10時間の紫
外線照射促進テスト「SUNTEST」(オリジナルハ
ナウ社製)で行った。液晶組成物の比抵抗と電圧保持率
は促進テスト前後で測定した。
【0054】(実施例1)
【0055】
【化12】
【0056】からなるネマチック液晶組成物(4−1)
を調整し、この組成物の諸特性を測定した。結果は以下
の通りであった。 TN-I : 105.6 ℃ T→N : −35. ℃ Vth : 2.29 V △ε : 5.1 △n : 0.124 η : 17.1 c.p. τr=τd : 14.9 ms テスト前の比抵抗 : 5.8×1015Ω c
m 加熱促進テスト後比抵抗 : 6.3×1014Ω c
m 紫外線照射促進テスト後比抵抗: 5.3×1014Ω c
m テスト前の電圧保持率 : 99.9%(測
定温度80℃) 加熱促進テスト後電圧保持率 : 99.7%(測
定温度80℃) 紫外線照射促進テスト後電圧保持率: 99.7%(測
定温度80℃) このネマチック液晶組成物(4−1)を構成材料とする
アクティブ・マトリクス液晶表示装置を作製したとこ
ろ、漏れ電流が小さくフリッカの発生しない優れたもの
であることが確認できた。
【0057】またこのネマチック液晶組成物(4−1)
にカイラル物質「S−811」(メルク社製)を添加し
て液晶組成物を調製した。一方、対向する平面透明電極
上に「サンエバー150」(日産化学社製)の有機膜をラ
ビングして配向膜を形成し、ツイスト角220度のSTN-LCD
表示用セルを作製した。上記の液晶組成物をこのセルに
注入して液晶表示装置を構成し、表示特性を測定した。
その結果、しきい値電圧が低く、高時分割特性に優れ、
表示画面のちらつきやクロストーク現象が改善されたST
N-LCD表示特性を示す液晶表示装置が得られた。
【0058】(比較例1)
【0059】
【化13】
【0060】からなる比較液晶(a−4)を調整し、こ
の組成物の諸特性を測定した。結果は以下の通りであっ
た。 TN-I : 106.7 ℃ T→N : +17. ℃ Vth : 2.21 V △ε : 5.6 △n : 0.080 η : 25.7 c.p. τr=τd : 30.8 ms テスト前の比抵抗 : 7.8×1013Ω c
m 加熱促進テスト後比抵抗 : 5.3×1013Ω c
m 紫外線照射促進テスト後比抵抗: 5.0×1013Ω c
m テスト前の電圧保持率 : 99.1%(測
定温度80℃) 加熱促進テスト後電圧保持率 : 98.2%(測
定温度80℃) 紫外線照射促進テスト後電圧保持率: 98.3%(測
定温度80℃) この比較液晶(a−4)を実施例1と比較すると、T
N-I、Vth、△εの特性はほぼ同等でありながら、実施
例1の液晶組成物のほうが粘度で35%、応答速度で5
0%の低減がなされ、比抵抗では約1桁向上し、電圧保
持率ではほぼ100%に近い結果であった。これは、△
n−2〜+2の誘電率異方性の化合物に相当する化合物
及び+7以上の誘電率異方性の化合物に相当する化合物
を含有しているかいないかの違いによるものであり、本
発明の液晶組成物がより優れたものであることが確認さ
れた。
【0061】(実施例2)
【0062】
【化14】
【0063】からなるネマチック液晶組成物(4−2)
を調製し、この組成物の諸特性を測定した。結果は以下
の通りであった。 TN-I : 87.9 ℃ T→N : −30. ℃ Vth : 2.50 V △ε : 3.5 △n : 0.115 η : 13.2 c.p. τr=τd : 15.3 ms
【0064】(実施例3)
【0065】
【化15】
【0066】からなるネマチック液晶組成物(4−3)
を調製し、この組成物の諸特性を測定した。結果は以下
の通りであった。 TN-I : 104.9 ℃ T→N : −25. ℃ Vth : 2.40 V △ε : 4.6 △n : 0.104 τr=τd : 18.3 ms
【0067】(実施例4)
【0068】
【化16】
【0069】からなるネマチック液晶組成物(4−4)
を調製し、この組成物の諸特性を測定した。結果は以下
の通りであった。 TN-I : 100.3 ℃ T→N : −30. ℃ Vth : 2.33 V △ε : 4.6 △n : 0.093 τr=τd : 22.9 ms
【0070】(実施例5)
【0071】
【化17】
【0072】からなるネマチック液晶組成物(4−5)
を調製し、この組成物の諸特性を測定した。結果は以下
の通りであった。 TN-I : 81.0 ℃ T→N : −27. ℃ Vth : 2.46 V △ε : 3.3 △n : 0.092 τr=τd : 15.2 ms
【0073】(実施例6)
【0074】
【化18】
【0075】からなるネマチック液晶組成物(4−6)
を調製し、この組成物の諸特性を測定した。結果は以下
の通りであった。 TN-I : 88.6 ℃ T→N : −40. ℃ Vth : 1.85 V △ε : 4.3 △n : 0.077 τr=τd : 26.0 ms テスト前の比抵抗 : 4.9×1013Ω c
m 加熱促進テスト後比抵抗 : 1.2×1013Ω c
m 紫外線照射促進テスト後比抵抗: 1.1×1013Ω c
m テスト前の電圧保持率 : 99.7%(測
定温度80℃) 加熱促進テスト後電圧保持率 : 99.2%(測
定温度80℃) 紫外線照射促進テスト後電圧保持率: 99.3%(測
定温度80℃)
【0076】(実施例7)
【0077】
【化19】
【0078】からなるネマチック液晶組成物(4−7)
を調製し、この組成物の諸特性を測定した。結果は以下
の通りであった。 TN-I : 90 .1 ℃ T→N : −30. ℃ Vth : 1.95 V △ε : 4.1 △n : 0.085 τr=τd : 21.3 ms
【0079】
【発明の効果】本発明により、用途に応じた複屈折率△
nが得られ、高速応答性を示し、広い温度範囲でネマチ
ック相を示すネマチック液晶組成物が得られる。更に長
期の低温保存においてネマチック液晶性を保持する効果
を有し、高い電圧保持率を有し、しかも化学的安定性が
高い。
【0080】従って、これを用いた本発明の液晶表示装
置は、視角特性に優れ、表示画面のちらつき、クロスト
ーク現象を改善することができ、情報量の多いTN-LCD、
STN-LCDあるいはアクティブ・マトリクス方式において
良好な駆動特性及び表示特性が得られる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素原子及びエステル基を有しない液晶
    化合物からなる液晶組成物において、誘電率異方性が−
    2〜+2の化合物を少なくとも3種以上含む第1成分を
    40〜85重量%含有し、誘電率異方性が+7以上の化
    合物を少なくとも2種以上含む第2成分を15〜60重
    量%含有し、ネマチック相−等方性液体相転移温度T
    N-Iが75℃以上であり、結晶相又はスメクチック相−
    ネマチック相転移温度T→Nが−10℃以下であること
    を特徴とするネマチック液晶組成物。
  2. 【請求項2】 第2成分において、誘電率異方性が+1
    0以上の化合物を15〜50重量%含有することを特徴
    とする請求項1記載のネマチック液晶組成物。
  3. 【請求項3】 第1成分が(1)一般式(I-1)〜(I-
    3) 【化1】 (式中、Z11、Z12、Z13及びZ14はそれぞれ独立的に
    −C24−又は単結合を表わし、Z15は−C≡C−又は
    単結合を表わし、R11、R12及びR13はそれぞれ独立的
    に炭素原子数2〜5の直鎖状アルキル基、アルコキシ
    基、アルコキシアルキル基、アルケニル基又はアルケニ
    ルオキシ基を表わし、R14、R15及びR16はそれぞれ独
    立的に炭素原子数1〜10の直鎖状アルキル基、アルコ
    キシ基、アルコキシアルキル基、アルケニル基又はアル
    ケニルオキシ基を表わし、Y11、Y12及びY13はそれぞ
    れ独立的に水素原子、フッ素原子又は−CH3を表わ
    し、k、l及びmはそれぞれ独立的に0又は1の整数を
    表わし、環A11及び環A12はそれぞれ独立的にトランス
    −1,4−シクロヘキシレン基又は1,4−シクロヘキ
    セニレン基を表わし、各化合物における1,4−シクロ
    ヘキシレン基の水素原子(H)は重水素原子(D)で置
    換されていても良い。)で表わされる化合物からなる第
    1群から選ばれる化合物であることを特徴とする請求項
    1又は2記載のネマチック液晶組成物。
  4. 【請求項4】 第2成分が(2)一般式(II-1)〜(II
    -3) 【化2】 (式中、Z21及びZ23はそれぞれ独立的に単結合、−C
    24−又は−C48−を表わし、Z22は−C24−又は
    −C48−を表わし、Z24は単結合又は−C≡C−を表
    わし、R21、R22及びR23はそれぞれ独立的に炭素原子
    数2〜10の直鎖状アルキル基、アルコキシ基、アルコ
    キシアルキル基、アルケニル基又はアルケニルオキシ基
    を表わし、X21、X22及びX23はそれぞれ独立的にフッ
    素原子、塩素原子、−OCF3、−OCHF2又は−CF
    3を表わし、Y21、Y22及びY23はそれぞれ独立的に水
    素原子又はフッ素原子を表わし、p及びqはそれぞれ独
    立的に0又は1の整数を表わし、各化合物における1,
    4−シクロヘキシレン基の水素原子(H)は重水素原子
    (D)で置換されていても良い。)で表わされる化合物
    からなる第2群から選ばれる化合物であることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載のネマチック液晶組成物。
  5. 【請求項5】 (3)一般式(III-1)〜(III-4) 【化3】 (式中、Z31、Z32、Z33及びZ35はそれぞれ独立的に
    単結合、−C24−又は−C48−を表わし、Z34は単
    結合、−C24−、−C48−又は−C≡C−を表わ
    し、R31、R32、R33、R34及びR35はそれぞれ独立的
    に炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基又はアルケニル
    基を表わし、X31、X32及びX33はそれぞれ独立的に炭
    素原子数1〜5の直鎖状アルキル基、フッ素原子、塩素
    原子、−OCF3、−OCHF2又は−CF3を表わし、
    31、Y32、Y33、Y34、Y35、Y36、Y37、Y38及び
    39はそれぞれ独立的に水素原子又はフッ素原子を表わ
    し、rは0、1又は2の整数を表わし、各化合物におけ
    る1,4−シクロヘキシレン基の水素原子(H)は重水
    素原子(D)で置換されていても良い。)で表わされる
    化合物からなる第3群から選ばれる化合物を含有するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のネマチッ
    ク液晶組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載のネマ
    チック液晶組成物を用いたアクティブ・マトリクス形液
    晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4又は5記載のネマ
    チック液晶組成物を用いたツイスティッド・ネマチック
    又はスーパー・ツイスティッド・ネマチック液晶表示装
    置。
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