JPH0957857A - 三次元造形方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

三次元造形方法およびそれに用いる装置

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JPH0957857A
JPH0957857A JP7240860A JP24086095A JPH0957857A JP H0957857 A JPH0957857 A JP H0957857A JP 7240860 A JP7240860 A JP 7240860A JP 24086095 A JP24086095 A JP 24086095A JP H0957857 A JPH0957857 A JP H0957857A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 補助材層の層数がどんなに多くなっても、上
層部分が先細りすることなくその面積を一定に保つこと
ができ、かつ、むだになる造形材を最小限に押さえるこ
とのできる三次元造形物の造形方法およびそれに用いる
装置を提供することである。 【構成】 この発明にかかる装置は、台部7の周囲に枠
体4を配設するとともに、熱可塑性樹脂19を供給する
造形材供給部14の供給口15近傍に、上記枠体4に摺
接状態で内嵌する水平ガイド板16を取り付けて構成さ
れている。そして、熱可塑性樹脂19は、すでに形成さ
れた補助材層18aの上面,枠体4の内側面および水平
ガイド板16の下面で囲われた空間部に供給されるた
め、過剰な熱可塑性樹脂19の供給が防止されるととも
に、形成される補助材層18aの下面と上面の面積が一
定に保たれるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、補助材層内に造形材
層を形成し、これを積層して形成される積層体から補助
材層を除去して複数の造形材層からなる三次元造形物を
得る三次元造形方法およびそれに用いる装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、材料を複数の層状に積層して
試作品の造形を行う方法および装置として種々の三次元
造形方法および三次元造形装置が開発されているが、本
願出願人は、このような方法および装置に関するものと
して、特願平7−112298に開示したものをすでに
出願している。これは、三次元造形方法および装置の中
でも特に、一層の厚みを適宜調節できるとともに各層を
それぞれ正確な平面状に形成でき、かつ、各層の接着を
確実にでき、さらに、不要な補助層部分の除去が簡単に
行えるようにしたもので、これに用いる装置を図8に示
している。
【0003】すなわち、この三次元造形装置40は、周
囲に溝21,22が形成され上下移動可能になった台部
23の上方に切削用のスピンドル24が配設され、台部
23の一端側に補助材供給用のホッパー25が、他端側
には造形材供給用のホッパー26がそれぞれ台部23上
をX(左右)方向に移動可能な状態で配設されている。
そして台部23の上方および周囲を囲った壁部27の天
井に紫外線照射ランプ28が設けられている。29は壁
部27の一端側に設けられ粉体の補助材30を収容する
補助材タンクであり、31は壁部27の他端側に設けら
れ液体の紫外線硬化樹脂からなる造形材32を収容する
造形材タンクである。
【0004】この補助材タンク29,造形材タンク31
は、それぞれ栓33,34を開けることにより補助材3
0をホッパー25に,造形材32をホッパー26に供給
するようになっており、ホッパー25には内部にヒータ
ー35が設けられてその加熱により補助材30を液化で
きるようになっている。36はスピンドル24に取り付
けられたエンドミルであり、その周囲には略円筒状のカ
バー部37が設けられ、連結されたホース38を介して
材料の削り粉を外部に排出できるようになっている。
【0005】そして、造形物を造形する際には、まず、
ホッパー25をX方向に往復移動させながら液状の補助
材30を台部23上に吐出させこれを自然冷却により固
化して補助材層を形成する。つぎに、スピンドル24を
回転させエンドミル36で補助材層の所定部分を切削除
去し、その除去した部分に、ホッパー26を移動させて
造形材32を吐出させる。ついで、紫外線照射ランプ2
8による紫外線照射で造形材32を固化し造形材層を形
成する。
【0006】そして、形成された層の厚み分だけ台部2
3を下降させたのち、上記の操作を繰り返すことにより
多層からなる積層体を形成し、その積層体から補助材層
を除去することが行われる。なお、上記の操作におい
て、造形材32を補助材層の切削除去された部分に吐出
する際、過剰の造形材32はホッパー26の底部によっ
て押され、溝21,22に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
装置では、台部23の上面周囲が開放状態になっている
ため、形成される補助材層の上側角部が垂れて丸くな
り、補助材層の面積が上方の層になるほど狭くなる。こ
のため、形成される層の数が多くなるほど、台部23の
上面面積を形成する造形物の大きさに比べて余裕を持っ
て広く設定しておくか、または、造形物の形状を上方に
いくほど細くなるような形状のものに設定しておく必要
があるという問題がある。
【0008】また、溝21,22に排出される過剰供給
された造形材32は、溝21,22内で補助材30や他
の不純物等と混合してしまい再使用することはできな
い。このため、過剰供給される造形材32が多量に生じ
る場合や、その造形材32に高価な材料を使用した場
合、不経済であるという問題が生じる。さらに、上記装
置で使用できる造形材は紫外線硬化樹脂に限定され、最
終的に使用する汎用熱可塑性樹脂で試作品を造形するこ
とはできなかった。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、汎用熱可塑性樹脂で造形する際に、補助材層
の層数がどんなに多くなっても、その面積を一定に保つ
ことができ、かつ、むだになる造形材を最小限に押さえ
ることのできる三次元造形方法およびそれに用いる装置
の提供をその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、上下移動する台部の上面に、スラリー
状の補助材を供給しこれを固化させて補助材層を形成
し、この補助材層の所定部分を切削除去し、この切削除
去した部分に溶融状態の熱可塑性樹脂を供給しこれを固
化させて造形材層を形成し、上記台部を所定高さ下降さ
せるとともに、上記切削除去部分の形状を適宜変えなが
ら上記操作を繰り返して積層体を形成したのち、この積
層体から補助材層を除去することにより造形材層からな
る三次元造形物を得る方法であって、上記台部の周囲を
静止状態の枠体で囲むとともに、上記熱可塑性樹脂を供
給する際に、上記枠体の内側面に摺接しかつ補助材層上
面を覆う水平ガイド板を設け、上記熱可塑性樹脂が一定
量以上供給されないようにした三次元造形方法を第1の
要旨とする。
【0011】そして、上面が開放された枠体と、上面が
平面状になり上記枠体内で上下移動する台部と、スラリ
ー状の補助材を上記台部上面に供給する補助材供給部
と、上記台部上面に対して相対的にX,Y,Z方向に移
動し台部上に形成される補助材層を切削する切削部と、
加熱により液化し常温で固化する熱可塑性樹脂を加熱し
液化させた状態で上記台部上面に供給する造形材供給部
と、この造形材供給部の供給口近傍に取り付けられ、熱
可塑性樹脂を供給する際、上記枠体に摺接状態で内嵌し
熱可塑性樹脂の過剰供給を防止する水平ガイド板とを備
えた三次元造形装置を第2の要旨とする。
【0012】
【作用】すなわち、この発明は、従来例のように、台部
の周囲に溝を設けて、過剰に供給された造形材をこの溝
に排出してしまうというようなものではなく、台部の周
囲に枠体を配設するとともに、熱可塑性樹脂を供給する
造形材供給部の供給口近傍に上記枠体に摺接状態で内嵌
する水平ガイド板を取り付けて構成されている。したが
って、熱可塑性樹脂を供給する際、熱可塑性樹脂が供給
されるのは、台部またはすでに形成された補助材層の上
面,枠体の内側面および水平ガイド板の下面で囲われた
密閉状態に近い空間部となり、この空間部の体積以上の
過剰な熱可塑性樹脂が供給されることがなくなる。
【0013】また、補助材層の形成は、スラリー状の補
助材を供給することにより行われるため、得られる補助
材層は、台部またはすでに形成された補助材層の上面と
枠体の内側面に接触するようになる。このため、補助材
層の面積は常に一定に保たれ、多層になっても上方の層
が狭くなるといったことは生じなくなる。その結果、台
部の大きさを必要以上に大きく設定する必要がなくなる
とともに、造形物の形状も特に制限を受けることがなく
なる。つぎに、実施例にもとづいて、この発明による三
次元造形方法およびそれに用いる装置を詳しく説明す
る。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の一実施例による三次元造
形装置1を示している。図において、2はレール3に沿
ってX(左右)方向に移動可能な型台であり、上面が開
放された箱状の枠体4の底面に伸縮ねじ5を回転させる
ためのモーター6が配設されそのモーター6の上方に伸
びる伸縮ねじ5の上端に台部7が取り付けられて構成さ
れている。上記台部7は枠体4の内側面に摺接した状態
で、モーター6の作動により枠体4内を上下に移動する
ようになっている。
【0015】8は三次元造形装置1の一端側における型
台2よりもやや高い位置に配設されたホッパーであり、
スラリー状の石膏からなる補助材を収容する補助材タン
ク(図示せず)から送られてくる補助材を型台2の台部
7上に供給するようになっている。9はそのホッパー8
の他端側に配設されたヒーターであり、台部7上に供給
された補助材を加熱して固化させる。
【0016】10は、三次元造形装置1の略中央部にお
ける型台2の上方位置に配設され、台部7上をX(左
右),Y(前後),Z(上下)方向に移動できるスピン
ドル(上部の駆動機構等は省略している)であり、その
下端に切削用のエンドミル11が取り付けられている。
このスピンドル10の下部側には、側部にホース12が
連結された略円筒状のカバー部13がエンドミル11を
覆うようにして設けられており、上記ホース12の他端
は三次元造形装置1の外部に設けられた吸引機(図示せ
ず)に連結されている。このため、上記吸引機を作動さ
せることにより、エンドミル11が材料を切削した際に
生じる材料の削り粉を三次元造形装置1の外部に排出す
ることができる。
【0017】14は三次元造形装置1の他端側に配設さ
れ、Z方向に移動できる造形材射出ユニットであり、下
端部に造形材射出用の射出ノズル15が突設され、その
周囲に台部7の横断面と略等しい形状の面を有する板状
の水平ガイド板16が設けられている。上記造形材射出
ユニット14の内部には加熱ヒーターが内蔵されて、造
形材射出ユニット14の上方に配設された造形材収容部
(図示せず)から送られてくるひも状の熱可塑性樹脂を
加熱液化し、射出ノズル15から型台2の台部7上に供
給するようになっている。また、上記水平ガイド板16
の内部には水冷管が埋設されている。なお、上記造形材
射出ユニット14としては、新興セルビック社製の射出
ユニットを使用することができる。
【0018】また、17はこの三次元造形装置1の周囲
および上部を覆う壁部であり、補助材タンク,ホッパー
8,ヒーター9,スピンドル10を作動させる上部の駆
動機構,造形材射出ユニット14および造形材収容部等
を支受している。
【0019】この構成において、造形を行う際には、ま
ず、型台2を三次元造形装置1の一端側に移動させて台
部7がホッパー8の下側に位置するようにするととも
に、モーター6を作動させて、形成する補助材層一層の
高さよりもやや高い高さ分、台部7が枠体4の上端より
低くなるようにしておく。ついで、補助材タンク内の補
助材をホッパー8に送り、これを図2に示すように、台
部7上に一定の厚みに万遍なく供給する。この際、補助
材18の上面高さは、型台2の枠状体4の上端よりやや
低くなるようにしておく。
【0020】つぎに、図3に示すように、型台2をヒー
ター9の下側に移動させ、ヒーター9をオンにして台部
7上の補助材18を加熱固化し補助材層18aを形成す
る。ついで、型台2を三次元造形装置1の略中央部に移
動させてスピンドル10の下側に位置させ、吸引機を作
動させるとともに、スピンドル10を作動させてX,
Y,Z方向に移動させることにより、図4に示すよう
に、エンドミル11で補助材層18aの所定部分を切削
し凹部18bを形成する。この場合、切削により生じた
補助材層18aの切削粉は、カバー部13からホース1
2を介して外部の吸引機に吸い取られていく。
【0021】つぎに、型台2をさらに三次元造形装置1
の他端側に移動させ、造形材射出ユニット14の下側に
位置させる。そして、水平ガイド板15を補助材層18
a側に下降させて枠体4内に内嵌させるとともに、造形
材射出ユニット14内の加熱ヒーターをオンにしてひも
状の熱可塑性樹脂を溶かし、この熱可塑性樹脂19を、
図5に示すように、補助材層18aの凹部18b内に充
填する。この際、熱可塑性樹脂19は、水平ガイド板1
5によって一定量以上充填することが防止され、適当な
量が供給されたのち、水平ガイド板15内の水冷管によ
る冷却で固化する。
【0022】そして、熱可塑性樹脂19が固化し造形材
層19aが形成されたのち型台2を再度、スピンドル1
0の位置に移動させて、補助材層18aおよび造形材層
19aの上部の余分な部分を除去するとともに、表面を
図6に示すような平面状に仕上げる。この場合、エンド
ミル11に代えて、平面切削に適した切削具をスピンド
ル10に取り付けてもよい。
【0023】つぎに、補助材層18aの切削除去する部
分の形状を適宜変えながら上記のような工程を何度も繰
り返して、図7に示すような積層体20を形成し、複数
の造形材層19aで構成される形状が所定の三次元造形
物になるようにする。そして、台部7を上方に移動させ
て上記積層体20を型台2から取り外し、水洗いした
り、衝撃を与えることにより、補助材層18aを除去
し、所定の形状の造形物が得られる。この実施例におい
て、積層体20を得るまでの一連の工程は、予め準備さ
れたプログラムに沿ったコンピューター制御により行わ
れる。
【0024】なお、上記実施例においては、補助材18
として石膏を用いているが、これに限定するものではな
く、骨材となるケイ砂にバインダーとしての樹脂および
硬化剤を加えたもの等、スラリー状になり加熱や自然乾
燥により固化するもので、かつ固化したものが脆く除去
しやすい材料であればなんでも使用することができる。
また、補助材として使用する材料が自然乾燥により容易
に固化するものであれば、特にヒーター9を設ける必要
なない。
【0025】さらに、上記実施例では、図示(図1,図
5)のように、造形材射出ユニット14の射出ノズル1
5が水平ガイド板16の下面からわずかに突出している
が、この射出ノズル15の下端は水平ガイド板16の下
面と面一になるように設定することが好ましい。
【0026】また、形成される補助材層18aと造形材
層19aの上面が面一で、かつその上面が平面状になる
場合は、補助材層18aおよび造形材層19aの余分な
部分を除去したり、表面を平面状に仕上げる工程は省略
することができる。
【0027】このように、上記実施例では、枠体4内に
台部7を設けるとともに、熱可塑性樹脂19を凹部18
bに供給する造形材射出ユニット14の射出ノズル15
の周囲に水平ガイド板16を取り付けて、この水平ガイ
ド板16および台部7が枠体4の内側面に沿って上下に
摺動するように構成されている。
【0028】したがって、形成される補助材層18a
は、台部7またはすでに形成された補助材層18aの上
面と枠体4の内側面に接触するようにして形成されるた
め、その表面の面積は常に一定に保たれ、多層になって
も上方の層が序々に狭くなるといったことは生じなくな
る。その結果、積層体20の上方が小さくなることを見
込んで予め台部7の大きさを必要以上に大きく設定して
おくといった必要がなくなるとともに、造形物の形状も
特に制限を受けることがなく、下部であろうと上部であ
ろうと最大径の部分の面積が台部7の面積よりも小さい
形状のものであればどのようなものでも造形が可能にな
る。
【0029】また、熱可塑性樹脂19を凹部18bに供
給する際の熱可塑性樹脂19が供給される空間部は、台
部7またはすでに形成された補助材層18aの上面,枠
体4の内側面,水平ガイド板16の下面で囲われた密閉
状態に近い空間部であるため、この空間部の体積以上の
過剰な熱可塑性樹脂19が供給されることがなくなる。
その結果、熱可塑性樹脂19のむだがなくなり、経済的
効果も大きくなる。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上のように、補助材層を
一層形成する度に台部を枠体内で下降させ、形成される
積層体が常に枠体の内側面に当接するようにして造形が
行われるため、補助材層の層数がどんなに多くなっても
その面積を一定に保つことができる。その結果、台部を
大きく設定する必要がなくなり型台を小型化できるとと
もに、造形する造形物の形状に制限なくなり自由度が増
すようになる。また、熱可塑性樹脂を供給する造形材供
給部の供給口近傍に水平ガイド板が取り付けられている
ため過剰な熱可塑性樹脂の供給が防止でき熱可塑性樹脂
のむだを最小限に押さえることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による三次元造形装置を示
す構成図である。
【図2】補助材を供給する状態を示す部分断面図であ
る。
【図3】補助材を乾燥固化する状態を示す部分断面図で
ある。
【図4】補助材層を切削する状態を示す部分断面図であ
る。
【図5】熱可塑性樹脂を供給する状態を示す部分断面図
である。
【図6】補助材層と造形材層の表面仕上げをした状態を
示す断面図である。
【図7】積層体が完成した状態を示す断面図である。
【図8】従来例による三次元造形装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 三次元造形装置 2 型台 4 枠体 5 伸縮ねじ 6 モーター 7 台部 8 ホッパー 10 スピンドル 11 エンドミル 14 造形材射出ユニット 15 射出ノズル 16 水平ガイド板 18 補助材 18a 補助材層 18b 凹部 19 熱可塑性樹脂 19a 造形材層 20 積層体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下移動する台部の上面に、スラリー状
    の補助材を供給しこれを固化させて補助材層を形成し、
    この補助材層の所定部分を切削除去し、この切削除去し
    た部分に溶融状態の熱可塑性樹脂を供給しこれを固化さ
    せて造形材層を形成し、上記台部を所定高さ下降させる
    とともに、上記切削除去部分の形状を適宜変えながら上
    記操作を繰り返して積層体を形成したのち、この積層体
    から補助材層を除去することにより造形材層からなる三
    次元造形物を得る方法であって、上記台部の周囲を静止
    状態の枠体で囲むとともに、上記熱可塑性樹脂を供給す
    る際に、上記枠体の内側面に摺接しかつ補助材層上面を
    覆う水平ガイド板を設け、上記熱可塑性樹脂が一定量以
    上供給されないようにしたことを特徴とする三次元造形
    方法。
  2. 【請求項2】 上面が開放された枠体と、上面が平面状
    になり上記枠体内で上下移動する台部と、スラリー状の
    補助材を上記台部上面に供給する補助材供給部と、上記
    台部上面に対して相対的にX,Y,Z方向に移動し台部
    上に形成される補助材層を切削する切削部と、加熱によ
    り液化し常温で固化する熱可塑性樹脂を加熱し液化させ
    た状態で上記台部上面に供給する造形材供給部と、この
    造形材供給部の供給口近傍に取り付けられ、熱可塑性樹
    脂を供給する際、上記枠体に摺接状態で内嵌し熱可塑性
    樹脂の過剰供給を防止する水平ガイド板とを備えたこと
    を特徴とする三次元造形装置。
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