JPH0956162A - コンバータのpwm制御装置 - Google Patents

コンバータのpwm制御装置

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JPH0956162A
JPH0956162A JP21154895A JP21154895A JPH0956162A JP H0956162 A JPH0956162 A JP H0956162A JP 21154895 A JP21154895 A JP 21154895A JP 21154895 A JP21154895 A JP 21154895A JP H0956162 A JPH0956162 A JP H0956162A
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JP
Japan
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pulse
phase
converter
pwm control
control device
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JP21154895A
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Sadao Hokari
定夫 保苅
Hiromi Inaba
博美 稲葉
Toshio Arita
年男 有田
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】コンバータ2に電源とは非同期に一定周期で電
源位相に応じたパルスパターンを与えるパターン発生装
置10を設け、電源電圧の極性が切り替わる点を事前に
推定し、その点が存在する周期期間とそれに続く周期期
間で、パルスパターンを電源電圧に対して等価的に同一
パターンとなるように極性切り替わり点を含む周期期間
に移行パルスを発生する手段110を設けた。 【効果】出力の脈動や跳躍は平滑回路が小さく設定され
ている様な安価システムでも最小限度に押さえ込むこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンバータのPWM制御
に係り、特に、交流電源とPWMパルスパターンとの電
源同期処理を同滑に行いうるPWM制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PWMコンバータのパルスパター
ンと電源電圧との同期処理は特許第1877122号,1878647
号にあるように、電源周波数あるいはその推定値の積分
値である交流位相値をゼロクロスからの経過時間で修正
して新たな位相値とし、電源とは非同期にこの位相値か
ら一定時間毎にパルスパターンを算出する時間遅れを伴
う非瞬時同期方式による電源同期手法や、ゼロクロスを
割り込みとして受け付け、瞬時に電源電圧位相に見合っ
たパルスパターンを最少パルス幅の確保(狭幅となる場
合には幅を広げる処理を行うなどして)を行いつつ実行
する瞬時同期手法等が提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記第一の従来技術で
は本質的に瞬時同期ではないのでゼロクロス入力が最新
のパルス幅のスケジューリングの直後に発生した場合な
ど、ゼロクロス後の電源電圧関係に合致したパルスパタ
ーンの設定は次回のパルスパターン演算時まで待たされ
るので、ゼロクロス後の電源電圧の相関係とは合致しな
いPWMパルスパターンが短い時間ながら出力され続け
ることとなり、電流の脈動を吸収する直流リアクトルや
コンデンサが十分挿入されていない安価なシステムでは
コンバータの出力が大きく脈動し、これがインバータを
通過して電動機に脈動電流として流入し、トルクショッ
クを発生させたり、騒音を発生させる問題点があった。
一方、第二の従来技術でも、パルス発生にマイコンを用
いるような場合、オペレーションシステムがゼロクロス
割り込みを認識して、実際に対応したパルスを発生させ
る処理プログラム先にジャンプし、処理を完了させるの
には数十マイクロ秒の遅れを伴ったり(いわゆるオーバ
ーヘッドの為)、最少パルス幅確保でさらにパルスが伸
ばされることなどの処理の悪影響のため出力が跳躍する
問題があり、やはり平滑手段が十分でない安価なシステ
ムではその出力の不連続性の悪影響は振動・騒音の点で
大きな問題であった。また、これらの問題はスイッチ素
子としてGTOやパワートランジスタを用いたシステム
の場合、スイッチング周波数を高く設定できないという
理由によりパルス幅演算間隔を長くせざるを得ず、不適
当なパルスパターンが供給される上記した期間が長いこ
となどの理由により悪影響は一層顕在化する。
【0004】本発明の目的は少ない容量の平滑装置を用
いた安価なシステムでも直流出力に電源同期に伴う脈動
を極力生じさせない電力変換器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はコンバータに電源とは非同期に一定周期で
電源位相に応じたパルスパターンを与えるパターン発生
装置を設け、電源電圧の極性が切り替わる点を事前に推
定し、その点が存在する周期期間とそれに続く次の周期
期間で、パルスパターンを電源電圧に対して等価的に同
一パターンとなるように前記極性切り替わり点を含む周
期期間に移行パルスを発生する手段を設けた。
【0006】
【作用】移行パルスは電源電圧の相関係に対して悪影響
を最小限にとどめる点弧信号となり、事後処理に基づく
無駄時間を伴った非瞬時同期パルス方式におけるパルス
パターンと電源電圧との間の不整合による問題や、瞬時
同期方式に伴う割り込み処理遅れや最少パルス幅を確保
するために理想状態からはずれたパルスによる問題もな
いので、出力の脈動や跳躍は平滑回路が小さく設定され
ている様な安価なシステムでも最小限度に押さえ込むこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
【0008】図1は本発明の電力変換装置の一実施例を
示す系統図である。まず、この全体構成について説明す
る。1はコンバータ2に電力を供給する3相交流電源
で、スイッチ素子21から26で構成されるコンバータ
2には負荷4が接続され、流れた電流は検出器3で検出
される。検出された電流ifは帰還信号としてフィード
バックされ、電流指令の入力端子5から入力された直流
電流指令I*と加算点6で比較され、偏差はパターン発
生装置10に取り込まれる。また、総合位相作成手段1
20では内部発生させた電源周波数指令ω*(関東以東
ならば50Hz)又は実際に検出した値を一定時間Δt
ごとに積分し、電源電圧の推定位相PH1*を算出す
る。この電源電圧の推定位相PH1*は電圧検出器7で
検出されておおむね60度毎に発生するゼロクロス時に
パルスを発生する波形整形回路8と同期化装置9を介し
てパターン発生装置10に取り込まれ、総合位相作成手
段120内の推定位相PH1*に同期処理を施す。一
方、取り込まれた電流偏差Δiはその大きさに応じて関
数発生手段110により第2の位相指令PH2*と通流
率指令PU*を発生する。総合位相作成手段120内で
は同期処理を施された推定位相PH1*に第2の位相指
令PH2*が加算されパルスパターン作成のおおもとと
なる総合位相指令θT*が作成される。この総合位相指
令θT*は領域判定手段130に入力され、総合位相指
令θT*が0゜〜60゜(M1),60゜〜120゜
(M2),120゜〜180゜(M3),180゜〜2
40゜(M4),240゜〜300゜(M5),300
゜〜360゜(M6)のどの60゜区間に入っているか
と言う情報Moが求められ、さらに、総合位相指令θT
*,通流率指令PU*とともにどの素子にどのようなパ
ルスパターンを与えるべきかを決定する分配手段140
に入力される。そして、この分配手段の中で、電源がゼ
ロクロスとなる際に、パルスパターンとして、そのゼロ
クロス箇所を周期期間Δt内に含む専用のパルスパター
ンとして、その所定周期期間Δtの直後に続くパルスパ
ターンと交流電源電圧との関係で等価的に出力電圧が同
一となるような移行パルスパターンを設定する処理を行
うことにより、電源割り込みとは非瞬時同期的ではある
が、出力の跳躍を防止するようなPWM制御が実現でき
る。
【0009】次に、具体的に分配手段140内部の働き
をフローチャートを用いて示す。図2には基本的なパル
ス分配処理140を示している。この分配処理140は
所定時間Δtごとに起動され、処理14100で総合位
相指令θT*がどの60゜区間に入っているかというモ
ード情報Mo,総合位相指令θT*,通流率指令PU*が
読み込まれ、処理14200で基準パルスPd,Pi,
Psを総合位相指令θT*や通流率指令PU*などから
算出する。ここで、Pdは位相の増加とともに次第にパ
ルスの幅が減少する相に与えるパルス、Piは次第にパ
ルスの幅が増加する相に与えるパルス、Psは、いわゆ
る、短絡相に与えるパルスなどの材料となるための基準
パルスである。そして、処理14300でゼロクロス直
前であるかの判定を行い、Yesであれば、処理144
00で移行パルスの設定を行い、Noであれば、処理1
4500で、ゼロクロス直後、つまり、移行パルス発生
直後であるかの判定を行い、Yesであれば、処理14
600で移行直後パルスの設定を行い、Noであれば、
処理14700で通常パルスの設定を行い、所定時間Δ
tごとのパルス分配処理を完了する。図3に移行パルス
設定処理14400 の詳細フローチャートを示す。処理14
401で(総合位相指令θT*−360°)の絶対値が
所定値αよりも小さいか、つまり総合位相指令θT*が
360°手前側から0°に近づいた付近のゼロクロスへ
の処理をしなければならないかどうかの判定を行い、Y
esならば、処理14402で減少相に対応する素子2
4を点弧させず、その素子24用のパルス幅Pdを増加
相に対応する素子25の増加相パルス幅Piと短絡相に
対応する素子26の短絡相パルス幅Psに2等分配して
いる。なお素子23は転流をしない側のアーム(この6
0゜区間では+側アーム)で所定時間Δtの間点弧し続
ける素子である。以下同様に、60゜手前の移行パルス
には処理14404,120°手前の移行パルスには処
理14406,180°手前の移行パルスには処理14
410,240°手前の移行パルスには処理1441
1,300°手前の移行パルスには処理14408の各
パルスが移行パルスとして、ゼロクロスの発生に先立っ
てそれが存在するであろう所定区間Δtにセットされ
る。この、移行パルスは次に図4に示す移行直後パルス
と電源電圧の相関係で、ゼロクロスをはさんで直流出電
圧の跳躍を発生させないパルスパターンを形成する。図
4に移行直後パルスの設定処理14600のフローチャ
ートを示す。処理14601でモード情報MoがM1、
つまり、総合位相指令θT*が0°から60°に入って
いるかどうかを調べ、Yesであれば、処理14602
で、M6からM1への移行パルスに引き続いた移行直後
パルスの発生処理を行う。具体的には素子23に本来の
減少相用のパルス幅Pdのほか増加相用のパルス幅Pi
の1/2を加算したものを与え、素子22に短絡相用の
パルス幅Psのほか、やはり、増加相用のパルス幅Pi
の1/2を加算したものを与える。さらに、素子25に
は転流しない側のアーム用として常時点弧としてΔtを
与える。図3の処理14402と図4の処理14602
はパルスが与えられる素子が異なるし、転流アームも異
なる(図3では負側のアームが転流しているのに対し
て、図4では正側のアームが転流している)が、電源電
圧との関係はゼロクロスが所定区間Δtの途中に生じて
も崩れないので、モード移行が円滑に行われる。なお、
ここではM6からM1へのゼロクロスを例に取り説明し
たが、処理14604,処理14606,処理1460
8,処理146010,処理14611も各60゜ごとのゼ
ロクロスに対応して、図3の各移行パルスとの関係で同
様に移行直後パルス発生として動作する。さらに、図3
では処理14401のようにゼロクロスの発生推定に総
合位相がn*60゜に近づいたことを用いて行う手法を
示したが、直接基準パルスのうちの減少相パルスPdの
幅が十分に狭くなったこととモード情報Moを用いて判
定しても良い。さらに加えるに、図3では減少相用のパ
ルス幅Pdを増加相用パルス幅Piと短絡相用パルス幅
Psに2等分配する例を図4では増加相用のパルス幅P
iを減少相用パルス幅Pdと短絡相用パルス幅Psに2
等分配する例を示したが、パワーリングという観点から
すべて短絡相用パルス幅Psでない側に加算しても同様
の跳躍抑制効果が得られる。この場合には除算処理が軽
減されマイコンの高速化には有利である。図5にゼロク
ロスから離れた区間の通常パルスパターンの設定処理1
4700のフローチャートを示す。なおここでも、総合
位相指令θT*が0゜から60゜に入っている状況の例
で説明を行う。処理14701で総合位相指令θT*が
0°から60°に入っているかどうかを調べ、Yesで
あれば、処理14702で、M1用の通常パルス、すな
わち、素子23に減少相用パルスPd,素子21に増加
相用のパルスPi,素子22に短絡相用のパルスPs,
転流をしない負側のアームの素子25に所定区間Δt点
弧を続ける指令を発生する。他のモードでも、処理14
704から14711までの処理で各モードMoに応じ
たパルス出力がなされる。なおここで、素子21に増加
相用のパルスPiが与えられても最少パルス幅の制約上
問題が生じないのは以下の理由による。たとえば、スイ
ッチング周波数を2.7kHz(Δt=370μs)と
仮定すると、60゜区間にパルスが約9個入ることにな
り、移行直後パルスのセットがゼロクロス直後に設定さ
れた場合、移行直後パルスに引き続いて発生させられる
次の通常パルスセットのうち狭い幅となる増加相のパル
ス幅Piは約40μs(=370μs*sin(60゜/
9))となり、スイッチ素子の制約を回避できる程度の
ものであることによる。
【0010】図6にコンバータの構成素子21から26
に与えるパルスパターンの例を示す。ここではU相が負
から正にゼロクロスする、つまりモード情報MOがM6
からM1に移る領域で、かつ第2番目のΔt2の区間に
ゼロクロスが発生する例を用いて説明する。第1番目の
Δt1の区間はモード情報MOがM6で通常のパルス設
定処理14700のうちM6用の処理14708が動作
して24,25,26が転流し、23が常時点弧する。
ここではゼロクロスはまだ接近してないと判断されたた
め、通常のパルス出力となっており、パルス幅の計算や
パルス出力のスケジューリングはΔt1の区間に入る前
に先立って完了している。そして、次のΔt区間であ
る、Δt2に入る前に再び、パルス分配処理140が起
動される。ここではこの区間にゼロクロスが来ることが
予測されたので、通常のM6用のパルスパターンではな
く、移行パルス処理14400のうち処理14402が
実行され、次に示す移行直後パルスと電源電圧との関係
でほぼ同一のパルスパターンとして、23,25,26
がオンされるパターンが出力される演算と出力スケジュ
ールがゼロクロスに先立って実行される。なおここで、
25と23がオンする期間は次のM1区間でも電源電圧
との関係で問題を全く生じないパターンであるので、短
絡モード(23と26がオンするモード)に引き続いて
発生させる順とした。これはΔtの長さをゼロクロスが
Δtの後半に来るように伸縮制御する場合にはパターン
と電源電圧との整合の関係で有効である。次に、Δt3
区間に先立って、パルス分配処理140が起動される。
ここではこの区間はゼロクロスが来た直後のパルス出力
ゆえ、移行直後処理14600のうち14602が実行
され、22,23,25がオンされる処理が施される。
このパルスパターンは電源との関係でΔt2で用いられ
たパターンと同様のものである。そして、さらに時間が
経過し、Δt4区間に入る前に、再びパルス分配処理1
40が起動される。ここではこの区間はゼロクロスが来
てしばらくののちのパルス出力ゆえ、通常処理1470
0のうち14702が実行され、21,22,23,2
5がオンされ一連のゼロクロス付近のパルス出力は完了
する。
【0011】図7に本発明の効果を示す一実施例を示
す。ここでは70Aの直流電流を定常的に流した状態で
その脈動成分のみを取り出して測定している。(a)は
従来制御を用いた時の直流電流波形であり、(b)は本
発明の移行パルス,移行直後パルスを用いたときの直流
出力電流波形である。(a)では電源変動の少ない前半
部分は電流の落ち込みはやや大きいものの比較的同期処
理は安定しているが、後半は電源周波数が多少変動した
と思われる影響を大きく受けて、最適な電源電圧とパル
スパターンの関係が崩れ電流が跳躍しているのに対し
て、(b)では60°ごとの同期処理に基づく脈動電流成
分は良好に制御され、跳躍的な動きはほとんど発生して
いないことが分かる。このように本発明の実施例では従
来方式よりも電流の脈動を1/3以上低減できており、
振動騒音特性を大幅に改善できている。この効果は逆の
見方をすると、直流リアクトルなどの平滑回路を小形化
し、システムを安価にしたシステムとしてもトルク脈動
や騒音発生を従来レベルにとどめることができることを
示しており、原価低減の効果を発揮しうるものである。
このように本実施例によれば、電源角60°ごとのゼロ
クロスに伴う電源同期処理を円滑に行うことができるの
で出力脈動の低減効果がある。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、電気角60゜ごとのゼ
ロクロスに伴う電源同期処理を円滑に行うことができる
ので出力脈動の低減が可能となる効果がある。また、直
流リアクトルなど平滑回路を簡便にできるので、原価低
減と装置据えつけ面積の削減効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図。
【図2】本発明の一実施例の全体制御プログラムのフロ
ーチャート。
【図3】本発明の一実施例の個別制御プログラムのフロ
ーチャート。
【図4】本発明の第二実施例の個別制御プログラムのフ
ローチャート。
【図5】本発明の第三実施例の個別制御プログラムのフ
ローチャート。
【図6】本発明によるパルス出力の一例を示すタイミン
グチャート。
【図7】本発明の効果を示す実験結果図の特性図。
【符号の説明】
1…3相交流電源、2…コンバータ、3…電流検出器、
4…負荷、5…電流指令入力端子、6…加算点、7…電
圧検出器、8…波形整形回路、9…同期化装置、10…
パターン発生装置、21−26…コンバータを構成する
スイッチ素子、110…関数発生手段、120…総合位
相作成手段、130…領域判定手段、140…分配手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有田 年男 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスイッチング素子を備え交流電源と
    直流との間で電力の授受を行う電力変換器と、上記交流
    の半周期よりも十分に短い所定周期毎にその存在する交
    流位相に応じて上記周期内に発生させる上記スイッチン
    グ素子に与えるべきパルスの幅とオンオフすべきスイッ
    チング素子とからパルスパターンを決定する手段とを備
    えたPWM制御装置において、上記PWM制御装置は、
    上記所定周期のうち上記交流電源電圧の極性が変化する
    点の到来に先立って、その箇所を上記周期内に含む期間
    用のパルスパターンとして、その所定周期期間の直後に
    続くパルスパターンと上記交流電源電圧との関係で等価
    的にほぼ同一の移行パルスパターンを設定する手段を有
    することを特徴とするコンバータのPWM制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1で、上記電源電圧の極性変化点を
    あらかじめ推定する手段を有するコンバータのPWM制
    御装置。
  3. 【請求項3】請求項2で、上記極性変化点の推定手段
    は、上記交流位相値が60゜*n(nは整数)に接近し
    たか否かの情報をもとにして、極性変化前にそれを推定
    するコンバータのPWM制御装置。
  4. 【請求項4】請求項2で、上記極性変化点の推定手段
    は、上記算出パルス幅が十分狭くなったか否かの情報を
    もとにして、極性変化前にそれを推定するコンバータの
    PWM制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1で、上記電力変換器は電流型であ
    るコンバータのPWM制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1で、上記移行パルスパターンは、
    3相のうち短絡相対応のパルスの他、2相の給電相対応
    のうち幅広側の相対応のパルスの計2組の2相変調パル
    スで構成されるコンバータのPWM制御装置。
  7. 【請求項7】請求項6で、上記給電相のうち出力される
    側のパルスはその幅が所定値以上であるコンバータのP
    WM制御装置。
  8. 【請求項8】請求項6で、上記給電相のうち出力されな
    い側のパルスは出力される給電相と短絡相に2等分配さ
    れるコンバータのPWM制御装置。
  9. 【請求項9】請求項6で、上記給電相のうち出力されな
    い側のパルスは出力される給電相にすべて分配されるコ
    ンバータのPWM制御装置。
  10. 【請求項10】請求項6で、所定周期内で上記移行パル
    スパターンのうち短絡相対応のパルスが他の給電相対応
    のパルスに先立って供給されるコンバータのPWM制御
    装置。
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