JPH07163189A - モータのpwm制御装置 - Google Patents

モータのpwm制御装置

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JPH07163189A
JPH07163189A JP5307827A JP30782793A JPH07163189A JP H07163189 A JPH07163189 A JP H07163189A JP 5307827 A JP5307827 A JP 5307827A JP 30782793 A JP30782793 A JP 30782793A JP H07163189 A JPH07163189 A JP H07163189A
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JP
Japan
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motor
signal
control device
triangular wave
pwm
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JP5307827A
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Eiji Yamada
英治 山田
Yasumi Kawabata
康己 川端
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価なCPUを用いて安定な高速運転を可能
にする。 【構成】 2個のCPU18A及び18Bを基準三角波
の半周期ずらして並列的に動作させ、ラッチ32上の各
相電圧指令を基準三角波の半周期毎に更新する。比較器
28は、ラッチ32上の各相電圧指令を用い、三角波発
生器26からの基準三角波をPWM変調し、インバータ
14に対しスイッチング信号として供給する。高速動作
可能で一般に高価なCPUを用いることなく、モータ1
0を安定に高速運転できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの出力をPWM
(パルス幅変調)信号に基づき制御するモータのPWM
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの出力を制御する方法としては、
PWM制御が一般に知られている。この種の制御におい
ては、三角波等所定の波形を有する基準信号とモータに
対する指令信号とが比較され、これによりスイッチング
信号が生成される。この信号は、基準信号を指令信号に
よりPWMした信号である。例えば電池の出力によって
交流モータを駆動しようとする場合、電池と交流モータ
の間に配設されるインバータ等の電力変換回路に対し、
このスイッチング信号を供給することにより、モータの
出力を制御できる。すなわち、スイッチング信号は電力
変換回路に供給され、当該回路を構成するスイッチング
素子のスイッチング制御に用いられる。
【0003】指令信号の値は、通常、例えば特開平1−
236815号に示されるように基準信号の1周期を周
期として更新される。図5には、基準信号の1周期毎に
基準信号と指令信号を比較する場合の制御波形の一例が
示されている。
【0004】この図に示される制御波形は、制御対象た
るモータが三相交流モータである場合の波形である。ま
た、モータに対する指令信号はU,V,W各相毎に電圧
指令U,V,Wとして生成されている。さらに、
基準信号は三角波であり(基準三角波ref)、電圧指
令U,V,Wはこの基準三角波refと比較され
る。この比較により、U,V,W各相のスイッチング信
号(PWM信号)U ,Vsw,Wswが生成され
る。例えばU相のスイッチング信号Uswの値は、re
f>Uの期間にはハイとなり、ref<Uの期間に
はローとなる。
【0005】この図においては、電圧指令U,V
が基準三角波refの1周期Tc1毎に更新されて
いる。すなわち、電圧指令U,V,Wを生成する
制御デバイス(通常はCPU)は、基準三角波refの
立上がりピークに同期してその出力に係る電圧指令
,V,Wを新たな値にしている。このように基
準三角波refのピークに同期して制御デバイスを動作
させるのは、この時点でいずれのスイッチング信号U
sw,Vsw,Wswもロー値であり、電力変換回路に
おけるスイッチング動作が生じていないからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成では、
電力変換回路におけるスイッチング動作の周波数が、ス
イッチング信号の周波数、ひいては各相指令信号の周波
数に等しくなる。従って、モータの出力を高速域まで安
定的に制御することが困難である。また、基準信号の1
周期中に複数回電圧指令を更新することも考えられる
が、そのためには制御デバイスの動作周波数を高めねば
ならない。電力変換回路を構成するスイッチング素子と
して、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Trans
istor )を用いた場合、対応できるスイッチング周波数
が10〜20kHz程度であるから、これは、DSP
(Digital Signal Processor)等の高速制御デバイスを
用いることにより達成できる。しかし、この種のデバイ
スは通常高価であるから、制御装置のコストアップが生
じてしまう。また、制御デバイスの処理負担も重くな
り、他の付加的な処理を行わせることができなくなる。
【0007】仮に、一般に安価な低速の制御デバイスを
用いてモータを高速運転しようとしても、制御遅れが発
生してしまう。制御遅れが発生すると、モータの電流振
幅及び位相が指令信号の値からずれるから、モータの出
力トルクや最高速度の低下が生じる。また、モータの電
流位相が遅れる結果、モータへの要求トルクに対する電
流値の増大が生じる。これは、銅損、鉄損の増加、効率
の低下、モータの大型化を招く。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、高速の制御デバイ
スを用いることなくモータを高速運転することが可能な
制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るモータのPWM制御装置は、各
相毎に指令信号を生成する制御デバイスを複数個備える
と共に、複数個の制御デバイスを異なるタイミングで並
列的に動作させることにより、各相の指令信号の値を基
準信号の1周期中に複数回更新する手段を備えることを
特徴とする。
【0010】また、本発明に係るモータのPWM制御装
置は、基準信号が三角波であり、制御デバイスが2個あ
り、2個の制御デバイスのうち1個が基準信号の立上が
り部分において、他の1個が立下がり部分において、指
令信号を生成することを特徴とする。
【0011】そして、本発明に係るモータのPWM制御
装置は、複数個の制御デバイスのうちいずれかに故障又
は異常が発生した場合に、他の制御デバイスが動作を継
続することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、制御デバイスが複数個設け
られ、これらが異なるタイミングで並列的に動作する。
この動作によって、各相の指令信号の値が、基準信号の
1周期中に複数回更新される。従って、PWM信号の波
形がより滑らかになるため、PWM信号に含まれる高調
波の減少、ひいては損失の低減が実現され、また高速運
転時の応答性が向上する。このように、本発明において
は、各制御デバイスの動作周波数を高めることなく、す
なわち高速動作可能で一般に高価な制御デバイスを用い
ることなく、PWM信号の波形をより高速に制御するこ
とが可能になる。その結果、より低速で安価な制御デバ
イスを用いて装置を構成可能になる。また、一般に、安
価な制御デバイスはノイズに敏感に反応することが少な
いため、装置の信頼性が向上する。
【0013】また、本発明において基準信号として三角
波を用い、また制御デバイスを2個用いた場合、これら
の制御デバイスのうち1個により基準信号の立上がり部
分における指令信号を、他の1個により立下がり部分に
おける指令信号を、それぞれ分担させることができる。
この場合、各制御デバイスの動作タイミングは、三角波
のピークに同期した割込み信号として与えることができ
る。このようにすると、常に、スイッチング動作が行わ
れていない時点で指令信号の値を更新することが可能に
なる。
【0014】そして、本発明においては、複数個の制御
デバイスのうちいずれかに故障又は異常が発生した場
合、他の制御デバイスによって制御が継続される。本発
明においては、複数個の制御デバイスが並列動作してい
るから、複数個の制御デバイスのうちいずれかに故障又
は異常が発生したとしても、高々、指令信号の更新頻度
が低下するのみに止まり、モータの運転を継続すること
ができる。さらに、故障又は異常が発生した旨を警報す
るようにすれば、使用者は当該事態を知ることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図5に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0016】図1には、本発明の一実施例に係るPWM
制御装置の構成が示されている。この図に示される装置
の制御対象は三相交流モータ10である。このモータ1
0は電池12の電力によって駆動されており、またこの
電力はインバータ14を介してモータ10に供給されて
いる。インバータ14は所定個数のスイッチング素子か
ら構成されており、これらのスイッチング素子のスイッ
チング動作により、電池12からの直流電力を交流電力
に変換した上でモータ10に供給する。
【0017】インバータ14を構成するスイッチング素
子のスイッチング動作は、U,V,W各相それぞれにつ
いて本実施例に係るPWM制御装置16から供給される
各相スイッチング信号Usw,Vsw,Wswに応じ、
実行される。PWM制御装置16は、使用者等から与え
られる要求出力に関する指令に応じ、インバータ14に
対し各相スイッチング信号Usw,Vsw,Wswを与
え、これにより要求出力となるようモータ10の出力を
制御する。
【0018】PWM制御装置16は、2個のCPU18
A及び18Bを有している。CPU18A及び18B
は、それぞれ、要求出力に応じてU,V,W各相電圧指
令U,V,Wを生成し、出力する。CPU18A
及び18Bは、一方で、回転位置検出器20によりモー
タ10の回転位置(ロータの角度)を検出し、また電流
検出器22によりモータ10の電流を検出する。電圧指
令U,V,Wを生成する際、CPU18A及び1
8Bは、要求出力の他にこれらの情報を用いる。
【0019】CPU18A及び18Bは、タイミング発
生器24から供給される割込み信号に応じ、各相電圧指
令U,V,Wを生成する処理を開始する。タイミ
ング発生器24は、この割込み信号を、CPU18Aに
対する割込み信号とCPU18Bに対する割込み信号と
が異なるタイミングとなるよう、発生させる。タイミン
グ発生器24は、例えば、図2に示されるように、時刻
,t,…においてはCPU18Aに対し、時刻t
,t,…においてはCPU18Bに対し、割込み信
号を与える。従って、CPU18Aは時刻t,t
…から処理を開始し、CPU18Bは時刻t,t
…から処理を開始する。
【0020】また、タイミング発生器24は、CPU1
8A及び18Bに対する割込み信号を、三角波発生器2
6によって生成される基準三角波refに同期して発生
させる。タイミング発生器24は、例えば図3及び図4
に示されるように、基準三角波refのピークタイミン
グで割込み信号を発生させる。発生させた割込み信号の
うち、負のピークタイミングの割込み信号はCPU18
Aに、正のピークタイミングの割込み信号はCPU18
Bに、それぞれ供給される。従って、図3に示されるよ
うに基準三角波refの1周期をTc1で表した場合、
CPU18Aに対して与えられる割込み信号とCPU1
8Bに対して与えられる割込み信号との時間間隔は、T
c2=Tc1/2となる。また、図3及び図4に示され
るように、CPU18Aは基準三角波refの立上がり
期間における各相電圧指令U,V,Wを、CPU
18Bは立下がり期間における各相電圧指令U
,Wを、それぞれ発生させる。なお、この基準三
角波refは、後述する比較器28において各相電圧指
令U,V,Wと比較される信号であり、スイッチ
ング信号Usw,Vsw,WswたるPWM信号の搬送
波となる。
【0021】各CPU18A及び18Bの後段には、ス
リーステートバッファ30A及び30Bが設けられてい
る。スリーステートバッファ30A及び30Bは、タイ
ミング発生器24からのイネーブル信号がオンされるに
応じ、対応するCPU18A又は18Bの出力を記憶す
る。タイミング発生器24は、各CPU18A及び18
Bへの割込み信号に同期して、対応するスリーステート
バッファ30A及び30Bに対するイネーブル信号をオ
ンする。従って、各CPU18A及び18Bにおける処
理により生成された各相電圧指令U,V,Wは、
図2及び図4に示されるように、割込み信号に同期し
て、対応するスリーステートバッファ30A又は30B
に格納される。例えばCPU18Aが時刻tの割込み
信号に応じて実行した処理の結果たる各相電圧指令
,V,Wは、CPU18Aに対して次に割込み
信号が与えられるのと同期して、すなわち時刻tにお
いてスリーステートバッファ30Aに格納される。タイ
ミング発生器24は、スリーステートバッファ30Aに
対するイネーブル信号をオンする際にはスリーステート
バッファ30Bに対するイネーブル信号をオフする。従
って、スリーステートバッファ30A及び30B上の各
相電圧指令U,V,Wは、交互に読出し可能にな
る。
【0022】スリーステートバッファ30A及び30B
の後段には、さらにラッチ32が設けられている。ラッ
チ32は、タイミング発生器24から供給されるラッチ
信号に応じ、各相電圧指令U,V,Wをラッチす
る。タイミング発生器24は、CPU18A及び18B
のいずれかに対して割込み信号が与えられるのと同期し
て、ラッチ信号を生成する。従って、スリーステートバ
ッファ30A上の各相電圧指令U,V,Wと、ス
リーステートバッファ30B上の各相電圧指令U,V
,Wとが、ラッチ32により交互にラッチされる。
先に述べたように、CPU18Aに対する割込み信号と
CPU18Bに対する割込み信号の時間間隔はTc2
あるから、ラッチ32上の各相電圧指令U,V,W
は、図3及び図4に示されるように、Tc2を周期と
して更新されることになる。図4においては、1相分の
電圧指令の値V(i:整数)について、更新の動作が
示されている。
【0023】比較器28は、ラッチ32上の各相電圧指
令U,V,Wと三角波発生器26からの基準三角
波refとを比較する。その結果、図3に示されるよう
に、各相電圧指令U,V,Wそれぞれにより基準
三角波refをPWMした3種類の波形が得られる。こ
れらの波形は、スイッチング信号Usw,Vsw,W
swとしてインバータ14に供給される。また、割込み
信号は基準三角波refのピークに同期しているから、
図3から明らかなように、インバータ14においてスイ
ッチング動作が行われていない時点でラッチ32上の各
相電圧指令U,V,Wが更新されることになる。
【0024】従って、本実施例においては、図3に示さ
れる制御波形と図5に示される従来の波形との比較から
明らかなように、基準三角波refの1周期Tc1の間
に2回、すなわちTc2を周期として、比較器28に供
給される各相電圧指令U,V,Wの値が更新され
る。従って、制御遅れが従来に比べ半減するため、モー
タ10の出力トルクや最高速度の低下を防ぐことができ
る。また、要求出力に対する電流値が位相遅れに起因し
て増大することも生じにくいから、銅損、鉄損の増加、
効率の低下、モータの大型化も発生しにくくなる。さら
に、本実施例においては、スイッチング信号Usw,V
sw,Wswの波形が滑らかになり、モータ10に供給
される電流に含まれる高調波成分が少なくなる。これに
より、損失が低減し、モータ10をより効率よく運転す
ることが可能になる。
【0025】さらに、図2及び図4に示されるようにC
PU18A及び18Bの処理は従来と同様基準三角波r
efの1周期Tc1の間に行えば足りる。従って、本実
施例においては、CPU18A及び18Bとして高速動
作する一般に高価なCPUを用いる必要がなくなる。こ
れにより、比較的安価な構成にて、モータ10を安定に
高速運転することが可能になる。加えて、一般に安価な
CPUはノイズに敏感に反応することが少ないため、装
置の信頼性が向上する。
【0026】そして、本実施例においては、図1に示さ
れるように、CPU18AとCPU18Bとが互いに他
のフェイルの有無を監視している。いずれかのCPUが
フェイルした場合、フェイルしたCPUからは正確な各
相電圧指令U,V,Wが得られない。そこで、他
のCPUがフェイルしていることを発見したCPUは、
使用者等及びタイミング発生器24に対しその旨を警報
する。使用者等は、この警報に応じて所定の対処を行う
ことができる。また、タイミング発生器24は、スリー
ステートバッファ30A及び30Bのうちフェイルした
CPUに対応する方に対するイネーブル信号を常時オフ
とする。この後は、ラッチ32上の各相電圧指令U
,Wは基準三角波refの1周期Tc1中に1回
更新されるのみとなるが、モータ10の制御が中断され
ることはない。このように、本実施例においては、優れ
たフェイルセーフ機能が実現される。
【0027】なお、上記の説明では、CPUを2個とし
ているが本発明においてこの個数に関しては特に限定を
必要としない。一般に、CPU等の制御デバイスを多数
並列に用いる程、制御遅れを低減できる。また、基準信
号(搬送波)として基準三角波refを用いているが、
他の波形であっても構わない。さらに、基準信号のピー
クで割込みをかける構成にも限定されない。加えて、複
数個の制御デバイスから供給される各相電圧指令を比較
器に交互に入力する回路は、本実施例のような構成に限
られず、当業者にとって周知の各種構成を適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御デバイスを複数個設けこれらを異なるタイミングで
並列動作させ、各相の指令信号の値を基準信号の1周期
中に複数回更新するようにしたため、PWM信号の波形
がより滑らかになり、PWM信号に含まれる高調波の減
少、ひいては損失の低減を実現できる。また、制御遅れ
が低減され高速運転時の応答性が向上するため、モータ
をより安定に高速運転することが可能になる。また、そ
の際、各制御デバイスの動作周波数を高める必要、すな
わち高速動作可能で一般に高価な制御デバイスを用いる
必要がない。その結果、より低速で安価な制御デバイス
を用いて装置を構成可能になる。また、一般に、安価な
制御デバイスはノイズに敏感に反応することが少ないた
め、装置の信頼性を向上させることができる。
【0029】また、本発明によれば、基準信号として三
角波を用い、また制御デバイスを2個用いた場合に、こ
れらの制御デバイスのうち1個により基準信号の立上が
り部分における指令信号を、他の1個により立下がり部
分における指令信号を、それぞれ分担させることができ
るから、常に、スイッチング動作が行われていない時点
で指令信号の値を更新することが可能になる。
【0030】そして、本発明によれば、複数個の制御デ
バイスのうちいずれかに故障又は異常が発生した場合、
他の制御デバイスの動作により制御が継続されるため、
また高々指令信号の更新頻度が低下するのみでモータの
運転を継続することができる。その際、警報を発するよ
うにするのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るPWM制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】この実施例における各CPUの処理タイミング
を示すタイミングチャートである。
【図3】この実施例における制御波形を示すタイミング
チャートである。
【図4】この実施例における電圧指令更新動作を示すタ
イミングチャートである。
【図5】従来における制御波形を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
10 モータ 14 インバータ 16 PWM制御装置 18A,18B CPU 24 タイミング発生器 26 三角波発生器 28 比較器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象たるモータの出力を制御すべく
    基準信号に同期して各相毎に指令信号を生成する制御デ
    バイスと、所定の周期を有する基準信号を生成する手段
    と、上記指令信号と基準信号とを比較しその結果得られ
    るPWM信号に基づきモータの各相出力を制御する手段
    と、を備えるモータのPWM制御装置において、 制御デバイスを複数個備えると共に、 複数個の制御デバイスを異なるタイミングで並列的に動
    作させることにより、各相の指令信号の値を基準信号の
    1周期中に複数回更新する手段を備えることを特徴とす
    るモータのPWM制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータのPWM制御装置
    において、 基準信号が三角波であり、 制御デバイスが2個あり、 2個の制御デバイスのうち1個が基準信号の立上がり部
    分において、他の1個が立下がり部分において、指令信
    号を生成することを特徴とするモータのPWM制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のモータのPWM制
    御装置において、 複数個の制御デバイスのうちいずれかに故障又は異常が
    発生した場合に、他の制御デバイスが動作を継続するこ
    とを特徴とするモータのPWM制御装置。
JP5307827A 1993-12-08 1993-12-08 モータのpwm制御装置 Pending JPH07163189A (ja)

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