JPH0954690A - ファイル入替方式 - Google Patents

ファイル入替方式

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JPH0954690A
JPH0954690A JP7205896A JP20589695A JPH0954690A JP H0954690 A JPH0954690 A JP H0954690A JP 7205896 A JP7205896 A JP 7205896A JP 20589695 A JP20589695 A JP 20589695A JP H0954690 A JPH0954690 A JP H0954690A
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new
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JP7205896A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kuwabara
博 桑原
Hideki Futai
秀樹 二井
Tamotsu Inoue
保 井上
Yoshio Sato
好男 佐藤
Akira Tokutake
彰 徳武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 運用ファイルの入れ替えを短いサービス停止
時間で効率良く行う。 【解決手段】 現用ファイルに従って主信号処理部の制
御を行う制御部21、及び制御部21に接続すると共に
新ファイルを保持する二次メモリ31を備える通信シス
テムに対し、通信システムの運用中に現用ファイル中
の所定の引き継ぎデータを新ファイル中の所定位置にコ
ピーし、コピー後の新ファイルを主メモリ22にロー
ドし、ロード後の新ファイルで通信システムの運用を
再開する。また、通信システムの運用中に現用ファイ
ル中の所定の引き継ぎデータを二次メモリ又は主メモリ
の空きエリアにコピーし、コピー後に二次メモリの新
ファイルを主メモリにロードし、ロード後の新ファイ
ルの実行により、コピーされた引き継ぎデータを新ファ
イル中の所定位置にコピー又は移動し、新ファイルで
通信システムの運用を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイル入替方式に
関し、更に詳しくは主信号処理部と、主メモリ中のプロ
グラムを含む現用ファイルに従って主信号処理部の制御
を行う制御部と、制御部に接続すると共に新ファイルを
保持する二次メモリとを備える通信システムの前記現用
ファイルによる運用を実時間で新ファイルによる運用に
切り替えるファイル入替方式に関する。
【0002】例えば交換機システムでは、ソフトエウェ
アの機能追加等によりファイル(プログラム等)を旧バ
ージョンから新バージョンに入れ替えることを行う。そ
の際には、サービス停止時間をできるだけ短く(通常、
システムの再開処理に要する時間程度に)すること、及
びシステムの運用データを旧ファイルから新ファイルへ
正しく引き継ぐことが要求される。
【0003】本発明のファイル入替方式は、特にCP/
IO系一重化構成の交換機システム等に適用して好適な
るものである。
【0004】
【従来の技術】図11〜図13は従来技術を説明する図
(1)〜(3)である。図11は従来の交換機システム
の構成を示しており、図において1001 ,1002
二重化構成を成す各交換機、10はその通話路系装置
(SP系)、20は制御系装置(CP系)、30は入出
力系装置(IO系)である。
【0005】SP系10には、通話路スイッチ(SW)
11の他、多重・分離部、各種信号装置、加入者回路等
が含まれる。CP系20には、交換機システムの主制御
を行うCPU21と、該CPU21が実行するプログラ
ムや、CPU21が参照するデータ等を記憶する主メモ
リ(MM)22とが含まれる。そして、IO系30には
主メモリ22との間でプログラムファイルやデータをロ
ード/ダンプするための二次記憶装置(二次メモリS
M)31等が含まれる。一例の二次メモリ31は大容量
の記憶媒体を挿抜自在なカートリッジ型の磁気ディスク
装置又は光磁気ディスク装置である。
【0006】図12(A)は主メモリ22の記憶構造を
示している。主メモリ22には、通信処理に係るアプリ
ケーションプログラムAPL及び所定のシステムデータ
より成るファイルと、局データや加入者データより成る
運用データと、マルチプログラミングを実現するための
管理プログラム(OS)等から成るその他のプログラム
が記憶される。
【0007】ファイルにおいて、アプリケーションプロ
グラムAPLには呼制御処理、加入者線信号処理、中継
線信号処理等のプログラムが含まれる。またシステムデ
ータには課金秒数や制御タイミング等のネットワークに
共通なパラメータデータが含まれる。これらの処理やデ
ータは半固定的であり、システム運用によっては変化し
ない。
【0008】運用データにおいて、局データには当該交
換機のハードウエア実装表、番号翻訳表等の情報が含ま
れる。また加入者データには加入者の電話番号、収容回
線番号、端末種別、許容されているサービス種別等の情
報が含まれる。なお、図示しないが、この運用データに
は交換機の運用に伴って更新されるような各種のデータ
も含まれる。
【0009】以上は局毎に固有のデータであり、ファイ
ル更新(バージョンアップ等)の際には局毎に最新の運
用データが新ファイルに引き継がれる必要がある。その
他のプログラムにおいて、読上処理は二次メモリ31の
ファイルを主メモリ22に読み上げる(ロードする)処
理、またコピー処理は交換機1001 ,1002 の各主
メモリ22間で運用データをコピーする処理である。
【0010】図12(B)はCPU21の優先処理を示
している。CPU21は管理プログラムOSの制御下
で、各種処理プログラムを所定の優先順位に従って実行
する。例えば異常検出時の回復処理は最優先であり、処
理中断無しの緊急レベルFで実行される。レベルFには
異常(故障)の緊急度に応じてFH,FM,FLの各レ
ベルがある。
【0011】一方、主信号の送/受信処理はリアルタイ
ムで実行される必要があり、クロックレベルにより周期
的に実行される。また、呼制御処理や保守運用関連の各
処理は、実時間性の制約が比較的緩やかであるので、優
先順位の低いベースレベルBで実行される。レベルBの
処理は高レベルの処理により中断される場合がある。
【0012】係る構成の下、以下に従来のファイル入替
方式の動作を説明する。図13は従来のファイル入替方
式の動作を説明する模式図であり、主メモリ22と二次
メモリ31とにおけるファイルや運用データの動きに着
目し、これを時系列に表している。従来は、図11の二
重化構成の交換機システムを前提としており、そのファ
イル入替方式も二重化構成の利点を活かしたものであっ
た。
【0013】ステップでは、運用系交換機が旧ファイ
ル(旧バージョンのアプリケーションプログラムAPL
等)と運用データとで稼働中である。この状態で、予備
系交換機の二次メモリ31に新ファイル(新バージョン
のアプリケーションプログラムAPL等)をセットす
る。ステップでは予備系の二次メモリ31の新ファイ
ルを予備系の主メモリ22にレベルBで読み上げる。ス
テップでは運用系の主メモリ22の運用データを予備
系の主メモリ22の新ファイルにレベルBでコピーす
る。
【0014】コピー終了すると、通信サービスのレベル
アップのため、ステップでは運用系交換機と予備系交
換機とを切り替える。その際には、新たに運用系となる
交換機の交換サービスはシステムの通常の再開処理に要
する時間程度で立ち上がる。更に、ステップでは運用
系の主メモリ22の新ファイル及び運用データを予備系
の主メモリ22にレベルBでコピーする。これにより交
換機システムは新ファイルによる二重化構成となる。
【0015】従って、二重化構成による交換機システム
ではファイル入替えを短いサービス停止時間で効率良く
行える。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は、回
路素子や製造技術の信頼性向上に伴い、各局においても
コストダウン化につながる一重化構成の交換機システム
を導入する場合が少なくない。従って、一重化構成の交
換機システムにおいても、この種のファイルの入れ替え
を短いサービス停止時間で効率良く行う必要がある。
【0017】本発明の目的は、例えばCP/IO系一重
化構成の通信システムであっても、運用ファイルの入の
替えを短いサービス停止時間で効率良く行えるファイル
入替方式を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1(A)
の構成により解決される。即ち、本発明(1)のファイ
ル入替方式は、通信に係る主信号の処理を行う主信号処
理部(不図示)と、主メモリ22中のプログラムを含む
現用ファイルに従って主信号処理部の制御を行う制御部
21と、制御部21に接続すると共に新ファイルを保持
する二次メモリ31とを備える通信システムの前記現用
ファイルによる運用を実時間で新ファイルによる運用に
切り替えるファイル入替方式において、ステップでは
通信システムの運用中に現用ファイル中の所定の引き継
ぎデータを新ファイル中の所定位置にコピーし、ステッ
プでは該コピー後の新ファイルを主メモリ22にロー
ドし、ステップでは該ロード後の新ファイルで通信シ
ステムの運用を再開するものである。
【0019】本発明によれば、ステップにおける引き
継ぎデータの新ファイルへのコピーは通信システムの運
用中(運用と並行)に行うので、通信サービスに与える
影響は少ない。しかも、ステップにおける新ファイル
のロードは該ロード処理の中断無しで極めて高速に行え
る。従って、CP/IO系一重化構成の通信システムで
あっても、ファイル入替えを短いサービス停止時間で効
率良く行える。
【0020】また、上記の課題は図1(B)の構成によ
り解決される。即ち、本発明(2)のファイル入替方式
は、同ファイル入替方式において、ステップでは通信
システムの運用中に現用ファイル中の所定の引き継ぎデ
ータを二次メモリ31の空きエリアにコピーし、ステッ
プでは該コピー後に二次メモリ31の新ファイルを主
メモリ21にロードし、ステップでは該ロード後の新
ファイルの実行により前記コピーされた引き継ぎデータ
を当該新ファイル中の所定位置にコピー又は移動し、ス
テップでは該コピー又は移動後の新ファイルで通信シ
ステムの運用を再開するものである。
【0021】ところで、新ファイルの構成法によって
は、予めユーザやCPU21が二次メモリ31の新ファ
イルへの引き継ぎデータのコピー先アドレスを直接に知
れない場合がある。係る場合でも、本発明によれば、ス
テップにおける新ファイルの実行により、新ファイル
自身が自己の引き継ぎデータのコピー先アドレスを求め
るので、二次メモリ31の引き継ぎデータを新ファイル
中の所定位置に正しくコピー(展開)できる。因みに、
二次メモリ31における引き継ぎデータの格納位置はC
PU21が知っている。
【0022】なお、上記ステップで現用ファイル中の
所定の引き継ぎデータを主メモリ22の空きエリアにコ
ピーするように構成しても良いことは明らかである。ま
た、上記の課題は図2(A)の構成により解決される。
即ち、本発明(3)のファイル入替方式は、同ファイル
入替方式において、ステップでは通信システムの運用
中に二次メモリ31の新ファイルを主メモリ22の空き
エリアにロードし、ステップでは該ロード後の新ファ
イル中の所定位置に現用ファイル中の所定の引き継ぎデ
ータをコピーし、ステップでは該コピー後の新ファイ
ルを主メモリ22の実行エリアに移動又はコピーし、ス
テップでは該移動又はコピー後の新ファイルで通信シ
ステムの運用を再開するものである。
【0023】更に、本発明(4)のファイル入替方式
は、同図2(A)において、ステップ,は上記と同
様であるが、ステップでは主メモリ22の空きエリア
の新ファイルに実行を移して通信システムの運用を再開
するものである。従って、本発明(4)によれば、主メ
モリ22内で新ファイルを移動又はコピーする時間を省
略でき、従来のCP/IO系二重化構成による場合と同
一の待ち時間で通信サービスを再開できる。
【0024】また、上記の課題は図2(B)の構成によ
り解決される。即ち、本発明(5)のファイル入替方式
は、同ファイル入替方式において、ステップでは通信
システムの運用中に現用ファイル中の所定の引き継ぎデ
ータを新ファイル中の所定位置にコピーし、ステップ
では該コピー後の新ファイルを主メモリ22の空きエリ
アにロードし、ステップでは該ロード後の新ファイル
に実行を移して通信システムの運用を再開するものであ
る。従って、この場合のサービス待ち時間も最小であ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図
3,図4は本発明の実施の形態によるファイル入替方式
の構成を示す図(1),(2)である。
【0026】図3は交換機のブロック構成を示してお
り、図3(A)は完全一重化構成の交換機200、また
図3(B)はCP系一重化構成の交換機300を夫々示
している。交換機200,300における各部の構成は
図11で説明したものと同等で良く、説明を省略する。
図4は主メモリ22の記憶構造を示している。
【0027】ファイル、運用データについては図12
(A)で説明したものと同等である。その他のプログラ
ムにおいて、読上処理は二次メモリ31の新ファイルを
主メモリ22の空きエリアに低速で読み上げる(ロード
する)処理であり、レベルBで実行される。コピー処理
は主メモリ22間又は主メモリ22と二次メモリ31と
の間で運用データを低速でコピーする処理であり、レベ
ルBで実行される。引上処理は二次メモリ31から主メ
モリ22へ又は主メモリ22の中でファイル及び又は運
用データを実行エリアに高速で引き上げる(コピーす
る)処理であり、レベルFで実行される。
【0028】図5〜図10は実施の形態によるファイル
入替方式の動作を説明する模式図(1)〜(6)であ
り、主メモリ22と二次メモリ31におけるファイル及
び運用データの動きに着目し、これを時系列に表してい
る。図5の処理は主メモリ22の容量に余裕が無い場合
に有用である。ステップでは交換機は主メモリ22の
旧ファイル及び運用データにより運用中である。ステッ
プでは二次メモリ31に新ファイル(新バージョンの
プログラムを記憶した記憶媒体)をセットする。ステッ
プでは主メモリ22の運用データ(即ち、引き継ぎデ
ータ)を二次メモリ31の新ファイル中の所定位置b1
にレベルBでコピーする。
【0029】この例では、新ファイルへの運用データの
コピー先番地b1は既知であり、例えばユーザ(プログ
ラマ等)により、不図示のコンソールから予めCPU2
1(コピー処理)に知らされる。又は、CPU21が新
ファイル中の特定番地のデータを直接に読むことによ
り、運用データのコピー先番地b1を知ることが可能で
ある。
【0030】ステップで運用データのコピーを終了す
ると、CPU21のOSに対してファイル入替要求の旨
の内部割込要求IRQを発生する。これを受けたOS
は、ステップSでは旧ファイルによる運用を停止し、
引き続き二次メモリ31の新ファイル及び運用データを
主メモリ22の実行エリアにレベルFで引き上げる。フ
ァイルの引き上げは、例えばダイレクトメモリアクセス
機能(DMA)を使用することで極めて高速に行える。
【0031】そして、ステップでは主メモリ22の新
ファイル及び運用データにより交換機サービスの運用を
再開する。図6は図5の一変形例を示しており、上記二
次メモリ31の新ファイルへの運用データのコピー先番
地b1が未知の場合に有用である。ステップ,の処
理は上記と同様である。ステップでは主メモリ22の
運用データを二次メモリ31の空きエリア(例えば番地
b2で始まる)にレベルBでコピーする。ステップで
は旧ファイルによる運用を停止し、引き続き二次メモリ
31の新ファイルを主メモリ22の実行エリアにレベル
Fで引き上げる。更にステップSでは主メモリ22の
新ファイルを実行に移し、その初期処理において、二次
メモリ31の前記コピーされた運用データを主メモリ2
2の新ファイル(実行ファイル)中の所定位置にレベル
Fで引き上げる。ステップでは主メモリ22の新ファ
イル及び運用データにより運用を再開する。
【0032】図7は主メモリ22の容量に余裕(空きエ
リア)がある場合を示している。ステップ,の処理
は上記と同様である。ステップでは主メモリ22の運
用データを主メモリ22の空きエリアにレベルBでコピ
ーする。ステップでは二次メモリ31の新ファイルを
主メモリ22の実行エリアにレベルFで引き上げる。更
にステップSでは主メモリ22の新ファイルを実行に
移し、その初期処理において、前記空きエリアにコピー
した運用データを当該新ファイル(実行ファイル)の所
定位置にレベルFで引き上げる。ステップでは実行エ
リアの新ファイル及び運用データにより運用を再開す
る。
【0033】なお、上記ステップSの処理において、
予めCPU21が主メモリ22の新ファイルへの運用デ
ータのコピー先アドレスを知っている場合は、ステップ
Sで新ファイルに実行を移さず、そのままCPU21
が運用データを引き上げても良い。図8は主メモリ22
の容量に余裕がある他の場合を示している。
【0034】ステップ,の処理は上記と同様であ
る。ステップでは二次メモリ31の新ファイルを主メ
モリ22の空きエリアにレベルBで読み上げる。ステッ
プでは主メモリ22の運用データを前記空きエリアに
読み上げた新ファイル中の所定位置にレベルBでコピー
する。ステップでは旧ファイルによる運用を停止し、
同時に主メモリ22の空きエリアに形成した新ファイル
及び運用データを主メモリ22の実行エリアにレベルF
で引き上げる。この引上処理は主メモリ間のデータ転送
であるから、例えばCPU21内部のマイロプログラム
機能(ハードウエア的機能)を利用して、高速に実現さ
れても良い。そして、ステップでは実行エリアの新フ
ァイル及び運用データにより運用を再開する。
【0035】図9は図8の一変形例を示しており、CP
U21のOSが実行用ファイルのダイナミックリロケー
ション機能を備えている場合に有用である。ステップ
〜の処理は図8と同様である。ステップではOSが
リロケーションレジスタの実行アドレスを主メモリ22
の空きエリアに形成された新ファイルを指すように変更
し、運用を再開する。
【0036】図10は図9の一変形例を示している。ス
テップ,の処理は図9と同様である。ステップで
は主メモリ22の運用データを二次メモリ31の新ファ
イル中の所定位置にレベルBでコピーする。ステップ
では二次メモリ31の新ファイル及び運用データを主メ
モリ22の空きエリアにレベルBで読み上げる。ステッ
プではOSがリロケーションレジスタの実行アドレス
を主メモリ22の空きエリアに形成された新ファイルを
指すように変更し、運用を再開する。
【0037】なお、本発明は上記の如くCP/IO系一
重化構成の交換機システムに適用して好適なものである
が、これに限らない。例えばCP/IO系二重化構成の
交換機システムにおいても、予備系の交換機が故障中の
場合は、現用系の交換機が独自にファイルの入れ替えを
行う必要がある。かかる場合でも交換機が本発明による
ファイル入替方式を兼ね備えていれば、ファイルの入れ
替えを効率良く安全に行える。
【0038】また、本発明によるファイル入替方式が移
動体交換機、その他の一般の通信システム(通信端末
等)に対しても適用可能であることは明らかである。ま
た、上記本発明に好適なる実施の形態を述べたが、本発
明思想を逸脱しない範囲内で、構成、制御、及びこれら
の組合せの様々な変更が行えることは言うまでも無い。
【0039】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、例えば
CP/IO系一重化構成の交換機システムにおける運用
ファイルの入れ替えが、CP/IO系二重化構成の交換
機システムに求められる条件(サービス停止時間、デー
タ引き継ぎ時間)を満足して可能となる。その結果、経
済的効果を狙った一重化構成の交換機システムの導入が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図(1)である。
【図2】本発明の原理を説明する図(2)である。
【図3】実施の形態によるファイル入替方式の構成を示
す図(1)である。
【図4】実施の形態によるファイル入替方式の構成を示
す図(2)である。
【図5】実施の形態によるファイル入替方式の動作を説
明する模式図(1)である。
【図6】実施の形態によるファイル入替方式の動作を説
明する模式図(2)である。
【図7】実施の形態によるファイル入替方式の動作を説
明する模式図(3)である。
【図8】実施の形態によるファイル入替方式の動作を説
明する模式図(4)である。
【図9】実施の形態によるファイル入替方式の動作を説
明する模式図(5)である。
【図10】実施の形態によるファイル入替方式の動作を
説明する模式図(6)である。
【図11】従来技術を説明する図(1)である。
【図12】従来技術を説明する図(2)である。
【図13】従来技術を説明する図(3)である。
【符号の説明】
21 CPU 22 主メモリ 31 二次メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/545 H04Q 3/545 (72)発明者 二井 秀樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 井上 保 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 好男 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 徳武 彰 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主信号処理部と、主メモリ中のプログラ
    ムを含む現用ファイルに従って主信号処理部の制御を行
    う制御部と、制御部に接続すると共に新ファイルを保持
    する二次メモリとを備える通信システムの前記現用ファ
    イルによる運用を実時間で新ファイルによる運用に切り
    替えるファイル入替方式において、 通信システムの運用中に現用ファイル中の所定の引き継
    ぎデータを新ファイル中の所定位置にコピーし、 該コピー後の新ファイルを主メモリにロードし、 該ロード後の新ファイルで通信システムの運用を再開す
    ることを特徴とするファイル入替方式。
  2. 【請求項2】 主信号処理部と、主メモリ中のプログラ
    ムを含む現用ファイルに従って主信号処理部の制御を行
    う制御部と、制御部に接続すると共に新ファイルを保持
    する二次メモリとを備える通信システムの前記現用ファ
    イルによる運用を実時間で新ファイルによる運用に切り
    替えるファイル入替方式において、 通信システムの運用中に現用ファイル中の所定の引き継
    ぎデータを二次メモリ又は主メモリの空きエリアにコピ
    ーし、 該コピー後に二次メモリの新ファイルを主メモリにロー
    ドし、 該ロード後の新ファイルの実行により前記コピーされた
    引き継ぎデータを当該新ファイル中の所定位置にコピー
    又は移動し、 該コピー又は移動後の新ファイルで通信システムの運用
    を再開することを特徴とするファイル入替方式。
  3. 【請求項3】 主信号処理部と、主メモリ中のプログラ
    ムを含む現用ファイルに従って主信号処理部の制御を行
    う制御部と、制御部に接続すると共に新ファイルを保持
    する二次メモリとを備える通信システムの前記現用ファ
    イルによる運用を実時間で新ファイルによる運用に切り
    替えるファイル入替方式において、 通信システムの運用中に二次メモリの新ファイルを主メ
    モリの空きエリアにロードし、 該ロード後の新ファイル中の所定位置に現用ファイル中
    の所定の引き継ぎデータをコピーし、 該コピー後の新ファイルを主メモリの実行エリアに移動
    又はコピーし、 該移動又はコピー後の新ファイルで通信システムの運用
    を再開することを特徴とするファイル入替方式。
  4. 【請求項4】 主信号処理部と、主メモリ中のプログラ
    ムを含む現用ファイルに従って主信号処理部の制御を行
    う制御部と、制御部に接続すると共に新ファイルを保持
    する二次メモリとを備える通信システムの前記現用ファ
    イルによる運用を実時間で新ファイルによる運用に切り
    替えるファイル入替方式において、 通信システムの運用中に二次メモリの新ファイルを主メ
    モリの空きエリアにロードし、 該ロード後の新ファイル中の所定位置に現用ファイル中
    の所定の引き継ぎデータをコピーし、 該コピー後の新ファイルに実行を移して通信システムの
    運用を再開することを特徴とするファイル入替方式。
  5. 【請求項5】 主信号処理部と、主メモリ中のプログラ
    ムを含む現用ファイルに従って主信号処理部の制御を行
    う制御部と、制御部に接続すると共に新ファイルを保持
    する二次メモリとを備える通信システムの前記現用ファ
    イルによる運用を実時間で新ファイルによる運用に切り
    替えるファイル入替方式において、 通信システムの運用中に現用ファイル中の所定の引き継
    ぎデータを新ファイル中の所定位置にコピーし、 該コピー後の新ファイルを主メモリの空きエリアにロー
    ドし、 該ロード後の新ファイルに実行を移して通信システムの
    運用を再開することを特徴とするファイル入替方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7313681B2 (en) 2003-11-20 2007-12-25 International Business Machines Corporation Apparatus, system, and method for adapter fastload
JP2012155462A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp データファイル管理装置
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