JPH11178020A - 情報転送制御システム - Google Patents

情報転送制御システム

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JPH11178020A
JPH11178020A JP34626797A JP34626797A JPH11178020A JP H11178020 A JPH11178020 A JP H11178020A JP 34626797 A JP34626797 A JP 34626797A JP 34626797 A JP34626797 A JP 34626797A JP H11178020 A JPH11178020 A JP H11178020A
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JP34626797A
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Ryuichi Kato
隆一 加藤
Nobuyuki Honda
信行 本多
Yutaka Namito
裕 波戸
Tamotsu Inoue
保 井上
Yoshiaki Katayama
義明 片山
Akinori Nabeta
明徳 鍋田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換網における情報転送制御システムに関
し、交換機ファイルのローディング、交換機ファイルの
更新処理、料金明細情報収集の合理化を目的とする。 【解決手段】 複数のプロセッサの処理情報を格納する
交換機ファイルを定期的に保存する交換機(901)を
有する交換網(900)において、交換機から交換機フ
ァイルの保存要求を受信すると、交換機の保有する交換
機ファイルを高速に読出して書込んで不揮発に保存し、
交換機から交換機ファイルのロード要求を受信すると、
保存中の交換機ファイルを高速に読出して交換機にロー
ドする情報転送記憶手段(910)を各交換機に対応し
て設け、また料金明細センタ(903)から料金明細情
報の収集を受信した情報転送記憶手段が、対応する交換
機の生成する料金明細情報を、共通線信号網を経由せず
に料金明細センタに転送する様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換網における情報
転送制御システムに関し、特に交換網を構成する交換機
に対する交換機ファイルのローディング、交換機ファイ
ルの更新処理、並びに交換機が生成する料金明細情報の
収集処理の合理化を図る情報転送制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図12は従来ある交換網を例示する図で
あり、図13は従来ある交換機の制御系を例示する図で
ある。
【0003】図12に示される交換網は複数の交換機
(1)から構成され、また各交換機(1)に共通に保守
センタ(2)が設けられ、保守通信網(3)を経由して
各交換機(1)に接続され、更に各交換機(1)に共通
に料金明細センタ(4)が設けられ、共通線信号網
(5)を経由して各交換機(1)に接続されている。
【0004】保守センタ(2)は、保守通信網(3)を
経由して各交換機(1)の運用状態を監視する。また料
金明細センタ(4)は、各交換機(1)が呼処理の都度
生成する料金明細情報を収集し、各加入者に請求する通
話料金を算定する。
【0005】各交換機(1)の制御系は、図13に示さ
れる如く、呼処理を担当する複数台の呼制御処理装置
(CNP)(12)と、共通線信号網(5)を経由して
交換信号の転送処理を司る複数台の共通線信号処理装置
(CSM)(13)と、前記各処理装置に共通に設けら
れたファイルメモリ装置(FM)(14)、光磁気ディ
スク装置(OD)(15)および共通メモリチャネル装
置(MCH)(17)と、前記各装置間を接続する呼制
御処理装置バス(1A)、信号処理装置バス(1B)お
よび処理装置間通信制御装置(IPC)(1C)とを具
備している。
【0006】なお呼制御処理装置(CNP)(12)内
の特定の二台はマスタ呼制御処理装置(MCP)(1
1)と称して二重化構成をとり、制御系全般の管理を行
う。交換機(1)を運用開始する場合には、交換機ファ
イル(PF)を格納した光磁気ディスクを光磁気ディス
ク装置(OD)(15)に装着した後、共通メモリチャ
ネル装置(MCH)(17)および呼制御処理装置バス
(1A)を経由して各マスタ呼制御処理装置(MCP)
(11)等の個別メモリ回路(IM)(112)にロー
ドすると共に、ファイルメモリ装置(FM)(14)に
も格納し、各中央制御回路(CC)(111)に処理さ
せることにより、運用を開始可能とする。
【0007】なお光磁気ディスク装置(OD)(15)
は、文字通り光磁気ディスクを記憶媒体に使用している
為、揮発性の読取り書込みメモリを記憶媒体として使用
するファイルメモリ装置(FM)(14)に比して動作
速度が遅く、また可動部分を有する為に信頼性も劣る。
【0008】各呼制御処理装置(CNP)(12)は、
中央制御回路(CC)(111)および個別メモリ回路
(IM)(112)を具備しており、中央制御回路(C
C)(111)は、個別メモリ回路(IM)(112)
内に格納されるシステムファイル内の各プログラム、並
びに局データファイル内に格納される各種データを処理
することにより、交換機(1)の交換処理機能を実現す
る。
【0009】なおファイルメモリ装置(FM)(14)
には、各マスタ呼制御処理装置(MCP)(11)、呼
制御処理装置(CNP)(12)および共通線信号処理
装置(CSM)(13)が処理する交換機ファイル(P
F)が、予備用として格納されている。
【0010】また交換機(1)は、使用した交換機ファ
イル(PF)を定期的〔例えば一日に一回〕に、前日フ
ァイル(LAF)と称して光磁気ディスク装置(OD)
(15)に保存し、各マスタ呼制御処理装置(MCP)
(11)等の個別メモリ回路(IM)(112)および
ファイルメモリ装置(FM)(14)に格納済の交換機
ファイル(PF)が使用不能となり交換機(1)が機能
を停止した場合に、光磁気ディスク装置(OD)(1
5)に格納済の前日ファイル(LAF)を抽出してファ
イルメモリ装置(FM)(14)、更に個別メモリ回路
(IM)(112)に格納し、交換処理を再開する。
【0011】交換機(1)が前日ファイル(LAF)に
より交換処理を再開し、異常無く呼処理が実行可能とな
ることが確認されると、再開に使用された前日ファイル
(LAF)を保証ファイル(REF)として、光磁気デ
ィスク装置(OD)(15)に格納保存する。
【0012】従って、前日ファイル(LAF)は、前日
迄の交換機(1)の運用状態に適合した交換機ファイル
ではあるが、保証ファイル(REF)の如く再開処理結
果が保証されていない為、再開後の正常性を確認する必
要がある。
【0013】一方、保証ファイル(REF)は、再開後
の正常性が保証されているものの、保存時期が前日ファ
イル(LAF)に比して旧い為、前日ファイル(LA
F)同時期の交換機(1)の運用状態に適合させるに
は、所要の更新処理が必要となる。
【0014】また交換機(1)の収容回線を増減設す
る、或いは種々の新機能を導入する際には、その都度交
換機ファイル(PF)の更新が必要となる。かかる場合
には、保守センタ(2)において更新済交換機ファイル
(FF)を作成した後、保守者が対象交換機(1)の設
置局に持参し、光磁気ディスク装置(OD)(15)か
ら各個別メモリ回路(IM)(112)およびファイル
メモリ装置(FM)(14)にロードしていた為、多大
の時間と労力を費やしていた。
【0015】また各交換機(1)の呼制御処理装置(C
NP)(12)は、呼処理の都度料金明細情報(CH
F)を生成してファイルメモリ装置(FM)(14)内
に格納し、料金明細センタ(4)からの収集要求に応じ
て、共通線信号処理装置(CSM)(13)から共通線
信号網(5)を経由して料金明細センタ(4)に転送す
る。
【0016】料金明細センタ(4)においては、各交換
機(1)から転送された料金明細情報(CHF)を分析
・処理し、各加入者に請求する通話料金を算定する。な
お共通線信号網(5)は、交換網内の各交換機(1)間
で呼処理に必要な共通線信号を転送する目的で設置され
ているものである為、伝送能力にも限度があり、一度に
大量の料金明細情報(CHF)を転送するには長時間を
要すると共に、料金明細情報(CHF)の伝送が本来の
共通線信号の転送を圧迫する恐れがある。
【0017】共通線信号網(5)を使用しない手段とし
て、ファイルメモリ装置(FM)(14)に格納された
料金明細情報(CHF)を、保守者が所要の指令を投入
することにより光磁気ディスク装置(OD)(15)に
転送格納した後、光磁気ディスクを料金明細センタ
(4)に郵送することも考慮されるが、人手による収集
では時間的な制約が多くなる問題が生じ、適切な解決策
とはならない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある交換網においては、前日ファイル(L
AF)の保存、並びに再開処理に、光磁気ディスク装置
(OD)(15)を採用していた為、個別メモリ回路
(IM)(112)、ファイルメモリ装置(FM)(1
4)等に比して動作速度も遅く、また可動部分を有する
ことに起因して信頼性にも劣る為、迅速且つ確実な初期
プログラムロード処理または再開処理が実行不可能であ
った。
【0019】また従来ある交換網においては、初期プロ
グラムロードおよび再開処理に、前日ファイル(LA
F)または保証ファイル(REF)を使用していた為、
前日ファイル(LAF)を使用した場合には保証ファイ
ル(REF)の如く運用の正常性に保証は無く、また保
証ファイル(REF)を使用した場合には前日ファイル
(LAF)の如く現運用状態に適合していない為、現運
用状態に適合させる更新処理に多大の労力と時間とを費
やす必要があった。
【0020】また従来ある交換網においては、交換機フ
ァイル(PF)の更新処理に、保守センタ(2)で作成
した更新済交換機ファイル(FF)を格納した光磁気デ
ィスクを保守者が交換機(1)の設置局に持参し、光磁
気ディスク装置(OD)(15)に装着して更新処理を
実行していた為、やはり多大の時間と労力を費やすこと
となっていた。
【0021】更に従来ある交換網においては、料金明細
センタ(4)が各交換機(1)から料金明細情報(CH
F)を収集する為に共通線信号網(5)を経由していた
為、収集に長時間を要すると共に、共通線信号網(5)
の本来任務である交換用共通線信号の転送を圧迫する恐
れがあった。
【0022】本発明は、交換機ファイルのローディン
グ、交換機ファイルの更新処理、料金明細情報収集の合
理化を図ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、900は本発明の対象となる交換
網、901は交換網(900)を構成する交換機、90
2は交換網(900)に各交換機(901)に共通に設
けられた保守センタ、903は交換網(900)に各交
換機(901)に共通に設けられた料金明細センタ、9
04は共通線信号網である。
【0024】各交換機(901)は、複数のプロセッサ
を具備し、各プロセッサの処理する情報を格納する交換
機ファイル(PF)を定期的に保存する。保守センタ
(902)は、各交換機(901)を集中保守する。
【0025】料金明細センタ(903)は、各交換機
(901)が呼処理の都度生成する料金明細情報(CH
F)を収集する。910は、本発明により各交換機(9
01)に対応して設けられた情報転送記憶手段である。
【0026】920は、本発明により交換網(900)
に設けられたシミュレータである。情報転送記憶手段
(910)は、交換機(901)から伝達される交換機
ファイル(PF)の保存要求を受信すると、要求元の交
換機(901)の保有する交換機ファイル(PF)を、
高速に読出して書込み、且つ不揮発に保存する。
【0027】また情報転送記憶手段(910)は、交換
機(901)から伝達される交換機ファイル(PF)の
ロード要求を受信すると、不揮発に保存中の交換機ファ
イル(PF)を高速に読出し、要求元の交換機(90
1)にロードする。〔以上、本発明(請求項1)関連〕 なお情報転送記憶手段(910)は、交換機ファイル
(PF)の保存にフラッシュメモリを使用することが考
慮される。〔本発明(請求項2)関連〕 また交換網(900)は、交換機ファイル(PF)を使
用するプロセッサの処理を擬似するシミュレータ(92
0)により、各交換機(901)の具備する情報転送記
憶手段(910)に保存される交換機ファイル(PF)
の正常性を検証することが考慮される。〔本発明(請求
項3)関連〕 なおシミュレータ(920)は、複数の交換機(1)が
各々具備する情報転送記憶手段(910)に保存される
各交換機ファイル(PF)の検証を、時系列的に順次実
行することが考慮される。〔本発明(請求項4)関連〕 またシミュレータ(920)は、交換機ファイル(P
F)の検証結果を、交換網内に設けられた保守センタ
(902)に通知することが考慮される。〔本発明(請
求項5)関連〕 なお保守センタ(902)は、更新済の交換機ファイル
(PF)を前記交換機(901)に対応して設けられた
情報転送記憶手段(910)に転送して一旦格納し、ま
た情報転送記憶手段(910)は、格納された更新済の
交換機ファイル(PF)をダイレクトメモリアクセス形
式で対応する交換機(901)にロードすることが考慮
される。〔以上、本発明(請求項6)関連〕 なお料金明細センタ(903)は、各交換機(901)
に対応して設けられた情報転送記憶手段(910)に、
該交換機(901)が生成済の料金明細情報(CHF)
の収集を要求する。
【0028】また情報転送記憶手段(910)は、料金
明細情報(CHF)の収集要求を受信すると、対応する
交換機(901)が生成済の料金明細情報(CHF)
を、交換網(900)内に設けられた共通線信号網(9
04)を経由すること無く設定した情報転送路を経由し
て料金明細センタ(903)に転送する。〔以上、本発
明(請求項7)関連〕 更に情報転送記憶手段(910)は、交換機(901)
から交換機ファイル(PF)の初期プログラムロード要
求を受信した場合に、最優先で保存中の交換機ファイル
(PF)を読出し、初期プログラムロードを要求する交
換機(901)にロードすることが考慮される。〔本発
明(請求項8)関連〕 従って本発明によれば、各交換機は、高速に書込み読出
可能であり、且つ不揮発性の情報転送記憶手段に保存中
の、正常性の検証された交換機ファイルにより迅速・且
つ確実に交換機ファイルのロードが最優先に可能とな
り、また更新済の交換機ファイルを人手を煩わすこと無
く、保守センタから交換機に転送してロード可能とな
り、更に各交換機が作成済の料金明細情報を交換網内に
設けられた共通線信号網を圧迫すること無く料金明細セ
ンタに収集可能となり、当該交換網の信頼性、経済性お
よび利便性が大幅に向上する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態による交換網を
示す図であり、図3は本発明の実施形態による交換機の
制御系を示す図であり、図4は図3における情報転送制
御装置を例示する図であり、図5は本発明(請求項1、
2)の実施形態による初期プログラムロードを示す図で
あり、図6は本発明(請求項1、2)の実施形態による
交換機ファイルの保存を示す図であり、図7は本発明
(請求項3、5)の実施形態による交換機ファイルの検
証を示す図であり、図8は本発明(請求項4、5)の実
施形態による交換機ファイルの検証を示す図であり、図
9は本発明(請求項6)の実施形態による交換機ファイ
ルの更新を示す図であり、図10は本発明(請求項7)
の実施形態による料金明細情報の収集を示す図であり、
図11は本発明(請求項8)の実施形態による初期プロ
グラムロードを示す図である。なお、全図を通じて同一
符号は同一対象物を示す。
【0030】図2には、図1における交換網(900)
に対応する交換網が示されており、図1における交換機
(901)として交換機(1E )が示され、また図1に
おける保守センタ(902)および料金明細センタ(9
03)としてそれぞれ保守センタ(2)および料金明細
センタ(4)が示され、また図1における情報転送記憶
手段(910)として情報転送制御装置(TCE)(1
0)が各交換機(1E)に併設され、更に図1における
シミュレータ(920)としてワークステーション(W
S)(9)が設けられている。
【0031】各交換機(1E )の制御系は、図3に示さ
れる如く、各マスタ呼制御処理装置(MCP)(1
E )にそれぞれ情報転送制御装置(TCE)(10)
が併設されている。
【0032】各情報転送制御装置(TCE)(10)
は、各マスタ呼制御処理装置(MCP)(11E )内の
高速プロセッサバス(11A)に、それぞれ高速プロセ
ッサバスアダプタ(KPA)(113)を経由して交絡
接続されていると共に、LAN(6)に接続されてい
る。
【0033】なお各情報転送制御装置(TCE)(1
0)は、それぞれ併設されるマスタ呼制御処理装置(M
CP)(11E )と共に二重化構成となっているが、何
れも一方〔例えばマスタ呼制御処理装置(MCP)(1
E0)および情報転送制御装置(TCE)(100 )〕
が現用、他方〔例えばマスタ呼制御処理装置(MCP)
(11E1)および情報転送制御装置(TCE)(1
1 )〕が予備として運用される。
【0034】情報転送制御装置(TCE)(10)は、
図4に示される如く、マイクロプロセッサ回路(MP
U)(101)、フラッシュメモリ回路(FLM)(1
02)、フラッシュメモリ制御回路(FMC)(10
3)、二個の高速プロセッサバス送受信回路(KPC)
(104)、バス制御回路(BSC)(105)、LA
N制御回路(LNC)(106)およびバス(107)
を具備している。
【0035】フラッシュメモリ回路(FLM)(10
2)は、電気的一括消去可能な不揮発性記憶媒体とし
て、フラッシュメモリを使用しており、光磁気ディスク
装置(OD)(15)に比して可動部分も無く、高速の
書込み読出し動作が可能であり、且つ記憶情報を保存す
る為に電源を不要とする。
【0036】マイクロプロセッサ回路(MPU)(10
1)は、情報転送制御装置(TCE)(10)全体の制
御を司る。またフラッシュメモリ制御回路(FMC)
(103)はフラッシュメモリ回路(FLM)(10
2)の書込みおよび読出しを制御し、高速プロセッサバ
ス送受信回路(KPC)(1040 )および(10
1 )はそれぞれマスタ呼制御処理装置(MCP)(1
E0)および(11E1)の高速プロセッサバス(11A
0 )および(11A1 )に、それぞれ高速プロセッサバ
スアダプタ(KPA)(1130 )および(1131
を経由して接続し、またLAN制御回路(LNC)(1
06)は、LAN(6)に接続する。
【0037】最初に、本発明(請求項1、2)の実施形
態による初期プログラムロードを、図2乃至図4および
図5を用いて説明する。本発明(請求項1、2)の実施
形態においては、図5に示される如く、前日ファイル
(LAF)は、従来ある交換機(1)〔図13参照〕の
如く、光磁気ディスク装置(OD)(15)に格納され
ておらず、各情報転送制御装置(TCE)(10)のフ
ラッシュメモリ回路(FLM)(102)に格納されて
おり、保証ファイル(REF)は、従来ある交換機
(1)〔図13参照〕と同様に、光磁気ディスク装置
(OD)(15)に格納されている。
【0038】また各マスタ呼制御処理装置(MCP)
(11E )の個別メモリ回路(IM)(112)、並び
にファイルメモリ装置(FM)(14)には、従来ある
交換機(1)〔図13参照〕と同様に、交換機ファイル
(PF)が格納されている。
【0039】なお個別メモリ回路(IM)(112)お
よび光磁気ディスク装置(OD)(15)には、ブート
ファイル(BF)も格納されている。図2乃至図5にお
いて、マスタ呼制御処理装置(MCP)(11E )に設
けられている図示されぬ初期プログラムロード起動ボタ
ンが操作されると、マスタ呼制御処理装置(MCP)
(11E )内の中央制御回路(CC)(111)は、光
磁気ディスク装置(OD)(15)内に格納されている
ブートファイル(BF)を、共通メモリチャネル装置
(MCH)(17)、呼制御処理装置バス(1A)およ
び高速プロセッサバス(11A)を経由して読出し、高
速プロセッサバス(11A)を経由して個別メモリ回路
(IM)(112)に格納する。
【0040】続いて中央制御回路(CC)(111)
は、個別メモリ回路(IM)(112)に格納したブー
トファイル(BF)を実行することにより、初期プログ
ラムロード処理を開始し、情報転送制御装置(TCE)
(10)内のマイクロプロセッサ回路(MPU)(10
1)を、高速プロセッサバス(11A)、高速プロセッ
サバスアダプタ(KPA)(113)、高速プロセッサ
バス送受信回路(KPC)(104)、バス制御回路
(BSC)(105)およびバス(107)を経由して
制御し、初期プログラムロード部(IPL)(101
1)を起動させる。
【0041】起動された初期プログラムロード部(IP
L)(1011)は、フラッシュメモリ制御回路(FM
C)(103)を制御してフラッシュメモリ回路(FL
M)(102)に格納されている前日ファイル(LA
F)を抽出し、バス(107)、バス制御回路(BS
C)(105)、高速プロセッサバス送受信回路(KP
C)(104)、高速プロセッサバスアダプタ(KP
A)(113)および高速プロセッサバス(11A)を
経由して個別メモリ回路(IM)(112)に、交換機
ファイル(PF)として格納した後、マスタ呼制御処理
装置(MCP)(11 E )内の中央制御回路(CC)
(111)に、交換機ファイル(PF)の初期プログラ
ムロードの完了を通知する。
【0042】中央制御回路(CC)(111)は、マイ
クロプロセッサ回路(MPU)(101)から交換機フ
ァイル(PF)の初期プログラムロード完了通知を受信
すると、個別メモリ回路(IM)(112)に格納済の
交換機ファイル(PF)を高速プロセッサバス(11
A)を経由して読出し、呼制御処理装置バス(1A)お
よび共通メモリチャネル装置(MCH)(17)を経由
してファイルメモリ装置(FM)(14)に格納すると
共に、交換機ファイル(PF)を使用した呼処理を実行
開始する。
【0043】なお中央制御回路(CC)(111)が、
情報転送制御装置(TCE)(10)内のマイクロプロ
セッサ回路(MPU)(101)に初期プログラムロー
ド部(IPL)(1011)の起動を指示した後、所定
時間以内に交換機ファイル(PF)の初期プログラムロ
ードの完了通知を受信出来なかった場合には、情報転送
制御装置(TCE)(10)内の前日ファイル(LA
F)による初期プログラムロードが実行不可能と判定
し、情報転送制御装置(TCE)(10)に対する初期
プログラムロード部(IPL)(1011)の起動指示
を中止した後、従来ある交換網におけると同様に、光磁
気ディスク装置(OD)(15)内に保存済の保証ファ
イル(REF)による初期プログラムロードを実行開始
する。
【0044】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項1、2)の実施形態による初期プログラムロードに
よれば、情報転送制御装置(TCE)(10)内のフラ
ッシュメモリ回路(FLM)(102)に格納済の前日
ファイル(LAF)が読出され、個別メモリ回路(I
M)(112)にロードされる為、従来ある交換網の如
く、光磁気ディスク装置(OD)(15)に格納されて
いる前日ファイル(LAF)による初期プログラムロー
ドに比して充分迅速に初期プログラムロードが完了する
こととなり、且つ可動部分を有する光磁気ディスク装置
(OD)(15)に比して信頼性も向上する。
【0045】なお、図5はあく迄本発明の一実施形態に
過ぎず、例えば情報転送制御装置(TCE)(10)内
のフラッシュメモリ回路(FLM)(102)から読出
された前日ファイル(LAF)はマスタ呼制御処理装置
(MCP)(11E )内の個別メモリ回路(IM)(1
12)に交換機ファイル(PF)として格納されるもの
に限定されることは無く、ファイルメモリ装置(FM)
(14)内に交換機ファイル(PF)として格納される
等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。
【0046】次に、本発明(請求項1、2)の実施形態
による交換機ファイルの保存を、図2乃至図4および図
6を用いて説明する。図6が図5と異なる点は、マスタ
呼制御処理装置(MCP)(11E )内の個別メモリ回
路(IM)(112)に、ブートファイル(BF)の代
わりに退避ファイル(SF)が格納されており、また情
報転送制御装置(TCE)(10)内のマイクロプロセ
ッサ回路(MPU)(101)に初期プログラムロード
部(IPL)(1011)が設けられていないことであ
る。
【0047】図2乃至図4および図6において、マスタ
呼制御処理装置(MCP)(11E)内の中央制御回路
(CC)(111)は、所定周期毎に〔例えば一日に一
回、所定時刻に〕、個別メモリ回路(IM)(112)
に格納済の退避ファイル(SF)を読出して実行するこ
とにより、個別メモリ回路(IM)(112)に格納済
の交換機ファイル(PF)を高速プロセッサバス(11
A)を経由して読出し、高速プロセッサバスアダプタ
(KPA)(113)を経由して情報転送制御装置(T
CE)(10)に転送し、情報転送制御装置(TCE)
(10)内のマイクロプロセッサ回路(MPU)(10
1)に、交換機ファイル(PF)の保存を指示する。
【0048】情報転送制御装置(TCE)(10)内の
マイクロプロセッサ回路(MPU)(101)は、中央
制御回路(CC)(111)からの保存指示を、高速プ
ロセッサバスアダプタ(KPA)(113)、高速プロ
セッサバス送受信回路(KPC)(104)、バス制御
回路(BSC)(105)およびバス(107)を経由
して受信すると、フラッシュメモリ制御回路(FMC)
(103)を制御し、個別メモリ回路(IM)(11
2)から読出され、高速プロセッサバスアダプタ(KP
A)(113)、高速プロセッサバス送受信回路(KP
C)(104)、バス制御回路(BSC)(105)お
よびバス(107)を経由して転送される交換機ファイ
ル(PF)を、前日ファイル(LAF)としてフラッシ
ュメモリ回路(FLM)(102)に格納した後、マス
タ呼制御処理装置(MCP)(11 E )内の中央制御回
路(CC)(111)に、前日ファイル(LAF)の保
存完了を通知する。
【0049】中央制御回路(CC)(111)は、マイ
クロプロセッサ回路(MPU)(101)から前日ファ
イル(LAF)の保存完了通知を受信すると、退避ファ
イル(SF)の実行を終了する。
【0050】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項1、2)の実施形態による交換機ファイルの保存に
よれば、毎日所定時期に、個別メモリ回路(IM)(1
12)から交換機ファイル(PF)が読出され、情報転
送制御装置(TCE)(10)内のフラッシュメモリ回
路(FLM)(102)に保存される為、従来ある交換
網の如く、光磁気ディスク装置(OD)(15)に保存
する収集処理に比して充分迅速に保存処理が完了するこ
ととなり、且つ可動部分を有する光磁気ディスク装置
(OD)(15)に比して信頼性も向上する。
【0051】なお、図6はあく迄本発明の一実施形態に
過ぎず、例えば情報転送制御装置(TCE)(10)内
のフラッシュメモリ回路(FLM)(102)に前日フ
ァイル(LAF)として格納される交換機ファイル(P
F)は、マスタ呼制御処理装置(MCP)(11E )が
個別メモリ回路(IM)(112)から読出すものに限
定されることは無く、マスタ呼制御処理装置(MCP)
(11E )がファイルメモリ装置(FM)(14)から
読出す等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合
にも本発明の効果は変わらない。
【0052】次に、本発明(請求項3、5)の実施形態
による交換機ファイルの検証を、図2乃至図4および図
7を用いて説明する。図2乃至図4および図7におい
て、個別メモリ回路(IM)(112)から読出された
交換機ファイル(PF)が、情報転送制御装置(TC
E)(10)のフラッシュメモリ回路(FLM)(10
2)に、本発明(請求項1、2)の実施形態〔図6参
照〕に基づき、前日ファイル(LAF)として格納され
たとする。
【0053】一方、LAN(6)に接続されているワー
クステーション(WS)(9)は、プログラムの開発段
階で広く利用されているシミュレータ(SML)(9
1)を内蔵しており、情報転送制御装置(TCE)(1
0)内のフラッシュメモリ回路(FLM)(102)
に、マスタ呼制御処理装置(MCP)(11E )から転
送された交換機ファイル(PF)が、前日ファイル(L
AF)として格納されたことを認識すると、LAN
(6)および情報転送制御装置(TCE)(10)内の
LAN制御回路(LNC)(106)およびバス(10
7)を経由してマイクロプロセッサ回路(MPU)(1
01)に、前日ファイル(LAF)をワークステーショ
ン(WS)(9)へ転送することを要求する。
【0054】マイクロプロセッサ回路(MPU)(10
1)は、ワークステーション(WS)(9)から前日フ
ァイル(LAF)の転送要求を受信すると、フラッシュ
メモリ制御回路(FMC)(103)を制御してフラッ
シュメモリ回路(FLM)(102)に格納済の前日フ
ァイル(LAF)を読出し、バス(107)を経由して
LAN制御回路(LNC)(106)に伝達すると共
に、LAN制御回路(LNC)(106)に、前日ファ
イル(LAF)をLAN(6)を経由してワークステー
ション(WS)(9)に転送することを指示する。
【0055】LAN制御回路(LNC)(106)は、
マイクロプロセッサ回路(MPU)(101)からの転
送指示に基づき、伝達される前日ファイル(LAF)
を、LAN(6)を経由してワークステーション(W
S)(9)に転送する。
【0056】ワークステーション(WS)(9)におい
ては、シミュレータ(SML)(91)が、情報転送制
御装置(TCE)(10)から転送された前日ファイル
(LAF)を受信すると、公知の手順に従って、マスタ
呼制御処理装置(MCP)(11E )が実行する再開処
理を擬似的に実行し、前日ファイル(LAF)の正常性
を検証する。
【0057】なおシミュレータ(SML)(91)は、
転送された前日ファイル(LAF)により擬似的な再開
処理を最後迄異常無く実行完了したことにより、前日フ
ァイル(LAF)の正常性を検証するか、或いは前日フ
ァイル(LAF)により各種データ処理を実行し、結果
データの正常性を検証するか、更にはマスタ呼制御処理
装置(MCP)(11E )が実行する各種処理を擬似的
に実行させ、実行結果を検証する等、種々の方法によ
り、前日ファイル(LAF)の正常性を検証可能であ
る。
【0058】シミュレータ(SML)(91)は、前日
ファイル(LAF)の正常性を検証すると、検証結果
を、LAN(6)、ルータ(RT)(7)およびWAN
(8)を経由して保守センタ(2)へ転送する。
【0059】保守センタ(2)においては、保守者が、
ワークステーション(WS)(9)から転送される検証
結果を分析し、検証結果が正常の場合には、対象とする
前日ファイル(LAF)による交換機(1)の初期プロ
グラムロード(IPL)、或いは再開処理が正常に実行
されることを確認するが、検証結果が異常の場合には、
対象とする前日ファイル(LAF)による交換機(1)
の初期プログラムロード(IPL)、或いは再開処理が
正常に実行されないと判定し、対象とした前日ファイル
(LAF)の点検・修復を図る。
【0060】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項3、5)の実施形態による交換機ファイルの検証に
よれば、情報転送制御装置(TCE)(10)内のフラ
ッシュメモリ回路(FLM)(102)に収集された前
日ファイル(LAF)の正常性が遅滞無く検証される
為、前日ファイル(LAF)による初期プログラムロー
ド(IPL)、或いは再開処理が、保証ファイル(RE
F)を使用した場合と同様に正常に実行されることが保
証されることとなり、然も保証ファイル(REF)の如
く、現状に適合させる為に多大の時間と労力を費やす必
要が無くなる。
【0061】次に、本発明(請求項4、5)の実施形態
による交換機ファイルの検証を、図2乃至図4および図
8を用いて説明する。図2において、LAN(6)に
は、複数の交換機(1E )が接続されており、ワークス
テーション(WS)(9)は、LAN(6)を経由して
複数の交換機(1E )の情報転送制御装置(TCE)
(10)に接続可能である。
【0062】図8においては、N+1台の情報転送制御
装置(TCE)(10)がLAN(6)に接続されてお
り、その内の一台(情報転送制御装置(TCE)(10
0 )のみの内部構成が図示されている。
【0063】またLAN(6)に接続されているワーク
ステーション(WS)(9)には、シミュレータ(SM
L)(91)と共に時分割アクセス部(POL)(9
2)が付加されている。
【0064】時分割アクセス部(POL)(92)は、
一定間隔で各情報転送制御装置(TCE)(10)に順
次接続し、接続した情報転送制御装置(TCE)(1
0)内の各フラッシュメモリ回路(FLM)(102)
に保存済の前日ファイル(LAF)の検証を、シミュレ
ータ(SML)(91)に実行させる。
【0065】シミュレータ(SML)(91)は、接続
された各情報転送制御装置(TCE)(10)に対し、
本発明(請求項3、5)の実施形態〔図7参照〕で述べ
た手順に基づき、各フラッシュメモリ回路(FLM)
(102)内に保存済の前日ファイル(LAF)の正常
性の検証を実行し、検証結果をLAN(6)、ルータ
(RT)(7)およびWAN(8)を経由して保守セン
タ(2)に転送する。
【0066】保守センタ(2)においては、保守者が、
ワークステーション(WS)(9)から転送される検証
結果を分析することにより、各情報転送制御装置(TC
E)(10)に保存済の前日ファイル(LAF)の正常
性を確認することが可能となり、前述と同様に、前日フ
ァイル(LAF)による交換機(1)の初期プログラム
ロード(IPL)、或いは再開処理を許容するか、或い
は検証結果の異常な前日ファイル(LAF)の点検・修
復を図る。
【0067】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項4、5)の実施形態によれば、複数の交換機
(1E )の情報転送制御装置(TCE)(10)内のフ
ラッシュメモリ回路(FLM)(102)に収集された
前日ファイル(LAF)の正常性が、一台のワークステ
ーション(WS)(9)により遅滞無く検証される為、
本発明(請求項3、5)の実施形態におけると同様の効
果を挙げられると共に、当該交換網の経済性も向上可能
となる。
【0068】次に、本発明(請求項6)の実施形態によ
る交換機ファイルの更新を、図2乃至図4および図9を
用いて説明する。本発明(請求項6)の実施形態におい
ては、図9に示される如く、マスタ呼制御処理装置(M
CP)(11E )内の中央制御回路(CC)(111)
には、FF領域指定部(1111)およびファイル更新
起動部(1112)が設けられ、また情報転送制御装置
(TCE)(10)内のマイクロプロセッサ回路(MP
U)(101)には、FF転送部(FFT)(101
2)が設けられ、また保守センタ(2)には、ファイル
更新起動部(21)が設けられている。
【0069】マスタ呼制御処理装置(MCP)(1
E )内のFF領域指定部(1111)は、高速プロセ
ッサバス(11A)、高速プロセッサバスアダプタ(K
PA)(113)、高速プロセッサバス送受信回路(K
PC)(104)、バス制御回路(BSC)(105)
およびバス(107)を経由してマイクロプロセッサ回
路(MPU)(101)に、フラッシュメモリ回路(F
LM)(102)内の所定記憶領域に、FF格納領域
(1021)の設定指示を伝達する。
【0070】マイクロプロセッサ回路(MPU)(10
1)は、中央制御回路(CC)(111)からFF格納
領域(1021)の設定指示を受信すると、フラッシュ
メモリ制御回路(FMC)(103)を制御し、フラッ
シュメモリ回路(FLM)(102)内の所定領域に、
FF格納領域(1021)を確保する。
【0071】なおマスタ呼制御処理装置(MCP)(1
E )内の個別メモリ回路(IM)(112)およびフ
ァイルメモリ装置(FM)(14)内には、前述と同様
に、交換機ファイル(PF)が格納されている。
【0072】図2乃至図4および図9において、保守セ
ンタ(2)において、交換機ファイル(PF)に更新処
理が施されて更新済交換機ファイル(FF)が作成され
たとする。
【0073】保守者が、転送対象とする更新済交換機フ
ァイル(FF)と、転送先の情報転送制御装置(TC
E)(10)とを指定する転送操作を実行すると、保守
センタ(2)は、WAN(8)、ルータ(RT)(7)
およびLAN(6)を経由して指定された情報転送制御
装置(TCE)(10)に、更新済交換機ファイル(F
F)の格納指示と、指定された更新済交換機ファイル
(FF)とを転送する。
【0074】情報転送制御装置(TCE)(10)にお
いては、マイクロプロセッサ回路(MPU)(101)
が、保守センタ(2)から転送された更新済交換機ファ
イル(FF)の格納指示を、LAN制御回路(LNC)
(106)およびバス(107)を経由して受信する
と、フラッシュメモリ制御回路(FMC)(103)を
制御し、続いて転送される更新済交換機ファイル(F
F)を、LAN制御回路(LNC)(106)、バス
(107)およびフラッシュメモリ制御回路(FMC)
(103)を経由してフラッシュメモリ回路(FLM)
(102)内のFF格納領域(1021)に格納する。
【0075】かかる状態で、マスタ呼制御処理装置(M
CP)(11E )の中央制御回路(CC)(111)内
に設けられているファイル更新起動部(1112)が、
高速プロセッサバス(11A)、高速プロセッサバスア
ダプタ(KPA)(113)、高速プロセッサバス送受
信回路(KPC)(104)、バス制御回路(BSC)
(105)およびバス(107)を経由してマイクロプ
ロセッサ回路(MPU)(101)に、FF転送部(F
FT)(1012)の起動指示を伝達するか、或いは保
守センタ(2)内に設けられているファイル更新起動部
(21)が、WAN(8)、ルータ(RT)(7)、L
AN(6)、LAN制御回路(LNC)(106)およ
びバス(107)を経由しててマイクロプロセッサ回路
(MPU)(101)に、FF転送部(FFT)(10
12)の起動指示を伝達すると、起動指示を伝達された
マイクロプロセッサ回路(MPU)(101)は、FF
転送部(FFT)(1012)を起動する。
【0076】起動されたFF転送部(FFT)(101
2)は、フラッシュメモリ制御回路(FMC)(10
3)を制御し、フラッシュメモリ回路(FLM)(10
2)のFF格納領域(1021)に格納済の更新済交換
機ファイル(FF)を読出し、バス(107)、バス制
御回路(BSC)(105)、高速プロセッサバス送受
信回路(KPC)(104)、高速プロセッサバスアダ
プタ(KPA)(113)、高速プロセッサバス(11
A)、呼制御処理装置バス(1A)および共通メモリチ
ャネル装置(MCH)(17)を経由してファイルメモ
リ装置(FM)(14)にダイレクトメモリアクセス形
式で転送し、格納済の交換機ファイル(PF)の代わり
に格納する。
【0077】以上により、交換機(1E )内のファイル
メモリ装置(FM)(14)には、交換機ファイル(P
F)の代わりに更新済交換機ファイル(FF)が格納さ
れたこととなる。
【0078】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項6)の実施形態によれば、保守センタ(2)におい
て作成された更新済交換機ファイル(FF)を、マスタ
呼制御処理装置(MCP)(11E )に負荷を掛けるこ
と無く、情報転送制御装置(TCE)(10)内のフラ
ッシュメモリ回路(FLM)(102)に格納した後、
更にマスタ呼制御処理装置(MCP)(11E )または
保守センタ(2)から情報転送制御装置(TCE)(1
0)内のマイクロプロセッサ回路(MPU)(101)
にFF転送部(FFT)(1012)の起動指示を伝達
するのみで、FF転送部(FFT)(1012)がフラ
ッシュメモリ回路(FLM)(102)に格納済の更新
済交換機ファイル(FF)を、ダイレクトメモリアクセ
ス形式でファイルメモリ装置(FM)(14)に転送・
格納し、ファイルメモリ装置(FM)(14)に格納済
の交換機ファイル(PF)を更新済交換機ファイル(F
F)に置換する為、従来ある交換網の如く、保守者が更
新済交換機ファイル(FF)を光磁気ディスクに格納し
て交換局に持参し、光磁気ディスク装置(OD)(1
5)に装着してファイルメモリ装置(FM)(14)に
転送・格納する必要が無くなり、多大の労力と時間とが
節減可能となる。
【0079】次に、本発明(請求項7)の実施形態によ
る料金明細情報の収集を、図2乃至図4および図10を
用いて説明する。本発明(請求項7)の実施形態におい
ては、図10に示される如く、マスタ呼制御処理装置
(MCP)(11E )内の中央制御回路(CC)(11
1)には、料金明細情報管理部(CHM)(111
3)、料金明細情報編集部(CHE)(1114)、受
信情報分析部(RDA)(1115)、対TCE書込部
(TCW)(1116)および対TCE読出部(TC
R)(1117)が設けられ、また個別メモリ回路(I
M)(112)内には、情報受信通知領域(ARF)(1
121)、受信情報書込領域(ARD)(1122)、作
業領域(AWK)(1123)、情報送信要求領域
(ASF)(1124)および送信情報書込領域(ASD
(1125)が設けられており、また情報転送制御装置
(TCE)(10)内のマイクロプロセッサ回路(MP
U)(101)には、料金明細情報転送部(CHT)
(1013)が設けられている。
【0080】図2乃至図4および図10において、マス
タ呼制御処理装置(MCP)(11 E )内の中央制御回
路(CC)(111)に設けられた料金明細情報管理部
(CHM)(1113)は、交換機(1E )内の各呼制
御処理装置(CNP)(12)が処理した呼に関する料
金明細情報(CHF)を、呼制御処理装置バス(1A)
および高速プロセッサバス(11A)を経由して収集
し、高速プロセッサバス(11A)、呼制御処理装置バ
ス(1A)および共通メモリチャネル装置(MCH)
(17)を経由してファイルメモリ装置(FM)(1
4)に格納する。
【0081】料金明細センタ(4)は、WAN(8)、
ルータ(RT)(7)およびLAN(6)を経由して各
マスタ呼制御処理装置(MCP)(11E )に対応して
設けられている情報転送制御装置(TCE)(10)
に、対応する交換機(1E )から料金明細情報(CH
F)の収集要求を転送する。
【0082】情報転送制御装置(TCE)(10)にお
いては、マイクロプロセッサ回路(MPU)(101)
が、料金明細センタ(4)から転送された料金明細情報
(CHF)の収集要求を、LAN制御回路(LNC)
(106)およびバス(107)を経由して受信する
と、料金明細情報転送部(CHT)(1013)を起動
する。
【0083】起動された料金明細情報転送部(CHT)
(1013)は、バス(107)、バス制御回路(BS
C)(105)、高速プロセッサバス送受信回路(KP
C)(104)、並びに対応するマスタ呼制御処理装置
(MCP)(11E )内の高速プロセッサバスアダプタ
(KPA)(113)および高速プロセッサバス(11
A)を経由して個別メモリ回路(IM)(112)内の
情報受信通知領域(A RF)(1121)に、情報受信通
知情報を設定すると共に、個別メモリ回路(IM)(1
12)内の受信情報書込領域(ARD)(1122)に、
料金明細情報(CHF)の収集要求を格納する。
【0084】マスタ呼制御処理装置(MCP)(1
E )においては、中央制御回路(CC)(111)内
の対TCE読出部(TCR)(1117)が、高速プロ
セッサバス(11A)を経由して個別メモリ回路(I
M)(112)内の情報受信通知領域(ARF)(112
1)を監視しており、情報受信通知情報が設定されたこ
とを検出すると、受信情報書込領域(ARD)(112
2)内に受信情報が格納済であると認識し、続いて受信
情報書込領域(ARD)(1122)に格納済の受信情報
を抽出して受信情報分析部(RDA)(1115)に伝
達し、受信情報の分析を要求する。
【0085】受信情報分析部(RDA)(1115)
は、対TCE読出部(TCR)(1117)から受信情
報と分析要求とを受信すると、伝達された受信情報を分
析し、料金明細センタ(4)からの料金明細情報(CH
F)の収集要求であることを認識すると、認識結果を料
金明細情報管理部(CHM)(1113)に通知する。
【0086】料金明細情報管理部(CHM)(111
3)は、受信情報分析部(RDA)(1115)から通
知された料金明細センタ(4)からの料金明細情報(C
HF)の収集要求を受信すると、高速プロセッサバス
(11A)、呼制御処理装置バス(1A)および共通メ
モリチャネル装置(MCH)(17)を経由して、ファ
イルメモリ装置(FM)(14)に格納済の料金明細情
報(CHF)を抽出し、呼制御処理装置バス(1A)を
経由して個別メモリ回路(IM)(112)内の作業領
域(AWK)(1123)に格納した後、料金明細情報編
集部(CHE)(1114)に料金明細情報(CHF)
の編集を要求する。
【0087】料金明細情報編集部(CHE)(111
4)は、料金明細情報管理部(CHM)(1113)か
ら料金明細情報(CHF)の編集要求を受信すると、個
別メモリ回路(IM)(112)内の作業領域(AWK
(1123)に格納済の料金明細情報(CHF)を、料
金明細センタ(4)へ転送するに適したフレーム形式に
編集し、対TCE書込部(TCW)(1116)に伝達
する。
【0088】対TCE書込部(TCW)(1116)
は、料金明細情報編集部(CHE)(1114)から編
集済の料金明細情報(CHF)を受信すると、高速プロ
セッサバス(11A)を経由して個別メモリ回路(I
M)(112)内の送信情報書込領域(ASD)(112
5)に格納すると共に、個別メモリ回路(IM)(11
2)内の情報送信要求領域(ASF)(1124)に、情
報送信要求情報を設定する。
【0089】情報転送制御装置(TCE)(10)にお
いては、マイクロプロセッサ回路(MPU)(101)
が、バス(107)、バス制御回路(BSC)(10
5)、高速プロセッサバス送受信回路(KPC)(10
4)、並びにマスタ呼制御処理装置(MCP)(1
E )内の高速プロセッサバスアダプタ(KPA)(1
13)および高速プロセッサバス(11A)を経由して
個別メモリ回路(IM)(112)内の情報送信要求領
域(ASF)(1124)を監視しており、情報送信要求
情報が設定されたことを検出すると、送信情報書込領域
(ASD)(1125)内に送信情報が格納済であると認
識し、続いて送信情報書込領域(ASD)(1125)に
格納済の送信情報を抽出して分析し、料金明細情報(C
HF)〔編集済〕と識別すると、料金明細情報転送部
(CHT)(1013)を起動し、抽出した料金明細情
報(CHF)〔編集済〕を伝達する。
【0090】起動された料金明細情報転送部(CHT)
(1013)は、伝達された料金明細情報(CHF)
(編集済)を、バス(107)、LAN制御回路(LN
C)(106)、LAN(6)、ルータ(RT)(7)
およびWAN(8)を経由して、料金明細センタ(4)
に転送する。
【0091】料金明細センタ(4)は、情報転送制御装
置(TCE)(10)から転送された料金明細情報(C
HF)を収集・分析・処理し、各加入者に請求する通話
料金を算定する。
【0092】なお料金明細情報(CHF)の、情報転送
制御装置(TCE)(10)から料金明細センタ(4)
への転送経路は、LAN(6)、ルータ(RT)(7)
およびWAN(8)を経由して設定されており、交換網
が交換処理等に使用する共通線信号網(5)を経由して
いない為、料金明細情報(CHF)の転送が、共通線信
号網(5)の伝送能力を圧迫する恐れは皆無となる。
【0093】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項7)の実施形態によれば、料金明細センタ(4)が
交換網内の各交換機(1E )から料金明細情報(CH
F)を収集する場合に、各情報転送制御装置(TCE)
(10)が共通線信号網(5)を経由しない転送経路を
採用する為、当該交換網の呼設定処理等に使用される共
通線信号網(5)に対する悪影響は皆無となる。
【0094】次に、本発明(請求項8)の実施形態によ
る初期プログラムロードを、図2乃至図4および図11
を用いて説明する。本発明(請求項8)の実施形態にお
いては、図11に示される如く、情報転送制御装置(T
CE)(10)内のマイクロプロセッサ回路(MPU)
(101)には、図5に示されている初期プログラムロ
ード部(IPL)(1011)と、図9に示されている
FF転送部(FFT)(1012)と、図10に示され
ている料金明細情報転送部(CHT)(1013)と共
に、優先順位設定部(PRI)(1014)が設けられ
ている。
【0095】また前日ファイル(LAF)は、図5に示
されると同様に、情報転送制御装置(TCE)(10)
のフラッシュメモリ回路(FLM)(102)に格納さ
れており、保証ファイル(REF)も、図5に示される
と同様に、光磁気ディスク装置(OD)(15)に格納
されている。
【0096】優先順位設定部(PRI)(1014)
は、マイクロプロセッサ回路(MPU)(101)に対
して、初期プログラムロード部(IPL)(1011)
と、FF転送部(FFT)(1012)と、料金明細情
報転送部(CHT)(1013)とに対する各起動要求
に、以下に述べる手順により優先順位を定めており、初
期プログラムロード部(IPL)(1011)に最高の
優先順位を与えている。
【0097】かかる状態で、情報転送制御装置(TC
E)(10)に、対応するマスタ呼制御処理装置(MC
P)(11E )からの前日ファイル(LAF)による交
換機ファイル(PF)の初期プログラムロード要求、保
守センタ(2)からの更新済交換機ファイル(FF)の
転送要求、または料金明細センタ(4)からの料金明細
情報(CHF)の収集要求を受信した場合に、マイクロ
プロセッサ回路(MPU)(101)内の優先順位設定
部(PRI)(1014)は、初期プログラムロード部
(IPL)(1011)、FF転送部(FFT)(10
12)および料金明細情報転送部(CHT)(101
3)の何れかが現在起動中か否かを分析し、現在何れも
起動されていなかった場合には、新たに受信した起動要
求の対象である初期プログラムロード部(IPL)(1
011)、FF転送部(FFT)(1012)または料
金明細情報転送部(CHT)(1013)に起動を許容
する。
【0098】一方、現在初期プログラムロード部(IP
L)(1011)を起動中であった場合には、現在起動
中の初期プログラムロード部(IPL)(1011)が
処理を終了して起動解放される迄、新たに受信した起動
要求を待機させる。
【0099】また、現在FF転送部(FFT)(101
2)または料金明細情報転送部(CHT)(1013)
を起動中であった場合には、新たに受信した起動要求の
対象が初期プログラムロード部(IPL)(101
1)、FF転送部(FFT)(1012)または料金明
細情報転送部(CHT)(1013)の何れであるかを
分析し、新たに受信した起動要求の対象が初期プログラ
ムロード部(IPL)(1011)であった場合には、
現在起動中のFF転送部(FFT)(1012)または
料金明細情報転送部(CHT)(1013)を強制的に
起動終了させた後、新たに受信した起動要求の対象であ
る初期プログラムロード部(IPL)(1011)を起
動し、所定の初期プログラムロード処理を実行させた
後、強制的に起動終了させたFF転送部(FFT)(1
012)または料金明細情報転送部(CHT)(101
3)を、改めて起動再開させ、所定の処理を最初から実
行させる。
【0100】また、現在FF転送部(FFT)(101
2)または料金明細情報転送部(CHT)(1013)
を起動中であり、且つ新たに受信した起動要求の対象が
FF転送部(FFT)(1012)または料金明細情報
転送部(CHT)(1013)であった場合には、現在
起動中のFF転送部(FFT)(1012)または料金
明細情報転送部(CHT)(1013)が処理を終了し
て起動解放される迄、新たに受信した起動要求を待機さ
せる。
【0101】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項8)の実施形態によれば、情報転送制御装置(TC
E)(10)内のマイクロプロセッサ回路(MPU)
(101)が具備する初期プログラムロード部(IP
L)(1011)、FF転送部(FFT)(101
2)、料金明細情報転送部(CHT)(1013)の
内、初期プログラムロード部(IPL)(1011)が
最優先に実行される為、マスタ呼制御処理装置(MC
P)(11E )に対する前日ファイル(LAF)の初期
プログラムロードが迅速に処理されることとなり、緊急
を要するマスタ呼制御処理装置(MCP)(11E )の
初期プログラムロードが迅速に処理可能となる。
【0102】なお、図2乃至図11はあく迄本発明の一
実施形態に過ぎず、例えば情報転送記憶手段(910)
はフラッシュメモリに限定されることは無く、高速に書
込みおよび読出しが可能であり、且つ不揮発に情報を記
憶可能な記憶手段であれば使用可能である。また本発明
の対象とする交換網(900)、各交換機(901)、
並びに情報転送記憶手段(910)の構成は、それぞれ
図示されるものに限定されぬことは言う迄も無い。
【0103】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記交換網にお
いて、各交換機は、情報転送記憶手段に保存中の、正常
性の検証された交換機ファイルにより迅速・且つ確実に
交換機ファイルのロードが最優先に可能となり、また更
新済の交換機ファイルを人手を煩わすこと無く、保守セ
ンタから交換機に転送してロード可能となり、更に各交
換機が作成済の料金明細情報を交換網内に設けられた共
通線信号網を圧迫すること無く料金明細センタに収集可
能となり、当該交換網の信頼性、経済性および利便性が
大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態による交換網
【図3】 本発明の実施形態による交換機の制御系
【図4】 図3における情報転送制御装置
【図5】 本発明(請求項1、2)の実施形態による初
期プログラムロード
【図6】 本発明(請求項1、2)の実施形態による交
換機ファイルの保存
【図7】 本発明(請求項3、5)の実施形態による交
換機ファイルの検証
【図8】 本発明(請求項4、5)の実施形態による交
換機ファイルの検証
【図9】 本発明(請求項6)の実施形態による交換機
ファイルの更新
【図10】 本発明(請求項7)の実施形態による料金
明細情報の収集
【図11】 本発明(請求項8)の実施形態による初期
プログラムロード
【図12】 従来ある交換網
【図13】 従来ある交換機の制御系
【符号の説明】
1、1E 、901 交換機 2、902 保守センタ 3 保守通信網 4、903 料金明細センタ 5、904 共通線信号網 6 LAN 7 ルータ(RT) 8 WAN 9 ワークステーション(WS) 10 情報転送制御装置(TCE) 11、11E マスタ呼制御処理装置(MCP) 12 呼制御処理装置(CNP) 13 共通線信号処理装置(CSM) 14 ファイルメモリ装置(FM) 15 光磁気ディスク装置(OD) 16 装置間制御情報転送装置(MIC) 17 共通メモリチャネル装置(MCH) 1A 呼制御処理装置バス 1B 信号処理装置バス 1C 処理装置間通信制御装置(IPC) 21 ファイル更新起動部 91、920 シミュレータ(SML) 92 時分割アクセス部(POL) 101 マイクロプロセッサ回路(MPU) 102 フラッシュメモリ回路(FLM) 103 フラッシュメモリ制御回路(FMC) 104 高速プロセッサバス送受信回路(KPC) 105 バス制御回路(BSC) 106 LAN制御回路(LNC) 107 バス 111、131 中央制御回路(CC) 112、132 個別メモリ回路(IM) 113 高速プロセッサバスアダプタ(KPA) 11A 高速プロセッサバス 133 共通線制御回路(CS) 900 交換網 910 情報転送記憶手段 1011 初期プログラムロード部(IPL) 1012 FF転送部(FFT) 1013 料金明細情報転送部(CHT) 1014 優先順位設定部(PRI) 1021 FF格納領域 1111 FF領域指定部 1112 ファイル更新起動部 1113 料金明細情報管理部(CHM) 1114 料金明細情報編集部(CHE) 1115 受信情報分析部(RDA) 1116 対TCE書込部(TCW) 1117 対TCE読出部(TCR) 1121 情報受信通知領域(ARF) 1122 受信情報書込領域(ARD) 1123 作業領域(AWK) 1124 情報送信要求領域(ASF) 1125 送信情報書込領域(ASD
フロントページの続き (72)発明者 波戸 裕 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 井上 保 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 片山 義明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 鍋田 明徳 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサを具備し、各プロセッ
    サの処理する情報を格納する交換機ファイルを定期的に
    保存する交換機から構成される交換網において、 前記交換機から伝達される前記交換機ファイルの保存要
    求を受信すると、前記交換機の保有する交換機ファイル
    を、高速に読出して書込み、且つ不揮発に保存し、前記
    交換機から伝達される前記交換機ファイルのロード要求
    を受信すると、前記不揮発に保存中の交換機ファイルを
    高速に読出して前記交換機にロードする情報転送記憶手
    段を、前記各交換機に対応して設けることを特徴とする
    情報転送制御システム。
  2. 【請求項2】 前記情報転送記憶手段は、前記交換機フ
    ァイルの保存にフラッシュメモリを使用することを特徴
    とする請求項1記載の情報転送制御システム。
  3. 【請求項3】 前記交換網は、交換機ファイルを使用す
    る前記プロセッサの処理を擬似するシミュレータによ
    り、前記各交換機の具備する前記情報転送記憶手段に保
    存される交換機ファイルの正常性を検証することを特徴
    とする請求項1記載の情報転送制御システム。
  4. 【請求項4】 前記シミュレータは、複数の交換機が各
    々具備する前記情報転送記憶手段に保存される前記各交
    換機ファイルの検証を、時系列的に順次実行することを
    特徴とする請求項1乃至3記載の情報転送制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記シミュレータは、前記交換機ファイ
    ルの検証結果を、前記交換網内に設けられた保守センタ
    に通知することを特徴とする請求項1乃至4記載の情報
    転送制御システム。
  6. 【請求項6】 前記保守センタは、更新済の交換機ファ
    イルを前記交換機に対応して設けられた前記情報転送記
    憶手段に転送して一旦格納し、 前記情報転送記憶手段は、格納された前記更新済の交換
    機ファイルをダイレクトメモリアクセス形式で対応する
    交換機にロードすることを特徴とする請求項1乃至5記
    載の情報転送制御システム。
  7. 【請求項7】 複数の交換機から構成され、各交換機が
    呼処理の都度生成する料金明細情報を、前記各交換機に
    共通に設置されている料金明細センタが収集する交換網
    において、 前記料金明細センタは、前記各交換機に対応して設けら
    れた前記情報転送記憶手段に、該交換機が生成済の前記
    料金明細情報の収集を要求し、 前記料金明細情報の収集要求を受信した情報転送記憶手
    段は、対応する前記交換機が生成済の料金明細情報を、
    前記交換網内に設けられた共通線信号網を経由すること
    無く設定した情報転送路を経由して前記料金明細センタ
    に転送することを特徴とする請求項1記載の情報転送制
    御システム。
  8. 【請求項8】 前記情報転送記憶手段は、前記交換機か
    ら前記交換機ファイルの初期プログラムロード要求を受
    信した場合に、最優先で前記保存中の交換機ファイルを
    読出し、前記初期プログラムロードを要求する交換機に
    ロードすることを特徴とする請求項1乃至7記載の情報
    転送制御システム。
JP34626797A 1997-12-16 1997-12-16 情報転送制御システム Withdrawn JPH11178020A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001028218A1 (fr) * 1999-10-13 2001-04-19 Ntt Comware Corporation Dispositif et procede de collecte, de traitement, d'exploitation et de gestion des details d'appels
KR20010056635A (ko) * 1999-12-16 2001-07-04 김진찬 전전자 교환기 관리 시스템
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KR20010059201A (ko) * 1999-12-30 2001-07-06 김진찬 과금 파일 전송이 가능한 전전자 교환기
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KR100476491B1 (ko) * 2002-10-28 2005-03-17 주식회사 케이티프리텔 중복호 검사를 포함한 요금 산출 방법 및 시스템

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