JPH09511634A - トリックモードビデオ信号の記録及び再生 - Google Patents

トリックモードビデオ信号の記録及び再生

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JPH09511634A
JPH09511634A JP7526208A JP52620895A JPH09511634A JP H09511634 A JPH09511634 A JP H09511634A JP 7526208 A JP7526208 A JP 7526208A JP 52620895 A JP52620895 A JP 52620895A JP H09511634 A JPH09511634 A JP H09511634A
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Abstract

(57)【要約】 トラックの部分にトリックモード情報を記録するために記録装置が設けられている。この記録装置は少なくとも2個の記録ヘッド(A,B)を有している。トラック内のこの部分に記録されたトリックモード情報は、トラックからトリックモード情報を読み取るために読取手段(50)を有する再生装置における再生の間にトリックモードを可能にし、2個のヘッドが、ヘッドドラム上で例えば180°に置かれるか、又は隣り合って置かれた2個の強固に接続されたヘッド対を形成するように、ヘッドドラムの周囲に置かれた少なくとも第1及び第2読取ヘッド(A,B)を有し、読取手段(50)の第1及び第2ヘッドは、書込手段のそれぞれ第1及び第2書込ヘッドのアジマス角と実質的に等しいアジマス角を有する空隙を有し、且つそこでは前記トリックモードにおける第2キャリア(40)の輸送速度は正常プレイ再生の間の名目輸送速度のn倍であり、ここでnは整数であり且つ1より大きい除数pを具えている。トリックモード情報は、2p個のトラック(T2〜T7)の群において、トリックモード情報が前記2p個のトラックの群内の第1トラック(T2)、第2トラック(T3)及び第3トラック(T5)の部分に記録され、第1及び第2トラック(T2,T3)は隣接するトラックであり、第1トラック(T2)の部分(P1)に記憶されたトリックモード情報は第2トラック(T3)の部分(P2)に記憶されたトリックモード情報と異なり、第3トラック(T5)の部分(P3)に記憶されたトリックモード情報は第1及び第2トラックのうちの一っ(T3)の部分(P2)に記憶されたトリックモード情報の少なくとも一部分と等しい。

Description

【発明の詳細な説明】 トリックモードビデオ信号の記録及び再生 本発明は、磁気記録担体上の傾斜トラック内にディジタルビデオ信号を記録す るための記録装置に関するもので、その記録装置は ‐ ディジタルビデオ信号を受信するための入力端子と、 ‐ 前記記録担体上のトラック内に記録するのに適したチャネル信号を得るよう に、ディジタルビデオ信号をチャネル符号化するためのチャネル符号化手段と、 ‐ トラック内にチャネル信号を書き込むための書込手段でっあて、異なるアジ マス角のヘッド空隙を有し且つ記録装置により得られる記録担体に対して、及び その記録担体からビデオ信号を再生するための再生装置に対して、回転ヘッドド ラムの周囲に置かれた少なくとも第1及び第2書込ヘッドを具えた書込手段と、 を具えている。 冒頭部分に示されたような記録装置は、欧州特許出願公開明細書EP-A 492,704 すなわち、この出願の終わりに掲げた参考文献の表のうちの文書(1)から既知 である。 その既知の装置は、ヘリカル走査型の記録装置であり、それぞれその次のトラ ックにおけるオーディオ信号記録セクター及びビデオ信号記録セクター内に、デ ィジタルオーディオ信号及びディジタルビデオ信号を具えている情報信号を記録 する。これに関しては、欧州特許出願第93.202.950号、すなわち参考文献の表の うちの文書(2)及び欧州特許出願第93.201.263号、すなわち参考文献の表のう ちの文書(3)を参照されたい。 これらの従来技術文献は新ディジタルビデオカセット(DVC;disital video cassette)レコーダ標準の実現のための提案に関係し、それが縦方向磁気記録担 体上へ又は縦方向磁気記録担体からのディジタルビデオ及びディジタルオーディ オの記録及び再生を可能にする。この新ディジタルビデオレコーダ標準はいわゆ るDVC型の新しいディジタルビデオレコーダ/再生装置へ導くだろう。 本発明はその他の種類の情報信号を記録できる記録装置を提供することを目指 している。もっと詳細に言えば、本発明は、記録担体からの信号の再生の間に1 個以上のトリックモードが可能であるような記録されるべき情報を提供すること を目指している。本発明による記録装置は、その記録装置が更にディジタルビデ オ信号からトリックモードビデオ信号を引き出すためのトリックモード情報発生 手段を設けられ、チャネル符号化手段がそれの出力端子に合成チャネル信号を得 るように、トリックモードビデオ信号及びディジタルビデオ信号を符号化するよ うに適合され、書込手段がそのトラック内へその合成チャネル信号を書き込むよ うに適合され、トラックから合成チャネル信号を読み取るための読取手段を有す る再生装置においてトリックモード再生を実現するために、読取手段は少なくと も2個のヘッドがヘッドドラムの周囲の周りの角度で互いから別々に置かれるか 、又は隣り合って置かれた2個の強固に接続されたヘッドのヘッド対を形成する ようにヘッドドラム上に置かれた少なくとも第1及び第2読取ヘッドを有し、そ れらの読取手段の第1及び第2ヘッドはそれぞれの書込手段の第1及び第2書込 ヘッドのアジマス角とほぼ等しいアジマス角を有する空隙を有し、前記トリック モードにおける記録担体の輸送速度は正常プレイ再生の間の名目輸送速度のn倍 であり、ここでnは整数であって1より大きい除数pを具え、チャネル符号化手 段は2p個のトラックの群において符号化されたトリックモードビデオ信号が前 記2p個のトラックの群における第1、第2及び第3トラックの部分に記録され るような方法でトリックモードビデオ信号を符号化するように適合され、第1及 び第2トラックは隣接するトラックであって、第1トラックの部分に記憶された 符号化されたトリックモード情報は第2トラックの部分に記憶された符号化され たトリックモード情報と異なり、第3トラックの部分に記憶された符号化された トリックモード情報は第1及び第2トラックのうちの一つの部分に記憶された符 号化されたトリックモード情報の少なくとも一部分と等しいことを特徴としてい る。本発明は、そのようなトリックモード情報が、トリックモードが異なる種類 の走査形態を有する再生装置に対して可能である記録担体上に記録されねばなら ない と言う認識に基づいている。もっと詳細に言えば、記録されたトリックモード情 報は、ヘッドドラムの周囲で、例えば180°に置かれた別々の読取ヘッドの少な くとも一対か、又はヘッドドラムの周囲で隣り合って置かれた2個の強固に接続 されたヘッドの少なくとも1個のヘッド対かのいずれかを有する再生装置におい て、トリックモードに実現されることを可能にしなくてはならない。本発明によ ると、2p個のトラックの群の少なくとも3個のトラックにおけるトラック部分 が、トリックモード情報により満たされる。 トリックモードにおける再生の間に、ヘッドドラムの周囲で例えば180°で2 個の別々のヘッドを有する装置においては、一対のヘッドのうちの第1ヘッドが 第1トラック内の部分に記録されたトリックモード情報を読み取り、且つその対 の第2ヘッドが少なくとも第3トラック内の部分に記録されたトリックモード情 報、及び必要ならばもう一つのトラック内の部分に記録されたトリックモード情 報を読み取る。 トリックモードにおける再生の間に、ヘッドドラムの周囲に少なくとも1個の ヘッド対を有する装置においては、そのヘッド対の第1ヘッドが第1トラック内 の部分に記録されたトリックモード情報を読み取り、且つその対の第2ヘッドが 第2トラック内の部分に記録されたトリックモード情報を読み取る。双方の場合 にトラックから読み取られた情報は同じでなくてはならないので、第2トラック の部分に記録されたトリックモード情報が第3トラック内の部分に、及びもし存 在するなら、前記の他のトラックの部分に記憶されたトリックモード情報と同じ でなくてはならない。 係数nが奇数である場合には、それらの部分は全部トラック内の同じ部分に有 り得る。nが偶数である場合には、第3トラック内の部分は第1及び第2トラッ ク内の部分の位置とそのトラック内の同じ位置にはないであろう。 記録装置は更に、正常プレイ再生の間の名目輸送速度のn倍である第2トリッ クモードにおける、記録担体の輸送速度での前記の再生装置における第2トリッ クモード再生を実現するために、トリックモード情報発生手段が更にディジタル ビデオ信号から第2トリックモードビデオ信号を引き出すように適合され、チャ ネル符号化手段が2p個のトラックの前記の群において前記の符号化された第2 トリックモードビデオ信号が、2p個のトラックの前記の群内の第4、第5及び 第6トラックの部分内に記録されるような方法で第2トリックモードビデオ信号 を符号化された第2トリックモードビデオ信号へ符号化するように適合され、第 4及び第5トラックは隣接するトラックであり、第4トラックの部分に記録され た符号化されたトリックモード情報は第5トラックの部分に記憶された符号化さ れたトリックモード情報と異なっており、第6トラックの部分に記憶された符号 化されたトリックモード情報は第4及び第5トラックのうちの一つの部分に記憶 された符号化されたトリックモード情報の少なくとも一部分と等しいことを特徴 としてもよい。 同様にして、他のトリックモード速度に対しても、トリックモード情報が発生 され且つトラック内の部分に記憶され得る。 記録担体から読み出しの間にトリックモードを実現するその他の方法に関係す る種々の従来技術文書が、参考文献の表に与えられていることは注目されるべき であり、その表内の文献(7)、(8)及び(9)を参照されたい。 本発明のこれらの態様が図面説明に以下に記載された実施例から明らかになる であろうし、本発明の他の態様が図面説明に以下に記載された実施例を参照して 解明されるであろう。図面説明において、 図1A,図1B及び図1Cは各々記録装置又は再生装置の走査形態を示し、 図2A〜2Eは2.vnトリックモードを実現するための種々のトラック形態を示し、 図3A〜3Eは-2.vnトリックモードを実現するための種々のトラック形態を示し 、 図4A〜4Cは2.vnトリックモード及び-2.vnトリックモードを実現するための種 々のトラック形態を示し、 図5A〜5Eは3.vnトリックモードを実現するための種々のトラック形態を示し、 図6A及び6Bは-3.vnトリックモードを実現するためのトラック形態を示し、 図7A及び7Bは3.vnトリックモード及び-3.vnトリックモードを実現するための トラック形態を示し、 図8A〜8Eは4.vnトリックモードを実現するための種々のトラック形態を示し、 図9A及び9Bは-4.vnトリックモードを実現するためのトラック形態を示し、 図10A〜10Cは4.vnトリックモード及び-4.vnトリックモードを実現するための 種々のトラック形態を示し、 図11は5.vnトリックモード及び-5.vnトリックモードを実現するためのトラッ ク形態を示し、 図12A〜12Cは6.vnトリックモードを実現するための種々のトラック形態を示し 、 図13は9.vnトリックモードを実現するためのトラック形態を示し、 図14は27.vnトリックモードを実現するためのトラック形態を示し、 図15は3.vn,9.vn及び27.vnトリックモードを実現するためのトラック形態を 示し、 図16は記録担体上のトラック内のトリックモード情報の位置を示し、 図17はMPEGビデオデータ流におけるI,B及びPフレームの系列を示し、 図18は記録装置の一実施例を示し、 図19は再生装置の一実施例を示し、 図20は記録担体上のトラックのフォーマットを示し、 図21は図20のトラック内のトラック部分の一つの内容を示し、 図22は図18の記録装置における「トリックプレイ」処理ユニットの一実施例を 示し、 図23は RT補正符号化された「トリックプレイ」情報を具えている信号ブロ ックの内容を示し、 図24は「トリックプレイ」情報上のもう一つの誤差補正符号化を示し、 図25は図19の再生装置内の「トリックプレイ」処理ユニットの一実施例を示し ている。 図1A〜1Cは、「正常プレイ」再生モード及び「トリックプレイ」再生モードを 実現するための、記録装置及び再生装置に対する3つの走査形態を示している。 図1Aは、隣り合わせに置かれ且つ強固に接続され、且つ異なるアジマス角を有す る空隙を持った、A及びBで表されたヘッドを有する1個のヘッド対を設けられ た走査機1を示している。図1Bは、A及びBで表された、異なるアジマス角を持 つ空隙を有す、且つ180°の角度でヘッドドラムの周囲に置かれた別々のヘッド の対を設けられた、走査機1′を示している。図1Cは、2個のヘッド対、すなわ ちA1,B1で表された1個のヘッド対とA2,B2で表された第2ヘッド対とを設けら れた、走査機1″を示している。各ヘッド対内のヘッドは異なるアジマス角の空 隙を有している。双方のヘッド対は180°の角度でヘッドドラムの周囲に置かれ ている。 ここで、図1A又は1Bによって走査形態を設けられた記録装置が、ヘッドドラム の同じ回転速度を有することは注目されねばならない。図1Cによって走査形態を 設けられた記録装置は、上に与えられた回転速度の半分であるヘッドドラムに対 する回転速度を有している。同じ方法で、図1A又は1Bのうちお1つによる走査形 態を有する再生装置は、同じ走査形態を設けられた記録装置と同じ回転速度を有 している。図1Cによる走査形態を有する再生装置は、その回転速度の半分を有し ている。 例えばヘッドドラムの周囲に90°に置かれた4個の別々のヘッド、今や同じア ジマス角を有する180°で置かれた2個のヘッドのような、他の走査形態でさえ も可能であることは注意されねばならない。あるいは2個以上のヘッド対を有す る走査形態も可能である。 図2Aは、図1Aの走査形態のヘッドA及びBがいかにしてトリックモードでトラ ックを走査するかを示しており、ここで記録担体は例えば前方方向において名目 速度vnの二倍の速度を有し、ここでvnは正常プレイモードにおける再生の間の記 録担体の速度である。図2Aは多数のトラックT1〜T8を示しており、ここで奇数番 号を付けられたトラックは、ヘッドA及びBのうちの1個、すなわち一定のアジ マス角を有するヘッド空隙を有するヘッドにより、トラックの中に記録されたビ デオ情報を有し、且つ偶数番号を付けられたトラックは、他のアジマス角を有す る空隙を持つヘッドにより、トラックの中に記録されたビデオ情報を有している 。ここで、ヘッドAが偶数番号を付けられたトラック内のビデオ情報を読み取り 、ヘッドBが奇数番号を付けられたトラック内のビデオ情報を読み取ることが想 定される。 2倍vnトリックモードにおいて、ヘッド対がA及びBで表された通過線によ り示されたようにトラックを走査する。ヘッドAがトラック対T2,T3及びT6,T7 内の斜線を施された部分に記録された情報を読み取り、ここでヘッドAはトラッ クT2及びT6内の斜線を施された部分に記憶された情報を読み取り、ヘッドBはト ラックT3及びT7内の斜線を施された部分に記憶された情報を読み取る。 ここで、記録装置が図1Cによる走査形態を有した場合には、同じトラック通路 が存在し、ここでトラックT2,T3を横切る通路はヘッド対A1,B1により実現され て、トラックT6,T7を横切る通路はヘッド対A2,B2により実現されることは注目 されねばならない。 ここで、図2Aがこれらのトラックが記録担体の長さ方向に対する横軸に正確に あると言う印象を与えることは注目されねばならない。これはそうではない。ト ラックは記録担体を横切って斜めにある。それ故に、その部分はトラック内の同 じ高さにあるけれども、トラックT1,T2及びトラックT7,T8内の部分の間では、 トラックの長さ方向において少し偏移している。 図2Bは、図1Bの走査形態のヘッドA及びBがいかにしてトリックモードにおい てトラックを走査するかを示しており、ここで記録担体は名目速度vnの二倍の速 度を有している。図2Bは図2Aの同じ番号のトラックT1〜T8を示している。ヘッド Aが偶数番号を付けられたトラック内のビデオ情報を読み取り、ヘッドBが奇数 番号を付けられたトラック内に記録されたビデオ情報を読み取ることが再び想定 される。 2倍vnトリックモードにおいて、ヘッドA及びBがA及びBで表された通過線 により示されたようにトラックを走査する。ヘッドBがトラックT3及びT7内の斜 線を施された部分に記録された情報を読み取る。ヘッドAは図2BにおいてBで表 された線の間に正確にある、Aで表された線に沿って記録担体を走査する。ヘッ ドAはトラックT5からの情報を読み取るためには不適当なアジマスを有するので 、ヘッドAはトラックT5から情報を読み取ることはできない。ヘッドAはトラッ クT4及びT6内に記録された情報を読み取ることができ、且つトラックT4及びT6内 の斜線を施された部分に記憶された情報を読み取り得て、その斜線を施された部 分はトラックT3及びT7内の斜線を施された部分と同じ高さ(又は同じ位置)には ない。 図2A及び2Bの状態においてヘッドドラムの一回転内に記録担体を走査する場合 に、記録担体から同じ情報を読み取ることが必要な場合には、次のことを言うこ とができる。図2AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分は、図2Bにおける トラックT3内の斜線を施された部分と同じ内容を有することができ、且つその時 図2AにおけるトラックT7内の斜線を施された部分は、図2BのトラックT7内の斜線 を施された部分と同じ内容を有する。図2AにおけるトラックT6内の斜線を施され た部分と図2BにおけるトラックT4及びT6内の斜線を施された部分とに関しては、 次のことを言うことができる。図2AにおけるトラックT6内の斜線を施された部分 は、図2BにおけるトラックT4内の斜線を施された部分(この場合には図2Bにおけ るトラックT6内の斜線を施された部分は必要ないか、又はその中に他の情報を記 憶するために用いられ得る)か、又は図2BにおけるトラックT6内の斜線を施され た部分(この場合には図2BにおけるトラックT4内の斜線を施された部分は必要な いか、又はその中に他の情報を記憶するために用いられ得る)かのいずれかと同 じ内容を有することができる。一選択肢として、図2BにおけるトラックT4及びT6 内の斜線を施された部分が、一例として、長さが半分であり且つ図2Aにおけるト ラックT6内の斜線を施された部分に記憶されたのと同じ情報を一緒に具えること ができる。 図2Cは、ヘッドAにより読み取られるトラックT2及びT6内の斜線を施された部 分が、一種の基準として取られると言う事実を除いて、図2Bと同じ状態を実際に は示している。今やヘッドBは、図2CにおいてAで表された線の間に正確にある Bで表される線に沿って記録担体を走査する。ヘッドBはトラックT4から情報を 読み取るためには不適当なアジマスを有するので、ヘッドBはトラックT4から情 報を読み取ることができない。ヘッドBはトラックT3及びT5に記録された情報を 読み取ることができ、且つトラックT3及びT5内の斜線を施された部分に記憶され た情報を読み取り得て、それらの斜線を施された部分はトラックT2及びT6内の斜 線を施された部分と同じ高さに(又は同じ位置に)はない。 図2A及び2Cの状態においてヘッドドラムの一回転内に記録担体を走査する場合 に、記録担体から同じ情報を読み取ることが必要な場合には、次のことを言うこ とができる。図2AにおけるトラックT2内の斜線を施された部分は、図2Cにおける トラックT2内の斜線を施された部分と同じ内容を有することができ、且つその時 図2AにおけるトラックT6内の斜線を施された部分は、図2CにおけるトラックT6内 のトラック部分と同じ内容を有する。今や図2AにおけるトラックT3及び図2Cにお けるトラックT3及びT5内のトラック部分の内容について、次のことを言うことが できる。図2AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分は、トラックT3内の斜 線を施された部分(この場合にはトラックT5内の斜線を施された部分は必要ない か、又はその中に他の情報を記憶するために用いられ得る)か、又は図2Cにおけ るトラックT5内の斜線を施された部分(この場合にはトラックT3内の斜線を施さ れた部分は必要ないか、又はその中に他の情報を記憶するために用いられ得る) かのいずれかと同じ内容を有することができる。一選択肢として、図2Cにおける トラックT3及びT5内の斜線を施された部分は、一例として、長さが半分であり、 且つ図2AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分に記憶されたのと同じ情報 を一緒に具え得る。 図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態かのいずれかを有 する再生装置のために2倍vnトリックモードを可能にするように、図2A及び2Bの 状態は組み合わされ得る。これが図2Dに示されたようなトラックフォーマットに なる。T4〜T7で表された4個のトラックの群において、トラックT6及びT7内の斜 線を施された部分P1及びP2は、図2AにおいてトラックT6及びT7内に示された斜線 を施された部分と同じであり、トラックT6及びT4内の斜線を施された部分P3及び P4は、図2BにおけるそれぞれトラックT6及びT4内に示された斜線を施された部分 にそれぞれ対応する。 図2BにおけるトラックT4及びT6内の斜線を施された部分に関連して先に言われ たことは、かくして図2Dにおける斜線を施された部分P3及びP4に対して同様に有 効である。すなわち、トラックT6内の斜線を施された部分P1は、トラックT6内の 斜線を施された部分P3(この場合はトラックT4内の斜線を施された部分P4は必要 なく、又はその中に他の情報を記憶するために用いられ得る)か、又はトラック T4内の斜線を施された部分P4は必要なく、又はその中に他の情報を記憶するため に用いられ得る)かのいずれかと同じ内容を有する。一選択肢として、図2Dにお けるトラックT6及びT4内の斜線を施された部分P3及びP4は、一例として、長さと して半分であり、且つトラックT6内の斜線を施された部分P1に記憶されたのと同 じ情報を一緒に具え得る。4個のトラックの隣接する群に対して、2倍vnのテー プ輸送速度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記 憶のために、同じトラックフォーマットが図2D内に示された群におけるのとそれ らの群内の同じ位置に存在する。 図2DにおけるトラックT6内の部分P1及びP3のような、1個のトラック内に置か れた部分は、トラック内に記憶されるべき「トリックプレイ」情報の量が少しし か大きくない部分を必要とすると言う理由で、例えば、部分が図2Dに示されたよ うな長さである必要がない状態においては、互いに直接つなぐ必要はないことは 更に注目されるべきである。それで、それらの位置の間に空隙が存在してもよく 、そこではそれらの空隙は「正常プレイ」情報、すなわち「正常プレイ」再生を 実現するための情報を記憶するために用いられ得る。更に、トラックT4内の部分 P4はそのトラック内のもっと低い位置に置かれてもよい。 図2A及び2Bの状態を組み合わせる代案として、図2A及び2Cの状態が、図1Aの走 査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態かのいずれかを有する再生装 置に対する2倍vnトリックモードを可能にするように組み合わされ得る。これが 図2Eに示されたようなトラックフォーマットになる。T2〜T5で表される4個のト ラックの群において、トラックT2及びT3内の斜線を施された部分P1及びP2は、図 2AにおけるトラックT2及びT3内に示された斜線を施された部分と同じであり、ト ラックT5及びT3内の斜線を施された部分P3及びP4は、図2CにおけるトラックT3及 びT5内に示された斜線を施された部分に対応する。図2CにおけるトラックT3及び T5内の斜線を施された部分に関連して先に言われたことは、かくして図2Eにおけ る斜線を施された部分P3及びP4に対して同様に有効である。すなわち、トラック T3内の斜線を施された部分P2は、トラックT5内の斜線を施された部分P3(この場 合にはトラックT3内の斜線を施された部分P4は必要ないか、又はその中に他の情 報を記憶するために用いられ得る)か、又はトラックT3内の斜線を施された部分 P4(この場合にはトラックT5内の斜線を施された部分P3は必要ないか、又はその 中に他の情報を記憶するために用いられ得る)かのいずれかと等しい内容を有す る。一選択肢として、図2DにおけるそれぞれトラックT5及びT3内の斜線を施さ れた部分P3及びP4は、一例として、長さとして半分であり、且つトラックT3内の 斜線を施された部分P2内に記憶されるのと同じ情報を一緒に具え得る。4個のト ラックの隣り合う群に対して、2倍vnのテープ輸送速度でのトリックモード再生 を実現するように、トリックモード情報の記憶のために、同一のトラックフォー マットが図2Eに示された群内と、それらの群において同じ位置に存在する。更に 、トラック内の部分の位置に対して図2Dを参照して先に言われたこと、すなわち それらが互いにつながっている必要はないが、間に空隙を有し得ることは、一般 に適用でき、且つかくしてまたここでも同様に適用できる。 図3Aは、図1Aの走査形態のヘッドA及びBがいかにしてトリックモードにおい てトラックを走査するかを示しており、ここで記録担体は逆方向に名目速度vnの 二倍の速度を有し、ここでvnは正常プレイモードにおける再生の間の記録担体の 速度である。図3Aは図2Aと同じ方法でトラックT1〜T8を示している。 逆方向おける2倍vnトリックモード(さもなければいわゆる−2倍vnトリック モード)において、ヘッド対がA及びBで表される通過線により示されるような トラックを走査する。ヘッドAがトラック対T2,T3及びT6,T7内の斜線を施され た部分に記録された情報を読み取り、ここでヘッドAはトラックT2及びT4内の斜 線を施された部分に記憶された情報を読み取り、ヘッドBはトラックT3及びT7内 の斜線を施された部分に記憶された情報を読み取る。 ここで、図1Cによる走査形態を記録装置が持った場合には、同じトラック通路 が存在し、ここでトラックT2,T3を横切る通路はヘッド対A1,B1により実現され て、トラックT6,T7を横切る通路はヘッド対A2,B2により実現されたことは、再 び注目されねばならない。 図3Bは、図1Bの走査形態のヘッドA及びBが、いかにしてトリックモードにお いてトラックを走査するかを示しており、ここで記録担体は名目速度vnのマイナ ス2倍の速度を有している。図3Bは図3AのトラックT1〜T8の同じ番号を示してい る。 −2倍vnトリックモードにおいては、ヘッドA及びBがA及びBで表された通 過線により示されたようなトラックを走査する。ヘッドBがトラックT3及びT7内 の斜線を施された部分に記録された情報を読み取る。ヘッドAが図3Bにおいて Bで表された線の間に正確にあるAで表された線に沿って記録担体を走査する。 ヘッドAはトラックT5から情報を読み取るために不適当なアジマスを有するので 、ヘッドAはトラックT5から情報を読み取り得ない。ヘッドAはトラックT4及び T6に記録された情報を読み取ることができ、且つトラックT4及びT6内の斜線を施 された部分に記憶された情報を読み取ることができ、その斜線を施された部分は トラックT3及びT7内の斜線を施された部分と同じ高さに(又は同じ位置に)ない 。 図3A及び3Bの状態においてヘッドドラムの一回転内に記録担体を走査する場合 に、記録担体から同じ情報を読み取ることが必要な場合には、次のことを言うこ とができる。図3AにおいてトラックT3内の斜線を施された部分は図3Bにおいてト ラックT3内の斜線を施された部分と同じ内容を有することができ、且つその時図 3AにおいてトラックT7内の斜線を施された部分は図3BにおいてトラックT7内の斜 線を施された部分と同じ内容を有する。さて、図3AのトラックT7及び図3Bにおけ るトラックT4及びT6内の斜線を施された部分に関して、次のことを言うことがで きる。図3AにおけるトラックT6内の斜線を施された部分は、図3Bにおけるトラッ クT4内の斜線を施された部分(この場合には図3BにおけるトラックT6内の斜線を 施された部分は必要ないか、又はその中に他の情報を記憶するために用いられ得 る)か、又は図3BにおけるトラックT6内の斜線を施された部分(この場合にはト ラックT4内の斜線を施された部分は必要ないか、又はその中に他の情報を記憶す るために用いられ得る)かのいずれかと同じ内容を有し得る。一選択肢として、 図3BにおけるトラックT4及びT6内の斜線を施された部分は、一例として、長さと して半分であり且つ図3AにおけるトラックT6内の斜線を施された部分に記憶され るのと同じ情報を一緒に具え得る。 図3Cは実際には、ヘッドAにより読み取られるトラックT2及びT6内の斜線を施 された部分が一種の基準として取られると言う事実を除いて、図3Bと同じ状態を 示している。ヘッドBは今や図3CにおいてAで表される線の間に正確にある、B で表される線に沿って記録担体を走査する。ヘッドBはトラックT4から情報を読 み取るために不適当なアジマスを有するので、ヘッドBはトラックT4から情報を 読み取り得ない。ヘッドBはトラックT3及びT5内に記録された情報を読み取るこ とができ、且つトラックT3及びT5内の斜線を施された部分内に記憶された情報を 読み取り得て、その斜線を施された部分はトラックT2及びT6内の斜線を施された 部分と同じ高さに(又は同じ位置に)はない。 図3A及び3Cの状態においてヘッドドラムの一回転内に記録担体を走査する場合 に、記録担体から同じ情報を読み取ることが必要な場合には、次のことを言うこ とができる。図3AにおけるトラックT2内の斜線を施された部分は、図3Cにおいて トラックT2内の斜線を施された部分と同じ内容を有し得て、且つその時図3Aにお けるトラックT6内の斜線を施された部分は、図3CにおいてトラックT6内の斜線を 施された部分と同じ内容を有する。図3AにおけるトラックT3内及び図3Cにおける トラックT3及びT5内の斜線を施された部分に関して、次のことを言うことができ る。図3AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分は、図3Cにおけるトラック T3内の斜線を施された部分(この場合には、図3CにおけるトラックT5内の斜線を 施された部分は必要ないか、又はその中に他の情報を記憶するために用いられ得 る)か、又は図3CにおけるトラックT5内の斜線を施された部分(この場合には、 トラックT3内の斜線を施された部分必要ないか、又はその中に他の情報を記憶す るために用いられ得る)かのいずれかと同じ内容を有し得る。一選択肢として、 図3CにおけるトラックT3及びT5内の斜線を施された部分は、一例として、長さが 半分であり且つ図3AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分内に記憶された のと同じ情報を一緒に具え得る。 図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態かのいずれかを有 する再生装置に対する2倍vnトリックモードを可能にするように、図3A及び3Bの 状態が組み合わされ得る。これが図3Dに示されたようなトラックフォーマットに なる。T4〜T7により表される、4個のトラックの群において、トラックT6及びT7 内の斜線を施された部分P1及びP2が、図3AにおけるトラックT6及びT7内に示され た斜線を施された部分と同じであり、且つトラックT6及びT4内の斜線を施された 部分P3及びP4がそれぞれ図3BにおけるトラックT6及びT4内に示された斜線を施さ れた部分に対応する。図3BにおけるトラックT4及びT6内の斜線を施された部分に 関係する先に言われたことは、かくして図3Dにおける斜線を施された部分P3及び P4に対して同様に有効である。 4個のトラックの隣接する群に対して、マイナス2倍vnのテープ輸送速度で のトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために、 同一のトラックフォーマットが図3Dに示された群内と、それらの群において同じ 位置に存在する。 ここで、+n.vnトリックモード及び−n.vnトリックモードに関して、もっと 詳細に言えば、−2n.vnトリックモードに対して丁度記載された図3D、及び+ 2n.vnトリックモードに対して丁度記載された図2Eに示されたパターンに関し て、一つの一般的な注意がなされねばならない。図2Eと3Dとを比較した場合に、 それは双方のパターンが鏡像対称であるかのように見える。それらは弁明的な理 由に対するものであり且つ簡単な理由に対するものである。しかしながら、トラ ックは記録担体上を斜めに進み、且つ+n.vnトリックモード及び−n.vnトリッ クモードにおいて記録担体を横切ってヘッドが進む通路は記録担体に対する正確 な横軸線の周りで鏡像対称ではないので、それらは実際ではない。結果として、 図2EにおけるトラックT5内の部分P3及び図3DにおけるトラックT4内の部分P4との 位置は同じにはならない。同様に、図4A〜4Cも参照して、図2Dにおけるトラック T3内の部分P4及び図3DにおけるトラックT6内の部分P3の位置は同じにはならない 。上述と同じ理由のために、二つの部分P1-及びP2-もまたトラックの長さ方向に おいて互いに対してわずかに偏移されるだろう。 図3A及び3Bを組み合わせることの代案として、図1Aの走査形態か、図1Bの走査 形態か、又は図1Cの走査形態かのいずれかを有する再生装置に対するマイナス2 倍vnトリックモードを可能にするように、図3A及び3Cの状態が組み合わされ得る 。これが図3Eに示したようなトラックフォーマットになる。T2〜T5で表された4 個のトラックの群において、トラックT2及びT3内の斜線を施された部分P1及びP2 が図3AにおけるトラックT2及びT3内に示された斜線を施された部分と同じであり 、且つトラックT5及びT3内の斜線を施された部分P3及びP4が、図3Cにおけるトラ ックT5及びT3内に示された斜線を施された部分に対応する。図3Cにおけるトラッ クT3及びT5内の斜線を施された部分に関係して先に言われたことは、かくして図 3Eにおける斜線を施された部分P3及びP4に対しても同様に有効である。4個のト ラックの隣接する群に対して、マイナス2倍vnのテープ輸送速度でのトリックモ ード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために、同じトラ ックフォーマットが図3Eに示された群内と、それらの群において同じ位置に存在 する。 双方のトリックモード、すなわち2倍vnトリックモード及び−2倍vnトリック モードを実現するように、図4Aが図2D及び3Eのフォーマットの組み合わせを示し ている。図4Aは再び4個のトラックTa〜Tdの群を示している。P1+〜P4+で表され る部分は図2Dにおいて示されたそれぞれの部分P1〜P4に対応し、且つP1-〜P4-で 表される部分は図3Eにおいて示されたそれぞれの部分P1〜P4に対応している。4 個のトラックの隣接する群に対して、プラス及びマイナス2倍vnのテープ輸送速 度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のため に、同じトラックフォーマットが図4Aに示された群内と、それらの群において同 じ位置に存在する。 前もって、トラック内の部分の位置は+n.vnトリックモード及び−n.vnトリ ックモードに対して異なることは言われていた。結果として、部分P1-,P2-及び P1+,P2+はトラック内で同じ高さ上にある必要はない。更に、トラック内のほぼ 同じ高さ上に部分P1-,P2-及びP1+,P2+があると仮定すると、トラックTb内の部 分P2-及びP4-間の距離がトラックTc内の部分P1+及びP3+間の距離と異なり、且つ トラックTa内の部分P1-及びP4+間の距離がトラックTd内の部分P2+及びP3-間の距 離と異なるだろう。同じ、あるいは等価の推論が+n.vnトリックモードパター ン及び−n.vnトリックモードパターンのその他の組み合わせの全部に対して有 効になるであろう。 双方のトリックモード、すなわち2倍vnトリックモード及び−2倍vnトリック モードを実現するように、図4Bが図2E及び3Dのフォーマットの組み合わせをを示 している。図4Bは再び4個のトラックTa〜Tdを示している。P1+〜P4+で表される 部分は図2Eにおいて示されたそれぞれの部分P1〜P4に対応し、且つP1-〜P4-で表 される部分は図3Dにおいて示されたそれぞれの部分P1〜P4に対応している。4個 のトラックの隣接する群に対して、プラス及びマイナス2倍vnのテープ輸送速度 でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために 、同じトラックフォーマットが図4Bに示された群内と、それらの群において同じ 位置に存在する。 双方のトリックモード、すなわち2倍vnトリックモード及び−2倍vnトリック モードを実現するように、図4Cが図2D及び3Dのフォーマットの組み合わせをを示 している。図4Cは再び4個のトラックTa〜Tdの群を示している。P1+〜P4+で表さ れる部分は図2Dにおいて示されたそれぞれの部分P1〜P4に対応し、P1-〜P4-で表 される部分は図3Dにおいて示されたそれぞれの部分P1〜P4に対応している。4個 のトラックの隣接する群に対して、プラス及びマイナス2倍vnのテープ輸送速度 でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために 、同じトラックフォーマットが図4Bに示された群内と、それらの群において同じ 位置に存在する。図4A及び4Bのフォーマットとの差は、部分P1+及びP2+,部分P1 - 及びP2-におけるトリックモード情報が、トラック内の同じ高さ(同じ位置)に ないことである。 図2E及び3Eのフォーマットを組み合わせる場合には、第4フォーマットを得る ことができたことが明らかになるだろう。 更に、図4A〜4Cにおいて示された4個のトラックの各群において、部分P1+及 びP1-の情報内容、及び部分P2-及びP2+の情報内容は相互に等しくなり得る。 さて、図5Aは、図1Aの走査形態のヘッドA及びBがトリックモードにおいてい かにしてトラックを走査するかを示しており、ここで記録担体は、例えば前方方 向において名目速度vnの3倍の速度を有している。 3倍vnトリックモードにおいては、ヘッド対はA及びBで表された通過線によ り示されたようなトラックを走査する。ヘッドAはトラック対T2,T3及びT8,T9 内の斜線を施された部分に記録された情報を読み取り、ここでヘッドAがトラッ クT2及びT8内の斜線を施された部分に記憶された情報を読み取り、且つヘッドB がトラックT3及びT9内の斜線を施された部分に記憶された情報を読み取る。 ここで、記録装置が図1Cのような走査形態を有していた場合には、同じトラッ ク通路が存在し、ここでトラックT2,T3を横切る通路はヘッド対A1,B1により実 現されて、トラックT8,T9を横切る通路はヘッド対A2,B2により実現されたこと は注目されねばならない。 図5Bは、図1Bの走査形態のヘッドA及びBがトリックモードにおいていかにし てトラックを走査するかを示しており、ここで記録担体は、名目速度vnの3倍 の速度を有している。図5Bは、図5AのトラックT1〜T9の同じ番号を示している。 3倍vnトリックモードにおいては、ヘッドA及びBが、A及びBで表された通 過線により示されたようなトラックを走査する。ヘッドBがトラックT3及びT9内 の斜線を施された部分に記録された情報を読み取る。ヘッドAが図5BにおいてB で表された線の間に正確にあるAで表された線に沿って記録担体を走査する。ヘ ッドAはトラックT6から情報を読み取るために正しいアジマスを有するので、ヘ ッドAはトラックT6内の斜線を施された部分から情報を読み取り得る。 図5A及び3Bの状態においてヘッドドラムの一回転内に記録担体を走査する場合 に、記録担体から同じ情報を読み取ることが必要な場合には、次のことを言うこ とができる。図5AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分は図5Bにおけるト ラックT3内の斜線を施された部分と同じ内容を有し得て、且つその時図5Aにおけ るトラックT9内の斜線を施された部分は図5BにおけるトラックT9内の斜線を施さ れた部分と同じ内容を有する。図5AにおけるトラックT8内の斜線を施された部分 及び図5BにおけるトラックT6内の斜線を施された部分の内容に関しては、それら が双方同じ内容を有すると言える。 図5Cは実際には、ヘッドAにより読み取られるトラックT2及びT8内の斜線を施 された部分が一種の基準として取られると言う事実を除いて、図5Bと同じ状態を 示している。ヘッドBは今や図5CにおいてAで表される線の間に正確にある、B で表される線に沿って記録担体を走査する。ヘッドBはトラックT5から情報を読 み取るために正しいアジマスを有するので、ヘッドB はトラックT5から情報を読 み取り得る。 図5A及び5Cの状態においてヘッドドラムの一回転内に記録担体を走査する場合 に、記録担体から同じ情報を読み取ることが必要な場合には、次のことを言うこ とができる。図5AにおけるトラックT2内の斜線を施された部分は図5Cにおけるト ラックT2内の斜線を施された部分と同じ内容を有し得て、且つその時図5Aにおけ るトラックT8内の斜線を施された部分は図5CにおけるトラックT8内の斜線を施さ れた部分と同じ内容を有する。さて、図5AにおけるトラックT3内の斜線を施され た部分及び図5CにおけるトラックT5内の斜線を施された部分の内容について次の ことを言うことができる。図5AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分は図 5CにおけるトラックT5内の斜線を施された部分と同じ内容を有している。 図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態かのいずれかを有 する再生装置に対する3倍vnトリックモードを可能にするように、図5A及び5Bの 状態が組み合わされ得る。これが図5Dに示されたようなトラックフォーマットに なる。T4〜T9で表された、6個のトラックの群において、トラックT8及びT9内の 斜線を施された部分P1及びP2は、図5AにおいてトラックT8及びT9内に示された斜 線を施された部分と同じであり、且つトラックT6内の斜線を施された部分P3は図 5BにおけるトラックT6内に示された斜線を施された部分と対応している。 図5BにおけるトラックT6内の斜線を施された部分に関係して先に言われたこと は、かくして図5Dにおける斜線を施された部分P3に対しても同様に有効である。 すなわち、トラックT8内の斜線を施された部分P1はトラックT6内の斜線を施され た部分P3と同じ内容を有している。6個のトラックの隣接する群に対しては、3 倍vnのテープ輸送速度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモー ド情報の記憶のために、同じトラックフォーマットが図5Dに示された群内と、そ れらの群において同じ位置に存在する。 一選択肢として、図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態 かのいずれかを有する再生装置に対する3倍vnトリックモードを可能にするよう に、図5A及び5Cの状態が組み合わされ得る。これが図5Eに示されたようなトラッ クフォーマットになる。T2〜T7で表された、6個のトラックの群において、トラ ックT2及びT3内の斜線を施された部分P1及びP2は図5AにおけるトラックT2及びT3 内に示された斜線を施された部分と同じであり、且つトラックT5内の斜線を施さ れた部分P3は図5CにおけるトラックT5内に示された斜線を施された部分に対応す る。図5CにおけるトラックT5内の斜線を施された部分に関係して先に言われたこ とは、かくして図5Eにおける斜線を施された部分P3に対しても同様に有効である 。すなわち、トラックT3内の斜線を施された部分P2はトラックT5内の斜線を施さ れた部分P3と同じ内容を有している。6個のトラックの隣接する群に対して、3 倍vnのテープ輸送速度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモー ド情報の記憶のために、同じトラックフォーマットが図5Eに示された群内と、そ れらの群において同じ位置に存在する。 マイナス2倍vnトリックモードに対する、図3を参照して実行されたのと同じ 演習が、マイナス3倍vnトリックモードに対しても実行され得る。その結果は図 6A及び6Bに示されている。 図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態かのいずれかを有 する再生装置に対するマイナス3倍vnトリックモードを可能にするために、図6A に示されたようなトラックフォーマットが用いられ得る。T4〜T7で表される、6 個のトラックの群において、トラックT8及びT9内の斜線を施された部分P1及びP2 は図5AにおけるトラックT8及びT9内に示された斜線を施された部分と同じであり 、且つトラックT6内の斜線を施された部分P3はトラックT8内の斜線を施された部 分P1と同じ内容を有している。6個のトラックの隣接する群に対して、マイナス 3倍vnのテープ輸送速度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモ ード情報の記憶のために、同じトラックフォーマットが図6Aに示された群内と、 それらの群において同じ位置に存在する。 図5D及び6Aに示された6個のトラックの群を組み合わせた場合に、双方の群が 同じであることが明らかになるだろう。 一選択肢として、図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態 かのいずれかを有する再生装置に対するマイナス3倍vnトリックモードを可能に するように、図6Bのトラックフォーマットを得ることができる。T2〜T7で表され る、6個のトラックの群において、トラックT2及びT3内の斜線を施された部分P1 及びP2は図5AにおけるトラックT2及びT3内に示された斜線を施された部分と同じ であり、且つトラックT5内の斜線を施された部分P3はトラックT3内の部分P2と同 じ内容を有している。6個のトラックの隣接する群に対し、マイナス3倍vnのテ ープ輸送速度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の 記憶のために、同じトラックフォーマットが図6Bに示された群内と、それらの群 において同じ位置に存在する。再び、図5E及び6Aに示された6個のトラックの群 を具える場合に、双方の群が同じであることが言える。 双方のトリックモード、すなわち、3倍vnトリックモード及びマイナス3倍vn トリックモードを可能にするように、図7Aが図5D及び6Bのフォーマットの組み合 わせを示している。図7Aは再び6トラックTa〜Tfの群を示している。P1+〜 P3+で表される部分は図5Dに示されたそれぞれの部分P1〜P3に対応し、且つP1-〜 P3-で表された部分は図6Bに示されたそれぞれの部分P1〜P3に対応している。6 個のトラックの隣接する群に対し、プラス及びマイナス3倍vnのテープ輸送速度 でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために 、同じトラックフォーマットが図7Aに示された群内と、それらの群において同じ 位置に存在する。 双方のトリックモード、すなわち、3倍vnトリックモード及びマイナス3倍vn トリックモードを可能にするように、図7Bが、図5E及び6Aのフォーマットの組み 合わせを示している。図7Bが再び6個のトラックTa〜Tfの群を示している。P1+ 〜P3+で表される部分は図5Eに示されたそれぞれの部分P1〜P3に対応し、且つP1- 〜P3-で表された部分は図6Aに示されたそれぞれの部分P1〜P3に対応している。 6個のトラックの隣接する群に対し、プラス及びマイナス3倍vnのテープ輸送速 度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のため に、同じトラックフォーマットが図7Bに示された群内と、それらの群において同 じ位置に存在する。 図5A及び6Aのフォーマット又は図5E及び6Bのフォーマットもまた組み合わされ 得ることが明らかになるだろう。その状態においては、前向きトリックモード及 び逆向きトリックモードのための部分は、そのトラック内の同じ位置にない。 図1Aの走査形態のヘッドA及びBがトリックモードにおいていかにしてトラッ クを走査するかを図8Aが示しており、ここで記録担体は、例えば前方方向におい て名目速度vnの4倍の速度を有しており、ここでvnは正常プレイモードにおける 再生の間の記録担体の速度である。 4倍vnトリックモードにおいては、ヘッド対がA及びBで表される通過線によ り示されるようなトラックを走査する。ヘッドAがトラック対T2,T3及びT10,T 11内の斜線を施された部分に記録された情報を読み取り、ここでヘッドAはトラ ックT2及びT10内の斜線を施された部分に記憶された情報を読み取り、且つヘッ ドBがトラックT3及びT11内の斜線を施された部分に記憶された情報を読み取る 。 記録装置が図1Cに従った走査形態を有する場合には、同じトラック通路が存在 し、ここでトラックT2,T3を横切る通路はヘッド対A1,B1により実現され、且つ トラックT10,T11を横切る通路はヘッド対A2,B2により実現されることがここで は注目されねばならない。 図1Bの走査形態のヘッドA及びBがトリックモードにおいていかにしてトラッ クを走査するかを図8Bが示しており、ここで記録担体は名目速度vnの4倍の速度 を有している。図8Bは図8Aと同じトラックを示している。 4倍vnトリックモードにおいては、ヘッドA及びBがA及びBで表される通過 線により示されるようなトラックを走査する。ヘッドBがトラックT3及びT11内 の斜線を施された部分に記録された情報を読み取る。ヘッドAは図8BにおいてB で表される線の間に正確にあるAで表される線に沿って記録担体を走査する。ヘ ッドAはトラックT7から情報を読み取るために不適当なアジマスを有するので、 ヘッドAはトラックT7から情報を読み取り得ない。ヘッドAはトラックT6及びT8 内に記録された情報を読み取ることができ、且つトラックT6及びT8内の斜線を施 された部分に記憶された情報を読み取り得て、その斜線を施された部分はトラッ クT3及びT11内の斜線を施された部分と同じ高さ(又は同じ位置)にない。 図8A及び8Bの状態においてヘッドドラムの一回転内に記録担体を走査する場合 に、記録担体から同じ情報を読み取ることが必要な場合には、次のことを言うこ とができる。図8AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分は図8Bにおけるト ラックT3内の斜線を施された部分と同じ内容を有し得て、且つその時図8Aにおけ るトラックT11内の斜線を施された部分は図8BにおけるトラックT11内の斜線を施 された部分と同じ内容を有する。図8AにおけるトラックT10内の斜線を施された 部分及び図8BにおけるトラックT6及びT8内の斜線を施された部分の内容について 次のことを言うことができる。図8AにおけるトラックT10内の斜線を施された部 分は、図8BにおけるトラックT6内の斜線を施された部分(この場合には図8Bにお けるトラックT8内の斜線を施された部分は必要ないか、又はそれの中に他の情報 を記憶するために用いられ得る)か、又は図8BにおけるトラックT8内の斜線を施 された部分(この場合には図8BにおけるトラックT6内の斜線を施された部分は必 要ないか、又はそれの中に他の情報を記憶するために用いられ得る)かのいずれ かと同じ内容を有し得る。一選択肢として、図8BにおけるトラックT6及びT8内 の斜線を施された部分が、一例として、長さが半分であり、且つ図8Aにおけるト ラックT10内の斜線を施された部分に記憶されたのと同じ情報を一緒に具え得る 。 図8Cは実際には、ヘッドAにより読み取られるトラックT2及びT10内の斜線を 施された部分が一種の基準として取られると言う事実を除いて、図8Bと同じ状態 を示している。ヘッドBは今や図8CにおいてAで表される線の間に正確にある、 Bで表される線に沿って記録担体を走査する。ヘッドBはトラックT6から情報を 読み取るために不適当なアジマスを有するので、ヘッドBはトラックT6から情報 を読み取り得ない。ヘッドBはトラックT5及びT7に記録された情報を読み取るこ とができ、且つトラックT5及びT7内の斜線を施された部分に記憶された情報を読 み取り得て、その斜線を施された部分はトラックT2及びT10内の斜線を施された 部分と同じ高さ(又は同じ位置)にない。 図8A及び8Cの状態においてヘッドドラムの一回転内に記録担体を走査する場合 に、記録担体から同じ情報を読み取ることが必要な場合には、次のことを言うこ とができる。図8AにおけるトラックT2内の斜線を施された部分は図8Cにおけるト ラックT2内の斜線を施された部分と同じ内容を有し得て、且つその時図8Aにおけ るトラックT10内の斜線を施された部分は図8CにおけるトラックT10内のトラック 部分と同じ内容を有する。さて、図8AにおけるトラックT3及び図8Cにおけるトラ ックT5及びT7内のトラック部分の内容について次のことを言うことができる。図 8AにおけるトラックT3内の斜線を施された部分は、トラックT5内の斜線を施され た部分(この場合にはトラックT7内の斜線を施された部分は必要ないか、又はそ れの中に他の情報を記憶するために用いられ得る)か、又は図8Cにおけるトラッ クT7内の斜線を施された部分(この場合にはトラックT5内の斜線を施された部分 は必要ないか、又はそれの中に他の情報を記憶するために用いられ得る)かのい ずれかと同じ内容を有し得る。一選択肢として、図8CにおけるトラックT5及びT7 内の斜線を施された部分が、一例として、長さが半分であり、且つ図8Aにおける トラックT3内の斜線を施された部分に記憶されたのと同じ情報を一緒に具え得る 。 図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態かのいずれかを有 する再生装置に対する4倍vnトリックモードを可能にするように、図8A及び8B の状態が組み合わされ得る。これが図8Dに示されたようなトラックフォーマット になる。T4〜T11で表された、8個のトラックの群において、トラックT10及びT1 1内の斜線を施された部分P1及びP2は図8AにおけるトラックT10及びT11に示され た斜線を施された部分と同じであり、且つそれぞれトラックT6及びT8内の斜線を 施された部分P3及びP4は図8BにおけるそれぞれトラックT6及びT8に示された斜線 を施された部分に対応する。 図8BにおけるトラックT6及びT8内の斜線を施された部分に関係して先に言われ たことは、かくして図8Dにおける斜線を施された部分P3及びP4に対しても同様に 有効である。すなわち、トラックT10内の斜線を施された部分P1は、トラックT6 内の斜線を施された部分P3(この場合にはトラックT8内の斜線を施された部分P4 は必要ないか、又はそれの中に他の情報を記憶するために用いられ得る)か、又 はトラックT8内の斜線を施された部分P4(この場合にはトラックT6内の斜線を施 された部分P3は必要ないか、又はそれの中に他の情報を記憶するために用いられ 得る)かのいずれかと同じ内容を有している。一選択肢として、図8Dにおけるト ラックT6及びT8内の斜線を施された部分P3及びP4は、一例として、長さが半分で あり、且つトラックT10内の斜線を施された部分P1に記憶されたのと同じ情報を 一緒に具え得る。8トラックの隣接する群に対して、4倍vnのテープ輸送速度で のトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために、 同じトラックフォーマットが図8Dに示された群内と、それらの群において同じ位 置に存在する。 一選択肢として、図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態 かのいずれかを有する再生装置に対する4倍vnトリックモードを可能にするよう に、図8A及び8Bの状態が組み合わされ得る。これが図8Eに示されたようなトラッ クフォーマットになる。T2〜T9で表された、8個のトラックの群において、トラ ックT2及びT3内の斜線を施された部分P1及びP2は図8AにおけるトラックT2及びT3 内に示された斜線を施された部分と同じであり、且つトラックT5及びT7内の斜線 を施された部分P3及びP4は図8CにおけるトラックT5及びT7内に示された斜線を施 された部分に対応する。図8CにおけるトラックT5及びT7内の斜線を施された部分 に関係して先に言われたことは、かくして図8Eにおける斜線を施された部分P3 及びP4に対しても同様に有効である。すなわち、トラックT3内の斜線を施された 部分P2は、トラックT5内の斜線を施された部分P3(この場合にはトラックT7内の 斜線を施された部分P4は必要ないか、又はそれの中に他の情報を記憶するために 用いられ得る)か、又はトラックT7内の斜線を施された部分P4(この場合にはト ラックT5内の斜線を施された部分P3は必要ないか、又はそれの中に他の情報を記 憶するために用いられ得る)かのいずれかと同じ内容を有している。一選択肢と して、図8EにおけるそれぞれトラックT5及びT7内の斜線を施された部分P3及びP4 は、一例として、長さが半分であり、且つトラックT3内の斜線を施された部分P2 内に記憶されるのと同じ情報を一緒に具え得る。8トラックの隣接する群に対し て、4倍vnのテープ輸送速度でのトリックモード再生を実現するように、トリッ クモード情報の記憶のために、同じトラックフォーマットが図8Eに示された群内 と、それらの群において同じ位置に存在する。 マイナス2倍vnトリックモードに対する、図3を参照して実行されたのと同じ 演習が、マイナス4倍vnトリックモードに対しても実行され得る。その結果は図 9A及び9Bに示されている。 図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態かのいずれかを有 する再生装置に対するマイナス4倍vnトリックモードを可能にするために、図9A に示されたようなトラックフォーマットが用いられ得る。T4〜T11で表される、 8個のトラックの群において、トラックT10及びT11内の斜線を施された部分P1及 びP2は図8AにおけるトラックT10及びT11内に示された斜線を施された部分と同じ である。トラックT8内の斜線を施された部分P3はトラックT10内の斜線を施され た部分P1と同じ内容を有し、その場合には斜線を施された部分P4は存在する必要 はない。トラックT6内の斜線を施された部分P4はトラックT10内の斜線を施され た部分P1と同じ内容を有し、その場合には斜線を施された部分P3は存在する必要 はない。あるいは、斜線を施された部分P3及びP4が双方とも存在し、且つ部分P1 内に含まれる情報が双方の部分P3及びP4内に含まれ、それらの部分は従ってトラ ック方向で見て短くてよい。 8トラックの隣接する群に対して、マイナス4倍vnのテープ輸送速度でのトリ ックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために、同じ トラックフォーマットが図9Aに示された群内と、それらの群において同じ位置に 存在する。 一選択肢として、図1Aの走査形態か、図1Bの走査形態か、又は図1Cの走査形態 かのいずれかを有する再生装置に対するマイナス4倍vnトリックモードを可能に するために、図9Bのトラックフォーマットを得ることができる。T2〜T9で表され る、8個のトラックの群において、トラックT2及びT3内の斜線を施された部分P1 及びP2は図8AにおけるトラックT2及びT3内に示された斜線を施された部分と同じ である。トラックT7内の斜線を施された部分P3はトラックT3内の斜線を施された 部分P2と同じ内容を有し、その場合には斜線を施された部分P4は存在する必要は ない。トラックT5内の斜線を施された部分P4はトラックT2内の斜線を施された部 分P2と同じ内容を有し、その場合には斜線を施された部分P3は存在する必要はな い。あるいは、斜線を施された部分P3及びP4が双方とも存在し、且つ部分P2内に 含まれる情報が双方の部分P3及びP4内に含まれ、それらの部分は従ってトラック 方向で見て短くてよい。 8トラックの隣接する群に対して、マイナス4倍vnのテープ輸送速度でのトリ ックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために、同じト ラックフォーマットが図9Bに示された群内と、それらの群において同じ位置に存 在する。 双方のトリックモード、すなわち、4倍vnトリックモード及びマイナス4倍vn トリックモードを可能にするように、図10Aが、図8D及び9Bのフォーマットの組 み合わせを示している。図10Aが再び8個のトラックTa〜Thの群を示している。P1+ 〜P4+で表される部分はそれぞれ図8Dに示された部分P1〜P4に対応し、且つP1- 〜P4-で表された部分はそれぞれ図9Bに示された部分P1〜P4に対応している。8 個のトラックの隣接する群に対し、プラス及びマイナス4倍vnのテープ輸送速度 でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のために 、同じトラックフォーマットが図10Aに示された群内と、それらの群において同 じ位置に存在する。 双方のトリックモード、すなわち、4倍vnトリックモード及びマイナス4倍vn トリックモードを可能にするように、図10Bが、図8E及び9Aのフォーマット の組み合わせを示している。図10Bが再び8個のトラックTa〜Thの群を示してい る。P1+〜P4+で表される部分はそれぞれ図8Eに示された部分P1〜P4に対応し、且 つP1-〜P4-で表された部分はそれぞれ図9Aに示された部分P1〜P4に対応している 。8個のトラックの隣接する群に対し、プラス及びマイナス4倍vnのテープ輸送 速度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶のた めに、同じトラックフォーマットが図10Bに示された群内と、それらの群におい て同じ位置に存在する。 図10Cは、図10Aに示された8トラックの群が、左へ4トラック以上「+」トリ ックモード情報を「偏移」することにより、4トラックの群へいかにして持ち帰 られ得るかを示している。更に、部分P2-内に含まれる全部の情報が部分P4-にも 含まれるので、部分P3-は除外されたことが想定される。同じように、部分P1+内 に含まれる全部の情報が部分P4+にも含まれるので、部分P3+は除外されたことが 想定される。4トラックの隣接する群に対して、プラス及びマイナス4倍vnのテ ープ輸送速度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の 記憶のために、同じトラックフォーマットが図10Cに示された群内と、それらの 群において同じ位置に存在する。更に、それらの群が同じ情報を含み得る。 明らかになるように、他のフォーマットもプラス及びマイナス4トリックモー ドを実現するために可能である。 別の起源を与えることなく、前向きか又は逆向きかのいずれかで5倍vnトリッ クモードを実現するために、10個のトラックTa〜Tjの群の一例を示す図11が参照 される。部分P3+の内容は部分P1+の内容と等しく、且つ部分P3-の内容は部分P2- の内容と等しい。 10個のトラックの隣接する群に対して、プラス及びマイナス5倍vnのテープ輸 送速度でのトリックモード再生を実現するように、トリックモード情報の記憶の ために、同じトラックフォーマットが図11に示された群内と、それらの群におい て同じ位置に存在する。 図12Aは前方方向における6倍vnトリックモードに対するトラックフォーマ ットを示している。12トラックの群は、12トラックの次の群に対して反復される ことを確認され得る。それらの12トラックの群は、勿論、異なるトリックモード 情報を具えている。図12BはそれぞれトラックTa,Tb,Th及びTf内の部分P1+〜P4 + の形で、図12Aのフォーマットを示している。図12Bはしかしながら12トラック の群の内側で3回反復される図12Aのフォーマットを示している。結果として、 トラック部分P1+’〜P4+’がそれぞれトラックTe,Tf,Tl及びTj内に存在し、こ こで部分Pq+及びPq+’の情報内容は等しく、ここでqは1から4まで進む。更に トラックTi及びTj内の部分P1+,”〜P4+”が示されている。部分P3+”及びP4+” は、12トラックの次の群内にあり、且つ従って示されていない。部分P1+”及びP1 の情報内容は等しく、且つ部分P2+”及びP2の情報内容は等しい。今や4トラッ クの群、すなわちトラックTe〜Thの群、又はTi〜Tlの群が、図12Bにおいて確認 され得る。それらの群は同じフォーマット及びまた同じ情報を有している。 図12Bのフォーマットに大体は似ているもう一つの実施例においては、4トラ ックの3個の同じ群が見えて、また同じ内容、すなわちトラックTa〜Td、Te〜Th 及びTi〜Tlの群を有している。トラックTe〜Th及びTi〜Tlの群はすでに同じであ った。今や部分P3+”は12トラックの次の群におけるトラック内のそれの位置か らトラックTd内の同じ位置へ変移され、且つ部分P4+”も12トラックの次の群に おけるトラック内のそれの位置からトラックTb内の同じ位置へ変移されるので、 トラックTa〜Tdの群は4トラックの他の2個の群と等しくなった。トラックTiに おける部分P1+”、トラックTd内に位置決めされたP3+”とトラックTb内に位置決 めされたP4+”との双方又はいずれか一方を用いる再生の間に、部分P3+”とP4+ ”との双方又はいずれか一方内の情報が早く来すぎるので、それらの部分から読 みだされる情報は処理の前にドラムの1回転にわたって遅らされねばならないこ とが明らかとなるだう。 図12Cは、それぞれトラックTa,Tb,Th及びTfにおける部分P1+〜P4+の形で図1 2Aのフォーマットを示している。しかしながら図12Cは12トラックの群の内側で 2回反復される図12Aのフォーマットを示している。結果として、トラック部分P1+ ’、P2+’及びP4+’がそれぞれトラックTg,Th及びTl内に存在する。 部分P3+’は次の12トラックの群内に存在し、且つ従って示されていない。部分P1+ ’及びP1の情報内容は等しく、且つ部分P2+’及びP2の情報内容は等しい。今 や6トラックの群、すなわちトラックTg〜Tlの群が図12Cにおいて確認され得る 。6トラックの次の群は同じフォーマットを有するが、同じ情報を具えてはいな い。しかし、再び、部分P3+’が次の12トラックの群内のトラックにおけるそれ の位置から6個のトラックTa〜Tfの第1群内のトラックTbにおける同じ位置へ変 移され得て、その位置はトラックThにおける部分P3+の位置と同じ位置である。 この方法で6トラックの2個の同じ群が得られ、ここでトリックモードにおける 部分P1+’及び部分P3+”を用いる場合には、部分P3+’からの情報は早すぎて来 る。 12トラックの群に対する捜索は4トラックの群又は6トラックの群に対する捜 索よりも長く持続するので、図12B又は12Cのフォーマットを有することはトリッ クモードにおける読み出しの間により速い拘束となることは注意されねばならな い。 図13は前方方向における9倍vnトリックモードに対するトラックフォーマット を示している。トリックモード情報がトラックT1,T2,T10,T19及びT20のトラ ック部分内に記憶され得ることが論じられ得た。しかしながら、この場合にはト リックモード情報の部分を含むトラック上に正確にヘッドを拘束するために、大 きい拘束時間が必要である。 それ故に、18トラックの群が見えて、そこでは左下から右上へ斜線を施された 線を有するトラック部分内の情報が同じであり、且つそこでは左上から右下へ斜 線を施された線を有するトラック部分内の情報も同じ情報内容を有している。18 トラックの群内のトラックT1,T2及びT4内の部分における情報内容はかくして2 回反復される。すなわち、トラックT1内の部分における情報内容はトラックT7及 びT13内の部分において反復され、且つトラックT2及びT4内の部分における情報 内容(それらは同じである)はトラックT8,T10,T14及びT16内の部分において 反復される。 9倍vnトリックモードにおける再生の間に、記録担体速度は今や、各群内の( 以下に説明されるはずである)3対トラック部分のうちの1個上にヘッドが固 定するような方法で制御されるので、各群内に記録されたトリックモード情報は それらのヘッドにより読み取られ得る。各群内に3個の位置がヘッドを固定する ために存在すると言う事実によって、一層小さい拘束時間が必要である。 走査形態が図1A又はICに従っていると仮定して、ヘッド対Ai,Biは、18トラッ クの次の群内の、トラック対T1,T2、T19,T20、その他か、又はトラック対T7, T8、T25,T26、その他か、又はトラック対T13,T14、T31,T32、その他かにおけ るいずれかの部分を走査できる。走査形態が図1Bに従っていると仮定すると、ヘ ッドA,Bは、18トラックの次の群内の、トラック対T1,T10、T19,T28、その 他か、又はトラック対T7,T16、T25,T34、その他か、又はトラック対T13,T22 、T31,T40(図示せず)、その他かにおけるいずれかの部分を走査できる。 図13から分かるように、−9倍vnトリックモードに対するトリックモード情報 は、上に説明されたのと等価な方法で、中間トラック内に挿入され得る。 図14は前方方向における27倍vnトリックモードに対するトラックフォーマット を示している。トリックモード情報がトラックT1,T2,T28,T55及びT56のトラ ック部分内に記憶され得ることが論じられ得た。しかしながら、この場合には、 トリックモード情報を含む正確なトラック上にヘッドを固定するために、ずいぶ ん大きい拘束時間が必要である。 それ故に、54トラックの群が見えて、そこでは左下から右上へ斜線を施された 線を有するトラック部分内の情報が同じであり、且つそこでは左上から右下へ斜 線を施された線を有するトラック部分内の情報も同じ情報内容を有している。54 トラックの群内のトラックT1,T2及びT4内の部分における情報内容はかくして8 回反復される。すなわち、トラックT1内の部分における情報内容は、トラックT7 ,T13,T19,T25,T31,T37,T43及びT49内の部分において反復され、且つトラ ックT2及びT4内の部分における情報内容(それらは同じである)は、トラックT8 ,T10,T14,T16,T20,T22,T26,T28,T32,T34,T38,T40,T44,T46,T50及 びT52内の部分において反復される。 27倍vnトリックモードにおける再生の間に、記録担体速度は今や各群内の9対 の(ここで以下に説明されるはずである)トラック部分のうちの1個上にヘッド が固定するような方法で制御され得るので、各群内に記録されたトリックモー ド情報はそれらのヘッドにより読み取られ得る。各群内に9個の位置がヘッドを 固定するために存在するので、一層小さい拘束時間が必要である。 走査形態が図1A又は1Cに従っていると仮定すると、ヘッド対Ai,Biは54トラッ クの次の群において、トラック対T1,T2、T55,T56、その他か、又はトラック対 T7,T8、T61,T62(双方とも図示せず)、その他か、又はトラック対T13,T14、 T67,T68(双方とも図示せず)、その他か、又はトラック対T19,T20、T73,T74 (双方とも図示せず)、その他か、等内のいずれかの部分を走査できる。走査形 態が図1Bに従っていると仮定すると、ヘッド対A,Bは54トラックの次の群にお いて、トラック対T1,T28、T55,T82(図示せず)、その他か、又はトラック対T 7,T34、T61,T88(双方とも図示せず)、その他か、又はトラック対T13,T40、 T67,T94(双方とも図示せず)、その他か、等内のいずれかの部分を走査できる 。 図14から分かるように、−27倍vnトリックモードに対するトリックモード情報 は、上に説明したのと等価な方法で、中間トラック内に挿入され得る。 図15は前方方向における3x,9x及び27xトリックモードを可能にするため の組み合わされたトラックフォーマットを示している。3x vnトリックモード のためのトリックモード情報は、図5を参照して説明されたような方法で、6ト ラックの群内に含まれている。6トラックの群は図15においてはG3.1〜G3.6によ り表されている。9x vnトリックモードのためのトリックモード情報は、図13 を参照して説明されたような方法で、18トラックの群内に含まれている。18トラ ックの群は図15においてはG18.1及びG18.2により表されている。27x vnトリッ クモードのためのトリックモード情報は、図14を参照して説明されたような方法 で、54トラックの群内に含まれている。54トラックのうちの唯一のそのような群 が図15に示されているが、完全ではなく、且つG27.1により表されている。 図15から分かるように、種々のトリックモード速度に対する部分の長さは増加 するトリックモード速度に対して減少する。より高いトリックモード速度に対し て、トラックとヘッドがそれに沿って記録担体を横切る通路との間の角度が増加 するので、各トラックのより短い部分が読み取られ得るのがこの理由である。 n倍vnの記録担体の速度を有するトリックモードに対する一般的結論として、 2pトラックの群が確認され、その中でトリックーモードが群内のトラックの部分 内に記憶される。pは数nの除数である。一例として、その数nが30であると仮 定しよう。30の除数は数2,3,5,6,10,15及び30である。かくして4トラ ックの群か、又は6トラックの群か、又は10トラックの群か、又は12トラックの 群か、又は20トラックの群か、又は30トラックの群か、又は60トラックの群かを 確認できる。ほとんどの状態において、一群内に含まれる情報はn/p群におい て反復されることが言える。図14の例によると、n=27,p=3であるから、6 トラックの9群がトラック部分内に同じ情報内容を有して存在している。 更に、群内の部分に正確にヘッドの通路を置かねばならないサーボシステムに おいて不正確を補償するために、多数回トラック内のトラック部分に記憶されね ばならないトリックモード情報を反復することが必要であり得るので、あまり正 確でない位置決めの場合においても、それらのヘッドは常にトラック部分からト リックモード情報を読み取るだろうことは注意されねばならない。 図16はそれの上に記録された多数の斜めのトラックを有する記録担体40を示し ている。図16は参照符号120により表される通路をも示しており、その通路を介 して52で表された1個の読取ヘッドがトリックモードで記録担体を走査する。通 路120に沿って記録担体を走査する場合に、ヘッド52(そのヘッドは2個のアジ マス角のうちの1個を有する)が偶数番号のみ又は奇数番号のみのトラックから 情報を読み取れるようなる。 トリックプレイモードの間にビデオ情報の再生を可能にするために、特にデー タ低減形で記録さているビデオ情報の場合に、トリックプレイモードにおいて可 能である記録担体に対する種々の輸送速度に対してそれらの位置がヘッド52によ り走査されるように、トラック内の特殊の位置内へ特殊トリックプレイ情報を加 えることが必要である。このトリックプレイ情報はトラック内に記録されていた 正常プレイビデオ情報に付加して記録される特殊ビデオ情報である。結果として 、トラック124内の部分122のような、トラックの幾つかの部分が、このトリック プレイモードにおいてヘッド52により走査され読み取られねばならないこのトリ ックプレイ情報を具えている。もっと詳細に言えば、記録担体40の長手方向に進 む126で表される帯域が、前述された群の形で、トラック内に含まれるトリック モード情報を有して形成される。 ここで、正常再生モードのためのトラック内に記録されたビデオデータは、低 減されたビデオ情報を具えていることは注意されさねばならない。ビデオデータ がMPEGビデオデータである場合には、そのようなビデオ情報低減されたデータを 実現するために、1画像に対応する情報がいわゆる1フレームを得るように内部 符号化されることは注意さねばならない。より高いデータ低減が2画像上のフレ ーム間符号化を実行することにより得ることができ、第1画像に対する1フレー ム及び第2画像に対するPフレームとなる。2画像を再現するためにフレーム内 符号化と逆の、フレーム内復号化が、第1画像を再生するように1フレーム情報 上で実行されねばならず、且つフレーム間符号化と逆の、フレーム間復号化が、 第2画像を再生するように、1フレーム情報及びPフレーム情報の双方を用いて 実行されねばならない。かくして、トラック内に記録された正常プレイビデオデ ータはI及びPフレームの系列に関係する情報を具えている。更に、Bフレーム がその系列内に存在しそのBフレームは、Pフレームと同じ方法で、それ自身上 では復号され得ないが、他の画像からの情報を必要とする。MPEG情報信号標準の これ以上の記載に対しては、参考文献の表のうちの文書(4)を参照されたい。 図17はMPEGビデオ信号を得るように符号化されたような、画像系列を示してい る。「I」により示された画像はフレーム内符号化された画像である。フレーム 内符号化されたI画像と、そのフレーム内符号化されたI画像に続くフレーム間 符号化されたP及びB画像とが画像の群(GOP;group of pictures)と呼ばれ、 ビデオ信号のMPEG符号化においては周知の定義された項目である。「正常プレイ 」処理の間、図17に示された全部の画像が「正常プレイ」データとして記録担体 上に記録するために処理される。 トリックモードにおいては、一例として、1フレーム情報のみが、別のデータ 低減形において必要な場合には、トラック内のその部分に記録するためにトリッ クモード情報として用いられる。 図18は記録装置の一実施例を図式的に示している。この記録装置はトラック内 に記録するためにMPEG直列データ流を受け取るための入力端子11を具えている。 その入力端子11は「正常プレイ」処理ユニット14の入力端子12へ結合されている 。更に、「トリックプレイ」処理ユニット16が、また入力端子11へ結合された入 力 端子17を有して設けられている。「正常プレイ」処理ユニット14及び「トリック プレイ」処理ユニット16の出力端子19及び20がマルチプレクサ22の対応する入力 端子へ結合されている。 補助信号発生器24がトラック内の記憶のための補助信号情報を供給するために 存在している。マルチプレクサ22と補助信号発生器24との出力端子が誤差補正符 号化ユニット26の対応する入力端子へ結合されている。その誤差補正符号化ユニ ット26はECC2で表された、誤差補正符号化ステップを実行することができる。次 にECC1で表された誤差補正符号化ステップが、誤差補正符号化ユニット28におい て実行される。 この記録装置は更に補助コード情報を加えるために、ID情報を加えるための発 生器30を具えている。組合せユニット32における信号の組み合わせの後に、組み 合わされた信号がユニット34へ与えられ、そのユニットにおいて符号化が実行さ れ、ここで毎回入ってくるビット流の24ビットワードが25ビットワードに変換さ れ、ここで同期情報が加えられる。 符号化ユニット34において実行される24から25への符号化はこの技術において は周知である。これについては参考文献の表のうちの文書(5)である米国特許 明細書第5,142,421号を参照されたい。この文書はデータ流へ同期情報を加える 一方法も開示している。 符号化ユニット34の出力端子が書込ユニット36の入力端子へ結合され、その書 込ユニットにおいて符号化ユニット34により得られたデータ流が、少なくとも2 個の書込ヘッドによって、記録担体上の斜めのトラック内に記録される。その書 込ユニット36は図1に示された走査形態の一つを有している。 ECC1及びECC2により表される誤差補正符号化ステップは、後で論じられるはず の再生装置における誤差検出及び補正を可能にするように必要である。 「正常プレイ」処理ユニット14の説明は本発明の説明に対しては無関係である から、これ以上のそれの説明はしない。しかしながら、先に出願された、添付の 参考文献の表のうちの文書(6)であり、本出願人の名前で出願された、米国特 許出願第 号(PHN 14.818)が、MPEG情報信号の記録の間の「正常プレ イ」処理が関係している限り、記録装置の広範な説明を与えている。この出願は それ故に参考文献としてここに組み込まれる。 図18の記録装置の「正常プレイ」処理ユニット16の別の説明をする前に、まず 再生装置の図式的な説明をしよう。 図19は図18の記録装置により得られた記録担体40からの情報を再生するための 再生装置の一実施例を図式的に示している。この再生装置は記録担体40上の斜め のトラックから情報を読み取るために、図1の走査形態のうちの一つに従って少 なくとも2個の読取ヘッドを有する、読取ユニット50を具えている。この読取ユ ニット50の出力端子は復号ユニット54の入力端子へ結合され、その復号ユニット が入ってくるデータ流内の25ビットワードを24ビットワードへ変換するように、 読み取られた信号上で25から24への復号を実行する。次に、元のMPEGデータ流の 複製を再生するために必要のない全部の情報を選択ユニット56において選び出し た後に、誤差補正が誤差補正ユニット58において実行される。実行される誤差補 正は2ステップを有することは明らかになるだろう。すなわち一つの誤差補正ス テップはECC1に基づいており、一つのステップはECC2に基づいている。 誤差補正ユニット58の出力端子は「正常プレイ」処理ユニット60の入力端子へ 結合されている。更に、「トリックプレイ」処理りユニット62が、誤差補正ユニ ット58の出力端子へも結合された入力端子を有して設けられている。「正常プレ イ」処理ユニット60及び「トリックプレイ」処理りユニット62の出力端子64及び 65がスイッチ66のそれぞれ対応する端子a及びbへ結合されて、そのスイッチの c端子が出力端子68へ結合されている。再生装置が「正常プレイ」再生モードへ 切り換えられた場合には、これは記録担体が正常速度で輸送されることを意味し 、「正常プレイ」処理ユニット60が活性化され且つスイッチ66が位置a−cへ切 り換えられることを意味する。再生装置が「特徴モード」とも呼ばれる「トリッ クプレイ」再生モードへ切り換えられた場合には、これは記録担体が正常速度以 外の速度で輸送されることを意味し、「トリックプレイ」処理りユニット62が活 性化され且つスイッチ66が位置b−cへ切り換えられることを意味する。 「トリックプレイ」再生モードを可能にするために、再生装置は更に記録担体 40の速度を制御するための制御信号を発生するテープサーボ制御手段70を設けら れている。もっと詳細に言えば、テープサーボ制御手段70が、図12Aの例におい て且つ図1A又は1Cに従った走査形態によって、ヘッド対A,Bがトラック対Ta, Tb,Tm,Tn、その他内の斜線を施された部分を正確に横切るように、あるいは図 12Aの例において且つ図1Bに従った走査形態によって、ヘッドA,Bの対がトラ ック対Ta,Tf、Th,Tm、その他内の斜線を施された部分を正確に横切るように、 記録担体40を輸送するために、「トリックプレイ」再生モードの間制御信号を発 生する。図12Bの例においては、4トラックTa〜Tdの群か、4トラックTe〜Thの 群か、又は4トラックTi〜Tlの群かのいずれかに属するトラック内の部分が走査 されるように、制御手段70が制御信号を発生する。図12Cの例においては、6ト ラックTa〜Tfの群か、又は6トラックTg〜Tlの群かのいずれかに属するトラック 内の部分が走査されるように、制御手段70が制御信号を発生する。サーボ制御手 段70の機能のこれ以上の説明は図21を参照して以下に与えられるだろう。 MPEG情報信号の再生の間の「正常プレイ」処理が関係しているかぎり、先に述 べられた参考文献の表のうちの文書(6)が再生装置の広範な説明を与えている ことは注目されるべきである。 参考文献の表のうちの文書(6)には、「正常プレイ」処理ユニット14により 供給された「正常プレイ」データが、DVC型のような記録装置よって、DVC型の記 録担体のような記録担体上のトラック内にいかにして記憶されたかの説明が与え られていた。 もっと詳細に言えば、図20は記録担体上のトラック1のフォーマットを示して いる。図20におけるトラック1の左端部はトラックの開始であって、トラックの 右端部はトラックの終端部である。そのトラックは多数のトラック部分を具えて いる。G1で表されるトラック部分は序文トラック部分である。序文トラック部分 G1の一例は参考文献(1)に広範に記載されている。 トラック部分G1は、ITI(insert timing information)トラック部分により表さ れ、且つトラッキングトーンと、同期情報及び確認(又はタイミング)情報を含 んでいる、トラッキングトーン記録部TP1により追従さる。ITIトラックの内容の これ以上の説明は参考文献(3)内に見いだされる。 トラック部分TP1は編集ギャップG2により追従される。その編集ギャップG2はD VCフォーマットに従ってオーディオ信号記録セクターであり且つディジタルオ ーディオ情報を具えたトラック部分TP2により追従される。文書(6)にこのト ラック部分がパリティー情報を含むことが示されている。編集ギャップG3がDVC フォーマットに従ってビデオ信号記録セクターであり且つディジタルビデオ情報 を具えたトラック部分TP3により追従される。文書(6)に、「正常プレイ」処 理ユニット14及び「トリックプレイ」処理ユニット16により発生された情報がこ のトラック部分内に記憶されることが示されている。編集ギャップG4がINDEXに より表され且つとりわけ絶対時間情報と相対時間情報との双方又はいずれか一方 及び内容の表(TOC;table of contents)のような補助コード情報を具えているト ラック部分TP4により追従される。このトラックはトラック部分G5により終わら される。部分TP1,TP2及びTP3がトラック内に生じる系列順序は異なり得ると言 うことができる。 セクターTP3の内容は図21に与えられている。図21は実際に、それの中に記憶 された情報のバイトを有する、j=1〜j=149により表された、149個の水平ラ インの幾つかを図式的に示している。これらの149個のラインは実際は、記録セ クターTP3内に順次に記憶された149個の信号ブロック(又は同期ブロック)であ る。i=1〜i=90で表される90バイトの情報が各信号ブロック内に記憶される 。 各信号ブロックの最初の2バイト(i=1及びi=2)が2バイト長さの同期 化パターンを形成する。各信号ブロック内の次の3バイトが、なかんずく記録部 分TP3内の信号ブロックの連続番号を示す情報を具えたIDコードを形成する。そ の信号ブロック内の最後の8バイトが水平パリティー情報を形成する。垂直パリ ティー情報は最後の11信号ブロックを含めて記憶位置i=6〜i=82内に記憶さ れる。 本発明によると、「正常プレイ」処理ユニット14により発生された「正常プレ イ」情報のバイトと、「トリックプレイ」情報ユニット16により発生され且つ符 号化ユニット34において符号化された「トリックプレイ」情報のバイトとが、連 続番号j=3〜j=137を含めて有する信号ブロックを含んで記憶位置i=6〜 i=82内に記憶される。補助データのバイトは、連続番号j=1,2及び138を 有する信号ブロックを含んで、記憶位置i=6〜i=82に記憶される。これらの 信号ブロックはy=1で表される信号ブロックにより開始し、j=2で表される 信号ブロックにより追従され、などj=149で表される信号ブロックまでの、ト ラック部分TP3内に順次に記憶される。 j=1,2及び138で表される信号ブロック内の記憶のための補助データはテ レテキストデータ又は制御データであり得る。 ここで補助データはメモリ内の異なる位置に記憶されることが確認され得るこ とは注意されるべきである。この点で文書(1)、図13が参照され、そこでは補 助データがIIIにより表されるメモリ部分内に記憶される。 もっと詳細に言えば、同期ブロックが「正常プレイ」情報か又は「トリックプ レイ」情報かのいずれかを含む。文書(6)が広範に信号(又は同期)ブロック 内の「正常プレイ」情報の記憶を記載している。 今や本発明は信号ブロック内に「トリックプレイ」情報を記憶することを狙っ ている。 j=3〜137により表された信号ブロックにおいて、i=6〜82により表され た77バイトだけが、「トリックプレイ」処理ユニット16により発生された「トリ ックプレイ」情報の記憶のために利用できる。文書(6)から、各信号ブロック 内の最初の2バイトが信号ブロック番号付けと、「正常プレイ」情報か又は「ト リックプレイ」情報かのいずれかを含むような信号ブロックを確認する識別との 双方又はいずれか一方のような、すべての種類の付加的なデータの挿入のために 保留されていることが理解できる。それで、75バイトが各信号ブロックにおいて 利用できるままである。かくして「トリックプレイ」情報は、図2〜15を参照し て前記で確認されたトラック部分内に置かれる多数の信号ブロック内に記憶され 得る。 トリックモードにおける再生の間に、図21に示されたようなデータの全ブロッ クが、前記のトラックを横切る読取ヘッドによる走査の間に、トラックから読み だされ得ない。幾つかの直接継続する信号ブロックのみが、そのような状態にお いて読みだされ得る。結果として、垂直パリティー情報を用いる誤差補正はトリ ックモード中は実行され得ない。各信号ブロック内の8個の水平パリティーバイ トのみが誤差補正を実行するために用いられ得て、その誤差補正はしかしながら 水平及び垂直パリティーバイト上の誤差補正が実行された場合よりも強力ではな い。 記録及び次の再生ステップの間に起こり得る誤差に対して「トリックプレイ」 情報を更に保護するために、付加的な誤差補正符号化ステップが、誤差保護符号 化された「トリックプレイ」情報信号を得るように、「トリックプレイ」情報上 で実行される。この付加的な誤差補正符号化ステップを、図22,23及び24を参照 して以下に説明しよう。 第一に、図19のサーボ制御手段70の説明をもっとしよう。上述されてきたよう に、トリックモードにおける読み取りの間に、トラック部分TP3内に記憶された 幾つかの信号ブロックだけが読み取られ得るので、前記のブロック内の水平パリ ティーバイトに基づいて信号ブロック内の誤差補正のみが実行され得る。これが その信号ブロック内に含まれたトリックモード情報が正しいかどうかの指示にな る。その場合には、信号ブロックのバイトi=3,4及び5内に含まれたID情報 (図21参照)が、サーボ制御手段70により検出される。ID情報内にはトラック番 号情報と信号ブロック番号情報とが含まれている。かくしてサーボ制御手段70は どのトラック内に及びトラック内のどの位置に丁度読み取られる信号ブロックが あるかを確認する。このサーボ制御手段は更に、どのトラック内に及びトラック 内のどの信号ブロック内にトリックモード情報が記憶されるかの情報を有してい る。結果として、トラック番号及び信号ブロック番号が必要なトラック番号及び 信号ブロック番号と一致しない場合に、正しいトラック及び正しい信号ブロック が読み取られるように輸送速度が制御される。 図22は図18の記録装置の「トリックプレイ」処理ユニット16の一実施例を図式 的に示しており、その実施例は、出力端子84が誤差補正符号化ユニット81の入力 端子85へ結合されている「トリックプレイ」情報抽出ユニット80の入力端子82へ 結合された入力端子17を有している。誤差補正符号化ユニット81の出力端子86は 「トリックプレイ」処理ユニット16の出力端子20へ結合されている。「トリック プレイ」情報抽出ユニット80は、情報信号、すなわち例えば入力端子17へ供給さ れるMPEG情報から「トリックプレイ」情報を抽出するために適合されている。こ れは、先に説明されたように、1フレームがMPEG情報流から抽出されることを意 味している。誤差補正符号化ユニット81が「トリックプレイ」情報上で誤差補正 符号化を実行する。誤差補正符号化された「トリックプレイ」情報信号は出力端 子20へ供給され、且つ幾つかの信号ブロックの75バイト内へ記憶される。 誤差補正符号化ユニット81において実行され得る二つの可能な誤差補正符号化 を論じよう。第1の誤差補正符号化においては、(この場合は)8個の付加的な パリティーバイト(図23参照)を得るように、信号ブロック内に記憶される「ト リックプレイ」情報の例えば67バイト上で、誤差補正符号化が実行される。図23 は1個の信号ブロックの内容、すなわち図21における1個の水平ラインの内容を 示している。各信号ブロックにおいて利用できる77バイトが今や、付加的な識別 情報を含む先に論じた2バイトと、次の「トリックプレイ」情報の67バイト、及 び8個の付加的なパリティーバイトによりファイルされる。 誤差補正符号化のもう一つの方法が図24を参照して説明される。図24は信号ブ ロックの各々内に記憶された「トリックプレイ」情報の75バイトを有する(この 例においては)25の信号ブロックの系列を示している。図24における垂直方向に おいて、付加的なパリティー情報の(この例においては)5信号ブロックになる 誤差補正符号化ステップが実行される。30信号ブロックのこの系列が今や上述の トラック部分内に記憶される。「トリックプレイ」モードの間に全部の情報が再 生され得るかぎり、30信号ブロックの系列が異なるトラック部分内に記憶され得 ることは注意されねばならない。 図25は図19の再生装置の「トリックプレイ」処理ユニット62の一実施例を示し ている。それの入力端子61は検出器ユニット90と選択器ユニット91との入力端子 へ結合されている。検出器ユニット90は、「add.info」として図23において識 別された、信号ブロック内の2バイト内に含まれた識別情報を検出するために適 合され、その識別情報が「正常プレイ」データ又は「トリックプレイ」データの いずれかを具えるような信号ブロックを確認する。この識別信号は文書(6)に 広範に論じられている。「トリックプレイ」情報具えているような信号ブロック の検出に応答して、検出器ユニット90がそれの出力端子97において検出信号を発 生し、その検出信号が選択器ユニット91の制御信号入力端子98へ供給される。こ の検出信号の受信に応答して、選択器ユニット91がそれの入力端子99へ印加され たデータ流から「トリックプレイ」情報を具えている信号ブロックを選択し、且 つそのように選択された信号ブロックを誤差補正ユニット93の入力端子へ結合さ れた出力端子へ供給し、その誤差補正ユニットが、図23又は図24に示された付加 的なパリティー情報の影響のもとでそれの入力端子へ印加されたデータ上で、誤 差検出及び補正ステップを実行する。誤差補正された「トリックプレイ」データ は「トリックプレイ」復号ユニット95へ供給され、その「トリックプレイ」復号 ユニットにおいて画像情報がトリックプレイモードにおけるディスプレーのため に受信された情報から回復される。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 (T2)、第2トラック(T3)及び第3トラック(T5)の 部分に記録され、第1及び第2トラック(T2,T3)は隣 接するトラックであり、第1トラック(T2)の部分 (P1)に記憶されたトリックモード情報は第2トラック (T3)の部分(P2)に記憶されたトリックモード情報と 異なり、第3トラック(T5)の部分(P3)に記憶された トリックモード情報は第1及び第2トラックのうちの一 っ(T3)の部分(P2)に記憶されたトリックモード情報 の少なくとも一部分と等しい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.磁気記録担体上の傾斜トラック内にディジタルビデオ信号を記録するための 記録装置であって、 ‐ ディジタルビデオ信号を受信するための入力端子と、 ‐ 前記記録担体上のトラック内に記録するのに適したチャネル信号を得るよ うに、ディジタルビデオ信号をチャネル符号化するためのチャネル符号化手段と 、 ‐ トラック内にチャネル信号を書き込むための書込手段でっあて、異なるア ジマス角のヘッド空隙を有し且つ回転ヘッドドラムの周囲に置かれた少なくとも 第1及び第2書込ヘッドを具えた書込手段と、 を具えている記録装置において、 該記録装置が更にディジタルビデオ信号からトリックモードビデオ信号を引 き出すためのトリックモード情報発生手段を設けられ、チャネル符号化手段がそ れの出力端子に合成チャネル信号を得るように、トリックモードビデオ信号及び ディジタルビデオ信号を符号化するように適合され、書込手段が前記トラック内 へ前記合成チャネル信号を書き込むように適合され、トラックから合成チャネル 信号を読み取るための読取手段を有する再生装置においてトリックモード再生を 実現するために、読取手段は少なくとも2個のヘッドがヘッドドラムの周囲の周 りの角度で互いから別々に置かれるか、又は隣り合って置かれた2個の強固に接 続されたヘッドのヘッド対を形成するようにヘッドドラム上に置かれた少なくと も第1及び第2読取ヘッドを有し、該読取手段の第1及び第2ヘッドはそれぞれ 書込手段の第1及び第2書込ヘッドのアジマス角とほぼ等しいアジマス角を有す る空隙を有し、前記トリックモードにおける記録担体の輸送速度は正常プレイ再 生の間の名目輸送速度のn倍であり、ここでnは整数であって1より大きい除数 pを具え、チャネル符号化手段は2p個のトラックの群において符号化されたト リックモードビデオ信号が前記2p個のトラックの群における第1、第2及び第 3トラックの部分に記録されるような方法でトリックモードビデオ信号を符号化 するように適合され、第1及び第2トラック は隣接するトラックであって、第1トラックの部分に記憶された符号化されたト リックモード情報は第2トラックの部分に記憶された符号化されたトリックモー ド情報と異なり、第3トラックの部分に記憶された符号化されたトリックモード 情報は第1及び第2トラックのうちの一つの部分に記憶された符号化されたトリ ックモード情報の少なくとも一部分と等しいことを特徴とする記録装置。 2.請求項1記載の記録装置において、奇数であるpに対して、2p個のトラック の群において、隣接する第1及び第2トラックが第3トラックからp−2トラッ クの数の間を空けられていることを特徴とする記録装置。 3.請求項1記載の記録装置において、第3トラック内の部分に記憶された情報 が、前記の第1及び第2トラックのうちの一つの部分に情報がそれにより記憶さ れるヘッドと同じアジマス角を有するヘッドにより記録されることを特徴とする 記録装置。 4.請求項1〜3のいずれか1項記載の記録装置において、正常プレイ再生の間 の名目輸送速度のn倍である第2トリックモードにおける、記録担体の輸送速度 での前記の再生装置における第2トリックモード再生を実現するために、トリッ クモード情報発生手段が更にディジタルビデオ信号から第2トリックモードビデ オ信号を引き出すように適合され、チャネル符号化手段が2p個のトラックの前 記の群において前記の符号化された第2トリックモードビデオ信号が、2p個の トラックの前記の群内の第4、第5及び第6トラックの部分に記録されるような 方法で第2トリックモードビデオ信号を符号化された第2トリックモードビデオ 信号へ符号化するように適合され、第4及び第5トラックは隣接するトラックで あり、第4トラックの部分に記憶された符号化されたトリックモード情報は第5 トラックの部分に記憶された符号化されたトリックモード情報と異なっており、 第6トラックの部分に記憶された符号化されたトリックモード情報は第4及び第 5トラックのうちの一つの部分に記憶された符号化されたトリックモード情報の 少なくとも一部分と等しいことを特徴とする記録装置。 5.請求項4記載の記憶装置において、奇数であるpに対して、2p個のトラッ クの群に対して、隣接する第4及び第5トラックが第6トラックからp−2トラ ックの数の間を空けられていることを特徴とする記録装置。 6.請求項4記載の記録装置において、第1及び第2トラックが2p個のトラッ クの群内の第4及び第5トラックと異なっていることを特徴とする記録装置。 7.請求項6記載の記録装置において、第1,第2,第4及び第5トラック内の 部分がトラック内の実質的に同じ位置に置かれることを特徴とする記録装置。 8.請求項4記載の記録装置において、第6トラック内の部分に記憶された情報 が前記の第4及び第5トラックのうちの一つの部分に情報がそれにより記憶され るヘッドと同じアジマス角を有するヘッドにより記録されることを特徴とする記 録装置。 9.請求項1又は2又は7のいずれか1項記載の記録装置において、nが奇数で あること、第1,第2及び第3トラック内の部分がトラック内の実質的に同じ位 置に置かれることを特徴とする記録装置。 10.請求項4又は5又は7のいずれか1項記載の記録装置において、nが奇数で あること、及び第4,第5及び第6トラック内の部分がトラック内の実質的に同 じ位置に置かれることを特徴とする記録装置。 11.請求項1又は2又は7のいずれか1項記載の記録装置において、nが偶数で あること、第1及び第2トラック内の部分がトラック内の実質的に同じ位置に置 かれること、及び少なくとも第3トラック内の部分が第1及び第2トラック内の 部分の位置と異なるトラック内の位置に置かれることを特徴とする記録装置。 12.請求項4〜6のいずれか1項記載の記録装置において、nが偶数であること 、第4及び第5トラック内の部分がトラック内の実質的に同じ位置に置かれるこ と、及び少なくとも第6トラック内の部分が第4及び第5トラック内の部分の位 置と異なるトラック内の位置内に置かれることを特徴とする記録装置。 13.請求項1〜12のいずれか1項記載の記録装置において、n/pが整数で1と 等しい場合に、2p個のトラックの群がn/p回反復されることを特徴とする記 録装置。 14.請求項1〜13のいずれか1項記載の記録装置において、トリックモード情報 発生手段が更にトリックモード情報上で誤差補正符号化ステップを実行するため の誤差補正符号化手段を設けられることを特徴とする記録装置。 15.請求項1〜14のいずれか1項記載の記録装置により得られる記録担体。 16.請求項15記載の磁気記録担体上の斜めのトラックからディジタルビデオ信号 を再生するための再生装置において、 該再生手段が ‐ トラックから合成チャネル信号を読み取るための読取手段であって、該読 取手段は異なるアジマス角を有し且つ回転ヘッドドラムの周囲に置かれた少なく とも第1及び第2読取ヘッドを具え、前記合成チャネル信号はチャネル信号と符 号化されたトリックモードビデオ信号とを具えている読取手段と、 ‐ 合成チャネル信号からチャネル信号と符号化されたトリックモードビデオ 信号とを回復するための選択手段と、 ‐ ディジタルビデオ信号を得るようにチャネル信号をチャネル復号するため のチャネル復号手段と、 ‐ 第2ディジタルビデオ信号を得るように符号化されたトリックモードビデ オ信号を復号するためのトリックモードビデオ信号復号手段と、 ‐ ディジタルビデオ信号又は第2ディジタルビデオ信号を供給するための出 力端子と、 を具えること、 記録担体の名目輸送速度のn倍である記録担体速度よりトリックモード再生 を実現するために、読取手段が第1ヘッドによって2p個のトラックの群の第1 トラック内の部分から符号化されたトリックモード情報を読み取るため、及び第 2ヘッドによって第2トラック又は第3トラックのいずれか内の部分から符号化 されたトリックモード情報を読み取るために適合されており、ここでpは1より 大きいnの除数であることを特徴とする再生装置。 17.請求項16記載の再生装置において、トリックモードビデオ信号復号手段が更 にトラックから読み取られたトリックモード情報上で誤差検出及び誤差補正ステ ップを実行するための誤差補正手段を設けられたことを特徴とする再生装置。 18.請求項16又は17記載の再生装置において、第1ヘッドが第1トラック内の部 分を走査し且つ第2ヘッドが各群内の第2トラック内の部分か又は第3トラック 内の部分のいずれかを走査するように、該再生装置が記録担体速度を制御するた めのサーボ制御手段を具えることを特徴とする再生装置。
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