JPH0950902A - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents
正特性サーミスタ装置Info
- Publication number
- JPH0950902A JPH0950902A JP7201151A JP20115195A JPH0950902A JP H0950902 A JPH0950902 A JP H0950902A JP 7201151 A JP7201151 A JP 7201151A JP 20115195 A JP20115195 A JP 20115195A JP H0950902 A JPH0950902 A JP H0950902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- power supply
- positive temperature
- thermistor element
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/02—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material having positive temperature coefficient
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加工が容易な正特性サーミスタ素子を用い、こ
の正特性サーミスタ素子が発熱する熱を効率よく放熱筒
に伝える正特性サーミスタ装置を提供する。 【解決手段】正特性サーミスタ装置は、略Ｕ字状の開口
部及び凹部を有するケースと平板状の正特性サーミスタ
素子と一対の給電端子と放熱筒と蓋体とから構成され、
放熱筒がＵ字状開口部の内側に配設され、一対の給電端
子は一方が略平板部を有する給電端子と他方が弾接部を
有する給電端子とからなり、ケースの凹部に一方の給電
端子、正特性サーミスタ素子及び他方の給電端子が収容
され、正特性サーミスタ素子の電極と一対の給電端子と
が各々導通されるとともに、一対の給電端子の引き出し
部がケースの凹部の側部から引き出され、蓋体によって
ケースの凹部開口面が覆われている。
の正特性サーミスタ素子が発熱する熱を効率よく放熱筒
に伝える正特性サーミスタ装置を提供する。 【解決手段】正特性サーミスタ装置は、略Ｕ字状の開口
部及び凹部を有するケースと平板状の正特性サーミスタ
素子と一対の給電端子と放熱筒と蓋体とから構成され、
放熱筒がＵ字状開口部の内側に配設され、一対の給電端
子は一方が略平板部を有する給電端子と他方が弾接部を
有する給電端子とからなり、ケースの凹部に一方の給電
端子、正特性サーミスタ素子及び他方の給電端子が収容
され、正特性サーミスタ素子の電極と一対の給電端子と
が各々導通されるとともに、一対の給電端子の引き出し
部がケースの凹部の側部から引き出され、蓋体によって
ケースの凹部開口面が覆われている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体式電子蚊取器
等の殺虫器，芳香器等に用いられる正特性サーミスタ装
置に関し、特に、伝熱効率がよくかつ製造が容易な正特
性サーミスタ装置に関するものである。
等の殺虫器，芳香器等に用いられる正特性サーミスタ装
置に関し、特に、伝熱効率がよくかつ製造が容易な正特
性サーミスタ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年発熱体分野において、正特性サーミ
スタ素子が多く利用されている。これは正特性サーミス
タ素子が自己温度制御機能を有しており、制御回路なし
で安全性の高い正特性サーミスタ装置が得られる特徴を
持っていることによる。
スタ素子が多く利用されている。これは正特性サーミス
タ素子が自己温度制御機能を有しており、制御回路なし
で安全性の高い正特性サーミスタ装置が得られる特徴を
持っていることによる。
【０００３】従来のこの種の正特性サーミスタ装置につ
いて図３に基づいて簡単にその構成を説明する。正特性
サーミスタ装置は、内筒１ａ，外筒１ｂ及び下面板１ｃ
が一体に形成された絶縁ケース１と、絶縁ケース１の上
開口面を覆う蓋体２と、ハトメ３と、円筒形でその上面
と下面に電極が形成された正特性サーミスタ素子４と、
一対の給電端子５，６とから構成されている。
いて図３に基づいて簡単にその構成を説明する。正特性
サーミスタ装置は、内筒１ａ，外筒１ｂ及び下面板１ｃ
が一体に形成された絶縁ケース１と、絶縁ケース１の上
開口面を覆う蓋体２と、ハトメ３と、円筒形でその上面
と下面に電極が形成された正特性サーミスタ素子４と、
一対の給電端子５，６とから構成されている。
【０００４】そして、正特性サーミスタ素子４の上下面
にほぼ同形状のリング状の一対の給電端子５，６が導通
接続された組立品が、絶縁ケース１の内筒１ａ及び外筒
１ｂの間に装填され、絶縁ケース１と組立品との空隙を
絶縁樹脂７で充填される。さらに、絶縁ケース１の上開
口面には、絶縁樹脂からなる蓋体２が嵌め込まれ、ハト
メ３によって一体的に固着されており、内筒１ａとハト
メ３との間には隙間による空気層８が生じる。
にほぼ同形状のリング状の一対の給電端子５，６が導通
接続された組立品が、絶縁ケース１の内筒１ａ及び外筒
１ｂの間に装填され、絶縁ケース１と組立品との空隙を
絶縁樹脂７で充填される。さらに、絶縁ケース１の上開
口面には、絶縁樹脂からなる蓋体２が嵌め込まれ、ハト
メ３によって一体的に固着されており、内筒１ａとハト
メ３との間には隙間による空気層８が生じる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成の正特性サーミスタ装置において、次のような問題
点を有していた。
構成の正特性サーミスタ装置において、次のような問題
点を有していた。
【０００６】１．正特性サーミスタ素子４の形状が円筒
形のため、成形及び焼成が難しく、また、反りなどが発
生しやすく研磨などの後加工が必要である。
形のため、成形及び焼成が難しく、また、反りなどが発
生しやすく研磨などの後加工が必要である。
【０００７】２．発熱した正特性サーミスタ素子４から
の熱伝達経路は、絶縁樹脂７，絶縁ケース１ａ，空気層
８，ハトメ３であり、正特性サーミスタ素子４からハト
メ３までの熱伝達経路が長く熱効率が悪い。
の熱伝達経路は、絶縁樹脂７，絶縁ケース１ａ，空気層
８，ハトメ３であり、正特性サーミスタ素子４からハト
メ３までの熱伝達経路が長く熱効率が悪い。
【０００８】３．正特性サーミスタ素子４からの発熱が
絶縁樹脂７を介して絶縁ケース１全体に伝わる構造であ
るため、ハトメ３に伝わる熱は発熱量全体に比較すると
僅かになる。
絶縁樹脂７を介して絶縁ケース１全体に伝わる構造であ
るため、ハトメ３に伝わる熱は発熱量全体に比較すると
僅かになる。
【０００９】本発明の目的は、上述の問題点を解消すべ
くなされたもので、加工が容易な正特性サーミスタ素子
を用い、この正特性サーミスタ素子が発熱する熱を効率
よく放熱筒に伝える正特性サーミスタ装置を提供するこ
とにある。
くなされたもので、加工が容易な正特性サーミスタ素子
を用い、この正特性サーミスタ素子が発熱する熱を効率
よく放熱筒に伝える正特性サーミスタ装置を提供するこ
とにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の正特性サーミスタ装置においては、略Ｕ字
状の開口部及び該Ｕ字状開口部近傍に形成された凹部を
有するケースと、両主面に電極が形成された平板状の正
特性サーミスタ素子と、一対の給電端子と、放熱筒と、
蓋体と、から構成され、前記放熱筒が前記Ｕ字状開口部
の内側に配設され、前記一対の給電端子は、一方が略平
板部を有する給電端子と、他方が弾接部を有する給電端
子とからなり、 前記ケースの凹部に前記一方の給電端
子、前記正特性サーミスタ素子及び前記他方の給電端子
が収容され、前記正特性サーミスタ素子の両主面の電極
と前記一対の給電端子とが各々導通されるとともに、前
記一対の給電端子の引き出し部が前記ケースの凹部の側
部から引き出され、前記蓋体によって前記ケースの凹部
開口面が覆われていることを特徴とする。
に、本発明の正特性サーミスタ装置においては、略Ｕ字
状の開口部及び該Ｕ字状開口部近傍に形成された凹部を
有するケースと、両主面に電極が形成された平板状の正
特性サーミスタ素子と、一対の給電端子と、放熱筒と、
蓋体と、から構成され、前記放熱筒が前記Ｕ字状開口部
の内側に配設され、前記一対の給電端子は、一方が略平
板部を有する給電端子と、他方が弾接部を有する給電端
子とからなり、 前記ケースの凹部に前記一方の給電端
子、前記正特性サーミスタ素子及び前記他方の給電端子
が収容され、前記正特性サーミスタ素子の両主面の電極
と前記一対の給電端子とが各々導通されるとともに、前
記一対の給電端子の引き出し部が前記ケースの凹部の側
部から引き出され、前記蓋体によって前記ケースの凹部
開口面が覆われていることを特徴とする。
【００１１】また、前記正特性サーミスタ素子が前記一
方の給電端子の平板部を介して前記略Ｕ字状開口部と前
記凹部との間に位置する隔壁または前記凹部の底面に面
接触していることを特徴とする。
方の給電端子の平板部を介して前記略Ｕ字状開口部と前
記凹部との間に位置する隔壁または前記凹部の底面に面
接触していることを特徴とする。
【００１２】さらにまた、前記蓋体は、熱伝導率が低い
樹脂からなり、前記ケースの略Ｕ字状開口部に対応して
略円形状の貫通孔を有しており、前記放熱筒が前記ケー
スの略Ｕ字状開口部と前記蓋体の貫通孔に挿入係止され
ることにより、前記蓋体が前記ケースに固定されている
ことを特徴とする。
樹脂からなり、前記ケースの略Ｕ字状開口部に対応して
略円形状の貫通孔を有しており、前記放熱筒が前記ケー
スの略Ｕ字状開口部と前記蓋体の貫通孔に挿入係止され
ることにより、前記蓋体が前記ケースに固定されている
ことを特徴とする。
【００１３】これにより、熱伝達経路が給電端子，絶縁
ケース，放熱筒となっているため、正特性サーミスタ素
子が発熱した熱を効率良く利用できる。また、略Ｕ字状
の開口部側を除いては正特性サーミスタ素子と絶縁ケー
スとの間に熱伝導が悪い空気層が設けられており、無駄
な熱放散を防ぐ。
ケース，放熱筒となっているため、正特性サーミスタ素
子が発熱した熱を効率良く利用できる。また、略Ｕ字状
の開口部側を除いては正特性サーミスタ素子と絶縁ケー
スとの間に熱伝導が悪い空気層が設けられており、無駄
な熱放散を防ぐ。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態の一つに
ついて、図１にもとづいて詳細に説明する。但し、図１
中の中蓋２０については後述する。正特性サーミスタ装
置は、ケース１１と蓋体１２と放熱筒１３と両主面に電
極１４ａ，１４ｂが形成され板状の正特性サーミスタ素
子１４と一対の給電端子１５，１６とから構成される。
ついて、図１にもとづいて詳細に説明する。但し、図１
中の中蓋２０については後述する。正特性サーミスタ装
置は、ケース１１と蓋体１２と放熱筒１３と両主面に電
極１４ａ，１４ｂが形成され板状の正特性サーミスタ素
子１４と一対の給電端子１５，１６とから構成される。
【００１５】ケース１１は、例えば、アルミナ等の絶縁
性のセラミック材料からなり、放熱筒１３が圧着嵌合ま
たは挿入できる横断面が略Ｕ字状の開口部１７と、この
開口部１７の近傍に隔壁１１ａを介して正特性サーミス
タ素子１４及び一対の給電端子１５，１６が収納可能な
凹部１８とが形成されている。この凹部１８の側壁には
正特性サーミスタ素子１４及び一方の給電端子１５の移
動を規制する突部１９が設けられている。さらに、略Ｕ
字状開口部１７には放熱筒１３の抜け止めになる突起１
７ａ，１７ａが形成されている。さらにまた、ケース１
１の側壁上部には一対の給電端子１５，１６の引き出し
部１５ｂ，１６ｂを挿入できる切り欠き１１ｂ，１１ｃ
が形成されている。
性のセラミック材料からなり、放熱筒１３が圧着嵌合ま
たは挿入できる横断面が略Ｕ字状の開口部１７と、この
開口部１７の近傍に隔壁１１ａを介して正特性サーミス
タ素子１４及び一対の給電端子１５，１６が収納可能な
凹部１８とが形成されている。この凹部１８の側壁には
正特性サーミスタ素子１４及び一方の給電端子１５の移
動を規制する突部１９が設けられている。さらに、略Ｕ
字状開口部１７には放熱筒１３の抜け止めになる突起１
７ａ，１７ａが形成されている。さらにまた、ケース１
１の側壁上部には一対の給電端子１５，１６の引き出し
部１５ｂ，１６ｂを挿入できる切り欠き１１ｂ，１１ｃ
が形成されている。
【００１６】蓋体１２は、例えば、ポリフェニレンサル
ファイド，フェノール，ナイロン樹脂等の熱伝導率が低
い樹脂又はアルミナ等のセラミック材料からなり、凹部
１８の開口面及び略Ｕ字状開口部１７の上面を覆うもの
である。そして、略Ｕ字状開口部１７の上面に位置して
略円形状の貫通孔１２ｃを有すると共に、ケース１１の
側部から突出する取付け用基台１２ａ，１２ａが設けら
れ、この基台１２ａ，１２ａに貫通孔又は雌ねじ等の取
付け用切欠き１２ｂ，１２ｂが形成されている。
ファイド，フェノール，ナイロン樹脂等の熱伝導率が低
い樹脂又はアルミナ等のセラミック材料からなり、凹部
１８の開口面及び略Ｕ字状開口部１７の上面を覆うもの
である。そして、略Ｕ字状開口部１７の上面に位置して
略円形状の貫通孔１２ｃを有すると共に、ケース１１の
側部から突出する取付け用基台１２ａ，１２ａが設けら
れ、この基台１２ａ，１２ａに貫通孔又は雌ねじ等の取
付け用切欠き１２ｂ，１２ｂが形成されている。
【００１７】放熱筒１３は、例えば、熱伝導率が良好な
アルミニウムからなり、一端に鍔１３ａが形成されたは
とめ状をなし、その外径部はケース１１の下方から略Ｕ
字状開口部１７及び略円形上の貫通孔１２ｃにほとんど
隙間が生じることなく装着できるものである。
アルミニウムからなり、一端に鍔１３ａが形成されたは
とめ状をなし、その外径部はケース１１の下方から略Ｕ
字状開口部１７及び略円形上の貫通孔１２ｃにほとんど
隙間が生じることなく装着できるものである。
【００１８】一対の給電端子１５，１６は一方の給電端
子１５と他方の給電端子１６とからなる。一方の給電端
子１５はＳＵＳ（ステンレス）等の金属からなる端子で
あって、一端側に形成された正特性サーミスタ素子１４
の電極１４ａに当接する平板部１５ａと、他端側に形成
された引き出し部１５ｂとからなり、平板部１５ａと引
き出し部１５ｂとの間には引き出し部１５ｂの幅方向に
切り欠き又はスリット等によって形成される細幅部１５
ｃが設けられている。他方の給電端子１６は弾性を有す
るＳＵＳ又はリン青銅等の金属からなる端子であって、
一端側に形成された正特性サーミスタ素子１４の電極１
４ｂに弾接する弾接部１６ａと、他端側に形成された引
き出し部１６ｂとからなる。
子１５と他方の給電端子１６とからなる。一方の給電端
子１５はＳＵＳ（ステンレス）等の金属からなる端子で
あって、一端側に形成された正特性サーミスタ素子１４
の電極１４ａに当接する平板部１５ａと、他端側に形成
された引き出し部１５ｂとからなり、平板部１５ａと引
き出し部１５ｂとの間には引き出し部１５ｂの幅方向に
切り欠き又はスリット等によって形成される細幅部１５
ｃが設けられている。他方の給電端子１６は弾性を有す
るＳＵＳ又はリン青銅等の金属からなる端子であって、
一端側に形成された正特性サーミスタ素子１４の電極１
４ｂに弾接する弾接部１６ａと、他端側に形成された引
き出し部１６ｂとからなる。
【００１９】正特性サーミスタ装置は、凹部１８に隔壁
１１ａ側から順に一方の給電端子１５，正特性サーミス
タ素子１４，他方の給電端子１６が正特性サーミスタ素
子１４の電極１４ａ，１４ｂにそれぞれ導通するように
して装填された後、凹部１８の開口面が蓋体１２で覆わ
れ、ケース１１の下方から略Ｕ字状開口部１７にその内
壁に対してほとんど隙間が生じることなく放熱筒１３が
挿通され、鍔１３ａ側とは反対側の放熱筒１３の上端部
がかしめられて構成される。そして、ケース１１と蓋体
１２とは、例えば、耐熱性のシリコン系接着剤等を用い
て接合される。このとき、正特性サーミスタ素子１４及
び他方の給電端子１６は凹部１８内に設けられた突部１
９によって一方の給電端子１５の細幅部１５ｃ方向への
移動が規制され、一方の給電端子１５の細幅部１５ｃと
の絶縁状態を維持するものである。また、一対の給電端
子１５，１６の引き出し部１５ｂ，１６ｂはケース１１
の切り欠き１１ｂ，１１ｃを介して凹部１８の側壁から
横方向に引き出される。さらに、一方の給電端子１５に
設けられた細幅部１５ｃは平板部１５ａから折り曲げら
れているものであって、凹部１８の内部壁面には当接し
ない位置に配設される。
１１ａ側から順に一方の給電端子１５，正特性サーミス
タ素子１４，他方の給電端子１６が正特性サーミスタ素
子１４の電極１４ａ，１４ｂにそれぞれ導通するように
して装填された後、凹部１８の開口面が蓋体１２で覆わ
れ、ケース１１の下方から略Ｕ字状開口部１７にその内
壁に対してほとんど隙間が生じることなく放熱筒１３が
挿通され、鍔１３ａ側とは反対側の放熱筒１３の上端部
がかしめられて構成される。そして、ケース１１と蓋体
１２とは、例えば、耐熱性のシリコン系接着剤等を用い
て接合される。このとき、正特性サーミスタ素子１４及
び他方の給電端子１６は凹部１８内に設けられた突部１
９によって一方の給電端子１５の細幅部１５ｃ方向への
移動が規制され、一方の給電端子１５の細幅部１５ｃと
の絶縁状態を維持するものである。また、一対の給電端
子１５，１６の引き出し部１５ｂ，１６ｂはケース１１
の切り欠き１１ｂ，１１ｃを介して凹部１８の側壁から
横方向に引き出される。さらに、一方の給電端子１５に
設けられた細幅部１５ｃは平板部１５ａから折り曲げら
れているものであって、凹部１８の内部壁面には当接し
ない位置に配設される。
【００２０】かかる正特性サーミスタ装置は、一対の給
電端子１５，１６に通電されることにより、正特性サー
ミスタ素子１４が定温発熱し、その熱が一方の給電端子
１５の平板部１５ａおよびケース１１の隔壁１１ａを介
して，ケース１１から放熱筒１３に伝導される。この
際、正特性サーミスタ素子１４の主面である電極１４ａ
は平板部１５ａを介してケース１１の隔壁１１ａと面接
触し、ケース１１へ効率よく熱が伝導する。したがっ
て、正特性サーミスタ素子１４からの熱が放熱筒１３に
効率良く伝導されるとともに、放熱筒１３は熱伝導がよ
いため放熱筒１３の温度分布が均一になる。
電端子１５，１６に通電されることにより、正特性サー
ミスタ素子１４が定温発熱し、その熱が一方の給電端子
１５の平板部１５ａおよびケース１１の隔壁１１ａを介
して，ケース１１から放熱筒１３に伝導される。この
際、正特性サーミスタ素子１４の主面である電極１４ａ
は平板部１５ａを介してケース１１の隔壁１１ａと面接
触し、ケース１１へ効率よく熱が伝導する。したがっ
て、正特性サーミスタ素子１４からの熱が放熱筒１３に
効率良く伝導されるとともに、放熱筒１３は熱伝導がよ
いため放熱筒１３の温度分布が均一になる。
【００２１】なお、放熱筒１３は、その内部空間に殺虫
液が浸透している芯（図示せず）が挿入され、放熱筒１
３の熱によって殺虫液が暖められ、芯から殺虫液を蒸発
させる機能を有するものである。
液が浸透している芯（図示せず）が挿入され、放熱筒１
３の熱によって殺虫液が暖められ、芯から殺虫液を蒸発
させる機能を有するものである。
【００２２】次に、本発明の他の実施の形態を図２を参
照して詳細に説明する。但し、前述の一つの実施の形態
と同一部分については、同一の符号を付し、詳細な説明
を省略する。
照して詳細に説明する。但し、前述の一つの実施の形態
と同一部分については、同一の符号を付し、詳細な説明
を省略する。
【００２３】正特性サーミスタ装置は、ケース２１と蓋
体１２と放熱筒１３と正特性サーミスタ素子１４と一対
の給電端子２５，２６とから構成される。
体１２と放熱筒１３と正特性サーミスタ素子１４と一対
の給電端子２５，２６とから構成される。
【００２４】ケース２１は、例えば、アルミナ等の絶縁
性のセラミック材料からなり、放熱筒１３が圧着嵌合ま
たは挿入できる横断面が略Ｕ字状の開口部２７と、この
開口部２７の近傍に隔壁２１ａを介して正特性サーミス
タ素子１４及び一対の給電端子２５，２６が収納可能な
凹部２８とが形成されている。この凹部２８の側壁には
正特性サーミスタ素子１４及び一方の給電端子２５の移
動を規制する突部２９が設けられている。さらに、Ｕ字
状開口部２７の開口先端には放熱筒１３の抜け止めにな
る突起２７ａ，２７ａが形成されている。さらにまた、
ケース２１の側壁上部には一対の給電端子２５，２６の
引き出し部２５ｂ，２６ｂを挿入できる切り欠き２１
ｂ，２１ｃが形成されている。
性のセラミック材料からなり、放熱筒１３が圧着嵌合ま
たは挿入できる横断面が略Ｕ字状の開口部２７と、この
開口部２７の近傍に隔壁２１ａを介して正特性サーミス
タ素子１４及び一対の給電端子２５，２６が収納可能な
凹部２８とが形成されている。この凹部２８の側壁には
正特性サーミスタ素子１４及び一方の給電端子２５の移
動を規制する突部２９が設けられている。さらに、Ｕ字
状開口部２７の開口先端には放熱筒１３の抜け止めにな
る突起２７ａ，２７ａが形成されている。さらにまた、
ケース２１の側壁上部には一対の給電端子２５，２６の
引き出し部２５ｂ，２６ｂを挿入できる切り欠き２１
ｂ，２１ｃが形成されている。
【００２５】一対の給電端子２５，２６は一方の給電端
子２５と他方の給電端子２６とからなる。一方の給電端
子２５はＳＵＳ（ステンレス）等の金属からなる端子で
あって、一端側に形成された正特性サーミスタ素子１４
の電極１４ａに当接する平板部２５ａと、他端側に形成
されたケース１１の側部に引き出される引き出し部２５
ｂとからなり、平板部２５ａと引き出し部２５ｂとの間
には引き出し部２５ｂの幅方向に切り欠き又はスリット
等によって形成される細幅部２５ｃが設けられている。
他方の給電端子２６は弾性を有するＳＵＳ又はリン青銅
等の金属からなる端子であって、一端側に形成された正
特性サーミスタ素子１４の電極１４ｂに弾接する弾接部
２６ａと、他端側に形成されたケース１１の側部に引き
出される引き出し部２６ｂとからなる。
子２５と他方の給電端子２６とからなる。一方の給電端
子２５はＳＵＳ（ステンレス）等の金属からなる端子で
あって、一端側に形成された正特性サーミスタ素子１４
の電極１４ａに当接する平板部２５ａと、他端側に形成
されたケース１１の側部に引き出される引き出し部２５
ｂとからなり、平板部２５ａと引き出し部２５ｂとの間
には引き出し部２５ｂの幅方向に切り欠き又はスリット
等によって形成される細幅部２５ｃが設けられている。
他方の給電端子２６は弾性を有するＳＵＳ又はリン青銅
等の金属からなる端子であって、一端側に形成された正
特性サーミスタ素子１４の電極１４ｂに弾接する弾接部
２６ａと、他端側に形成されたケース１１の側部に引き
出される引き出し部２６ｂとからなる。
【００２６】正特性サーミスタ装置は、凹部２８に底面
２１ｅから順に一方の給電端子２５，正特性サーミスタ
素子１４，他方の給電端子２６が正特性サーミスタ素子
１４の電極１４ａ，１４ｂにそれぞれ導通するようにし
て装填された後、凹部２８の開口面が蓋体１２で覆わ
れ、ケース２１の下方から略Ｕ字状開口部２７にその内
壁に対してほとんど隙間が生じることなく放熱筒１３が
挿通され、鍔１３ａ側とは反対側の放熱筒１３の上端部
がかしめられて構成される。そして、ケース２１と蓋体
１２とは、例えば、耐熱性のシリコン系接着剤等を用い
て接合される。このとき、正特性サーミスタ素子１４及
び他方の給電端子２６は凹部２８内に設けられた突部２
９によって一方の給電端子２５の細幅部２５ｃ方向への
移動が規制され、一方の給電端子２５の細幅部２５ｃと
の絶縁状態を維持するものである。また、一対の給電端
子２５，２６の引き出し部２５ｂ，２６ｂはケース２１
の切り欠き２１ｂ，２１ｃを介して凹部２８の側壁から
横方向に引き出される。さらに、一方の給電端子２５に
設けられた細幅部２５ｃは平板部２５ａから折り曲げら
れているものであって、凹部２８の内部壁面には当接し
ない位置に配設される。
２１ｅから順に一方の給電端子２５，正特性サーミスタ
素子１４，他方の給電端子２６が正特性サーミスタ素子
１４の電極１４ａ，１４ｂにそれぞれ導通するようにし
て装填された後、凹部２８の開口面が蓋体１２で覆わ
れ、ケース２１の下方から略Ｕ字状開口部２７にその内
壁に対してほとんど隙間が生じることなく放熱筒１３が
挿通され、鍔１３ａ側とは反対側の放熱筒１３の上端部
がかしめられて構成される。そして、ケース２１と蓋体
１２とは、例えば、耐熱性のシリコン系接着剤等を用い
て接合される。このとき、正特性サーミスタ素子１４及
び他方の給電端子２６は凹部２８内に設けられた突部２
９によって一方の給電端子２５の細幅部２５ｃ方向への
移動が規制され、一方の給電端子２５の細幅部２５ｃと
の絶縁状態を維持するものである。また、一対の給電端
子２５，２６の引き出し部２５ｂ，２６ｂはケース２１
の切り欠き２１ｂ，２１ｃを介して凹部２８の側壁から
横方向に引き出される。さらに、一方の給電端子２５に
設けられた細幅部２５ｃは平板部２５ａから折り曲げら
れているものであって、凹部２８の内部壁面には当接し
ない位置に配設される。
【００２７】かかる正特性サーミスタ装置は、一対の給
電端子２５，２６に通電されることにより、正特性サー
ミスタ素子１４が定温発熱し、その熱が一方の給電端子
２５の平板部２５ａ，ケース２１の底面２１ｅおよび隔
壁２１ａを介してケース２１の略Ｕ字状開口部２７から
放熱筒１３に伝導される。この際、正特性サーミスタ素
子１４の主面である電極１４ａは平板部２５ａを介して
ケース２１の底面２１ｅと面接触し、ケース２１へ効率
よく熱が伝導する。したがって、正特性サーミスタ素子
１４からの熱が放熱筒１３に効率良く伝導されるととも
に、放熱筒１３は熱伝導がよいため放熱筒１３の温度分
布が均一になる。
電端子２５，２６に通電されることにより、正特性サー
ミスタ素子１４が定温発熱し、その熱が一方の給電端子
２５の平板部２５ａ，ケース２１の底面２１ｅおよび隔
壁２１ａを介してケース２１の略Ｕ字状開口部２７から
放熱筒１３に伝導される。この際、正特性サーミスタ素
子１４の主面である電極１４ａは平板部２５ａを介して
ケース２１の底面２１ｅと面接触し、ケース２１へ効率
よく熱が伝導する。したがって、正特性サーミスタ素子
１４からの熱が放熱筒１３に効率良く伝導されるととも
に、放熱筒１３は熱伝導がよいため放熱筒１３の温度分
布が均一になる。
【００２８】本発明による正特性サーミスタヒータ装置
では、正特性サーミスタ素子１４に過電流が流れた場
合、一方の給電端子１５，２５に設けられた細幅部１５
ｃ，２５ｃが溶断して正特性サーミスタヒータ装置に流
れる電流を遮断することができるヒューズ機能を有す
る。なお、細幅部１５ｃ，２５ｃを一方の給電端子１
５，２５に設けたが、他方の給電端子１６，２６に設け
ることもできる。
では、正特性サーミスタ素子１４に過電流が流れた場
合、一方の給電端子１５，２５に設けられた細幅部１５
ｃ，２５ｃが溶断して正特性サーミスタヒータ装置に流
れる電流を遮断することができるヒューズ機能を有す
る。なお、細幅部１５ｃ，２５ｃを一方の給電端子１
５，２５に設けたが、他方の給電端子１６，２６に設け
ることもできる。
【００２９】また、ケース１１，２１の凹部１８，２８
が蓋体１２によって簡易密閉されるため、正特性サーミ
スタ素子１４と一対の給電端子１５，１６または一対の
給電端子２５，２６との接点部等への障害となる有害物
質、例えば、殺虫液の蒸気等から保護することができ
る。
が蓋体１２によって簡易密閉されるため、正特性サーミ
スタ素子１４と一対の給電端子１５，１６または一対の
給電端子２５，２６との接点部等への障害となる有害物
質、例えば、殺虫液の蒸気等から保護することができ
る。
【００３０】さらにまた、取付け用基台１２ｂ自体をク
ランプ、または、基台１２ｂに設けられた切り欠き１２
ｃを用いてねじ止め等をして、正特性サーミスタ装置を
液体式電子蚊取器本体等に容易に取り付け固定すること
ができる。
ランプ、または、基台１２ｂに設けられた切り欠き１２
ｃを用いてねじ止め等をして、正特性サーミスタ装置を
液体式電子蚊取器本体等に容易に取り付け固定すること
ができる。
【００３１】なお、図１に示すように、上述した実施の
形態のケース１１，２１と蓋体１２との間にマイカ等の
不燃性絶縁体からなり、ケース１１，２１の凹部１８の
開口面を覆う中蓋２０を配設することが好ましい。この
場合、正特性サーミスタ素子１４の周囲を不燃性絶縁物
のケース１１，２１及び中蓋２０が取り囲むため、蓋体
１２の材質にかかわらず耐熱性が増すものである。
形態のケース１１，２１と蓋体１２との間にマイカ等の
不燃性絶縁体からなり、ケース１１，２１の凹部１８の
開口面を覆う中蓋２０を配設することが好ましい。この
場合、正特性サーミスタ素子１４の周囲を不燃性絶縁物
のケース１１，２１及び中蓋２０が取り囲むため、蓋体
１２の材質にかかわらず耐熱性が増すものである。
【００３２】また、ケース１１，２１は、その材料とし
てセラミック等の絶縁体を例にして説明したが、より熱
伝導率が大きくかつ粉末成形性に適した純度７５％以上
のアルミナ磁器から構成されることがより好ましい。
てセラミック等の絶縁体を例にして説明したが、より熱
伝導率が大きくかつ粉末成形性に適した純度７５％以上
のアルミナ磁器から構成されることがより好ましい。
【００３３】さらにまた、正特性サーミスタ素子１４
と、平板部１５ａ，２５ａと、ケース１１の隔壁１１ａ
またはケース２１の底面２１ｅ、との間にシリコングリ
ス等を塗布することが好ましい。この場合、各部材との
間のわずかな空気層をシリコングリスが充填されてさら
に熱伝達がよくなる。
と、平板部１５ａ，２５ａと、ケース１１の隔壁１１ａ
またはケース２１の底面２１ｅ、との間にシリコングリ
ス等を塗布することが好ましい。この場合、各部材との
間のわずかな空気層をシリコングリスが充填されてさら
に熱伝達がよくなる。
【００３４】以上のように、本発明に係る正特性サーミ
スタヒータ装置は前記実施の形態に限定するものでな
く、その要旨の範囲内で種々に変形することができる。
スタヒータ装置は前記実施の形態に限定するものでな
く、その要旨の範囲内で種々に変形することができる。
【００３５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による正特性
サーミスタ装置では、次のような効果がある。
サーミスタ装置では、次のような効果がある。
【００３６】１．正特性サーミスタ素子の形状が板状の
ため、成形及び焼成が容易であって、また、反りなどの
発生が少なく研磨などの後加工が不必要である。
ため、成形及び焼成が容易であって、また、反りなどの
発生が少なく研磨などの後加工が不必要である。
【００３７】２．発熱した正特性サーミスタ素子からの
熱伝達経路が、平端子，絶縁ケース，放熱筒となり、正
特性サーミスタ素子から放熱筒までの熱伝達経路が短く
且つ空気層を介しないため熱効率が良い。
熱伝達経路が、平端子，絶縁ケース，放熱筒となり、正
特性サーミスタ素子から放熱筒までの熱伝達経路が短く
且つ空気層を介しないため熱効率が良い。
【００３８】３．略Ｕ字状の開口部側を除いては正特性
サーミスタ素子と絶縁ケースとの間に熱伝導が悪い空気
層が設けられており、無駄な熱放散を防ぐ。
サーミスタ素子と絶縁ケースとの間に熱伝導が悪い空気
層が設けられており、無駄な熱放散を防ぐ。
【００３９】４．ケースと蓋体とを、Ｕ字状開口部及び
貫通孔を重ねてに放熱筒を挿入してかしめるため容易か
つ強固に固定することができる。また、蓋体を熱伝導が
悪い樹脂から構成しているために、正特性サーミスタ素
子からケースに伝わる熱が蓋体にあまり伝わることなく
ケースに効率よく伝わる。
貫通孔を重ねてに放熱筒を挿入してかしめるため容易か
つ強固に固定することができる。また、蓋体を熱伝導が
悪い樹脂から構成しているために、正特性サーミスタ素
子からケースに伝わる熱が蓋体にあまり伝わることなく
ケースに効率よく伝わる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一つの実施の形態に係る正特性サーミ
スタ装置の分解斜視図である。
スタ装置の分解斜視図である。
【図２】本発明の他の実施の形態に係る正特性サーミス
タ装置の分解斜視図である。
タ装置の分解斜視図である。
【図３】従来例の断面図である。
１１，２１ ケース １１ａ 隔壁 １２ 蓋体 １３ 放熱筒 １４ 正特性サーミスタ素子 １４ａ，１４ｂ 電極 １７，２７ Ｕ字状開口部 １８，２８ 凹部 ２１ｅ 底面
Claims (3)
- 【請求項１】 略Ｕ字状の開口部及び該Ｕ字状開口部近
傍に形成された凹部を有するケースと、両主面に電極が
形成された平板状の正特性サーミスタ素子と、一対の給
電端子と、放熱筒と、蓋体と、から構成され、 前記放熱筒が前記Ｕ字状開口部の内側に配設され、 前記一対の給電端子は、一方が略平板部を有する給電端
子と、他方が弾接部を有する給電端子とからなり、 前記ケースの凹部に前記一方の給電端子、前記正特性サ
ーミスタ素子及び前記他方の給電端子が収容され、前記
正特性サーミスタ素子の両主面の電極と前記一対の給電
端子とが各々導通されるとともに、前記一対の給電端子
の引き出し部が前記ケースの凹部の側部から引き出さ
れ、 前記蓋体によって前記ケースの凹部開口面が覆われてい
ることを特徴とする正特性サーミスタ装置。 - 【請求項２】 前記正特性サーミスタ素子が前記一方の
給電端子の平板部を介して前記略Ｕ字状開口部と前記凹
部との間に位置する隔壁または前記凹部の底面に面接触
していることを特徴とする請求項１に記載の正特性サー
ミスタ装置。 - 【請求項３】 前記蓋体は、熱伝導率が低い樹脂からな
り、前記ケースの略Ｕ字状開口部に対応して略円形状の
貫通孔を有しており、 前記放熱筒が前記ケースの略Ｕ字状開口部と前記蓋体の
貫通孔に挿入係止されることにより、前記蓋体が前記ケ
ースに固定されていることを特徴とする請求項１または
２に記載の正特性サーミスタ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201151A JPH0950902A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 正特性サーミスタ装置 |
| CN96109302A CN1088902C (zh) | 1995-08-07 | 1996-08-07 | 正温度系数热敏装置 |
| KR1019960032905A KR100245793B1 (ko) | 1995-08-07 | 1996-08-07 | 정특성서 미스터장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201151A JPH0950902A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 正特性サーミスタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950902A true JPH0950902A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16436239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7201151A Pending JPH0950902A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 正特性サーミスタ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0950902A (ja) |
| KR (1) | KR100245793B1 (ja) |
| CN (1) | CN1088902C (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005088732A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 端子ボックス |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100824697B1 (ko) * | 2006-09-28 | 2008-04-24 | 세광테크놀러지 (주) | 서미스터를 이용하는 방열 장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0631684Y2 (ja) * | 1987-01-17 | 1994-08-22 | ティーディーケイ株式会社 | 正特性サ−ミスタ装置 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP7201151A patent/JPH0950902A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-07 KR KR1019960032905A patent/KR100245793B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-08-07 CN CN96109302A patent/CN1088902C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005088732A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 端子ボックス |
| US7432439B2 (en) | 2004-03-12 | 2008-10-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Terminal box |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1088902C (zh) | 2002-08-07 |
| KR970012802A (ko) | 1997-03-29 |
| KR100245793B1 (ko) | 2000-03-02 |
| CN1148164A (zh) | 1997-04-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0290159B1 (en) | PTC heating device | |
| KR100845940B1 (ko) | 전기식 확산기용 가열장치 | |
| EP0591537B1 (en) | Thermister device of positive characteristic | |
| JPH0950902A (ja) | 正特性サーミスタ装置 | |
| JPH0514470Y2 (ja) | ||
| JPH08264303A (ja) | 正特性サーミスタ装置 | |
| US4889970A (en) | Facial sauna | |
| JP2003173858A (ja) | Ｐｔｃヒータを用いた放熱装置 | |
| JPH1075997A (ja) | 芳香発生装置 | |
| JPH10263066A (ja) | 芳香発生装置 | |
| JP2008035797A (ja) | 液体蒸散器用発熱装置 | |
| KR940007846Y1 (ko) | 증기 가습기의 피티씨(ptc) 소자 체결장치 | |
| JP3043016B2 (ja) | 発熱装置 | |
| JPS5845786B2 (ja) | 発熱ユニツト | |
| JPH0526722Y2 (ja) | ||
| JP2578593Y2 (ja) | 加熱装置 | |
| JPH0878207A (ja) | 正特性サーミスタ装置 | |
| JPH0845704A (ja) | 正特性サーミスタ装置 | |
| JPH0234797Y2 (ja) | ||
| JPH0855704A (ja) | 正特性サーミスタ装置 | |
| JPS592153B2 (ja) | 加熱器 | |
| KR100498750B1 (ko) | 전기제품용 ｐｔｃ히터 및 방열판 구조 | |
| KR0143879B1 (ko) | 정특성 서미스터장치 | |
| JPH1075996A (ja) | 芳香発生装置 | |
| JP2552634Y2 (ja) | 正特性サーミスタ装置 |