JPH09505270A - 類澱粉症状態を治療する医薬組成物調製のためのリグナン誘導体の使用 - Google Patents

類澱粉症状態を治療する医薬組成物調製のためのリグナン誘導体の使用

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JPH09505270A
JPH09505270A JP7500542A JP50054295A JPH09505270A JP H09505270 A JPH09505270 A JP H09505270A JP 7500542 A JP7500542 A JP 7500542A JP 50054295 A JP50054295 A JP 50054295A JP H09505270 A JPH09505270 A JP H09505270A
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Abstract

(57)【要約】 一般式(I) [式中、Rは、OHもしくはOCH3であり、そしてR’は、アルキル、アリールもしくは複素環残基である]で示されるポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドもしくは4’−デメチルポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドのアセタールは、類澱粉症状態を治療もしくは予防する医薬組成物調製のために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 類澱粉症状態を治療する医薬組成物調製のためのリグナン誘導体の使用 本発明は、ある種の疾病を治療する医薬組成物調製のためのある種のリグナン 誘導体の使用に関する。より具体的には、本発明は、類澱粉症状態を治療もしく は予防する医薬組成物調製のためのポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノ シドおよび4’−デメチルポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドのあ る種のアセタール類の使用に関する。さらにまた、本発明は、類澱粉症の状態に 罹患している宿主の治療方法に関する。 類澱粉症は、アミロイドが、全身的もしくは局所的に宿主に存在している状態 もしくは疾病の一般的名称である。アミロイド組織は、ある特徴的な性質をもつ 化学的に不均一な物質に関する集合的名称であるアミロイドの含有量に特徴があ る。アミロイドの共通の形態は、小タンパク質(3000ないし約30,000 ダルトンの分子量)が、互いに積み重ねられ、いわゆるβシートに水素結合を通 して結合されて、薄い原繊維を生じる特殊な二次および三次構造である。これら の原繊維は、直径約7.5ナノメーターをもち、電子顕微鏡でのみ見ることがで き、すべてのアミロイド物質の主材料を構成する。多くの異なるタンパク質は、 このようにして原繊維を形成する性質をもっているが、ただ1種のタンパク質の みは、特別な沈着において原繊維を構築する。タンパク質原繊維は、アミロイド 物質のコアを構成し、酵素的やその他の分解に対するその抵抗性のようなある特 徴的性質、および実際的に重要なある染色性を、この物質に与える。また、他の 成分が、すべてのアミロイド物質に存在する。 アミロイド原繊維は、その結合体の部位に形成される。原繊維が、細胞外か細 胞内かのいずれで形成されるかは、まだ知られていない。原繊維の部分を形成す るタンパク質は、結合体の部位(局所類澱粉症)か、またはその他のある部位、 例えば、肝臓もしくは骨髄か、いずれかの細胞内で合成され、そして血漿によっ て結合体の部位に運ばれる(全身系類澱粉症)。 原繊維を形成するタンパク質の型に応じて、多数の種々のアミロイド型が知ら れている。しかしながら、アミロイドのすべての型は、病変性と見なされ、正常 に存在するアミロイド原繊維は、全く見いだされなかった。このことは、すべて のアミロイドが、原繊維の異常な形成の発現であることを結論づける。アミロイ ド原繊維が、なぜ、分解されず、代わりに積極的に組み入れられるかは、まだ知 られていない。これについての1つの説明は、原繊維における強い分子内結合に あり、そして多分また、プロテオグリカンの保護的被包にあるかも知れない。ア ミロイドは、いかなる炎症反応をも、めったに引き起こさないことも注目される 。 アミロイド物質の病原的重要性は、その物質が占める空間に、周辺組織の萎縮 を結果的起こすことに大きく依存する。細胞間および細胞群と血管の間に沈積さ れるアミロイドは、多分、栄養物や他の物質の輸送を妨害するであろう。細胞膜 は、原繊維の侵入によって損傷されるであろう。さらにまた、アミロイド物質は 、少なくとも糸球体における基底膜に対して、濾過効率が減退するように作用す ると思われる。 類澱粉症は、ある種の精神病、神経性疾患および膠原病のような多くの病気と の関連において観察されてきた。これに関連する種々の型の精神病の中では、ア ルツハイマー病、老人性痴呆および多梗塞痴呆を挙げることができ、そして神経 性疾患では、多発性硬化症および頭傷害を挙 げることができる。膠原病の例は、変形関節炎を挙げることができる。アミロイ ドは、老人性体系類澱粉症(S−TTR)と他の疾病における主診断に加えて、 一次性(S−AL)および二次性(S−AA)現象の両方を現す。アミロイドの アミノ酸配列は、一次性疾病に非常に依存するであろう。 しかしながら、変形関節炎は、常に、アミロイドの存在に関連しているわけで はないことを、注意しなければならない。反対に、アミロイドは、時には、変形 関節炎以外の他の罹患、例えば頭蓋の外傷、骨髄腫もしくはアルツハイマー病の 最初の徴候として検出される。 驚くべきことに、ある種のリグナン誘導体は、類澱粉症の状態に罹った宿主に 投与された場合に、この目的のための先行技術の組成物に伴われる重篤な副作用 を引き起こすことなく、アミロイドの形成を抑制する性質を有することが、ここ に発見された。これらの誘導体は、一般式 [式中、Rは、OHもしくはOCH3であり、そしてR’は、アルキル、アリー ルもしくは複素環残基である] をもつポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドおよび4’−デメチルポ ドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドのアセタール類である。 そのような化合物は、Arzneimittel-Forschung 11(1961)459および英国特許 第823,068号のような文献から既に知られている。 したがって、本発明は、類澱粉症状態を治療もしくは予防する医薬組成物調製 のための、式(I) [式中、Rは、OHもしくはOCH3であり、そしてR’は、アルキル、アリー ルもしくは複素環残基である] をもつポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドおよび4’−デメチルポ ドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドのアセタール類の使用に関する。 さらに、本発明は、式 [式中、Rは、OHもしくはOCH3であり、そしてR’は、アルキル、アリー ルもしくは複素環残基である] をもつポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドおよび4’−デ メチルポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドのアセタール類の少なく とも1種の有効量を、該宿主に投与することを含む類澱粉症状態に罹った宿主の 治療方法に関する。問題の宿主は、普通には、哺乳動物、もっとも好ましくは、 ヒトである。 一般式(I)において、好ましくは、R’は、メチル、フェニルもしくはテニ ール基である。 上式に包含される化合物は、純粋な化合物として単独でも、または他のものと 一緒に混合物でも使用される。 式(I)に述べられるアセタールは、英国特許第823,068号に記載のように、 ルイス酸、例えば無水塩化亜鉛の存在で、適切なアルデヒドによるポドフィロト キシン−β−D−グルコピラノシドもしくは4’−デメチルポドフィロトキシン −β−D−グルコピラノシドの処理によって得ることができる。また、アルデヒ ドは、エピポドフィロトキシン群の同類の化合物に関する Journal of Medicina l Chemistry 14(1971)937 に記載のような、そのジアルキルアセタールによっ て置き換えることもできる。 リグナンの修飾グリコシド、その中で、ポドフィロトキシン−4,6−O−ベ ンジリデン−β−D−グルコピラノシドおよび4’−デメチルポドフィロトキシ ン−4,6−O−ベンジリデン−β−D−グルコピラノシドの粗混合物は、「プ ロレシド(proresid)」の名で知られ、1950年以来治療に使用され てきた。その混合物は、これらの2種のグルコシドに加えて、多くの他のリグナ ン誘導体、フラボンおよびフラボノールを含み、そしてこれらの構成分のあるも のは、強い変異原性があるとして知られる。「プロレシド」の正確な組成は、広 い範囲内で変化できる。 本来、「プロレシド」は、抗ガン剤として使用されたが、後に、その抗ガン効 果は、他の細胞静止剤と比較して限定されることが分かり、それゆえ、この目的 でのその使用は中断された。その後、「プロレシド」は、変形関節炎の治療に、 良好な結果をもって使用でき、そして、偶然行われた二次性類澱粉症の治療に、 相応の結果をもって使用できることが分かった(M.Ahlmen et al;Clinical Rh eumatology,1987,No.1,p.27-28)。 しかしながら、類澱粉症治療におけるプロレシドの使用は、最初に胃腸管にお ける非常に強い副作用を伴った。これらの副作用は、その治療剤を、実際に有用 な治療効果を発揮させるべき十分高い用量で投与することを不可能にした。その 副作用、特に下痢は、同時に止瀉薬を投与するにも拘わらず、しばしば治療を中 断することが必要なほど深刻であった。 しかしながら、本式(I)によって定義された純粋な化合物の使用によって、 望ましくない副作用の発生は、劇的に減少した。したがって、「プロレシド」で 治療された患者15人についての研究では、これらの患者の11人が、止瀉薬で 規則的に治療されて、重篤な胃腸管の副作用を抑えることができた。続いて、同 じ患者群が、純粋なポドフィロトキシン−4,6−O−ベンジリデン−β−D− グルコピラノシドおよび4’−デメチルポドフィロトキシン−4,6−O−ベン ジリデン−β−D−グルコピラノシドの混合物に切り替えられた時には、2人の 患者だけが、止瀉薬による治療を必要とした。このことは、明らかに、本発明に よる化合物が、望ましくない胃腸管の副作用の発生を顕著に低下させることを示 している。それゆえ、それらは、望ましくない副作用の発生を増加させることな く、受容できる治療効果を与えるように、より大量に 投与することができる。 望ましくない副作用の発生におけるこの非常に著しい改善は、全く予期されず 、先行技術からは予測できなかった。ポドフィロトキシンは、非常に強い刺激作 用をもち、そしてこの作用は、胃腸管においてもっとも顕著であることは、当業 者にとって周知である。これらの作用は、すべてのポドフィロトキシン誘導体に 共通であると信じられてきたし、そして「プロレシド」混合物からある種の微量 成分を除去すれば、有用な治療効果をなお保持しながら、ただ低い、許容できる 副作用だけを示す特殊なポドフィロトキシン誘導体が残るであろうということは 、予測できなかった。 さらなる利点としては、本発明の化合物は、それらが純粋で、明確に定められ た化合物であるほど、一層予測できる安全な効果を与えるために使用できると言 える。これと反対に、「プロレシド」は、上述のようにかなり変化する組成をも つ非常に不明確な混合物である。本発明の化合物は、99%以上の高純度で得る ことができる。もちろん、このことは、本化合物を治療に使用することを容易に して、予測できる結果を得ることができる。 また、ベンジリデン化されたポドフィロトキシン配糖体の上記組み合わせ物は 、毒性値LD503000〜5000mg/kgp.o.をもち、一方「プロレシ ド」の毒性は、LD50550〜850mg/kgp.o.をもつ。これは、本発 明のさらなる利点である。 本化合物は、これまでに、多数の他の薬物動態効果をもつことが知られている 。かくして、それらは、リンパB−およびT−細胞(「キラー細胞」)の活性を 抑制するので、それらは、免疫の中和反応に使用することができる。また、それ らは、微小管への作用により、細胞***、特 に中期の細胞***を阻害する。 本発明によれば、目的の化合物は、適切な医薬組成物に製剤化される。そのよ うな組成物は、通常、そのような組成物の製剤化に常用される担体、添加剤およ び他の補助物質を含む。本医薬組成物は、経腸、経口、非経口もしくは局所投与 のために製剤化されてもよく、そしてそれらは、錠剤、粉剤、硬もしくは軟カプ セル剤、坐剤もしくは膣剤のような固形でも、軟膏剤、ゲル剤もしくはクリーム 剤のようなやや半液状でも、または液剤、乳剤もしくは懸濁剤のような液状でも よい。さらに、それらは、慣用の添加物、そしてまた、他の治療的に活性な薬剤 を含んでもよい。投与法および他の投与条件が既知の場合には、好適な組成物を 調製することは、当業者の能力内にある。 その用量は、病気の種類と重篤度、投与法、患者の年齢と状態等のようなファ クターを考慮して、当業者によって確定されるであろう。好適な用量は、体重1 kg、1日当たり約0.1〜20mgの範囲内にあることが分かった。 既に述べられたように、定義された化合物は、類澱粉症状態の治療もしくは予 防のための医薬調製物に使用される。そのような状態は、次の群の疾病に伴われ るであろう: 1. 精神病、例えばアルツハイマー病、老人性痴呆および多梗塞痴呆 2. 神経性疾患、例えば多発性硬化症および頭部傷害 3. 膠原病もしくは結合組織疾患、例えば変形関節炎。 本発明の化合物は、それらの治療的性質を決定するために、多くの薬学的、毒 性学的および臨床学的研究にかけられた。これらの研究のいくつかの結果は、次 の開示において記される。 ヒトリンパ球における薬物動態 本発明によるポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドおよび4’−デ メチルポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドの4,6−O−ベンジリ デン誘導体が、4種のヒト・リンパ芽球細胞系においてイン・ビトロで試験され た。その濃厚液が、模擬臨床条件に対して選択された。本誘導体は、主として、 細胞周期のG2期における細胞をブロックした。 また、わずかの遅延が、SおよびM期において観察された。他の2つの「中期 」ブロッカー、ポドフィロトキシンおよびタキソルと比較して、本誘導体は、細 胞周期遅延の異なる、用量/時間依存パターンを示した。 ある研究においては、患者は、ポドフィロトキシン−4,6−O−ベンジリデ ン−β−D−グルコピラノシドおよび4’−デメチルポドフィロトキシン−4, 6−O−ベンジリデン−β−D−グルコピラノシドの 性類澱粉症に対して、29〜132週の間で、時間を変えて治療された。腎クリ アランス、タンパク質漏洩および血液クレアチニンが、治療前後に測定された。 その結果は、次の表に総括される: 欄「I」の値は、基準値であり、欄「II」の値は、治療後得られた 値である。成功した治療では、腎クリアランスは増大し、タンパク質漏洩は低下 し、そして血液クレアチニンの減少が達成されるであろう。患者7人のうち6人 について、腎クリアランスは、増大し、そしてタンパク質漏洩は、顕著に低下し たことが分かるであろう。クリアランス値は、それが食物摂取に部分的に依存し ているので、幾分不明確である。 のに有用である性質、マイトジェン誘導のリンパ球増殖および用量/時間依存法 における免疫グロブリン合成を阻害することが示された。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月20日 【補正内容】 請求の範囲 1. 二次性類澱粉症状態を治療もしくは予防する医薬組成物調製のための、 一般式 [式中、Rは、OHもしくはOCH3であり、そしてR’は、アルキル、アリー ルもしくは複素環残基である] で示されるポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドおよび4’−デメチ ルポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドの少なくとも1種のアセター ルの使用。 2. 類澱粉症の状態が、精神病に伴われる、請求の範囲1記載の使用。 3. 該精神病が、アルツハイマー病、老人性痴呆もしくは多梗塞痴呆である 、請求の範囲2記載の使用。 4. 該医薬組成物が、体重1kg、1日当たり該アセタール0.1〜20m gを提供する、請求の範囲1〜3のいずれか1つに記載の使用。 5. 一般式 [式中、Rは、OHもしくはOCH3であり、そしてR’は、アルキル、アリー ルもしくは複素環残基である] で示されるポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドもしくは4’−デメ チルポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドの少なくとも1種のアセタ ールの有効量を、該宿主に投与することを含む二次性類澱粉症状態に罹った宿主 の治療方法。 6. 該類澱粉症の状態が、精神病に伴われる、請求の範囲6記載の方法。 7. 該精神病が、アルツハイマー病、老人性痴呆もしくは多梗塞痴呆である 、請求の範囲6記載の方法。 8. 該有効量が、体重1kg、1日当たり0.1〜20mgである、請求の 範囲5〜7のいずれか1つに記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 類澱粉症状態を治療もしくは予防する医薬組成物調製のための、一般式 [式中、Rは、OHもしくはOCH3であり、そしてR’は、アルキル、アリー ルもしくは複素環残基である] で示されるポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドおよび4’−デメチ ルポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドの少なくとも1種のアセター ルの使用。 2. 類澱粉症の状態が、精神病、神経性疾患もしくは膠原病のような疾病に 伴われる、請求の範囲1記載の使用。 3. 該精神病が、アルツハイマー病、老人性痴呆もしくは多梗塞痴呆である 、請求の範囲2記載の使用。 4. 該神経性疾患が、多発性硬化症もしくは頭部傷害である、請求の範囲2 記載の使用。 5. 該医薬組成物が、体重1kg、1日当たり該アセタール0.1〜20m gを提供する、請求の範囲1〜4のいずれかに記載の使用。 6. 一般式 [式中、Rは、OHもしくはOCH3であり、そしてR’は、アルキル、アリー ルもしくは複素環残基である] で示されるポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドもしくは4’−デメ チルポドフィロトキシン−β−D−グルコピラノシドの少なくとも1種のアセタ ールの有効量を、該宿主に投与することを含む類澱粉症状態に罹った宿主の治療 方法。 7. 該類澱粉症の状態が、精神病、神経性疾患もしくは膠原病のような疾病 に伴われる、請求の範囲6記載の方法。 8. 該精神病が、アルツハイマー病、老人性痴呆もしくは多梗塞痴呆である 、請求の範囲7記載の方法。 9. 該神経性疾患が、多発性硬化症もしくは頭部傷害である、請求の範囲7 記載の方法。 10.該有効量が、体重1kg、1日当たり0.1〜20mgである、請求の 範囲6〜9のいずれかに記載の方法。
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