JPH0950116A - フォトマスク及びその製造方法並びにそのフォトマスクを用いた露光方法 - Google Patents

フォトマスク及びその製造方法並びにそのフォトマスクを用いた露光方法

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JPH0950116A
JPH0950116A JP11515296A JP11515296A JPH0950116A JP H0950116 A JPH0950116 A JP H0950116A JP 11515296 A JP11515296 A JP 11515296A JP 11515296 A JP11515296 A JP 11515296A JP H0950116 A JPH0950116 A JP H0950116A
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    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
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    • G03F1/32Attenuating PSM [att-PSM], e.g. halftone PSM or PSM having semi-transparent phase shift portion; Preparation thereof
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーフトーン膜による高い光コントラストを
維持しながら、ステップアンドリピート方式での露光の
際の多重露光を防止することを可能とする。 【解決手段】 透明基板1上に、ハーフトーン膜2、遮
光膜3、及びレジスト4がこの順に成膜されたものに対
して、エリア毎に露光量を調節して膜厚差を有するよう
にレジスト4を除去する。その膜厚差を利用して、ハー
フトーン膜2及び遮光膜3に所定のパターンを形成す
る。このハーフトーンパターンはウェハ上のレジストに
転写するためのパターンである。また、遮光膜3は、チ
ップ間を分離するスクライブラインの内側エッジとフォ
トマスクの外周との間に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステップアンドリ
ピート方式で露光する際に発生する多重露光を防止する
フォトマスク及びその製造方法並びにそのフォトマスク
を用いた露光方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から半導体や集積回路等を製造する
ための露光方法として、拡大マスク(レチクル)を用い
縮小レンズによりパターンを縮小して、ウェハ上のレジ
ストに転写する縮小投影露光が知られている。この縮小
投影露光を行ってマスクパターンを転写する場合に、マ
スク透過光に位相を導入することによって、ウエハ上の
レジストパターンの解像度及び焦点深度を向上させる方
法がある。つまり、フォトマスク上の不透明部(遮光
部)を挟む両側の光透過部(開口部)の少なくとも一方
に、透過光の位相を180°反転させる透明膜(以下、
「シフタ」と称する)を配置すればよい。
【0003】しかしながら、複雑な素子パターンを作成
するためにはシフタの配置が困難であったり、マスクの
製造工程も従来に比べて倍増するという問題があった。
そこで、上記シフタの作成を不要とするために、パター
ンを形成するための遮光部に半透明膜(以下、「ハーフ
トーン膜」と称する)を用いたフォトマスク(以下、
「ハーフトーンマスク」と称する)の構成が特開平4−
136854号公報に開示されている。これは、開口部
を透過する光に対して、ハーフトーン膜からの若干の漏
れ光(一般的に6〜10%)を180°位相反転するこ
とにより、位相シフト効果を得るものである。
【0004】このハーフトーンマスクは、当初クロムと
SiO2 (SOG等)との二層構造であった。そして、
クロムの膜厚を薄くすることにより透過率を、また、S
iO2 の膜厚及び屈折率を調整することにより位相差を
制御していた。尚、SiOの膜厚は、 d=λ/(2n−2) で示される。但し、nは屈折率、λは露光光の波長であ
る。
【0005】しかし、SiOが非金属材料でレーザ
ーに熱吸収がないため、従来のクロムパターンの欠陥修
正と同様のレーザーザッピングがSiO2 パターンの欠
陥修正に適用できないという位相シフト法本来の問題点
が残っていた。この問題に対してシフタの代替材料が検
討された結果、特開平7−140635号公報にMoS
i等を酸窒化した膜を採用する構成が提案されている。
これにより、従来のレーザーザッピングが欠陥修正工程
に適用可能となった。さらに、このMoSi等を酸窒化
した膜は反応性スパッタ条件によって酸素や窒素の含有
率の制御ができるため、単層膜で透過率及び位相差を同
時に満足することを可能とした。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、縮小投影露
光でマスクパターンを被転写基板、例えばウェハに転写
する場合、ステップアンドリピート方式の縮小投影露光
装置(以下、「ステッパ」と称する)を使用することが
できる。このステッパで用いられるフォトマスクは、1
つまたは複数の集積回路チップの回路パターンが描か
れ、チップ領域の外側を囲むスクライブラインが設定さ
れている。スクライブラインは、例えば、本発明の説明
図である図3(a)においてスクライブラインの外側エ
ッジSOと内側エッジSIとで囲まれた領域である。
【0007】図5(a)に一般的なステップアンドリピ
ート方式の露光方法を示す。ステッパのブラインド18
に対して、所定パターンが形成されたハーフトーン膜を
有する透明基板17(フォトマスク)が配置され、ウェ
ハの被加工材20上のレジスト19において、ほぼブラ
インド18のエッジ間に対応した領域(図中の斜線部)
が露光される。
【0008】通常、ステップアンドリピートの際のステ
ップピッチは、集積回路チップのサイズ(SI−SI間
の距離)にスクライブライン幅(SI−SO間の距離)
を加えた値としている。すなわち、ステップピッチは、
スクライブラインのセンターSC・SC間の距離に一致
する。したがって、次の領域を露光する場合、図5
(a)に示す右側のセンターSCが図5(b)に示す左
側のセンターSCに一致するようにウェハが移動する。
【0009】このため、最初の露光領域I’と次の露光
領域II’とが重なる多重露光部III’が形成され、スク
ライブラインは常に2重露光となる。さらに、スクライ
ブラインのコーナー部は他の隣接する露光領域と重な
り、4重露光となる。
【0010】従来のクロムマスクでは、スクライブライ
ン上は遮光膜で覆われていたので、スクライブライン上
は遮光されていたが、ハーフトーンマスクは遮光部が若
干の透過率を有するハーフトーン膜である。したがっ
て、一回の露光ではレジスト19は遮光部の数%の露光
量を受けるだけだが、多重露光されるとレジスト19の
受ける露光量が増えるので、多重露光部III ’のレジス
ト抜け、あるいは膜減り等が問題となる。
【0011】また、図3(a)のフォトマスクの平面図
において、ステッパのブラインドエッジBEはスクライ
ブラインの外側エッジSOと一致させることができれば
良いが、通常、位置合わせ余裕を考慮し、間隔W(約2
mm)程度外側エッジSOよりも外側に位置している。
このため、図5(b)に示すように、ブラインドエッジ
BEと外側エッジSOとの間隔エリアに対応するレジス
ト19上の領域IV’は、隣接する集積回路チップ内のデ
バイス(レジスト)パターンと多重露光となる。この場
合、上記フォトマスク上の間隔エリアの透過率がゼロで
ない限り、デバイスパターンには追加露光量に応じた寸
法変動が生じることになる。
【0012】この対策として、例えば、特開平6−17
5347号公報に、遮光したい領域に縮小投影露光系の
解像度限界以下のピッチでパターンを配置し、逆位相の
光干渉効果により透過率を低減する方法が開示されてい
る。例えば、i線ステッパを想定した場合、必要な遮光
効果を得るためには、ピッチ2.0μm(このうち約1
/2が開口部)前後で開口部は±0.2μm程度の精度
で加工する必要がある。尚、約20%の露光量でレジス
ト膜の膜減りが起こるなら、透過率が約4%以下の遮光
効果を得る必要がある。
【0013】しかしながら、上記遮光を目的としたパタ
ーンの異常(例えば、マスク欠陥、部分的開口サイズ異
常)を0.2μmの精度でフォトマスク自動欠陥検査機
を用いて検出することは、現在の技術では非常に困難で
ある。したがって、上記従来の技術では、フォトマスク
段階で遮光性能の保証ができないという問題点がある。
【0014】別の対策として、ハーフトーン膜だけでな
く、遮光膜を回路パターン形成領域の周辺領域に積層す
ることで、多重露光を防ぐことも提案されている。しか
し、ハーフトーン膜からなるパターンと遮光膜からなる
パターンとは別のパターニング工程で形成されるので、
位置合わせ精度が良くない。したがって、スクライブラ
インの内側エッジSIと遮光膜のエッジとを整合させる
ことは難しく、図5(b)で示す多重露光部III ’を精
度良くなくすことができない。
【0015】また、スクライブライン上にはバーニアや
線幅測定用パターン、さらにはテストパターン等も形成
されるが、遮光膜形成領域内にこれらのパターンを形成
することはほとんど不可能であり、遮光膜はそれらのパ
ターンの外側、つまりスクライブラインの外側エッジS
O付近から外側に遮光膜が形成される。そうすると、ス
クライブライン上は多重露光されることになり、スクラ
イブライン上の種々のパターンの寸法変動が生じてしま
う。
【0016】このようなスクライブライン上での多重露
光を防ぐためには、ステップピッチを大きくして多重露
光領域をなくすこともできるが、それではステップピッ
チで定義されるチップサイズが大きくなり、ウェハ上に
形成できるチップ数が少なくなってしまう。
【0017】それらを防止するためにスクライブライン
上に遮光膜を配置し、スクライブライン上のパターンは
遮光膜とハーフトーン膜とからなるパターンを同時にパ
ターニングして形成することも考えられるが、それでは
フォトマスク内に遮光膜パターンとハーフトーン膜パタ
ーンとが混在することになる。しかし、ハーフトーン膜
パターンのための最適露光量と遮光膜パターンのための
最適露光量とが異なるなど、露光条件が違うため、両者
を同時に適正に転写することは困難である。例えば、
0.4μmの幅のパターンの場合、ハーフトーン膜パタ
ーンの最適露光量を得るための露光時間が300mse
c、遮光膜パターンでは800msecとすると、30
0msecの露光を行えば遮光膜パターンでは露光不足
となり、解像しないか、解像してもパターンの幅が狭く
なってしまう。
【0018】また、フォトマスクの製造工程において、
ハーフトーン膜をパターニングするためのレジストへの
電子ビーム(EB)露光におけるレジストの終点検出
は、単枚ディップ形態で現像液を介してフォトマスク表
面と対向電極との間を流れる微小電流を検知する方法が
知られている。ここで、フォトマスク表面においてレジ
ストが溶解して金属膜が露出した部分が電極となる。こ
の方法では、現像の終点検出を精度よく安定的に行うた
めには、フォトマスク表面(電極部分)のシート抵抗を
小さくして、微小電流を検知できるようにしておく必要
がある。
【0019】一方、ハーフトーン膜は一般的にMoS
i、Cr等の酸・窒化膜が用いられており、Ar+O2
又はAr+O2 +N2 ガスで反応性スパッタにより形成
される。ハーフトーン膜に要求される透過率(6〜10
%)と屈折率(2.0〜2.5)とを同時に満足するた
めには、ある程度酸素および窒素の含有率が必要となる
ため、シート抵抗は従来のクロム膜と比較して飛躍的に
増大する。例えば、MoSiは数十Ωであるのに対し
て、MoSiONは数百KΩとなる。
【0020】このため、ハーフトーンマスクはシート抵
抗が大きくなるので、上記手法での終点検出ができない
という問題点がある。
【0021】また、ハーフトーン膜をパターニングする
ためのレジストへのEB露光時にチャージアップが起こ
る危険性もある。
【0022】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、ハーフトーン膜によ
る高い光コントラストを維持しながら、ステップアンド
リピート方式での露光の際の多重露光を防止し、ハーフ
トーンマスクの量産性を飛躍的に向上させるフォトマス
ク及びその製造方法並びにそのフォトマスクを用いた露
光方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のフォトマスクは、露光
光を透過する透明基板と、上記露光光の位相を反転させ
る反転透過部と露光光の位相を変えない透過部とを有
し、上記反転透過部及び透過部によって上記透明基板上
にパターンを形成する半透明膜と、エッジがスクライブ
ラインの内側エッジに一致し、スクライブライン上及び
スクライブラインよりも外側領域の上記半透明膜上の位
置に積層された遮光膜とを有し、上記パターンはすべて
半透明膜のみで形成されていることを特徴としている。
【0024】上記の構成によれば、ステップアンドリピ
ート方式で、ステッパ露光機による露光またはスキャン
露光において被投影露光面で多重露光される領域に対応
する半透明膜上の位置に遮光膜を相対位置精度良く配置
しているので、被投影露光面に多重露光領域が形成され
るのを防止することができる。これにより、多重露光領
域での膜減り等の欠陥を最小限に抑えることが可能とな
る。さらに、スクライブライン上のパターンも精度良く
転写可能である。
【0025】また、従来のフォトマスク自動欠陥検査機
を用いて、遮光エリアにおけるピンホール欠陥等の検査
を行うことができる。このため、遮光性能をマスク段階
で保証することができ、半透明膜を用いたフォトマスク
を使用するリソグラフィ工程の量産性を飛躍的に向上さ
せることができる。
【0026】請求項2に記載のフォトマスクの製造方法
は、請求項1に記載のフォトマスクを製造する方法であ
り、透明基板上に半透明膜、遮光膜、及びレジスト膜を
順次成膜する工程と、第1のエリアの上記レジスト膜
を、第2のエリアの上記レジスト膜よりも薄くし、その
後、第1のエリア内に上記半透明膜のパターンを形成す
るために上記レジスト膜をパターニングし、該レジスト
膜のパターンをマスクとして上記遮光膜および半透明膜
を除去する工程と、上記第1のエリアと第2のエリアと
のレジスト膜の膜厚差を利用して、第1のエリアのレジ
スト膜のみを完全に除去し、第2のエリアのレジスト膜
をマスクとして上記遮光膜を除去する工程とを有するこ
とを特徴としている。
【0027】上記の方法によれば、レチクル上の任意の
位置に精度よく遮光膜を配置することができる。この結
果、容易に請求項1に記載のフォトマスクを形成するこ
とが可能となる。
【0028】また、導電性を有する遮光膜を用いた場
合、レジストの露光時に半透明膜上にはクロム等の金属
が存在するので必要な導電性を得ることができる。した
がって、半透明膜をパターニングするためのレジストへ
のEB露光時のチャージアップを確実に防止することが
できる。
【0029】請求項3に記載のフォトマスクを用いた露
光方法は、請求項1に記載のフォトマスクを用いて半導
体基板に対してステップアンドリピート方式で露光する
ことによって、上記半導体基板上にパターンを形成する
工程を有することを特徴としている。
【0030】上記の方法によれば、半導体基板に対して
露光する際に、半導体基板上で多重露光される領域に対
応する位置に遮光膜が配置されているフォトマスクを用
いるので、半導体基板上にパターンを形成する際に多重
露光を防止することができる。これにより、多重露光領
域での膜減り等の欠陥を最小限に抑えることが可能とな
る。また、スクライブライン上のパターンも含め、すべ
ての転写パターンが半透明膜のみで形成されているの
で、単一露光条件で同時に露光可能である。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図4、図6、及び図7に基づいて説明すれば、
以下の通りである。
【0032】図3(b)に示すように、本実施の形態に
係るフォトマスクは、露光光を透過する透明基板1に、
ハーフトーン膜(半透明膜)2及び遮光膜3がこの順に
積層された構成である。
【0033】上記フォトマスクはステップアンドリピー
ト方式のステッパで使用され、図3(a)に示すよう
に、集積回路チップ領域を囲ってスクライブラインが定
義されている。このスクライブラインは、内側エッジS
Iと外側エッジSOとに囲まれた領域である。即ち、1
つのチップのデバイスパターンは内側エッジSIで囲ま
れた領域内に形成される。ここでは簡単に、チップ内パ
ターンを5a・5aとして示す。尚、センターSCは、
スクライブラインのセンターラインを示す。また、ブラ
インドエッジBEはステッパのブラインド8(図4参
照)のエッジに対応する部分であり、ブラインドエッジ
BE内の領域に露光光が照射されることになる。
【0034】ハーフトーン膜2は、上記露光光の位相を
反転させる反転透過部と透明基板1が露出した透過部
(開口部)とからなる。そして、上記反転透過部及び透
過部によって上記透明基板1上にウェハ上のレジスト
(被投影露光面)に転写するためのチップ内パターン5
a・5aおよびスクライブライン領域内のパターン5b
が形成されている。
【0035】遮光膜3は、ステップアンドリピート方式
で露光する際に、ウェハ上のレジストに多重露光部がで
きないように遮光するものである。即ち、図3に示すよ
うに、遮光膜3は、内側エッジSIとフォトマスクの外
周とに囲まれる領域に配置される。
【0036】但し、スクライブライン上に配置されるパ
ターン5bの周辺は、遮光膜3が選択的に除去されてい
る。尚、ハーフトーン膜2のパターンエッジと遮光膜3
のエッジとの間隔は、ハーフトーン膜2としての効果を
得られることを考えて所定量を取る必要があり、この所
定量はフォトマスク上で5μm程度である。また、除去
される遮光膜3のエッジは、スクライブラインの外側エ
ッジSOまたは内側エッジSIと一致させる必要は特に
ない。さらに、スクライブラインの一辺でパターン5b
が存在する位置に向かい合うスクライブラインの他辺の
位置、つまり多重露光される位置には、パターンは存在
しない。これにより、スクライブライン上のパターン5
bも精度良く解像可能となる。
【0037】図3のような所定のパターンが形成された
ハーフトーン膜2を有する透明基板7と遮光膜3とを備
えたフォトマスクをステッパに装着して、ステップアン
ドリピート方式で露光を行うとまず図4(a)に示すよ
うになる。即ち、遮光膜3によって露光光が遮られて、
被エッチング材10に成膜されたレジスト9の露光領域
Iが露光される。
【0038】次の領域を露光する場合にウェハが相対的
に図中の左側に移動するとすると、ステップピッチはス
クライブラインのセンターSC・SC間の距離と等しい
ので、図4(a)に示す右側のセンターSCが図4
(b)に示す左側のセンターSCに一致するようにステ
ップすることになる。このとき、図4(a)に示す右側
の遮光膜3のエッジ(外側エッジSO)が図4(b)に
示す左側の遮光膜3のエッジ(内側エッジSI)に一致
することになるので、次の露光は露光領域Iとは重なり
を持たない露光領域IIに行われる。
【0039】このように、露光領域Iと露光領域IIとは
重なり部分がないので、多重露光部は発生しない。した
がって、多重露光によるレジスト抜け、あるいは膜減り
等を防止することが可能となる。尚、少なくとも、ウェ
ハの進行方向ではブラインドエッジBEと内側エッジS
Iとの間の領域D、および上記進行方向とは逆側ではブ
ラインドエッジBEと外側エッジSOとの間の領域Eに
遮光膜3が配置されていれば図4の場合と同様の効果が
得られる。
【0040】また、導電性を有する材料で遮光膜3を形
成した場合、従来のフォトマスク自動欠陥検査機を用い
て、遮光エリアにおけるピンホール欠陥等の検査を行う
ことができる。このため、遮光性能をマスク段階で保証
することができ、ハーフトーン膜2を用いたフォトマス
クを使用するリソグラフィ工程の量産性を飛躍的に向上
させることができる。
【0041】尚、図3(a)の平面図ではフォトマスク
に1つのチップしか形成されていない場合を示したが、
1つのフォトマスクに複数チップの回路パターンが存在
する場合にも同様に遮光膜を配置することができる。こ
の場合には、複数のチップを1つの領域としたときの外
側のスクライブライン上に遮光膜を配置させればよい。
【0042】図6は、1つのフォトマスクに4チップ分
のパターンが形成されたものを示している。4つのチッ
プ間はその間に形成されたスクライブラインによってそ
れぞれ分離され、さらに4つのチップを1つの領域とし
たときのチップ部6の周りにもスクライブラインが形成
される。各チップ内には、コンタクトホールなどのチッ
プ内パターン5aが形成されている。
【0043】遮光膜3は、チップ部6の外周(内側エッ
ジSI)よりも外側の領域に形成される。ここで、5b
はスクライブライン上に形成されるパターンで、5cは
フォトマスクをウェハに位置合わせするためのアライメ
ントマークである。少なくともパターン5bを含む周辺
領域には図3の場合と同様に遮光膜3は形成されていな
い。
【0044】スクライブライン上に配置されるパターン
5bは、通常5か所程度配置される。それらは露光領域
の離れた位置に配置することが好ましい。図7は、図6
のパターン5b周辺部の拡大図である。パターン5bは
ハーフトーン膜2のみで形成され、パターン5bのエッ
ジから所定量離れた位置に遮光膜3が存在している。
【0045】次に、図1を用いて、上記フォトマスクの
製造工程を説明する。まず、図1(a)に示すように、
石英基板などである透明基板1上にハーフトーン膜2を
形成する。その上にクロム(Cr)等の遮光性及び導電
性(数十Ω)を有する材料を用いてスパッタ等により遮
光膜3を成膜する。続いて、レジスト4を約5000Å
程度塗布する。
【0046】尚、ハーフトーン膜2は、モリブデンシリ
サイド酸化窒化物(MoSiON)、クロム酸化窒化物
(CrON)等の酸窒膜のほか、所定の透過率を有する
膜であれば使用可能である。また、ハーフトーン膜2の
膜厚は位相シフト効果を得る厚さとする。例えば、Mo
SiONでは、i線ステッパ使用で165nmの厚さが
必要となる。また、必要な透過率は例えば、i線で6〜
8%程度であればよい。
【0047】遮光膜3は、薄膜で光学濃度が約3.0程
度(2.9以上)のものであれば使用可能である。クロ
ムの場合、100nmで光学濃度が約3.0なので、C
r膜の厚さは約100nm必要となる。但し、ハーフト
ーン膜2にCrON膜を用いた場合、エッチングの際の
選択比を十分に得られないため、遮光膜3としてCr膜
は用いられない。したがって、ハーフトーン膜2と遮光
膜3との組み合わせは適宜選択する必要がある。遮光膜
3としてクロムを使用できないときには、MoSiやM
oを用いればよい。この場合の厚さはCr膜と同程度で
もよいが、光学濃度はクロムよりも少し低めであるので
その分少し厚めに形成すればよい。尚、MoSiは遮光
性が高いので、これにOやNを加えて透過性を増加させ
半透明膜として使用する。
【0048】また、フォトマスクの露光エリア(ステッ
パのブラインド8(図4参照)なしの部分)は、図1
(b)に示す完全遮光エリアA(第2のエリア)、パタ
ーン形成エリアB(第1のエリア)、及び透光エリアC
からなる。完全遮光エリアAは、パターニング後に遮光
膜3(/ハーフトーン膜2/透明基板1)が残るエリア
であり、パターン形成エリアBは所望のパターンがハー
フトーン膜2のみで形成されるエリアであり、透光エリ
アCは遮光膜3及びハーフトーン膜2が除去されるエリ
アである。
【0049】露光工程において、完全遮光エリアAは未
露光部となるように、パターン形成エリアBは露光現像
後のレジスト4の残膜厚が完全遮光エリアAにおける残
膜厚の約1/2となるように露光量を調整する(図1
(a)参照)。パターン形成エリアBの露光量は、通
常、完全にレジスト4を除去し得る必要露光量の1/3
程度である。一般に、EBレジストはフォトレジストと
比較して、γ値(露光量に対するレジスト残膜の変化
率)が小さいため、この制御は技術的に十分可能であ
る。また、透光エリアCはパターン形成エリアBの露光
の際、同条件で連続的に露光し、さらにレジストパター
ンニングに不足する露光量を追加露光する。例えば、最
初の露光で1.0μC/cm2 の露光量で露光し、1.
8μC/cm2 の露光量で追加露光する。
【0050】以上の露光及び現像工程により、レジスト
4は、図1(b)に示す断面形状となる。この際、レジ
スト4の厚い所では約4200Å程度、薄い所では約2
100Å程度である。
【0051】次に、遮光膜3のウェットエッチングを行
う。遮光膜3にクロムを用い、エッチャントに硝酸第二
セリウムアンモニウムを使用した場合、下地(ハーフト
ーン膜2)との選択性は十分であり、下地の劣化は全く
生じない。下地の劣化、即ちハーフトーン膜2の膜減り
が生じた場合、次のハーフトーン膜2のエッチングの際
のエッチングの均一性が得られず、透明基板1へのダメ
ージが与えられるので好ましくない。
【0052】次に、ハーフトーン膜2のドライエッチン
グを行う(図1(c)参照)。この際、レジスト4と同
時に下層の遮光膜3がマスクとなるため、ドライエッチ
ングガスにCF4 とO2 とを用いると、マスクにレジス
ト4のみを用いた場合に比べてハーフトーン膜2とマス
キング材料との選択比が飛躍的に向上する。
【0053】その後、全面にO2 プラズマアッシングを
行い、レジスト4の膜厚が薄い領域(パターン形成エリ
アB)のみ完全にレジスト除去する。この結果、完全遮
光エリアAの膜厚は初めの約半分になる(図1(d)参
照)。そして、再度、遮光膜3のウェットエッチングを
行う(図1(e)参照)。
【0054】尚、遮光膜3を除去する際に、下地のハー
フトーン膜2に膜減りが生じると位相シフト効果が得ら
れないので、遮光膜3のエッチングは高い選択性が必要
である。そのため、ウェットエッチングを用いる。
【0055】また、クロムの除去を異方性エッチングに
て行うと、除去領域の中央部と周辺部とでパターン依存
によるエッチングレート差が生じる。つまり、エッチン
グによって単位時間当たりに除去される遮光膜3の厚さ
が中央部と周辺部とで異なってしまい、そのためにオー
バーエッチングを行うと下地のハーフトーン膜2の膜減
りが生じてしまう。したがって、遮光膜3はウェットエ
ッチングで除去する方が好ましい。
【0056】最後に、レジスト4を完全に除去すること
によって、パターン形成エリアB及び透光エリアCでは
露光光の位相を反転するハーフトーン膜2にてパターン
が規定され、完全遮光エリアAではハーフトーン膜2と
遮光膜3との積層膜で覆われたフォトマスクが形成され
る。
【0057】以上の工程により、デバイス製造上必要と
なるハーフトーン膜上の完全な遮光エリアを露光量を調
整することによって任意に配置することが可能となる。
即ち、ステップアンドリピート方式での露光の際の多重
露光を防止するための遮光膜3をレチクル上の特定の位
置に高い位置精度で設定でき、図3及び図6に示すよう
なフォトマスクを安定して製造することができる。この
遮光膜3を最適化したフォトマスクは、上記のように多
重露光を防止し、且つ、ウェハ上のレジストパターンの
焦点深度向上効果を得るために必要なハーフトーンパタ
ーン本来の機能を維持することが可能である。
【0058】図2(b)に、図2(a)のフォトマスク
における位置と透過光の振幅の関係を示す。これによれ
ば、遮光膜3によって露光光は完全に遮光され、ハーフ
トーン膜2によってパターンの境界での光強度がゼロに
なっていることがわかる。
【0059】また、フォトマスクの製造工程において、
導電性を有する遮光膜3を用いた場合、レジスト4の露
光時にハーフトーン膜2上にはクロム等の金属が存在す
るので必要な導電性を得ることができる。したがって、
ハーフトーン膜2をパターニングするためのレジスト4
へのEB露光時のチャージアップを確実に防止すること
ができる。
【0060】さらに、フォトマスク表面のシート抵抗が
小さいので、EBレジストの単枚ディップ現像におい
て、レジスト4の現像の終点検出を高精度かつ安定的に
確保することが可能となる。この結果、ハーフトーンマ
スクの寸法精度向上を図ることができる。
【0061】尚、本発明の製造工程において、遮光膜3
のパターンとハーフトーン膜2のパターンとを別々のレ
ジストパターンを用いて形成することも考えられる。し
かしながら、この場合には2回のレジストパターン形成
工程が必要であり、工程数が増えるだけでなく、クロム
が薄膜であるためアライメント信号が取りにくいため、
2回のレジストパターン形成時の位置合わせが困難であ
る。つまり、1回目のレジストパターン形成時にアライ
メントマークも形成しておき、このアライメントマーク
に基づいて位置合わせを行ってから2回目のレジストパ
ターンを形成しなければならない。
【0062】上記アライメントマークによる位置合わせ
精度よりも、本実施の形態のEB露光の2回連続露光時
の位置合わせ精度(±0.005μm)の方が高い。し
たがって、EB露光の特徴を利用することによって、簡
単で制御性のよいフォトマスクを製造することができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
フォトマスクは、露光光を透過する透明基板と、上記露
光光の位相を反転させる反転透過部と露光光の位相を変
えない透過部とを有し、上記反転透過部及び透過部によ
って上記透明基板上にパターンを形成する半透明膜と、
エッジがスクライブラインの内側エッジに一致し、スク
ライブライン上及びスクライブラインよりも外側領域の
上記半透明膜上の位置に積層された遮光膜とを有し、上
記パターンはすべて半透明膜のみで形成されている構成
である。
【0064】これにより、被投影露光面に多重露光領域
が形成されるのを防止することができるので、多重露光
領域での膜減り等の欠陥を最小限に抑えることが可能と
なる。また、従来のフォトマスク自動欠陥検査機を用い
て、遮光エリアにおけるピンホール欠陥等の検査を行う
ことができる。この結果、遮光性能をマスク段階で保証
することができ、半透明膜を用いたフォトマスクを使用
するリソグラフィ工程の量産性を飛躍的に向上させるこ
とができるという効果を奏する。
【0065】請求項2に記載のフォトマスクの製造方法
は、請求項1に記載のフォトマスクを製造する方法であ
り、透明基板上に半透明膜、遮光膜、及びレジスト膜を
順次成膜する工程と、第1のエリアの上記レジスト膜
を、第2のエリアの上記レジスト膜よりも薄くし、その
後、第1のエリア内に上記半透明膜のパターンを形成す
るために上記レジスト膜をパターニングし、該レジスト
膜のパターンをマスクとして上記遮光膜および半透明膜
を除去する工程と、上記第1のエリアと第2のエリアと
のレジスト膜の膜厚差を利用して、第1のエリアのレジ
スト膜のみを完全に除去し、第2のエリアのレジスト膜
をマスクとして上記遮光膜を除去する工程とを有する構
成である。
【0066】これにより、レチクル上の任意の位置に精
度よく遮光膜を配置することができるので、容易に本発
明の上記フォトマスクを形成することが可能となる。ま
た、レジストの露光時に必要な導電性を得ることができ
るので、半透明膜をパターニングするためのレジストへ
のEB露光時のチャージアップを確実に防止することが
できるという効果を奏する。
【0067】請求項3に記載のフォトマスクを用いた露
光方法は、請求項1に記載のフォトマスクを用いて半導
体基板に対してステップアンドリピート方式で露光する
ことによって、上記半導体基板上にパターンを形成する
工程を有する構成である。
【0068】これにより、半導体基板に対して露光する
際に、半導体基板上で多重露光される領域に対応する位
置に遮光膜が配置されているフォトマスクを用いるの
で、半導体基板上にパターンを形成する際に多重露光を
防止することができる。この結果、多重露光領域での膜
減り等の欠陥を最小限に抑えることが可能となるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるフォトマスクの製
造方法を示す説明図である。
【図2】(a)は上記フォトマスクの断面図であり、
(b)は(a)のフォトマスクを用いた場合のフォトマ
スクを通過した光の振幅分布を示す分布図である。
【図3】(a)は上記フォトマスクの平面図であり、
(b)は(a)のフォトマスクのX−X断面図である。
【図4】上記フォトマスクを用いてステップアンドリピ
ート方式で露光した場合の露光領域を示す説明図であ
る。
【図5】従来のフォトマスクを用いてステップアンドリ
ピート方式で露光した場合の露光領域を示す説明図であ
る。
【図6】(a)は本実施の形態において1つのフォトマ
スクに4チップ分のパターンが形成されたフォトマスク
の平面図であり、(b)は(a)のフォトマスクのY−
Y断面図である。
【図7】スクライブライン上に形成されたパターンの拡
大図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 ハーフトーン膜(半透明膜) 3 遮光膜 4・9 レジスト 5a チップ内パターン 5b パターン 6 チップ部 7 所定のパターンが形成されたハーフトーン膜を有
する透明基板 8 ブラインド 10 被エッチング材(半導体基板)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光光を透過する透明基板と、 上記露光光の位相を反転させる反転透過部と露光光の位
    相を変えない透過部とを有し、上記反転透過部及び透過
    部によって上記透明基板上にパターンを形成する半透明
    膜と、 エッジがスクライブラインの内側エッジに一致し、スク
    ライブライン上及びスクライブラインよりも外側領域の
    上記半透明膜上の位置に積層された遮光膜とを有し、 上記パターンはすべて半透明膜のみで形成されているこ
    とを特徴とするフォトマスク。
  2. 【請求項2】透明基板上に半透明膜、遮光膜、及びレジ
    スト膜を順次成膜する工程と、 第1のエリアの上記レジスト膜を、第2のエリアの上記
    レジスト膜よりも薄くし、その後、第1のエリア内に上
    記半透明膜のパターンを形成するために上記レジスト膜
    をパターニングし、該レジスト膜のパターンをマスクと
    して上記遮光膜および半透明膜を除去する工程と、 上記第1のエリアと第2のエリアとのレジスト膜の膜厚
    差を利用して、第1のエリアのレジスト膜のみを完全に
    除去し、第2のエリアのレジスト膜をマスクとして上記
    遮光膜を除去する工程とを有することを特徴とする請求
    項1に記載のフォトマスクの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のフォトマスクを用いて半
    導体基板に対してステップアンドリピート方式で露光す
    ることによって、上記半導体基板上にパターンを形成す
    る工程を有することを特徴とするフォトマスクを用いた
    露光方法。
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