JPH0944122A - 液晶表示システム - Google Patents

液晶表示システム

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JPH0944122A
JPH0944122A JP7198747A JP19874795A JPH0944122A JP H0944122 A JPH0944122 A JP H0944122A JP 7198747 A JP7198747 A JP 7198747A JP 19874795 A JP19874795 A JP 19874795A JP H0944122 A JPH0944122 A JP H0944122A
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JP
Japan
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signal
liquid crystal
dot clock
crystal display
circuit
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JP7198747A
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Takaaki Uno
高明 鵜野
Shinji Horino
真司 堀野
Yasuhiro Hirayama
泰弘 平山
Yukihiro Mizumoto
幸弘 水本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示システムにおいて、パソコン側での
大幅な仕様変更を招くことなく、液晶パネル側にドット
クロックを生成するための信号を供給することができ、
また、液晶パネル側でのドットクロックの生成を簡単な
ものとするとともに、ドットのちらつきや画面の揺れの
無い安定した液晶パネルによる画像表示を得る。 【解決手段】 パソコン250では、そのビデオ信号出
力部10で発生したドット・クロック・バーストを水平
同期信号に重畳し、これらを合成同期信号として液晶表
示装置100に供給するようにし、該液晶表示装置10
0では、該合成同期信号からドット・クロック・バース
トを抜き出し、これに基づいてドット・クロックを再生
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示システムに
関し、特にパーソナルコンピュータ(以下パソコンとい
う。)等からのカラービデオ信号を、高精細度の液晶表
示パネルにより画像表示する液晶表示システムにおい
て、ビデオ信号と同期信号との位相ズレや同期信号自身
の変動に起因した表示画面上のジッタ等を低減し、安定
で鮮明な画像表示を行うことができるようにしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、パソコン等の演算処理装置では、
その画像表示器としてCRT(陰極線管)を用いてお
り、パソコン本体からのビデオ表示出力は、CRTを対
象としたものとなっている。
【0003】図8は演算処理装置の1種であるパソコン
を説明するための図であり、図8(a)は、パソコンの
外観を示す図、図8(b)はパソコン本体の内部構造を
示す図、図8(c)はパソコン本体とCRT表示部とを
接続するコネクタの構造を示す図である。なお、図8
(c)では、VESAで規定された標準VGAビデオ出
力用コネクタのピン配置が示されている。図において、
200はパソコンであり、演算処理を行うパソコン本体
部210と、該パソコン本体部からのビデオ表示信号を
画像表示するCRT表示部220とを備え、該パソコン
本体部210のビデオ表示出力はアナログケーブル23
0を介してCRT表示部220へ供給されるようになっ
ている。該アナログケーブル230の一端は、接続用コ
ネクタ211を介してパソコン本体210に接続され、
その他端はCRT表示部220に接続されている。
【0004】上記パソコン本体部210には、CPUの
機能をもったLSIチップ201、RAM及びROMと
してのLSIチップ202及び203、入出力装置とし
てのLSIチップ204等を搭載したマザーボード21
0aが内蔵されている。また、パソコン本体部210に
は、CPUでの演算処理内容を表示するためのビデオ信
号を出力するビデオ信号出力部(以下ビデオ信号生成部
ともいう。)を搭載したビデオボード210bが装着さ
れており、このビデオボード210bは、パソコンメー
カ以外のメーカが提供できるような構成となっている。
ここで、上記ビデオボード210bには、ビデオ信号生
成部として、ビデオメモリとしてのLSIチップ20
5、CRT表示部での画像表示に必要な信号を生成する
信号生成部の機能を有するLSIチップ206,207
等が搭載されている。
【0005】図9は、上記ビデオ信号生成部の回路構成
を示すブロック図であり、図において、20は上記ビデ
オ信号生成部で、画像データが格納されているビデオメ
モリ21と、CPUバスあるいはローカルバスからの信
号に基づいて、該ビデオメモリ21から画像データを読
み出す等の処理を行う画面表示制御回路22と、読み出
されたデジタル画像データをデジタル−アナログ変換す
るDA変換回路(DAC)23と、所定周波数の信号を
発生する発振器を有し、種々のタイミング信号を発生す
るタイミング生成回路24とを有している。
【0006】該タイミング生成回路は24は、内部の発
振器の発振出力に基づいて水平同期信号Sh及び垂直同
期信号Svを発生するとともに、ビデオメモリからの画
像デジタルを読み出すためのタイミング信号S1、及び
DA変換を行うためのタイミング信号S2を発生するよ
う構成されている。
【0007】上記ビデオメモリ21及び各回路22〜2
4は、LSIチップ206,207内に形成されて上記
ビデオボード210b上に搭載されている。なお210
1は、上記ビデオボード210bのソケットで、該ソ
ケット210b1によりマザーボード210a上の各回
路に接続されている。
【0008】ここで、上記パソコン本体210からは、
図9に示すように、該ビデオ表示出力として、赤
(R)、緑(G)、青(B)の3種のビデオ信号Vr,
Vg,Vbと、水平同期信号Sh及び垂直同期信号Sv
とが上記コネクタ211を介してCRT表示部220側
へ出力されるようになっている。
【0009】ところで、近年、信号ピンの割り当て等、
比較的標準化が進み、上記パソコン200では、上記コ
ネクタ211として図8(c)に示すような15ピンの
D−subコネクタを用いている。また、DDC1、2
(ディスプレイ・データ・チャンネル1、2)システム
では、15ピン全部が対応する信号の規定されたもの
(標準VGAビデオ出力用コネクタ)となっている。こ
の場合、ピン1〜ピン3は、ビデオ赤信号,ビデオ緑信
号,ビデオ青信号に対応したもの、ピン6〜8は、赤リ
ターン信号,緑リターン信号,青リターン信号に対応し
たもの、ピン11,12,4,15は、それぞれモニタ
IDビット0,1,2,3に対応した信号ピンとなって
いる。またピン5はテスト信号、ピン9はNC信号、ピ
ン10は同期リターン信号に対応したものとなってお
り、ピン13,ピン14はそれぞれ水平同期信号,垂直
同期信号に対応したものとなっている。
【0010】このようにパソコン本体からのビデオ表示
信号をCRT表示器により画像表示する場合は、同期信
号としては水平同期信号と垂直同期信号のみを表示器に
供給すれば、安定した画像表示を行うことができる。
【0011】ところで、上記パソコン本体からのビデオ
表示信号を、CRT表示器に代えて、液晶パネルを用い
て画像表示させたい場合もあり、図10(a)はパソコ
ン本体からのビデオ表示信号を液晶ディスプレイ(以
下、液晶パネルともいう。)により画像表示するシステ
ムを示している。
【0012】図において、図8と同一符号は同一のもの
を示し、110はパソコン本体210からアナログケー
ブル130を介してビデオ表示信号が供給される液晶表
示装置(液晶ディスプレイ)である。該アナログケーブ
ル130はその一端がパソコン本体210に接続用コネ
クタ211を介して接続され、その他端は液晶パネル1
10に接続されている。
【0013】上記液晶表示装置110は、表面に複数の
信号電極(データ信号線)115を形成した基板と、表
面に複数の走査電極(走査信号線)114を形成した基
板とを、該両電極が交差するよう対向させて配置し、該
両基板間に液晶を介在させてなる液晶パネル110a
と、上記データ信号線を駆動するデータドライバ150
と、上記走査信号線を駆動する走査ドライバ140と、
表示コントロール回路を含む信号処理部120とを備え
ている。ここで、上記液晶パネル110aは、上記デー
タ信号線と走査信号線との交差部分に絵素(以下ドット
ともいう。)Pが形成されている。
【0014】上記液晶表示装置110では、デジタル化
されたビデオデータは、通常バッファ・メモリに一時保
持され、液晶パネルへ適当なタイミングで読み出され
る。このタイミング信号の周波数は、上述のドット・ク
ロックとは少し異なり、普通は、ドット・クロックより
やや低い周波数に設定する。これは、CRT表示器では
必要な帰線期間が液晶パネルの場合には不要であり、こ
れを表示期間として使うことができ、より長い期間で表
示ができる(つまり、走査周波数を低くできる)ので、
液晶パネル上のドライバの動作の上限周波数条件をクリ
アし易くなる等の理由による。さらに、ドライバの動作
条件を緩和するために、ビデオデータを2系等に分けて
バファ・メモリに保持し、それぞれの系統のバッファメ
モリからビデオデータを液晶パネルに供給する等の方法
が採られることもある。
【0015】このような構成の画像表示システムでは、
液晶パネル110を構成する各絵素P毎に、これに対応
するビデオ信号を所定のタイミングで正確に与える必要
があり、このため、液晶パネル110側では、主に、ア
ナログのビデオ入力信号をADC(アナログデジタル変
換器)で変換する際のサンプリング信号として使われる
ドット・クロックを生成するようにしている。
【0016】また、このドット・クロックは、CRT表
示器との併用性(コンパチビリティ)を考慮して、従来
方式の垂直及び水平同期信号のみから生成している。
【0017】例えば、通常は、上記ドット・クロック
は、PLL(フェイズ・ロックド・ループ)回路、VC
O(ボルテージ・コントロールド・オッシレータ)回
路、及び必要に応じて分周回路等を使用して生成するよ
うにしている。
【0018】図10(b)は、液晶パネル側に設けられ
たドットクロックの生成回路を示すブロック図であり、
図において、120aは、上記信号処理部120内に構
成された、水平同期信号からドットクロックを生成する
ためのクロック生成回路で、水平同期信号Shと、ドッ
トクロックDcの分周出力とを比較する位相比較器11
と、該位相比較器11の正,負の比較出力Cp,Cnを
フィルタ13及びコンデンサ14を介して受け、該比較
出力に対応した周波数のドットクロックを発生する電圧
制御発振器(VCO)15とを有している。上記電圧制
御発振器15と位相比較器の一方の入力との間には、分
周器12が設けられている。
【0019】ところが、このような回路構成のクロック
生成回路では、ドットクロックDcを安定に生成するた
めに種々の工夫が必要となる(特開平7−110667
号公報参照)。なぜなら、ドットクロックDcは上述し
たように、主に、アナログのビデオ入力信号をADC
(アナログデジタル変換器)で変換する際のサンプリン
グ信号として使われるものであり、これによって、ビデ
オ信号をどれだけ適正な時刻にサンプリングできるかが
決まるからである。
【0020】すなわち、ビデオ信号に対するドット・ク
ロックの位相ずれや揺らぎは、液晶パネル上の各ドット
の表示状態に大きく影響する。具体的には、位相ずれや
揺らぎによって、文字や線の表示がかすれたり、線が太
く見えたり、ちらついたりする等、表示品位が大きく損
なわれる事態が生ずる。
【0021】従って、ドット・クロックの周波数及び位
相は常に、信号発生側(パソコン側)でのビデオ信号の
デジタル−アナログ変換のタイミングと正確に一致させ
る必要がある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、精細度の高
い液晶パネルでは、水平同期信号の周波数に対して、ド
ットクロックの周波数は、1000〜1500倍あるい
はそれ以上と極めて高くなるので、液晶パネル側のドッ
トクロック生成回路は、水平同期期間中の発信周波数が
安定であり、しかも水平同期パルスに高速かつ確実に応
答するものでなければならない。また、上記ドットクロ
ック生成回路は、常に、ドットクロックと、パソコン側
のビデオ信号のサンプリングタイミングとの間で同じ位
相関係を高い精度で保持できるものでなければならな
い。
【0023】しかし、通常、PLL回路及びVCO回路
を用いたドットクロック発生回路では、長期間の安定と
短期間の即応との両立性を与えることは、技術上難しさ
がある。
【0024】つまり、図10(b)に示すように、該ド
ットクロック発生回路では、水平同期信号Shと、ドッ
トクロックDcの分周信号との位相比較の結果発生する
電圧Vcによって、VCO回路15のドット・クロック
Dcの発振周波数が制御される。
【0025】通常、VCO回路は、該電圧Vcが高くな
ると、その発振周波数が高くなり、該電圧Vcが低くな
ると発振周波数が低くなるように設定されている。該電
圧Vcが長期的に安定している程、VCO回路の発振周
波数は安定するので、該電圧Vcの生成部の時定数は大
きくとることが望ましい。具体的には、時定数を決める
ためのキャパシタ(コンデンサ)の容量を大きくするな
どの方法を用いる。
【0026】ところが、この場合、VCO回路の短期応
答性は悪くなる。例えば、パソコン側で表示モードを切
り替えて表示状態を変化させた場合、表示画像が安定す
るまで時間がかかることになり、この期間の表示は見苦
しく好ましくない。逆に、上記VCO回路の応答特性を
よくすれば、その長期安定性が損なわれることとなる。
【0027】加えて、実使用では、パソコン側での表示
モードの変更により、水平同期周波数が20%程度変化
することもあるため、ドットクロック発生回路を、水平
同期周波数に対してある程度幅を持たせて設計する必要
があり、その回路設計上の困難さが増すこととなる。
【0028】また、液晶パネル側で、パソコン側から入
力される水平同期信号に基づいてドットクロックを生成
する際に、パソコン側からドット・クロックが供給され
れば、該ドットクロックの回路設計上の困難さは低減す
るが、パソコン側では、ドットクロックとして利用でき
る信号は生成されているが、そのままでは適さないの
で、適性な信号発生回路をパソコン側に増設する必要が
ある。
【0029】さらに、パソコンの信号出力用コネクタ及
び出力信号の端子配置が規定されている現状では、ドッ
トクロック出力用端子を増設する余裕はない。また、C
RT表示器と液晶ディスプレイとの併用性を考慮する
と、パソコンのビデオ信号出力部から出力される同期信
号を、液晶ディスプレイに適したものに変更することは
有効であるとは言えない。
【0030】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、パソコン側での大幅な仕様変更を
招くことなく、液晶パネル側にドットクロックを生成す
るための信号を供給することができ、また、液晶パネル
側でのドットクロックの生成を簡単なものとするととも
に、ドットのちらつきや画面の揺れの無い安定した液晶
パネルによる画像表示を得ることができる液晶表示シス
テムを得ることを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】そこで、本件発明者は鋭
意研究した結果、パソコンからのビデオ表示出力を液晶
パネルで表示する液晶表示システムでは、液晶パネルで
必要となるドット・クロックは、液晶ディスプレイ側で
水平同期信号に同期させて発生させる方法が一般的であ
るのに対し、TV(テレビジョン)技術分野では、送信
側で発生した色副搬送波の8〜10サイクル分をカラー
・バースト信号として、水平同期信号のバックポーチ部
分に乗せて送信するようにし、これによってカラー信号
を正確に復調する技法が使われている点に着目し、バー
スト状のドットクロックの液晶表示システムへの適用が
有効であることを見いだした。
【0032】なお、デジタル信号処理の技術分野では、
信号の供給側で発生したバースト信号を用いて、信号の
被供給側での回路動作を制御する方法は、あまり一般的
ではないし、本発明のように使われた例は見られない。
【0033】この発明(請求項1)に係る液晶表示シス
テムは、カラービデオ信号を出力するビデオ信号出力部
を有する演算処理装置と、該演算処理装置からのカラー
ビデオ信号をアナログ信号ケーブルを介して受け、該カ
ラービデオ信号をアナログ−デジタル変換したデジタル
信号により画像表示を行う液晶表示装置とを備えてい
る。
【0034】該演算処理装置のビデオ信号出力部は、バ
ースト状のドットクロックを発生するクロック発生部
と、水平同期信号あるいは垂直同期信号上にバースト状
のドットクロック信号を重畳して合成同期信号を出力す
る同期合成回路とを有している。
【0035】該液晶表示装置は、該合成同期信号から水
平同期信号あるいは垂直同期信号とバースト状のドット
クロック信号とを分離する分離回路を有し、該分離され
たバースト状のドットクロック信号に基づいて、該カラ
ービデオ信号をアナログ−デジタル変換するためのサン
プリング信号を作成するよう構成されている。そのこと
により上記目的が達成される。
【0036】この発明(請求項2)は、請求項1記載の
液晶表示システムにおいて、該演算処理装置のビデオ信
号出力部を、前記同期合成回路の前段に設けられた、ド
ットクロック信号の周波数帯域を制限する帯域通過フィ
ルタを備え、該帯域通過フィルタの出力として得られた
狭帯域ドットクロック信号を、水平同期信号と合成する
構成としたものである。
【0037】この発明(請求項3)は、請求項2記載の
液晶表示システムにおいて、前記同期合成回路を、前記
バースト状のドット・クロックに対して、その液晶表示
装置側での振幅が、該液晶表示装置側で設定されている
論理回路の閾値を越えないよう、振幅制限処理を施し
て、該バースト状のドット・クロックを前記水平同期信
号あるいは垂直同期信号と合成する回路構成とし、該液
晶表示装置側の分離回路を、該同期合成信号から、該振
幅が制限されたバースト状のドット・クロックを、分離
可能な構成としたものである。
【0038】この発明(請求項4)に係る液晶表示シス
テムは、カラービデオ信号を出力するビデオ信号出力部
を有する演算処理装置と、該演算処理装置からのカラー
ビデオ信号をアナログ信号ケーブルを介して受け、該カ
ラービデオ信号をアナログ−デジタル変換したデジタル
信号により画像表示を行う液晶表示装置とを備えてい
る。
【0039】該演算処理装置のビデオ信号出力部は、該
演算処理装置本体に着脱可能なビデオボード上に搭載さ
れており、該ビデオ信号出力部は、ドット・クロックを
発生するクロック発生部を有し、液晶表示装置側でのド
ット・クロックに対して、その液晶表示装置側での振幅
が、該液晶表示装置側で設定されている論理回路の閾値
を越えないよう振幅制限処理を施して、該ドット・クロ
ックを該水平同期信号と合成する構成となっている。
【0040】該液晶表示装置は、該合成同期信号から水
平同期信号とドットクロック信号とを分離する分離回路
を有し、該分離されたドットクロック信号に基づいて、
該カラービデオ信号をアナログ−デジタル変換するため
のサンプリング信号を作成するよう構成されている。そ
のことにより上記目的が達成される。
【0041】以下作用について説明する。
【0042】本発明(請求項1)においては、演算処理
装置(パソコン)のビデオ信号出力部で発生したバース
ト状のドットクロック信号を水平同期信号に重畳して、
液晶表示装置に供給するようにしたから、パソコン側に
設けられている現状の規格のコネクタを仕様変更する必
要がない。
【0043】また、パソコン側で生成したドットクロッ
ク信号の一部が液晶パネルに供給されるので、液晶パネ
ル側でのドットクロックの生成を、簡単な構成でもっ
て、しかもパソコン側でのビデオデータの処理タイミン
グとのずれを小さく抑えて行うことができる。これによ
り、ドットのちらつきや画面の揺れの無い安定した液晶
パネルによる画像表示を簡単に得ることができる。
【0044】この発明(請求項2)においては、演算処
理装置(パソコン)側で発生したドットクロック信号の
周波数帯域を制限して、液晶表示装置側に供給するよう
にしたので、ドットクロック信号がパルス状でなく、正
弦状に近い波形の信号として送られることとなり、これ
により高い周波数のクロック信号をケーブルを介して伝
送する際の不要輻射を抑制することができる。
【0045】この発明(請求項3)においては、演算処
理装置(パソコン)側で発生したバースト状のドットク
ロック信号を、液晶表示装置側でのドットクロック信号
の振幅が、該液晶表示装置側で設定されている論理回路
の閾値を越えないようその振幅を制限して送り出すよう
にしたので、高い周波数のクロック信号をケーブルを介
して伝送する際の不要輻射のレベルを低減することがで
きる。
【0046】この発明(請求項4)においては、演算処
理装置本体に着脱可能なビデオボード上にビデオ信号出
力部を搭載し、該ビデオ信号出力部を、ドット・クロッ
ク信号を発生し、水平同期信号に重畳して送り出すよう
構成したので、ドットクロック信号をパソコン側で発生
して液晶表示装置側に供給する機能を、簡単に既存のパ
ソコンに増設することができる。
【0047】また、ドットクロックの周波数帯域及び振
幅を制限しているため、高い周波数のクロック信号をケ
ーブルを介して伝送する際の不要輻射による悪影響を大
きく低減できる。
【0048】さらに、パソコン側で発生したドットクロ
ックの全体が液晶表示装置側に供給されるため、液晶表
示装置側ではドットクロックを発生する必要がなく、送
られてきたドットクロックを用いて、アナログのビデオ
入力信号のAD変換を行うことができる。しかも、液晶
表示装置側でのドットクロック信号の振幅が、液晶表示
装置側で設定されている論理回路の閾値を越えないよ
う、パソコン側でのドットクロックの振幅を制限してい
るので、上記水平同期信号に基づいて動作する論理回路
部分では、水平同期信号に重畳されているドットクロッ
クの影響を受けることがない。
【0049】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による液
晶表示システムを説明するための図であり、図におい
て、1000は本実施の形態1の液晶表示システムで、
パソコン250と、該パソコン250からのビデオ表示
出力に基づいて画像表示を行う液晶ディスプレイ100
とから構成されている。該パソコン250は、パソコン
本体260と、該パソコン本体260にアナログケーブ
ル230を介して接続されたCRT表示器220とから
なる。
【0050】そして、本実施の形態1では、上記パソコ
ン本体260は、液晶ディスプレイ100にて必要とな
るバースト状のドット・クロックを水平同期信号に重畳
して合成同期信号を出力する機能を有するビデオ信号出
力部10を備えており、この点で、図10に示す従来の
パソコン本体210と異なっている。
【0051】また、上記液晶ディスプレイ100は、図
10に示す液晶ディスプレイ110における、ドット・
クロックの発生回路120aに代えて、該合成同期信号
を水平同期信号とバースト状のドット・クロックとに分
離し、該バースト状のドット・クロックに基づいてドッ
ト・クロックを発生する回路100aを備えている。そ
の他の構成は、図10に示す従来の液晶ディスプレイ1
10と同一である。
【0052】図2は、上記パソコン本体260のビデオ
信号出力部10を説明するための図であり、図2(a)
はその構成を示すブロック図、図2(b)は該ビデオ信
号出力部10におけるタイミング生成回路の具体的な構
成を示すブロック図、図2(c)はビデオ信号V、及び
該タイミング生成回路で発生する信号の波形を示す図で
ある。
【0053】上記ビデオ信号出力部10では、タイミン
グ生成回路14aは、画面表示制御回路22,デジタル
−アナログ変換器23へ供給するタイミング信号S1,
S2、水平同期信号Sh、及び垂直同期信号Svととも
に、ドット・クロックDcを発生する回路構成となって
おり、また該ビデオ信号出力部10には、ドット・クロ
ックDcを水平同期信号に重畳して合成する同期合成回
路10aが設けられている。この同期合成回路10aに
は、上記タイミング生成回路14aから開閉スイッチ1
0bを介して上記ドット・クロックDcが供給されるよ
うになっている。
【0054】ここで、上記画面表示制御回路22は、C
PUパスまたはローカル・バスにつながれており、CP
Uから表示制御用コマンドを受け取り、CPUへステー
タスを返すようになっている。また、この制御回路22
は、表示制御コマンドで設定された表示モードに応じ
て、タイミング生成回路14aからのタイミング信号に
従って、ビデオ・メモリ21のメモリ領域上のR,G,
Bそれぞれのデジタル画像データを出力するようになっ
ている。この出力は、DAC(デジタル・アナログ変換
器)23を介して、アナログ信号として出力される。こ
こで、DAC23は、タイミング生成回路14aからの
サンプリング信号S2に従って、画面表示制御回路22
から与えられるビデオ・メモリ21上のデジタル・デー
タをアナログ信号に変換して出力する。なお、該DAC
23に与えられるサンプリング信号S2は、ドット・ク
ロックDcとして用いることができ、これを水平同期信
号Shに重畳し、合成同期信号Maとして水平同期信号
ラインに出力するようにしてもよい。
【0055】また、ここでは、受信側でのドット・クロ
ックの位相遅れを考慮して、DAC23へのサンプリン
グ信号S2の供給開始前から、数クロックを余分にドッ
ト・クロックDcとして同期合成回路10aに与えてお
くようにしている。
【0056】また、上記タイミング生成回路14aは、
原クロック信号Cを発生する原クロック発振回路1と、
該原クロック信号Cを分周して、周波数の異なる複数の
パルス信号P1,P2,Phとともに、ドット・クロッ
クDcを出力する分周回路2とを有している。ここで、
上記パルス信号Phは、第1の選択回路(1)3aによ
り開閉制御される第1のゲート4aを介して、水平同期
信号Shとして同期合成回路10aに供給され、ドット
・クロックDcは、第2の選択回路(2)3bにより開
閉制御される第2のゲート4bを介して、バースト状の
ドット・クロック(以下、ドット・クロック・バースト
という。)Dcbとして上記同期合成回路10aに供給
されるようになっている。ここで、上記第1及び第2の
選択回路3a,3bは、それぞれ分周回路2から供給さ
れるパルス信号P1,P2に基づいて上記第1,第2の
ゲート4a,4bを開閉制御するよう構成されている。
【0057】図3は、本液晶表示システム1000で用
いている液晶ディスプレイの構成を示す図であり、図3
(a)はその構成を示すブロック図、図3(b)は該液
晶ディスプレイにおける分離回路の具体的な構成を示す
ブロック図である。
【0058】上記液晶ディスプレイ100は、図10に
示す従来の液晶ディスプレイ110と同様、液晶パネル
110a,走査ドライバ140,データドライバ150
を有するとともに、パソコン側から供給される合成同期
信号Maから、ドット・クロック・バーストDcbと、
水平同期信号Shとを分離する分離回路100aを有し
ている。また、この液晶ディスプレイ100では、パソ
コン側からの垂直同期信号Sv、及び分離された水平同
期信号Shは、表示制御回路101を介して走査ドライ
バ140に供給され、また、該分離されたドット・クロ
ック・バーストDcbも、表示制御回路101を介して
データドライバ150に供給されるようになっている。
【0059】また、上記分離回路100aは、合成同期
信号Maから水平同期信号Shを抜き出す、パルス幅弁
別回路からなる水平同期分離回路31と、合成同期信号
Maからドット・クロック・バーストDcbのみを抜き
出す、パルス幅弁別回路からなるバースト分離回路32
とを有している。
【0060】また、上記分離回路100aには、該パソ
コン側で生成されたドット・クロック・バーストDcb
に、周波数及び位相を正確に一致させて連続的なドット
・クロックDcを発生させる、位相制御部33a及びク
ロック発振器33bからなる自励型の発振回路33が設
けられている。
【0061】次に動作について説明する。
【0062】上記のような構成のビデオ信号出力部10
では、ビデオ信号及び同期信号は以下のようにして出力
される。
【0063】まず、タイミング生成回路14aの原クロ
ック発振回路1では、ドット・クロックDcの2倍の周
波数の信号が原クロックCとして生成される。分周回路
2では、該原クロックCを1/2分周し、これをドット
・クロックDcとして第2のゲート4bへ供給する。こ
の時、該第2のゲート4bは、分周回路2からのパルス
信号P2に基づいて第2の選択回路3bにより開閉制御
されており、ゲート4bの出力側には、ドット・クロッ
クDcから水平同期パルス幅よりやや狭い幅で、かつ水
平同期信号と同一のパルス間隔で波形を抜き出してなる
バースト状のドット・クロック(ドット・クロック・バ
ースト)Dcbが得られ、これがスイッチ10bを介し
て上記同期合成回路10aに供給される。なお、図2
(b)では同期合成回路前段のスイッチ10bは図示し
ていない。
【0064】一方、上記第1のゲート4aには、水平同
期パルスと同一のパルス幅を持つ分周出力Phが分周回
路2から供給される。この時、該第1のゲート4aは、
分周回路2からのパルス信号P1に基づいて第1の選択
回路3aにより開閉制御されており、ゲート4aの出力
側には、水平同期信号Shが得られ、これが上記同期合
成回路10aに供給される。
【0065】そして、該同期合成回路10aからは、上
記ドット・クロック・バーストDcbが水平同期信号S
hに重畳された合成同期信号Maがパソコンのコネクタ
221へ出力される。
【0066】なお、通常、水平同期信号の幅やバックポ
ーチ、フロントポーチの幅は、パソコンの機種、表示モ
ード毎に異なっているが、水平同期のパルス幅は、大体
2〜8μsecの範囲にある。これに対して、ドット・
クロックの周波数はSVGAで60〜140MHz、パ
ルス幅は大体3〜8nsec程度(1サイクルは、7〜
17nsec)が必要である。このようなことからバー
スト信号で位相制御を行うために、最低8〜10サイク
ル程度のバースト・パルスがあればよい。
【0067】これを水平同期信号の立ち上がり部、ある
いは立ち上がり部から一定時間離れた所から重畳する場
合、バースト信号の継続時間は、大体56〜170ns
ecであり、多目に見積もっても水平同期パルス幅の1
0%以下(水平同期のパルス幅2μsecに対し、バー
スト信号の継続時間が170nsecの場合は8.5%
である。)であるので、水平同期信号の期間に上記バー
スト・パルスを重畳することに時間上の制約は生じな
い。
【0068】また、この時、上記タイミング生成回路1
4aからは、第1のサンプリング信号S1が上記画面表
示制御回路22に供給されており、該制御回路22で
は、該信号S1に基づいてビデオ・メモリ21から、
R,G,Bそれぞれデジタル画像データが読み出され
て、デジタル−アナログ変換器23に供給され、該変換
器23では、タイミング生成回路14aからの第2のサ
ンプリング信号S2に基づいて、上記R,G,Bそれぞ
れデジタル画像データがアナログビデオ信号Vr,V
g,Vb(以下、これらの信号をまとめてビデオ信号V
という。)に変換されて、パソコンのコネクタ221へ
出力される。
【0069】そして、上記パソコン250からコネクタ
221及びアナログケーブル130を介して、上記アナ
ログビデオ信号V、合成同期信号Ma、及び垂直同期信
号Svが液晶ディスプレイ100に供給されると、アナ
ログビデオ信号Vは、データドライバ150に供給さ
れ、垂直同期信号Svは表示制御回路101に供給さ
れ、さらに、上記合成同期信号Maは、分離回路100
aに供給される。
【0070】該分離回路100aでは、パルス幅弁別回
路からなる水平同期分離回路31によりドット・クロッ
ク・バーストDcbが除去されて水平同期信号のみが取
り出され、パルス幅弁別回路からなるバースト分離回路
32により、ドット・クロック・バーストDcbのみが
抜き出される。なお、デジタル的なパルス幅弁別回路に
より狭い幅のパルスのみを除去する方法に代えて、アナ
ログ的な低域通過フィルタを用いてもよいが、この場合
には位相の遅れに留意する必要がある。
【0071】上記合成同期信号Maから取り出された水
平同期信号Shは、表示制御回路101を介して走査ド
ライバ140に供給される。またドット・クロック・バ
ーストDcbは、位相制御部33a及びクロック発振器
33bからなる自励型の発振回路33に供給され、ここ
では、ドット・クロック・バーストDcbに基づいて、
パソコン側のDAC23でのサンプリング信号に正確に
同期したドット・クロックDcが生成される。このドッ
ト・クロックDcは表示制御回路101を介してデータ
ドライバ150に供給される。
【0072】このように本実施の形態では、パソコンの
ビデオ信号出力部で発生したバースト状のドットクロッ
ク信号を水平同期信号に重畳して、液晶表示装置に供給
するようにしたから、パソコン側に設けられている現状
の規格のコネクタを仕様変更する必要がない。
【0073】また、パソコン側で原クロックに基づいて
生成したドットクロック信号の一部が液晶パネルに供給
されるので、液晶パネル側でのドットクロックの生成
を、簡単な構成でもって、しかもパソコン側でのビデオ
データの処理タイミングとのずれを小さく抑えて行うこ
とができる。これにより、ドットのちらつきや画面の揺
れの無い安定した液晶パネルによる画像表示を簡単に得
ることができる。
【0074】また、表示モードが変更されて上記原クロ
ックの周波数が変わっても、液晶パネル側では、パソコ
ン側からのドット・クロック・バーストに基づいて正確
のドット・クロックDcを再生することができる。
【0075】さらに、水平同期信号とドット・クロック
・バーストの合成及び分離は、デジタル的に行うことは
比較的容易であり、つまり、ドット・クロック・バース
トを、論理値を変化させる程度の振幅レベルで水平同期
信号と重畳する場合は、通常の論理ゲートで容易にこれ
らの合成を行うことができる。
【0076】また、水平同期信号に重畳するドット・ク
ロック・バーストの振幅を、論理レベルの変化が生ずる
大きさに設定する方式は、受信側で(液晶パネル側)で
の主に論理回路を用いた、該ドット・クロック・バース
トの抜き出しと水平同期信号の再生・処理に適してい
る。
【0077】また、ドット・クロック・バーストの周波
数が水平同期信号の周波数に比べて2〜3桁以上高いこ
とに加え、重畳する期間を限定しておけば、CRT表示
器に、上記ドット・クロック・バーストと水平同期信号
との同期合成信号をそのまま供給しても、ほとんど悪影
響はない。
【0078】また、ドット・クロック・バーストが不要
な場合、発信側(パソコン側)で、上記オンオフスイッ
チ10b(これは機械的スイッチに限らず電子的なスイ
ッチ回路でもよい。)によって、バースト信号を停止さ
せることができる。
【0079】なお、上記実施の形態1では、バースト状
のドット・クロックを矩形波のまま水平同期信号に重畳
する構成を示したが、バースト状のドット・クロックの
周波数帯域を制限して、水平同期信号に重畳するように
してもよい。以下このような構成例を実施の形態2とし
て説明する。
【0080】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2による液晶表示システムを説明するための図であ
り、パソコン本体260に搭載されたビデオ信号出力部
10のタイミング生成回路14bの構成を示している。
【0081】この実施の形態2では、第2のゲート4b
の出力を帯域制限フィルタ5を介して同期合成回路10
aに供給するようにしている点のみ上記実施の形態1と
異なっている。
【0082】すなわち、分周回路2から第2のゲート4
bに供給されたドット・クロックDcは、第2の選択回
路3bによる該ゲート4bの開閉により、ドット・クロ
ック・バーストDcbとなり、帯域通過フィルタ5に供
給される。該フィルタ5では、ドット・クロック・バー
ストDcbの周波数帯域が制限されるため、該ドット・
クロック・バーストDcbは、図4(b)に示すような
狭帯域ドット・クロック・バーストDcbrとなって、
同期合成回路10aに供給される。そして同期合成回路
10aでは、該狭帯域ドット・クロック・バーストDc
brが水平同期信号Shに重畳されて、合成同期信号M
bが出力される。ここでは、狭帯域ドット・クロック・
バーストDcbrは、ドット・クロック・バーストDc
bの基本周波数の第5高調波程度まで含むものとなって
いる。
【0083】その他の回路動作は、上記実施の形態1の
同一であるので省略する。
【0084】このような構成の実施の形態2では、上記
実施の形態1における効果に加えて、パソコン側で発生
したドットクロック信号の周波数帯域を制限して、液晶
表示装置側に供給するようにしたので、ドットクロック
信号がパルス状でなく、正弦状に近い波形の信号として
送られることとなり、これにより高速のクロック信号を
ケーブルを介して伝送する際の不要輻射を抑制すること
ができる。
【0085】また、ドット・クロックの再生に対して
は、同期信号が矩形波状でなく、正弦波状であっても、
有効であることは、カラーTVにおけるカラー・バース
ト信号に見られる通りである。
【0086】なお、上記フィルタ5は、帯域制限用のも
のであり、高域通過及び低域通過フィルタを組み合わせ
て、ドット・クロックの基本周波数近傍を通過させるよ
う構成されているが、上記帯域制限フィルタは、インダ
クタンス(L)とキャパシタンス(C)とから成る高周
波同調回路あるいは分布定数同調回路等で構成すること
もできる。
【0087】また、上記実施の形態1及び2では、ドッ
ト・クロック・バーストと水平同期信号との合成を、合
成後のドット・クロック・バーストが、論理回路の論理
値を変化させる振幅を持つよう行う構成を示したが、上
記合成は、ドット・クロック・バーストが、論理値を変
化させない振幅を持つよう行うものでもよい。以下この
ような構成を、実施の形態3として説明する。
【0088】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3による液晶表示システムを説明するための図であ
り、パソコン本体260に搭載されたビデオ信号出力部
10のタイミング生成回路14cの構成を示している。
【0089】この実施の形態3では、第2のゲート4b
の出力(ドット・クロック・バーストDcb)を帯域制
限フィルタ5及び減衰器(アンプ)6を介して同期合成
回路10cに供給するようにしており、また該同期信号
合成回路10cは、帯域及び振幅が制限されたドット・
クロック・バーストDcbr’と水平同期信号Shとを
アナログ的に合成し、合成した後は、論理回路を通さず
に出力するようにしている。上記同期合成回路10cで
は、ドット・クロックを抜き出すゲート信号(選択回路
(2)の出力)により、水平同期信号出力を高インピー
ダンス状態にし、この期間に周波数占有帯域を制限した
ドット・クロックを挿入するようにしている。その他の
構成は、上記実施の形態2と同一である。
【0090】上記アナログ的な信号の合成では、上記ド
ット・クロック・バーストDcbr’には、振幅の中央
値に相当するバイアスを加えて、ロー側で飽和しないよ
うにし、ハイ側で論理閾値を超えないようにレンジを設
定する。例えば、+5Vで動作させる標準論理(ロジッ
ク)回路では、通常、ロー側は+0Vが下限であるた
め、+1Vを超えず、ハイ側は+5Vが上限であるた
め、+2.5Vを下回らないようにする。
【0091】ここでは、ドット・クロック・バーストD
cbr’を水平同期信号の同期パルス期間H1に重畳し
ているので、バイアスを+0.3V、振幅を±0.3V
程度とする。
【0092】なお、ドット・クロック・バーストDcb
r’は、水平同期信号の同期パルスのない期間H2に重
畳することもでき、この場合は、バイアスを+4.7
V、振幅を±0.3程度とする。
【0093】この実施の形態3においては、パソコン側
で発生したバースト状のドットクロックを、液晶表示装
置側でのドット・クロックの振幅が、該液晶表示装置側
で設定されている論理回路の閾値を越えないようその振
幅を制限して送り出すようにしたので、高い周波数のク
ロック信号をケーブルを介して伝送する際の不要輻射の
レベルを低減することができる。
【0094】またこの実施の形態3の構成は、バースト
状のドット・クロックの振幅が制限されているため、ビ
デオ表示出力についての、CRT用表示信号とLCD用
表示信号の両立性を維持し、かつ水平同期信号にドット
・クロックを追加するのに適したものとなっている。
【0095】(実施の形態4)図6は本発明の実施の形
態4による液晶表示システムを説明するための図であ
り、パソコン本体260に搭載されたビデオ信号出力部
10のタイミング生成回路14dの構成を示している。
【0096】この実施の形態4では、分周回路2から出
力されるドット・クロックDcを、フィルタ5により狭
帯域のドット・クロックDcrにし、さらに減衰器(ア
ンプ)6により振幅を制限して同期合成回路10cに供
給するようにしており、また該同期信号合成回路10c
は、帯域及び振幅が制限されたドット・クロックDc
r’と水平同期信号Shとをアナログ的に合成し、合成
した後は、論理回路を通さず出力するようにしている。
【0097】上記アナログ的な信号の合成では、上記ド
ット・クロック・バーストDcbr’には、振幅の中央
値に相当するバイアスを加えて、ロー側で飽和しないよ
うにし、ハイ側で論理閾値を超えないようにレンジを設
定する。例えば、+5Vで動作させる標準論理(ロジッ
ク)回路では、通常、ロー側は+0Vが下限であるた
め、+1Vを超えず、ハイ側は+5Vが上限であるた
め、+2.5Vを下回らないようにする。具体的には、
ドット・クロック・バーストDcbr’を水平同期信号
の同期パルス期間H1に重畳する時には、バイアスを+
0.3V、振幅を±0.3V程度とし、ドット・クロッ
ク・バーストDcbr’を、水平同期信号の同期パルス
のない期間H2に重畳するときには、バイアスを+4.
7V、振幅を±0.3程度としている。
【0098】図7は本実施の形態4による液晶表示シス
テムを説明するための図であり、液晶ディスプレイ10
0に搭載された分離回路100bの構成を示している。
【0099】この分離回路100bは、合成同期信号M
cから水平同期信号Shを抜き出す水平同期分離回路3
1と、合成同期信号Mcからドット・クロックDcrを
抜き出すための増幅回路35と、ドット・クロックDc
rの位相補正を行うための位相補正回路36とから構成
されている。この位相補正回路では、ドット・クロック
Dcのパルスを、水平同期信号の立ち上がりから数えて
所定個目のものから出力するという制御も行っており、
これによりビデオ信号のブランキング期間が表示されて
しまうのを防止するようにしている。
【0100】本実施の形態では、ドット・クロックの最
大振幅は、同期合成信号Mdの振幅が液晶ディスプレイ
側の論理回路の論理値を変えない範囲に設定しており、
液晶ディスプレイ側では、水平及び垂直同期信号は、直
接論理回路を介して取り出し、ドット・クロックは、振
幅が論理レベルに達するまで増幅回路35で増幅し、位
相補正回路36で位相補正をして取り出す。
【0101】また、増幅等によりビデオ信号に対するド
ット・クロックDcの位相遅れは避けられないので、次
に位相が合うまで手前のドット・クロックを遅らせる手
法を採用している。この手法は、発信側でビデオ信号の
サンプリングに先立ってドット・クロック信号を付加し
てあるため、とることができる。また、この位相調整
は、上記位相補正回路で行うことができる。
【0102】なお、上記実施の形態4では、ドット・ク
ロックDcをフィルタ5により帯域を制限するようにし
ているが、ドット・クロックDcをそのままアンプ6に
供給するようにしてもよい。
【0103】また、上記各実施の形態では、ドット・ク
ロック・バーストあるいはドット・クロックを、水平同
期信号に重畳する場合について示したが、これを垂直同
期信号に重畳するようにしてもよい。
【0104】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パソコン
等からのビデオ信号に基づいて液晶ディスプレイにて画
像表示を行うシステムにおいて、液晶ディスプレイ側で
必要となるドット・クロックあるいはその一部をパソコ
ン側から供給するようにしたので、液晶表示装置側に
て、該ドット・クロックを極めてクリティカルなPL
L、VCO回路のみにより生成する方法に比べ、発信側
(パソコン側)で用意したドット・クロック・バースト
を基にドット・クロックを生成したり、あるいは発信側
からのドット・クロックをそのままで位相補正をして使
用したりできる点で優れており、これによって安定でク
ッキリした表示が得られる液晶表示システムを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による液晶表示システム
を説明するための図である。
【図2】上記液晶表示システムに用いられているパソコ
ン本体のビデオ信号出力部を説明するための図であり、
図2(a)はその構成を示すブロック図、図2(b)は
該ビデオ信号出力部におけるタイミング生成回路の具体
的な構成を示すブロック図、図2(c)はビデオ信号
V、及び該タイミング生成回路で発生する信号の波形を
示す図である。
【図3】上記液晶表示システムで用いている液晶ディス
プレイの構成を示す図であり、図3(a)はその構成を
示すブロック図、図3(b)は該液晶ディスプレイにお
ける分離回路の具体的な構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態2におけるパソコン本体部
を説明するための図であり、図4(a)は該ビデオ信号
出力部におけるタイミング生成回路の具体的な構成を示
すブロック図、図4(b)はビデオ信号V、及び該タイ
ミング生成回路で発生する信号の波形を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3におけるパソコン本体部
を説明するための図であり、図5(a)は該ビデオ信号
出力部におけるタイミング生成回路の具体的な構成を示
すブロック図、図5(b)はビデオ信号V、及び該タイ
ミング生成回路で発生する信号の波形を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態4におけるパソコン本体部
を説明するための図であり、図6(a)は該ビデオ信号
出力部におけるタイミング生成回路の具体的な構成を示
すブロック図、図6(b)はビデオ信号V、及び該タイ
ミング生成回路で発生する信号の波形を示す図である。
【図7】上記実施の形態4における液晶ディスプレイ部
を説明するための図であり、液晶ディスプレイ部におけ
る分離回路の構成を示している。
【図8】演算処理装置の1種であるパソコンを説明する
ための図であり、図8(a)は、パソコンの外観を示す
図、図8(b)はパソコン本体内部の構造を示す図、図
8(c)はパソコン本体とCRT表示部とを接続するコ
ネクタの構造を示す図である。
【図9】上記パソコンのビデオ信号生成部の回路構成を
示すブロック図である。
【図10】図10(a)はパソコン本体からのビデオ表
示信号を液晶ディスプレイにより画像表示するシステム
を示す図、図10(b)は、液晶パネル側に設けられた
ドットクロック信号の生成回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 原クロック発振回路 2 分周回路 3a,3b 第1,第2の選択回路 4a,4b 第1,第2のゲート 5 フィルタ 6 減衰器(アンプ) 10 ビデオ信号出力部 10a 同期合成回路 10b オンオフスイッチ 14a,14b,14c,14d タイミング生成回路 21 ビデオメモリ 22 画面表示制御回路 23 デジタル−アナログ変換器(DAC) 31 水平同期分離回路 32 バースト分離回路 33 自励型の発振回路 33a 位相制御部 33b クロック発振器 35 増幅回路 36 位相補正回路 100 液晶ディスプレイ 100a 分離回路 101 表示制御回路 110a 液晶パネル 114 走査信号線 115 データ信号線 130,230 アナログケーブル 140 走査ドライバ 150 データドライバ 210a マザーボード 210b ビデオボード 211 コネクタ 220 CRT表示器 250 パソコン 260 パソコン本体 1000 液晶表示システム Dc ドット・クロック Dcb ドット・クロック・バースト Dcbr 帯域制限ドット・クロック・バースト Ma,Mb,Mc,Md 合成同期信号 Sh 水平同期信号 V ビデオ信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水本 幸弘 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラービデオ信号を出力するビデオ信号
    出力部を有する演算処理装置と、該演算処理装置からの
    カラービデオ信号をアナログ信号ケーブルを介して受
    け、該カラービデオ信号をアナログ−デジタル変換した
    デジタル信号により画像表示を行う液晶表示装置とを備
    えた液晶表示システムであって、 該演算処理装置のビデオ信号出力部は、バースト状のド
    ットクロックを発生するクロック発生部と、水平同期信
    号あるいは垂直同期信号上にバースト状のドットクロッ
    ク信号を重畳して合成同期信号を出力する同期合成回路
    とを有するものであり、 該液晶表示装置は、該合成同期信号から水平同期信号あ
    るいは垂直同期信号とバースト状のドットクロック信号
    とを分離する分離回路を有し、該分離されたバースト状
    のドットクロック信号に基づいて、該カラービデオ信号
    をアナログ−デジタル変換するためのサンプリング信号
    を作成するよう構成したものである液晶表示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示システムにおい
    て、 該演算処理装置のビデオ信号出力部は、前記同期合成回
    路の前段に設けられた、ドットクロック信号の周波数帯
    域を制限する帯域通過フィルタを備え、該帯域通過フィ
    ルタの出力として得られたドットクロック信号を、水平
    同期信号と合成するよう構成したものである液晶表示シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の液晶表示システムにおい
    て、 前記同期合成回路は、前記バースト状のドット・クロッ
    クに対して、その液晶表示装置側での振幅が、該液晶表
    示装置側で設定されている論理回路の閾値を越えないよ
    う、振幅制限処理を施して、該バースト状のドット・ク
    ロックを前記水平同期信号あるいは垂直同期信号と合成
    する回路構成としたものであり、 該液晶表示装置側の分離回路は、該同期合成信号から、
    該振幅が制限されたバースト状のドット・クロックを、
    分離可能な構成としたものである液晶表示システム。
  4. 【請求項4】 カラービデオ信号を出力するビデオ信号
    出力部を有する演算処理装置と、該演算処理装置からの
    カラービデオ信号をアナログ信号ケーブルを介して受
    け、該カラービデオ信号をアナログ−デジタル変換した
    デジタル信号により画像表示を行う液晶表示装置とを備
    えた液晶表示システムであって、 該演算処理装置のビデオ信号出力部は、該演算処理装置
    本体に着脱可能なビデオボード上に搭載されており、 該ビデオ信号出力部は、ドット・クロックを発生するク
    ロック発生部を有し、液晶表示装置側でのドット・クロ
    ックに対して、その液晶表示装置側での振幅が、該液晶
    表示装置側で設定されている論理回路の閾値を越えない
    よう振幅制限処理を施して、該ドット・クロックを該水
    平同期信号と合成する構成となっており、 該液晶表示装置は、該合成同期信号から水平同期信号と
    ドットクロック信号とを分離する分離回路を有し、該分
    離されたドットクロック信号に基づいて、該カラービデ
    オ信号をアナログ−デジタル変換するためのサンプリン
    グ信号を作成するよう構成したものである液晶表示シス
    テム。
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