JPH0941502A - 水切構造 - Google Patents

水切構造

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Publication number
JPH0941502A
JPH0941502A JP18994995A JP18994995A JPH0941502A JP H0941502 A JPH0941502 A JP H0941502A JP 18994995 A JP18994995 A JP 18994995A JP 18994995 A JP18994995 A JP 18994995A JP H0941502 A JPH0941502 A JP H0941502A
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JP
Japan
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wall panel
horizontal
brought
water drip
wall
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Pending
Application number
JP18994995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Miyaji
京一 宮地
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP18994995A priority Critical patent/JPH0941502A/ja
Publication of JPH0941502A publication Critical patent/JPH0941502A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下の外壁パネル10,10間における防水
性が向上する。 【解決手段】 上下方向に配置した外壁パネル10間に
水切部材20を設けてなり、水切部材20は、外壁パネ
ル10,10間に挿通した水平部21と、水平部21の
屋外側端縁から垂下した垂下部22と、水平部21の屋
内側端縁から立ち上がり上方の外壁パネル10の屋内面
に当接した立上部23と、垂下部22と下方の外壁パネ
ル10の外装材11の表面との間に圧着した弾性水密材
25とからなることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレハブ住宅等
における外壁パネルの水切構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4ないし図6に示すような
外壁パネル10がある。図4は外壁パネル10の外装材
側の正面図を示しており、複数枚の外装材11が上下に
並設されている。また、図4のV−V断面図を図5に、
VI−VI断面図を図6に示す。
【0003】図5および図6において、12は内向き溝
形鋼を矩形に組んでなる外枠であり、外枠12内に複数
本の溝形鋼からなる縦桟13が設けられており、これら
外枠12と縦桟13とで枠組体14を構成している。外
装材11はALC製であって、上下に並設して枠組体1
4にビス15(図4)にて固定されている。また、枠組
体14の屋内面には石膏スラグ板等からなる内装材16
がビス止めされており、さらに枠組体14内には断熱材
(グラスウール)17が介挿されている。
【0004】図7は、外壁パネル10を上下左右に並設
して設置した状態の屋外側の正面図を示している。上下
に並設した外壁パネル10間には横目地18が形成さ
れ、左右に並設した外壁パネル10間には縦目地19が
形成され、横目地18部分を拡大したのが図8であっ
て、横目地18に沿って水切部材50が延設されてい
る。水切部材50は、前面の垂下部53と外装材11と
の間に弾性水密材52を圧着して、上下の外壁パネル1
0,10間に挿入し、下方の外壁パネル10の枠組体1
4の上面にブチルテープ51にて接着する。なお、上方
の外壁パネル10の下面と水切部材50との間にも水密
材(図示せず)を介挿する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の水切部
材50の場合、ブチルテープ51にて下方の外壁パネル
10の上面に固定されているに過ぎず、圧縮状態で外装
材11の表面に圧着した弾性水密材52の反発により、
水切部材50が屋外方向に移動し、ブチルテープ51の
接着が容易に外れてしまう。このため、弾性水密材52
を外装材11に強く圧着したり、長期間安定して圧着さ
せることができず、横目地部分の防水性が悪く、外壁パ
ネル10内や屋内に雨水が浸入し易くなるという問題が
あった。
【0006】したがって、この発明の目的は、上下の外
壁パネル間における防水性が向上する水切構造を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の水切構造は、
上下方向に配置した外壁パネルの間に水切部材を設け、
前記水切部材は、外壁パネル間に挿通した水平部と、こ
の水平部の屋外側端縁から垂下した垂下部と、前記水平
部の屋内側端縁から立ち上がり上方の外壁パネルの屋内
面に当接した立上部と、前記垂下部と下方の外壁パネル
の外装材の表面との間に圧着した弾性水密材とからなる
ことを特徴とするものである。
【0008】この発明の水切構造によると、水切部材の
屋内側端縁の立上部を上方の外壁パネルの屋内面に当接
させたので、屋外側端縁から垂下した垂下部と外壁パネ
ルの外装材との間に圧着した弾性水密材の反発によっ
て、水切部材が屋外方向に移動することはなく、水切部
材を強くかつ長期間安定して圧着することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1ない
し図3に基づいて説明する。図1において、10は外壁
パネルであり、外壁パネル10の構造は図4ないし図6
に示した外壁パネルと同様であって、同一部分は同一符
号を付してその説明を省略する。また、外壁パネル10
は、図7に示すように、上下左右に並設されており、図
1はその横目地18部分の拡大断面図、図2はその縦目
地19部分の拡大断面図を示している。
【0010】図1において、20は、横目地18に沿っ
て延設した水切部材であって、塩化ビニル鋼板を折曲し
て、上下の外壁パネル10,10間に挿通した水平部2
1と、水平部21の屋外側端縁から垂下した垂下部22
と、水平部21の屋内側端縁から立ち上がった立上部2
3とを形成したものである。図3に、取付前の水切部材
20の側面図を示す。水平部21の屋外側縁部に若干下
向きに傾斜させてなる傾斜部21aが形成され、垂下部
22の下端には内向きに折り返してなる折り返し部22
aが形成されている。また、水平部21の上面には、弾
性水密材(EPDM等)24が貼着されており、かつ垂
下部22の内面にも傾斜部21aと折り返し部22a間
に弾性水密材(EPDM等)25が貼着されている。な
お、水密材25の屋内側面には粘着剤26が形成されて
いる。
【0011】水切部材20は、図1のように、垂下部2
2の折り返し部22aを下方の外壁パネル10の外装材
11の表面に接し、かつ立上部23を上方の外壁パネル
10の枠組体14の屋内面14aに圧接した状態で、傾
斜部21aが水平姿勢となるように水平部21を上下の
外壁パネル10,10間に介挿する。弾性水密材25は
圧縮され、粘着剤26が下方の外壁パネル10の外装材
11の表面に密着し、かつ弾性水密材24は上方の外壁
パネル10の下面と水切部材20の水平部21との間に
圧縮状態で介挿される。
【0012】また、図2に示すように、左右の外壁パネ
ル10,10間の縦目地19に沿って、目地部材30を
設ける。目地部材30の裏面には、ボルト31が突設さ
れており、ボルト31にワッシャ32を介してナット3
3を締結することで、目地部材30とワッシャ32によ
り、左右の外壁パネル10を挟み込んで接続する。な
お、34はシール材、35はカバーである。
【0013】このように構成された水切構造によると、
水切部材20の立上部23を上方の外壁パネル10の枠
組体14の屋内面14aに接することで、下方の外壁パ
ネル10の外装材11の表面に圧着した弾性水密材25
の反発によっても、水切部材20が屋外方向に移動しな
い。よって、弾性水密材25を、均一な圧力で長期間安
定して強く圧着させることができ、横目地18部分に確
実な防水性が得られ、外壁パネル10内や屋内への雨水
の浸入を防ぐことができる。
【0014】
【発明の効果】この発明の水切構造によると、水切部材
の屋内側端縁の立上部を上方の外壁パネルの屋内面に当
接させたので、屋外側端縁から垂下した垂下部と外壁パ
ネルの外装材との間に圧着した水密材の反発によって、
水切部材が屋外方向に移動することはなく、水切部材を
強くかつ長期間安定して圧着することができ、横目地の
防水性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における横目地部分の断
面図である。
【図2】この発明の実施の形態における縦目地端部の断
面図である。
【図3】この発明の実施の形態において使用する水切部
材の側面図である。
【図4】外壁パネルの正面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【図7】外壁パネルを上下左右に並設した状態の正面図
である。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【符号の説明】
10 外壁パネル 20 水切部材 21 水平部 22 垂下部 23 立上部 24,25 弾性水密材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 644 E04B 2/56 644B 645 645B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に配置した外壁パネルの間に水
    切部材を設けた外壁水切構造において、 前記水切部材は、外壁パネル間に挿通した水平部と、こ
    の水平部の屋外側端縁から垂下した垂下部と、前記水平
    部の屋内側端縁から立ち上がり上方の外壁パネルの屋内
    面に当接した立上部と、前記垂下部と下方の外壁パネル
    の外装材の表面との間に圧着した弾性水密材とからなる
    ことを特徴とする水切構造。
JP18994995A 1995-07-26 1995-07-26 水切構造 Pending JPH0941502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18994995A JPH0941502A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 水切構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18994995A JPH0941502A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 水切構造

Publications (1)

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JPH0941502A true JPH0941502A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16249900

Family Applications (1)

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JP18994995A Pending JPH0941502A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 水切構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112814235A (zh) * 2021-01-08 2021-05-18 北京住总第二开发建设有限公司 一种分层导流开放式石材幕墙施工方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06173356A (ja) * 1992-12-10 1994-06-21 Sekisui Chem Co Ltd 横目地用防水材
JPH075938B2 (ja) * 1987-09-24 1995-01-25 三菱マテリアル株式会社 急冷凝固金属基粉末の製造法

Patent Citations (2)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990615