JP3981466B2 - 乾式目地ガスケットの取付方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は建物外壁の目地処理を乾式目地ガスケットにより行うための乾式目地ガスケットの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅等の建物を建設するにあたっては、工場にてできるだけ部品完成度を高め、建築現場での作業項目を減少させるためにパネル工法の導入が進められている。例えば、パネル工法による建物の外壁は、複数の壁パネルを所定位置に配列することにより形成されるものである。そして、このように形成された外壁は、隣接する各外壁パネル間の目地に防水処理を施す必要がある。
【0003】
目地の防水処理として、現場で目地内にコーキング材を充填する方法がある。この方法は、先ず目地内に発泡ウレタンゴム等で形成されたバックアップ材を目地表側から所定位置にまで圧入し、次いでコーキング材を目地表側から充填し、最後にコーキング材の表側をへら等で整形するものである。バックアップ材は、目地の幅寸法よりも幅広の断面を有し、目地内に圧入されることで圧縮変形し、自己保持を行う。バックアップ材は隣接する壁パネルを弾性をもって保持し、小口面における衝撃を吸収してコーキング材の二面接着を確保するとともに、コーキング材の目地裏側への流出を防止するものである。
【0004】
上記のように目地にコーキング材を充填して目地処理を行う技術では、バックアップ材の圧入作業や、コーキング材の充填作業及びコーキング材の整形作業等の多くの作業が必要とされ、高い施工効率性を得ることができなかった。特に、バックアップ材の圧入作業については、バックアップ材を外壁パネルの厚み方向に押し込み過ぎると目地裏から脱落してしまうことがあり、熟練が必要とされていた。
【0005】
上記目地へコーキング材を充填する方法の他、目地処理をより簡単に行うために、予め合成樹脂等で形成された乾式目地ガスケットを目地内に挿入する技術がある。乾式目地ガスケットは、目地幅よりも幅寸法の大きな係合部を有しており、この係合部を目地へ圧入することにより目地を充填するものである。このように乾式目地ガスケットは目地に挿入するだけで目地における防水処理を行うことができるため、熟練を必要とすることなく、作業性を向上させることができる。
【0006】
従来の目地処理においては、コーキング材を使用する場合でも、或いは乾式目地ガスケットを使用する場合でも、作業を壁パネルの表側から行っているため、外壁表側に少なくとも作業者が作業可能な作業空間を確保する必要があった。しかし近年の、特に都市部における建築物の密集化に伴い、建築物同士の立地間隔が狭く、表側に作業空間を確保するのが難しいという問題があった。さらに、目地処理作業を建物の上層階において行うには、外壁表側に作業足場を架設したり、あるいは移動式の作業足場を配置するためにより広いスペースが必要とされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題を解決するために、特開平5−311770公報では、図9に示すような目地構造が提示されている。図9に示す目地構造は、ジョイナーA、パネルB、下地材α、固定具βとからなり、ジョイナーAは、設置片101を柱状の下地材α上に設置し、設置片101から直角に下方へ屈曲して形成された固定片102,103を固定具βにより下地材αに固着することにより下地材αに配設されている。
【0008】
さらにジョイナーAには設置片の中央部分を上方に直角に立ち上がらせた立ち上がり片104が形成されており、立ち上がり片104には弾性を有するパッキング体105が配設されている。このようにジョイナーAが取り付けられた下地材αへ、ゴンドラ、クレーン、ウィンチ等でパネルBを吊り下げ、その木口面B1がパッキング体105に密着するようにパネルBを固定し、目地部を形成するものである。
【0009】
上記従来技術によれば、予め形成されたパッキング体105へパネルBを配設して外壁を形成する構成であるため、目地処理を行うために建物の外側から作業することなく、目地における防水性を確保することが可能となる。しかし、パネルBを立設する際に、パネルBがパッキング体105に密着するように正確に配設する必要があり、パネルの設置に手間がかかるという問題があった。またジョイナーAを下地材αへ固定具βにより取り付ける必要があるため、取付作業に手間がかかるという問題があった。
【0010】
上記従来技術の他、特開平5−133067号公報においては、図10に示すように、目地を覆う被覆部111と、被覆部111に連結されて目地内に挿入される挿入部112と、挿入部112に形成されて目地内に圧入される係合部113とを有し、建物の屋内側から設置できる目地処理材130が提示されている。目地処理材130は、挿入部112を目地内に挿入し、目地裏側から引き込んで係合部113を目地内に圧入し、内壁側において抜け止め部材によって固定されるように構成されている。
【0011】
しかし上記従来技術では、目地処理材130を目地に配設するとき、目地処理材130を先ず外壁の上方から垂下させ、目地の表側に被覆部111と係合部113とを配置させ、その後挿入部112を目地に挿入して内側から引き込む構成とされているため、目地処理材を外壁よりも高い位置まで上昇させる必要があり、配設に手間がかかるという問題があった。また目地処理材130の配設後に、挿入部112が目地から突出しており、この挿入部112を抜け止め部材で固定する構成とされているため外観上問題があった。或いは挿入部112を切断した場合は、コーキング材により目地を内側から充填する構成とされているため工数が増加し効率的に作業を行えないという不都合があった。
【0012】
本発明の目的は、建物の内側から簡単に配設することができる乾式目地ガスケットの取付方法を提供することにある。本発明の他の目的は、安定して高い防水効果を得ることができる乾式目地ガスケットの取付方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明請求項1による乾式目地ガスケットの取付方法によれば、パネルフレームを面材の端部より内側に取付けた壁パネルを複数枚立設して形成される建物外壁の壁パネル間の目地を充填するための乾式目地ガスケットの取付方法において、前記壁パネルを支持する柱部材の配置位置と前記目地の位置とが一致するように前記壁パネルを複数枚立設する工程と、該複数枚立設された壁パネルを仮止めする工程と、前記乾式目地ガスケットを前記建物の内部側から前記目地に挿入する挿入工程と、前記挿入工程の後で、前記隣接する壁パネルのパネルフレーム間に前記壁パネルを支持する柱部材で前記乾式目地ガスケットを圧入する工程とを備え、前記柱部材と前記面材の端部とを圧接させ、前記乾式目地ガスケットを前記目地へ圧入して配設したこと、により解決される。
【0014】
このように、壁パネルを立設して仮止めしておき、建物の内側から乾式目地ガスケットを挿入して、柱部材の取り付けるのと同時に乾式目地ガスケットの取付を行うことができるので、建物の内側から乾式目地ガスケットの取付作業を行うことができ、建物の外側に他の建物が近接していても、容易に目地への乾式目地ガスケットの充填を行うことができる。このため、建設している建物に他の建物等が密接していても、目地へのガスケットの充填を容易に行うことができる。
【0016】
また前記乾式目地ガスケットは、前記目地の幅よりも大きめの幅に形成された底面部と、該底面部から略垂直に突出する突出部とを有し、前記底面部には前記突出部の両側に前記突出部方向へ向けて傾斜した可撓性の折曲部が少なくとも一対形成され、前記突出部には前記底面部方向へ向けて傾斜した可撓性の凸部が少なくとも一対形成され、前記突出部の先端部には前記底面部と平行な平面部と、該平面部から前記底面部方向へ向けて傾斜した縁部とが形成されたものであることを特徴とする。
【0017】
本発明の乾式目地ガスケットの突出部を目地に挿入することにより、突出部の凸部と縁部とが目地に圧接して雨水等の浸水を阻止するとともに、目地が底面部及び折曲部で被覆されるため、目地内と目地開口部の2箇所において防水を行うことができ、高い防水効果を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の乾式目地ガスケット10の取付方法は、パネルフレーム22を面材21の端部より内側に取付けた壁パネル20を複数枚立設して形成される建物外壁の壁パネル20間の目地Mを充填するための乾式目地ガスケット10の取付方法に関するものである。
【0019】
上記取付方法における工程は次の通りである。先ず壁パネル20を支持する柱部材30の配置位置と目地Mの位置とが一致するように壁パネル20を複数枚立設する工程を行う。次に、複数枚立設された壁パネル20を仮止めする工程を行う。そして乾式目地ガスケット10を建物の内部側から目地Mに挿入する挿入工程を行う。さらに隣接する壁パネル20のパネルフレーム22間に、壁パネル20を支持する柱部材30を圧入する工程とを行う。そして柱部材30と面材21の端部とを圧接させることにより、乾式目地ガスケット10を目地Mへ配設する。
【0021】
さらに本発明の乾式目地ガスケット10は、目地Mの幅よりも大きめの幅に形成された底面部13と、底面部13から略垂直に突出する突出部11とを有しており、底面部13には突出部11の両側に突出部11方向へ向けて傾斜した可撓性の折曲部13aが少なくとも一対形成されている。また、突出部11には底面部13方向へ向けて傾斜した可撓性の凸部12が少なくとも一対形成されている。さらに、突出部11の先端部には底面部13と平行な平面部11aと、平面部11aから底面部13方向へ向けて傾斜した縁部11bとが形成されている。そして突出部11を目地Mに挿入することにより凸部12及び縁部11bが目地Mに圧接し、底面部13及び折曲部13aが壁パネル20に当接して目地Mを被覆する。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0023】
図1乃至図8は本発明に係る実施例を示すものであり、図1は壁パネルを示す説明図、図2乃至図4は乾式目地ガスケットの取付方法を示す説明図、図5は乾式目地ガスケットの断面図、図6乃至図8は他形状の乾式目地ガスケットの取付方法を示す説明図である。
【0024】
本発明の乾式目地ガスケット10の取付方法は、建物外壁の壁パネル20間の目地Mへ乾式目地ガスケット10を取付ける方法に関するものである。建物外壁を構成する壁パネル20は、図1に示すように、面材21と、パネルフレーム22とから構成されており、パネルフレーム22は面材21の端部21aより内側に位置するように取付けられている。パネルフレーム22は、例えば断面コ字状の金属製の長尺部材を溶接等で矩形に枠組みすることにより形成されている。また面材21はセラミック系の外壁材や、耐水合板等から形成されている。
【0025】
本実施例においては、面材21とパネルフレーム22との接合部に合板23が配設されており、この合板23を介して面材21とパネルフレーム22とがビス或いは接着剤等により固定されている。この合板23は壁パネル20の強度を高めるためのものである。なお合板23を面材21とパネルフレーム22との間に介在させるときには、合板23に保護部材23aを取り付けておくことにより、後述する柱部材を面材21側へ向けてより強く押しつけることができ、柱部材を所定位置に確実に配設することができる。保護部材23aとしては、例えば亜鉛鉄板を使用する。なお、パネルフレーム22に囲まれる空間にはグラスウールや、発泡ウレタン等からなる断熱材が充填される。
【0026】
上記壁パネル20を複数枚立設させることにより建物の外壁を形成する。そしてこのとき壁パネル20間にできる目地Mに乾式目地ガスケット10を取り付けることにより、目地Mにおける防水処理を行う。図1乃至図4において、本発明における乾式目地ガスケット10の取付方法について説明する。
【0027】
先ず、壁パネル20を支持する柱部材30の配置位置と目地Mの位置とが一致するように、壁パネル20を複数枚立設する工程を行なう。次に、立設された壁パネル20を仮止めする工程を行う。本工程では、前工程で複数枚立設された壁パネル20の上部を固定部材(図示せず)において仮止めする。固定部材として例えば胴差や軒桁がある。
【0028】
次に図2に示すように、乾式目地ガスケット10を外壁の内側、即ち建物の内部側から目地Mに挿入する工程を行う。乾式目地ガスケット10は弾性を有し、突出部11と、突出部11に形成される複数の凸部12と、目地Mの幅寸法より大きめの寸法に形成された底面部13とから構成されている。
【0029】
乾式目地ガスケット10の突出部11は、壁パネル20の厚さ寸法よりも短めの寸法になるように形成され、外側に飛び出さないように構成されている。また突出部11の先端部には底面部13と平行な平面部11aと、この平面部11aに連続した縁部11bとが形成されている。
【0030】
突出部11に形成される凸部12は、底面部13方向へ向けて傾斜して形成されており、本実施例では2組の凸部が形成されている。凸部12は突出部11を目地Mに挿入したとき、目地Mに圧接するように形成されている。
【0031】
底面部13には、突出部11を挟んで可撓性の折曲部13aが形成されている。本例では折曲部13aは、突出部11の両側に2組形成されており、それぞれの折曲部13aは突出部11側へ向かって傾斜して形成されている。
【0032】
図5は本発明の乾式目地ガスケット10の構成を示す断面図である。図5に示すように乾式目地ガスケット10は、長尺の芯材10aと、この芯材10aに配設されるパッキング体10bとから構成されている。芯材10aは、例えば溶融亜鉛メッキ鋼板等の表面処理鋼板、或いはステンレス板、アルミニウム板等からなり、断面略T字形になるように折り曲げられて形成されている。パッキング体10bは、例えば軟質PVC,ポリスチレン,ポリエチレン等からなり、少なくとも弾性を有する部材から形成されている。パッキング体10bは自己接着性を利用して、もしくは別途接着剤を介して、或いは芯材10aと一体に押し出し成形することにより芯材10aに配設されている。
【0033】
次に図3に示すように、隣接する壁パネル20のパネルフレーム22間に壁パネル20を支持する柱部材30を圧入する工程を行う。柱部材30は、例えば図3に示すように金属製の長尺部材であり、柱部材30の幅Xが、隣接するパネルフレーム22間の幅よりも若干大きめになるように構成されている。本工程では、前工程において既に目地Mに挿入された乾式目地ガスケット10を壁パネル20側へ押し込むように、図3の矢印方向に柱部材30を圧入する。
【0034】
そして図4に示すように、柱部材30と面材21の端部とを圧接させる。本実施例では、面材21とパネルフレーム22との接合部に合板23が介在しているので、柱部材30は合板23と圧着される。このとき乾式目地ガスケット10の突出部11は目地M内に挿入され、突出部11に形成された凸部12及び先端部の縁部11bが目地Mに圧接する。さらに柱部材30と合板23との間で、乾式目地ガスケット10の底面部13が挟まれ合板23側へ圧着され、底面部13に形成された折曲部13aもまた、柱部材30と合板23との間で折り畳まれるようにして合板23側へ圧着される。このように本発明の乾式目地ガスケット10を目地Mに配設することにより、目地M内部と目地Mの開口部において外部からの雨水等の浸入が防止され、高い防水効果を得ることができる。
【0035】
図6乃至図8は他の形状の乾式目地ガスケット10の目地への取付方法を示す説明図である。前記実施例では、底面部13において、突出部11側へ向かって傾斜した折曲部13aが2組形成されている例を示したが、本実施例で用いる乾式目地ガスケット10の底面部13の端部には、突出部11から離れるように傾斜した折曲部13aが形成されている。
【0036】
上記乾式目地ガスケット10の目地への取付方法は前記実施例と同様に、先ず、壁パネル20を支持する柱部材30の配置位置と目地Mの位置とが一致するように、壁パネル20を複数枚立設し、これら立設された壁パネル20を仮止めする。そして、乾式目地ガスケット10を外壁の内側から目地Mに挿入する。次に隣接する壁パネル20のパネルフレーム22間に柱部材30を圧入する。
【0037】
そして図8に示すように、柱部材30と面材21の端部に位置する合板23とを圧接させる。このとき乾式目地ガスケット10の底面部13及び折曲部13aは柱部材30と合板23との間に挟まれ、合板23側へ圧着される。このようにして底面部13及び折曲部13aが目地Mの建物内部側の開口を隙間なく覆うように構成される。
【0038】
なお、乾式目地ガスケット10としては上記構成に限らず、突出部自体を目地に圧接させるように形成した構成や、凸部を連続した波形に形成した構成等、他の構成を有する乾式目地ガスケットを採用しても良いことは勿論である。
【0039】
上記のように、建物の内部側から目地Mへ乾式目地ガスケット10を充填することができるので、建築中の建物に他の建物が近接しているような施工現場においても、簡単に目地Mへの防水処理を行うことができる。さらに本実施例の乾式目地ガスケット10は、先端部に形成された平面部11aと縁部11b,及び凸部12を有する突出部11と、折曲部13aを有する底面部13とから構成されているので、縁部11bと凸部12が目地Mに圧接して雨水等の浸水を阻止するとともに、底面部13及び折曲部13aにより目地Mの建物内部側の開口部が被覆されるため、目地内と目地開口部の2箇所において防水を行うことができ、高い防水効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、外壁の目地に乾式目地ガスケットを建物の内側から取り付けることができるので、建物の外側に作業スペースを確保する必要がなく、また作業のための足場が不要となり、施工中の建物に他の建物が近接している場合でも、簡単に目地処理を行うことができる。
【0043】
また目地を内側から被覆する被覆部を有する乾式目地ガスケットを使用することにより、この被覆部が柱部材によって壁パネルに押さえつけられるように構成されるので、乾式目地ガスケットと壁パネルとの間に十分な密着力を確保することができる。このように壁パネル間の目地における防水を目地内部及び建物内側の2箇所で行うことができるので、高い防水効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁パネルを示す説明図である。
【図2】本発明の乾式目地ガスケットの取付方法を示す説明図である。
【図3】本発明の乾式目地ガスケットの取付方法を示す説明図である。
【図4】本発明の乾式目地ガスケットの取付方法を示す説明図である。
【図5】本発明の乾式目地ガスケットを示す断面図である。
【図6】他の形状の乾式目地ガスケットの取付方法を示す説明図である。
【図7】他の形状の乾式目地ガスケットの取付方法を示す説明図である。
【図8】他の形状の乾式目地ガスケットの取付方法を示す説明図である。
【図9】従来例を示す説明図である。
【図10】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 乾式目地ガスケット
11 突出部
11a 平面部
11b 縁部
12 凸部
13 底面部
13a 折曲部
20 壁パネル
21 面材
22 パネルフレーム
23 合板
30 柱部材
M 目地
Claims (2)
- パネルフレームを面材の端部より内側に取付けた壁パネルを複数枚立設して形成される建物外壁の壁パネル間の目地を充填するための乾式目地ガスケットの取付方法において、
前記壁パネルを支持する柱部材の配置位置と前記目地の位置とが一致するように前記壁パネルを複数枚立設する工程と、
該複数枚立設された壁パネルを仮止めする工程と、
前記乾式目地ガスケットを前記建物の内部側から前記目地に挿入する挿入工程と、
前記挿入工程の後で、前記隣接する壁パネルのパネルフレーム間に前記壁パネルを支持する柱部材で前記乾式目地ガスケットを圧入する工程とを備え、
前記柱部材と前記面材の端部とを圧接させ、前記乾式目地ガスケットを前記目地へ圧入して配設したことを特徴とする乾式目地ガスケットの取付方法。 - 前記乾式目地ガスケットは、前記目地の幅よりも大きめの幅に形成された底面部と、該底面部から略垂直に突出する突出部とを有し、前記底面部には前記突出部の両側に前記突出部方向へ向けて傾斜した可撓性の折曲部が少なくとも一対形成され、前記突出部には前記底面部方向へ向けて傾斜した可撓性の凸部が少なくとも一対形成され、前記突出部の先端部には前記底面部と平行な平面部と、該平面部から前記底面部方向へ向けて傾斜した縁部とが形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の乾式目地ガスケットの取付方法。
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