JPH0937042A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH0937042A
JPH0937042A JP18520595A JP18520595A JPH0937042A JP H0937042 A JPH0937042 A JP H0937042A JP 18520595 A JP18520595 A JP 18520595A JP 18520595 A JP18520595 A JP 18520595A JP H0937042 A JPH0937042 A JP H0937042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
data
order memory
unit
communication control
Prior art date
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Pending
Application number
JP18520595A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Waguri
真一 和栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP18520595A priority Critical patent/JPH0937042A/ja
Publication of JPH0937042A publication Critical patent/JPH0937042A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリが故障したときでも、送信、受信及び
コピーの各動作を行え、また、それぞれのデータ転送速
度を故障前の状態のまま維持し、各動作の処理時間が遅
くならないように図る。 【解決手段】 送信時、読取り部2で読み取られたドキ
ュメントは、ファイル管理部4に送られ、ファイル管理
部4では、受け取ったデータを2次メモリ5に格納し、
2次メモリ5に格納を始めたデータは、1次メモリ6に
転送され、同時に、2次メモリ5から通信制御部3へも
データが送られる。2次メモリ5は、読取り部2と通信
制御部3との間及び読取り部2と1次メモリ6との間の
速度調整用バッファの機能を営む。受信時、通信制御部
3で受信したデータを復号化してファイル管理部4に送
る。ファイル管理部4では受け取ったデータを、2次メ
モリ5と1次メモリ6へ転送する。2次メモリに格納さ
れたデータが、1枚以上になると、プリンタ部7へ送ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特にメモリが故障したときでも、送信、受信及
びコピーの各動作を行うことができるファクシミリ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】受信ドキュメントを記録するメモリを有
し、このメモリが故障したときでも、受信することがで
きる従来の端末装置として、特開昭63−185274
号公報には、受信ドキュメントを記憶するメモリと、こ
のメモリが故障していることを検出するメモリ故障検出
手段と、前記メモリが故障した後に、前記受信ドキュメ
ントを前記メモリに記憶させずにプリンタでプリントさ
せる制御手段とを有する端末装置が、記載されている。
【0003】前記従来の端末装置は、ファイル管理部管
理下のメモリとして、ハードディスク、フロッピーディ
スク、ファイルバックアップメモリを想定し、メモリが
故障している事を検知するメモリ故障検出手段を持つ。
ファクシミリ受信時に、メモリ故障検出手段によりメモ
リ故障と装置が判断したとき、メモリへの蓄積を行わず
直接プリンタにデータを送る事により、メモリが故障中
であっても受信を完了させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、受信
したドキュメントをプリントする事において問題はない
が、プリンタの印字速度が遅く(たとえば10枚/分の
印字速度で印字する場合1枚のプリントに6秒かか
る)、回線からの受信データが高速(たとえば28.8
Kbpsの受信の場合標準原稿で約3秒)の場合、プリ
ンタの印字速度が低速となる。
【0005】この場合、相手送信機側に対して速度低下
要求又はデータの再送要求を出さねばならず、いずれの
手段も回線の接続している状態を延ばさなければなら
ず、通信料金が増加する問題がある。
【0006】また、メモリが故障している状態におい
て、本来そのメモリを使用して行っていた受信プリント
以外の機能、たとえば受信プリント中の送信動作等が行
えなくなる問題点もある。
【0007】また、メモリの故障と同時にプリンタも故
障又は消耗品切れによりプリント動作が出来ないとき
は、従来動作が出来なくなる問題点もある。
【0008】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、ファクシミリ装置において、メモリが故障し
たときでも、送信、受信及びコピーの各動作を行うこと
ができるように図り、また、それぞれのデータ転送速度
を故障前の状態のまま維持し、各動作の処理時間が遅く
ならないように図るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0010】(1)ドキュメントのデータを格納する1
次メモリと、ドキュメントのデータを一時的に格納し、
かつ、読取り部と通信制御部との間及び読取り部と1次
メモリとの間の速度調整用のバッファとしての機能を持
つ2次メモリと、ドキュメントのデータの管理手段、メ
モリの故障検出手段及び1次メモリの故障に対処して2
次メモリを使用し装置の各機能動作を維持する手段を持
つファイル管理部とから構成されるファクシミリ装置。
【0011】(2)前記ファイル管理部において、読取
り部と通信制御部とプリンタ部の各ブロックとのデータ
転送を一元管理することにより、各機能動作を並行して
行うことができる前記(1)記載のファクシミリ装置。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明の一実施形態のブロ
ック図の説明を行う。
【0013】図1において、主制御部1は、装置全体の
制御を行う。
【0014】読取り部2は、送信又はコピーを行う場
合、原稿を読みとり、画データをつくる。
【0015】通信制御部3は、このブロック図にない相
手機と回線で接続され、ファクシミリドキュメントを符
号化して送信するか、又は受信して復号化を行う。
【0016】ファイル管理部4は、ファクシミリ装置内
に入力されるか又は装置外へ出力するドキュメントを一
元的に管理する。
【0017】また、ファイル管理部4と読取り部2およ
び通信制御部3およびプリンタ部7との間のデータは、
ファイル管理部4の出入口で、ITU−T勧告によるM
H、MR、MMR又は独自の符号化モードにより圧縮・
伸長される。ファイル管理部4は、この圧縮されたデー
タを2次メモリ5、1次メモリ6に格納し管理する。
【0018】2次メモリ5は、半導体メモリで構成さ
れ、2Mバイト〜8Mバイトのメモリ領域を持つ。
【0019】1次メモリ6はハードディスクであり、故
障する確率は半導体メモリに比べて高いが、大容量のメ
モリ領域(40M〜80Mバイト)を持つ。また、1次
メモリ6とファイル管理部4との間はSCSIインター
フェースで接続されており、ファイル管理部4は、1次
メモリの書き込み不良を検出することが出来る。
【0020】プリンタ部7はレーザープリンタであり、
コピー又は受信プリントを行う。操作部8は、操作者と
のインターフェースをもつ。次に、動作を説明する。
【0021】送信時、読取り部2で読み取られたドキュ
メントは、ファイル管理部4に送られる。
【0022】ファイル管理部4では、受け取った画デー
タを512バイトのブロック単位に分割管理し2次メモ
リ5に格納する。
【0023】ファイル管理部4は、下記の表1に示す様
に各ドキュメントを管理する。表1において、各ドキュ
メントの各ページに対して複数のブロック番号が指定さ
れており、さらに各ブロックに対応して2次メモリ5の
メモリアドレスの先頭番号と1次メモリ6であるハード
ディスクのセクター番号が割り当てられている。
【0024】なお、ここで言うセクターとは、ハードデ
ィスク内の媒体の管理単位であり、1セクター当り51
2バイトのメモリ領域を持つ。
【0025】
【表1】
【0026】2次メモリ5に格納を始めた画データは、
すぐさま表1により、対応する1次メモリ6のセクター
に転送される。さらに、送信時においては、これと同時
に2次メモリ5から通信制御部3へも画データが送られ
る。通信制御部3では受け取った画データを符号化して
回線に送出する。送信時において2次メモリ5は、読取
り部2と通信制御部3との間および読取り部2と1次メ
モリ6との間の速度調整用バッファとしての機能を持
つ。つまり、通信制御部3は、回線へ標準原稿(A4で
700文字程度の原稿を8×3.85本/mmの線密度
で通信)を14.4Kbpsの通信速度で送信した場
合、約6秒/枚かかるが、読取り部2での読取りスピー
ドは約2秒/枚であるため、2次メモリ5を使用する。
また、1次メモリ6であるハードディスクは、半導体メ
モリに比べてアクセススピードが遅いため、これのキャ
ッシュメモリとして2次メモリ5を使用する。
【0027】受信時は、まず、通信制御部3で受信した
データを復号化してファイル管理部4に送る。ファイル
管理部4では受け取った画データを、2次メモリ5と1
次メモリ6とへ転送する。2次メモリ5に格納された画
データが1枚以上になった時、プリント部7へ逐次画デ
ータが送られ、印字を始める。
【0028】ここで2次メモリ5は、通信制御部3と相
手端末との間の通信速度(たとえば28.8Kbpsで
約3秒/枚)とプリント部に印字速度(約6秒/枚)と
の速度調整を行い、複数ドキュメント分の画データを蓄
積できる。1次メモリ6は、受信完了直後装置の電源O
FFされた場合でも受信ドキュメントを保存できる。こ
のため、再度装置の電源がONされたとき、1次メモリ
6から画データを2次メモリ5に送り、プリント動作を
行い受信文書を確実にプリントできる。2次メモリ5
は、1ドキュメントプリント終了後に開放され、次動作
に備える。
【0029】またプリンタ部7が故障した場合には、画
データは2次メモリ5を経由して1次メモリ6に格納さ
れるのみとなり、結果として、相手装置からの受信を続
けることができ、そのドキュメントはすべて1次メモリ
6に格納される。
【0030】コピー時は、受信動作における通信制御部
3からの画データ転送を、読取り部2からの画データ転
送と読み変える事により、受信時と同様に説明できる。
【0031】この様にファイル管理部4において、読取
り部2と通信制御部3とプリンタ部7の各ブロックとの
画データ転送を一元管理する事により、それぞれの動作
を並行して行うマルチ動作も可能になる。
【0032】この様な動作を行う装置において1次メモ
リ6が故障した場合を例にして以下に説明する。
【0033】ファイル管理部4は、通信管理部3から送
られてくる画データを1次メモリ6と2次メモリ5に格
納する。1次メモリ6の格納を行うとき、1次メモリ6
が故障していることを知る。その後、ドキュメント管理
として1次メモリ6を使用しない動作を行う。
【0034】具体的には、1次メモリ6への書き込みと
1次メモリ6からの読み出しを行わない、また、表1の
管理表において、1次メモリであるハードディスクの管
理を行わない動作となる。さらに、1次メモリ6が故障
したことを主制御部1を介して操作部8に通知する。操
作部8は、アラームLEDを点灯させるか、又はLCD
画面にアラーム表示をすることにより操作者に対して1
次メモリが故障したことの注意を促す。
【0035】ファイル管理部4が1次メモリ6と2次メ
モリ5のドキュメント管理を前述のごとく同一に行うた
め、1次メモリ6が故障した状態においても、通信機
能、プリント機能、コピー機能の各機能を維持できる。
さらに、2次メモリ5の速度調整機能は、そのまま機能
するため各転送速度を損なうこともない。各機能を並行
して行うマルチ動作も維持できる。
【0036】但し、2次メモリ5は、1次メモリ6に比
べてメモリ容量が小さいため、一度に管理できるドキュ
メントは約1/10に縮小される制限が付く事になる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、次の効果を奏する。
【0038】(1)1次メモリが故障したときでも、送
信、受信及びコピーの各動作を並行して行うことができ
る。また、それぞれのデータ転送速度を故障前の状態の
まま維持し、各動作の処理時間が遅くならないようにす
ることができる。
【0039】(2)複数のドキュメントを管理すること
ができるため、プリンタが使用中又は故障中であって
も、その他の送信動作等の装置動作を行うことができ
る。
【0040】(3)1次メモリが故障中であっても、2
次メモリの速度調整機能はそのままなので、各装置動作
の速度は劣化しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のブロック図である。
【符号の説明】
1 主制御部 2 読取り部 3 通信制御部 4 ファイル管理部 5 2次メモリ 6 1次メモリ 7 プリンタ部 8 操作部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドキュメントのデータを格納する1次メ
    モリと、ドキュメントのデータを一時的に格納し、か
    つ、読取り部と通信制御部との間及び読取り部と1次メ
    モリとの間の速度調整用のバッファとしての機能を持つ
    2次メモリと、ドキュメントのデータの管理手段、メモ
    リの故障検出手段及び1次メモリの故障に対処して2次
    メモリを使用し装置の各機能動作を維持する手段を持つ
    ファイル管理部とから構成されることを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル管理部において、読取り部
    と通信制御部とプリンタ部の各ブロックとのデータ転送
    を一元管理することにより、各機能動作を並行して行う
    ことができることを特徴とする請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
JP18520595A 1995-07-21 1995-07-21 ファクシミリ装置 Pending JPH0937042A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18520595A JPH0937042A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 ファクシミリ装置

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JP18520595A Pending JPH0937042A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 ファクシミリ装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031021