JPH10190903A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH10190903A
JPH10190903A JP8357392A JP35739296A JPH10190903A JP H10190903 A JPH10190903 A JP H10190903A JP 8357392 A JP8357392 A JP 8357392A JP 35739296 A JP35739296 A JP 35739296A JP H10190903 A JPH10190903 A JP H10190903A
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JP
Japan
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memory
data
image
unit
network
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JP8357392A
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Yoshinobu Aiba
芳信 相葉
Masanori Miyata
正徳 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ受信した画像データを有効に処理で
き、受信メモリやクライアント側メモリのメモリフル
や、ネットワークのトラフィック増大による障害を回避
できる画像通信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 装置のメモリが所定の使用量に達した場
合に、ネットワークのトラフィックに悪影響を及ぼさな
い程度の少ないデータ量の画像を選択し、前記IPアド
レス等により指定された情報処理装置またはネットワー
クサーバの所定のメモリに転送する。また、大きいデー
タ量の画像を、トラフィックの小さい時間帯を選択して
ネットワークサーバあるいは前記IPアドレス等により
指定されるクライアントへ転送する。これにより、ネッ
トワークの負荷を最小限に抑え、かつ装置のメモリを開
放することができ、常に通信可能な状態に保つことが可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿からの読取画
像データやコンピュータ等で作成された画像データを電
話回線等の公衆回線にて伝送し、また受信した画像デー
タを画像形成出力したり、コンピュータ等に転送する機
能を備えた画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ローカルネットワークに接続
されて、コンピュータ等から転送された画像データを公
衆回線を通じて相手通信装置に送信するファクシミリ装
置が知られている。また、公衆回線から画像データを受
信した場合に、ITU勧告のサブアドレス指定等に基づ
いて、ローカルネットワーク上の各クライアントに通知
する機能を有するファクシミリ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、受信があったことを通知するということは、その後
この受信文書を出力させるまでは、装置のメモリに受信
文書が蓄積されたままになっていることになる。
【0004】そして、受信があった旨の通知を受けて
も、すぐに出力される保証はないため、このような通信
が増えてくれば、やがてはメモリフルとなり、通信が停
止してしまう可能性が高まってくる。
【0005】また、受信文書を指定のクライアントに転
送してしまうことも行われたが、画像データは圧縮され
ているとはいえデータ量が膨大なものもあり、また、近
年高解像度化やカラー化等によりますますデータ量の大
きいものも通信されるようになっている。そのため、受
信文書をすべて転送してしまうと、ネットワークのトラ
フィックが増大し、ときにはネットワークの他のサービ
スが停止してしまうことやクライアントコンピュータの
メモリフル等という問題があった。
【0006】そこで本発明は、メモリ受信した画像デー
タを有効に処理でき、受信メモリやクライアント側メモ
リのメモリフルや、ネットワークのトラフィック増大に
よる障害を回避できる画像通信装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像情報およ
び所定のデータを公衆回線で所定の手順で送受信する伝
送手段と、前記伝送手段による画像情報の送受信の際、
ネットワーク上の特定の情報処理装置を特定する識別子
(IPアドレス等)を情報交換する手段と、前記伝送手
段で受信した画像情報を記憶するメモリと、前記伝送手
段による画像情報受信後に前記識別子により指定された
情報処理装置に通知する通知手段と、ネットワーク上の
所定の情報処理装置へ画像情報を転送する転送手段とを
有し、前記メモリが所定の使用量に達した場合に、所定
量以下の受信文書を前記識別子による特定の情報処理装
置に画像情報を転送することを特徴とする。
【0008】すなわち、本発明の画像形成装置では、装
置のメモリが所定の使用量に達した場合に、ネットワー
クのトラフィックに悪影響を及ぼさない程度の少ないデ
ータ量の画像を選択し、前記IPアドレス等により指定
された情報処理装置またはネットワークサーバの所定の
メモリに画像情報を転送することによって、ネットワー
クの負荷を最小限に抑え、かつ装置のメモリを開放する
ことができ、常に通信可能な状態に保つことが可能にな
る。
【0009】本発明は、画像情報および所定のデータを
公衆回線で所定の手順で送受信する伝送手段と、前記伝
送手段による画像情報の送受信の際、ネットワーク上の
特定の情報処理装置を特定する識別子(IPアドレス
等)を情報交換する手段と、前記伝送手段で受信した画
像情報を記憶するメモリと、前記伝送手段による画像情
報受信後に前記識別子により指定された情報処理装置に
通知する通知手段と、ネットワーク上の所定の情報処理
装置へ画像情報を転送する転送手段とを有し、前記メモ
リ内に所定の値より大きいデータ量の画像情報があった
場合には、予め設定した所定の時間に特定の情報処理装
置に画像情報を転送することを特徴とする。
【0010】すなわち、本発明の画像形成装置では、装
置のメモリ内に所定の値より大きいデータ量の画像情報
があった場合に、予め設定したネットワーク上のデータ
伝送が少なくなる時間帯にネットワークサーバあるいは
前記IPアドレス等により指定されるクライアントへ画
像情報を転送することによって、ネットワークのトラフ
ィックを異常に増大させることなく、装置のメモリ使用
率を減らし、常に通信可能な状態に保つことが可能にな
る。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例における画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0012】リーダ部1は、原稿の画像を読み取り、原
稿画像に応じた画像データをプリンタ部2および画像入
出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は、リーダ部1
および画像入出力制御部3からの画像データに応じた画
像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3はリーダ
部1に接続されており、ファクシミリ部4、ファイル部
5、ネットワークインターフェース部7、LIPSフォ
ーマッタ部8、ポストスクリプトフォーマッタ部9、コ
ア部10等からなる。
【0013】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長し、この伸長した画像デー
タをコア部10へ転送し、また、コア部10から転送さ
れた画像データを圧縮し、この圧縮した画像データを電
話回線を介して送信する。
【0014】ファイル部5には光磁気ディスクドライブ
ユニット6が接続されており、ファイル部5は、コア部
10から転送された画像データを圧縮し、その画像デー
タを検索するためのキーワードとともに光磁気ディスク
ドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記
憶させる。また、ファイル部5は、コア部10を介して
転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶
されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画
像データを読み出して伸長し、伸長された画像データを
コア部10へ転送する。
【0015】ネットワークインターフェース部7は、パ
ーソナルコンピュータまたはワークステーション(PC
/WS)11とコア部10との間のインターフェースを
とるものである。ネットワークサーバ12は、ネットワ
ーク制御の中枢である。
【0016】フォーマッタ部8、9は、PC/WS11
から転送されたPDLデータをプリンタ部2で記録でき
る画像データに展開するものである。コア部10につい
ては後述するが、コア部10は、リーダ部1、ファクシ
ミリ部4、ファイル部5、ネットワークインターフェー
ス部7、フォーマッタ部8、9のそれぞれの間のデータ
の流れを制御するものである。
【0017】図2は、リーダ部1およびプリンタ部2の
構造を示す断面図である。リーダ部1の原稿給紙装置1
01は、原稿を最終ページから順に1枚ずつプラテンガ
ラス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プ
ラテンガラス102上の原稿を排出するものである。
【0018】原稿がプラテンガラス102上に搬送され
ると、ランプ103を点灯し、そしてスキャナユニット
104の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この
ときの原稿からの反射光は、ミラー105、106、1
07、およびレンズ108によってCCDイメージセン
サ(以下、CCDという)109へ導かれる。このよう
に走査された原稿の画像は、CCD109によって読み
取られる。CCD109から出力される画像データは、
所定の処理が施された後、プリンタ部2および画像入出
力制御部3のコア部10へ転送される。
【0019】プリンタ部2のレーザドライバ221は、
レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1
から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発
光部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム2
02に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じ
た潜像が形成される。
【0020】この感光ドラム202の潜像の部分には現
像器203によって現像剤が付着される。そして、レー
ザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット20
4およびカセット205のいずれかから記録紙を給紙し
て転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着され
た現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙
は、定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力
により現像剤は記録紙に定着される。
【0021】定着部207を通過した記録紙は排出ロー
ラ208によって排出され、ソータ220は、排出され
た記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙の仕分けを
行う。なお、ソータ220は、仕分けが設定されていな
い場合は、最上ビンに記録紙を収納する。
【0022】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209
によって再給紙搬送路へ導く。
【0023】多重記録が設定されている場合は、記録紙
を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ20
9によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれ
た記録紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙さ
れる。
【0024】図3は、リーダ部1の構成を示すブロック
図である。
【0025】CCD109から出力された画像データ
は、A/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が
行われるとともに、シェーディング補正が行われる。A
/D・SH部110によって処理された画像データは、
画像処理部111を介してプリンタ部2へ転送されると
ともに、インターフェース113を介して画像入出力制
御部3のコア部10へ転送される。
【0026】CPU114は、操作部115で設定され
た設定内容に応じて画像処理装置111およびインター
フェース113を制御する。たとえば、操作部115で
トリミング処理を行わせてプリンタ部2へ転送させる。
また、操作部115でファクシミリ送信モードが設定さ
れている場合は、インターフェース113から画像デー
タと設定されたモードに応じた制御コマンドをコア部1
0へ転送させる。このようなCPU114の制御プログ
ラムは、メモリ116に記憶されており、CPU114
はメモリ116を参照しながら、制御を行う。また、メ
モリ116はCPU114の作業領域としても使われ
る。
【0027】図4は、コア部10の構成を示すブロック
図である。
【0028】リーダ部1からの画像データは、データ処
理部121へ転送されるとともに、リーダ部1からの制
御コマンドはCPU123へ転送される。データ処理部
121は、画像の回転処理や変倍処理等の画像処理を行
うものであり、リーダ部1からデータ処理部121へ転
送された画像データは、リーダ部1から転送された制御
コマンドに応じて、インターフェース120を介してフ
ァクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークインター
フェース部7へ転送される。
【0029】また、ネットワークインターフェース部7
を介して入力された画像を表すコードデータは、データ
処理部121に転送され、そのPDLがLIPSである
のかあるいはポストスクリプトであるのかを判定し、し
かるべきフォーマッタ部8ないし9へ転送されて画像デ
ータに展開され、この画像データはデータ処理部121
に転送された後、ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転
送される。
【0030】ファクシミリ部4からの画像データは、ネ
ットワークインターフェース部7へ転送される。また、
ファイル部5からの画像データは、データ処理部121
へ転送された後、プリンタ部2やファクシミリ部4、ネ
ットワークインターフェース部7へ転送される。CPU
123はメモリ124に記憶されている制御プログラ
ム、およびリーダ部1から転送された制御コマンドに従
ってこのような制御を行う。また、メモリ124は、C
PU123の作業領域としても使われる。
【0031】このように、コア部10を中心に、原稿画
像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の
保存、コンピュータからのデータの入出力等の機能を複
合させた処理を行うことが可能である。
【0032】次に、本発明の第1実施例の動作について
図5のフローチャートに従って説明する。
【0033】まず、本装置は、S1−1からS1−5に
おいて、何らかの動作要求があるかどうかをチェックし
ている。
【0034】S1−1で、まず送信要求をチェックす
る。そして、リーダ部1に原稿がセットされ、送信指示
が行われる、あるいはネットワーク上のコンピュータ1
1から画像情報が転送される等の送信要求をチェック
し、要求があれば、S2において送信を行う。これはI
TU勧告により定められたファクシミリ送信であるの
で、詳細は省略する。
【0035】また、S1−2で、プリント要求をチェッ
クする。そして、コンピュータからのプリント要求やフ
ァクシミリの通信管理レポートのプリント要求等があれ
ば、S3においてプリントを行う。
【0036】また、S1−3で、受信要求のチェックを
行う。そして、受信要求があれば、S4において受信を
行う。なお、受信の手順そのものは送信と同様、ITU
勧告により定められた公知のものであるので、詳細は省
略する。
【0037】次に、S4の受信の後、S5においては、
本実施例のモードである親展モードであるか、通常の受
信モードであるか判断する。通常の受信であれば、S6
においてプリントを行い、S1−1へ戻り、以上の動作
が繰り返される。
【0038】また、S5で親展受信モードであれば、S
7に進む。ここで親展モードについて説明すると、IT
U勧告によって定められたサブアドレスによって、たと
えばクライアントコンピュータのIPアドレスが伝わ
る。サブアドレスが受信側に伝わった場合には、受信画
像はメモリ内に残したままにしておき、サブアドレスの
IPアドレスが指定するクライアントコンピュータには
受信の通知がなされる。なお、サブアドレスの送受に関
しては、ITU勧告T.30にて定義されているので、
ここでは省略する。
【0039】S7においては、受信画像データは装置の
不揮発性メモリ(図1の例では、光磁気ディスクドライ
ブユニット6の光磁気ディスク)に蓄積される。この画
像データは、所定のパスワードを入力しないかぎり出力
はできない。
【0040】S8で指定されたクライアントコンピュー
タにネットワークインターフェース部7より受信があっ
たことの通知を出す。クライアントでは、表示部上に、
たとえば電子メール等で受信があった場合に、表示を行
うのと同様に通知があったことを示す表示を行い操作者
に伝える。操作者は、この通知により装置の操作部より
所定のパスワードを入力するとプリント要求が発生し、
S3のプリント動作を行う。
【0041】また、本実施例では、S1−3で受信要求
がない場合、次のS1−4においては、メモリの使用率
のチェックを行う。ここで、所定の値以上の文書データ
が蓄積されていなければS1−1へ戻る。また、メモリ
の使用率が所定の値を越えていた場合には、S9で、蓄
積された文書データの選択を行う。
【0042】ここでは選択の基準として、ネットワーク
上にデータを流しても余り影響を及ぼさない程度のデー
タ量であることである。実際には、影響の度合いは環境
しだいであり千差万別ではあるが、1メガバイト以下程
度であれば、ほぼ影響は少ないといえる。なお、この値
は、ネットワーク管理者により設定可能にしておく。ま
た、この値ならばファクシミリの通常解像度の通信デー
タならば、数頁あってもすべて該当する。
【0043】S10では、S9で選択された画像データ
をサブアドレスで指定されたIPアドレスのクライアン
トコンピュータに順次転送する。または、サーバのIP
アドレスに対応する所定のメモリに転送する。または、
アドレスの指定方法により、どちらでも選択可能にでき
る。
【0044】また、この文書データを出力する際には、
クライアント側からプリント指示を行うと、クライアン
トまたはサーバ上のデータが装置に転送されファクシミ
リ部4まで戻ってきてプリントされるものとする。
【0045】以上のようにして、装置の画像メモリ(光
磁気ディスクドライブユニット6の光磁気ディスク)に
おけるメモリフルを防止するとともに、ネットワークの
トラフィックの増大を抑制した処理を行うことができ
る。
【0046】次に、本発明の第2実施例の動作について
図6のフローチャートに従って説明する。
【0047】まず、本装置は、S11−1からS11−
5において、何らかの動作要求があるかどうかをチェッ
クしている。
【0048】S11−1で、まず送信要求をチェックす
る。そして、リーダ部1に原稿がセットされ、送信指示
が行われる、あるいはネットワーク上のコンピュータ1
1から画像情報が転送される等の送信要求をチェック
し、要求があれば、S12において送信を行う。これは
ITU勧告により定められたファクシミリ送信であるの
で、詳細は省略する。
【0049】また、S11−2で、プリント要求をチェ
ックする。そして、コンピュータからのプリント要求や
ファクシミリの通信管理レポートのプリント要求等があ
れば、S13においてプリントを行う。
【0050】また、S11−3で、受信要求のチェック
を行う。そして、受信要求があれば、S14において受
信を行う。なお、受信の手順そのものは送信と同様、I
TU勧告により定められた公知のものであるので、詳細
は省略する。
【0051】次に、S14の受信の後、S15において
は、本実施例のモードである親展モードであるか、通常
の受信モードであるか判断する。通常の受信であれば、
S16においてプリントを行い、S11−1へ戻り、以
上の動作が繰り返される。
【0052】また、S15で親展受信モードであれば、
S17に進み、受信画像データは装置の不揮発性メモリ
(図1の例では、光磁気ディスクドライブユニット6の
光磁気ディスク)に蓄積される。この画像データは、所
定のパスワードを入力しないかぎり出力はできない。
【0053】S18で指定されたクライアントコンピュ
ータにネットワークインターフェース部7より受信があ
ったことの通知を出す。クライアントでは、表示部上
に、たとえば電子メール等で受信があった場合に、表示
を行うのと同様に通知があったことを示す表示を行い操
作者に伝える。操作者は、この通知により装置の操作部
より所定のパスワードを入力するとプリント要求が発生
し、S13のプリント動作を行う。
【0054】また、本実施例では、S11−3で受信要
求がない場合、次のS11−4においては、時間のチェ
ックを行う。一般に、ネットワークの負荷が特に軽減さ
れる時間は深夜であると考えられる。そこで、本実施例
では、この深夜時間帯を用いて大容量のメモリ受信デー
タを送信するものとする。
【0055】S11−4において、設定した時間でなけ
れば、S11−1に戻る。また、設定した時間であれ
ば、S19に進み、メモリ内の受信文書のデータ量をチ
ェックする。そして、所定の値以上にメモリを使用して
いた場合には、所定の値より大きいデータ量の画像を選
択する(S20)。
【0056】ここでは選択の基準としては、ネットワー
ク上にデータを流すと悪影響を及ぼす程度のデータ量で
あることである。実際には、影響の度合いは環境しだい
であり千差万別ではあるが、1メガバイト以下程度であ
れば、ほぼ影響は少ないといえる。したがって、この値
を越える画像を選択する。なお、この値は、ネットワー
ク管理者により設定可能にしておく。
【0057】また、ファクシミリの通常解像度の通信デ
ータならば、数頁あってもすべてこの値以下であるた
め、かりに該当するデータの文書数が少なくても、それ
らの文書データが装置から転送されてメモリがあけば、
かなりの受信が可能になる。
【0058】S21では、S20で選択された画像デー
タをサブアドレスで指定されたIPアドレスのクライア
ントコンピュータに転送する。または、サーバのIPア
ドレスに対応する所定のメモリに転送する。または、ア
ドレスの指定方法により、どちらでも選択可能にでき
る。
【0059】また、この文書データを出力する際には、
クライアントあるいはサーバに併設された光磁気ディス
クにデータを転送する。そして、その光磁気ディスクを
装置の光磁気ディスクドライブユニット6にセットする
ことによって、プリントを行う。こうすることによっ
て、ネットワーク上に、この大データ量の画像データを
流すことなく、プリントアウトを行うことができる。
【0060】以上のようにして、装置の画像メモリ(光
磁気ディスクドライブユニット6の光磁気ディスク)に
おけるメモリフルを防止することができ、また、ネット
ワークのトラフィックの増大を抑制した処理を行うこと
ができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常はメモリが所定の値に達するまで蓄積させておき、
所定の値を越えたときのみ、小さいデータ量の画像のみ
を転送する、または大きいデータ量の画像を時間を選択
して転送することにより、常に装置は受信可能な状態に
維持することができ、かつ、ネットワークのトラフィッ
クを異常に増大させることなく、実現させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像処理装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】上記実施例のリーダ部およびプリンタ部の構造
を示す断面図である。
【図3】上記実施例のリーダ部の構成を示すブロック図
である。
【図4】上記実施例のコア部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…リーダ部、 2…プリンタ部、 3…画像入出力制御部、 4…ファクシミリ部、 5…ファイル部、 6…光磁気ディスクドライブユニット、 7…ネットワークインターフェイス、 8、9…フォーマッタ部、 10…コア部、 11、12…PC/WS。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報および所定のデータを公衆回線
    で所定の手順で送受信する伝送手段と;前記伝送手段に
    よる画像情報の送受信の際、ネットワーク上の特定の情
    報処理装置を特定する識別子を情報交換する手段と;前
    記伝送手段で受信した画像情報を記憶するメモリと;前
    記伝送手段による画像情報受信後に前記識別子により指
    定された情報処理装置に通知する通知手段と;ネットワ
    ーク上の所定の情報処理装置へ画像情報を転送する転送
    手段と;を有し、 前記メモリが所定の使用量に達した場合に、所定量以下
    の受信文書を前記識別子による特定の情報処理装置に画
    像情報を転送することを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 画像情報および所定のデータを公衆回線
    で所定の手順で送受信する伝送手段と;前記伝送手段に
    よる画像情報の送受信の際、ネットワーク上の特定の情
    報処理装置を特定する識別子を情報交換する手段と;前
    記伝送手段で受信した画像情報を記憶するメモリと;前
    記伝送手段による画像情報受信後に前記識別子により指
    定された情報処理装置に通知する通知手段と;ネットワ
    ーク上の所定の情報処理装置へ画像情報を転送する転送
    手段と;を有し、 前記メモリ内に所定の値より大きいデータ量の画像情報
    があった場合には、予め設定した所定の時間に特定の情
    報処理装置に画像情報を転送することを特徴とする画像
    通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 上記特定の情報処理装置は、ネットワークサーバである
    ことを特徴とする画像通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記特定の情報処理装置は、前記識別子により指定され
    るネットワーク上のクライアントコンピュータであるこ
    とを特徴とする画像通信装置。
JP8357392A 1996-12-26 1996-12-26 画像通信装置 Pending JPH10190903A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000151891A (ja) * 1998-11-18 2000-05-30 Minolta Co Ltd ファクシミリ送信機能と電子メール送信機能とを備えた複合通信装置及びそのためのプログラムを記録した記録媒体
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