JPH0934646A - 携帯情報機器 - Google Patents

携帯情報機器

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JPH0934646A
JPH0934646A JP7188740A JP18874095A JPH0934646A JP H0934646 A JPH0934646 A JP H0934646A JP 7188740 A JP7188740 A JP 7188740A JP 18874095 A JP18874095 A JP 18874095A JP H0934646 A JPH0934646 A JP H0934646A
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speed
data transfer
optical disk
portable information
disk drive
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JP7188740A
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Mitsutaka Yamaguchi
光隆 山口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の課題は、内蔵した光ディスクドラ
イブ装置の高速アクセスと消費電力の低減を図り、最適
な使用状態が保てる携帯情報機器を提供することにあ
る。 【解決手段】 この発明は、光ディスクからのデータ転
送速度を変更できる光ディスクドライブ装置22を内蔵
した携帯情報機器であって、携帯情報機器の内蔵電池2
5の残量を検出する電圧監視部24と、光ディスクから
のデータ転送速度を任意の速度に設定する設定する手段
(13、14)と、電圧監視部24により電池25の残
量が所定量以上の場合にはデータ転送速度が前記設定手
段により設定された速度で光ディスクドライブ装置22
を駆動し、電池25の残量が所定量未満の場合には消費
電力の少ないデータ転送速度で光ディスクドライブ装置
22を駆動する光ディスク制御部23と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯情報機器に
係り、特に光ディスクドライブを内蔵した携帯情報機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CPUの性能向上により、パソコ
ンで短時間で大量のデータ処理を行なうことが可能とな
った。パソコン操作のビジュアル化が進み、画像データ
を利用することが多くなっている。また、アプリケーシ
ョンソフトも、GUI(Graphical User
Interface)環境のために、プログラム容量
も増大してきている。このような背景から、大容量なデ
ータの記憶が可能な、光磁気ディスク(MO)やCD−
ROM(コンパクト・ディスクを使った読み出し専用メ
モリ)のような光ディスクが多用されるようになった。
特に、CD−ROMは、その製造コストが安いことか
ら、システムプログラム、アプリケーションプログラム
の供給媒体として多く使われている。
【0003】CD−ROMは、音楽再生を目的とした音
楽CD(CD−DA:コンパクト・ディスク・ディジタ
ル・オーディオ)を基にして、音楽データの代わりにプ
ログラムやデータを、パソコン、ワークステーションで
読み出せるように、論理フォーマットを新しく規定した
ものである。
【0004】ところで、CD−DAのデータ転送速度
は、約150KBpsであるが、このデータ転送速度
は、パソコンの周辺機器のデータ転送速度に比べて遅
い。そこで、CD−ROMの回転速度、デコード速度を
CD−DAの再生に比べて高速なCD−ROMドライブ
装置が開発されてきている。現在では、CD−DAでの
データ転送速度を標準速度とした場合の2倍、4倍、さ
らには6倍の速度でデータを読み出し、転送するCD−
ROMドライブ装置がある。6倍速では、データ転送速
度は約900KBpsとなる。
【0005】このような高速データ転送可能なCD−R
OMドライブ装置は、デスクトップ型パーソナルコンピ
ュータに用いられるものが多い。最近では、2倍速CD
−ROMドライブを内蔵したノート型パーソナルコンピ
ュータが市場に登場しており、ノート型パーソナルコン
ピュータの分野においても更に高速データ転送の可能な
CD−ROMドライブ装置が今後使用されるものと思わ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CD−RO
Mドライブ装置は、CD−ROMを回転させるためのス
ピンドルモーター、ピックアップを半径方向に移動させ
るスレッドモーターなどの駆動部を備えている。CD−
ROMドライブ装置は、線速度一定でデータの読み出し
を行なうため、CD−ROMの内周側と外周側では、回
転速度は異なり、スピンドルモーターは、読み出し位置
の半径距離に応じて回転速度を変化しなければならな
い。そのため、ランダムアクセス時には、スピンドルモ
ーターと、スレッドモーターは頻繁に加減速を行なう。
この時のスピンドルモーターの回転速度変化量は、デー
タ転送速度が2倍速、4倍速、6倍速と回転速度が早く
なるとともに増大する。更に、高速アクセスをする場
合、各モーターの加減速は急速に変化するので、モータ
ーはトルクが大きいものが必要となり、そのため使用す
るモーターは消費電力が大きいものになる。
【0007】一方、ノート型パーソナルコンピュータに
代表される携帯情報機器に、CD−ROMドライブ装置
のような光ディスクドライブ装置を内蔵させる場合、光
ディスクドライブ装置を駆動することによる消費電力の
増大は問題となる。これは、携帯情報機器では、電源に
電池を用いているので、消費電力の増大は、使用時間を
短くするからである。このため光ディスクドライブ装置
の使用による消費電力を極力抑える必要がある。
【0008】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためになされたものにして、光ディスクドライブ装
置の高速アクセスと消費電力の低減を図り、最適な使用
状態が保てる携帯情報機器を提供することをその目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、光ディスク
からのデータ転送速度を変更できる光ディスクドライブ
装置を内蔵した携帯情報機器であって、携帯情報機器の
内蔵電池の残量を検出する電池残量検出手段と、光ディ
スクからのデータ転送速度を任意の速度に設定する設定
手段と、前記電池残量検出手段により電池残量が所定量
以上の場合にはデータ転送速度が前記設定手段により設
定された速度で光ディスクドライブ装置を駆動し、電池
残量が所定量未満の場合には消費電力の少ないデータ転
送速度で光ディスクドライブ装置を駆動する制御手段
と、を備えてなる。
【0010】更に、上記設定手段はアクセスするデータ
量に応じてデータ転送速度を設定するように構成すると
良い。
【0011】また、前記光ディスクドライブ装置を、光
ディスクへのアクセス速度が変更可能に構成し、前記デ
ータ転送速度に対応してアクセス速度を変更するように
構成すると良い。
【0012】更に、この発明の携帯情報機器は、単位時
間当たりのアクセス回数を算出する手段を備え、算出し
たアクセス回数に対応してアクセス速度を制御する。
【0013】また、電池残量検出手段が光ディスクドラ
イブ装置を駆動することにより、機器本体が動作不可能
になる電池残量を検出したときに、光ディスクドライブ
装置の使用を中止する警報を出力する手段を設けると良
い。
【0014】上記構成によれば、この発明は、携帯情報
機器の内蔵電池の残量に応じて光ディスクドライブ装置
のデータ転送速度の制御を以下に制御することができ
る。
【0015】例えば、電池残量が充分であるときは、デ
ータ転送速度を使用者が光ディスクの利用法に応じて任
意の速度に設定できるようにする。また、アクセス速度
は、データ転送速度が早くなるにつれて高速になるよう
に制御する。
【0016】単位時間あたりの光ディスクのアクセス回
数がある基準値以下なら、高速アクセスが必要でないと
して、自動的にアクセス速度は低速に設定される。
【0017】このデータ転送速度の設定をアクセスする
データ量によって自動的に切り換えるように形成すれ
ば、データの種類により最適なアクセスが行なえる。デ
ータ転送速度の自動設定機能は、例えば、装置にあるス
イッチにより、有効、無効にするように構成することが
できる。
【0018】また、例えば電池残量が少ないときは、光
ディスクドライブ装置による消費電力を抑えるため、消
費電力の少ないデータ転送速度、すなわちデータ転送速
度を最も遅い速度である標準速度に設定する。更に、ア
クセス速度も低速に設定する。さらに、このように設定
されたことを表示するように構成することで、使用者に
その状態を知らせることができる。
【0019】更に、光ディスクドライブを駆動すること
により、電池残量が少ないため、情報機器そのものが停
止してしまう恐れのある場合は、光ディスクドライブ装
置の使用を中止することを促す表示等の出力を行なう。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は光ディスクドライブ内蔵し
た携帯情報機器の外観を示す斜視図、図2は同装置の内
部ブロック図、図3はこの発明の動作を示すフローチャ
ートである。
【0021】図1及び図2に示すように、この発明の携
帯情報機器1の上面部には、例えば、XY座標を検出す
るための直交電極シート積層体からなる透明板を液晶表
示装置上に搭載したタブレット付きLCD装置11が配
置されている。そして、このLCD装置11の透明板を
ペンなどにより押圧することにより、その座標データが
機器内部の中央処理部(CPU)21に入力されるよう
になっている。
【0022】更に、この携帯情報機器1の上面部には、
電源スイッチ12、データ転送速度選択スイッチ13、
データ転送速度自動設定スイッチ14、データ転送速度
を表示するためのLED15、16、17が設けられて
いる。また、携帯情報機器1には光ディスクドライブ装
置22が内蔵され、機器の正面にはディスク挿入口18
が設けられている。
【0023】この発明に用いられる光ディスクドライブ
装置22は、データ転送速度を標準速度、2倍速度、4
倍速度、6倍速度に設定できる。
【0024】この光ディスクドライブ装置22は、光デ
ィスクドライブ制御部23により制御され、この光ディ
スクドライブ制御部23にはデータ転送速度選択スイッ
チ13、データ転送速度自動設定スイッチ14及びデー
タ転送速度を表示するLED15、16、17が接続さ
れている。
【0025】この光ディスクドライブ制御装置23は、
光ディスクドライブ装置22のデータ転送速度に応じて
LED15、16、17の点灯制御を行い、標準速度の
場合にはLED15が、2倍速度の場合にはLED16
が、4倍速度の場合にはLED17が、6倍速度の場合
にはすべてのLED15、16、17が点灯するように
制御され、使用者が現在設定されているデータ転送速度
をLED15、16、17の表示で確認できるように構
成されている。
【0026】この発明においては、光ディスクドライブ
装置22のデータ転送速度は、データ転送速度スイッチ
13を用いて使用者が光ディスクの利用法により設定し
たり、或いは後述するように電池等の残量若しくはアク
セスするデータ量等により自動的に設定される。
【0027】上記データ転送速度選択スイッチ13は、
前述したように、使用者がデータ転送速度を変えるため
に用いられ、このスイッチ13を押す回数によりデータ
転送速度が切り替えられる。すなわち、このデータ転送
速度選択スイッチ13が押される毎に、光ディスク制御
部23は、光ディスクドライブ装置22のデータ転送速
度を、標準速度、2倍速度、4倍速度、6倍速度の順に
切り替え、そして、それぞれのデータ転送速度に応じた
LED15、16、17を点灯させる。
【0028】また、データ転送速度自動設定スイッチ1
4は、データ転送速度の切り替えを自動にするか、手動
にするかの切り替えを行うものである。
【0029】さらに、この発明においては、携帯情報機
器1内の電池電源部に、電池残量検出部としての電圧監
視部24が設けられており、この電圧監視部24は、電
源電池25の電池残量を検出し、この実施例では、検出
値から次に示す3つのレベルに応じた信号を光ディスク
ドライブ制御部23に出力する。レベル1は、光ディス
クドライブ装置22を高速のデータ転送速度で動作させ
ても充分である場合、レベル2は、電池25の残量が減
少し、光ディスクドライブ装置22をデータ転送速度を
高速で動作させると著しく電圧が低下する場合、レベル
3は光ディスクドライブ装置22を動作させると携帯情
報機器が停止する恐れのある場合である。
【0030】また、上記中央処理部21は図示しないR
OMに格納されている処理プログラムに従って各種処理
を実行するとともに、上記各装置の動作を制御する。
【0031】前述したように、CD−ROMをコンピュ
ータ用メモリとして使用する場合、大容量低価格という
特徴を持つ一方、データ転送速度が標準では約150K
Bpsと遅い。また、指定されたアドレスにピックアッ
プを移動させるためのアクセス時間が必要であり、移動
距離等にもよるが、数百ミリ程度の時間が必要である。
特に、CD−ROMに階層構造を有するファイルを記録
している場合、ファイル本体に到達するために、リスト
構造を持つディレクトリを順次読み出しながら探索して
行くことになるので、1回のアクセス時間が大きいCD
−ROMでは、下部階層のファイルほど、即ち、ディレ
クトリを読み出す回数が多いほど、ファイルアクセスに
時間がかかることになる。
【0032】このため、この実施例では、データ転送速
度については、標準から6倍速まで変更できるように構
成すると共に、アクセス速度も低速(標準)から低速よ
り2/3時間アクセス時間が短い高速に切り替えること
ができるようにし、アクセス時間の短縮を図るように構
成している。
【0033】しかしながら、前述したように、データ転
送速度が2倍速、4倍速、6倍速と速度が早くなるとと
もに消費電力は増大し、更に、高速アクセスをする場
合、各モーターの加減速は急速に変化するので、モータ
ーはトルクが大きいものが必要となり、そのため使用す
るモーターは消費電力が大きいものになる。
【0034】前述したように携帯情報機器では使用時間
等の関係から光ディスクドライブ装置の使用による消費
電力を極力抑える必要がある。このため、この発明で
は、電池25の残量に応じて最適な光ディスク(CD−
ROM)の読み出しを行うように制御する。
【0035】以下に、電圧監視部24で検出した電池2
5の残量による各レベルでの光ディスクドライブ処理に
ついて図3のフローチャートに従い説明する。
【0036】電圧監視部24にて電池25の電圧レベル
を監視し、どのレベルか判断する(ステップS1)。電
圧レベルが電池25の残量が十分にあるレベル1である
と判断すると、ステップS2へ進み、電池25の残量が
減少し光ディスクドライブ装置22をデータ転送速度を
高速で動作させると著しく電圧が低下するレベルである
レベル2の場合にはステップS13へ進み、光ディスク
ドライブ装置22を動作させると携帯情報機器が停止す
る恐れのあるレベル3の場合にはステップS13に進
む。
【0037】そして、内蔵の電池25の残量が充分ある
レベル1では、データ転送速度を自動的若しくは手動で
任意の速度に設定し、設定されたデータ転送速度に応じ
てアクセス速度が自動的に設定するように、また電池残
量が少なくなったレベル2の時に、データ転送速度、ア
クセス速度を消費電力の少ない低速度で動作するように
自動的に設定するように、さらに、レベル3の場合に
は、光ディスクドライブ装置22を動作させることを取
りやめることを促す表示をするように、それぞれ中央処
理部21及び光ディスクドライブ制御部23にて光ディ
スクドライブ装置22を制御する。
【0038】電池残量が充分あるとき、即ちステップS
1において、電圧監視部24がレベル1であると判断す
ると、ステップS2に進む。
【0039】携帯情報機器本体1においては、現在設定
されているデータ転送速度のLEDが点灯する。使用者
は、データ転送速度選択スイッチ13を押して、データ
転送速度を変えることができる。データ転送速度選択ス
イッチ13を、押す毎にデータ転送速度は、標準速度、
2倍速度、4倍速度、6倍速の順に変わり、それぞれの
データ転送速度に応じたLEDが点灯し、選択されたデ
ータ転送速度で、動作するよう設定される。また、アク
セス速度はデータ転送速度が早くなればそれに応じて高
速度になるよう設定されている。この実施例では、標準
の場合には、低速のアクセス速度で、2倍速以上になる
と、低速の2/3の時間でアクセスできる高速のアクセ
ス速度に切り替えられる。
【0040】このように携帯情報機器が設定された状態
でステップS2において、データ転送速度自動設定スイ
ッチ14がONでないと判断断されると、ステップS3
において、データ転送速度選択スイッチ13で使用者が
設定したデータ転送速度とその転送速度に応じたアクセ
ス速度により光ディスクドライブ装置22を駆動する。
【0041】一方、ステップS2において、データ転送
速度自動設定スイッチ14がONであるか否か判断さ
れ、ONである場合には、光ディスク制御部23では、
ステップS4からステップS11に従い、データ量、ア
クセス回数に応じて最適なデータ転送速度及びアクセス
速度を選択し、光ディスクドライブ装置22を駆動す
る。例えば、1回のアクセスで読み出すデータ量が設定
値(1Mbyte以上)の場合にはデータ転送速度を高
速である6倍速に設定し、中央処理部21にて単位時間
あたりのアクセス回数を計測し、アクセス回数が基準値
以下であるときには、アクセス速度は低速に自動的に設
定するように制御する。
【0042】ステップS2においてデータ転送速度自動
設定スイッチ14がONあると判断されると、まず、ス
テップS4において、データ量が設定値未満で且つアク
セス回数が設定値未満か否か判断される。データ量が設
定値未満で且つアクセス回数が設定値未満の場合には、
データ転送速度、及びアクセス速度を高速にしなくても
全体のアクセス時間にあまり影響を及ぼすことはないの
で、電池25の消耗を少なくするために、ステップS5
で、使用者がデータ選択スイッチ13を用いて設定した
データ転送速度とは無関係にデータ転送速度を標準に且
つアクセス速度を低速に設定して、光ディスクドライブ
装置22を駆動する。
【0043】ステップS4において、データ量が設定値
未満で且つアクセス回数が設定値未満でない場合には、
ステップ6に進む。そして、ステップS6において、デ
ータ量が設定値以上で且つアクセス回数が設定値未満か
否か判断される。データ量が設定値以上で且つアクセス
回数が設定値未満の場合には、データ転送速度は高速に
する必要はあるが、アクセス速度は高速にしなくても全
体のアクセス時間にあまり影響を及ぼすことはないの
で、電池25の消耗を少なくするために、ステップS7
で、使用者がデータ選択スイッチ13を用いて設定した
データ転送速度とは無関係にデータ転送速度を最高の6
倍速に且つアクセス速度を低速に設定して、光ディスク
ドライブ装置22を駆動する。
【0044】ステップS6において、データ量が設定値
以上で且つアクセス回数が設定値未満でない場合にはス
テップ8に進む。ステップS8において、データ量が設
定値未満で且つアクセス回数が設定値以上か否か判断さ
れる。データ量が設定値未満で且つアクセス回数が設定
値以上の場合には、データ転送速度を高速にしなくても
全体のアクセス時間にあまり影響を及ぼすことはないの
で、電池25の消耗を少なくするために、ステップS9
で、使用者がデータ選択スイッチ13を用いて設定した
データ転送速度とは無関係にデータ転送速度を標準に且
つアクセス速度を高速に設定して、光ディスクドライブ
装置22を駆動する。
【0045】上記ステップS4、S6、S8のいずれに
も該当しない場合には、データ量が設定値以上で且つア
クセス回数が設定値以上であるので、ステップS10に
おいて、使用者がデータ選択スイッチ13を用いて設定
したデータ転送速度とは無関係にデータ転送速度を6倍
速に且つアクセス速度を高速に設定して、光ディスクド
ライブ装置22を駆動する。
【0046】一方、ステップS1において、レベル2
(電池残量が少ないとき)と判断されると、ステップS
11において、使用者がデータ選択スイッチ13を用い
て設定したデータ転送速度とは無関係にデータ転送速度
は標準速度に設定され、標準速度LED15が点灯す
る。アクセス速度は低速に設定して、光ディスクドライ
ブ装置22を駆動する。
【0047】また、ステップS1において、レベル3
(光ディスクドライブを動作させると情報機器が停止す
る恐れのある場合)と判断されると、ステップS12に
おいて、2回目以上のアクセスか否か判断され、1回目
のアクセスである場合には、ステップS13にて、光デ
ィスクドライブ装置22を動作させることができないこ
とを示すために、データ転送速度を示す全てのLED1
5、16、17を消す。もし、中央処理部21から光デ
ィスクのアクセスのコマンドが、光ディスク制御部22
に与えられたときは、光ディスクドライブ装置22の使
用中止を促すためブザーがなり、一旦、光ディスク読み
出しの処理を中断し、中央処理部21に光ディスクドラ
イブ装置22でエラーが発生したことを伝える。
【0048】再度、強制的に光ディスクドライブ装置2
2を駆動するときは、もう一度アクセスを行うことによ
り、ステップS14に進み、データ転送速度は標準速度
に、アクセス速度は低速に設定し、再度光ディスク読み
出しを行なうことにより、光ディスクドライブ装置22
を駆動することができる。
【0049】上記実施例においては、データ転送速度自
動スイッチ14がONの状態において、データ量に応じ
て標準と6倍速との切り替えを行っているが、データ量
の基準値を複数に分け、そのデータ量に応じて標準、2
倍、4倍、6倍と自動的に選択するように構成しても良
い。また、アクセス速度についても2種類以上の速度を
持つように構成し、最適なアクセス速度を選択するよう
に構成することもできる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、消費電力の大きい光ディスクドライブ装置を内蔵し
た携帯情報機器において、電池の残量量と転送するデー
タ量等に応じて最適な状態で光ディスクドライブ装置を
使用することができ、光ディスクドライブによる消費電
力を抑えながら携帯情報機器の有効な利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ディスクドライブ内蔵の携帯情報
機器の外観を示す斜視図である。
【図2】この発明の携帯情報機器のブロック図である。
【図3】この発明の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯情報機器 11 タブレット付きLCD 12 電源スイッチ 13 データ転送速度選択スイッチ 14 データ転送速度自動設定スイッチ 15 標準速度LED 16 2倍速度LED 17 4倍速度LED 21 中央処理部 22 光ディスクドライブ装置 23 光ディスクドライブ制御部 24 電圧監視部 25 電源電池

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクからのデータ転送速度を変更
    できる光ディスクドライブ装置を内蔵した携帯情報機器
    であって、携帯情報機器の内蔵電池の残量を検出する電
    池残量検出手段と、光ディスクからのデータ転送速度を
    任意の速度に設定する設定手段と、前記電池残量検出手
    段により電池残量が所定量以上の場合にはデータ転送速
    度が前記設定手段により設定された速度で光ディスクド
    ライブ装置を駆動し、電池残量が所定量未満の場合には
    最も消費電力の少ないデータ転送速度で光ディスクドラ
    イブ装置を駆動する制御手段と、を備えてなる携帯情報
    機器。
  2. 【請求項2】 上記設定手段はアクセスするデータ量に
    応じてデータ転送速度を設定することを特徴とする請求
    項1に記載の携帯情報機器。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクドライブ装置は、光ディ
    スクへのアクセス速度が変更可能に構成され、前記デー
    タ転送速度に対応してアクセス速度が変更されることを
    特徴とする請求項1または2に記載の携帯情報機器。
  4. 【請求項4】 単位時間当たりのアクセス回数を算出す
    る手段を備え、算出したアクセス回数に対応してアクセ
    ス速度を制御することを特徴とする請求項3に記載の携
    帯情報機器。
  5. 【請求項5】 上記電池残量検出手段が光ディスクドラ
    イブ装置を駆動することにより、機器本体が動作不可能
    になる電池残量を検出したときに、光ディスクドライブ
    装置の使用を中止する警報を出力する手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯
    情報機器。
JP7188740A 1995-07-25 1995-07-25 携帯情報機器 Pending JPH0934646A (ja)

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