JPH0934412A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0934412A
JPH0934412A JP7200233A JP20023395A JPH0934412A JP H0934412 A JPH0934412 A JP H0934412A JP 7200233 A JP7200233 A JP 7200233A JP 20023395 A JP20023395 A JP 20023395A JP H0934412 A JPH0934412 A JP H0934412A
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JP
Japan
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signal
liquid crystal
color
mode
picture element
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JP7200233A
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English (en)
Inventor
浩一郎 ▲せい▼原
Kouichirou Seihara
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各色毎のビデオ信号の位相を調整する処理回
路を外部に設けることなく、表示対象に応じて異なる駆
動方法で駆動できるようにする。 【構成】 水平駆動回路16における制御信号作成回路
22は、カラー画像を構成するためのG,R,Bの各色
毎のビデオ信号を異なるタイミングで順次サンプリング
して各色に対応した信号線に順次供給する高解像度のモ
ード1と各色毎のビデオ信号を同時にサンプリングして
各色に対応した信号線に同時に供給するモード2とを選
択する。モード1では絵素スイッチ32G,32R,3
2Bは異なる位相で各色毎のビデオ信号をサンプリング
し信号線S1G,S1R,S1Bに順次供給する。モード2で
は絵素スイッチ32G,32R,32Bは同じ位相で各
色毎のビデオ信号をサンプリングし信号線S1G,S1R
1Bに同時に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示対象に応じて異な
る駆動方法で駆動可能な液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、コンピュータ、ワード
プロセッサ等のOA(オフィス・オートメーション)機
器のディスプレイや、ビデオカメラ等のAV(オーディ
オ・ビィジュアル)機器のディスプレイ等の種々の用途
に用いられている。従来、液晶表示装置にOA用のカラ
ー表示を行わせる場合には、ドット毎に色が指定される
ため、各色の再現性を良好にすると共に各色の座標を合
わせこむ必要性があることから、液晶表示装置は、入力
されるR(赤),G(緑),B(青)の各色毎のビデオ
信号を3ドットを一組として同時にサンプリングする回
路構成になっていた。
【0003】一方、上述の構成の液晶表示装置にAV用
のカラー表示あるいは色フィルタを用いないモノクロ表
示を行わせる場合には、OA用の場合と異なり各色毎の
ビデオ信号は連続的に変化するものであるため、リニア
な再現性と見かけ上の解像度を上げるためには、上述の
ような各色毎のビデオ信号の同時サンプリングは好まし
くない。そこで、従来は、リニアな再現性と見かけ上の
解像度を上げる目的で、R,G,Bの連続性とドットズ
レ等の補正するために各色毎のビデオ信号の位相を調整
する、すなわち位相を変える処理回路を外部に設けてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように表示対象に
応じてビデオ信号の位相を変える場合には、表示対象に
応じて専用の表示装置を開発するか、あるいは共通の液
晶表示装置に対して選択的に処理回路を追加しなければ
ならない。しかしながら、専用の表示装置を開発するの
はコストが増大するという問題点がある。また、共通の
液晶表示装置に対して選択的に処理回路を追加する場合
には、処理回路を追加した状態で適正な動作となるよう
に回路の動作を調整するのが難しいという問題点があ
る。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、各色毎のビデオ信号の位相を調整す
る処理回路を外部に設けることなく、表示対象に応じて
異なる駆動方法で駆動できるようにした液晶表示装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、液晶層と、各絵素における液晶層にビデオ信号に応
じた電圧を印加するために、互いに直交するように配列
された複数の走査電極および複数の信号電極と、走査電
極を選択する垂直駆動回路と、この垂直駆動回路によっ
て選択された走査電極に対応する各絵素における液晶層
にビデオ信号に応じた電圧を印加するために、信号電極
を選択してビデオ信号を供給する水平駆動回路であっ
て、カラー画像を構成するための各色毎のビデオ信号を
異なるタイミングで順次サンプリングして各色に対応し
た信号電極に順次供給する第1のモードと各色毎のビデ
オ信号を同時にサンプリングして各色に対応した信号電
極に同時に供給する第2のモードの一方を選択可能な水
平駆動回路とを備えたものである。
【0007】
【作用】本発明の液晶表示装置では、水平駆動回路は、
第1のモードが選択された場合には各色毎のビデオ信号
を異なるタイミングで順次サンプリングして各色に対応
した信号電極に順次供給し、第2のモードが選択された
場合には各色毎のビデオ信号を同時にサンプリングして
各色に対応した信号電極に同時に供給する。垂直駆動回
路によって選択された走査電極に対応する複数の絵素の
うち、各色毎のビデオ信号が供給された信号電極に対応
する絵素における液晶層には、各色毎のビデオ信号に応
じた電圧が印加される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例に係る液晶表
示装置の構成を示す回路図である。本実施例に係る液晶
表示装置10は、図示しないが、透明なコモン電極が設
けられたガラス基板と、後述する表示電極、TFT(薄
膜トランジスタ)、走査線および信号線が設けられたガ
ラス基板と、これら2枚のガラス基板間に液晶を封入し
て形成された液晶層とを備えている。カラー表示用の液
晶表示装置の場合には、コモン電極が設けられたガラス
基板に対して更に、各絵素に対応してR,G,Bの各色
フィルタが設けられる。図1において、符号11は各絵
素に対応した液晶層を表している。液晶層11の一方の
面には共通のコモン電極が接触しており、このコモン電
極には対向電圧入力端子12が接続されている。液晶層
11の他方の面には絵素毎に表示電極が接触している。
この表示電極には、各絵素毎に設けられたTFT13の
ドレインが接続されている。液晶表示装置10は、更
に、各絵素毎に設けられたキャパシタ14を備え、この
キャパシタ14の一端は各TFT13のドレインに接続
され、他端はコモン電極に接続されている。
【0010】液晶表示装置10は、更に、任意の絵素に
おける液晶層11にビデオ信号に応じた電圧を印加する
ために、互いに直交するように配列された複数の走査電
極としての走査線G1 〜Gn および複数の信号電極とし
ての信号線S1G,S1R,S1B,…SmBを備えている。各
走査線G1 〜Gn は、それぞれ1行の絵素における各T
FT13のゲートに接続されている。各信号線S1G〜S
mBは、それぞれ1列の絵素における各TFT13のソー
スに接続されている。なお、本実施例では、1つの走査
線に接続された1行の絵素は、G用絵素、R用絵素、B
用絵素の順で繰り返し配列されている。従って、信号線
1G,S1R,S1Bは連続するG用絵素、R用絵素、B用
絵素に対応する信号線である。液晶表示装置は、更に、
各走査線G1 〜Gn に接続された垂直駆動回路15と、
各信号線S1G〜SmBに接続された水平駆動回路16とを
備えている。
【0011】ここで、図1に示した液晶表示装置10の
動作の概要について説明する。この液晶表示装置10で
は、垂直駆動回路15によって、走査線G1 〜Gn に対
して順に走査パルスが印加され、走査パルスが印加され
た走査線に接続された1行の絵素におけるTFT13が
オン状態となる。1つの走査線に対して走査パルスが印
加されている間に、水平駆動回路16によって、信号線
1G〜SmBに対して順にビデオ信号が印加され、このビ
デオ信号はオン状態のTFT13を介してキャパシタ1
4に印加され、キャパシタ14にビデオ信号に応じた電
荷が充電される。この電荷は、次に走査線が選択される
まで、走査線に接続された各絵素の液晶層11にビデオ
信号に応じた電圧を印加することになる。
【0012】図2は図1における水平駆動回路16の構
成を示す回路図である。水平駆動回路16は、それぞれ
1組の連続するG用絵素、R用絵素、B用絵素の信号線
1G,S1R,S1B;S2G,S2R,S2B;…に接続された
シフトレジスタ部211 ,212 ,…と、制御信号作成
回路22とを備えている。水平駆動回路16は、更に、
それぞれ水平スタート信号HST、モード信号mod
e、水平クロックHCK、G,R,Bの各ビデオ信号を
入力するための入力端子23〜28を備えている。制御
信号作成回路22は、それぞれ水平スタート信号HS
T、モード信号mode、水平クロックHCKを入力す
るための入力端と、それぞれクロック信号CLK、イネ
ーブル信号EN1 ,EN2 ,EN3 を出力するための出
力端とを有している。なお、水平スタート信号HST、
水平クロックHCKおよびモード信号modeは外部コ
ントローラによって生成される。
【0013】シフトレジスタ部211 は、シフト素子3
1と、それぞれ一端がG用絵素、R用絵素、B用絵素の
各信号線S1G,S1R,S1Bに接続された3つの絵素スイ
ッチ32G,32R,32Bと、3つのアンドゲート3
3G,33R,33Bとを備えている。シフト素子31
は、それぞれ水平スタート信号HST、クロック信号C
LKを入力するための入力端と、それぞれ出力信号OU
T、SHout1を出力するための出力端とを有し、水平ス
タート信号HSTを入力し、クロック信号CLKで1ク
ロック分シフトして出力信号OUTとして次段のシフト
レジスタ部212 へ送ると共に、クロック信号CLKの
半周期分シフトして、出力信号SHout1として出力する
ようになっている。出力信号SHout1はアンドゲート3
3G,33R,33Bの各一方の入力端に入力されるよ
うになっている。アンドゲート33G,33R,33B
の各他方の入力端には、それぞれ制御信号作成回路22
から出力されるイネーブル信号EN1 ,EN2 ,EN3
が入力されるようになっている。絵素スイッチ32G,
32R,32Bの各他端は、それぞれG,B,Rの各ビ
デオ信号を入力するための入力端子26,27,28に
接続されている。アンドゲート33G,33R,33B
の各出力端は、それぞれ絵素スイッチ32G,32R,
32Bの制御端子に接続されている。
【0014】シフトレジスタ部212 ,…も、シフトレ
ジスタ部212 と同様の構成であるが、これらのシフト
レジスタ部212 ,…では、シフト素子31が水平スタ
ート信号HSTの代わりに前段のシフトレジスタ部にお
けるシフト素子31の出力信号OUTを入力する点が異
なっている。
【0015】次に、図3および図4を参照して、図2に
示した水平駆動回路16の動作について説明する。制御
信号作成回路22は、入力端子24より入力されるモー
ド信号modeにより、カラー画像を構成するための
G,R,Bの各色毎のビデオ信号を異なるタイミングで
順次サンプリングして各色に対応した信号線に順次供給
する高解像度のモード1と各色毎のビデオ信号を同時に
サンプリングして各色に対応した信号線に同時に供給す
るモード2とを選択する。モード1は例えばモノクロ表
示やAV用カラー表示に適しており、モード2は例えば
OA用カラー表示に適している。
【0016】図3はモード1を選択したときの水平駆動
回路16の動作を示すタイミング図である。制御信号作
成回路22は、入力した水平スタート信号HST(図3
(a))を内部制御信号の位相合わせのためのリセット
信号RESとして使用し、水平クロックHCK(図3
(b))を基本クロックとして、図3(c)〜(f)に
示したクロック信号CLKおよびイネーブル信号E
1 ,EN2 ,EN3 を作成し、出力する。ここで、ク
ロック信号CLKは水平クロックHCKの3倍の周期の
信号である。また、イネーブル信号EN1 ,EN2 ,E
3 は水平クロックHCKの2クロック分のハイレベル
期間、水平クロックHCKの4クロック分のロウレベル
期間を持つ信号であり、且つ水平クロックHCKの2ク
ロック分ずつ位相がずれた信号である。シフトレジスタ
部211 では、シフト素子31が水平スタート信号HS
Tをクロック信号CLKで1クロック分シフトして出力
信号OUTとして次段のシフトレジスタ部212 へ送る
と共に、水平スタート信号HSTをクロック信号CLK
の半周期分シフトした出力信号SHout1(図3(g))
を出力する。アンドゲート33G,33R,33Bの各
一方の入力端には出力信号SHout1が入力され、各他方
の入力端にはイネーブル信号EN1 ,EN2 ,EN3
れるので、アンドゲート33G,33R,33Bの出力
信号Gout1,Rout1,Bout1は図3(h)〜(j)に示
したようになり、この信号Gout1,Rout1,Bout1によ
って各絵素スイッチ32G,32R,32Bが制御され
る。信号Gout1,Rout1,Bout1がハイレベルの期間、
各絵素スイッチ32G,32R,32Bがオンとなり、
各色毎のビデオ信号がサンプリングされ、各絵素スイッ
チ32G,32R,32Bを経て信号線S1G,S1R,S
1Bに順次供給される。同様の動作は、クロック信号CL
Kで1クロック分ずつ遅れたタイミングでシフトレジス
タ部212 ,…でも順次行われる。
【0017】このようにモード1では、連続したG,
B,Rの各絵素では、位相がシフトした形で各色毎のビ
デオ信号がサンプリングされるので、各絵素がそれぞれ
原画像における異なる位置の情報を出力することにな
り、従来と同じシフト素子31の数でありながら、液晶
表示装置10自体の解像度が3倍になる。なお、解像度
が3倍になることは、モノクロ表示の場合には明らかで
あるが、カラー表示の場合も、G,B,Rの各絵素がそ
れぞれ原画像における異なる位置の情報を出力すること
からリニアな再現性が向上し、見かけ上解像度が3倍に
なる。
【0018】図4はモード2を選択したときの水平駆動
回路16の動作を示すタイミング図である。この場合、
外部コントローラは、水平クロックHCK(図4
(b))としてモード1選択時に比べて3倍の周期のク
ロックを出力するものとする。制御信号作成回路22
は、モード1選択時と同様に水平スタート信号HST
(図4(a))を内部制御信号の位相合わせのためのリ
セット信号RESとして使用し、水平クロックHCKと
同じクロック信号CLK(図4(b))を作成し、イネ
ーブル信号EN1 ,EN2 ,EN3 を常にハイレベルと
する。なお、外部コントローラがモード1選択時と同じ
水平クロックHCKを出力し、制御信号作成回路22が
モード1選択時と同様にしてクロック信号CLKを作成
するようにしても良い。シフトレジスタ部211 はモー
ド1選択時と同様の動作を行い、シフト素子31の出力
信号SHout1は図4(c)に示したようになる。モード
2選択時には、イネーブル信号EN1 ,EN2 ,EN3
を常にハイレベルになっているため、信号SHout1その
もので絵素スイッチ32G,32R,32Bを制御する
ことになる。従って、アンドゲート33G,33R,3
3Bの出力信号Gout1,Rout1,Bout1は図4(d)に
示したように同じタイミングとなり、各色毎のビデオ信
号が同じ位相でサンプリングされ、各絵素スイッチ32
G,32R,32Bを経て信号線S1G,S1R,S1Bに同
時に供給される。同様の動作は、クロック信号CLKで
1クロック分ずつ遅れたタイミングでシフトレジスタ部
212 ,…でも順次行われる。
【0019】以上説明したように本実施例に係る液晶表
示装置10によれば、各色毎のビデオ信号の位相を調整
する処理回路を外部に設けることなく、表示対象(AV
用カラー表示、モノクロ表示、OA用カラー表示等)に
応じて異なる駆動方法で駆動することができる。また、
外部コントローラの構成は表示対象にかかわらず同様の
構成とすることができる。また、液晶表示装置10自体
で解像度を上げることができる。また、水平駆動回路1
6は、液晶表示装置10の仕様、目的、コスト、開発期
間および周辺回路等の要求により様々な機能、構成を採
らなければならないが、本実施例に係る液晶表示装置1
0によれば、従来に比べてより多くの要求に対応するこ
とが可能となる。
【0020】図5は本発明の第2の実施例に係る液晶表
示装置における水平駆動回路16の構成を示す回路図で
ある。本実施例における水平駆動回路16は、それぞれ
1組の連続するG用絵素、R用絵素、B用絵素の信号線
1G,S1R,S1B;S2G,S2R,S2B;…に接続された
シフトレジスタ部411 ,412 ,…と、制御信号作成
回路42と、第1の実施例と同様の入力端子23〜28
とを備えている。制御信号作成回路42は、それぞれ水
平スタート信号HST、モード信号mode、水平クロ
ックHCKを入力するための入力端と、3相クロック信
号CLK1 ,CLK2 ,CLK3 を出力するための出力
端とを有している。
【0021】シフトレジスタ部411 は、3つのシフト
素子43G,43R,43Bと、それぞれ一端が1組の
G用絵素、R用絵素、B用絵素の各信号線S1G,S1R
1Bに接続された3つの絵素スイッチ32G,32R,
32Bとを備えている。シフト素子43Gは、水平スタ
ート信号HSTとクロック信号CLK1 を入力し、クロ
ック信号CLK1 の立下がりで水平スタート信号HST
を取り込み、クロック信号CLK1 の立上がりで出力信
号SHout が変化するようになっている。同様に、シフ
ト素子43Rは、水平スタート信号HSTとクロック信
号CLK2 を入力し、クロック信号CLK2 の立下がり
で水平スタート信号HSTを取り込み、クロック信号C
LK2 の立上がりで出力信号SHout が変化し、シフト
素子43Bは、水平スタート信号HSTとクロック信号
CLK3 を入力し、クロック信号CLK3 の立下がりで
水平スタート信号HSTを取り込み、クロック信号CL
3 の立上がりで出力信号SHout が変化するようにな
っている。各シフト素子43G,43R,43Bの出力
信号SHout はそれぞれ次段のシフトレジスタ部412
に送られるようになっている。絵素スイッチ32G,3
2R,32Bの各他端は、それぞれG,B,Rの各ビデ
オ信号を入力するための入力端子26,27,28に接
続されている。シフト素子43G,43R,43Bの各
出力端は、それぞれ絵素スイッチ32G,32R,32
Bの制御端子に接続されている。
【0022】シフトレジスタ部412 ,…もシフトレジ
スタ部412 と同様の構成であるが、これらのシフトレ
ジスタ部412 ,…ではシフト素子43G,43R,4
3Bが水平スタート信号HSTの代わりに前段のシフト
レジスタ部におけるシフト素子43G,43R,43B
の出力信号SHout を入力する点が異なっている。
【0023】次に、図6および図7を参照して、図5に
示した水平駆動回路16の動作について説明する。
【0024】図6はモード1を選択したときの水平駆動
回路16の動作を示すタイミング図である。制御信号作
成回路42は、入力した水平スタート信号HST(図6
(a))を内部制御信号の位相合わせのためのリセット
信号RESとして使用し、水平クロックHCK(図6
(b))を基本クロックとして、図6(c)〜(e)に
示した3相クロック信号CLK1 ,CLK2 ,CLK3
を作成し、出力する。ここで、クロック信号CLK1
CLK2 ,CLK3 は、それぞれ水平クロックHCKの
3倍の周期の信号であり、且つ水平クロックHCKの2
クロック分ずつ位相がずれた信号である。シフトレジス
タ部411 のシフト素子43G,43R,43Bの出力
信号SHout は、それぞれ各絵素スイッチ32G,32
R,32Bを制御する信号Gout1,Rout1,Bout1(図
6(f)〜(h))となる。信号G out1,Rout1,B
out1がハイレベルの期間、各絵素スイッチ32G,32
R,32Bがオンとなり、各色毎のビデオ信号がサンプ
リングされ、各絵素スイッチ32G,32R,32Bを
経て信号線S1G,S1R,S1Bに順次供給される。同様の
動作は、クロック信号CLK1 ,CLK2 ,CLK3
1クロック分ずつ遅れたタイミングでシフトレジスタ部
412 ,…でも順次行われる。一例として図6(i)に
シフトレジスタ部412 のシフト素子43Gの出力信号
out2を示す。
【0025】このようにモード1では、連続したG,
B,Rの各絵素では、位相がシフトした形で各色毎のビ
デオ信号がサンプリングされるので、第1の実施例と同
様に、液晶表示装置10自体の解像度が3倍になる。
【0026】図7はモード2を選択したときの水平駆動
回路16の動作を示すタイミング図である。この場合、
外部コントローラは、水平クロックHCK(図7
(b))としてモード1選択時に比べて3倍の周期のク
ロックを出力するものとする。制御信号作成回路42
は、モード1選択時と同様に水平スタート信号HST
(図7(a))を内部制御信号の位相合わせのためのリ
セット信号RESとして使用し、水平クロックHCKと
同じクロック信号CLK1 ,CLK2 ,CLK3 (図7
(c))を作成する。シフトレジスタ部411 では、シ
フト素子43G,43R,43Bが同期して動作するた
め、各シフト素子43G,43R,43Bの出力信号S
out は全て位相の合った同じ信号となり、各絵素スイ
ッチ32G,32R,32Bを制御する信号Gout1,R
out1,Bout1も同じ信号となる(図7(d))。従っ
て、各色毎のビデオ信号が同じ位相でサンプリングさ
れ、各絵素スイッチ32G,32R,32Bを経て信号
線S1G,S1R,S1Bに同時に供給される。同様の動作
は、クロック信号CLK1 ,CLK2 ,CLK3 で1ク
ロック分ずつ遅れたタイミングでシフトレジスタ部41
2 ,…でも順次行われる。
【0027】本実施例によれば、第1の実施例に比べ
て、各色毎のビデオ信号のサンプリング時間が長いの
で、AV用カラー表示の場合に滑らかな表示画像とな
る。本実施例のその他の構成、動作および効果は第1の
実施例と同様である。
【0028】なお、本発明は上記各実施例に限定され
ず、例えば、OA用カラー表示画面中の一部にAV用カ
ラー表示画面を出力するように場合には、一画面中の部
分によってモード1とモード2を変えるようにしても良
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液晶表示装
置によれば、水平駆動回路において、カラー画像を構成
するための各色毎のビデオ信号を異なるタイミングで順
次サンプリングして各色に対応した信号電極に順次供給
する第1のモードと各色毎のビデオ信号を同時にサンプ
リングして各色に対応した信号電極に同時に供給する第
2のモードとを選択できるようにしたので、各色毎のビ
デオ信号の位相を調整する処理回路を外部に設けること
なく表示対象に応じて異なる駆動方法で駆動することが
でき、また、外部コントローラの構成を表示対象にかか
わらず同様の構成とすることができ、更に、液晶表示装
置自体で解像度を上げることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る液晶表示装置の構
成を示す回路図である。
【図2】図1における水平駆動回路の構成を示す回路図
である。
【図3】図2に示した水平駆動回路のモード1選択時に
おける動作を示すタイミング図である。
【図4】図2に示した水平駆動回路のモード2選択時に
おける動作を示すタイミング図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る液晶表示装置にお
ける水平駆動回路の構成を示す回路図である。
【図6】図5に示した水平駆動回路のモード1選択時に
おける動作を示すタイミング図である。
【図7】図5に示した水平駆動回路のモード2選択時に
おける動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置 11 液晶層 13 TFT 14 キャパシタ 15 垂直駆動回路 16 水平駆動回路 211 ,212 ,… シフトレジスタ部 22 制御信号作成回路 31 シフト素子 32G,32R,32B 絵素スイッチ 33G,33R,33B アンドゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶層と、 各絵素における液晶層にビデオ信号に応じた電圧を印加
    するために、互いに直交するように配列された複数の走
    査電極および複数の信号電極と、 走査電極を選択する垂直駆動回路と、 この垂直駆動回路によって選択された走査電極に対応す
    る各絵素における液晶層にビデオ信号に応じた電圧を印
    加するために、信号電極を選択してビデオ信号を供給す
    る水平駆動回路であって、カラー画像を構成するための
    各色毎のビデオ信号を異なるタイミングで順次サンプリ
    ングして各色に対応した信号電極に順次供給する第1の
    モードと各色毎のビデオ信号を同時にサンプリングして
    各色に対応した信号電極に同時に供給する第2のモード
    の一方を選択可能な水平駆動回路とを備えたことを特徴
    とする液晶表示装置。
JP7200233A 1995-07-14 1995-07-14 液晶表示装置 Pending JPH0934412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7200233A JPH0934412A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 液晶表示装置

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