JPH09329277A - 止水可とう継手及びその取付方法 - Google Patents

止水可とう継手及びその取付方法

Info

Publication number
JPH09329277A
JPH09329277A JP8149178A JP14917896A JPH09329277A JP H09329277 A JPH09329277 A JP H09329277A JP 8149178 A JP8149178 A JP 8149178A JP 14917896 A JP14917896 A JP 14917896A JP H09329277 A JPH09329277 A JP H09329277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
expansion
flexible joint
manhole
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8149178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3426435B2 (ja
Inventor
Hideo Tanaka
秀夫 田中
Fumio Kadota
文夫 門田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayakawa Rubber Co Ltd filed Critical Hayakawa Rubber Co Ltd
Priority to JP14917896A priority Critical patent/JP3426435B2/ja
Publication of JPH09329277A publication Critical patent/JPH09329277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3426435B2 publication Critical patent/JP3426435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/04Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts using additional rigid rings, sealing directly on at least one pipe end, which is flared either before or during the making of the connection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 安定した水密性を得ることができる止水可と
う継手およひその取付方法を提供する。 【解決手段】 マンホール本体1に削孔した取付孔に管
2を挿入して接続するために用いる止水可とう継手にお
いて、止水可とう継手本体12は、弾性を有する材質よ
りなりマンホール削孔面3と接する円筒部13と、管2
に接する円筒部15と、この二つの円筒部をつなぐ円錐
状の連結部14とを有する形状を有する。この止水可と
う継手本体12のマンホール削孔面側円筒部13の外周
部にシール材11を配し、シール材11の片側または両
側には止水突起10を設け、シール材背面の円筒部内周
面に設けた拡張バンド16を拡張することによりマンホ
ール削孔3面に止水突起10及びシール材11を圧着さ
せ、止水突起10にはみ出さない程度にシール材11を
圧着変形させて止水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホールと下水
等の管を接続する止水可とう継手およびその止水可とう
継手をマンホールに取り付ける止水可とう継手の取付方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マンホールと管との接続部分は、
モルタルやコンクリートで接続部分を充填し止水する図
6に示すようなコンクリート巻き立て工法が主流となっ
ている。図6において、51はマンホール、52は管、
53は削孔面、54はコンクリートである。しかし、上
述した巻き立て工法では、コンクリートの硬化時間待ち
やコンクリートのクラックによる漏水や不明水の浸入が
起こりやすい欠点があった。
【0003】このコンクリート巻き立て工法に対し、地
盤の変位等でマンホールと管との相対的位置関係が変位
した場合でも変位に追従できるゴムや軟質プラスチック
で作られた可とう性を有する止水継手も提案されてい
る。図7及び図8にそのような止水可とう継手の一例を
示す。図7(a)、(b)に示すような止水可とう継手
は、特殊な拡張リング55と特殊ジャッキ56を使用し
て常に同じ拡張長さまで拡張リング55を拡張し機械的
に取り付ける方法である。図8に示すような止水可とう
継手は、同様に拡張リング58により機械的に取り付け
る方法であるが、止水可とう継手本体59の外周面にシ
ール材57を配し、拡張時にシール材57が止水可とう
継手本体59とともに圧縮変形されマンホール51の削
孔面53の凹凸を充填シールすることで水密性を上げる
方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の拡張長さを常に
同じにして機械的に取り付ける図7に示す方法は、マン
ホール51の削孔径が削孔治具のホルソー径や削孔方法
の違いにより大きくばらつくため、常に同じ拡張長さで
固定すると削孔径が設定より大きいと設定の圧縮量に達
さない場合が発生し、水圧に耐えず地下水が浸入してく
る危険性があった。また、設定の標準削孔径であって
も、削孔面のコンクリート表面に凹凸や段差がある場合
は、止水可とう継手本体59の外周面にゴム等の止水突
起を設け拡張バンド55で圧縮変形させても、水は凹凸
部や段差部の隙間を通り浸入し易い問題があった。
【0005】一方、シール材57を配して水密性を高め
た図8に示すタイプは、拡張リング58による圧縮応力
で止水可とう継手本体59とシール材57とが圧縮変形
するが、シール材57は塑性変形により拡張リングの圧
縮応力で変形し続けるため圧縮応力が低下し、埋設後の
土水圧でマンホール内部に押し込まれ、削孔面53から
はずれ地下水等が浸入する危険性があった。また、一般
的にシール材57は感温性が高く、特に夏場はシール材
が軟化し易く拡張時に容易に変形し潤滑材として作用す
るため継手本体がシール材面で滑り部分的に継手本体が
削孔面よりはずれる危険性もあった。
【0006】本発明の目的は上述した課題を解消して、
安定した水密性を得ることができる止水可とう継手およ
ひその取付方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の止水可とう継手
は、マンホール本体に削孔した取付孔に管を挿入して接
続するために用いる止水可とう継手において、止水可と
う継手本体は、弾性を有する材質よりなりマンホール削
孔面と接する円筒部と、管に接する円筒部と、この二つ
の円筒部をつなぐ円錐状の連結部とを有する形状を有
し、この止水可とう継手本体のマンホール削孔面側円筒
部の外周部にシール材を配し、シール材の片側または両
側には止水突起を設け、シール材背面の円筒部内周面に
設けた拡張バンドを拡張することによりマンホール削孔
面に止水突起及びシール材を圧着させ、止水突起にはみ
出さない程度にシール材を圧着変形させて止水すること
を特徴とするものである。
【0008】また、本発明の止水可とう継手の取付方法
は、上記構造の止水可とう継手の取付方法において、止
水可とう継手本体の外周部をマンホール削孔面に合わせ
た後、油圧ゲージを装着した拡張装置で所定の油圧まで
拡張バンドを拡張し、拡張した時の目盛りにより最適形
状のストッパーを選定し、ガイドと拡張固定部材との間
にストッパーを挿入したあと除荷して拡張装置を取り除
き、マンホール削孔面に止水可とう継手本体を圧着固定
することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1および図2はそれぞれ本発明の止
水可とう継手をマンホールの削孔面へ取り付けた状態を
示す断面図である。図2は止水可とう継手本体12をマ
ンホール1の削孔面3へ外側から取付施工するタイプで
あり、図1は内側から施工するタイプである。
【0010】図1に示す例では、拡張バンド16の拡張
により、止水可とう継手本体12の削孔側円筒部13、
止水突起10及びシール材11がマンホール1の削孔面
3に圧縮固定され取り付けられている。管2は止水可と
う継手本体12の管側円筒部15に通され、締結バンド
25で止水可とう継手本体12に固定されている。削孔
側円筒部13と管側円筒部15とは連結部14により接
続されている。そして、止水突起10、削孔側円筒部1
3、連結部14及び管側円筒部15が止水可とう継手本
体12を形成している。
【0011】図2に示す例では、止水突起18a、18
bが水膨張ゴムで作られ、しかも下部がつながり一体と
なり両突起18a、18bの間にシール材11を配した
構造となっている。図2に示すように、止水可とう継手
本体12が水膨張ゴムからなる止水突起18a、18b
と一体に成型できず貼り合わせて生産する必要がある場
合には、水膨張ゴムの下部がつながっている方が生産が
容易である。なお、図2に示す例において、17は拡張
バンドであり、その他の構成は図1に示す例と同じであ
るため、図1と同じ符号を付す。
【0012】いずれの例においても、止水可とう継手本
体12を構成する弾性体としては、スチレン・ブタジエ
ンゴム、EPDM、クロロプレン等の合成ゴムや天然ゴ
ム及び軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビニル系エラストマ
ー、スチレン系の熱可塑性エラストマー等から選択する
ことが出来る。また、止水突起18a、18bを構成す
る水膨張ゴムは、上記の天然ゴムまたは合成ゴムに水膨
張樹脂及びその他添加剤を加えて加硫成型したものであ
る。シール材11の形状は、止水突起10、18a、1
8bの形状、硬さ、圧縮量等より算出または実測して求
め、その材質は水密性に優れるブチル系または水膨張系
が良い。剛性を必要とする拡張バンド16、17および
その付属部品の材質はステンレス鋼、アルミニウム、防
錆メッキ鋼、防錆被覆鋼材等の金属または塩化ビニル樹
脂、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート等の硬質
プラスチックまたはFRP等の繊維によって補強された
プラスチックなどを使用することができる。これらの各
材料は腐食し難いので望ましい。また、拡張バンド1
6、17として高強度が必要な場合は、図1に示す拡張
バンド16のような断面コの字状の折り曲げ加工を行な
うと良い。
【0013】図1および図2に示す本発明の止水可とう
継手によれば、止水可とう継手本体12は弾性を有する
材質よりなりマンホール1の削孔面3と接する円筒部1
3と、管2に接する円筒部15と、この二つの円筒部1
3および15を連結する円錐状の連結部14を有する形
状を有するが、マンホール削孔径は管2の径より通常5
0mm〜100mm程度大きく明けられているため、管
2の削孔面3を結ぶ円錐状の弾性を有する連結部で管2
の変位等が発生しても変形し、変位に追従することがで
きる。
【0014】マンホール1の削孔面3と接する止水可と
う継手本体12の円筒部13には、片方または両側に止
水突起10、18a、18bを有するシール材11が配
され、拡張バンド16、17によるマンホール削孔面3
の取付時には、弾性体の止水突起10、18a、18b
が圧縮変形しパッキン効果により止水効果を発揮する
が、シール材11も圧縮変形されマンホール削孔面3の
凹凸に充填されシール効果による水密性を発揮する。こ
のときシール材11が止水突起10、18a、18bに
はみ出すと、図8に示した従来例の様なシール材11を
単に貼り付けた場合と同じとなり、圧縮応力の低下や継
手本体の滑りがおこり前述の不具合が発生する。止水突
起10、18a、18bを水膨張性ゴムで作製すると、
パッキン効果と水膨張圧により、より水密性が高まる。
【0015】図3は拡張バンド17の構成を示す図であ
る。拡張バンド16の構成も断面がコの字形状である以
外は同様の構成である。図3では、拡張装置により拡張
係止部21a、21bの間が拡げられ、プレート状ガイ
ド20と拡張固定部材24との間にストッパー19が挿
入され固定されている状況を示す。なお、×印の箇所は
溶接して固定されている部分を示す。
【0016】図3に示す拡張バンド17をより詳細に説
明すると、リング状の拡張バンド17は円周の1カ所が
切断されており、切断部23の一方には他方に伸びるプ
レート状ガイド20が設けられ、他方には拡張固定部材
24が設けられ、プレート状ガイド20と拡張固定部材
24との間には等間隔の目盛り22がバンド内周面に設
けられており、最適拡張力で拡張した時点で目盛りによ
り最適な形状のストッパー19を容易に選定することが
できる。削孔径が1mm大きくなると3.14mm円周
が大きくなるため、ストッパー19は削孔径のバラツキ
を考慮し4〜5種類準備し、目盛り22は拡張固定部材
24を起点として2mm程度の間隔で長さを表示する。
そして、必要圧縮率から設計された最適拡張力で拡張時
の表示を読み、数字に最も近いストッパー19を選定し
挿入することで、マンホール削孔径のバラツキを吸収し
た安定した取付が可能となる。なお、27は切断部23
の一方に取り付けられた切断部23を覆うカバーであ
る。
【0017】図4は拡張装置で拡張バンドを拡張し取り
付ける方法を示す模式図である。図4において、マンホ
ール削孔面に拡張バンド17を予めセットした止水可と
う継手本体12の削孔側円筒部13に位置合わせし、拡
張装置31の先端のツメ35a、35bを拡張バンド1
7の拡張係止部21a、21bにセットする。この状態
で、油圧ポンプ32を利用して油圧ジャッキ34のピス
トンを押し上げ、先端のツメ35a、35bを拡げ、拡
張バンド17を拡張する。拡張バンド17を拡張するこ
とにより、止水可とう継手本体12の削孔側円筒部13
の止水突起10、18a、18b及びシール材11を圧
縮していく。
【0018】圧縮量は拡張力に比例するため、設定の圧
縮量は油圧ポンプ32に取り付けた油圧ゲージ33の指
示値を計測等で求めた目標値まで上げることで実現する
ことができる。油圧ゲージ33が所定の指示値まで上が
ったとき拡張装置31による拡張を停止し、その時のガ
イド20と拡張固定部24との間に設けた目盛り22を
読む。読みとった値に最も近い形状を有するストッパー
19を選定し挿入した後、拡張装置31の油圧を除荷し
拡張装置31を取り除き、止水可とう継手のマンホール
削孔口への取付作業を完了する。なお、目盛り22は数
字による表示以外に色分けによる表示も有効である。
【0019】上述した説明から明らかなように、本発明
では、マンホールの削孔径のバラツキがあっても、油圧
ゲージを装着した拡張装置を用い拡張バンドを常に一定
の圧力まで拡張することにより止水突起あるいはシール
材を目的の圧縮量まで圧縮でき、その時点でプレート状
ガイドと拡張固定部材との間に設けられた目盛りで最適
のストッパーを選び、ストッパーを挿入後除荷し拡張バ
ンドを固定することにより、削孔径のバラツキに関係な
く一定の圧縮量が得られ安定した水密性を得ることがで
きる。
【0020】また、拡張バンドで拡張時にはシール材の
片方または両側に設けた止水突起が先ず圧縮されるが、
止水突起はゴムまたは軟質プラスチックの弾性体である
ため、シール材に比べ圧縮に対する応力が高く、シール
材の様に残存圧縮応力で可塑変形し続けることがなく、
安定した最適拡張応力を得ることができる。止水突起と
ともにシール材も圧縮され変形するが、止水突起にはみ
出さない様設計されており、削孔面の凹凸や段差に充填
され止水性を発揮する。止水突起部は拡張バンドにより
削孔面に圧縮されパッキン効果による止水性を発揮する
が、止水突起を水膨張ゴムにすることによりパッキン効
果に加え、水膨張圧による止水効果も発揮できる。
【0021】
【実施例】図5に模式的に示すように、マンホール1
(51)の削孔口に止水可とう継手本体12(59)を
利用して管2(52)を取り付けた本発明例及び従来例
の接続構造をジャッキ43を利用して設置し、その端部
に試験容器40をセットした。そして、矢印Aに示すよ
うに水を試験容器40へと供給し、水圧1kgf/cm
2 で3分間における漏水の有無を確認した。管2(5
2)は呼び径200mmの塩化ビニル管、マンホール1
(51)は1号マンホールの標準削孔径として直径30
4mmのものと3mm大きい直径307mmのものを使
用し、止水可とう継手としては、止水可とう継手本体が
図7に示す一定拡張長さタイプと、図8に示すシール材
被覆タイプと図2に示す本発明の外側取付タイプを使用
した。なお、図2の本発明の継手については、図5に示
す様に管2の中心軸を角度θだけ変位させ、この状態で
上記漏水試験を実施した。
【0022】この結果、図7の一定拡張長さタイプで
は、標準削孔径304mmのものでは1kgf/cm2
水圧の3分間で漏水は発生しなかったが、削孔径307
mmのものでは0.5kgf/cm2 水圧で漏水が発生
した。図8のシール材被覆タイプでは、標準削孔径30
4mmのもので0.5kgf/cm2 水圧において、水
圧に継手本体が押されシール材と削孔面との間で滑りが
発生し、部分的に脱落した箇所より漏水が発生した。図
2の本発明の継手については、標準削孔径304mmで
油圧ゲージの読みが70kgf/cm2 において、また
スペーサを取り換えた削孔径307mmで油圧ゲージの
読みが70kgf/cm2 において、それぞれ取付を行
ったが、いずれも1kgf/cm2 水圧の3分間で漏水
は発生しなかった。また、この削孔径307mmの試験
体で引き続き管を15°傾斜させ1kgf/cm2 で3
分間水圧をかけたが、この場合でも漏水の発生は認めら
れなかった。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、継手本体外周面に設けたシール材と止水突起
により安定した圧縮応力と水密性を有し、マンホール削
孔径にバラツキが発生しても、油圧ゲージを装着した拡
張装置で所定の油圧まで拡張バンドを拡張し最適なスト
ッパーを目盛りにより選定し挿入し固定することによ
り、常に均一な圧縮率が得られるため、安定した水密性
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての止水可とう継手の取
付状態を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例である止水可とう継手の取
付状態を示す断面図である。
【図3】本発明の拡張バンドの一例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の拡張バンドを拡張装置で拡張する状態
を説明するための図である。
【図5】止水可とう継手の止水試験装置の一例を示す図
である。
【図6】従来のコンクリート巻き立てによる接続構造の
断面図である。
【図7】従来品の可とう性継手の正面及び取付断面を示
す図である。
【図8】他の従来品の可とう性継手の取付断面図であ
る。
【符号の説明】
1 マンホール 2 管 3 削孔面 10 止水突起 11 シール材 12 止水可とう継手本体 13 削孔側円筒部 14 連結部 15 管側円筒部 16、17 拡張バンド 18a、18b 止水突起 19 ストッパー 21a、21b 拡張係止部 22 目盛り 23 切断部 24 拡張固定部材 25 締結バンド 31 拡張装置 32 油圧ポンプ 33 油圧ゲージ 34 油圧ジャッキ 35a、35b ツメ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール本体に削孔した取付孔に管を
    挿入して接続するために用いる止水可とう継手におい
    て、止水可とう継手本体は、弾性を有する材質よりなり
    マンホール削孔面と接する円筒部と、管に接する円筒部
    と、この二つの円筒部をつなぐ円錐状の連結部とを有す
    る形状を有し、この止水可とう継手本体のマンホール削
    孔面側円筒部の外周部にシール材を配し、シール材の片
    側または両側には止水突起を設け、シール材背面の円筒
    部内周面に設けた拡張バンドを拡張することによりマン
    ホール削孔面に止水突起及びシール材を圧着させ、止水
    突起にはみ出さない程度にシール材を圧着変形させて止
    水することを特徴とする止水可とう継手。
  2. 【請求項2】 前記拡張バンドは剛性を有するリング状
    のバンドで、リング面の直角断面方向に円周の1カ所が
    切断されており、切断箇所の一方のバンド端部の内周面
    に一端が固定され、バンド内周に沿い切断部の拡張幅以
    上に他端に伸びるプレート状のガイドが設けられ、また
    バンドの他端部の内周面に拡張固定部材が設けられ、プ
    レート状ガイドと拡張固定部材との間には等間隔の目盛
    りが拡張バンド内周面に設けられており、最適拡張力で
    拡張した時点で目盛りにより最適ストッパーが容易に選
    定できることを特徴とする請求項1記載の止水可とう継
    手。
  3. 【請求項3】 前記止水突起が水膨張ゴムより成ること
    を特徴とする請求項1または2記載の止水可とう継手。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の止
    水可とう継手の取付方法において、止水可とう継手本体
    の外周部をマンホール削孔面に合わせた後、油圧ゲージ
    を接着した拡張装置で所定の油圧まで拡張バンドを拡張
    し、拡張した時の目盛りにより最適形状のストッパーを
    選定し、ガイドと拡張固定部材との間にストッパーを挿
    入したあと除荷して拡張装置を取り除き、マンホール削
    孔面に止水可とう継手本体を圧着固定することを特徴と
    する止水可とう継手の取付方法。
JP14917896A 1996-06-11 1996-06-11 止水可とう継手及びその取付方法 Expired - Fee Related JP3426435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14917896A JP3426435B2 (ja) 1996-06-11 1996-06-11 止水可とう継手及びその取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14917896A JP3426435B2 (ja) 1996-06-11 1996-06-11 止水可とう継手及びその取付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09329277A true JPH09329277A (ja) 1997-12-22
JP3426435B2 JP3426435B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=15469509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14917896A Expired - Fee Related JP3426435B2 (ja) 1996-06-11 1996-06-11 止水可とう継手及びその取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3426435B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003105788A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Teihyu Corp マンホールとパイプの接続方法
JP2006152653A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Hayakawa Rubber Co Ltd マンホール用可とう継手の拡張バンド及び接続構造
JP2006328681A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Hayakawa Rubber Co Ltd マンホール用可とう継手の拡張バンド及び接続構造
JP2007312458A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Sanritsu Giken Kk 水密ジョイント
JP2019007568A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 Nok株式会社 配管接続構造

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003105788A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Teihyu Corp マンホールとパイプの接続方法
JP4617037B2 (ja) * 2001-09-28 2011-01-19 帝国ヒューム管東日本株式会社 マンホールとパイプの接続方法
JP2006152653A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Hayakawa Rubber Co Ltd マンホール用可とう継手の拡張バンド及び接続構造
JP4493483B2 (ja) * 2004-11-29 2010-06-30 早川ゴム株式会社 マンホール用可とう継手の拡張バンド及び接続構造
JP2006328681A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Hayakawa Rubber Co Ltd マンホール用可とう継手の拡張バンド及び接続構造
JP4705410B2 (ja) * 2005-05-24 2011-06-22 早川ゴム株式会社 マンホール用可とう継手の拡張バンド及び接続構造
JP2007312458A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Sanritsu Giken Kk 水密ジョイント
JP2019007568A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 Nok株式会社 配管接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3426435B2 (ja) 2003-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100337285B1 (ko) 코러게이트나선관용이음구와이음구부착코러게이트나선관과그제조방법/및이음구부착코러게이트나선관으로의나선관접속방법
CA2565741C (en) Connector seal comprising rachet teeth
US5163785A (en) Method for sealing connections between sheet piles, and sheet piles employing said method
JP3426435B2 (ja) 止水可とう継手及びその取付方法
US4909519A (en) Pipe joint compression seal
US20040208704A1 (en) Manhole structure constructing method, manhole structure water-stop flexible joint and manhole structure
JP5199164B2 (ja) マンホールと更生管との接続構造およびその接続方法
WO2004007849A1 (ja) マンホール構造,マンホール構造用止水可とう継手及びマンホール構造の施工方法
EP0925466A1 (en) Material and method for lining pipes
JP3453065B2 (ja) マンホールとリブ付き管との接続構造
JP3903373B2 (ja) マンホール用止水可とう継手、マンホール構造及びマンホール構造の施工方法
JP6557529B2 (ja) マンホール側壁と管との接続部分における耐震構造
JPH0719388A (ja) 管体補修方法および補修バンド
GB2075086A (en) Duct linings
JPH08277538A (ja) 取付管の接続継手
JP4953339B2 (ja) 止水構造及びその製造方法
JP4070317B2 (ja) マンホール構造及び施工方法
CN219219122U (zh) 一种后安装的半自粘十字形中埋止水带结构
JP4620385B2 (ja) 推進管の継手構造及び配管接続口と推進管との接続方法
JP5727863B2 (ja) マンホール改修用止水部材及びマンホール改修工法
CN114592511A (zh) 自由段与锚固段弹性隔断结构
JP3065932U (ja) マンホ―ル用ジョイント
JP3930136B2 (ja) マンホール継手
JPH0351442Y2 (ja)
JP2001050475A (ja) ライニング管とそのライニング管の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150509

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees