JPH09327395A - 断熱調理容器 - Google Patents

断熱調理容器

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JPH09327395A
JPH09327395A JP8152694A JP15269496A JPH09327395A JP H09327395 A JPH09327395 A JP H09327395A JP 8152694 A JP8152694 A JP 8152694A JP 15269496 A JP15269496 A JP 15269496A JP H09327395 A JPH09327395 A JP H09327395A
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JP
Japan
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heat insulating
heat
insulating container
handle
cooking pot
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JP8152694A
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English (en)
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Kunio Hatsumoto
邦生 初本
Takeshi Kuwana
毅 桑名
Yoshinari Nishino
嘉也 西野
Yasuhiro Murakami
靖浩 村上
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片手で持ち運びができ携帯に便利であり、ロ
ック機構の係合部分でのがたつきや位置ずれが少なく、
携帯時であっても蓋が閉状態で確実にロックされ、調理
鍋が断熱容器内に安定した状態で収納される断熱調理容
器を提供する。 【解決手段】 断熱容器蓋37、調理鍋本体、調理鍋把
手43または調理鍋蓋の少なくとも1つの部材にロック
部材を突出形成し、断熱容器把手38に、このロック部
材と係合してロック部材を押圧するロック係合部を設
け、調理鍋の一部に、この調理鍋を断熱容器32内に収
納し断熱容器蓋37を閉じた時に、この断熱容器32、
断熱容器蓋37または断熱容器把手38の少なくとも1
つの部位に係合する係合部44を設けて断熱調理容器を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱等により半調
理品とした食物を保温して調理完成品とする調理法等に
好適に利用される断熱調理容器に関し、特に、片手で携
帯するための手提げ用把手を有する携帯用断熱調理容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に食物の加熱調理加工は、電熱や直
火を用いて行われるが、このような調理法では、過熱に
よる煮くずれや、焦げ付きが生じ易く、またエネルギー
を多量に消費するといった不都合があった。この不都合
を解消することができる調理法として、熱湯あるいは沸
騰した煮汁中に所望の生野菜や、穀物を浸漬して、半調
理された加熱状態の食品を長時間保温することにより調
理完成品とするものが知られている。従来、調理材料を
予め加熱して半調理した後に、調理鍋を断熱容器に収納
し、断熱容器を密閉して所定時間断熱状態に保持するこ
とにより調理を行う断熱調理容器として、例えば、特願
平6−29989号、特願平7−72125号、実開平
5−21835号公報および実開平5−21836号公
報に開示されたものが知られている。
【0003】図14は特願平6−29989号及び特願
平7−72125号に開示されている断熱調理容器を示
す外観図である。この断熱調理容器1は、上部開口を有
し断熱性を有する断熱容器2と、この断熱容器2の外周
面上部に設けられヒンジ3および径方向外側に相対向し
て突出した一対の把手4を設けた円環状の肩部材6と、
ヒンジ3を介して断熱容器2の開口に開閉自在に取り付
けられ断熱性を有する蓋7と、断熱容器に出し入れ自在
に収納される調理鍋(図示略)とを有する。この調理鍋
は、開口を有する調理鍋本体と、この調理鍋本体の開口
に開閉自在に設けられた蓋と、調理鍋本体に取り付けら
れ調理鍋を収納した状態で断熱容器2の径方向外側に延
在する径方向に相対向する一対の把手13とを有してい
る。断熱容器2の蓋7には、調理鍋を収納し蓋7を閉じ
た状態で調理鍋の把手柄部の上部を覆うように、径方向
に相対向する外縁部にそれぞれ切欠15が設けられてい
る。
【0004】ヒンジ3と径方向に対向する肩部材6側部
および断熱容器2側部には蓋7を閉じた状態で固定可能
なロック機構17が設けられている。このロック機構1
7は、ヒンジ3と径方向に対向する肩部材6側部に設け
られ上端が斜め下方に傾斜したフック18と、ヒンジ取
付け部分と径方向に対向する蓋7の外縁部に設けられ蓋
7を閉じた状態でフック18を係止するフック係止部1
9とを有する。フック18は軸によって肩部材6に径方
向前後に回動自在に軸支されている。フック18の下端
部および肩部材6にはコイルスプリングの端部がそれぞ
れ固着されており、このコイルスプリングの復元力によ
ってフック18は常に係止位置に付勢されている。断熱
容器2の蓋7を閉じると、フック18とフック係止部1
9とが係合し、蓋7は閉状態でロックされる。また、フ
ック18下部を断熱容器2の径方向内側に押すことによ
り、フック18上端部が断熱容器2の径方向外側に移動
することによってフック係止部19から外れ、ロックが
解除される。また、この断熱調理容器1を持ち運ぶ場合
は、断熱容器2に設けられた一対の把手4を両手でつか
んで行う。
【0005】図15は、実開平5−21835号公報お
よび実開平5−21836号公報に開示されている断熱
調理容器を示す外観図である。この 断熱調理容器21
は、上部開口を有し断熱性を有する断熱容器22と、こ
の断熱容器22の外周面上部に設けられヒンジ23およ
び把手取付け部24を設けた円環状の肩部材26と、ヒ
ンジ23を介して断熱容器22の開口に開閉自在に取り
付けられ断熱性を有する蓋27と、把手取付け部24に
断熱容器の上方を回動自在に取り付けられた略半円弧状
の手提げ用把手28と、断熱容器22に出し入れ自在に
収納される調理鍋(図示略)とを有する。調理鍋は、開
口を有する調理鍋本体と、この調理鍋本体の開口に開閉
自在に設けられた蓋と、調理鍋本体に取り付けられた把
手とを有している。この調理鍋は断熱容器22に収納し
た状態で完全に内包される。
【0006】蓋27の側部には外側に突出するロック部
材(図示略)が形成されている。また、把手28の断熱
容器22側の取付け部分には、蓋27を閉じた状態で前
記ロック部材を覆う凹部状の係合部が形成され、さら
に、把手28の断熱容器22側の取付け部分に、把手2
8を断熱容器の一方側に倒した状態でロック部材の上方
への移動を自由にする開口部が前記係合部に連通して形
成されている。前記係合部の内面には、把手28を中立
にした状態、あるいは、前記把手を容器本体の他方側に
倒した状態において、ロック部材を蓋の下側に押圧して
蓋を容器本体の開口上端に押圧する当接面が形成されて
いる。従って、把手28を一方側に倒した状態で蓋27
は自由に開閉でき、また蓋27を閉じ把手28を中立状
態または他方に倒すことにより蓋27は閉状態でロック
される。この断熱調理容器21を持ち運ぶ場合は、把手
28を片手でつかんで行われる。このとき、把手28は
中立状態となるので、蓋27は把手28によってロック
される。
【0007】また、従来の断熱容器や調理器の蓋のロッ
ク機構の例は、実開昭49−26761号公報および実
公昭47−015324号公報に開示されている。
【0008】実開昭49−26761号公報には炊飯器
のハンドルのロック機構が開示されている。この炊飯器
のロック機構は、回転自在な把手ならびに回転不可能に
固定されたホルダー上に設けられ、把手の回転によって
移動し、かつこの移動とは逆方向に付勢されたピンと、
このピンが移動によって着脱自在に係合する溝状の凹部
を外周全域にわたって設けた外蓋とを設けることによ
り、把手の回転操作により外蓋がどの位置であっても係
止できるようにしたものである。
【0009】実公昭47−015324号公報には魔法
瓶のハンドルのロック機構が開示されている。この魔法
瓶のロック機構は、容器本体に略門型の手提げ用ハンド
ルを揺動自在に枢着し、この容器本体の上部に嵌着した
蓋体の側部に肩部を形成し、前記ハンドルで前記肩部に
対向する個所に段部を形成し、このハンドルを容器本体
の上方に立てたときに前記段部を前記肩部上に圧接係止
可能に構成することにより、前記ハンドルによって前記
蓋体を容器本体に押圧密着させて保温効果を増大すると
共に、手提げ時の蓋体の不測な浮上や転倒時の蓋体の不
測な開きや離脱等を未然に防止し、しかも構成および製
作を共に簡単にしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図14に示
す断熱調理容器1にあっては、持ち運ぶ際に断熱調理容
器1の把手4を両手でつかまなければならず、携帯に不
便であった。また、この断熱調理容器1を持ち運ぶ際に
蓋7を閉状態でロックするよう作動するロック機構17
は、蓋7と肩部材6との間にしか設けられていないの
で、肩部材に設けられたフック18と蓋7に設けられた
フック係止部19との間の係合にがたつきや位置ずれが
あると、場合によってはロック機構17が十分作用しな
い恐れがあり、携帯時に調理鍋が不安定となるので、調
理鍋が傷ついたり、調理鍋に入ったスープ等の液状物が
漏れ出ることがあった。また、この断熱調理容器1は、
持ち運ぶ際に誤って調理鍋の把手13のみをつかんでし
まうと、断熱容器2の荷重がヒンジ3を支点として蓋7
を開く方向にかかってしまう構造であった。
【0011】図15に示す断熱調理容器21にあって
は、手提げ用把手28を設けたことにより片手で携帯す
ることが可能であるが、蓋27を閉状態でロックするよ
う作動するロック機構は蓋27と把手28との間にしか
設けられていないので、蓋27に設けられたロック部材
と把手28に設けられたロック係合部との間の係合にが
たつきや位置ずれがあると、場合によってはロック機構
が十分作用しない恐れがあった。また、誤って把手28
を持った状態で把手の回動方向前後に断熱調理容器21
を揺り動かすと、ロック機構が解除され、蓋27が開き
易くなる恐れがあった。また、断熱容器22内に収納さ
れた調理鍋は断熱容器22に対して十分に固定されてい
ないので、携帯時に不安定であり、調理鍋が傷ついた
り、調理鍋に入ったスープ等の液状物が漏れ出ることが
あった。
【0012】実開昭49−26761号公報および実公
昭47−015324号公報に開示された蓋のロック機
構の例は、いずれも図15に示された断熱調理容器21
の蓋27のロック機構同様、把手と蓋の間でのみ作動す
るものであるので、蓋と把手との間の係合部分にがたつ
きや位置ずれがあると、場合によってはロック機構が十
分作用しない恐れがあった。
【0013】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであって、片手で持ち運びができ携帯に便利であ
り、ロック機構の係合部分でのがたつきや位置ずれが少
なく、携帯時であっても蓋が閉状態で確実にロックさ
れ、調理鍋が断熱容器内に安定した状態で収納される断
熱調理容器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明は
上部開口を有し断熱性を有する断熱容器と、該断熱容器
の外周面上部に設けられヒンジおよび周方向に対向配置
された一対の把手取付け部とを有する肩部材と、該ヒン
ジを介して該断熱容器の開口に開閉自在に取り付けられ
た断熱性を有する断熱容器蓋と、該断熱容器の上方を回
動自在となるように該一対の把手取付け部に両端部が取
り付けられたレバー状の断熱容器把手と、該断熱容器に
出し入れ自在に収納される調理鍋とを有し、該調理鍋が
上部開口を有する調理鍋本体と、該調理鍋本体の開口に
開閉自在に設けられた調理鍋蓋と、該調理鍋本体に取り
付けられた調理鍋把手とを有する断熱調理容器におい
て、前記断熱容器蓋、前記調理鍋本体、前記調理鍋把手
及び前記調理鍋蓋からなる群のうち少なくとも1つの部
材にロック部材を突出形成し、前記断熱容器把手に、断
熱容器蓋を閉じて断熱容器把手を中立または一方へ傾け
た状態で前記ロック部材を下方に押圧し、かつ該断熱容
器把手を他方に倒した状態で前記ロック部材の押圧が解
除される円弧状の当接面を有するロック係合部を設け、
前記調理鍋の一部に、前記調理鍋を該断熱容器内に収納
し該断熱容器蓋を閉じた時に、該断熱容器、該断熱容器
蓋及び該断熱容器把手からなる群から選択される少なく
とも1つの部位に係合する係合部を設けたことを特徴と
する断熱調理容器である。
【0015】請求項2にかかる発明は、前記ヒンジと径
方向に対向する前記肩部材側部および前記断熱容器蓋側
部に該断熱容器蓋を閉じた状態で固定可能なロック機構
を設けたことを特徴とする請求項1記載の断熱調理容器
である。
【0016】請求項3にかかる発明は、前記ロック機構
が、前記ヒンジと径方向に対向する前記肩部材側部に設
けられ上端が斜め下方に傾斜したフックと、ヒンジ取付
け部分と径方向に対向する前記断熱容器蓋の外縁部に設
けられ該断熱容器蓋を閉じた状態でフックを係止するフ
ック係止部とを備えたことを特徴とする請求項2記載の
断熱調理容器である。
【0017】請求項4にかかる発明は、前記ロック部材
上面および前記断熱容器把手の前記ロック係合部の当接
面の少なくとも一方に突起を設け、他方に前記断熱容器
蓋を閉じ前記断熱容器把手を中立にした状態で該突起と
係合する凹部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
断熱調理容器である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の形態)図1ないし図5は本発明の第1の形態の
断熱調理容器を示すものである。この断熱調理容器31
は、上部開口を有し断熱性を有する断熱容器32と、こ
の断熱容器32の外周面上部に設けられヒンジ33およ
び周方向に対向配置された一対の把手取付け部34とを
有する肩部材36と、このヒンジ33を介してこの断熱
容器32の開口に開閉自在に取り付けられた断熱性を有
する断熱容器蓋37と、この断熱容器32の上方を回動
自在となるように前記一対の把手取付け部34に両端部
が取り付けられたレバー状の断熱容器把手38と、この
断熱容器32に出し入れ自在に収納される図4に示す調
理鍋40とを有する。
【0019】断熱容器32は、上部開口を有する有底円
筒状の形状で、内壁と外壁とを有してなる二重壁構造と
することができる。内壁と外壁との間に形成された隙間
には断熱層が形成される。この断熱層は断熱性を与える
ものであれば特に限定されないが、真空断熱層あるいは
硬質ウレタンフォームや発泡ポリスチレン等の有機発泡
体、パーライト等の無機質の粉末、キセノン、クリプト
ン、アルゴン等の低熱伝導率ガス等の気体あるいは空気
を充填して断熱層とすることができる。
【0020】断熱容器32の外周面上部に取付けられた
肩部材36は、断熱容器32の外周面に当接する内周面
を有する円環状のものでよい。この肩部材36には、断
熱容器蓋37を開閉自在に取り付けるヒンジ33と、断
熱容器把手38を取り付ける一対の把手取付け部34と
が設けられる。この一対の把手取付け部34は、ヒンジ
33に対して肩部材36の周方向に90度の位置にそれ
ぞれ相対向して設けることができる。ヒンジ33には、
断熱容器蓋37を開方向に付勢するように、トーション
バネを取り付けてもよい。
【0021】肩部材36のヒンジ33を介して断熱容器
32に開閉自在に取り付けられる断熱容器蓋37は上蓋
体と下蓋体とを有してなる二重壁構造とすることができ
る。上蓋体と下蓋体との間に形成された隙間には断熱層
が形成される。この断熱層は、前記断熱容器32と同様
に、真空断熱層あるいは断熱材を充填した断熱層とする
ことができる。
【0022】調理鍋40は、図4に示されるように、上
部開口を有する有底円筒状の調理鍋本体41と、この調
理鍋本体41の開口に開閉自在に設けられた調理鍋蓋4
2と、調理鍋本体41に取り付けられた調理鍋把手43
とを有している。この調理鍋把手43は、調理鍋本体4
1の径方向に対向配置され、この調理鍋40を断熱容器
32内に収納し断熱容器蓋37を閉じた時に先端部がこ
の断熱容器蓋37から外部に延出する調理鍋把手柄部4
4と、この調理鍋把手柄部44の先端部に設けられた握
り部45とからなる。調理鍋蓋42の上面中央部には、
摘み部が設けられている。断熱容器蓋37の下蓋体下面
中央には、調理鍋40を収納して断熱容器蓋37を閉じ
た状態で、この摘み部上面を押圧する当接面が設けられ
ている。調理鍋40の材料は特に限定されず、ステンレ
ス等の金属、琺瑯、ガラス等、通常の調理鍋と同様の材
料で構成することができる。
【0023】図2は、説明のために調理鍋40を収納せ
ずに断熱容器蓋37を閉じた状態の断熱調理容器31を
示す第1の形態の断熱調理容器の外観図である。断熱容
器蓋37を閉じた状態で把手取付け部上方に位置する断
熱容器蓋37側部には、円弧状の上面を有するロック部
材47が形成されている。それぞれのロック部材47下
方に位置する断熱容器蓋37外縁部には、調理鍋把手柄
部44と係合する係合部として、この調理鍋把手柄部4
4上部を覆うように、切欠48が設けられている。切欠
48の上面は調理鍋把手柄部44を押圧する当接面を形
成している。
【0024】断熱容器32に肩部材36の把手取付け部
34を介して両端が取り付けられた断熱容器把手38
は、肩部材36の外径よりわずかに大きい内径を有する
略半円弧状のものである。断熱容器把手38は両端が湾
曲し、断熱容器把手38を中立にした状態、あるいは、
ヒンジ33と反対側に傾けた状態でロック部材47の上
面を押圧し、断熱容器把手38をヒンジ33側に倒した
状態でこのロック部材47の押圧が解除される円弧状の
当接面を有するロック係合部49を形成している。この
ロック係合部49は、断熱容器把手38の両端を湾曲さ
せて形成する代わりに、断熱容器把手38の内側に凹状
に形成してもよい。この第1の形態の断熱調理容器31
では、調理鍋把手柄部44、断熱容器蓋37に形成され
た切欠48、断熱容器蓋37側部に設けられたロック部
材47、および断熱容器把手38に形成されたロック係
合部49により、第1のロック機構52が構成される。
【0025】ヒンジ33と径方向に対向する肩部材36
側部および断熱容器蓋37側部にはこの断熱容器蓋37
を閉じた状態で固定可能な第2のロック機構54が設け
られている。この第2のロック機構54は、ヒンジ33
と径方向に対向する肩部材36側部に設けられ上端が肩
部材36に向かって斜め下方に傾斜したフック55と、
ヒンジ取付け部分と径方向に対向する断熱容器蓋37の
外縁部に設けられ、この断熱容器蓋37を閉じた状態で
フック55を係止するフック係止部56によって構成さ
れている。このフック55は軸によって肩部材36に径
方向前後に回動自在に軸支されている。この第2のロッ
ク機構54は、後述の第5の形態の断熱調理容器につい
て説明するように、フック55の下端部および肩部材3
6にコイルスプリングの端部がそれぞれ固着され、この
コイルスプリングの復元力によってフック55が常に係
止位置に付勢されるように構成されている。
【0026】図3は、第1の形態の断熱調理容器31の
第1のロック機構52および第2のロック機構54の作
動を説明するための概略図である。この図3に示された
断熱調理容器31において、断熱容器32中には調理鍋
40が収納され、断熱容器蓋37が閉じられている。調
理鍋40は、調理鍋把手柄部44が把手取付け部34の
上方の断熱容器32開口上端部に配置されるように断熱
容器32内に収納される。
【0027】この状態で、断熱容器把手38を中立状態
にすることにより、断熱容器把手38のロック係合部4
9の当接面が断熱容器蓋37側部のロック部材47を下
方に押圧し、断熱容器蓋37が閉状態で固定され、さら
に断熱容器蓋37に形成された切欠48の当接面が調理
鍋把手43に設けられた調理鍋把手柄部44を下方に押
圧し、調理鍋本体41が断熱容器32に対して固定され
ることによって、第1のロック機構52が作動する。
【0028】図3では断熱容器把手38の中立状態のみ
を示したが、この断熱容器把手38をヒンジ33と反対
の第2のロック機構54側に傾けた場合も、ロック係合
部49の当接面がロック部材47を下方に押圧するの
で、第1のロック機構52は上記と同様に作動する。
【0029】第2のロック機構54は、肩部材36側部
に設けられたフック55がコイルスプリングによって常
に係止位置に付勢されているので、単に断熱容器蓋37
を閉じて押し下げるだけで、フック55が断熱容器蓋3
7のフック係止部56に押し込まれて係合し、自動的に
作動して断熱容器蓋37を断熱容器32の開口に閉状態
でロックする。
【0030】さらに、断熱容器蓋37を閉じてロックし
た状態で、調理鍋蓋42上面に突出形成された摘み部が
断熱容器蓋37の下蓋体の当接面より押圧力を受けるの
で、調理鍋蓋42は調理鍋本体41を閉じた状態で固定
される。
【0031】上述したように、断熱容器蓋37を閉じ、
断熱容器把手38を中立状態あるいはヒンジ33と反対
側に倒した状態にするだけで、第1のロック機構52と
第2のロック機構54の双方が作動し、断熱容器蓋37
はこれら2つのロック機構によって確実に固定される。
従って、万一、一方のロック機構が解除されたり、誤っ
て調理鍋把手43の握り部45をつかんで持ち上げたと
しても、断熱容器蓋37が開いてしまうことはない。調
理鍋40は第1のロック機構52および断熱容器蓋37
の下蓋体の当接面による調理鍋蓋42の摘み部の押圧に
より、断熱容器32に対して確実に固定されるので、調
理鍋40の外面に傷がついたり、調理鍋40に入ったス
ープ等の液状物が漏れ出ることを防ぐことができる。こ
の断熱調理容器31は、前述のように第1のロック機構
52および第2のロック機構54を作動させた状態で、
断熱容器把手38を片手でつかんで持ち運びができるの
で、携帯に便利である。
【0032】図4は、第1の形態の断熱調理容器31の
第1のロック機構52および第2のロック機構54の解
除を説明するための概略図である。まず、断熱容器把手
38をヒンジ33側に倒すと、断熱容器蓋37側部のロ
ック部材47と断熱容器把手38のロック係合部49と
の係合が解かれて、第1のロック機構52が解除され
る。ついで、フック55を下方に押して回動させること
により、フック55とフック係止部56との係合が解か
れて、第2のロック機構54が解除される。このとき、
断熱容器蓋37はヒンジ33に設けられたトーションバ
ネで開方向に付勢されている上に、調理鍋蓋42の摘み
部によって上方に押し上げられるので、自動的に開状態
となる。この状態で、調理鍋40は調理鍋把手43の握
り部45をつかんで出し入れできる。
【0033】図5は、第1の形態の断熱調理容器31の
第1のロック機構52の一例を示す部分拡大図である。
この図5に示すように、断熱容器蓋37側部のロック部
材47上面に凹部58aを形成し、断熱容器把手38の
ロック係合部49の当接面上に断熱容器把手38の中立
状態でこの凹部58aと係合する突起58bを形成する
ことにより、係止機構58を設けてもよい。この係止機
構58により、断熱容器把手38は中立状態で係止され
るので、第1のロック機構52はより確実に作動する。
【0034】(第2の形態)図6は、第2の形態の断熱
調理容器を示す外観図である。この図6は、説明のため
に断熱容器蓋を取り除いた状態を示している。なお、以
下の第2ないし第6の形態において、構成要素が先に説
明された発明の形態のものと同一である場合は、同一符
号を付してその説明を省略または簡略化する。
【0035】第2の形態の断熱調理容器において、調理
鍋本体には、調理鍋60を収納した状態で断熱容器32
の径方向外側に延在する径方向に相対向する一対の調理
鍋把手63が取り付けられている。この調理鍋把手63
は、調理鍋本体の径方向に対向配置され、調理鍋60を
断熱容器32内に収納し断熱容器蓋を閉じた時に先端部
がこの断熱容器蓋から径方向外方に延出する調理鍋把手
柄部64と、この調理鍋把手柄部64の先端部に設けら
れた握り部65とからなる。この調理鍋把手柄部64上
面の断熱容器32開口外側には、上方に円弧状に膨出す
るロック部材66が設けられている。
【0036】調理鍋60は、調理鍋把手柄部64のロッ
ク部材66が把手取付け部34上方に配置されるように
断熱容器32内に収納される。断熱容器把手38は両端
部が湾曲しロック係合部49を形成している。ロック係
合部49は、調理鍋60を断熱容器32内に収納し、断
熱容器把手38を中立にした状態あるいはヒンジと反対
側に傾けた状態でロック部材66を下方に押圧し、断熱
容器把手38をヒンジ側に倒した状態でこの押圧が解除
される円弧状の当接面を有している。このロック係合部
49は、断熱容器把手38の両端を湾曲させて形成する
代わりに、断熱容器把手38の内側に凹状に形成しても
よい。上記ロック係合部49とロック部材66によっ
て、第1のロック機構67が構成されている。
【0037】この第1のロック機構67において、第1
の形態の断熱調理容器と同様に、ロック部材66上面に
凹部を形成し、断熱容器把手38のロック係合部49の
当接面上に断熱容器把手38の中立状態でこの凹部と係
合する突起を形成することにより、係止機構を設けても
よい。
【0038】第2の形態の断熱調理容器には、第1の形
態の断熱調理容器と同様の構成で第2のロック機構が設
けられている。
【0039】第2の形態の断熱調理容器において、調理
鍋60を上記所定の位置に収納し、断熱容器蓋を閉じ、
断熱容器把手38を中立状態またはヒンジと反対側に傾
けた状態にすることにより、断熱容器把手38のロック
係合部49当接面がロック部材66を下方に押圧して調
理鍋本体が断熱容器32に対して固定されて、第1のロ
ック機構67が作動する。
【0040】第2のロック機構は、断熱容器蓋を閉じて
押し下げることにより自動的に作動し、断熱容器蓋が閉
状態で固定される。また、第1の形態の断熱調理容器と
同様に、断熱容器蓋のロック状態で、調理鍋蓋に設けら
れた摘み部42aが断熱容器蓋の下蓋体の当接面より押
圧力を受けるので、調理鍋蓋は調理鍋本体を閉じた状態
で固定される。
【0041】従って、第2の形態の断熱調理容器は、調
理鍋60は第1のロック機構67と断熱容器蓋の下蓋体
の押圧によって固定され、断熱容器蓋は第2のロック機
構によって固定されるので、それぞれのロック機構の負
担が少なく、調理鍋60および断熱容器蓋は確実に固定
される。また、このように調理鍋60が確実に固定され
るので、調理鍋60の外面に傷がついたり、調理鍋60
に入ったスープ等の液状物が漏れ出ることを防ぐことが
できる。この断熱調理容器は、第1のロック機構67お
よび第2のロック機構を作動させた状態で、断熱容器把
手38を片手でつかんで持ち運びができるので、携帯に
便利である。
【0042】第1のロック機構67および第2のロック
機構の解除の操作は、第1の形態の断熱調理容器と同様
に行われる。
【0043】(第3の形態)図7および図8は、本発明
の第3の形態の断熱調理容器を示す説明図である。図7
は、第3の形態の断熱調理容器に用いられる調理鍋70
を示す外観図である。調理鍋70は、上部開口を有する
有底円筒状の調理鍋本体71と、この調理鍋本体71の
開口に開閉自在に設けられた調理鍋蓋72と、この調理
鍋本体の上方を回動自在となるようにこの調理鍋本体7
1に両端部が取り付けられたレバー状の調理鍋把手73
とを有する。この調理鍋本体71には、この調理鍋70
を前記断熱容器32内に収納した状態でこの断熱容器3
2の開口上端から径方向外方に延出する径方向に対向配
置された一対のロック部材76が設けられている。
【0044】調理鍋蓋72の上面中央部には、第1の形
態および第2の形態の断熱調理容器と同様に、摘み部7
2aが設けられている。調理鍋把手73は外周の径が断
熱容器32の内壁の内径より小さく形成されている。
【0045】図8は調理鍋70を収納した断熱調理容器
の外観図である。この図8は、説明のために断熱容器蓋
を取り除いた状態を示している。調理鍋70は、ロック
部材76が把手取付け部34の上方の断熱容器32開口
外側に配置されるように断熱容器32内に収納されてい
る。
【0046】断熱容器把手78のロック係合部79は、
断熱容器把手78の両端部の内側に凹状に形成されてい
る。このロック係合部79は、断熱容器把手78をヒン
ジ側に倒した状態でロック部材76の上方への移動を自
由にする開口部と、断熱容器把手78を中立にした状
態、あるいは、ヒンジと反対側に傾けた状態でロック部
材76の上面を押圧する、把手取付け部を中心とした円
弧状の当接面とを有している。前記ロック部材76とロ
ック係合部79によって、第1のロック機構80が構成
されている。
【0047】この第1のロック機構80において、第5
図に58a,58bで図示した第1の形態の断熱調理容
器と同様に、ロック部材76上面に凹部を形成し、ロッ
ク係合部79の当接面上に断熱容器把手78の中立状態
でこの凹部と係合する突起を形成することにより、係止
機構を設けてもよい。把手78は、更には図1〜図6の
49で図示した第1の形態のように湾曲した形状とする
ことも可能である。
【0048】断熱容器32内に調理鍋70を収納する
と、調理鍋把手73も断熱容器32内に完全に収納され
る。この状態で、断熱容器蓋を閉じ、断熱容器把手78
を中立状態またはヒンジと反対側に傾けた状態にするこ
とにより、断熱容器把手78のロック係合部79当接面
がロック部材76を下方に押圧して調理鍋本体が断熱容
器32に対して固定されて、第1のロック機構80が作
動する。
【0049】第2のロック機構は、断熱容器蓋を閉じて
押し下げることにより自動的に作動し、断熱容器蓋が閉
状態で固定される。また、第1の形態の断熱調理容器と
同様に、断熱容器蓋のロック状態で、調理鍋蓋72に設
けられた摘み部72aが断熱容器蓋の下蓋体の当接面よ
り押圧力を受けるので、調理鍋蓋72は調理鍋本体71
を閉じた状態で固定される。
【0050】第3の形態の断熱調理容器は、第2の形態
の断熱調理容器と同じ効果を奏する。さらに、調理鍋7
0収納時に調理鍋把手73も断熱容器32内に納めら
れ、ロック部材76はロック係合部79に覆われている
ので、調理鍋70の収納時に調理鍋把手73やロック部
材76をつかんで持ち上げる恐れがない。また、調理鍋
把手73は、調理鍋本体71に回動自在に取り付けられ
たレバー状のものであるので、断熱容器32への出し入
れが片手で容易にできる。
【0051】(第4の形態)図9および図10は、本発
明の第4の形態の断熱調理容器を示す説明図である。図
9は、第4の形態の断熱調理容器に用いられる調理鍋8
2を示す外観図であり、図10は調理鍋82を収納した
断熱調理容器の外観図である。この図10は、説明のた
めに断熱容器蓋を取り除いた状態を示している。
【0052】第4の形態の断熱調理容器は、一対のロッ
ク部材86を、調理鍋本体71に代えて調理鍋蓋72
に、この調理鍋82を断熱容器32内に収納した状態で
この断熱容器32の開口上端から径方向外方に延出する
径方向に対向配置させて設けた以外は、第3の形態の断
熱調理容器と同様に構成されている。このロック部材8
6と断熱容器把手78のロック係合部79によって第1
のロック機構87が構成されている。
【0053】この第1のロック機構87は第3の形態の
断熱調理容器における第1のロック機構と同様に作動す
るが、ロック部材86とロック係合部79の位置合わせ
は、調理鍋本体71を断熱容器32に対して周方向に任
意の角度で収納してから、調理鍋蓋72のみを動かし
て、調理鍋本体71を閉じた状態でロック部材86が把
手取付け部34上方になるように配置することによって
行われる。
【0054】第4の形態の断熱調理容器は、第3の形態
の断熱調理容器と同じ効果を奏する。さらに、万一、調
理鍋82の収納時に第2のロック機構が解除されて断熱
容器蓋が開いても 、調理鍋蓋72は第1のロック機構
によって調理鍋本体71開口に押しつけられているの
で、調理鍋本体内のスープ等の液状物が漏れ出ることを
防ぐことができる。また、ロック部材86とロック係合
部79の位置合わせは、前述のとおり、調理鍋蓋72の
みを動かすことにより、容易に行うことができる。ま
た、ロック部材86の位置が周方向にわずかにずれた状
態で調理鍋蓋72が閉じられていても、断熱容器把手7
8を起立させる際にロック係合部79の当接面にロック
部材86が押されて、調理鍋蓋72が周方向に摺動し、
ロック部材86の位置はロック係合部79との最適な係
合位置になるので、第1のロック機構87がより確実に
動作する。
【0055】(第5の形態)図11は前記第1ないし第
4の形態の断熱調理容器に適用される第2のロック機構
54の一例を示す断面図である。フック55は、その肩
部材36側の上端に、斜め下方に傾斜しかつフック係止
部56に係止するフック爪90が設けられている。この
フック55は、断熱容器32の肩部材36外周面から外
側に張り出した突出部91にヒンジ軸92を介して回動
自在に軸支されている。また、フック55の下端と肩部
材36との間には、弾性体93としてコイルスプリング
の端部がそれぞれ固着されており、この弾性体93の復
元力によってフック55が常に係止位置に付勢されてい
る。
【0056】また、断熱容器蓋37に設けられたフック
係止部56は、フック爪90を係止するための係止部天
面94を有している。この第2のロック機構54は、フ
ック55に設けられたフック爪90の先端が、フック係
止部56の係止部天面94の中央に係止するように設定
されている。
【0057】断熱容器蓋37を開けるときには、フック
55を下方に押してヒンジ軸92を支点にフック55下
端を断熱容器32に近づける方向に回動させ、フック爪
90をフック係止部56の係止部天面94から外すこと
によって、ロックが解除される。
【0058】また、この断熱容器蓋37を閉じて第2の
ロック機構54を作動するには、断熱容器蓋37を断熱
容器32の開口にかぶせ、断熱容器蓋37のフック係止
部56の傾斜した側面をフック55のフック爪90の上
面に当接させる。さらに、断熱容器蓋37を下方に押し
込んでフック係止部56の側面でフック爪90の上面を
摺動しながらフック55を外側に回動させて、断熱容器
蓋37を断熱容器32の開口端に密着させる。このと
き、弾性体93によってフック55が係止位置に戻さ
れ、係止部天面94にフック爪90が係止して断熱容器
蓋37が断熱容器32にロックされる。
【0059】この第2のロック機構54と、前記第1の
形態で説明したトーションバネを取り付けたヒンジを組
み合わせて用いることにより、フック55を下方に回動
させるだけで自動的に断熱容器蓋37を開けることがで
き、また、断熱容器蓋37を断熱容器32の開口にかぶ
せて押し込むだけで、断熱容器蓋37を閉じ、ロックす
ることが出きる。
【0060】(第6の形態)図12および13は、本発
明の断熱調理容器に適用可能な、着脱自在の断熱容器把
手95を示す概略図である。図12は断熱容器把手95
を把手取付け部96に取り付けた状態を示し、図13は
断熱容器把手95を把手取付け部96から取り外した状
態を示している。
【0061】一対の把手取付け部96は肩部材36の径
方向に相対向する外周面に設けられている。この把手取
付け部96は、肩部材36から外方に突出した軸部96
aと、軸部端部に軸部と同軸的に設けられ軸部断面より
大きい断面形状を有する頭部96bとからなる。
【0062】断熱容器把手95の両端部には取付け穴9
7が穿設されている。この取付け穴97は、把手取付け
部96の頭部96bより大きい円形の第1の開口97a
と、把手取付け部96の軸部96aより大きく頭部96
bより小さい円形の第2の開口97bとが、通路溝97
cによりそれぞれの外周部を結んで連絡している。この
通路溝97cの路溝幅は把手取付け部96の軸部96a
の直径よりやや小さめにして、把手取付け穴97の第1
の開口97aと第2の開口97b間を、移動方向に把手
95を強制的に付勢して、把手取付け部96が軸部96
aを摺動移動可能としたものである。なお、前記通路溝
97cは、把手取付け部96の軸部96aの移動方向に
沿った移動の当接で拡幅するよう伸縮自在の弾性を付与
すると良い。その一例として、通路溝97cを把手取付
け部96の軸部96aの当接部の移動方向に沿ってその
上下に数条の溝を穿削することにより、通路溝97cは
弾性が付与され、付勢によりなめらかな摺動が可能とな
る。
【0063】この断熱容器把手95を把手取付け部96
に取り付ける場合は、把手取付け部頭部96bを断熱容
器把手95の内側から取付け穴97の第1の開口97a
に挿通してこの頭部96bを断熱容器把手95の外側に
配置することによって軸96aを第1の開口97a内に
配置し、次に把手取付け部軸部96aを通路溝97cを
摺動移動して第2の開口97b側に移動することにより
行われる。このように把手取付け部96の軸96aが第
2の開口97b内に配置された状態となる。そこで通路
溝97cの溝幅は、把手取付け部96の軸部96aの直
径より狭いので移動は阻止されて第1のロック機構は作
動され、断熱調理容器は携帯される。断熱容器把手95
の取り外しは、第1のロックを解除し、取り付けと逆の
操作をすることにより行われる。断熱容器把手95およ
び把手取付け部96を前記構成とすることにより、必要
に応じて断熱容器把手95を容易に取り外すことが可能
となる。
【0064】(実施の態様)本発明の好適な実施の態様
を記す。 (1) 上部開口を有し断熱性を有する断熱容器と、該
断熱容器の外周面上部に設けられヒンジおよび周方向に
対向配置された一対の把手取付け部とを有する肩部材
と、該ヒンジを介して該断熱容器の開口に開閉自在に取
り付けられた断熱性を有する断熱容器蓋と、該断熱容器
の上方を回動自在となるように該一対の把手取付け部に
両端部が取り付けられたレバー状の断熱容器把手と、該
断熱容器に出し入れ自在に収納される調理鍋とを有し、
該調理鍋が上部開口を有する調理鍋本体と、該調理鍋本
体の開口に開閉自在に設けられた調理鍋蓋と、該調理鍋
本体に取り付けられた調理鍋把手とを有する断熱調理容
器において、断熱容器蓋側部にロック部材を突出形成
し、前記断熱容器把手に、該断熱容器蓋を閉じて断熱容
器把手を中立または一方へ傾けた状態で前記ロック部材
を下方に押圧し、かつ該断熱容器把手を他方に倒した状
態で前記ロック部材の押圧が解除される円弧状の当接面
を有するロック係合部を設け、前記調理鍋の調理鍋把手
は、調理鍋本体の径方向に対向配置され、該調理鍋を該
断熱容器内に収納し該断熱容器蓋を閉じた時に先端部が
該断熱容器蓋から外部に延出する把手柄部と、該把手柄
部の先端部に設けられた握り部とからなり、かつ前記断
熱容器蓋の前記ロック部材形成位置近傍に、該断熱容器
蓋を閉めた状態で前記把手柄部が挿入される切欠を設け
たことを特徴とする断熱調理容器。
【0065】(2) 上部開口を有し断熱性を有する断
熱容器と、該断熱容器の外周面上部に設けられヒンジお
よび周方向に対向配置された一対の把手取付け部とを有
する肩部材と、該ヒンジを介して該断熱容器の開口に開
閉自在に取り付けられた断熱性を有する断熱容器蓋と、
該断熱容器の上方を回動自在となるように該一対の把手
取付け部に両端部が取り付けられたレバー状の断熱容器
把手と、該断熱容器に出し入れ自在に収納される調理鍋
とを有し、該調理鍋が上部開口を有する調理鍋本体と、
該調理鍋本体の開口に開閉自在に設けられた調理鍋蓋
と、該調理鍋本体に取り付けられた調理鍋把手とを有す
る断熱調理容器において、前記調理鍋の調理鍋把手は、
調理鍋本体の径方向に対向配置され、該調理鍋を該断熱
容器内に収納し該断熱容器蓋を閉じた時に先端部が該断
熱容器蓋から外部に延出する把手柄部と、該把手柄部の
先端部に設けられた握り部とからなり、かつ該把手柄部
の上面に、上方に膨出するロック部材を設け、前記断熱
容器把手に、該断熱容器蓋を閉じて断熱容器把手を中立
または一方へ傾けた状態で前記ロック部材を下方に押圧
し、かつ該断熱容器把手を他方に倒した状態で前記ロッ
ク部材の押圧が解除される円弧上の当接面を有するロッ
ク係合部を設けたことを特徴とする断熱調理容器。
【0066】(3) 上部開口を有し断熱性を有する断
熱容器と、該断熱容器の外周面上部に設けられヒンジお
よび周方向に対向配置された一対の把手取付け部とを有
する肩部材と、該ヒンジを介して該断熱容器の開口に開
閉自在に取り付けられた断熱性を有する断熱容器蓋と、
該断熱容器の上方を回動自在となるように該一対の把手
取付け部に両端部が取り付けられたレバー状の断熱容器
把手と、該断熱容器に出し入れ自在に収納される調理鍋
とを有し、該調理鍋が上部開口を有する調理鍋本体と、
該調理鍋本体の開口に開閉自在に設けられた調理鍋蓋
と、該調理鍋本体に取り付けられた調理鍋把手とを有す
る断熱調理容器において、前記調理鍋本体に、前記調理
鍋を前記断熱容器内に収納した状態で該断熱容器の開口
上端から径方向外方に延出する径方向に対向配置された
一対のロック部材を設け、前記断熱容器把手に、該断熱
容器蓋を閉じて断熱容器把手を中立または一方へ傾けた
状態で前記ロック部材を下方に押圧し、かつ該断熱容器
把手を他方に倒した状態で前記ロック部材の押圧が解除
される円弧上の当接面を有するロック係合部を設け、か
つ前記調理鍋把手は、前記調理鍋本体の上方を回動自在
となるように該調理鍋本体に両端部が取り付けられたレ
バー状をなしていることを特徴とする断熱調理容器。
【0067】(4) 上部開口を有し断熱性を有する断
熱容器と、該断熱容器の外周面上部に設けられヒンジお
よび周方向に対向配置された一対の把手取付け部とを有
する肩部材と、該ヒンジを介して該断熱容器の開口に開
閉自在に取り付けられた断熱性を有する断熱容器蓋と、
該断熱容器の上方を回動自在となるように該一対の把手
取付け部に両端部が取り付けられたレバー状の断熱容器
把手と、該断熱容器に出し入れ自在に収納される調理鍋
とを有し、該調理鍋が上部開口を有する調理鍋本体と、
該調理鍋本体の開口に開閉自在に設けられた調理鍋蓋
と、該調理鍋本体に取り付けられた調理鍋把手とを有す
る断熱調理容器において、前記調理鍋の調理鍋蓋に、前
記調理鍋を前記断熱容器内に収納した状態で該断熱容器
の開口上端から径方向外方に延出する径方向に対向配置
された一対のロック部材を設け、前記断熱容器把手に、
該断熱容器蓋を閉じて断熱容器把手を中立または一方へ
傾けた状態で前記ロック部材を下方に押圧し、かつ該断
熱容器把手を他方に倒した状態で前記ロック部材の押圧
が解除される円弧上の当接面を有するロック係合部を設
け、かつ前記調理鍋把手は、前記調理鍋本体の上方を回
動自在となるように該調理鍋本体に両端部が取り付けら
れたレバー状をなしていることを特徴とする断熱調理容
器。
【0068】
【発明の効果】本発明の断熱調理容器は、断熱容器上方
を回動する断熱容器把手を有するので片手で容易に携帯
でき、しかもこの断熱容器把手が中立状態のときに調理
鍋が断熱容器に対して固定されるので、携帯時に調理鍋
が傷ついたり、調理鍋中のスープなどの液状物が漏れで
ることを防ぐことができる。また、本発明の断熱調理容
器は、断熱容器蓋を閉じてロックした状態で誤って調理
鍋の断熱容器外側に延設された部分をつかんで断熱調理
容器を持ったとしても、断熱容器の荷重は、断熱容器蓋
ではなく、断熱容器把手ロック係合部当接面に加わるの
で、断熱容器蓋が開いてしまうことを防ぐことができ
る。
【0069】さらに、断熱容器蓋にロック部材を形成し
た本発明の断熱調理容器に、ヒンジと径方向に対向する
肩部材側部および断熱容器蓋側部に断熱容器蓋を閉じた
状態で固定可能な第2のロック機構を設けた場合、断熱
容器蓋は第1のロック機構によってロックされた上に、
さら第2のロック機構によってロックされることになる
ので、第1および第2のロック機構の双方において位置
ずれやがたつきが防止でき、断熱容器蓋を確実に閉状態
で固定することができる。
【0070】また、調理鍋本体、調理鍋蓋、調理鍋把手
のいずれかにロック部材を形成した本発明の断熱調理容
器に、ヒンジと径方向に対向する肩部材側部および断熱
容器蓋側部に断熱容器蓋を閉じた状態で固定可能な第2
のロック機構を設けた場合、調理鍋が第1のロック機構
によってロックされ、断熱容器蓋は第2のロック機構に
よってロックされる。従って、調理鍋の固定と断熱容器
蓋の固定がそれぞれ別のロック機構によって行われるの
で、それぞれのロック機構の負担が少なく、第1および
第2のロック機構の双方において位置ずれやがたつきが
防止できる。したがって、断熱容器蓋を確実に閉状態で
固定することができる。
【0071】また、上述のように、本発明の断熱調理容
器の肩部材と断熱容器蓋との間に第2のロック機構を設
けた場合、万一、一方のロック機構が解除されても、他
方のロック機構が作動していることにより、携帯時に断
熱容器蓋が開いてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の形態の断熱調理容器を示す外観図であ
る。
【図2】 第1の形態の断熱調理容器の調理鍋を収納し
ていない状態を示す外観図である。
【図3】 第1の形態の断熱調理容器の第1のロック機
構および第2のロック機構の作動を説明するための概略
図である。
【図4】 第1の形態の断熱調理容器の第1のロック機
構および第2のロック機構の解除を説明するための概略
図である。
【図5】 第1の形態の断熱調理容器の第1のロック機
構の一例を示す部分拡大図である。
【図6】 第2の形態の断熱調理容器の断熱容器蓋を取
り除いた状態を示す外観図である。
【図7】 第3の形態の断熱調理容器で用いられる調理
鍋を示す外観図である。
【図8】 第3の形態の断熱調理容器の断熱容器蓋を取
り除いた状態を示す外観図である。
【図9】 第4の形態の断熱調理容器で用いられる調理
鍋を示す外観図である。
【図10】 第4の形態の断熱調理容器の断熱容器蓋を
取り除いた状態を示す外観図である。
【図11】 本発明の断熱調理容器に適用される第2の
ロック機構の一例を示す断面図である。
【図12】 本発明の断熱調理容器に適用可能な着脱自
在の断熱容器把手を把手取付け部に取り付けた状態を示
す概略図である。
【図13】 本発明の断熱調理容器に適用可能な着脱自
在の断熱容器把手を把手取付け部から取り外した状態を
示す概略図である。
【図14】 従来の断熱調理容器の一例を示す外観図で
ある。
【図15】 従来の断熱調理容器の別の例を示す外観図
である。
【符号の説明】
31・・・断熱調理容器、32…断熱容器、36…肩部
材、37…断熱容器蓋、38,78,95…断熱容器把
手、40,60,70,82…調理鍋、41,71…調理鍋
本体、42,72…調理鍋蓋、42a,72a…調理鍋蓋
摘み部、43,73…調理鍋把手、44,64…調理鍋把
手柄部、47,66,76,86…ロック部材、48…切
欠、49,79…ロック係合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 靖浩 新潟県西蒲原郡吉田町大字下中野1435 日 本酸素株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口を有し断熱性を有する断熱容器
    と、該断熱容器の外周面上部に設けられヒンジおよび周
    方向に対向配置された一対の把手取付け部とを有する肩
    部材と、該ヒンジを介して該断熱容器の開口に開閉自在
    に取り付けられた断熱性を有する断熱容器蓋と、該断熱
    容器の上方を回動自在となるように該一対の把手取付け
    部に両端部が取り付けられたレバー状の断熱容器把手
    と、該断熱容器に出し入れ自在に収納される調理鍋とを
    有し、該調理鍋が上部開口を有する調理鍋本体と、該調
    理鍋本体の開口に開閉自在に設けられた調理鍋蓋と、該
    調理鍋本体に取り付けられた調理鍋把手とを有する断熱
    調理容器において、 前記断熱容器蓋、前記調理鍋本体、前記調理鍋把手及び
    前記調理鍋蓋からなる群のうち少なくとも1つの部材に
    ロック部材を突出形成し、 前記断熱容器把手に、断熱容器蓋を閉じて断熱容器把手
    を中立または一方へ傾けた状態で前記ロック部材を下方
    に押圧し、かつ該断熱容器把手を他方に倒した状態で前
    記ロック部材の押圧が解除される円弧状の当接面を有す
    るロック係合部を設け、 前記調理鍋の一部に、前記調理鍋を該断熱容器内に収納
    し該断熱容器蓋を閉じた時に、該断熱容器、該断熱容器
    蓋及び該断熱容器把手からなる群から選択される少なく
    とも1つの部位に係合する係合部を設けたことを特徴と
    する断熱調理容器。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジと径方向に対向する前記肩部
    材側部および前記断熱容器蓋側部に該断熱容器蓋を閉じ
    た状態で固定可能なロック機構を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の断熱調理容器。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構が、前記ヒンジと径方向
    に対向する前記肩部材側部に設けられ上端が斜め下方に
    傾斜したフックと、ヒンジ取付け部分と径方向に対向す
    る前記断熱容器蓋の外縁部に設けられ該断熱容器蓋を閉
    じた状態でフックを係止するフック係止部とを備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の断熱調理容器。
  4. 【請求項4】 前記ロック部材上面および前記断熱容器
    把手の前記ロック係合部の当接面の少なくとも一方に突
    起を設け、他方に前記断熱容器蓋を閉じ前記断熱容器把
    手を中立にした状態で該突起と係合する凹部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の断熱調理容器。
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