JP4209812B2 - 七輪 - Google Patents

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Description

本願発明は、七輪に関し、特にたとえば、居酒屋等の飲食店および家庭での調理、あるいは、バーベキュー等戸外での調理などに用いられ、炭火で魚,肉,野菜等の各種食材を加熱して調理するのに用いられる、七輪に関する。
本願発明の背景となる先行技術には、既存の七輪に後付けして装着することができる構造を有する七輪運搬用補助具および運搬用補助具付き七輪があった(例えば、特許文献1参照。)。
運搬用補助具付き七輪は、環状部材、把手取付部および把手部材を有する七輪運搬用補助具と、七輪本体とで構成される。七輪運搬用補助具は、環状部材を七輪本体の底部からくぐらせて、七輪胴部と上縁部との境界の拡径部まで持ち上げることにより、七輪本体に装着される。この運搬用補助具付き七輪では、運搬の際に、把手部材を把持して七輪本体を持ち上げ、それ以外の際には、把手部材を回動させて下方に倒しておく。
この運搬用補助具付き七輪を運搬するときには、手などが七輪本体に直接触れないため、手などが汚れたりすることがない。
また、本願発明の背景となる先行技術には、火炎開口部の上方外周に膨出した外周膨出部を有する七輪に適用されるコンロ用つかみ手があった(例えば、特許文献2参照。)。
コンロ用つかみ手は、七輪の外周膨出部を下支えする外周支持部材と、外周支持部材の所定箇所に設けられ、外周膨出部を上下方向から嵌合させる嵌合部とを備え、嵌合部には、所定の大きさの穴を有する凹状の固定部が形成され、固定部の穴にはリング状のつかみ手が取付けられている。
このコンロ用つかみ手が取付けられた七輪を持ち運ぶ際には、外周支持部材を介して全体を持ち上げるようにして持ち運ぶことができ、安全かつ安心して持ち運ぶことが可能となる。
登録実用新案第3069351号公報(第7頁−第9頁、図1−図3) 特開2002−130680号公報(第1頁,第3頁、図6,図7)
しかしながら、上述した運搬用補助具付き七輪では、七輪本体を運搬する際に把手部材が七輪本体の開口部の上に位置するため、燃えた炭の入った状態で所謂火気の使用中に七輪本体を持ち運ぶときには、その熱により把手部材が熱くなる。このことは、持ち運びに不具合を来たすものとなり、場合によっては、手を火傷したりする恐れがあった。
一方、上述したコンロ用つかみ手を取付けた七輪では、それを持ち運ぶ際に、リング状のつかみ手が火炎開口部の上に配置されないので、運搬用補助具付き七輪に比べると、火のついたまま七輪を持ち運ぶときでも比較的安全であるが、この場合、七輪を両手で持ち運ばなければならない。すなわち、片手に七輪を持って、且つ、もう一方の手で別の料理や盛り皿,コップ等の物品を持ち運ぶようなことができず、不便なものであった。そのため、例えば、居酒屋等で七輪を使用した場合で、注文を受けて料理等をお客さんのテーブル,座敷等に持って行く時には、七輪を持って行く者と料理や盛り皿,コップ等の物品を持って行く者との少なくとも2名の人員を配置するか、あるいは、1名の人員で2回にわたってお客さんのところへ持って行くかのどちらかの方法をとる必要があり、いずれにしても効率の悪いサービスとなっていた。
それゆえに、本願発明の主たる目的は、燃えた炭の入った七輪本体を簡便に且つ安全に片手で持ち運ぶことができる、七輪を提供することである。
請求項1にかかる本願発明は、加熱開口部を有する七輪本体の外周部に配設された支持部により回動自在に支持され、加熱開口部の少なくとも中央上部を遮蔽可能にするカバー部材と、カバー部材に配設され、七輪本体を持ち運ぶ場合には、カバー部材が加熱開口部の少なくとも中央上部を遮蔽するようにカバー部材を引き上げ、七輪本体を持ち運ばない場合には、加熱開口部から離れた七輪本体の外周部の外側に位置する取っ手部材を含むことを特徴とする、七輪である。
請求項1にかかる本願発明では、七輪本体を持ち運ぶとき、取っ手部材を上方に持ち上げることで、七輪本体の加熱開口部の少なくとも中央上部がカバー部材によって遮蔽される。この場合、片手で取っ手部材を持ち運ぶことが可能となり、しかも、燃えた炭の入った七輪本体の加熱開口部からの熱気は、取っ手部材を把持した手と加熱開口部との間に配置されたカバー部材により遮断される。そのため、請求項1にかかる七輪によれば、持ち運びに不具合を来たすことがなく、取っ手部材を把持する手を火傷したりする恐れもない。
請求項2にかかる本願発明は、請求項1にかかる発明に従属する発明であって、七輪本体の上側外周部に配設される環状の保持部材をさらに含み、支持部は、保持部材の直径方向に対向するように配置され、カバー部材を保持部材に回動自在に支持する支持軸を含む、七輪である。
請求項2にかかる本願発明では、支持軸が保持部材の直径方向に対向して配置されるので、カバー部材は保持部材にバランスよく安定して支持される。この場合、カバー部材は、保持部材を介して七輪本体に回動自在に保持される。そのため、カバー部材は、より一層、安定して七輪本体にしっかりと配置されるものとなる。
請求項3にかかる本願発明は、請求項2にかかる発明に従属する発明であって、保持部材は、保持部材を七輪本体の上側外周部に取付けるための取付手段を含み、所望する大きさの加熱開口部を備えた七輪本体に応じて、取付手段により、適宜、保持部材が七輪本体に後付け可能とされる、七輪である。
請求項3にかかる本願発明では、保持部材が取付手段によって七輪本体の上側外周部に後付けすることが可能となるので、既存の七輪に適宜装着させることが可能となる。この場合、加熱開口部の径の大きさに応じた保持部材を所望する七輪本体に装着してやればよい。
本願発明にかかる七輪によれば、燃えた炭の入った七輪本体を簡便に且つ安全に片手で持ち運ぶことができる、七輪が得られる。
この場合、例えば、居酒屋等の飲食店で該七輪を使用した際、注文を受けて料理等をお客さんのテーブル,座敷等に持って行く時に、片方の手で七輪を持ち、もう片方の手で料理皿や食材の盛り皿、その他の物品等を持って一度にお客さんのところへ持って行くことができるため、飲食業等においては接客サービスの効率がよくなる等、その効果は一層顕著なものとなる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
本願発明にかかる七輪では、燃えた炭の入った七輪本体を簡便に且つ安全に片手で持ち運ぶことができる七輪を提供するという目的を、複雑な構造を採用することなく実現することができた。
図1は、本願発明にかかる実施形態の一例を示す斜視図であり、図2の(A)は図1の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。図3は、図1,図2の七輪を持ち運ぶときの状態を示す斜視図であり、図4の(A)は、図3の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。
この七輪10は、七輪本体12を含む。七輪本体12は、たとえば円筒状の本体胴部14を含み、本体胴部14の上側外周部には、外方に膨出した膨出部16が設けられる。膨出部16は、たとえば図4(A)に示すように、七輪本体12の軸線方向(この場合、高さ方向)で見て、本体胴部14と膨出部16との境界部15から上にいくにしたがって漸次直径方向の長さが拡張されるように形成されている。本実施形態にかかる七輪10では、本体胴部14と膨出部16とが珪藻土(天然セラミックス)等で一体的に形成されることによって、七輪本体12は、たとえばラッパ状やすり鉢状の形状に形成されている。
また、七輪本体12は、その上方に開口する加熱開口部18を有し、七輪本体12の本体胴部14には、空気口20(風口ないし風穴とも言う。)を備えている。七輪10内に入れられた木炭を燃焼させたときに木炭から火炎と共に電磁波(この場合、遠赤外線)が発生し、遠赤外線は、加熱開口部18から四方八方に放射される。そして、七輪本体12を形成する珪藻土(天然セラミックス)が加熱されることによって、七輪本体12からも遠赤外線が発生され、より一層、加熱効果が高められる。
さらに、この七輪10の膨出部16の上側外周縁部には、たとえば金属製で帯形環状の保持部材22が配設される。保持部材22は、図3および図4(A)に示すように、たとえば平面視半円状帯形の2つの保持バンド24および26を含む。保持バンド24および26は、図2(C),図3,図4(C)等に示すように、たとえば断面「コ」字状の2つの連結部28により連結される。2つの連結部28は、保持バンド24の直径方向に対向するように配設されている。保持バンド24および26が2つの連結部28で連結されることによって、保持バンド24全体は、平面視円形で帯形に形成される。なお、2つの連結部28は、それぞれ、所定の部位に2つの貫通孔(図示せず)を有するものである。
また、保持バンド部24および26には、図4(A),図4(C)等に示すように、該保持バンド24および26の円周方向に間隔を隔てて、それぞれ、複数の係止片24aおよび26aが配設される。複数の係止片24aおよび26aは、それぞれ、保持部材22を膨出部16の上側外周縁部に取付けるための取付手段としての機能を有するものである。複数の係止片24aおよび26aは、それぞれ、保持バンド24および26の幅方向の一端部に形成され、その先端側が保持バンド24および26の内側に向いて傾斜して形成されている。保持部材22および複数の係止片24a,26aは、冷間圧延鋼板(SPCC)等で一体的に形成されている。
保持部材22は、保持バンド24,26の複数の係止片24a,26aが、七輪本体12の膨出部16の下側外周縁部に嵌めこんで折り曲げることによって、適宜、七輪本体12の上側外周部(膨出部16の上部)に取付けられる。
さらに、保持部材22の保持バンド24,26には、それぞれ、たとえば弓形状に湾曲されたカバー部材30a,30bが回動自在に取付けられる。一方のカバー部材30aには、その長手方向の一端部および他端部に、それぞれ、たとえばL字状の支持ブラケット片32aが形成されている。同様に、他方のカバー部材30bには、その長手方向の一端部および他端部に、それぞれ、正面視L字状で且つ断面L字状の支持ブラケット片32bが形成されている。なお、支持ブラケット片32a,32bは、その短辺部側に、それぞれ、貫通孔(図示せず)を有するものである。
一方のカバー部材30aは、その長手方向の一端部および他端部が、それぞれ、支持部34aによって、保持部材22の連結部28の横方向(幅方向)の一方側に回動自在に支持されている。同様に、他方のカバー部材30bは、その長手方向の一端部および他端部が、それぞれ、支持部34bによって、保持部材22の連結部28の横方向(幅方向)の他方側に回動自在に支持されている。支持部34aおよび34bは、それぞれ、リベット,ピン等で形成される支持軸で形成されている。支持部34aおよび34bは、それぞれ、保持部材22の連結部28および支持ブラケット片32a,32bに設けられた貫通孔(図示せず)に挿入され、保持部材22の連結部28にカバー部材30a,30bの支持ブラケット片32a,32bを回動自在に支持している。
すなわち、支持部34a,34bを用いることによって、カバー部材30a,30bの支持ブラケット片32a,32bと、保持部材22の連結部28とは、支持部34a,34bの中心軸の周りに互いに揺動ないし回動できる構造(ヒンジ構造)を構成するものである。この場合、支持部34a,34bは、該ヒンジ構造の回転支点となっている。
さらに、カバー部材30aおよび30bには、それぞれ、たとえばステンレス製で「コ」字状の取っ手部材36aおよび36bが配設される。取っ手部材36aおよび36bは、それぞれ、その両端部に、内側に略直角に屈曲された屈曲挿入部38aおよび38bを有する。また、カバー部材30aおよび30bの上面には、それぞれ、その長手方向の中間部に所定の間隔を隔てて、2つの差込み部40aおよび40bが設けられる。差込み部40aおよび40bは、それぞれ、カバー部材30aおよび30bの上面から***したたとえば円錐筒状部で形成されている。そして、カバー部材30aの2つの差込み部40aには、取っ手部材36aの2つの屈曲挿入部38aが差し込まれ、同様にして、カバー部材30bの2つの差込み部40bには、取っ手部材36bの2つの屈曲挿入部38bが差し込まれる。すなわち、取っ手部材36aおよび36bは、それぞれ、カバー部材30aおよび30bに対して、回動自在に取付けられることになる。
なお、カバー部材30a、支持ブラケット片32a,差込み部40a、および、カバー部材30b、支持ブラケット片32b,差込み部40bは、それぞれ、冷間圧延鋼板(SPCC)等の金属材料で一体的に形成されている。
本実施形態にかかる七輪10では、七輪本体12を持ち運ぶときに、取っ手部材36a,36bを持ち上げて2つのカバー部材30a,30bを引き上げることによって、七輪本体12の加熱開口部18の中央上部が2つのカバー部材30a,30bで遮蔽される。そのため、燃えた炭の入った七輪本体12の加熱開口部18からの熱気は、取っ手部材36a,36bを把持した手と加熱開口部18との間に配置された2つのカバー部材30a,30bによって遮断することができる。さらに、この七輪10は、片手で取っ手部材36a,36bを持ち運ぶことができるため、持ち運びが簡便となる。すなわち、この七輪10によれば、持ち運びに不具合を来たすことがなく、取っ手部材36a,36bを把持する手を火傷したりする恐れもない。
また、七輪10を持ち運ばない場合には、取っ手部材36a,36bが、たとえば図1および図2(A)に示すように、比較的温度が上がらない位置、つまり、加熱開口部18から離れた七輪本体12の外周部の外側に位置するものである。そのため、七輪10で調理する場合などには、取っ手部材36a,36bが調理の邪魔にならず、取っ手部材36a,36bに対する七輪本体12の熱の影響も比較的少ないものとなる。
さらに、この七輪10では、支持部34a,34bが保持部材22の直径方向に略対向して配置されているので、カバー部材30a,30bを保持部材22に対してバランスよく安定して支持させることができる。しかも、カバー部材30a,30bは、保持部材22を介して七輪本体12に回動自在に保持されるので、カバー部材30a,30bは、より一層、安定して七輪本体12にしっかりと配置される。
さらに、この七輪10では、保持部材22の保持バンド24,26が複数の係止片24a,26a等の取付手段によって七輪本体12の上側外周部に後付けすることができる。そのため、保持部材22を既存の七輪に適宜装着させることができ、この場合、加熱開口部18の径の大きさに応じた保持部材22を所望する七輪の七輪本体に装着することができる。
図5は、本願発明にかかる七輪の実施形態の他の例を示す斜視図であり、図6の(A)は、図5の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。図7は、図5,図6の七輪を持ち運ぶときの状態を示す斜視図であり、図8の(A)は図7の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。
図5〜図8に示す実施形態例では、上述した図1〜図4に示した実施形態例と比べて、特に、連結部および支持ブラケット片の構造が相違し、また、支持部の数が相違している。すなわち、図5〜図8に示す実施形態例では、連結部42が半円状の突出片43を含み、支持ブラケット片44a,44bの短辺部45a,45bの幅が幅広に形成されている。また、単一の支持部46によって、2つのカバー部材30a,30bが保持部材22の連結部42に回動自在に支持されている。
図9は、本願発明にかかる七輪の実施形態のさらに他の例を示す斜視図であり、図10の(A)は、図9の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。図11は、図9,図10の七輪を持ち運ぶときの状態を示す斜視図であり、図12の(A)は図11の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。
図9〜図12示す実施形態例では、図1〜図4に示した実施形態例と比べて、特に、カバー部材30a,30bに配設された差込み部の構造が相違し、また、取っ手部材の構造も相違している。さらに、保持部材22の保持バンド24および26の構造が相違している。すなわち、図9〜図12示す実施形態例では、カバー部材30a,30bの差込み部48a,48bが、カバー部材30aおよび30bの上面から***したたとえば偏平矩形筒状部で形成されている。この場合、差込み部48a,48bは、その長手方向に延びる開口部49a,49bを有するため、差込み部48a,48bに差し込まれた取っ手部材50a,50bの屈曲挿入部51a,51bは、開口部49a,49bの長手方向に沿って変位可能となる。
また、取っ手部材50a,50bは、その短辺部の長さ方向の中間部に折り曲げ部52a,52bを有し、その長辺部の長さ方向の中間部にたとえば半円状の摘み片54a,54bを有するものである。さらに、保持バンド24および26の上端部には、その周方向に間隔を隔てて所定の長さを有する凹み部56aおよび56bが配設されている。この凹み部56aおよび56bには、たとえば図9,図10に示すように、それぞれ、取っ手部材50a,50bの長辺部を引っ掛けて載置させておくことが可能となる。
さらに、図9〜図12示す実施形態例では、取っ手部材50a,50bをカバー部材30a,30bの下側に下ろしたとき、図13に示すように、取っ手部材50a,50bが七輪本体12の底部よりも下側に位置する。そのため、七輪10をテーブル(図示せず)の上面等の載置面に置いた場合、取っ手部材50a,50bの摘み片54a,54b側が横にずれることがあるけれども、反面、取っ手部材50a,50bと載置面との接触面積が多くなるので、たとえば載置面の材質が熱伝導率の低いものであれば、取っ手部材50a,50bの冷却効果が期待できるものとなる。
図14は、図9,図10の七輪の実施形態に適用され得る取っ手部材の取付構造の他の例を示す正面図である。図14示す実施形態例では、図9〜図12に示した実施形態例と比べて、特に、カバー部材30a,30bに配設された差込み部48a,48bおよびその開口部49a,49bの長手方向の長さが、たとえば略半分程度の長さに設定されている。そのため、取っ手部材50a,50bをカバー部材30a,30bの下側に下ろした場合でも、取っ手部材50a,50bの摘み片54a,54b側が載置面に当接することがない。
図15は、本願発明にかかる七輪の実施形態の別の例を示す斜視図であり、図16の(A)は、図15の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。図17は、図15,図16の七輪を持ち運ぶときの状態を示す斜視図であり、図18の(A)は、図17の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。
図15〜図18に示す実施形態例では、特に、図5〜図8に示した実施形態例と比べて、カバー部材の数が相違し、連結部および支持ブラケット片の形状が相違している。すなわち、図15〜図18に示す実施形態例では、単一のカバー部材30aが、1つの支持部46によって、保持部材22の2つの連結部60に回動自在に支持されている。この場合、カバー部材30aの長手方向の両端の2つの支持ブラケット片58aは、それぞれ、正面視矩形で且つ断面L字状に形成されている。また、保持部材22の2つの連結部60は、たとえば図1〜図4の連結部28と同様に、それぞれ、「コ」字状に形成されている。図15〜図18に示す実施形態例では、支持部46、カバー部材30aが単一となっているため、それらの部材が2つのものと比べて、部品点数が少なくなり、それに伴う製造コストも低減化することができる。
本願発明にかかる七輪は、特に、居酒屋,料亭,レストラン,食堂等の飲食店業において、炭火で食材を焼いたり煮たりする料理を提供するサービスに用いて好適なものである。
本願発明にかかる七輪の実施形態の一例を示す斜視図である。 (A)は図1の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。 図1,図2の七輪を持ち運ぶときの状態を示す斜視図である。 (A)は図3の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。 本願発明にかかる七輪の実施形態の他の例を示す斜視図である。 (A)は図5の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。 図5,図6の七輪を持ち運ぶときの状態を示す斜視図である。 (A)は図7の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。 本願発明にかかる七輪の実施形態のさらに他の例を示す斜視図である。 (A)は図9の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。 図9,図10の七輪を持ち運ぶときの状態を示す斜視図である。 (A)は図11の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。 図9,図10の七輪の取っ手部材をカバー部材の下に下ろした状態を示す正面図である。 図9,図10の七輪の実施形態に適用され得る取っ手部材の取付構造の他の例を示す正面図である。 本願発明にかかる七輪の実施形態の別の例を示す斜視図である。 (A)は図15の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその右側面図である。 図15,図16の七輪を持ち運ぶときの状態を示す斜視図である。 (A)は図17の正面図であり、(B)はその平面図であり、(C)はその左側面図である。
符号の説明
10 七輪
12 七輪本体
14 本体胴部
15 境界部
16 膨出部
18 加熱開口部
20 空気口(風口ないし風穴)
22 保持部材
24,26 保持バンド
24a,26a 係止片
28,42,60 連結部
30a,30b カバー部材
32a,32b 支持ブラケット片
34a,34b 支持部(ヒンジ構造の回転支点)
36a,36b,50a,50b 取っ手部材
38a,38b,51a,51b 屈曲挿入部
40a,40b,48a,48b 差込み部
49a,49b 差込み部の開口部
52a,52b 折り曲げ部
54a,54b 摘み片
56a,56b 凹み部

Claims (3)

  1. 加熱開口部を有する七輪本体の外周部に配設された支持部により回動自在に支持され、前記加熱開口部の少なくとも中央上部を遮蔽可能にするカバー部材、および
    前記カバー部材に配設され、前記七輪本体を持ち運ぶ場合には、前記カバー部材が前記加熱開口部の少なくとも中央上部を遮蔽するように前記カバー部材を引き上げ、前記七輪本体を持ち運ばない場合には、前記加熱開口部から離れた前記七輪本体の外周部の外側に位置する取っ手部材を含むことを特徴とする、七輪。
  2. 前記七輪本体の上側外周部に配設される環状の保持部材をさらに含み、
    前記支持部は、前記保持部材の直径方向に対向するように配置され、前記カバー部材を前記保持部材に回動自在に支持する支持軸を含む、請求項1に記載の七輪。
  3. 前記保持部材は、前記保持部材を前記七輪本体の上側外周部に取付けるための取付手段を含み、所望する大きさの前記加熱開口部を備えた七輪本体に応じて、前記取付手段により、適宜、前記保持部材が前記七輪本体に後付け可能とされる、請求項2に記載の七輪。
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