JPH09322218A - 送受信システムもしくはそれに用いられる装置と方法 - Google Patents

送受信システムもしくはそれに用いられる装置と方法

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JPH09322218A
JPH09322218A JP8121674A JP12167496A JPH09322218A JP H09322218 A JPH09322218 A JP H09322218A JP 8121674 A JP8121674 A JP 8121674A JP 12167496 A JP12167496 A JP 12167496A JP H09322218 A JPH09322218 A JP H09322218A
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JP
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reception
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JP8121674A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakada
浩之 中田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • G08B5/00Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied
    • G08B5/22Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied using electric transmission; using electromagnetic transmission
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率的なバッテリセービングを行なう。 【解決手段】送信装置から送信されてくる複数種の番組
の番組データを受信すると共に、所望の番組を選択する
ことにより選択番組に応じた番組データを表示する受信
装置において、予め自己に割当てられている所定期間を
繰返し間欠受信する受信部12及び多重情報再生部14と、
所定期間中において上記送信装置から送られてくる呼出
すべき受信装置の呼出データを受信し、受信した呼出デ
ータが自己の呼出データである場合にその旨を検出して
放音部16により報知させると共に、上記呼出データに係
るメッセージデータを送信している番組を選択すること
により番組データである自己宛てのメッセージデータを
表示部17に表示させるCPU15とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送システムに用
いられる装置に関し、具体的には、FM文字多重放送に
適用して好適な送受信システムもしくはそれに用いられ
る装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、FM電波に文字などの表示情報を
多重させて送信し、その表示情報を受信側に表示させる
サービスがある。
【0003】このサービスは、いわゆる移動体FM文字
多重放送と呼ばれ、見えるラジオ(VISUAL IN
FORMASION RADIO)として実用化されて
いる。
【0004】このFM文字多重放送は、FM放送局から
通常の放送音声情報に文字や数字などの表示情報を多重
させた放送電波を送信すると、このFM放送電波を受信
側端末である液晶などのディスプレイ付きラジオで受信
し、FM音声情報とこれに多重される表示情報とを分離
し、このうちの表示情報を文字コードに変換してディス
プレイ上に表示させるようにしたもので、これによりF
M放送を耳で聞きながら、例えば天気予報や交通情報な
どを文字情報として見ることができるようにしている。
【0005】ところで、最近、サービス情報提供に加え
て多重情報を利用して選択呼出サービスを提供すること
が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
選択呼出しサービスを行なうためには、受信側はいつ呼
出されるか解らないため、常に電源をオンしておかなけ
ればならなず、消費電力の増大を招くという問題点があ
った。
【0007】また、固定されたビットデータとしてメッ
セージデータを送ろうとした場合には、高ビットデータ
として送ろうとした時には、必要十分な情報を送ること
はできるが、簡単なメッセージでもメッセージデータ量
が増えてしまったり、低ビットデータとして送ろうとし
た時には、メッセージデータ量は少なくなるが必要十分
な情報を送ることができないという問題点があった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、効率的なバッテリセービングを行なうことができる
と共に、効果的なメッセージ送信を行なうことができる
送受信システムもしくはそれに用いられる装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数種の番組を番組データとして送信する送信装置と、
該送信装置から送信されてくる番組データを受信すると
共に、所望の番組を選択することにより選択番組に応じ
た番組データを表示する受信装置とからなる送受信シス
テムにおいて、上記送信装置は、呼出すべき受信装置の
呼出データを該呼出すべき受信装置に割当てられている
所定期間中に送信する送信手段を有し、上記複数種の番
組は、上記呼出データに係るメッセージデータを送信す
るための番組を含み、上記受信装置は、予め自己に割当
てられている所定期間を繰返し間欠受信する受信手段
と、この受信手段により所定期間中において自己の呼出
データを受信した場合にその旨を報知する報知手段と、
上記メッセージデータを送信している番組を選択するこ
とにより番組データである自己宛てのメッセージデータ
を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0010】このようなシステム構成とすることによ
り、放送または通信のための送受信システムとして、送
信装置においては、呼出データに係るメッセージデータ
の送信タイミングや送信データ量がまったく制限されな
いので、送信データの組立てに自由度を持たせることが
できると共に、受信装置においては、間欠受信にて呼出
データを受信し且つ間欠受信するのは呼出データのみで
あるので、効率的なバッテリセービングを実現すること
ができる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記自己宛てのメッセージデータは、
上記自己の呼出データが付加されており、上記報知手段
は、さらに、上記表示手段により自己宛てのメッセージ
データを表示する場合に自己宛てのメッセージデータで
ある旨を報知する手段を有することを特徴とする。
【0012】このようなシステム構成とすることによ
り、上記請求項1記載の発明の作用に加えて、番組デー
タとして送信されてくる呼出データに係る複数のメッセ
ージデータの中から自己宛てのメッセージデータを検索
するのが容易になる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記送信手段は、さらに、呼
出す可能性のある受信装置を指定するグループ情報を上
記呼出データの前に送信する手段を有し、上記受信手段
は、さらに、予め自己に割当てられている所定期間中に
上記グループ情報を受信する手段を有し、上記受信手段
は、さらに、上記受信手段により受信されたグループ情
報に基づいて自己が呼出される可能性があるか否かを判
別する判別手段と、この判別手段により呼出される可能
性がないと判別した場合、後の上記呼出データを受信し
ないように制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0014】このようなシステム構成とすることによ
り、上記請求項1記載の発明の作用に加えて、受信装置
で間欠受信中の電源をオンしている時間がさらに短くな
るので、より一層効率的なバッテリセービングを実現す
ることができる。
【0015】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記受信手段は、さらに、上記所定期
間中において自己の呼出データを受信した場合に自動的
に間欠受信を解除して連続受信に移行する手段を有し、
上記受信装置は、さらに、上記受信手段が連続受信に移
行した後に上記メッセージデータを送信している番組を
自動的に選択する選択制御手段を有することを特徴とす
る。
【0016】このようなシステム構成とすることによ
り、上記請求項1記載の発明の作用に加えて、自己宛て
のメッセージデータを受信して記憶するための手間を大
幅に簡略化し、確実に自己宛てのメッセージデータを取
得することができる。
【0017】請求項5記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、上記受信装置は、さらに、上記選択制
御手段により選択された番組の番組データ中から、自己
宛てのメッセージデータを取得する取得手段を有するこ
とを特徴とする。
【0018】このようなシステム構成とすることによ
り、上記請求項4記載の発明の作用に加えて、選択した
番組の番組データ中から自己宛てのメッセージデータを
取得する際の手間をも自動化してその手間を省くことが
できる。
【0019】請求項6記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、上記受信手段は、さらに、自己宛ての
メッセージデータの取得を終えた時点で自動的に連続受
信を解除して間欠受信に復帰する手段を有することを特
徴とする。
【0020】このようなシステム構成とすることによ
り、上記請求項5記載の発明の作用に加えて、受信装置
で連続受信中の電源をオンしている時間を最低限必要な
時間のみとすることができるので、より一層効率的なバ
ッテリセービングを実現することができる。
【0021】請求項7記載の発明は、上記請求項5また
は6記載の発明において、上記受信手段は、さらに、自
己宛てのメッセージデータが取得できなくなった時点で
自動的に連続受信を解除して間欠受信に復帰する手段を
有することを特徴とする。
【0022】このようなシステム構成とすることによ
り、上記請求項5または6記載の発明の作用に加えて、
受信装置で連続受信中の電源をオンしている時間を最低
限必要な時間のみとするとことができるので、より一層
効率的なバッテリセービングを実現することができる。
【0023】請求項8記載の発明は、上記請求項4乃至
7いずれか記載の発明において、上記受信装置は、さら
に、上記受信手段が連続受信に移行した後に、間欠受信
のための同期合わせを行なう同期制御手段を有すること
を特徴とする。
【0024】このようなシステム構成とすることによ
り、上記請求項4乃至7いずれか記載の発明の作用に加
えて、受信装置で次回以降の間欠受信時の待受けタイミ
ングを正確に維持し、常に自己宛ての呼出しを確実に検
出することができる。
【0025】請求項9記載の発明は、複数種の番組を番
組データとして送信する送信装置と、該送信装置から送
信されてくる番組データを受信すると共に、所望の番組
を選択することにより選択番組に応じた番組データを表
示する受信装置とからなる送受信システムにおいて、上
記送信装置は、すべての受信装置を一斉に呼出すための
一斉呼出データを各受信装置に割当てられている所定期
間中に送信する送信手段を有し、上記複数種の番組は、
上記一斉呼出データに係るメッセージデータを送信する
ための番組を含み、上記受信装置は、予め自己に割当て
られている所定期間を繰返し間欠受信する受信手段と、
この受信手段により所定期間中において上記一斉呼出デ
ータを受信した場合にその旨を報知する報知手段と、上
記メッセージデータを送信している番組を選択すること
により番組データであるすべての受信装置宛てのメッセ
ージデータを表示する表示手段とを有することを特徴と
する。
【0026】このようなシステム構成とすることによ
り、放送または通信のための送受信システムとして、送
信装置においては、一斉呼出データに係るメッセージデ
ータの送信タイミングや送信データ量がまったく制限さ
れないので、送信データの組立てに自由度を持たせるこ
とができると共に、受信装置においては、間欠受信にて
一斉呼出データを受信し且つ間欠受信するのは一斉呼出
データのみであるので、効率的なバッテリセービングを
実現することができる。
【0027】請求項10記載の発明は、複数種の番組を
番組データとして送信する送信装置において、呼出すべ
き受信装置の呼出データを該呼出すべき受信装置に割当
てられている所定期間中に送信する送信手段を有し、上
記複数種の番組は、上記呼出データに係るメッセージデ
ータを送信するための番組を含むことを特徴とする。
【0028】このような構成とすることにより、放送ま
たは通信のための送信装置において、呼出データに係る
メッセージデータの送信タイミングや送信データ量がま
ったく制限されないので、送信データの組立てに自由度
を持たせることができると共に、受信側の装置に対して
呼出データのみの間欠受信を実現させることができる。
【0029】請求項11記載の発明は、上記請求項10
記載の発明において、上記呼出データに係るメッセージ
データは、上記呼出データが付加されていることを特徴
とする。
【0030】このような構成とすることにより、上記請
求項10記載の発明の作用に加えて、受信側の装置に対
して番組データとして送信する呼出データに係る複数の
メッセージデータ中から自己宛てのメッセージデータの
検索を容易にさせることができる。
【0031】請求項12記載の発明は、請求項10また
は11記載の発明において、上記送信手段は、さらに、
呼出す可能性のある受信装置を指定するグループ情報を
上記所定期間中の呼出データの前に送信する手段を有す
ることを特徴とする。
【0032】このような構成とすることにより、上記請
求項10または11記載の発明の作用に加えて、受信側
の装置に対して間欠受信中の電源をオンしている時間を
さらに短くさせることができる。
【0033】請求項13記載の発明は、複数種の番組を
番組データとして送信する送信装置において、すべての
受信装置を一斉に呼出すための一斉呼出データを各受信
装置に割当てられている所定期間中に送信する送信手段
を有し、上記複数種の番組は、上記一斉呼出データに係
るメッセージデータを送信するための番組を含むことを
特徴とする。
【0034】このような構成とすることにより、放送ま
たは通信のための送信装置において、一斉呼出データに
係るメッセージデータの送信タイミングや送信データ量
がまったく制限されないので、送信データの組立てに自
由度を持たせることができると共に、受信側の装置に対
して一斉呼出データのみの間欠受信を実現させることが
できる。
【0035】請求項14記載の発明は、送信されてくる
複数種の番組の番組データを受信すると共に、所望の番
組を選択することにより選択番組に応じた番組データを
表示する受信装置において、予め自己に割当てられてい
る所定期間を繰返し間欠受信する受信手段と、この受信
手段により所定期間中において送られてくる呼出すべき
受信装置の呼出データを受信し、この受信した呼出デー
タが自己の呼出データである場合にその旨を報知する報
知手段と、上記呼出データに係るメッセージデータを送
信している番組を選択することにより番組データである
自己宛てのメッセージデータを表示する表示手段とを有
することを特徴とする。
【0036】このような構成とすることにより、放送ま
たは通信のための受信装置において、間欠受信にて呼出
データを受信し且つ間欠受信するのは呼出データのみで
あるので、効率的なバッテリセービングを実現すること
ができる。
【0037】請求項15記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、上記呼出データに係るメッセージ
データは、上記呼出データが付加されており、上記報知
手段は、さらに上記表示手段により自己宛てのメッセー
ジデータを表示する場合に自己宛てのメッセージデータ
である旨を報知する手段を有することを特徴とする。
【0038】このような構成とすることにより、上記請
求項14記載の発明の作用に加えて、番組データとして
送信されてくる呼出データに係る複数のメッセージデー
タの中から自己宛てのメッセージデータを検索するのが
容易になる。
【0039】請求項16記載の発明は、上記請求項14
または15記載の発明において、上記受信手段は、さら
に、予め自己に割当てられている所定期間中に上記呼出
データの前に送信されてくる呼出す可能性のある受信装
置を指定するグループ情報を受信する手段を有し、上記
受信手段により受信されたグループ情報に基づいて自己
が呼出される可能性があるか否かを判別する判別手段
と、この判別手段により呼出される可能性がないと判別
した場合、後の上記呼出データを受信しないように制御
する制御手段とを有することを特徴とする。
【0040】このような構成とすることにより、上記請
求項14または15記載の発明の作用に加えて、間欠受
信中の電源をオンしている時間がさらに短くなるので、
より一層効率的なバッテリセービングを実現することが
できる。
【0041】請求項17記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、上記受信手段は、さらに、上記所
定期間中において自己の呼出データを受信した場合に自
動的に間欠受信を解除して連続受信に移行する手段を有
し、この受信手段が連続受信に移行した後に、上記メッ
セージデータを送信している番組を自動的に選択する選
択制御手段を有することを特徴とする。
【0042】このような構成とすることにより、上記請
求項14記載の発明の作用に加えて、自己宛てのメッセ
ージデータを受信して記憶するための手間を大幅に簡略
化し、確実に自己宛てのメッセージデータを取得するこ
とができる。
【0043】請求項18記載の発明は、上記請求項17
記載の発明において、さらに、上記選択制御手段により
選択された番組の番組データ中から、自己宛てのメッセ
ージデータを取得する取得手段を有することを特徴とす
る。
【0044】このような構成とすることにより、上記請
求項17記載の発明の作用に加えて、選択した番組の番
組データ中から自己宛てのメッセージデータを取得する
際の手間をも自動化してその手間を省くことができる。
【0045】請求項19記載の発明は、上記請求項18
記載の発明において、上記受信手段は、さらに、自己宛
てのメッセージデータの取得を終えた時点で自動的に連
続受信を解除して間欠受信に復帰する手段を有すること
を特徴とする。
【0046】このような構成とすることにより、上記請
求項18記載の発明の作用に加えて、連続受信中の電源
をオンしている時間を最低限必要な時間のみとすること
ができるので、より一層効率的なバッテリセービングを
実現することができる。
【0047】請求項20記載の発明は、上記請求項18
または19記載の発明において、上記受信手段は、さら
に、自己宛てのメッセージデータが取得できなくなった
時点で自動的に連続受信を解除して間欠受信に復帰する
手段を有することを特徴とする。
【0048】このような構成とすることにより、上記請
求項18または19記載の発明の作用に加えて、連続受
信中の電源をオンしている時間を最低限必要な時間のみ
とすることができるので、より一層効率的なバッテリセ
ービングを実現することができる。
【0049】請求項21記載の発明は、上記請求項17
乃至20いずれか記載の発明において、上記受信手段が
連続受信に移行した後に、間欠受信のための同期合わせ
を行なう同期制御手段をさらに有することを特徴とす
る。
【0050】このような構成とすることにより、上記請
求項17乃至20いずれか記載の発明の作用に加えて、
次回以降の間欠受信時の待受けタイミングを正確に維持
し、常に自己宛ての呼出しを確実に検出することができ
る。
【0051】請求項22記載の発明は、送信装置から送
信されてくる複数種の番組の番組データを受信すると共
に、所望の番組を選択することにより選択番組に応じた
番組データを表示する受信装置において、予め自己に割
当てられている所定期間を繰返し間欠受信する受信手段
と、この受信手段により所定期間中において上記送信装
置から送られてくるすべての受信装置を一斉に呼出すた
めの一斉呼出データを受信した場合にその旨を報知する
報知手段と、上記一斉呼出データに係るメッセージデー
タを送信している番組を選択することにより番組データ
であるすべての受信装置宛てのメッセージデータを表示
する表示手段とを有することを特徴とする。
【0052】このような構成とすることにより、放送ま
たは通信のための受信装置において、間欠受信にて一斉
呼出データを受信し且つ間欠受信するのは一斉呼出デー
タのみであるので、効率的なバッテリセービングを実現
することができる。
【0053】請求項23記載の発明は、呼出すべき受信
装置の呼出データ及び該呼出データに係るメッセージデ
ータを送信するための送信方法であって、上記呼出デー
タを呼出すべき受信装置に割当てられている所定期間中
に送信し、上記メッセージデータを所定の番組の番組デ
ータとして送信することを特徴とする。
【0054】このような方法をとることで、呼出データ
に係るメッセージデータの送信タイミングや送信データ
量がまったく制限されないので、送信データの組立てに
自由度を持たせることができると共に、受信側の装置に
対して呼出データのみの間欠受信を実現させることがで
きる。
【0055】請求項24記載の発明は、送信されてくる
自己の呼出データ及び該呼出データに係るメッセージデ
ータを受信するための受信方法であって、予め自己に割
当てられている所定期間を繰返し間欠受信し、自己の呼
出データを受信した場合に自動的に間欠受信を解除して
連続受信に移行し、上記メッセージデータを送信してい
る番組の番組データを自動的に受信することを特徴とす
る。
【0056】このような方法をとることで、間欠受信に
て呼出データを受信し且つ間欠受信するのは呼出データ
のみであり、自己の呼出データがあった場合に連続受信
に移行して確実にメッセージデータを受信するので、効
率的なバッテリセービングを実現させながら、受信ミス
を防止することができる。
【0057】請求項25記載の発明は、送信されてくる
自己の呼出データ及び該呼出データに係るメッセージデ
ータを受信するための受信方法であって、予め自己に割
当てられている所定期間を繰返し間欠受信し、自己の呼
出データを受信した場合に自動的に間欠受信を解除して
連続受信に移行することにより上記メッセージデータを
送信している番組の番組データを自動的に受信し、自己
宛てのメッセージデータの取得を終えた時点で自動的に
連続受信を解除して間欠受信に復帰することを特徴とす
る。
【0058】このような方法をとることで、間欠受信に
て呼出データを受信し且つ間欠受信するのは呼出データ
のみであり、自己の呼出データがあった場合に連続受信
に移行して確実にメッセージデータを受信し、受信を終
えると再度間欠受信に復帰するので、より一層効率的な
バッテリセービングを実現させながら、受信ミスを防止
することができる。
【0059】
【発明の実施の形態】以下本発明をFM文字多重放送に
おけるページング通信システムに適用した場合の実施の
一形態について図面を参照して説明する。
【0060】図1はシステム全体の構成を例示するもの
で、1aは呼出しを行なおうとしているオートダイヤル
機能付FMラジオ受信機(図では「端末」と示す)であ
る。このFMラジオ受信機1aは、選択呼出受信機能を
備えており、そのスピーカ部を電話機2の送話器に当接
して、予め入力した呼出番号とメッセージデータの定型
文番号とによるDTMF音(Dual Tone Mu
lti Frequency:プッシュボタンによるダ
イヤル音)を送信することにより、この呼出番号を含む
送信データが電話回線網3を介してサービスセンタ4に
送られる。
【0061】ここで、呼出者は、サービスセンタ4に電
話をして、呼出番号とメッセージを口頭で言うことによ
り、呼出しを依頼することも可能である。
【0062】サービスセンタ4では、この送信データを
他の送信データと共に契約しているFM放送局5に転送
することで、FM放送局5がこれら呼出しのためのデー
タをFM文字多重放送としてFM放送電波に多重して放
送出力する。
【0063】しかるに、このFM放送局5から放送され
たFM放送電波は、当該放送エリア内に存在する上記F
Mラジオ受信機1aと同様構成の各FMラジオ受信機1
b〜1dで受信され、そのうち呼出番号が一致するもの
があれば、呼出しの報知とメッセージデータの表示とが
なされる。
【0064】図2は上記FMラジオ受信機1a(〜1
d)の各回路構成を示すものである。同図において、1
1はアンテナで、このアンテナ11には、受信部12を
接続している。この受信部12は、FMチューナ121
とFM復調器122を有し、アンテナ11で受信したF
M文字多重信号をFMチューナ121で選局同調した
後、FM復調器122で復調するようにしている。な
お、123は受信部12への電源供給をオン/オフする
スイッチである。
【0065】そして、この受信部12のFM復調器12
2に音声情報再生部13を接続している。この音声情報
再生部13は、ステレオ復調部131とアンプ132,
133を有し、FM復調器122で復調された放送音声
情報のステレオ音声信号をステレオ復調部131でL信
号とR信号に分離し、アンプ132,133を介してス
ピーカ135,136よりステレオ音声として出力する
ようにしている。なお、134は音声情報再生部13へ
の電源供給をオン/オフするスイッチである。
【0066】また、受信部12のFM復調器122に多
重情報再生部14を接続している。この多重情報再生部
14は、L−MSK復調器141、誤り訂正複号器14
2、ブロック識別符号検出回路143を有し、L−MS
K復調器141で上述のステレオ音声信号L、Rの変調
度に応じて多重レベルを4〜10%まで変化させるデジ
タル変調によりFM放送電波に多重化されている多重信
号を分離、復調し、この復調された多重信号について誤
り訂正複号器142で誤り訂正処理を行ない、CPU1
5に与えるようにしている。また、ブロック識別符号検
出回路143は、多重信号中の後述するブロック識別符
号(BIC)を検出するもので、この検出結果をCPU
15に与えるようにしている。なお、144は多重情報
再生部14への電源供給をオン/オフするスイッチであ
る。
【0067】CPU15には、マイコン10、報音部1
6、表示部17、キー入力部18、ROM19、EEP
ROM20、受信データメモリ21、定型メッセージメ
モリ22、入力データメモリ23、及び送信バッファ2
4を接続している。
【0068】マイコン10は、選局操作に応じてFMチ
ューナ121の受信周波数を切換えるための制御を行な
うようにしている。報音部16は、図示しない駆動回路
を介してこのFMラジオ受信機への呼出しを報知するも
のである。表示部17は、多重情報として送られてきた
文字やキャラクタなどのメッセージを表示するものであ
る。キー入力部18には各種スイッチが備えられてお
り、このうちのいずれかが操作された時に、対応するキ
ーオン信号をCPU15に送出するものである。
【0069】ROM19は、CPU15のために予め用
意された動作制御プログラムと自己の呼出番号(個人I
D)とを記憶するものである。EEPROM20は、誤
り訂正複号器142で誤り訂正処理を行なうためのデー
タを記憶するものである。受信データメモリ21は、F
M放送局5から送られてきた各種番組データを番組(番
号)毎に記憶するものである。定型メッセージメモリ2
2は、予め定型的なメッセージを記憶したものである。
【0070】入力データメモリ23は、送信するメッセ
ージデータの定型文番号等を記憶するものである。送信
バッファ24は、呼出番号とメッセージデータの定型文
番号とをバッファ記憶し、DTMF信号発生部25へ送
出する。DTMF信号発生部25では、送信バッファ2
4から送られてきた信号に対応したDTMF信号を発生
し、アンプ26を介してスピーカ27より出力するよう
にしている。
【0071】しかるに上記CPU15は、ROM19に
記憶された動作制御プログラムにしたがって、上記した
各回路を総括的に制御するようになっている。
【0072】図3は主として上記サービスセンタ4に設
けられる装置の回路構成を示すもので、電話回線網3を
介してFMラジオ受信機1aから送られてきたDTMF
信号によるメッセージデータはPSTN(公衆回線網)
回線受付接続装置41で受付けられ、符号化されてCP
U42に送られる。このCPU42は、サービスセンタ
4に設けられる装置全体の制御動作を司るものであり、
各種キーを備えたキーボード43、各データの記憶状態
や送信するデータ等を表示するCRT44、送信データ
及び上記PSTN回線受付接続装置41を介して送られ
てきたメッセージデータを記憶する大容量のRAM4
5、現在の時刻を計時する時計部46を接続している。
【0073】しかるに、RAM45に記憶される送信デ
ータあるいはメッセージデータはCPU42により読出
されてFM放送局5に送られる。
【0074】このFM放送局5に送られたサービスセン
タ4からのデータは、デジタル変調装置51にて所定の
フォーマットに従って誤り訂正符号の付加、L−MSK
変調などを含むデジタル変調がなされた後に、音声情報
と共にステレオ変調装置52でステレオ変調され、次い
でFM放送機53でFM変調されて、アンテナ54より
FM放送電波として送信される。
【0075】図4は、FM放送局5より送信されるFM
多重放送のフレーム構成を示している。この場合、各フ
レームは、272個のブロックから構成され、各ブロッ
クの先頭には、ブロック識別符号としてブロック同期お
よびフレーム同期を確立する16ビットのBIC(Bl
ock Identification Code)が
付加されている。
【0076】また、272個のブロックは、このうちの
190個のブロックがデータを伝送するデータパケット
とし、残りの82個のブロックが列方向のパリティを伝
送するためのパリティパケットとしている。この82個
のブロックのパリティパケットは、実際には全てのデー
タパケットの縦方向のパリティを表わし、バーストエラ
ーに対処するように図4のように分散配置される。
【0077】そして、この実施の形態では、図5に示す
ように選択呼出しサービスのために1フレーム内に16
個のサブフレームを分割設定するものとする。この場
合、フレーム前半としてBIC1のパケットNo3から
No13までに含まれるデータパケットをサブフレーム
0、BIC3のバケットNo14からNo29までに含
まれるデータパケットをサブフレーム2、以下、同様に
してBIC3のバケットNo113からNo128まで
に含まれるデータパケットをサブフレーム7とし、ま
た、パケットNo136のパリティパケット以降をフレ
ーム後半として、BIC2のパケットNo139からN
o149までに含まれるデータパケットをサブフレーム
8、BIC3のパケットNo150からNo165まで
に含まれるデータパケットをサブフレーム9、以下、同
様にしてBIC3のパケットNo249からNo264
までに含まれるデータパケットをサブフレーム15に設
定している。
【0078】そして、これらNo0〜No15までの各
サブフレームは、上述したFMラジオ受信機1a〜1d
のそれぞれに付与される呼出し用IDコード(28ビッ
ト構成)の下位4ビット(下位第4〜第1ビット)のデ
ータに対応している。つまり、この場合、各FMラジオ
受信機1a〜1dは、IDコードの下位4ビットのデー
タに基づいて16にグループ分けされたいずれかのグル
ープに属するようになっていて、実質的に自己の属する
グループに対応するサブフレームを受信できるようにな
っている。
【0079】ここで、No0〜No15までのサブフレ
ームに対するパケットNoおよびID下位4ビットの関
係は、図6に示すようになるものとする。また、各ブロ
ック先頭の16ビットのBICのビットパターンは、図
7に示すようになるものとする。したがって、上記図5
にあるようにBIC1〜4の変化でパケット内容の切替
わりやフレームの終了または新たなフレームの開始の各
タイミングが分かるようになるものである。
【0080】次に、各サブフレームを構成する各データ
パケットは、図8(a)に示すように16ビットのプリ
フィックスと160ビットのデータブロックからなる合
計176ビットであり、続いて14ビットのCRC(C
yclic Redundancy Code)及び8
2ビットのパリティが付加されている。
【0081】そして、このうちの16ビットのプリフィ
ックスは、図8(b)に示すように4ビットのサービス
識別符号、1ビットの復号識別フラグ、1ビットの情報
終了フラグ、2ビットの更新フラグ、4ビットのデータ
グループ番号、及び4ビットのデータパケット番号から
なっている。
【0082】ここで、プリフィックスの先頭に位置する
4ビットのサービス識別符号は、データパケットのデー
タ内容を識別するもので、ここでは「0011」でペー
ジング情報専用であることを、「1000」「010
0」「1100」「0010」「1010」「011
0」で文字、図形、交通情報等の番組データであること
をそれぞれ示している。
【0083】また、続く1ビットの復号識別フラグは、
誤り訂正が横方向のみの復号で即出力する必要がある場
合は「1」、横縦横の符号後に出力する場合は「0]に
なるもので、後述する無線呼出し専用モードでは、当該
FMラジオ受信機をバッテリーセーブのために自己に割
当てられたサブフレームのみを受信する構成にするもの
で、誤り訂正処理を横方向のみ行なうべく「1」になっ
ている。1ビットの情報終了フラグは、あるデータグル
ープ番号で伝送するデータグループが終了する場合は
「1」とし、その他の場合は「0」になっている。2ビ
ットの更新フラグは、あるデータグループ番号で伝送す
るデータグループが更新された場合は1インクリメント
して送出し、更新されていない場合は前回送出した更新
フラグと同じフラグを送出する。
【0084】4ビットのデータグループ番号は、データ
グループが送出される際に割当てられるデータグループ
番号を示すものであり、サービス識別符号が「001
1」でページング情報専用である場合は、上述した呼出
し用IDコードの下位4ビットとし、バッテリーセービ
ングのための間欠受信を可能にするためデータグループ
番号ごとに予め送出するフレームのブロック番号を定め
る。
【0085】4ビットのデータパケット番号は、各デー
タグループ番号ごとに伝送するデータパケット番号を示
している。このデータパケット番号は、「0」から順に
割当てられる。
【0086】一方、上記図8(a)に示す160ビット
のデータブロックにより構成されるデータグループは、
ページングデータの場合、図9に示すようにセグメント
1(スクランブル情報)、セグメント2(代替周波数情
報)、セグメント3(呼出しデータ)からなっている。
なお、NULLは、余った部分に挿入するデータであ
り、また、上述したセグメント1〜3の情報は、必ずし
も全て送出するわけでなく、1つあるいは2つの場合も
あり、とりわけセグメント1と2の情報の送出周期は長
い。
【0087】そして、セグメント1(スクランブル情
報)は、図10に示すように、8ビットの上位4ビット
でセグメント識別、下位4ビットによりセグメントデー
タバイト数を設定している。この場合、セグメント識別
符号「0001」で、スクランブル情報であることを表
わしている。また、セグメントデータバイト数は4バイ
ト(0100)固定で、2段から5段目に、それぞれP
PI、スクランブルフラグを設定している。ここでのP
PIはページング事業者識別用のフラグ、スクランブル
フラグは課金のためのスクランブルとしてのものであ
る。
【0088】セグメント2(代替周波数情報)は、図1
1に示すように8ビットの上位4ビットでセグメント識
別、下位4ビットによりセグメントデータバイト数を設
定している。この場合、セグメント識別符号「101
0」で代替周波数情報であることを表わしている。ま
た、セグメントデータバイト数が15以上になった場合
は、本来のセグメントデータバイト数エリアを「111
1」とした上で次のバイト(2段目)にデータバイト数
を表わすデータを挿入してデータバイト数を判別できる
ようにしている。そして、セグメントデータバイト数を
表わすデータの次には、1番目の基準放送局周波数、1
〜N番目までの代替周波数が書込まれている。この場
合、基準放送局周波数は自局を含み、その中継放送所の
周波数を表わし、代替周波数は基準放送局のAFの対象
となる、すなわち同一ページングを行なっている隣接し
た放送局の周波数を表わしている。ここでの代替周波数
は、上記図10で述べたPPIおよび代替周波数の両方
に一致した時に同調するものとしている。
【0089】なお、上述したと同様なセグメント2(代
替周波数情報)は、M個分用意されている。
【0090】セグメント3(呼出しデータ)は、図12
に示すように、8ビットの上位4ビットでセグメント識
別、下位4ビットによりセグメントデータバイト数を設
定している。この場合も、セグメント識別符号「110
1」で呼出しデータ情報であることを表わしている。ま
た、セグメントデータバイト数が15以上になった場合
は、本来のセグメントデータバイト数エリアを「111
1」とした上で次のバイト(2段目)にデータバイト数
を表わすデータを挿入してデータバイト数を判別できる
ようにしている。
【0091】そして、セグメントデータバイト数を示す
データの次には、IDグループ識別符号として、16ビ
ットのフラグデータが設定されている。なお、この図1
2では、セグメントデータバイト数を示すデータが2段
目に挿入されている場合を示しているので、IDグルー
プ識別符号は3段目、4段目に挿入される。この場合、
IDコードの下位b8〜b5ビットのデータを用いてI
D番号を16グループに分け、そのグループが呼出され
ているかどうかを表わすようにしている。例えば、b5
=1の時、IDコードの8ビット目から5ビット目まで
を値として読んだ時、5(0101)となるIDが呼出
されていることを示している。
【0092】なお、後述する一斉呼出し(識別符号MI
D(2))の場合、IDグループ識別符号はb1〜b8
がすべて1となる。
【0093】そして、5段目以降に個別呼出しデータ群
が書込まれている。この場合、MID(0)は、それ以
降に呼出しIDが書き込まれていることを示す2ビット
の識別符号で、続いて呼出し件数(N)と、1件目から
N件目までの各個別呼出しデータとしての呼出しIDの
上位24ビット(第28〜第5ビット)が書込まれてい
る。
【0094】図13は、上記図8(a)に示す160ビ
ットのデータブロックにより構成されるデータグループ
が番組データの場合の構成を示すものであり、このデー
タグループは、ヘッディング開始符号、データグループ
ヘッダ、番組管理データ、ページデータ、データグルー
プ終了符号からなっている。ヘッディング開始符号及び
データグループ終了符号はそれぞれ8ビット構成であ
り、NULLは余った部分に挿入するデータである。
【0095】上記番組管理データは、番組管理データの
データヘッダである番組データヘッダとデータユニット
群とから構成される。
【0096】図14(A)は番組データヘッダの構成を
示すもので、情報分離符号(RS)8ビットとデータヘ
ッダパラメータ8ビットの計2バイトのデータヘッダ識
別と、番組番号8ビット、番組単位の更新を示す番組内
容更新フラグ2ビット、番組を構成するページ総数6ビ
ット、番組に含まれる符号の種類及び提示の機能を表わ
す提示機能データ8ビット、番組内容の情報種別を識別
するための情報種別データ4ビット、及び表示モードの
指定を行なうための表示フォーマットデータ4ビットの
計4バイトのデータヘッドデータとの総計6バイトで構
成されるものとする。
【0097】図14(B)はデータユニット群を構成す
る個々のデータユニットの構成を示すもので、データユ
ニット分離符号(US)8ビット、及びデータユニット
パラメータ8ビットの計2バイトからなるデータユニッ
ト識別に加えて、データユニットの連結を示すデータユ
ニットリンクフラグ(DUL)1ビット、データユニッ
トデータのバイト長を示すデータユニットサイズ15ビ
ット、及びデータユニットデータ最大32,767バイ
トから構成される。
【0098】また、ページデータは、ページデータのデ
ータヘッダであるページデータヘッダとデータユニット
群とから構成される。
【0099】図15(A)はページデータヘッダの構成
を示すもので、情報分離符号(RS)8ビットとデータ
ヘッダパラメータ8ビットの計2バイトのデータヘッダ
識別と、番組番号8ビット、ページ毎の内容の更新を示
すページ内容更新フラグ2ビット、番組のページ番号6
ビット、ページに含まれる符号の種類を表わす提示機能
データ8ビット、ページ内容の情報種別を識別するため
の情報種別データ4ビット、表示モードの指定を行なう
ための表示フォーマットデータ4ビット、ヘッダ文表示
領域ラスタ色をカラーマップの下位アドレスで示すヘッ
ダラスタ色データ4ビット、及び本文表示領域ラスタ色
をカラーマップの下位アドレスで示すラスタ色データ4
ビットの計5バイトのデータヘッドデータとの総計7バ
イトで構成されるものとする。
【0100】図15(B)はデータユニット群を構成す
る個々のデータユニットの構成を示すもので、その構成
は上記図14(B)で示したものと同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0101】次いで図16によりメッセージ送信データ
の構成を説明する。IDの有無に関わらず、メッセージ
送信データは上記ページデータ中のデータユニット群の
データユニットデータとして送信される。
【0102】図16(A)は、IDがある場合、すなわ
ち個別にFMラジオ受信機を呼出す場合のメッセージ送
信データの構成を示すもので、同データは、IDヘッ
ダ、呼出すIDを示すID部分28ビット、メッセージ
ヘッダ、及びメッセージ部分で構成される。
【0103】これに対して図16(B)は、IDがない
場合、すなわちすべてのFMラジオ受信機を一斉に呼出
す場合のメッセージ送信データの構成を示すもので、同
データは、メッセージヘッダ及びメッセージ部分のみで
構成される。
【0104】なお、個別呼出しに係るメッセージデータ
にIDを付加せずにIDなしメッセージデータとして送
信するようにしてもよい。
【0105】次に、以上のように構成した実施の形態の
動作を説明する。
【0106】図17は、呼出しを行なおうとしているF
Mラジオ受信機1aからの呼出番号とメッセージデータ
とによるDTMF音の送信データを電話機2、電話回線
網3を介して受付けたサービスセンタ4が、この送信デ
ータを他の送信データと共にFM放送局5に転送し、F
M放送局5でこれら呼出しのためのデータをFM文字多
重放送としてFM放送電波に多重して繰返し放送出力さ
れるまでの関係を例示するものである。
【0107】例えば、9:00〜9:15の間にサービ
スセンタ4で受付けられた送信データは、9:15〜
9:30の間に、受信先を特定するIDが対応したサブ
フレーム期間中に上述したデータフォーマットで繰返し
送信され、受付けたメッセージデータは上述した通常番
組の上述したデータフォーマットで繰返し送信されるこ
ととなるものである。
【0108】よって、送信時間にある程度の幅を持たせ
ることにより、再送の回数が増加するので、受信状態に
より一度受信が不可能でも次回以降の再送にして受信で
きる可能性が高くなる。
【0109】なお、サービスセンタ4が受付けたユーザ
からの送信データばかりでなく、例えばFM放送局5が
リクエストをくれたユーザに対して個別呼出IDデータ
とメッセージデータを送信することにより、個人宛てに
FM放送局5からメッセージを届けることも可能であ
る。
【0110】ここで、このような放送を受信するFMラ
ジオ受信機1b〜1d側の受信動作について説明する。
【0111】まず、FMラジオ受信機1a〜1dにより
通常のFM放送を受信する場合は、キー入力部18から
のキー操作に対応したCPU15の指示により、受信部
12と音声情報再生部13の電源をオンにする(制御線
(B))。
【0112】この状態で、アンテナ11よりFM放送を
受信すると、FMチューナ121で選局同調した後、F
M復調器122で復調され、このFM復調器122で復
調された放送音声情報のステレオ音声信号がステレオ復
調部131でL信号とR信号に分離され、アンプ13
2,133を介してスピーカ135,136よりステレ
オ音声として出力される。
【0113】次に、FMラジオ受信機1b〜1dにより
通常のFM放送およびFM文字多重放送を受信する場合
は、キー入力部18からのキー操作に対応したCPU1
5の指示により、受信部12、音声情報再生部13、及
び多重情報再生部14の全ての電源をオンにする(制御
線(A))。
【0114】この場合、上述した放送音声情報の受信を
行なう一方、L−MSK復調器141で多重信号が分
離、復調され、この復調された多重信号を誤り誤り訂正
複号器142で誤り訂正処理をした後にCPU15の指
示より表示部17に文字情報として表示するようにな
る。
【0115】なお、FM文字多重放送のみを受信する場
合は、受信部12と多重情報再生部14の電源をオンに
する(制御線(C))。
【0116】ここで、無線呼出し専用モードが指定され
た場合は、制御線(C)を使ってバッテリセービング信
号をCPU15が送出する。
【0117】次に、無線呼出し専用モードが指定された
場合の処理について図18に示すフローチャートにより
説明する。
【0118】この場合、FMラジオ受信機1b〜1dで
は、IDコードの下位4ビットのデータに基づいて16
にグループ分けされたいずれかのグループに属するよう
にして、実質的に自己の属するグループに割当てられた
サブフレームを間欠受信できるようになっている。
【0119】これにより、自己のサブフレームの受信開
始タイミングを待機し(ステップA1)、自己のサブフ
レームの受信開始タイミングとなったと判断した時点
で、次にCPU15の指示により受信部12の電源をオ
ンにする(ステップA2)。
【0120】その後、自己のサブフレームの受信終了タ
イミングとなっていないことを確認した後(ステップA
3)、該当サブフレームを構成するデータパケットにつ
いて、上記図8(b)に示したプリフィックスの4ビッ
トのサービス識別符号を参照し、ページング情報専用の
サービス識別符号の検出を判断する(ステップA5)と
いう動作を繰返し実行する。
【0121】そして、上記ステップA3で自己のサブフ
レームの受信終了タイミングであると判断した時点で、
CPU15の指示により受信部12の電源をオフにし
(ステップA4)、再び上記ステップA1に進んで、次
の自己のサブフレームの受信開始タイミングとなるのを
待機する。
【0122】つまり、この場合、図19(a)に示す1
フレームの自己のサブフレーム、例えばサブフレーム7
の受信開始タイミングで同図(b)に示すように電源を
立上げるが、該当サブフレーム中でページング情報専用
のサービス識別符号が検出されない場合は、自己のサブ
フレームの受信終了タイミングで電源オフとなるもので
ある。
【0123】一方、上記ステップA5で該当サブフレー
ム中にページング情報専用のサービス識別符号を検出し
たと判断した場合には、直ちにこの該当サブフレームを
構成するデータパケットの上記図9で示したページング
データを参照し、図12に示した呼出しデータ情報のI
Dグループ識別符号中に自己のフラグと一致するものが
あるか否かを判断する(ステップA6)。
【0124】ここで一致するものがないと判断した場合
には、直ちにCPU15の指示により受信部12の電源
をオフにし(ステップA7)、再び上記ステップA1に
進んで、次の自己のサブフレームの受信開始タイミング
となるのを待機する。
【0125】この場合、図19(c)に示すようにサブ
フレーム7の送信フォーマットにおいて、IDグループ
識別符号中に自己のフラグと一致するものがない場合に
は、同図(d)に示すように直ちに電源オフとなる。
【0126】一方、上記ステップA6で検出したIDグ
ループ識別符号が自己のIDグループ識別符号と一致す
ると判断した場合には、続いて一斉呼出しを表わす2ビ
ットの識別符号MID(2)が設定されているか否か判
断する(ステップA8)。
【0127】ここで、識別符号MID(2)が設定され
ていないと判断した場合、識別符号には個別呼出しを表
わすMID(0)が設定されていることとなるので、続
いて上記図12に示した呼出しデータ情報中の1〜N件
目までのメッセージを含むもの/含まないもの双方の呼
出しIDの中から自己宛てのIDをサーチする(ステッ
プA9)。
【0128】そして、このサーチの結果、自己の呼出し
IDを検出したか否かを判断し(ステップA10)、自
己の呼出しIDを検出しなかったと判断した場合には、
直ちにCPU15の指示により受信部12の電源をオフ
にし(ステップA11)、再び上記ステップA1に進ん
で、次の自己のサブフレームの受信開始タイミングとな
るのを待機する。
【0129】この場合、図19(c)に示すサブフレー
ム7の送信フォーマットの呼出しID群のサーチにおい
て、自己の呼出しIDが検出できない場合には、同図
(e)の実線に示すように直ちに電源オフとなる。
【0130】一方、上記ステップA10で自己の呼出し
IDを検出したと判断した場合、あるいは上記ステップ
A8で一斉呼出しを表わす2ビットの識別符号MID
(2)が設定されていると判断した場合には、ステップ
A12で受信部12の電源をオフした後、CPU15が
報音部16を鳴音駆動し、自己のFMラジオ受信機1b
(〜1d)に呼出しが有ったことを報知した上で(ステ
ップA13)、再び上記ステップA1に進んで、次の自
己のサブフレームの受信開始タイミングとなるのを待機
する。
【0131】ここで、図19(c)に示すサブフレーム
7の送信フォーマットのIDグループ識別符号に続い
て、一斉呼出しを表わす2ビットの識別符号MID
(2)を検出した場合は、当然個別呼出しIDは送信さ
れてこないので、上記ステップA9,A10の処理は行
なわずに、CPU15の指示により受信部12の電源を
オフするとともに(ステップA12)、図(e)の破線
部に示すように直ちに電源オフとなる。
【0132】これにより、サービスセンタ4またはFM
放送局5からのお知らせ、緊急情報等、積極的に端末利
用者に知らせたいメッセージを一斉呼出しと共に流すこ
とが可能となる。
【0133】しかるに、上記ステップA13での呼出し
の報知に対応して、このFMラジオ受信機1b(〜1
d)では、送られてきたメッセージを表示させるべくキ
ー入力部18でのキー操作により無線呼出し専用モード
を解除して図20に示すメッセージ表示処理を開始す
る。
【0134】すなわち、図20では、まずキー入力部1
8でのキー操作によりFM文字多重放送の各種番組の中
からメニュー選択を行なうことで呼出しに係るメッセー
ジデータを放送する伝言板番組を選択する(ステップB
1)。
【0135】次いで、初期設定として表示ページを指定
するための変数nに初期値「1」を設定した後(ステッ
プB2)、受信した伝言板番組の変数nで示されるペー
ジのメッセージデータを表示部17で表示する(ステッ
プB3)。
【0136】すなわち、自己宛てのメッセージデータで
あるか否かに関係なく表示されるので、他人宛てのメッ
セージデータを見ることができる。無論、自己宛てのメ
ッセージデータのみを表示させる構成にすることも可能
である。なお、IDが設定されたメッセージデータで
は、そのIDは表示せずにメッセージデータの内容のみ
を表示する。
【0137】その後、表示したメッセージデータがID
ありのものであったか否か(ステップB4)、そうであ
れば、その設定されているIDがROM19に記憶され
ている自己のFMラジオ受信機1b(〜1d)に割当て
られたIDであるか否か(ステップB5)を続けて判断
する。
【0138】表示したメッセージデータがIDありのも
ので、且つその設定されているIDが自己のFMラジオ
受信機1b(〜1d)に割当てられたIDであると判断
した場合にのみ、再度報音部16を鳴音駆動すると共
に、該当するメッセージデータを表示部17上で反転表
示するなどして、当該メッセージデータが自己宛てに送
られてきたものであることを報知する(ステップB
6)。
【0139】ステップB4で表示したメッセージデータ
がIDのないものであると判断した場合、あるいは、I
Dありのものであっても、ステップB5でそのIDが自
己に割当てられたIDではないと判断した場合には、上
記ステップB6での報知処理は行なわない。
【0140】その後、キー入力部18でメッセージデー
タの続きを表示させるためのページ送りキーが操作され
たか否か判断し(ステップB7)、操作されなければ、
例えばキー入力部18の他のキーを含めて所定時間、例
えば30秒間なんらキー操作がなされないか、あるいは
キー入力部18のリセットキー、モード解除キー、メニ
ュー表示キー等のキーが操作されることによりこのメッ
セージ表示処理を終了するか否か判断する(ステップB
8)、といった処理を繰返し実行することで、ページ送
りキーの操作とメッセージ表示処理の終了を待機する。
【0141】しかして、キー入力部18のページ送りキ
ーが操作された場合、これをステップB7で判断する
と、次いで上記変数nを「+1」更新設定した後に(ス
テップB9)、この更新設定した表示ページを指定する
ための変数nの値が上記図14(A)で示した番組デー
タヘッダ内にあるページ総数の値を越えていないことを
確認した上で(ステップB10)、上記ステップB3に
戻り、ページ送りキーの操作に対応して次のページのメ
ッセージデータを表示させる。
【0142】また、上記ステップB10で変数nの値が
ページ総数の値を越えていると判断した場合には、すで
に送られてきた伝言板番組データの最後のページを表示
した上でページ送りキーが操作されたこととなるので、
このキーの操作に対応して再度最初のページのメッセー
ジデータを表示させるべく変数nに初期値「1」を再設
定した後(ステップB11)、上記ステップB3に戻
る。
【0143】そして、上記ステップB8でメッセージ表
示処理を終了すると判断した場合、すなわちキー入力部
18で所定時間、例えば30秒間なんらキー操作がなさ
れなかったか、あるいはキー入力部18のリセットキ
ー、モード解除キー、メニュー表示キー等のキーが操作
された場合には、以上でこのメッセージ表示処理を終了
する。
【0144】なお、上記実施の形態においては、サービ
スセンタ4は、呼出番号及びメッセージデータを受付け
る構成にしたが、メッセージデータのみの受付け(例え
ば、みんなへの問いかけ、募集、売りたし買いたし等)
も行なうようにして伝言板番組の番組データとしてID
なしメッセージデータのみを送信するようにしてもよ
い。
【0145】また、上記実施の形態においては、ユーザ
が呼出報知を確認後、キー操作によって無線呼出し専用
モード解除、伝言板番組選択、及びページ送りを行なう
ことにより、自己宛てのメッセージデータを表示するよ
うにしたが、自動的に無線呼出し専用モード解除、伝言
板番組選択、及びページ送り(メッセージデータに付加
されている自己のIDの検索)を行なうようにして、自
己宛てのメッセージデータを表示するようにしてもよ
い。
【0146】次いで、上記図18乃至図20で説明した
処理に代えて、無線呼出し専用モードが指定された場合
の他の処理について図21乃至図24に示すフローチャ
ートにより説明する。
【0147】この場合、FMラジオ受信機1b〜1dで
は、IDコードの下位4ビットのデータに基づいて16
にグループ分けされたいずれかのグループに属するよう
にして、実質的に自己の属するグループに割当てられた
サブフレームを間欠受信できるようになっている。
【0148】これにより、自己のサブフレームの受信開
始タイミングを待機し(ステップC1)、自己のサブフ
レームの受信開始タイミングとなったと判断した時点
で、次にCPU15の指示により受信部12の電源をオ
ンにする(ステップC2)。
【0149】その後、自己のサブフレームの受信終了タ
イミングとなっていないことを確認した後(ステップC
3)、該当サブフレームを構成するデータパケットにつ
いて、上記図8(b)に示したプリフィックスの4ビッ
トのサービス識別符号を参照し、ページング情報専用の
サービス識別符号の検出を判断する(ステップC5)と
いう動作を繰返し実行する。
【0150】そして、上記ステップC3で自己のサブフ
レームの受信終了タイミングであると判断した時点で、
CPU15の指示により受信部12の電源をオフにし
(ステップC4)、再び上記ステップC1に進んで、次
の自己のサブフレームの受信開始タイミングとなるのを
待機する。
【0151】つまり、この場合、1フレームの自己のサ
ブフレーム、例えばサブフレーム7の受信開始タイミン
グで電源を立上げるが、該当サブフレーム中でページン
グ情報専用のサービス識別符号が検出されない場合は、
自己のサブフレームの受信終了タイミングで電源オフと
なるものである。
【0152】一方、上記ステップC5で該当サブフレー
ム中にページング情報専用のサービス識別符号を検出し
たと判断した場合には、直ちにこの該当サブフレームを
構成するデータパケットの上記図9で示したページング
データを参照し、図12に示した呼出しデータ情報のI
Dグループ識別符号中に自己のフラグと一致するものが
あるか否かを判断する(ステップC6)。
【0153】ここで一致するものがないと判断した場合
には、直ちにCPU15の指示により受信部12の電源
をオフにし(ステップC7)、再び上記ステップC1に
進んで、次の自己のサブフレームの受信開始タイミング
となるのを待機する。
【0154】この場合、例えばサブフレーム7の送信フ
ォーマットにおいて、IDグループ識別符号中に自己の
フラグと一致するものがない場合には、直ちに電源オフ
となる。
【0155】一方、上記ステップC6で検出したIDグ
ループ識別符号が自己のIDグループ識別符号と一致す
ると判断した場合には、続いて一斉呼出しを表わす2ビ
ットの識別符号MID(2)が設定されているか否か判
断する(ステップC8)。
【0156】ここで、識別符号MID(2)が設定され
ていると判断した場合には、受信部12の電源をオフし
た後(ステップC9)、CPU15が報音部16を鳴音
駆動し、自己のFMラジオ受信機1b(〜1d)に一斉
呼出しが有ったことの報知を開始し(ステップC1
0)、予め設定された一定時間が経過した時点で報知を
停止した後に、再び上記ステップC1に進んで、次の自
己のサブフレームの受信開始タイミングとなるのを待機
する。
【0157】これにより、サービスセンタ4またはFM
放送局5からのお知らせ、緊急情報等、積極的に端末利
用者に知らせたいメッセージを一斉呼出しと共に流すこ
とが可能となる。
【0158】なお、この場合、一斉呼出しにおける報知
は、通常の個別呼出しの場合と報音部16による鳴音駆
動のパターンを変えるようにしてもよい。
【0159】また、上記ステップC8で一斉呼出しを表
わす2ビットの識別符号MID(2)が設定されていな
いと判断した場合、識別符号には個別呼出しを表わすM
ID(0)が設定されていることとなるので、続いて上
記図12に示した呼出しデータ情報中の1〜N件目まで
のメッセージを含むもの/含まないもの双方の呼出しI
Dの中から自己宛てのIDをサーチする(ステップC1
1)。
【0160】そして、このサーチの結果、自己の呼出し
IDを検出したか否かを判断し(ステップC12)、自
己の呼出しIDを検出しなかったと判断した場合には、
直ちにCPU15の指示により受信部12の電源をオフ
にし(ステップC13)、再び上記ステップC1に進ん
で、次の自己のサブフレームの受信開始タイミングとな
るのを待機する。
【0161】この場合、例えばサブフレーム7の送信フ
ォーマットの呼出しID群のサーチにおいて、自己の呼
出しIDが検出できない場合には、直ちに電源オフとな
る(ステップC13)。
【0162】一方、上記ステップC12で自己の呼出し
IDを検出したと判断した場合には、次いで未確認ペー
ジがあるか否か判断する(ステップC14)。
【0163】これは、後述の処理により確保されるCP
U15内のフラグレジスタに未確認ページの存在を示
す、フラグがセットされていないビットがあるか否かに
より判断するもので、実際にはすべて初期のリセット状
態であるか、あるいは後述のページ総数分のフラグがセ
ットされている状態のいずれかであるが、この時点では
すべて初期のリセット状態であり、未確認ページがある
ものと判断して、伝言板番組を選択し(ステップC1
6)、その番組の受信を開始する(ステップC17)。
【0164】この伝言板番組の受信の開始にあたって、
0(ゼロ)ページデータとして送信されてくる番組管理
データ内のページ総数を取得し、その1ページあたり1
ビットのフラグレジスタをCPU15内部のレジスタに
総ページ数分だけ確保する。
【0165】その後、確保したフラグレジスタにまだフ
ラグを設定していないビットがあるか否かにより未確認
ページがあるか否か判断し(ステップC18)、未確認
ページがあると判断すると、受信により伝言板番組のペ
ージが完成するのを待機する(ステップC19)。
【0166】なお、伝言板番組の途中のページから受信
を開始した場合には、0(ゼロ)ページの番組管理デー
タを受信するまでページ総数がわからないため、上記フ
ラグレジスタの確保を行なうまではステップC18にお
いて未確認ページありと判断される。
【0167】そして、1ページ分のデータを受信し、ペ
ージが完成したと判断した時点で、上記フラグレジスタ
を参照し、そのページの該当ビット位置に確認済みのフ
ラグがセットされていないことを判断してから(ステッ
プC20)、そのページのデータが上記図16(A)で
示したIDありのものであるか否か(ステップC2
1)、そうであれば、そのIDがROM19に記憶され
ている自己のFMラジオ受信機1b(〜1d)に割当て
られたIDと一致するか否か(ステップC22)を続け
て判断する。
【0168】ここで、ステップC21で受信したページ
のデータがID付きのメッセージデータではないと判断
した場合には、上記フラグレジスタ内のそのページに該
当するビット位置にフラグをセットし(ステップC2
5)、その後に上記ステップC18からの処理を繰返
す。
【0169】また、ステップC22で受信したメッセー
ジデータ中のIDと自己の呼出しIDとが一致すると判
断した場合には、そのメッセージデータが自己宛てのも
のであることとなるので、そのデータのメッセージ部分
を受信データメモリ21内の自己宛てのメッセージデー
タメモリエリアに記憶すると共に(ステップC23)、
報音部16を鳴音駆動し、同時に表示部17で自己宛て
のメッセージデータを表示して、自己のFMラジオ受信
機1b(〜1d)に個別の呼出しが有ったことの報知を
開始し(ステップC24)、さらに上記フラグレジスタ
内のそのページに該当するビット位置にフラグをセット
して(ステップC25)、その後に上記ステップC18
からの処理を繰返す。
【0170】なお、上記報知は予め設定された一定時間
が経過した時点で停止するものであり、以後上記適宜ス
テップC18〜C25の処理を繰返し実行することで、
フラグレジスタに確保した全ページのビット位置にフラ
グをセットすると、その時点でステップC18により未
確認ページなしと判断し、受信部12の電源をオフにし
(ステップC15)、再び上記ステップC1に進んで、
次の自己のサブフレームの受信開始タイミングとなるの
を待機する。
【0171】以後、上記ステップC1からの処理を再度
繰返し実行する過程において、上記図17で示したよう
に同一のメッセージ送信の時間帯内で同一の呼出しによ
り自己の呼出IDを検出したとステップC12で判断し
た場合には、続くステップC14でCPU15内のフラ
グレジスタで全ページのビット位置にフラグがセットさ
れていることから未確認ページはないものと判断し、直
ちに受信部12の電源をオフにして(ステップC1
5)、再び上記ステップC1に戻ることで、重複して呼
出しに対する処理を行なってしまうのを防止している。
【0172】しかるに、上記ステップC16で伝言板番
組を選択してステップC17でその受信を開始し、以後
ステップC18〜C25の処理を繰返し実行しながら受
信を続行している間、CPU15は次の図23及び図2
4の処理をそれぞれ平行して実行している。
【0173】すなわち図23では、例えば受信電波状態
が悪い場合を考慮して、その受信信号のレベルがある一
定値以上あるか否かにより受信データのフレーム同期合
わせを行なうことが可能であるか否かを判断し(ステッ
プD1)、可能であると判断した場合にはフレームの同
期合わせを行なう(ステップD2)という動作を随時繰
返し実行する。
【0174】このフレーム同期合わせを行なうにあたっ
ては、上記図7に示したようなBICのビットパターン
からフレーム中の各ブロックの先頭に付加されている1
6ビットのBICを検出し、上記図5にあるようにBI
C1〜4の変化でフレームの終了または新たなフレーム
の開始の各タイミングを検出してフレームの同期をとる
ものである。
【0175】また図24は、上記図22のステップC1
6以降の伝言板番組の選択中の受信処理に優先して実行
されるものであり、その当初に、受信しているすべての
サブフレームを構成する各データパケットにおいて、そ
のサービス識別符号がページング情報専用であるプリフ
ィックス内の更新フラグをチェックし(ステップE
1)、更新フラグが更新されたか否かにより、上記図1
7で示した例えば15分間の1つの送信時間帯が終了す
るのを待機する(ステップE2)。
【0176】これは、上記図8(b)でも説明した如
く、1つの送信時間帯内においては同一の伝言板番組、
同一の呼出ID、及び同一の更新フラグ内容を繰返し送
信するようにしているためであり、上述したようにすべ
てのサブフレームの更新フラグをチェックする場合に
は、各サブフレーム間においても更新フラグを共通の内
容とする必要があるものである。
【0177】しかして、上記ステップE2で更新フラグ
が更新され、1つの送信時間帯が終了したと判断した時
点で、次に上記CPU15内に確保しているフラグレジ
スタにセットされたページ単位の確認済みフラグをすべ
てリセットし(ステップE3)、直ちに受信部12の電
源をオフにして(ステップE4)、再び上記ステップC
1に戻るなお、上記ステップE1ではすべてのサブフレ
ームの更新フラグをチェックするものとして説明した
が、これに限らず、いずれか1つのサブフレーム、例え
ば自己に割当てられているサブフレーム内の更新フラグ
のみをチェックするようにしてもよい。
【0178】また、上記図24では、ステップE1,E
2に示したようにプリフィックス内の更新フラグの内容
の更新によって1つの送信時間帯の終了を判断するもの
としたが、これに代えて、自己に割当てられたサブフレ
ームにおいて、自己の呼出IDが含まれているか否かを
常にチェックし続け、なくなった時点でステップE3に
移行するものとしてもよい。
【0179】この場合、続く次の送信時間帯においても
自己の呼出IDを検出するような場合には、2つの送信
時間帯の区切れ時刻となっても上記ステップE4におけ
る受信部12の電源オフの処理をあえて行なわず、伝言
板番組の受信を継続するものとしてもよいが、この場合
でも上記ステップE3のフラグレジスタのリセットに関
する処理は確実に行なう必要があるものである。
【0180】以上、図21乃至図24に示した動作とす
ることにより、上記図18乃至図20に示した動作に比
して、間欠受信の状態で自己宛ての呼出IDを検出した
場合には直ちに連続受信に移行し、伝言板番組を選択し
て自己宛てのメッセージを受信して記憶し、再び間欠受
信に戻るまでの一連の操作をすべて自動化することがで
きるため、自己宛てのメッセージを確実に受信、記憶す
ることを可能としながら、無駄な電力消費を避け、携帯
機器として限りある電源電池を有効に使用することがで
きる。
【0181】また、メッセージの受信と平行してフレー
ムデータの同期を常時とるようにしたので、次回以降の
間欠受信時の待受けタイミングを正確に維持し、常に自
己宛ての呼出しを確実に検出することができる。
【0182】なお、一斉呼出のための呼出IDを予め記
憶しておくことにより、一斉呼出しの際にも上記図22
乃至図24で説明した処理を行なうようにしてもよい。
【0183】また、キー入力部18を手動により操作し
て伝言板番組を選択し、表示させたページにおいても、
CPU15内のフラグレジスタの該当するビット位置に
フラグをセットするようにすれば、上記の処理により重
複して報知等を行なってしまうのを防止することができ
る。
【0184】さらに、上記実施の形態では、本発明をF
M文字多重放送システムに適用した場合について説明し
たが、本発明はこれに限るものではなく、各種番組デー
タを送信することが可能であれば、他の放送電波に適用
することも考えられる。
【0185】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0186】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、放送また
は通信のための送受信システムとして、送信装置におい
ては、呼出データに係るメッセージデータの送信タイミ
ングや送信データ量がまったく制限されないので、送信
データの組立てに自由度を持たせることができると共
に、受信装置においては、間欠受信にて呼出データを受
信し且つ間欠受信するのは呼出データのみであるので、
効率的なバッテリセービングを実現することができる。
【0187】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、番組データとして送信さ
れてくる呼出データに係る複数のメッセージデータの中
から自己宛てのメッセージデータを検索するのが容易に
なる。
【0188】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、受信装置で間欠
受信中の電源をオンしている時間がさらに短くなるの
で、より一層効率的なバッテリセービングを実現するこ
とができる。
【0189】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、自己宛てのメッセージデ
ータを受信して記憶するための手間を大幅に簡略化し、
確実に自己宛てのメッセージデータを取得することがで
きる。
【0190】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
4記載の発明の効果に加えて、選択した番組の番組デー
タ中から自己宛てのメッセージデータを取得する際の手
間をも自動化してその手間を省くことができる。
【0191】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、受信装置で連続受信中の
電源をオンしている時間を最低限必要な時間のみとする
とことができるので、より一層効率的なバッテリセービ
ングを実現することができる。
【0192】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
5または6記載の発明の効果に加えて、受信装置で連続
受信中の電源をオンしている時間を最低限必要な時間の
みとするとことができるので、より一層効率的なバッテ
リセービングを実現することができる。
【0193】請求項8記載の発明によれば、上記請求項
4乃至7いずれか記載の発明の効果に加えて、受信装置
で次回以降の間欠受信時の待受けタイミングを正確に維
持し、常に自己宛ての呼出しを確実に検出することがで
きる。
【0194】請求項9記載の発明によれば、放送または
通信のための送受信システムとして、送信装置において
は、一斉呼出データに係るメッセージデータの送信タイ
ミングや送信データ量がまったく制限されないので、送
信データの組立てに自由度を持たせることができると共
に、受信装置においては、間欠受信にて一斉呼出データ
を受信し且つ間欠受信するのは一斉呼出データのみであ
るので、効率的なバッテリセービングを実現することが
できる。
【0195】請求項10記載の発明によれば、放送また
は通信のための送信装置において、呼出データに係るメ
ッセージデータの送信タイミングや送信データ量がまっ
たく制限されないので、送信データの組立てに自由度を
持たせることができると共に、受信側の装置に対して呼
出データのみの間欠受信を実現させることができる。
【0196】請求項11記載の発明によれば、上記請求
項10記載の発明の効果に加えて、受信側の装置に対し
て番組データとして送信する呼出データに係る複数のメ
ッセージデータ中から自己宛てのメッセージデータの検
索を容易にさせることができる。
【0197】請求項12記載の発明によれば、上記請求
項10または11記載の発明の効果に加えて、受信側の
装置に対して間欠受信中の電源をオンしている時間をさ
らに短くさせることができる。
【0198】請求項13記載の発明によれば、放送また
は通信のための送信装置において、一斉呼出データに係
るメッセージデータの送信タイミングや送信データ量が
まったく制限されないので、送信データの組立てに自由
度を持たせることができると共に、受信側の装置に対し
て一斉呼出データのみの間欠受信を実現させることがで
きる。
【0199】請求項14記載の発明によれば、放送また
は通信のための受信装置において、間欠受信にて呼出デ
ータを受信し且つ間欠受信するのは呼出データのみであ
るので、効率的なバッテリセービングを実現することが
できる。
【0200】請求項15記載の発明によれば、上記請求
項14記載の発明の効果に加えて、番組データとして送
信されてくる呼出データに係る複数のメッセージデータ
の中から自己宛てのメッセージデータを検索するのが容
易になる。
【0201】請求項16記載の発明によれば、上記請求
項14または15記載の発明の効果に加えて、間欠受信
中の電源をオンしている時間がさらに短くなるので、よ
り一層効率的なバッテリセービングを実現することがで
きる。
【0202】請求項17記載の発明によれば、上記請求
項14記載の発明の効果に加えて、自己宛てのメッセー
ジデータを受信して記憶するための手間を大幅に簡略化
し、確実に自己宛てのメッセージデータを取得すること
ができる。
【0203】請求項18記載の発明によれば、上記請求
項17記載の発明の効果に加えて、選択した番組の番組
データ中から自己宛てのメッセージデータを取得する際
の手間をも自動化してその手間を省くことができる。
【0204】請求項19記載の発明によれば、上記請求
項18記載の発明の効果に加えて、連続受信中の電源を
オンしている時間を最低限必要な時間のみとすることが
できるので、より一層効率的なバッテリセービングを実
現することができる。
【0205】請求項20記載の発明によれば、上記請求
項18または19記載の発明の効果に加えて、連続受信
中の電源をオンしている時間を最低限必要な時間のみと
することができるので、より一層効率的なバッテリセー
ビングを実現することができる。
【0206】請求項21記載の発明によれば、上記請求
項17乃至20いずれか記載の発明の効果に加えて、次
回以降の間欠受信時の待受けタイミングを正確に維持
し、常に自己宛ての呼出しを確実に検出することができ
る。
【0207】請求項22記載の発明によれば、放送また
は通信のための受信装置において、間欠受信にて一斉呼
出データを受信し且つ間欠受信するのは一斉呼出データ
のみであるので、効率的なバッテリセービングを実現す
ることができる。
【0208】請求項23記載の発明によれば、呼出デー
タに係るメッセージデータの送信タイミングや送信デー
タ量がまったく制限されないので、送信データの組立て
に自由度を持たせることができると共に、受信側の装置
に対して呼出データのみの間欠受信を実現させることが
できる。
【0209】請求項24記載の発明によれば、間欠受信
にて呼出データを受信し且つ間欠受信するのは呼出デー
タのみであり、自己の呼出データがあった場合に連続受
信に移行して確実にメッセージデータを受信するので、
効率的なバッテリセービングを実現させながら、受信ミ
スを防止することができる。
【0210】請求項25記載の発明によれば、間欠受信
にて呼出データを受信し且つ間欠受信するのは呼出デー
タのみであり、自己の呼出データがあった場合に連続受
信に移行して確実にメッセージデータを受信し、受信を
終えると再度間欠受信に復帰するので、より一層効率的
なバッテリセービングを実現させながら、受信ミスを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る全体のシステム構
成を例示する図。
【図2】同実施の形態に係るFMラジオ受信機の回路構
成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態に係る主としてサービスセンタ内
に設けられる回路構成を示す図。
【図4】同実施の形態に係るFM文字多重放送のフレー
ム構成を示す図。
【図5】同実施の形態に係るFM文字多重放送のフレー
ム構成を複数のサブフレームに分割した状態を示す図。
【図6】同実施の形態に係る複数のサブフレームに対す
るパケットNoおよびID下位4ビットの関係を示す
図。
【図7】同実施の形態に係るブロック識別符号のビット
パターンを示す図。
【図8】同実施の形態に係るフレームを構成するデータ
パケットの概略構成を示す図。
【図9】同実施の形態に係るグループデータを構成する
ページングデータの概略構成を示す図。
【図10】同実施の形態に係るページングデータを構成
するスクランブル情報の概略構成を示す図。
【図11】同実施の形態に係るページングデータを構成
する代替周波数情報の概略構成を示す図。
【図12】同実施の形態に係るページングデータを構成
する呼出しデータ情報の概略構成を示す図。
【図13】同実施の形態に係るグループデータが番組デ
ータの場合の構成を示す図。
【図14】同実施の形態に係る番組管理データの構成を
示す図。
【図15】同実施の形態に係るページデータの構成を示
す図。
【図16】同実施の形態に係るメッセージ送信データの
構成を示す図。
【図17】同実施の形態に係るメッセージの受付時間と
送信時間の関係を示す図。
【図18】同実施の形態に係る動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図19】同実施の形態に係る動作を説明するためのタ
イミングチャート。
【図20】同実施の形態に係る動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図21】同実施の形態に係る他の動作を説明するため
のフローチャート。
【図22】同実施の形態に係る他の動作を説明するため
のフローチャート。
【図23】同実施の形態に係る他の動作を説明するため
のフローチャート。
【図24】同実施の形態に係る他の動作を説明するため
のフローチャート。
【符号の説明】
1,1a〜1d…FMラジオ受信機(端末) 2…電話機 3…電話回線網 4…サービスセンタ 5…FM放送局 10…マイコン 11…アンテナ 12…受信部 13…音声情報再生部 14…多重情報再生部 15…CPU 16…報音部 17…表示部 18…キー入力部 19…ROM 20…EEPROM 21…受信データメモリ 22…定型メッセージメモリ 23…入力データメモリ 24…送信バッファ 25…DTMF信号発生部 26,132,133…アンプ 27,135,136…スピーカ 41…PSTN回線受付接続装置 42…CPU 43…キーボード 44…CRT 45…RAM 46…時計部 51…デジタル変調装置 52…ステレオ変調装置 53…FM放送機 54…アンテナ 121…FMチューナ 122…FM復調器 123,134,144…スイッチ 131…ステレオ復調部 141…L−MSK復調器 142…誤り訂正複号器 143…ブロック識別符号検出回路

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の番組を番組データとして送信す
    る送信装置と、該送信装置から送信されてくる番組デー
    タを受信すると共に、所望の番組を選択することにより
    選択番組に応じた番組データを表示する受信装置とから
    なる送受信システムにおいて、 上記送信装置は、 呼出すべき受信装置の呼出データを該呼出すべき受信装
    置に割当てられている所定期間中に送信する送信手段を
    有し、 上記複数種の番組は、上記呼出データに係るメッセージ
    データを送信するための番組を含み、 上記受信装置は、 予め自己に割当てられている所定期間を繰返し間欠受信
    する受信手段と、 この受信手段により所定期間中において自己の呼出デー
    タを受信した場合にその旨を報知する報知手段と、 上記メッセージデータを送信している番組を選択するこ
    とにより番組データである自己宛てのメッセージデータ
    を表示する表示手段とを有することを特徴とする送受信
    システム。
  2. 【請求項2】 上記自己宛てのメッセージデータは、上
    記自己の呼出データが付加されており、 上記報知手段は、さらに、上記表示手段により自己宛て
    のメッセージデータを表示する場合に自己宛てのメッセ
    ージデータである旨を報知する手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の送受信システム。
  3. 【請求項3】 上記送信手段は、さらに、呼出す可能性
    のある受信装置を指定するグループ情報を上記呼出デー
    タの前に送信する手段を有し、 上記受信手段は、さらに、予め自己に割当てられている
    所定期間中に上記グループ情報を受信する手段を有し、 上記受信装置は、さらに、 上記受信手段により受信されたグループ情報に基づいて
    自己が呼出される可能性があるか否かを判別する判別手
    段と、 この判別手段により呼出される可能性がないと判別した
    場合、後の上記呼出データを受信しないように制御する
    制御手段とを有することを特徴とする請求項1または2
    記載の送受信システム。
  4. 【請求項4】 上記受信手段は、さらに、上記所定期間
    中において自己の呼出データを受信した場合に自動的に
    間欠受信を解除して連続受信に移行する手段を有し、 上記受信装置は、さらに、 上記受信手段が連続受信に移行した後に、上記メッセー
    ジデータを送信している番組を自動的に選択する選択制
    御手段を有することを特徴とする請求項1記載の送受信
    システム。
  5. 【請求項5】 上記受信装置は、さらに、上記選択制御
    手段により選択された番組の番組データ中から、自己宛
    てのメッセージデータを取得する取得手段を有すること
    を特徴とする請求項4記載の送受信システム。
  6. 【請求項6】 上記受信手段は、さらに、自己宛てのメ
    ッセージデータの取得を終えた時点で自動的に連続受信
    を解除して間欠受信に復帰する手段を有することを特徴
    とする請求項5記載の送受信システム。
  7. 【請求項7】 上記受信手段は、さらに、自己宛てのメ
    ッセージデータが取得できなくなった時点で自動的に連
    続受信を解除して間欠受信に復帰する手段を有すること
    を特徴とする請求項5または6記載の送受信システム。
  8. 【請求項8】 上記受信装置は、さらに、 上記受信手段が連続受信に移行した後に、間欠受信のた
    めの同期合わせを行なう同期制御手段を有することを特
    徴とする請求項4乃至7いずれか記載の送受信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 複数種の番組を番組データとして送信す
    る送信装置と、該送信装置から送信されてくる番組デー
    タを受信すると共に、所望の番組を選択することにより
    選択番組に応じた番組データを表示する受信装置とから
    なる送受信システムにおいて、 上記送信装置は、 すべての受信装置を一斉に呼出すための一斉呼出データ
    を各受信装置に割当てられている所定期間中に送信する
    送信手段を有し、 上記複数種の番組は、上記一斉呼出データに係るメッセ
    ージデータを送信するための番組を含み、 上記受信装置は、 予め自己に割当てられている所定期間を繰返し間欠受信
    する受信手段と、 この受信手段により所定期間中において上記一斉呼出デ
    ータを受信した場合にその旨を報知する報知手段と、 上記メッセージデータを送信している番組を選択するこ
    とにより番組データであるすべての受信装置宛てのメッ
    セージデータを表示する表示手段とを有することを特徴
    とする送受信システム。
  10. 【請求項10】 複数種の番組を番組データとして送信
    する送信装置において、 呼出すべき受信装置の呼出データを該呼出すべき受信装
    置に割当てられている所定期間中に送信する送信手段を
    有し、 上記複数種の番組は、上記呼出データに係るメッセージ
    データを送信するための番組を含むことを特徴とする送
    信装置。
  11. 【請求項11】 上記呼出データに係るメッセージデー
    タは、上記呼出データが付加されていることを特徴とす
    る請求項10記載の送信装置。
  12. 【請求項12】 上記送信手段は、さらに、呼出す可能
    性のある受信装置を指定するグループ情報を上記所定期
    間中の呼出データの前に送信する手段を有することを特
    徴とする請求項10または11記載の送信装置。
  13. 【請求項13】 複数種の番組を番組データとして送信
    する送信装置において、 すべての受信装置を一斉に呼出すための一斉呼出データ
    を各受信装置に割当てられている所定期間中に送信する
    送信手段を有し、 上記複数種の番組は、上記一斉呼出データに係るメッセ
    ージデータを送信するための番組を含むことを特徴とす
    る送信装置。
  14. 【請求項14】 送信されてくる複数種の番組の番組デ
    ータを受信すると共に、所望の番組を選択することによ
    り選択番組に応じた番組データを表示する受信装置にお
    いて、 予め自己に割当てられている所定期間を繰返し間欠受信
    する受信手段と、 この受信手段により所定期間中において送られてくる呼
    出すべき受信装置の呼出データを受信し、この受信した
    呼出データが自己の呼出データである場合にその旨を報
    知する報知手段と、 上記呼出データに係るメッセージデータを送信している
    番組を選択することにより番組データである自己宛ての
    メッセージデータを表示する表示手段とを有することを
    特徴とする受信装置。
  15. 【請求項15】 上記呼出データに係るメッセージデー
    タは、上記呼出データが付加されており、 上記報知手段は、さらに上記表示手段により自己宛ての
    メッセージデータを表示する場合に自己宛てのメッセー
    ジデータである旨を報知する手段を有することを特徴と
    する請求項14記載の受信装置。
  16. 【請求項16】 上記受信手段は、さらに、 予め自己に割当てられている所定期間中に上記呼出デー
    タの前に送信されてくる呼出す可能性のある受信装置を
    指定するグループ情報を受信する手段を有し、 上記受信手段により受信されたグループ情報に基づいて
    自己が呼出される可能性があるか否かを判別する判別手
    段と、 この判別手段により呼出される可能性がないと判別した
    場合、後の上記呼出データを受信しないように制御する
    制御手段とを有することを特徴とする請求項14または
    15記載の受信装置。
  17. 【請求項17】 上記受信手段は、さらに、上記所定期
    間中において自己の呼出データを受信した場合に自動的
    に間欠受信を解除して連続受信に移行する手段を有し、
    この受信手段が連続受信に移行した後に、上記メッセー
    ジデータを送信している番組を自動的に選択する選択制
    御手段を有することを特徴とする請求項14記載の受信
    装置。
  18. 【請求項18】 さらに、上記選択制御手段により選択
    された番組の番組データ中から、自己宛てのメッセージ
    データを取得する取得手段を有することを特徴とする請
    求項17記載の受信装置。
  19. 【請求項19】 上記受信手段は、さらに、自己宛ての
    メッセージデータの取得を終えた時点で自動的に連続受
    信を解除して間欠受信に復帰する手段を有することを特
    徴とする請求項18記載の受信装置。
  20. 【請求項20】 上記受信手段は、さらに、自己宛ての
    メッセージデータが取得できなくなった時点で自動的に
    連続受信を解除して間欠受信に復帰する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項18または19記載の受信装置。
  21. 【請求項21】 上記受信手段が連続受信に移行した後
    に、間欠受信のための同期合わせを行なう同期制御手段
    をさらに有することを特徴とする請求項17乃至20い
    ずれか記載の受信装置。
  22. 【請求項22】 送信装置から送信されてくる複数種の
    番組の番組データを受信すると共に、所望の番組を選択
    することにより選択番組に応じた番組データを表示する
    受信装置において、 予め自己に割当てられている所定期間を繰返し間欠受信
    する受信手段と、 この受信手段により所定期間中において上記送信装置か
    ら送られてくるすべての受信装置を一斉に呼出すための
    一斉呼出データを受信した場合にその旨を報知する報知
    手段と、 上記一斉呼出データに係るメッセージデータを送信して
    いる番組を選択することにより番組データであるすべて
    の受信装置宛てのメッセージデータを表示する表示手段
    とを有することを特徴とする受信装置。
  23. 【請求項23】 呼出すべき受信装置の呼出データ及び
    該呼出データに係るメッセージデータを送信するための
    送信方法であって、 上記呼出データを呼出すべき受信装置に割当てられてい
    る所定期間中に送信し、 上記メッセージデータを所定の番組の番組データとして
    送信することを特徴とする送信方法。
  24. 【請求項24】 送信されてくる自己の呼出データ及び
    該呼出データに係るメッセージデータを受信するための
    受信方法であって、 予め自己に割当てられている所定期間を繰返し間欠受信
    し、自己の呼出データを受信した場合に自動的に間欠受
    信を解除して連続受信に移行し、上記メッセージデータ
    を送信している番組の番組データを自動的に受信するこ
    とを特徴とする受信方法。
  25. 【請求項25】 送信されてくる自己の呼出データ及び
    該呼出データに係るメッセージデータを受信するための
    受信方法であって、 予め自己に割当てられている所定期間を繰返し間欠受信
    し、自己の呼出データを受信した場合に自動的に間欠受
    信を解除して連続受信に移行することにより上記メッセ
    ージデータを送信している番組の番組データを自動的に
    受信し、自己宛てのメッセージデータの取得を終えた時
    点で自動的に連続受信を解除して間欠受信に復帰するこ
    とを特徴とする受信方法。
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