JPH09322061A - 画像合成装置 - Google Patents

画像合成装置

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JPH09322061A
JPH09322061A JP8133645A JP13364596A JPH09322061A JP H09322061 A JPH09322061 A JP H09322061A JP 8133645 A JP8133645 A JP 8133645A JP 13364596 A JP13364596 A JP 13364596A JP H09322061 A JPH09322061 A JP H09322061A
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JP8133645A
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English (en)
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Tatsushi Katayama
達嗣 片山
Kotaro Yano
光太郎 矢野
Hideo Takiguchi
英夫 滝口
Kenji Hatori
健司 羽鳥
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーラップ部分を持つ複数画像をパノラ
マ合成する場合に、各画像をどのように配置して合成す
るのかを自動的に検出する。 【解決手段】 記録媒体110から読み込まれ、展開さ
れた複数の画像に対応点抽出すべき領域を設定した後、
その領域について画像間の対応点を対応点検出部114
で検出し、評価データ演算部115は検出された対応点
から配置情報を得るための評価データを求め、配置情報
抽出部116は評価データに基づいて配置情報を求め、
画像合成部117は配置情報に従って各画像を配置して
1枚の画像を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラで撮像した複
数の画像をつなぎ合わせてパノラマ画像を作成する場合
等に用いて好適な画像合成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子カメラで撮像され一部が
オーバーラップした複数の画像を、それらの配置を示す
配置情報に応じてつなぎ合わせて、1枚のパノラマ画像
を得る画像合成装置として、例えば特開平4−5263
5号公報に開示されるように、3次元位置及び方位を検
出する手段を設けた電子カメラを用い、撮影時の位置及
び方位を検出し、再生時にその位置及び方位情報に基づ
いてパノラマ画像を得るようにしたものがある。これは
3次元位置及び方位を検出するための特別な手段を用い
て画像間の配置情報を得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の装置は、画像間の配置情報を得るために電子カメラ
に特別な検出手段を設置することが必要であるため、装
置が大型化することになる。また、検出した3次元位置
及び方位を各画像信号に対応付けて記録することが必要
となり、装置が複雑化すると共に特別な画像フォーマッ
トが新たに必要となるなどコスト等の面で問題があっ
た。
【0004】本発明は上記の問題を解決するためのもの
で、複数の画像間の配置情報を容易に精度よく抽出する
ことのできる画像合成装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、入力される複数の画像間の対応点を抽出する対応点
抽出手段と、上記抽出された対応点に基づいて上記複数
の画像を配置する配置情報を抽出する配置情報抽出手段
と、上記抽出された配置情報及び対応点に基づいて上記
複数の画像を合成する画像合成手段とを設けている。
【0006】請求項7の発明においては、入力された複
数の画像の縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、複
数の上記縮小画像間の対応点を抽出する第1の対応点抽
出手段と、上記抽出された対応点に基づいて上記複数の
画像を配置する配置情報を抽出する配置情報抽出手段
と、上記抽出された配置情報と上記抽出された縮小画像
間の対応点に基づいて上記複数の画像間の対応点を抽出
する第2の対応点抽出手段と、上記抽出された配置情報
及び上記複数の画像間で抽出された対応点に基づいて上
記複数の画像を合成する画像合成手段とを設けている。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、先ず、複数画像の互
いに対応する点が抽出され、この対応点により各画像の
オーバーラップ部分が求められる。次に対応点に基づい
て各画像の配置が決定され、各画像が合成される。
【0008】請求項7の発明によれば、複数画像が先ず
縮小され、各縮小画像について対応点、配置情報を求
め、これらに基づいて複数画像間の対応点を再度求め、
求められた対応点と上記配置情報とに基づいて各画像が
合成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、図1により本発明に係る画
像合成装置としての画像合成システムの構成及び機能に
ついて説明する。図1において、110は記録媒体であ
り、磁気ディスク、テープ等を用いることができる。1
11は画像読み込み部であり記録媒体110に記録され
ている画像情報を読み込むものである。112は画像展
開部であり、読み込んだ画像情報をメモリに展開する。
113は領域設定部であり、合成に用いる2つの画像に
おいて、画像の配置情報抽出に用いるための領域を設定
する。
【0010】114は対応点抽出部であり、設定した領
域間の対応関係を求めるものである。115は評価デー
タ演算部であり、得られた対応関係の情報から画像間の
配置情報を抽出するためのデータを演算により求める。
116は配置情報抽出部であり、評価データを比較し、
配置情報を決定するものである。117は画像合成部で
あり、配置情報決定の際に用いられた対応関係の情報を
用いて各々の画像を合成する。118は画像書き込み部
であり、合成した画像情報を記録媒体等に書き込むもの
である。
【0011】次に、上記構成による画像合成システムの
動作について説明する。画像読み込み部111により記
録媒体110から読み込まれた画像情報は、画像展開部
112によりメモリ上に展開される。図2はメモリ上に
展開された画像210及び画像220の概略である。説
明のために画像サイズを幅W×高さHとする。領域設定
部113は、メモリ上に展開されている画像210及び
220において互いのオーバーラップ部分における対応
関係を求めるための領域L1〜L4及びR1〜R4を設
定する。このように、各々の画像210、220におい
て対応点を検出するための領域L1〜L4またはR1〜
R4を設定し、この限定した領域でのみ後述する対応点
の抽出処理を実行することにより、処理を高速化でき
る。
【0012】本実施の形態においては、テンプレートマ
ッチング法により対応関係を抽出する。テンプレートマ
ッチング法の概略を図3に示す。図3において、410
は図2の領域L1を示しており、420は領域R2を示
す。領域410において、点線で囲まれた各々の領域は
テンプレートを示す。テンプレートは任意の画素を中心
としてn×m等の画素により構成される。
【0013】図4は図3におけるテンプレートT11を
拡大して示したもので、画素L(x11,y11)を中
心として5×5の画素から構成される。対応点の抽出
は、上記のテンプレートT11を図3の領域420上で
移動しながら各位置でのテンプレートT11と領域42
0における各画素Rとの残差を以下の式により求める。
【0014】
【数1】
【0015】(1)式により得られる最小の残差E
(x,y)を与える位置を画素L(x11,y11)に
対する対応点の位置とする。
【0016】領域設定部113においては、対応点を抽
出するためにテンプレート切り出しエリアとサーチエリ
アとのペアを図5に示すように設定する。ここで、図5
のL1〜L4及びR1〜R4は図2の各エリアに対応し
ている。
【0017】次に対応点抽出部114は、上記のテンプ
レートマッチング法により対応点を抽出する。図6は図
2の領域L1とR2間で対応点を抽出し、結果をフロー
F11、F12、…として表わしたものであり、左上隅
を原点として領域L1及び領域R2の座標及びテンプレ
ートを同時に示したものである。図6において、右端の
各領域はテンプレートT11、T12、…、T27を示
す。また、フローF11は、テンプレートT11の中心
の座標(x11,y11)と対応点の座標(x′11,
y′11)との差(Δx11,Δy11)を表わす。他
のフローについても同様である。
【0018】対応点抽出部114においては、検出され
る対応点の座標を基にフローを生成し、x方向及びy方
向のフローに対してヒストグラムを作成する。図7は、
図6により得られる対応点のフローを基に作成したヒス
トグラムの概略である。ここでは、説明のために図7を
x方向のフローを基に作成したものとする。ヒストグラ
ムの幅としては任意の値を設定することが可能である。
図7においては、幅を5と設定している。
【0019】ヒストグラム作成後、最大度数を与えるフ
ローを抽出する。図7においてはΔxmin+10〜Δx
min+15が最大度数を与えるフローである。y方向につい
ても同様に最大度数を与えるフローを抽出する。対応点
抽出部114は、ヒストグラム処理により抽出された最
大度数を与えるフロー以外の対応点ペアをノイズとして
除去する。
【0020】図8はヒストグラムによりノイズ除去を実
行した後に残った対応点のペアを表わしたものである。
図6と比較してノイズ成分が除去されたものとなってい
る。
【0021】次に評価データ演算部115は、2つの画
像の配置を決定するための評価データを生成する。評価
データとしては図6に示すテンプレート切り出しエリア
において切り出されたテンプレートの数をTN、ヒスト
グラム処理によるノイズ除去後に残ったテンプレートの
数をTKとして以下の式により生成する。 D1=TK/TN×100(%) ………(2) 図6及び図8の例では、TN=14、TK=8であり、
D1=57(%)となる。
【0022】図5に示す〜の4つの配置について、
上記の対応点抽出、ヒストグラム処理及び評価データの
演算処理を施し、評価データD1〜D4が生成される。
【0023】次に配置情報抽出部116において、生成
された評価データD1〜D4を比較し、そのうちの最大
の評価データを与える方向を抽出する。例えばD1が最
大であると検出されると、2つの画像の配置は図9
(a)に示すものとする。尚、図9の(a)〜(d)の
配置は図5の〜のペアに対応している。
【0024】次に画像合成部117は、配置情報抽出部
116において得られる配置情報及び抽出された配置に
おいて検出された対応点の座標データを基に合成のため
のパラメータを抽出する。画像合成部117は、アフィ
ン変換により以下の式を用いて2つの画像を合成する。
【0025】
【数2】
【0026】次に(3)式に従い生成された合成画像
は、画像書き込み部118によりメモリあるいは記録媒
体等に書き込まれる。また、合成された画像を不図示の
表示部に表示してもよい。
【0027】(第2の実施の形態)図10は第2の実施
の形態を示すもので、特徴的な部分は、エッジ画像生成
部119及び対応点抽出部120である。その他の部分
については、第1の実施の形態による図1と同様の機能
及び動作を有するものであり説明を省略する。エッジ画
像生成部119は、入力した画像を基にエッジ画像を生
成する。エッジ画像生成のためのマスクとして例えば以
下のものを用いる。
【0028】
【数3】
【0029】また、エッジ画像L′及びR′は、次式に
より生成する。
【0030】
【数4】
【0031】生成したエッジ画像に対して第1の実施の
形態と同様に領域設定部113において配置情報を得る
ための領域を設定する。
【0032】対応点抽出部120においては、エッジ画
像において図3に示すようにテンプレートを設定する
が、このとき以下の処理を新たに追加する。即ち、各テ
ンプレート内の画素値つまりエッジのレベルをしきい値
Sと比較する。例えば5×5のテンプレートの場合25
のエッジ強度としきい値Sとを比較し、しきい値以上の
エッジの数kを求める。
【0033】次に、このエッジの数kがしきい値Sn
上であるか否かを検出し、しきい値Sn 以下の場合に
は、そのテンプレートを対応点抽出に用いない。従っ
て、評価データ演算部115において用いる、切り出し
たテンプレートの数TNにはエッジの数kがしきい値S
n 以下のテンプレートは含めない。以下の処理は、第1
の実施の形態と同様に行われる。
【0034】これにより、特徴点の少ない画像及び濃度
差の大きい画像を用いるために生じる誤対応を防止する
ことができ、配置情報抽出の精度を向上することができ
る。
【0035】(第3の実施の形態)図11は第3の実施
の形態を示すもので、特徴的な部分は、粗画像生成部1
21及び2つの対応点抽出部122である。その他の部
分については、第1、2の実施の形態による図1、図1
0と同様の機能及び動作を有するものであり説明を省略
する。本実施の形態においては、読み込んだ画像を縮小
した粗画像により配置情報を抽出し、粗画像により得ら
れる対応点のフローを基に元の画像において画像間の重
複領域を予測し対応点検出を実行することにより、処理
時間の短縮と合成時の精度向上を図るものである。
【0036】次に図11の動作を説明する。粗画像生成
部121は、読み込んだ画像W×HをW/2×H/2に
縮小した粗画像に変換する。変換は次式により行う。 P′i,j =(P2i,2j +P2i+1,2j +P2i,2j+1 +P2i+1,2j+1 )/4 i=0…W/2,j=0…H/2 ………(6) ここで、P′は粗画像の画素値であり、Pは元の画像の
画素値である。尚、ここでは元の画像の縦及び横を1/
2に縮小した画像を素画像としているが、これに限るも
のではなく1/4あるいは1/8に縮小した画像を素画
像としてもよいことは言うまでもない。
【0037】次にL及びRの粗画像をLs 及びRs
し、作成した粗画像Ls 、Rs を基に第2の実施の形態
と同様の方式により配置情報を抽出する。配置情報抽出
後、配置情報抽出の際に用いた対応点の最大フローF
max を基に元の画像のエッジ画像L′及びR′における
重複領域を予測する。
【0038】図12に重複領域予測の概略を示す。図1
2は元の画像のエッジ画像L′及びR′において、対応
点のフローを基に予測される重複領域(斜線部)及びサ
ーチエリアの概略である。最大フローFma x (Δ
max ,Δymax )が縦・横1/2に縮小された粗画像
において得られている場合、重複領域は(W−Δxmax
×2,H−Δymax ×2)の領域となる。
【0039】また、サーチエリアは図12の画素L′
(x,y)に対応する点を粗画像により得られている最
大フローを基に予測し、その点を中心として設定するこ
とが可能である。以上のように粗画像の対応点抽出結果
を基に予測される重複領域及びサーチエリアにより再度
対応点を抽出し、以下第2の実施の形態と同様に合成画
像を生成する。
【0040】(第4の実施の形態)これまで説明した各
実施の形態においては2枚の画像の合成について示して
いるが、第4の実施の形態は3枚以上の合成について示
す。図13は3枚以上の画像から配置を自動的に検出し
て合成する場合の概略を示したものである。ここでは、
図13(a)に示す4枚の画像900〜903の合成に
ついて示す。
【0041】図13(b)は、まず最初の2枚の画像9
00、901の合成について示したものである。この場
合には、前述の各実施の形態と同様に配置検出のための
領域L1〜L4及びR1〜R4を設定して配置を抽出す
る。配置抽出の方式としては、第1の実施の形態と同様
に(1)式によるテンプレートマッチング法、ヒストグ
ラム処理による誤対応点成分の除去を用いることができ
る。
【0042】また、評価データとして(1)式により各
テンプレート毎に得られる最小の残差Emin (x,y)
の平均値を用いることも可能である。即ち、図5の〜
の4つの配置について、各方向毎の残差の平均値D
1′〜D4′を評価データとして画像間の配置を抽出す
る。
【0043】合成に用いる画像が4つの場合には、 4
2 通りの画像の組み合わせについて上記処理を実行し、
評価データとして用いる残差の平均値を計算し、その最
小値を与える2つの画像を選択し、さらに最小の残差の
平均値を与える方向に従い画像合成する。図13(b)
においては、上記の処理に従い画像900と901が選
択され、さらに最小の残差の平均値を与える方向である
L1とR1の方向に従い合成が実行される。
【0044】図13(c)の画像910は、画像900
及び901を合成した結果の画像である。合成画像91
0に対して前述と同様に配置情報抽出のための領域L1
〜L4を設定し、これと図13(a)の残りの画像90
2及び903との間で配置情報抽出のための評価データ
を生成する。図13(c)においては、画像910と画
像902が最小の残差の平均値を与えるペアとして選択
され、さらに最小の残差の平均値を与える方向であるL
4とR3の方向に従い合成が実行される。
【0045】この場合、L1とR2の領域間の対応点に
より既に配置情報が抽出されているので、画像910に
おいて点線で囲まれたL1とR2に対応する領域につい
ての対応点を探索する必要はない。
【0046】図13(d)の画像911は、画像910
及び画像902を合成した結果である。画像911に対
して同様に配置情報抽出のための領域L1〜L4、L
1′及びL4′を設定し、これと画像903との間で配
置情報抽出のための評価データを生成する。以下前述と
同様の処理により、最小の残差の平均値を与える方向に
従い各々の画像を合成する。ここでは、4画像の合成に
ついて示したが、それ以上の画像についても上記の処理
の拡張により対応可能であることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の画像を入力し、入力した複数の画像間の
配置情報を自動的に抽出することができるので、画像の
配置を設定するための煩わしい操作が不要となる。
【0048】また、請求項2の発明によれば、対応点抽
出の際の誤対応成分を除去するので、誤対応成分により
誤った配置情報を抽出する事態を防止することができ、
検出精度を向上させることができる。また、請求項3の
発明によれば、対応点抽出の際の候補点の数及び抽出後
の対応点の数を基に評価情報を生成するので、複雑な演
算を要せずに短時間で配置情報を抽出することができ
る。
【0049】また、請求項4の発明によれば、エッジ画
像を基に対応点を抽出するので画像間の濃度差による誤
対応を防止することができ、精度の高い対応点抽出及び
画像合成を行うことができる。また、請求項5の発明に
よれば、候補点をエッジ情報を基に設定しているので、
特徴的な部分で対応点抽出を行うことができ、誤対応の
発生要因を対応点抽出処理実行前に除去することができ
る。また、請求項6の発明によれば、縮小画像を基に配
置情報を抽出しているので処理時間を短縮することがで
きる。
【0050】また、請求項7の発明によれば、縮小画像
により配置情報を抽出すると共に、原画像を用いて対応
点抽出処理を再度実行することにより、短時間でかつ精
度の高い合成画像を生成することができる。
【0051】さらに請求項8、9の発明によれば、不必
要な対応点抽出処理を行わなくて済むので処理を高速化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】配置情報抽出に用いる画像領域を説明するため
の構成図である。
【図3】テンプレートマッチング法を説明するための構
成図である。
【図4】テンプレートマッチング法を説明するための構
成図である。
【図5】配置情報抽出に用いる領域の対応を説明するた
めの構成図である。
【図6】対応点抽出処理の概略を示す構成図である。
【図7】対応点抽出処理のヒストグラム処理を示す特性
図である。
【図8】対応点抽出の誤対応除去の概略を示す構成図で
ある。
【図9】画像の配置を示す構成図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図
である。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図
である。
【図12】対応点抽出の概略を示す構成図である。
【図13】配置情報抽出の概略を示す構成図である。
【符号の説明】
110 記録媒体 111 画像読み込み部 112 画像展開部 113 領域設定部 114 対応点抽出部 115 評価データ生成部 116 配置情報抽出部 117 画像合成部 118 画像書き込み部 119 エッジ画像生成部 121 粗画像生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽鳥 健司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される複数の画像間の対応点を抽出
    する対応点抽出手段と、 上記抽出された対応点に基づいて上記複数の画像を配置
    する配置情報を抽出する配置情報抽出手段と、 上記抽出された配置情報及び対応点に基づいて上記複数
    の画像を合成する画像合成手段とを備えた画像合成装
    置。
  2. 【請求項2】 上記対応点抽出手段は、上記対応点を抽
    出するための複数の候補点を上記複数の画像に設定し、
    この複数の候補点について対応点抽出処理を行い、この
    処理により得られる対応点情報の誤対応成分を除去する
    ことにより対応点を得ることを特徴とする請求項1記載
    の画像合成装置。
  3. 【請求項3】 上記配置情報抽出手段は、上記複数の候
    補点の数及び誤対応成分除去後の対応点の数の評価情報
    を生成し、この評価情報を基に配置情報を抽出すること
    を特徴とする請求項2記載の画像合成装置。
  4. 【請求項4】 上記対応点抽出手段は、上記複数の画像
    のエッジ画像を生成し、この生成したエッジ画像を基に
    対応点抽出を行うことを特徴とする請求項1記載の画像
    合成装置。
  5. 【請求項5】 上記対応点抽出手段は、上記対応点を抽
    出するための複数の候補点を上記複数の画像に設け、こ
    の候補点はその候補点の周辺のエッジ情報を基に設定す
    ることを特徴とする請求項4記載の画像合成装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の画像の縮小画像を生成する縮
    小画像生成手段を設け、上記対応点抽出手段は、複数の
    上記縮小画像間の対応点を抽出し、上記配置情報抽出手
    段は上記抽出された対応点に基づいて上記複数の画像の
    配置情報を抽出することを特徴とする請求項1記載の画
    像合成装置。
  7. 【請求項7】 入力された複数の画像の縮小画像を生成
    する縮小画像生成手段と、 複数の上記縮小画像間の対応点を抽出する第1の対応点
    抽出手段と、 上記抽出された対応点に基づいて上記複数の画像を配置
    する配置情報を抽出する配置情報抽出手段と、 上記抽出された配置情報と上記抽出された縮小画像間の
    対応点に基づいて上記複数の画像間の対応点を抽出する
    第2の対応点抽出手段と、 上記抽出された配置情報及び上記複数の画像間で抽出さ
    れた対応点に基づいて上記複数の画像を合成する画像合
    成手段とを備えた画像合成装置。
  8. 【請求項8】 上記対応点抽出手段は、上記対応点を抽
    出する領域を上記複数の画像に設定することを特徴とす
    る請求項1記載の画像合成装置。
  9. 【請求項9】 上記画像合成手段は、2つの画像を合成
    した後、この合成された画像と他の画像とについて上記
    対応点抽出手段が上記領域を設定して対応点を抽出する
    ように成され、この際、上記2つの画像に設定された領
    域については対応点抽出処理は行わないことを特徴とす
    る請求項8記載の画像合成装置。
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