JPH09321925A - 画像形成装置のノイズ遮蔽方法 - Google Patents

画像形成装置のノイズ遮蔽方法

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JPH09321925A
JPH09321925A JP8160819A JP16081996A JPH09321925A JP H09321925 A JPH09321925 A JP H09321925A JP 8160819 A JP8160819 A JP 8160819A JP 16081996 A JP16081996 A JP 16081996A JP H09321925 A JPH09321925 A JP H09321925A
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Kazunari Yamada
一成 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナ・プリンタ開閉型の画像形成装置に
おいて、接地性、防振性を向上させ、また、ハーネスか
らの不要輻射ノイズを遮蔽することができる画像形成装
置のノイズ遮蔽方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 スキャナ部1とプリンタ部2と画像処理
部を有し、画像処理部はプリンタ部2の天板上に位置
し、スキャナ部1とプリンタ部2はヒンジ構造で開閉可
能な構成を有する画像形成装置において、スキャナ部
1、プリンタ部2、画像処理部を接続するワイヤハーネ
ス47を、凹型の形状の導電性弾性部材41の凹部に固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装
置におけるノイズ遮蔽方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているスキャナ部とプ
リンタ部がそれぞれ分離可能な構成のデジタル複写機等
の画像形成装置は、以下のような2種類に大別すること
ができる。一つは、スキャナ・プリンタ完全分離型であ
り、スキャナ部とプリンタ部が完全に分離して、かつ各
々が一つの構成体としてユニットを構成し、電気的には
電源ケーブルや信号ケーブルで接続されているものであ
る。また、設置に当たっては、プリンタ部上部にスキャ
ナ部を乗せた形となり、ネジ等による固定は行われな
い。もう一つは、スキャナ・プリンタ開閉型であり、ス
キャナ部とプリンタ部は開閉可能に分離されてはいる
が、ヒンジ構造又はスライド構造となっていて、拡張性
及びメンテナンス性を求めた構造となっており、通常は
ネジ等により固定されて一体構造となっているものであ
る。
【0003】特開平4−296152号公報に記載され
ているように、スキャナ・プリンタ完全分離型の場合に
おいては、スキャナ部とプリンタ部の隙間のプリンタ部
天板周囲に、複数個の導電性部材を全周を取り囲むよう
に配置し、スキャナ部底板に導電性部材の一部が嵌合す
る凹部を設け、不要複写ノイズの遮蔽、振動防止のため
の防振や制振、熱の遮断を行うことが知られている。導
電性部材はバネ性を持った金属の板バネを使用してお
り、隙間を完全に塞ぐようには構成されておらず、かつ
スキャナ・プリンタ完全分離型の場合は確実に固定され
ていないため接地性についても完全ではない。また、特
開平4−296152号公報には、スキャナ・プリンタ
完全分離型についてのみしか言及されておらず、スキャ
ナ・プリンタ開閉型には触れられていない。
【0004】また、スキャナ・プリンタ開閉型の場合に
も、スキャナ・プリンタ完全分離型と同様に、導電性部
材を設けることにより、不要複写ノイズを遮蔽してい
た。
【0005】実際に不要複写ノイズが発生する経路は、
各種画像データを処理している基板自身ではなく、基板
に接続されたワイヤハーネスからの不要輻射ノイズが殆
どである。さらに、ワイヤハーネスが電源ライン、信号
ラインと混在して引き回されているために、相互に干渉
し機器外部に不要輻射ノイズが放射されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、スキャナ・プリンタ開閉型の場合において、
接地性、防振性を向上させ、また、ハーネスからの不要
輻射ノイズを遮蔽することができる画像形成装置のノイ
ズ遮蔽方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、原稿を露光し、その反射光を
CCD 等の光学読み取りセンサで読み取り、所定の
信号レベルに変換し、その信号レベルを画像処理のため
に適当な処理を施す画像読み取り手段を含むスキャナ部
と、静電潜像を形成し 、静電潜像を可視化すべく現像
を行い、得られた可視像を転写紙に転写し、その後定着
部により転写像を得るレーザー等の光書込部や一連の作
像機構及び転写紙搬送機構を含むプリンタ部と、スキャ
ナ部からの画像データを基に画像データに適当な加工処
理を行い、光書込データに変換する画像処理部を有して
なり、スキャナ部とプリンタ部は分離可能であり、画像
処理部はプリンタ部の天板上に位置し、かつ、スキャナ
部とプリンタ部はヒンジ構造で開閉可能な構成を有する
画像形成装置において、スキャナ部、画像処理部、プリ
ンタ部を接続するワイヤハーネスは、導電性弾性部材を
ガイド部材として固定したことを特徴とする。
【0008】前記課題を解決するために請求項2記載の
発明は、請求項1記載の発明において、導電性弾性部材
は凹型の形状とし、プリンタ部の天板上に固定して、ワ
イヤハーネスを導電性弾性部材の凹部内に配置し、さら
にワイヤハーネス上部をスキャナ部底板にて覆ったこと
を特徴とする。
【0009】前記課題を解決するために請求項3記載の
発明は、請求項1記載の発明において、ワイヤハーネス
外周にメッシュ状のシールドテープを巻き付け、導電性
弾性部材の凹部内に配置したことを特徴とする。
【0010】前記課題を解決するために請求項4記載の
発明は、請求項1記載の発明において、導電性弾性部材
の凹部断面積を、ワイヤハーネスの断面積より小さくし
たことを特徴とする。
【0011】前記課題を解決するために請求項5記載の
発明は、請求項1記載の発明において、導電性弾性部材
の構成を内部は弾性部材、外皮を導電性繊維部材とした
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる画像形成装置のノイズ遮断方法について説明す
る。図1において、カラー画像読み取り装置(以下カラ
ースキャナーという)1では、照明ランプ4から発せら
れた照明光は、原稿3の表面で反射され、反射光は第1
ミラー5−1、第2ミラー5−2、第3ミラー5−3の
順に反射されて、レンズ6を介してカラーセンサー7に
結像し、原稿3のカラー原稿画像を、例えばBlue
(以下Bとする)、Green(以下Gとする)、Re
d(以下Rとする) の色分解光ごとに読み取り、電気
的な画像信号に変換する。
【0013】カラーセンサー7は、本発明の実施の形態
では、B、G、Rの色分解手段とCCD等の光電変換素
子で構成されており、3色同時に読み取りを行う。そし
て、このカラースキャナー1で読み取ったB、G、Rの
色分解画像信号強度レベルを基にして、図示しない画像
処理部で色変換処理を行い、Black(以下BKとす
る)、Cyan(以下Cとする)、Magenta(以
下Mとする)、Yel−low(以下Yとする)のカラ
ー画像データを得る。このカラー画像データを次に示す
カラー画像記録装置(以下カラープリンターという)2
によって、BK、C、M、Yの顕像化を行い、これを重
ね合わせて4色カラー画像を形成する。
【0014】次にカラープリンター2の概要を説明す
る。書き込み光学ユニット8では、カラースキャナー1
からのカラー画像データを光信号に変換し、原稿画像に
対応した光書き込みを行い、感光体ドラム9に静電潜像
を形成する。書き込み光学ユニット8は、レーザー8−
1と図示しない発光駆動制御部、ポリゴンミラー8−2
とその回転用モータ8−3、f/θレンズ8−4や反射
ミラー8−5等で構成されている。レーザー8−1から
の光は、高速で回転するポリゴンミラー8−2に導か
れ、感光体ドラム9上を往復運動する光ビームに変換さ
れる。レーザー光は、コンピューターにより、ON/O
FF制御されて感光体ドラム9に画像が露光される。
【0015】感光体ドラム9は、矢印のように反時計方
向に回転する。感光体9の回りには、クリーニング前除
電器を含む感光体クリーニングユニット10、除電ラン
プ11、帯電体12、電位センサー13、BK現像器1
4、C現像器15、M現像器16、Y現像器17、現像
濃度パターン検知器18、中間転写ベルト19等が配置
されている。まず初めに、帯電体12により感光体ドラ
ム9の外周面は均一に帯電される。次に、均一に帯電さ
れた感光体ドラム9の外周面に対して、カラースキャナ
1により原稿3の像を走査することによって得られる画
像情報に基づき、レーザー8−1をON/OFF制御し
ながら感光体ドラム9上に露光し、原稿3の像に対応し
た静電潜像を形成する。次に、感光体ドラム9の外周面
の静電潜像が形成されていない周縁部の静電付加を除電
ランプ11によって除去する。感光体ドラム9の外周面
の静電潜像は、BK現像器14、C現像器15、M現像
器16、Y現像器17によって、それぞれの色のトナー
により顕像化され、この顕像化された像は、中間転写ベ
ルト19の介在のもとに転写紙に転写される。転写後
は、感光体ドラム9の外周面に残留したトナーがクリー
ニングユニット10によって回収される。転写紙は、搬
送ベルト21により定着装置22内に搬送され、定着ロ
ーラ23、加圧ローラ24により定着され、排紙トレイ
25又はソータのビン上に送られる。
【0016】各現像器14〜17は、図示していない
が、静電潜像を現像するために、現像剤の穂を感光体9
の表面に接触させて回転する現像スリーブと、現像剤を
汲み上げ、撹拌するために回転する現像パドル、及び現
像剤のトナー濃度検知センサー等で構成されている。待
機状態では、4個の現像器14〜17の全ての現像スリ
ーブ上の現像剤は現像不作動の穂切り状態になってい
る。現像動作の順序であるカラー画像形成順序が、B
K、C、M、Yの順序である場合を例にして以下に説明
する。ただし、画像形成順序はこれに限定されるもので
はない。
【0017】コピー動作が開始されると、カラースキャ
ナ1で所定のタイミングからBKの画像データの読み取
りが開始され、この画像データに基づき、レーザー光に
よる書き込みが行われ、感光体9上にBK潜像形成が始
まる。(以下、BK画像データによる静電潜像をBK潜
像という。C、M、Yについても同様である)。このB
K潜像の先端部から現像可能とすべくBK現像器14の
現像位置にBK潜像先端部が到達する前に、図示しない
現像スリーブを回転開始して現像剤の穂立てを行い、B
K潜像をBKトナーで現像する。そして、以後BK潜像
領域の現像動作を続けるが、BK潜像後端部がBK現像
位置を通過した時点で、速やかにBK潜像スリーブ上の
現像剤の穂切りを行い、現像不作動状態にする。これは
少なくとも次のC画像データによるC潜像先端部が到達
する前に完了させる。なお、穂切りは現像スリーブの回
転方向を現像動作中とは逆方向に切り替えることで行
う。
【0018】感光体9上に形成したBKトナー像は、感
光体9と等速で駆動されている中間転写ベルト19の表
面に転写される。(以下、感光体9から中間転写ベルト
19へのトナー像転写をベルト転写という)。ベルト転
写は、感光体9と中間転写ベルト19が接触状態におい
て、転写バイアスローラ20に所定のバイアス電圧を印
加することで行う。なお、中間転写ベルト19には、感
光体9に順次形成するBK、C、M、Yのトナー像を同
一面に順次位置合わせして、4色重ねベルト転写画像を
形成し、その後転写紙に一括転写を行う。
【0019】感光体9側では、BK工程の次にC工程に
進むが、所定のタイミングからカラースキャナー1によ
るC画像データ読み取りが始まり、その画像データによ
るレーザー光書き込みが行われ、感光体9上にC潜像形
成を行う。C現像器15はその現像位置に対して、先の
BK潜像後端部が通過した後で、かつ、C潜像の先端が
到達する前に図示しない現像スリーブの回転を開始し
て、現像剤の穂立てを行い、C潜像をCトナーで現像す
る。以後、C現像領域に現像を続けるが、C潜像後端部
が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様に、現
像スリーブ上の現像剤の穂切りを行う。これも次のM潜
像先端部が通過する前に完了させる。なお、M及びYの
工程については、それぞれ画像データの読み取り、潜像
形成、現像の動作が上述のBK、Cの工程と同様である
ので省略する。
【0020】図2、図3を用いて、スキャナ部1とプリ
ンタ部2について以下で説明する。図2では、カラース
キャナー1がカラープリンター2の図示しないヒンジ部
を支点に開放された状態を示している。図3は、カラー
プリンタ2の上部の斜視図である。カラープリンタ2の
上部には、横断面が凹状の導電性弾性部材41が、画像
処理プリント基板46に接続されるワイヤハーネス47
の経路を確保するように配置されている。画像処理プリ
ント基板46に接続されたワイヤハーネス47は、凹状
の導電性弾性部材41の凹部の内側に配置されている。
カバー48は、カラープリンター2の上部に配置された
画像処理プリント基板46を覆い、カラープリンタ2の
天板となるように配置されている。ワイヤーハーネス4
7の外周にはメッシュ状のシールドテープを巻き付ける
ことにより、導電性弾性部材41を介して接地させるこ
とができ、作業性の向上を図ることができる。なお、ワ
イヤーハーネス47は、プリント基板46を動作させる
ためにプリンタ2とプリント基板46を接続させるため
のもので、電源ラインハーネス、信号ラインハーネス、
画像データラインハーネスの3種類を含んでいる。
【0021】通常使用時は、カラースキャナー1とカラ
ープリンター2を閉じた状態にすることにより、ワイヤ
ハーネス47は、上部をカラースキャナー1のカバー4
8で完全にシールドされることになる。なお、カラース
キャナー1とカラープリンター2を閉じた状態で固定す
るには、スキャナー部前側固定部分43、スキャナー部
後側固定部分44を前側固定ネジ42、後側固定ネジ4
5により4点支持として固定する。
【0022】カラースキャナー1のカバー48とカラー
プリンタ2上部に配置された凹状の導電性弾性部材41
により、画像処理プリント基板46に接続されたワイヤ
ハーネス47は確実にシールドされ、不要輻射ノイズの
防止を行うことができる。特に、ケーブルからの輻射に
起因する300(MHz)程度以上の高周波ノイズの防
止に効果がある。
【0023】図4は、カラープリンタ2の上部に配置さ
れた凹状の導電性弾性部材41の凹部内に画像処理プリ
ント基板46に接続されるワイヤハーネス47の束線を
配置し、カラースキャナー1の底板を固定する前の断面
図である。凹状の導電性弾性部材41は、外皮が導電性
繊維部材41−1で、内部が弾性部材41−2で構成さ
れている。カラープリンタ2の天板は、図示のように凹
状の導電性弾性部材41を配置するために、窪んだ形状
となっている。凹状の導電性弾性部材41の高さをa、
カラープリンタ2の天板の底部2−1から天部2−2ま
での寸法をb、凹状の導電性弾性部材41の圧縮率をk
(0.6〜0.8程度)とすると、b=k×aの関係が
ある。なお、導電性繊維部材41−1はシルバーコーテ
ィングを施したナイロンファブリック繊維やスズメッキ
銅等の金属ワイヤメッシュ等を使用し、弾性部材41−
2は、発砲ポリウレタンやカーボン入りシリコンゴム等
の素材を使用する。
【0024】図5は、カラースキャナー1の底板を、カ
ラープリンタ2の上部に配置された凹状の導電性弾性部
材41に固定した後の断面図である。図示の状態では、
凹状の導電性弾性部材41は圧縮率kで圧縮された状態
である。図4に示したように、導電性弾性部材41の凹
部の断面積は、ワイヤハーネス47の断面積より小さい
が、図5のようにスキャナ部1の底板により圧縮され
て、ワイヤハーネス47は導電性弾性部材41の凹部内
に固定される。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿を露
光し、その反射光を CCD 等の光学読み取りセンサ
で読み取り、所定の信号レベルに変換し、その信号レベ
ルを画像処理のために適当な処理を施す画像読み取り手
段を含むスキャナ部と、静電潜像を形成し 、静電潜像
を可視化すべく現像を行い、得られた可視像を転写紙に
転写し、その後定着部により転写像を得るレーザー等の
光書込部や一連の作像機構及び転写紙搬送機構を含むプ
リンタ部と、スキャナ部からの画像データを基に画像デ
ータに適当な加工処理を行い、光書込データに変換する
画像処理部とを有してなり、スキャナ部とプリンタ部は
分離可能であり、画像処理部はプリンタ部の天板上に位
置し、かつ、スキャナ部とプリンタ部はヒンジ構造で開
閉可能な構成を有する画像形成装置において、スキャナ
部、画像処理部、プリンタ部を接続するワイヤハーネス
は、導電性弾性部材をガイド部材として固定したため、
ワイヤハーネスからの不要複写ノイズ、高調波ノイズを
導電性弾性部材で遮蔽することが防止すると共に、導電
性弾性部材の弾性力によりワイヤハーネスの固定を確実
に行うことができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、導電性弾性部材は凹型の形状とし、
プリンタ部の天板上に固定して、ワイヤハーネスを導電
性弾性部材の凹部内に配置し、さらにワイヤハーネス上
部をスキャナ部底板にて覆ったため、ワイヤハーネス全
周がシールドされ、不要輻射ノイズを遮断することがで
きると共に、電源ライン、信号ラインを分離して引き回
することができ、相互の影響等もなくすことができる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、ワイヤハーネス外周にメッシュ状の
シールドテープを巻き付け、導電性弾性部材の凹部内に
配置したため、メッシュ状のシールドテープの接地を、
導電性弾性部材によって行うことができ、ワイヤハーネ
スの接地に接地用の部材を使用したり、ワイヤハーネス
側に加工性のよくないアース線をはんだ付けする等の作
業を削減することができる。
【0028】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、導電性弾性部材の凹部断面積を、ワ
イヤハーネスの断面積より小さくしたことにより、ワイ
ヤハーネスの固定が確実になり、スキャナ部の開閉の際
の挟み込み等の心配がなくなる。また、メッシュ状のシ
ールドテープを使用した場合は、接地の安定化も図るこ
とができる。
【0029】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、導電性弾性部材の構成を内部は弾性
部材、外皮を導電性繊維部材としたことにより、ワイヤ
ハーネスの接地に接地用の部材を使用したり、ワイヤハ
ーネス側に加工性のよくないアース線をはんだ付けする
必要がなく、製造ラインでのワイヤハーネスの組み付
け、固定が容易になるため、確認工程が削減できると共
に、装置全体の軽量化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置の実施の形態を示
す側面図である。
【図2】同上実施の形態のスキャナ部、プリンタ部の開
放状態を示す斜視図である。
【図3】同上実施の形態のプリンタ部上部の斜視図であ
る。
【図4】同上実施の形態において、カラースキャナーの
底板をカラープリンタの上部に配置された凹型の導電性
弾性部材に固定する前を示す断面図である。
【図5】同上実施の形態において、カラースキャナーの
底板をカラープリンタの上部に配置された凹型の導電性
弾性部材に固定した後を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カラースキャナ 2 カラープリンタ 7 カラーセンサー 8 書き込み光学ユニット 41 導電性弾性部材 41−1 導電性繊維部材 41−2 弾性部材 47 ワイヤハーネス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を露光し、その反射光を CCD
    等の光学読み取りセンサで読み取り、所定の信号レベル
    に変換し、その信号レベルを画像処理のために適当な処
    理を施す画像読み取り手段を含むスキャナ部と、静電潜
    像を形成し、静電潜像を可視化すべく現像を行い、得ら
    れた可視像を転写紙に転写し、その後定着部により転写
    像を得るレーザー等の光書込部や一連の作像機構及び転
    写紙搬送機構を含むプリンタ部と、スキャナ部からの画
    像データを基に画像データに適当な加工処理を行い、光
    書込データに変換する画像処理部とを有してなり、スキ
    ャナ部とプリンタ部は分離可能であり、画像処理部はプ
    リンタ部の天板上に位置し、かつ、スキャナ部とプリン
    タ部はヒンジ構造で開閉可能な構成を有する画像形成装
    置において、スキャナ部、画像処理部、プリンタ部を接
    続するワイヤハーネスは、導電性弾性部材をガイド部材
    として固定したことを特徴とする画像形成装置のノイズ
    遮蔽方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、導電性弾
    性部材は凹型の形状とし、プリンタ部の天板上に固定し
    て、ワイヤハーネスを導電性弾性部材の凹部内に配置
    し、さらにワイヤハーネス上部をスキャナ部底板にて覆
    ったことを特徴とする画像形成装置のノイズ遮蔽方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、ワイヤハ
    ーネス外周にメッシュ状のシールドテープを巻き付け、
    導電性弾性部材の凹部内に配置したことを特徴とする画
    像形成装置のノイズ遮蔽方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明において、導電性弾
    性部材の凹部断面積を、ワイヤハーネスの断面積より小
    さくしたことを特徴とする画像形成装置のノイズ遮蔽方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発明において、導電性弾
    性部材の構成を内部は弾性部材、外皮を導電性繊維部材
    としたことを特徴とする画像形成装置のノイズ遮蔽方
    法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008141488A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Toshiba Corp 画像形成装置およびシールドハーネス
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