JPH09320083A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH09320083A
JPH09320083A JP3447897A JP3447897A JPH09320083A JP H09320083 A JPH09320083 A JP H09320083A JP 3447897 A JP3447897 A JP 3447897A JP 3447897 A JP3447897 A JP 3447897A JP H09320083 A JPH09320083 A JP H09320083A
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JP
Japan
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objective lens
lens holder
driving device
optical axis
holder
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JP3447897A
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English (en)
Inventor
Koichi Nagai
宏一 永井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造でありながら、フォーカス方向,ト
ラッキング方向のみならず、光軸の傾きを発生する2軸
の回転も補正可能に構成された対物レンズ駆動装置を提
供する。 【解決手段】ディスク1 にレーザビームを照射する対物
レンズ10を保持する対物レンズホルダ13は永久磁石から
形成されている。対物レンズホルダ13の周囲にはヨーク
15a,15b が配置され、フォーカスコイル16a,16b,16c,16
d およびトラッキングコイル17a,17b が固着されてい
る。対物レンズホルダ13の一側面には、ワイヤ状の可撓
性部材14の一端が接続され、対物レンズホルダ13を吊設
支持している。対物レンズホルダ13には可撓性部材14の
軸方向を除く5自由度の移動成分が与えられるため、対
物レンズ10の光軸の傾きを発生させることができる。し
たがって、対物レンズ10のコマ収差が減り、高密度な記
録再生が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどの
情報記録媒体に対する情報の記録・再生時に用いられる
対物レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、コンパクトディスク(C
D)やレーザディスク(LD)に代表されるように、レ
ーザ光を用いて情報の再生を行う光ディスク装置が広く
普及している。また最近では、光ディスク装置はコンピ
ュータの記憶装置として利用されるようになっている。
【0003】光ディスクに対する情報の記録・再生を行
う場合、対物レンズを用いて光ディスク面にレーザピー
ムを焦束しスポットを形成することにより行う。このス
ポットのサイズが小さければ小さい程、光ディスクに対
する記録密度を高くすることができる。
【0004】一方、前述のスポットサイズをできるだけ
小さな状態に保つためには、対物レンズの光軸が光ディ
スク面に対してできるだけ直角となるように照射し、コ
マ収差が発生しにくい状態となるように制御することが
大切である。
【0005】このような制御を行い得る対物レンズ駆動
装置として、例えば図10に示された構造が知られてい
る。同図において、対物レンズ90は、長円状に湾曲形成
された4本のワイヤ92によって、対物レンズホルダ91を
支持している。そして、対物レンズホルダに取り付けた
4つのフォーカスコイル94と、2つのトラッキングコイ
ル93により、フォーカス方向,トラッキング方向のみな
らず、光軸の傾きを発生する2軸の回転も補正可能とな
るように、合計4軸の自由度を実現している。
【0006】しかしながら、この従来例の構造では、ト
ラッキング方向とフォーカス方向とにそれぞれ直交する
方向の剛性が極めて弱い。また、4本のワイヤを湾曲状
態に成形する必要があるため、加工精度や取り付け精度
を均一に保つのが難しく、特性が安定した装置を製造し
にくい。また、ワイヤの形状にばらつきが大きいと駆動
特性がアンバランスになり、所望の動作特性を実現する
ことが極めて難しくなり、非実用的でなくなってしま
う。また、可動部内部にヨークが入っているため、可動
部が大型化し、またそのため、コイルの電磁力発生点か
ら対物レンズ位置までの長さも長くなり、剛性が低下し
やすく、高い制御帯域を得るのが難しいという問題があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の対
物レンズ駆動装置は、その構造が複雑であったために装
置の小型化が阻まれ、制御帯域を高くすることができず
高精度の位置決めが困難であった。
【0008】そこで本発明は、簡単な構造でありなが
ら、フォーカス方向,トラッキング方向のみならず、光
軸の傾きを発生する2軸の回転も補正可能に構成された
対物レンズ駆動装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は光学的情報記録媒体にレーザビームを照
射する対物レンズと、前記対物レンズを保持する対物レ
ンズ保持体と、一端を前記対物レンズ保持体に接続し、
前記対物レンズ保持体を吊設支持する単数本の可撓性部
材と、前記対物レンズ保持体を電磁駆動する手段と、を
有する対物レンズ駆動装置とした。
【0010】なお、上記の構成において、前記対物レン
ズ保持体が磁気特性を備えるように構成することができ
る。また、前記電磁駆動手段は、前記対物レンズ保持体
を前記対物レンズの光軸方向に駆動する少なくとも3以
上のフォーカスコイルを前記対物レンズ保持体と非接触
な関係に備えた構成とすることができる。
【0011】また、前記電磁駆動手段は、前記対物レン
ズ保持体を前記対物レンズの光軸方向と直交する方向に
駆動するトラッキングコイルを前記対物レンズと非接触
な関係に備えた構成とすることができる。
【0012】また、前記可撓性部材は、前記対物レンズ
の光軸方向と直交する方向に延設された構成とすること
ができる。また、前記対物レンズ保持体の重心を前記可
撓性部材の延長線上に存在するように構成することがで
きる。
【0013】また、前記対物レンズ保持体を永久磁石で
構成することができる。また、前記対物レンズ保持体を
少なくとも前記可撓性部材に張力が作用する方向に磁気
吸引力を受けるように構成することができる。
【0014】また、前記対物レンズ保持体を前記コイル
と対向する側が曲面形状となるように形成することがで
きる。さらに、本発明においては、光学的情報記録媒体
にレーザビームを照射する対物レンズと、前記対物レン
ズを保持する対物レンズ保持体と、一端を前記対物レン
ズ保持体に接続し、前記対物レンズ保持体に前記対物レ
ンズの光軸方向および光軸方向と直交する方向への直動
成分と、光軸の傾きを発生する2軸の回転成分とを許容
するように吊設支持する単数本の可撓性部材と、前記対
物レンズ保持体を電磁駆動する手段と、を有する対物レ
ンズ駆動装置とした。
【0015】なお、上記の構成において、前記対物レン
ズ保持体が磁気特性を備えるように構成することができ
る。また、前記電磁駆動手段は、前記対物レンズ保持体
を前記対物レンズの光軸方向に駆動する少なくとも3以
上のフォーカスコイルを前記対物レンズ保持体と非接触
な関係に備えた構成とすることができる。
【0016】また、前記電磁駆動手段は、前記対物レン
ズ保持体を前記対物レンズの光軸方向と直交する方向に
駆動するトラッキングコイルを前記対物レンズと非接触
な関係に備えた構成とすることができる。
【0017】また、前記可撓性部材は、前記対物レンズ
の光軸方向と直交する方向に延設された構成とすること
ができる。また、前記対物レンズ保持体の重心を前記可
撓性部材の延長線上に存在するように構成することがで
きる。
【0018】また、前記対物レンズ保持体を永久磁石で
構成することができる。また、前記対物レンズ保持体を
少なくとも前記可撓性部材に張力が作用する方向に磁気
吸引力を受けるように構成することができる。
【0019】また、前記対物レンズ保持体を前記コイル
と対向する側が曲面形状となるように形成することがで
きる。さらに、本発明においては、光学的情報記録媒体
にレーザビームを照射する対物レンズと、前記対物レン
ズを保持する対物レンズ保持体と、それぞれの一端を前
記対物レンズ保持体に接続し、前記対物レンズ保持体に
前記対物レンズの光軸方向および光軸方向と直交する方
向への直動成分と、光軸の傾きを発生する2軸の回転成
分とを許容するように吊設支持する2本の可撓性部材
と、前記対物レンズ保持体を電磁駆動する手段と、を有
する対物レンズ駆動装置とした。
【0020】なお、上記の構成において、前記2本の可
撓性部材は、前記対物レンズの光軸回りの回転成分を規
制する位置に配置することができる。また、前記2本の
可撓性部材は、前記対物レンズの光軸と直交する方向に
拡がる面を有し、かつこの面内に並設されるように配置
することができる。
【0021】以上のように構成された本発明によれば、
対物レンズ保持体に保持された対物レンズを、光軸の傾
きを発生させる2軸の回転成分とを許容するように、極
めて簡単な構成で吊設支持することができる。すなわ
ち、対物レンズの傾き補正が可能となるためコマ収差が
減り、高密度な記録再生が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を説明する。図1は、本発明の対物レンズ駆動
装置の全体構成を示す装置構成図、図2は、対物レンズ
駆動装置の主要部分を示す斜視図、図3は、図2中の部
品を一部取り除いた斜視図、図4は図2の平面図、図5
は図2中のA−A線断面図、図6は図2中のB−B線断
面図である。
【0023】情報の記録再生に供されるディスク1 (光
ディスク,光磁気ディスクなどの光学的情報記録手段)
は、図示しないベースに固定されたスピンドルモータ2
に対してマグネットチャック等のチャッキング手段によ
り保持されており、記録再生時にはこのスピンドルモー
タ2 によって安定に回転駆動される。
【0024】ディスク1 に照射するためのレーザ光を生
成する半導体レーザ3 は、フォトディテクタ4 ,コリメ
ートレンズ5 ,集光レンズ6 ,偏向プリズム7 などと共
に光学ユニット8 を構成しており、この光学ユニット8
はベース上に固定されている。
【0025】半導体レーザ3 より発せられたレーザ光
は、コリメートレンズ5 を通過して偏向プリズム7 で45
°方向に向きを変え、光学ユニット8 から出力される。
このレーザ光は、立ち上げミラー9 の反射ミラー面で90
゜方向に向きを変え、光学ヘッド20の上部に配置された
対物レンズ10に導かれる。そして、この対物レンズ10よ
りディスク1 の記録トラック上にレーザ光を集光させ焦
点を形成する。またディスク1 からの反射光は、対物レ
ンズ10に戻り、立ち上げミラー9 を経由し、偏向プリズ
ム7 を透過してフォトディテクタ4 に戻される。
【0026】ディスク1 の記録トラック上にレーザ光を
集光させる対物レンズ10は、対物レンズホルダ13の上面
に固定されている。対物レンズホルダ13は永久磁石より
形成されており、その着磁の向きは、図4中に示す左右
の側面がそれぞれN極およびS極となるように設定され
ている。また、これらN極およびS極に相当する側面
は、端部に向かうにしたがって徐々に湾曲するような曲
面形状に形成されている(図4および図6参照)。
【0027】この対物レンズホルダ13の一側面には、ワ
イヤ状の可撓性部材14の一端が固着されている。可撓性
部材14は例えばステンレスやりん青銅などの非磁性体材
料からなり、対物レンズホルダ13を吊設支持している。
また、可撓性部材14の延長線上(対物レンズ10の中心付
近)に、対物レンズ10,対物レンズホルダ13,および後
述するフォーカシングコイルやトラッキングコイルを含
めた可動部全体の重心が位置するように構成される。な
お、可撓性部材14の他端は光学ヘッド20に固着されてい
る。
【0028】対物レンズホルダ13の周囲には、断面略コ
字状のヨーク15a,15b が対称な関係に配置される。ヨー
ク15a,15b は、複数枚の薄い磁性体(例えば鋼板など)
を絶縁体(例えばエポキシやエナメルなど)を介して積
層した状態に形成されている。なお、ヨーク15a,15b は
その下面を介して光学ヘッド20と一体となるように固着
されている。
【0029】ヨーク15a,15b の各端部付近には、それぞ
れフォーカスコイル16a,16b,16c,16d が固定されてい
る。フォーカスコイル16a,16b,16c,16d は、扁平状に巻
装された薄肉のコイルを、その中央部付近から折り曲げ
た形状をなしている。そして、図3や図5に示されるよ
うに、フォーカスコイル16a,16b,16c,16d の上辺部がヨ
ーク15a,15b 内側面および対物レンズホルダ13の側面
(着磁面)に対向するように、ヨーク15a,15b に対して
接着などの手段により固定されている。
【0030】また、フォーカスコイル16a,16b,16c,16d
の表面には、同じく扁平状に巻装された薄肉のトラッキ
ングコイル17a,17b,17c,17d が配置され、図3や図4に
示されるように、フォーカスコイル16a,16b,16c,16d の
端部付近に接着されている。なお、トラッキングコイル
17a,17b,17c,17d の側辺部(対物レンズホルダ13に近い
側)は、ちょうど対物レンズホルダ13の側面(着磁面)
に対向する関係となっている。
【0031】さらに、ヨーク15a,15b の間でかつ2 枚の
フォーカスコイル16a,16b に狭持される位置には、磁性
体(例えば鋼材)からなる補助ヨーク18が固定されてい
る。補助ヨーク18は対物レンズホルダ13のN極と対向す
るとともに、可撓性部材14の延長線上に配置される。
【0032】このように構成された対物レンズ駆動装置
によれば、フォトディテクタ4 に取り込まれた反射光か
ら、記録情報信号,フォーカスオフセット信号,トラッ
クオフセット信号等が生成される。そして、フォーカス
オフセット信号を用いることにより対物レンズ10のフォ
ーカス方向の位置ズレが検出され、この位置ズレを補正
するようにフォーカスコイル16a,16b,16c,16d に所定の
電流を流す制御動作を行う。また、トラックオフセット
信号を用いることにより対物レンズ10のトラック方向の
位置ズレが検出され、この位置ズレを補正するようにリ
ニアモータコイル(光学ヘッド20を直線駆動するための
コイル:図示せず)およびトラッキングコイル17a,17b,
17c,17d に電圧を加えて制御動作を行う。
【0033】このように構成された本発明の対物レンズ
駆動装置は、対物レンズ10を搭載した対物レンズホルダ
13が一本の可撓性部材14で支持されている。そのため、
対物レンズホルダ13には、可撓性部材14の軸方向への直
動成分を除く空間5自由度(図2中のX軸方向の直動成
分およびX軸回りの回転成分、Y軸回りの回転成分、Z
軸方向の直動成分およびZ軸回りの回転成分)が許容さ
れる。ここで、フォーカスコイル16a,16b,16c,16d のそ
れぞれの駆動力をFfa ,Ffb,Ffc ,Ffd とすると、フ
ォーカス駆動力FFは次式で表現される。
【0034】
【数1】FF=Ffa +Ffb +Ffc +Ffd … (1) そして、このフォーカス駆動力FFを利用して対物レンズ
10を光軸方向(Z軸方向)に移動させることにより、デ
ィスク1 上にレーザ光の焦点を結ばせることができる。
【0035】一方、4つのトラッキングコイル17a,17b,
17c,17d の駆動力の合力を利用することにより、対物レ
ンズ10の光軸方向と可撓性部材の軸方向にそれぞれ直交
する方向(X軸方向)に、対物レンズ10を移動させるこ
とができ、レーザ光の焦点をディスク1 上の所望のトラ
ックに一致させることができる。
【0036】また、対物レンズ10にはその光軸回り(Z
軸回り)の回転成分も発生するが、対物レンズ10が光軸
回りに軸対称な形状をなしている場合には、特にこの回
転成分を積極的に制御する必要はない。なお、この回転
成分は対物レンズ10の光軸回りに発生するため、光学特
性が変化することはなく、記録・再生情報等に悪影響が
及ぶことはない。
【0037】以上説明した3自由度の他にも、本発明の
装置構造では別に2自由度が実現できる。この2自由度
とは、対物レンズ10の光軸に直交する2軸回り(X軸回
り,Y軸回り)の回転成分である。以下、これらの自由
度について説明する。
【0038】図2乃至図6に示した実施例の構成は、対
物レンズ10の光軸上に対物レンズホルダ13の重心が存在
し、対物レンズホルダ13、ヨーク15a,15b 、フォーカス
コイル16a,16b,16c,16d は、対物レンズ10の光軸と可撓
性部材14を含む面(Y−Z面)およびこれと直交する面
(X−Z面)の2つの面に対して面対称となっている。
ここで、X軸回りの回転力θX は次式で表される。
【0039】
【数2】 θX =(Ffa +Ffb )−(Ffc +Ffd ) … (2) また、Y軸回りの回転力θY は次式で表される。
【0040】
【数3】 θY =(Ffa +Ffc )−(Ffb +Ffd ) … (3) 式(2),(3) に示した関係を利用してフォーカスコイル16
a,16b,16c,16d を制御することにより、対物レンズ10の
光軸を任意の方向に傾けることができる。したがって、
対物レンズ10の光軸がディスク1 面に対して常に直角な
状態を保持するよう、対物レンズ10を位置決め制御する
ことができるようになる。
【0041】なお、本実施例では図2乃至図6に示した
ように、対物レンズホルダ13やヨーク15a,15b などがY
−Z面に対して線対称な形状となっているため、式
(2),(3)をほぼそのまま採用することができる。
仮に、装置構造が線対称な形状となっていないような場
合には、式(2),(3) のそれぞれの項に、重心位
置からの距離比に応じた適当な係数を乗じる必要があ
る。これにより、装置構造が面対称でない場合にも同様
な位置決め制御を行うことができる。
【0042】このように、本実施例では4枚のフォーカ
スコイル16a,16b,16c,16d によって3軸を制御する構成
である。しかし実際には、3軸制御のためには3枚のコ
イルが存在すれば足りる。したがって、本実施例のよう
に4枚のフォーカスコイル16a,16b,16c,16d を用いる構
成にすると、対物レンズ10のより確実な位置決め制御が
行える。もちろん、3枚のフォーカスコイルを用いて装
置を構成してもよいことは言うまでもない。また、本実
施例では、対物レンズホルダ13の両側面(磁極が設けら
れている面)が端部に向かうにしたがって徐々に湾曲す
るような曲面形状に形成されている。仮にこれらの側面
が平面的に形成されているとすると、対物レンズ10の光
軸を傾けた時やトラッキング方向移動を行った時など
に、ヨーク15a,15b との磁気吸引力が局部的に大きくな
ってしまうことになるが、一般に磁石とヨークとの吸引
力は、両者の距離が小さくなると急激に増えることが知
られている。そのため、対物レンズホルダ13の可動範囲
を規定するストッパ(図示せず)の取り付け位置によっ
ては、対物レンズホルダ13とヨーク15a,15b との磁気吸
引力が可撓性部材14の弾性復元力を上回ってしまい、対
物レンズホルダ13がストッパに接触したままになってし
まう。さらに最悪の場合には、コイルによる電磁駆動力
をも上回ってしまい復元不能な状態になってしまう恐れ
がでてくる。すなわち、本実施例のように対物レンズホ
ルダ13の磁極面を2次元的な曲面形状とすることによ
り、対物レンズホルダ13とヨーク15a,15b との磁気吸引
力をその対向面にわたってほぼ一定にすることができ
る。そのため、可撓性部材14の復元力を利用して装置の
非動作時などに対物レンズホルダ13をその中立位置に確
実に保持することができ、装置の信頼性を向上させるこ
とができる。なお、対物レンズホルダ13の磁極面(曲
面)にプラスチックなどの非磁性体を被覆し、これによ
って磁極面が平面形状となるように仕上げた場合であっ
ても、上述の実施例と実質的に同等の効果が得られる。
あるいは、対物レンズホルダの磁極面を予め平面形状と
しておき、この面に磁性体を被覆することにより曲面形
状の側面に仕上げた場合であっても、上述の実施例と実
質的に同等の効果が得られる。また、対物レンズホルダ
13の磁極面の曲率を小さくすることにより、対物レンズ
ホルダ13がその中立位置に復元するように磁束の流れを
調節することができる。さらに、本実施例では、対物レ
ンズ10を挟んで可撓性部材14とは反対側(ヨーク15a,15
b の間)に補助ヨーク18を配置している。この補助ヨー
ク18が取り付けられることにより、対物レンズホルダ13
は可撓性部材14側よりも補助ヨーク18側ににやや大きく
磁気吸引されることから、可撓性部材14には常時張力が
発生する。したがって、可撓性部材14の撓みが確実に除
去されることから、対物レンズホルダ13の位置決め制御
が極めて容易となる。なお、対物レンズホルダ13とヨー
ク15a,15b で形成される磁気回路を、図4中のA−A線
の右側と左側とで非対称に構成することにより、 A−
A線の右側で発生する磁気吸引力を強くしてもよい。こ
れによって、補助ヨーク18を配置した場合と同等の効果
を期待することができる。具体的には、可撓性部材14側
の磁極面Sとヨークとの距離(磁気ギャップ)を、反対
側の磁極面Nとヨークとの距離より長く設定すればよ
い。もちろん、ヨークの形状を変えるなどの方法を採用
することもできる。上記のいずれの方法を採用する場合
(もしくは組み合わせた場合)であっても、対物レンズ
ホルダ13とヨーク15a,15b との間に作用する磁気吸引力
は、可撓性部材14側が小さくなる。そのため、対物レン
ズホルダ13を対物レンズ10の光軸方向(Z軸方向)に移
動させると、対物レンズホルダ13に作用するZ軸方向の
吸引力も、可撓性部材14側が小さくなる。このようなこ
とから、磁気吸引力が適当な大きさとなるように4枚の
フォーカスコイル16a,16b,16c,16d へ供給する電流の量
を調節する等の手段を施すことにより、対物レンズ10の
光軸の傾きを補正することが好ましい。これにより、対
物レンズ10の光軸方向(Z軸方向)の動作に伴ってX軸
回りの回転運動が発生してしまうような干渉現象を低減
することができるため、干渉現象を考慮することなく簡
単な制御系で良好な制御を行うことが可能になる。
【0043】同様に、対物レンズホルダ13をトラッキン
グ方向(X軸方向)に動作させたときに、可撓性部材14
側(S極側)よりも、その反対側(N極側)の方が大き
く変位してしまうことを防止できるといった効果を期待
することもできる。また、本実施例におけるヨーク15a,
15b は、前述のとおり、複数枚の薄い鉄板を絶縁体(例
えばエポキシやエナメルなど)を介して積層した状態で
形成してある。例えばヨークが単一の材料から成形され
ている場合には、対物レンズホルダ13の移動に伴い、そ
の移動速度に応じて内部に渦電流が発生し、ヨーク内部
に熱が発生してしまう。しかし本実施例のでは補助ヨー
ク18を用いているため、対物レンズホルダ13の振動発生
を防止してダンピング効果をもたらし、確実な位置決め
制御を行うことができる。また、本実施例の可撓性部材
14はステンレスやりん青銅などの非磁性体材料からなる
ワイヤであるが、例えば板バネを利用することも可能で
ある。この場合、板バネがある程度以上の幅を持ってい
ると、その幅方向の剛性が高くなってしまい幅方向に変
位できなくなる。したがって、この幅方向をX軸方向に
設定すれば、トラッキングコイルは不要となる。この場
合、トラッキング動作は、光学ヘッド20自体をディスク
1 の半径方向に駆動したり、立ち上げミラー9 の代わり
にガルバノミラーを使用して駆動したりすることによっ
て行うことになる。
【0044】続いて、図7乃至図9を参照して、本発明
の第2実施例を説明する。なお、前述の第1実施例と同
一構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略す
る。図7は本発明の第2実施例に係わる対物レンズ駆動
装置の主要部分の平面図、図8はその側面図、図9はそ
の斜視図である。
【0045】本実施例の特徴は、対物レンズホルダを2
本の可撓性部材で吊設支持した構造となっている点にあ
る。対物レンズ10を搭載した対物レンズホルダ21は、対
物レンズ1 の光軸に直交し対物レンズホルダ21の重心を
通る面(X−Y平面)内に配置された2本の可撓性部材
14a,14b によって吊設支持されている。本実施例におい
ても対物レンズホルダ21は永久磁石からなるが、図7に
示すように、左右の側面にそれぞれN極とS極が形成さ
れてるように着磁されている。
【0046】対物レンズホルダ21の磁極面に対向する位
置には、ベースに固定されたヨーク22a,22b が配置され
ている。また、ヨーク22a,22b には4枚のフォーカスコ
イル16a,16b,16c,16d および2枚のトラッキングコイル
17a,17b が固着されている。
【0047】ここで、フォーカスコイル16a,16b,16c,16
d は、扁平状に巻装された薄肉のコイルを、2箇所で交
互に折り曲げた形状をなしている。そして、図8や図9
に示されるように、フォーカスコイル16a,16b,16c,16d
の上辺部がヨーク22a,22b 内側面および対物レンズホル
ダ21の側面(着磁面)に対向するように、ヨーク22a,22
b に対して接着などの手段により固定されている。
【0048】また、同じく扁平状に巻装された薄肉のト
ラッキングコイル17a,17b はフォーカスコイル16a,16b,
16c,16d の表面に固着されている。具体的には、図8や
図9に示されるように、フォーカスコイル16a,16b に架
設されるようにトラッキングコイル17a が、フォーカス
コイル16c,16d に架設されるようにトラッキングコイル
17b が、それぞれ接着されている。なお、トラッキング
コイル17a,17b の両側辺部は、ちょうど対物レンズホル
ダ21の側面(着磁面)に対向する関係となっており、一
方の側辺部はN極に、他方の側辺部はS極にそれぞれ対
向している。
【0049】このように構成された本実施例では、2本
の可撓性部材14a,14b を用いているために、前述の第1
実施例と比較して自由度が1つ規制されている。この規
制された自由度は、ちょうど対物レンズ10の光軸回り
(Z軸回り)の回転に相当しており、機能的には第1実
施例と変わるところはない。しかし、構造的にZ軸回り
の回転が規制されているため、第1実施例のように対物
レンズホルダの側面を2次元的に曲面形状に形成する必
要はなく、図8に示す断面から見た方向(1次元)のみ
湾曲した形状となっていればよい。
【0050】なお、可撓性部材としてはステンレスやリ
ン青銅の他に、銅や鋼材などの金属を用いることもでき
る。またゲル等の粘弾性材料を可撓性部材の表面、もし
くは可撓性部材の両端に塗布したり、あるいは可撓性部
材の根元にゲル溜めを設け、これによって可撓性部材の
振動抑制効果を高めることも可能である。
【0051】さらに、可撓性部材の直径を場所によって
変化させる(例えば可撓性部材の根元の少なくとも一方
を細くする)ことによって、回転剛性と並進剛性の比を
調整することもできる。
【0052】なお、本発明は上述の各実施例に限定され
るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できることは言うまでもない。例えば、本実施
例における対物レンズホルダは永久磁石により構成され
ているが、例えば樹脂等の非磁性体で形成された対物レ
ンズホルダに永久磁石を接着して取り付ける構成として
もよい。
【0053】また、対物レンズホルダに全てのコイルを
取り付け、ヨーク側に永久磁石とヨークを取り付けても
よい。このように構成した場合には、永久磁石の磁極面
を曲面にする必要はなくなる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、簡単な
構造でありながら、フォーカス方向,トラッキング方向
のみならず、光軸の傾きを発生する2軸の回転も補正可
能な対物レンズ駆動装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対物レンズ駆動装置の全体構成を示す
装置構成図。
【図2】対物レンズ駆動装置の主要部分を示す斜視図。
【図3】図2中の部品を一部取り除いた斜視図。
【図4】図2の平面図。
【図5】図4中のA−A線断面図。
【図6】図4中のB−B線断面図。
【図7】本発明の対物レンズ駆動装置の第2実施例の主
要部分を示す平面図。
【図8】図7の側面図。
【図9】図7の斜視図。
【図10】従来の対物レンズ駆動装置を示す平面図およ
び側面図。
【符号の説明】
1…ディスク 2…スピンドルモータ 3…半導体レーザ 4…フォトディテクタ 5…コリメートレンズ 6…集光レンズ 7…偏向プリズム 8…光学ユニット 9…立ち上げミラー 10…対物レンズ 13,21 …対物レンズホルダ 14,14a,14b…可撓性部材 15a,15b,22a,22b …ヨーク 16a,16b,16c,16d …フォーカスコイル 17a,17b,17c,17d …トラッキングコイル 18…補助ヨーク 20…光学ヘッド

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的情報記録媒体にレーザビームを照射
    する対物レンズと、 前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体と、 一端を前記対物レンズ保持体に接続し、前記対物レンズ
    保持体を吊設支持する単数本の可撓性部材と、 前記対物レンズ保持体を電磁駆動する手段と、を有する
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】前記対物レンズ保持体は磁気特性を備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装
    置。
  3. 【請求項3】前記電磁駆動手段は、前記対物レンズ保持
    体を前記対物レンズの光軸方向に駆動する少なくとも3
    以上のフォーカスコイルを前記対物レンズ保持体と非接
    触な関係で備えていることを特徴とする請求項1記載の
    対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】前記電磁駆動手段は、前記対物レンズ保持
    体を前記対物レンズの光軸方向と直交する方向に駆動す
    るトラッキングコイルを前記対物レンズと非接触な関係
    で備えていることを特徴とする請求項2記載の対物レン
    ズ駆動装置。
  5. 【請求項5】前記可撓性部材は、前記対物レンズの光軸
    方向と直交する方向に延設されていることを特徴とする
    請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】前記対物レンズ保持体の重心が前記可撓性
    部材の延長線上に存在するように構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  7. 【請求項7】前記対物レンズ保持体は永久磁石からなる
    ことを特徴とする請求項2記載の対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】前記対物レンズ保持体は、少なくとも前記
    可撓性部材に張力が作用する方向に磁気吸引力を受ける
    ように構成されてなることを特徴とする請求項1記載の
    対物レンズ駆動装置。
  9. 【請求項9】前記対物レンズ保持体は、前記コイルと対
    向する側が曲面形状に形成されていることを特徴とする
    請求項3記載の対物レンズ駆動装置。
  10. 【請求項10】前記対物レンズ保持体は、前記コイルと
    対向する側が曲面形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項4記載の対物レンズ駆動装置。
  11. 【請求項11】光学的情報記録媒体にレーザビームを照
    射する対物レンズと、 前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体と、 一端を前記対物レンズ保持体に接続し、前記対物レンズ
    保持体に前記対物レンズの光軸方向および光軸方向と直
    交する方向への直動成分と、光軸の傾きを発生する2軸
    の回転成分とを許容するように吊設支持する単数本の可
    撓性部材と、 前記対物レンズ保持体を電磁駆動する手段と、を有する
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  12. 【請求項12】前記対物レンズ保持体は磁気特性を備え
    ていることを特徴とする請求項11記載の対物レンズ駆
    動装置。
  13. 【請求項13】前記電磁駆動手段は、前記対物レンズ保
    持体を前記対物レンズの光軸方向に駆動する少なくとも
    3以上のフォーカスコイルを前記対物レンズ保持体と非
    接触な関係で備えていることを特徴とする請求項11記
    載の対物レンズ駆動装置。
  14. 【請求項14】前記電磁駆動手段は、前記対物レンズ保
    持体を前記対物レンズの光軸方向と直交する方向に駆動
    するトラッキングコイルを前記対物レンズと非接触な関
    係で備えていることを特徴とする請求項12記載の対物
    レンズ駆動装置。
  15. 【請求項15】前記可撓性部材は、前記対物レンズの光
    軸方向と直交する方向に延設されていることを特徴とす
    る請求項11記載の対物レンズ駆動装置。
  16. 【請求項16】前記対物レンズ保持体の重心が前記可撓
    性部材の延長線上に存在するように構成されていること
    を特徴とする請求項11記載の対物レンズ駆動装置。
  17. 【請求項17】前記対物レンズ保持体は永久磁石からな
    ることを特徴とする請求項12記載の対物レンズ駆動装
    置。
  18. 【請求項18】前記対物レンズ保持体は、少なくとも前
    記可撓性部材に張力が作用する方向に磁気吸引力を受け
    るように構成されてなることを特徴とする請求項11記
    載の対物レンズ駆動装置。
  19. 【請求項19】前記対物レンズ保持体は、前記コイルと
    対向する側が曲面形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項13記載の対物レンズ駆動装置。
  20. 【請求項20】前記対物レンズ保持体は、前記コイルと
    対向する側が曲面形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項14記載の対物レンズ駆動装置。
  21. 【請求項21】光学的情報記録媒体にレーザビームを照
    射する対物レンズと、 前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体と、 それぞれの一端を前記対物レンズ保持体に接続し、前記
    対物レンズ保持体に前記対物レンズの光軸方向および光
    軸方向と直交する方向への直動成分と、光軸の傾きを発
    生する2軸の回転成分とを許容するように吊設支持する
    2本の可撓性部材と、 前記対物レンズ保持体を電磁駆動する手段と、を有する
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  22. 【請求項22】前記2本の可撓性部材は、前記対物レン
    ズの光軸回りの回転成分を規制する位置に配置されてな
    ることを特徴とする請求項21記載の対物レンズ駆動装
    置。
  23. 【請求項23】前記2本の可撓性部材は、前記対物レン
    ズの光軸と直交する方向に拡がる面を有し、かつこの面
    内に並設されてなることを特徴とする請求項21記載の
    対物レンズ駆動装置。
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