JPH09318522A - 粒子検出器及び粒子分析装置 - Google Patents

粒子検出器及び粒子分析装置

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JPH09318522A
JPH09318522A JP8135053A JP13505396A JPH09318522A JP H09318522 A JPH09318522 A JP H09318522A JP 8135053 A JP8135053 A JP 8135053A JP 13505396 A JP13505396 A JP 13505396A JP H09318522 A JPH09318522 A JP H09318522A
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JP
Japan
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nozzle
chamber
sheath
particle
sample
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JP8135053A
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English (en)
Inventor
Keiichi Inami
圭一 井波
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Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
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Publication date
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Priority to US08/864,118 priority patent/US5905214A/en
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1404Handling flow, e.g. hydrodynamic focusing

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料を1回だけ希釈して測定用試料を作製す
れば複数種類の粒子測定が可能になる粒子検出器及び粒
子分析装置を提供する。 【解決手段】 粒子検出器Pはフローセル50と電極1
・20とを備えている。フローセル50は、第1室51
と、細孔53により第1室51に連通する第2室52と
を有している。第1室51には下側の電極1を兼ねる試
料吐出用ノズル1の上端が配されている。ノズル1は、
制御手段の指示に基づいてピストンヘッド19により駆
動され、第1室51において軸方向へ上下移動できる。
第1室51のテーパ部分の周囲にはシール部材16が設
けられている。シール部材16は、ノズル1が移動した
ときにそのテーパ部28と密に接して、第1室51のテ
ーパ部分をシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒子検出器及び粒
子分析装置に関するものであり、さらに詳しくは、フロ
ーセルを用いて粒子含有試料中の粒子の数を検出するた
めの粒子検出器及びフローセルを用いて粒子含有試料中
の粒子の分析を行うための粒子分析装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常の血球計数装置では、全血試料から
白血球測定用試料、赤血球+血小板測定用試料、ヘモグ
ロビン測定用試料の3種類の希釈試料を作製し、それぞ
れの試料専用の検出部で白血球数、赤血球数+血小板
数、ヘモグロビン濃度の測定を行っている。
【0003】これら3種類の希釈試料の希釈倍率は、白
血球測定の場合に、シースフローを使用していないとき
は200〜500倍、シースフローを使用しているとき
は数倍〜50倍である。また、赤血球+血小板の場合
に、シースフローを使用していないときは25000〜
50000倍、シースフローを使用しているときは20
0〜1000倍であ。ヘモグロビン測定の場合は200
〜500倍である。
【0004】ところで、数倍〜50倍の希釈試料を作製
しようとすると、多量の血液が必要となる。また、25
000〜50000倍の希釈試料を作製しようとする
と、2段階の希釈操作が必要となる。
【0005】従来の装置において、1つの検出部によっ
て白血球の測定と赤血球+血小板の測定とを行おうとす
れば、血液の少量化と希釈操作の簡略化との両目的を一
度に達成することができず、いずれか一方を犠牲にせざ
るを得ない。そこで、通常は、2つの検出器を設け、そ
れぞれの検出器で1つの測定を行っていた。しかし、そ
のことにより、装置が複雑で高価なものになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、試料
を1回だけ希釈して測定用試料を作製すれば複数種類の
粒子測定が可能になる粒子検出器及び粒子分析装置を提
供しようとする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、細孔によって連通する2つの室を有し、これらの
うちの一方の室に粒子含有試料吐出用ノズル及びシース
液流入部が設けられ、他方の室に液排出部が設けられた
フローセルと、このフローセルの細孔を前記試料が通過
する際にその試料中の粒子を検出するための粒子検出手
段と、ノズルをその軸方向へ往復移動させるためのノズ
ル移動手段とを備えてなる粒子検出器が提供される。
【0008】本発明に係る粒子検出器においてフローセ
ルの一方の室に設けられるノズルは、血液試料などの、
粒子を含有した試料を同室内へ導入するためのものであ
る。このノズルは、例えばエアシリンダなどのノズル移
動手段により、その軸方向へ往復移動可能となるように
されている。これにより、ノズルをノズル移動手段によ
り所定位置まで移動させ、かつ、シース液を供給しある
いはその供給を停止させることで、シースフローと非シ
ースフローの切り替えを行うことが可能になる。また、
細孔は、2つの室に連通する状態で一体に設けられても
よく、これらの室とは別体に設けられてもよい。
【0009】粒子検出手段は、一対の電極であり、ノズ
ルがそれらの電極のうちの一方の電極を兼ねているのが
好ましい。ここで、一対の電極は、フローセルの細孔部
分に電流を供給するとともに、前記粒子がその細孔を通
過する際に発生する信号を検出するためのものであり、
例えばステンレス鋼や白金などから作られる。ノズル
が、一対の電極のうちの一方の電極を兼ねているもので
あれば、粒子検出器の一部構成要素を省略することがで
きるので、粒子検出器のコンパクト化、低コスト化を図
ることができる。
【0010】ノズル移動手段は、シースフローと非シー
スフローとの切り替えが可能となるように、ノズルを、
シール部材を介してフローセルの一方の室の細孔近傍壁
面に密着する位置と離れる位置との間で軸方向へ往復移
動させるものであるのがいっそう好ましい。シール部材
は、フローセルの一方の室を所望によりシールする目的
で設けられる。このシール部材は例えば、フローセルの
一方の室における細孔手前の流路の周囲やノズルの吐出
口部分の周囲に設けられる。
【0011】本発明の他の1つの観点によれば、細孔に
よって連通する2つの室を有し、これらのうちの一方の
室に粒子含有試料吐出用ノズル及びシース液流入部が設
けられ、他方の室に液排出部が設けられたフローセル
と、このフローセルにシース液を供給するためのシース
液供給手段と、フローセルからの廃液を収容するための
廃液収容手段と、フローセルの細孔を前記試料が通過す
る際にその試料中の粒子を検出するための粒子検出手段
と、ノズルをその軸方向へ往復移動させるためのノズル
移動手段と、このノズル移動手段及びシース液供給手段
を共同選択的に動作させるべくこれらを制御するための
制御手段と、粒子検出手段により検出された粒子を信号
処理しかつデータ解析して粒子分析を行うための処理・
解析手段とを備えてなる粒子分析装置が提供される。
【0012】本発明に係る粒子分析装置におけるフロー
セル、粒子検出手段及びノズル移動手段は、本発明に係
る粒子検出器におけるそれらと実質的に同様のものが用
いられる。
【0013】シース液供給手段は、フローセルにシース
液を供給するためのものである。このシース液供給手段
としては例えば、シース液を吸排するシース用シリン
ジ、シース液を流通させるための通路、及び同通路に配
されるバルブなどから構成される。
【0014】廃液収容手段としては例えば廃液チャンバ
などが用いられる。
【0015】ノズル移動手段としては例えば次のような
ものが用いられる。すなわち、シリンダと、このシリン
ダ内を気密性を保って移動することのできるピストンヘ
ッドと、このピストンヘッドによって区画されるシリン
ダ内にピストンヘッド移動用流体を供給するための供給
用ニップルとを備えてなるものが用いられる。
【0016】このような場合、ノズルは、ノズル移動手
段のピストンヘッドに取り付けられてピストンロッドと
して機能するよう構成されているのが好ましい。
【0017】制御手段は、ノズル移動手段及びシース液
供給手段を共同選択的に動作させるべくこれらを制御す
る。ここで、共同選択的に動作させるとは、フローセル
にシースフローと非シースフローとを選択的に発生させ
ることができるように、両手段を切り替え動作させるこ
とをいう。
【0018】処理・解析手段は、粒子検出手段により検
出された粒子を信号処理しかつデータ解析して粒子分析
を行う。例えば、試料中に含まれる粒子がフロントシー
ス液に包まれてフローセルの細孔を通過する際のインピ
ーダンス変化によって生じるパルスの数及び波高値を、
この処理・解析手段により測定する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。なお、これによって本発明
が限定されるものではない。
【0020】図1及び図2において、本発明に係る粒子
検出器Pは、フローセル50と上下一対の電極1・20
とを備えている。このフローセル50は、略円柱形で上
部にテーパ部分とそれに連なる小径部分とが設けられた
第1室51と、この第1室51の上方に設けられかつ細
孔53により第1室51に連通する略円柱形の第2室5
2とを有している。
【0021】第1室51には、下側の電極1を兼ねる粒
子含有試料吐出用ジェット式ノズル1の上端が配されて
いるとともに、シース液供給手段の一部であるシース液
流入路54の一端が開口している。ノズル1は、外径
1.3mm、内径0.3mmのステンレス鋼製パイプか
らなり、上端がテーパ部28にされている。第1室51
の最上部である小径部分には、試料排出用ニップル5に
通じる試料排出路55の一端が開口している。
【0022】第2室52には、シース液排出口(液排出
部の一部)7に通じるシース液回収管(液排出部の一
部)18の下端及び、上側のステンレス鋼製電極20の
下端がそれぞれ位置している。細孔53は、両室51・
52の境界に設けられたアパーチャー部32に形成され
ている。なお、この細孔53は、直径が50〜100μ
m、長さが60〜120μm程度であるのが好ましい。
【0023】ノズル兼電極1及び電極20は、フローセ
ル50の細孔53部分に電流を供給し、前記粒子が細孔
53を通過する際に発生する信号を検出するためのもの
−粒子検出手段−である。
【0024】第1室51の下方にはノズル移動手段とし
てのノズル駆動部2が設けられている。ノズル駆動部2
は、円筒状シリンダ57と、シリンダ57の内部に気密
性を保って上下に摺動するように配されかつノズル1の
長さ中間部分に固定されたピストンヘッド19と、シリ
ンダ57内にピストンヘッド駆動用エアーを供給するた
めの上下2つのエアー供給用ニップル3・4とを備えて
いる。ノズル1はピストンロッドとして機能する。ノズ
ル駆動部2は図示しない制御手段により制御される。す
なわち、ノズル1は、制御手段の指示に基づいてピスト
ンヘッド19により駆動され、第1室51において軸方
向へ上下移動できるようになっている。
【0025】第1室51のテーパ部分の周囲にはシール
部材16が設けられている。シール部材16は、ノズル
1が移動したときにそのテーパ部28と密に接して、第
1室51のテーパ部分をシールする。
【0026】第2室52の上部には、バックシース液供
給用ニップル(シース液供給手段の一部)6に通じるバ
ックシース液供給路56(シース液供給手段の一部)の
一端及び、気泡抜き用ニップル8に通じる気泡抜き路5
8の一端がそれぞれ開口している。
【0027】図1及び図2は、粒子検出器Pがシース型
状態にある場合、すなわち、ノズル1のテーパ部28が
第1室51のテーパ部分の下端箇所に位置している場合
を示す。この状態では、ノズル駆動部2の上側のニップ
ル4からシース型切り替えエアーが供給された結果、ノ
ズル1のテーパ部28とシール部材16との間に一定の
距離ができている。
【0028】粒子検出器Pがシース型状態にある場合
は、シースフローを形成して粒子測定が行われる。この
測定は次のようにして行われる。
【0029】図1及び図2に示すように、ノズル1から
第1室51に流入してきた希釈試料は、フロントシース
液供給用ニップル(シース液供給手段の一部)10から
シース液収納室(シース液供給手段の一部)11を経て
シース液流入路54を通り第1室51に供給されたフロ
ントシース液29により包み込まれる。次いで、このフ
ロントシース液29はシースフローを形成し、アパーチ
ャー部32の細孔53を通過して第2室52へと流れ
る。なお、ニップル10の上方にはフロントシース気泡
抜き用ニップル9が設けられている。また、シース液収
納室11には、ノズル駆動部2の左側に配されて上下方
向に延びるサーミスタ12の先端が突出している。
【0030】希釈試料中に含まれる粒子としての血液細
胞27が細孔53を通過する際にインピーダンスが変化
するので、このインピーダンス変化によって生じるパル
スの数及び波高値を処理・解析手段(図示略)により測
定する。
【0031】細孔53を通過して第2室52へ流れ込ん
だ血液細胞27は、バックシース液供給用ニップル(シ
ース液供給手段の一部)6から供給されるバックシース
液25に包み込まれて、シース液回収管18へと流れて
行く。なお、図2に示すように、アパーチャー部32
は、上下一対のパッキン30・31により水密性を保っ
た状態で保持されている。
【0032】図3及び図4は、粒子検出器Pが非シース
型状態にある場合、すなわち、ノズル1のテーパ部28
がシール部材16に密に当接している場合を示す。この
状態では、ノズル駆動部2の下側のニップル3から非シ
ース型切り替えエアーが供給されてピストンヘッド19
が上方へ移動した結果、ノズル1のテーパ部28がシー
ル部材16に密に当接している。そして、第1室51の
テーパ部分がシールされ、これによって、ノズル1の内
側と第1室51に供給されたフロントシース液29とが
隔離されている。
【0033】この状態で、希釈試料はまず、ノズル1か
ら試料排出路55を経てニップル5へ流れてチャージン
グを行い、希釈液と希釈試料とが置換される。その後、
希釈試料中に含まれる血液細胞27はアパーチャー部3
2の細孔53を通過して第2室52へと流れる。
【0034】血液細胞27が細孔53を通過する際にイ
ンピーダンスが変化するので、このインピーダンス変化
によって生じるパルスの数及び波高値を処理・解析手段
(図示略)により測定する。
【0035】細孔53を通過して第2室52へ流れ込ん
だ血液細胞27は、バックシース液供給用ニップル6か
ら供給されるバックシース液25に包み込まれ、シース
液回収管18へと流れて行く。
【0036】以上のように、ノズル移動手段とシース液
供給手段とは制御手段により共同選択的に動作される。
すなわち制御手段は、ノズル1のテーパ部28がシール
部材16から離れているときにはシース液を流し、ノズ
ル1のテーパ部28がシール部材16に密に当接してい
るときはシース液を流さないように、この粒子検出器P
を制御する。
【0037】図5〜図7に、この粒子検出器Pを使用し
た粒子分析装置としての血球計数装置Dの流体回路図を
示す。以下、これらの流体回路図に基づいて粒子測定時
の流体の流れを説明する。
【0038】おおまかには、血液試料を希釈混合して、
最初に赤血球+血小板を測定し、次に溶血剤を添加して
白血球とヘモグロビンとを測定する、という順序で粒子
測定を行う。
【0039】まず、希釈試料の作製を行う。
【0040】試料としての血液が入れられた試料容器1
01に試料吸引用ピペット102を入れて、血液吸引用
シリンジ103で血液を20μl吸引する。同時にバル
ブV14を開いて、反応チャンバ104に溜めてある希
釈液を廃液収納手段としての廃液チャンバ105に排出
する。排出が終了するとバルブV14を閉じる。
【0041】血液の吸引が終了すると、ピペット102
を反応チャンバ104の上方に移動させ、血液吸引用シ
リンジ103と希釈液用シリンジ106とを使って、血
液17.5μlと希釈液3482.5μlとを吐出し、
撹拌モータ107を回転させてこれらを混合し、希釈倍
率200倍の試料を3500μl作製する。
【0042】粒子測定は最初に、赤血球+血小板をシー
スフローの状態で行う。
【0043】まず、粒子検出器Pのフロントシース液供
給ライン及びバックシース液供給ラインの気泡抜きを行
う。具体的には、バルブV10及びバルブV11(シー
ス液供給手段の一部)を開いて希釈液を廃液チャンバ1
05へ流し、気泡抜きチャンバ108(シース液収納室
11)や管路の中にあるフロントシース側の気泡を抜
く。ここで、希釈液チャンバ109には陽圧がかかって
いるので、バルブV10及びバルブV11を開くだけ
で、その陽圧によって希釈液チャンバ109から希釈液
が押し出され、バルブV11→気泡抜きチャンバ108
→バルブV10→廃液チャンバ105へと流れるので、
ポンプなどは特に必要ない。
【0044】同様にして、バルブV9(シース液供給手
段の一部)、バルブV19及びバルブV24を開いてバ
ックシース側の気泡を抜く。このラインも、フロントシ
ース側と同様に、希釈液チャンバ109にかかっている
陽圧によって、バルブV9及びバルブV19を開くだけ
で希釈液チャンバ109から希釈液が押し出され、バル
ブV9→第1絶縁チャンバ110(シース液供給手段の
一部)→第2室52→バルブV19→第2絶縁チャンバ
111へと流れるので、ポンプなどは特に必要ない。
【0045】バルブV9及びバルブV19を通った液
は、いったん第2絶縁チャンバ111に溜められ、廃液
チャンバ105にかかっている陰圧によって吸引され、
バルブV24を通って廃液チャンバ105に排出され
る。
【0046】次に、希釈混合された試料のチャージング
を行う。ここで使用する試料吸引ポンプ112は正確に
1500μl吸引するように調整してある。
【0047】バルブV13及びバルブV21を開いた
後、バルブV22を陰圧側に切り替えて、試料吸引ポン
プ112により反応チャンバ104から希釈試料を吸引
し、管路中に希釈試料を満たす。すると、試料吸引ポン
プ112は正確に1500μl吸引するように調整され
ているので、反応チャンバ104には正確に2000μ
l(3500μl−1500μl)の希釈試料が残る。
【0048】このチャージングが終了すると、バルブV
13及びバルブV21を閉じ、バルブV23を開いた後
にバルブV22を陽圧側に切り替えて、試料吸引ポンプ
112内の吸引液を廃液チャンバ105に排出する。
【0049】次に、シースフローを形成して粒子測定を
行う。
【0050】すなわち、バルブV9、バルブV11、バ
ルブV12、バルブV18及びバルブV24を開き、シ
ース用シリンジ113(シース液供給手段の一部)を動
かしてシースフローを形成し、測定を行う。シース用シ
リンジ113やバルブV11などのシース液供給手段
は、ノズル駆動部2とともに、前記の制御手段により制
御される。
【0051】具体的には、バルブV9を開いてバックシ
ース液を供給し、バルブV11を開いてフロントシース
液を供給し、バルブV12を開いてシース用シリンジ1
13を動かして、チャージングされた試料をノズル1か
ら押し出す。そして、バルブV18を開いてシース液回
収管18からの廃液を第2絶縁チャンバ111に排出す
る。次いで、バルブV24を開いて、第2絶縁チャンバ
111に排出された廃液を廃液チャンバ105に排出す
る。
【0052】すでに図1及び図2において説明したよう
に、ノズル1から出た血液細胞27は、フロントシース
液29に包まれてアパーチャー部32の細孔53を通過
するので、通過の際のインピーダンス変化によって生じ
るパルスの数及び波高値を処理・解析手段(図示略)に
より測定する。
【0053】測定が終了すると、次のようにして、粒子
検出器P及びチャージングラインの洗浄を行う。
【0054】まず、シース用シリンジ113の吐出動作
をやめ、一定時間、フロントシース液29及びバックシ
ース液25を流して、粒子検出器P内を流れている希釈
試料を流してしまう。
【0055】次に、バルブV18及びバルブV24を閉
じ、同時にバルブV21及びバルブV23を開いて、フ
ロントシース液29を一定時間、ノズル1側に流す。こ
れによって、ノズル1内に残っている希釈試料を廃液チ
ャンバ105に流して洗浄する。
【0056】このままの状態でバルブV5(シース液供
給手段の一部)を開き、希釈液チャンバ109から陽圧
により押し出された希釈液を一定時間流すことで、バル
ブV5、バルブV12、バルブV21及びバルブV23
を通ってチャージングラインに残っている希釈試料を洗
浄する。
【0057】一定時間流した後、すべてのバルブV5・
V12・V21・V23を閉じ、洗浄を終了する。バル
ブV5に関しては、シース用シリンジ113が下死点ま
で下がった後にこれを閉じる。
【0058】引き続き、希釈液チャンバ109への給
水、廃液チャンバ105からの廃液排出を行う。
【0059】すなわち、バルブV1を開き、バルブV2
を陰圧側に切り替えて、希釈液チャンバ109への給水
を行う。希釈液チャンバ109内のフロートスイッチが
切り替わったらバルブV1を閉じ、バルブV2を陽圧側
切り替える。次いで、バルブV17を開き、バルブV1
6を切り替えて、廃液チャンバ105からの廃液排出を
行う。一定時間たつとバルブV17を閉じ、バルブV1
6を陽圧側に切り替えて廃液排出を終了する。
【0060】次に、白血球・ヘモグロビン用の試料を作
製する。
【0061】バルブV7及びバルブV8を陰圧側に切り
替えて溶血剤吐出用ポンプ114を作動させることで、
溶血剤の入れられた溶血剤容器115から溶血剤をポン
プ114内に吸引する。そして、バルブV7及びバルブ
V8を陽圧側に切り替えて、ポンプ114内の溶血剤を
反応チャンバ104に吐出する。この吐出と同時に撹拌
モータ107を回転させ、反応チャンバ104内に残っ
ている希釈試料と溶血剤とを混合し、赤血球を溶血させ
る。
【0062】溶血させている間に粒子検出器Pを非シー
ス型に切り替える。すなわち、バルブV15を非シース
型切り替えエアー供給側に切り替えて、非シース型切り
替えエアー信号をノズル駆動部2に供給する。これによ
りノズル1は上方へ移動し、図3及び図4の状態にな
る。
【0063】この状態では、ノズル1のテーパ部28が
シール部材16に押し付けられて密着しているので、ノ
ズル1から出る試料が第1室51のフロントシース液2
9にさらされることはなくなる。
【0064】次に、白血球及びヘモグロビンの測定を行
う。
【0065】まず、白血球・ヘモグロビン測定用試料の
チャージングを行う。すなわち、溶血した希釈試料のチ
ャージングを行う。バルブV13及びバルブV20を開
いた後にバルブV22を陰圧側に切り替えて、試料吸引
ポンプ112を作動させることで、反応チャンバ104
から溶血した希釈試料を吸引する。そして、ノズル1を
通して、アパーチャー部32の直下である第1室51の
小径部分からバルブV20までのラインの管路に、溶血
した希釈試料を満たす。
【0066】チャージングが終了するとバルブV13及
びバルブV20を閉じ、バルブV23を開いた後にバル
ブV22を陽圧側に切り替えて、試料吸引ポンプ112
内に吸引した希釈試料を廃液チャンバ105に排出す
る。
【0067】その後、ヘモグロビン測定を行う。
【0068】チャージングされるラインの途中にはヘモ
グロビン測定部116が設けてある。ヘモグロビン測定
部116は、その管路の一部がフローセル50の一部に
なっており、吸光度法によりヘモグロビン測定ができる
ようにされている。チャージングが終了すると、吸光度
を測定し、ヘモグロビン測定を行う。
【0069】次に、白血球測定を行う。
【0070】バルブV9、バルブV12及びバルブV1
8を開き、シース用シリンジ113を作動させて、チャ
ージングされた希釈試料を第1室51の小径部分からア
パーチャー部32の方へ流す。すると、ノズル1から出
た血液細胞27はアパーチャー部32の細孔53を通過
するので、通過の際のインピーダンス変化によって生じ
るパルスの数及び波高値を測定する。
【0071】細孔53を通過した試料は、バルブV9、
第1絶縁チャンバ110及び第2室52のラインから供
給されるバックシース液25に包まれて流れ、シース液
回収管18及びバルブV18を通って第2絶縁チャンバ
111に溜められる。
【0072】チャージングラインを洗浄し、反応チャン
バ104に残った試料の排出を行う。
【0073】シリンジ113を止め、バックシース液2
5を一定時間流す。同時に、バルブV13、バルブV2
1及びバルブV23を開いて、反応チャンバ104に残
っている希釈試料を廃液チャンバ105に排出する。反
応チャンバ104内に残っている試料をすべて排出した
らバルブV13を閉じる。
【0074】次に、バルブV18を閉じて、シース液回
収管18及びバルブV18のラインの洗浄を終了する。
その後、バルブV24を開いて、第2絶縁チャンバ11
1に溜まっている廃液を廃液チャンバ105に吸引して
排出する。そして、バルブV5、バルブV12、バルブ
V20及びバルブV21を開いて、チャージングライン
を洗浄する。
【0075】このとき、シース用シリンジ113を吸引
動作させて次の測定が可能な状態にするため、シリンジ
113を下死点まで下げる。一定時間流して洗浄を行っ
た後にバルブV21を閉じ、同時にバルブV11を開
き、バルブV15をシース型切り替えエアー供給側に切
り替えてノズル1を下げ、シースフロー型の状態にして
フロントシース側を洗浄する。
【0076】一定時間の洗浄が終了すると、すべてのバ
ルブを閉じて、チャージングラインの洗浄と、反応チャ
ンバ104に残された試料の排出とを行う。
【0077】次いで、試料吸引用ピペット102及び反
応チャンバ104の洗浄を行う。
【0078】その後、バルブV6を一定時間開いて、洗
浄のために希釈液をピペット102から吐出し、反応チ
ャンバ104に溜める。一定量の希釈液が溜まるとバル
ブV6を閉じる。そして、撹拌モータ107を回転させ
て混合羽根の洗浄を行う。一定時間たつと撹拌モータ1
07を止め、バルブV14を開いて、反応チャンバ10
4内の洗浄に用いた希釈液を廃液チャンバ105に排出
する。排出し終わったらバルブV14を閉じる。
【0079】以上の操作を3回繰り返して、ピペット1
02、反応チャンバ104及び混合羽根の洗浄を行う。
【0080】次に、バルブV3及びバルブV4を陽圧側
に切り替えて洗浄液吐出用ポンプ116を作動させて希
釈液を吸引し、反応チャンバ104内に吐出して溜め
る。その後、バルブV3及びバルブV4を陰圧側に切り
替えて希釈液チャンバ109から希釈液を吸引する。次
に、バルブV13及びバルブV21を開き、少し遅れて
バルブV22を陰圧側に切り替え、試料吸引用ポンプ1
12を動かしてチャージングラインに液を満たす。
【0081】その後、バルブV21を閉じると同時にバ
ルブV23を開き、バルブV22を陽圧側に切り替えて
ポンプ112内の液を排出する。排出が終わると、バル
ブV23を閉じる。
【0082】次に、希釈液チャンバ109への給水、廃
液チャンバ105からの廃液排出を行う。
【0083】すなわち、バルブV1を開き、バルブV2
を陰圧側に切り替えて希釈液チャンバ109への給水を
行う。希釈液チャンバ109内のフロートスイッチが切
り替わると、バルブV1を閉じ、バルブV2を陽圧側に
切り替え、バルブV17を開き、バルブV16を陽圧側
に切り替えて廃液チャンバ105からの廃液排出を行
う。一定時間たつと、バルブV17を閉じ、バルブV1
6を陰圧側に切り替えて、廃液排出を終了する。
【0084】以上で一連の測定を終了する。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載の粒子検出器によれば、細
孔によって連通する2つの室を有し、一方の室に粒子含
有試料吐出用ノズルが設けられた前記のようなフローセ
ルと、このフローセルの細孔を前記粒子が通過する際に
その試料中の粒子を検出するための粒子検出手段と、ノ
ズルをその軸方向へ往復移動させるためのノズル移動手
段とを備えてなるので、ノズルを移動させることで、シ
ースフローと非シースフローの切り替えを行うことが可
能になる。したがって、試料を1回だけ希釈して測定用
試料を作製すれば複数種類の粒子測定が可能になる。例
えば粒子含有試料が全血試料である場合、同試料を1回
だけ希釈して測定用試料を作製することにより、白血
球、赤血球+血小板の測定が可能となり、粒子数の検出
に要する時間の短縮化、装置の簡素化及び低コスト化を
図ることができる。
【0086】請求項2記載の粒子検出器によれば、粒子
検出手段が一対の電極であり、ノズルがそれらの電極の
うちの一方の電極を兼ねており、ノズル移動手段が、シ
ースフローと非シースフローとの切り替えが可能となる
ように、ノズルを、シール部材を介してフローセルの一
方の室の細孔近傍壁面に密着する位置と離れる位置との
間で軸方向へ往復移動させるものであるので、粒子検出
器の一部構成要素を省略することが可能になり、粒子検
出器のいっそうのコンパクト化、低コスト化を図ること
ができる。
【0087】請求項3記載の粒子分析装置によれば、前
記のような、フローセル、シール部材、シース液供給手
段、廃液収容手段、粒子検出手段、ノズルがシール部材
を介してフローセルの一方の室の細孔近傍壁面に密着す
る状態と離れる状態とを生ずるようにノズルをその軸方
向へ往復移動させるためのノズル移動手段、このノズル
移動手段及びシース液供給手段を共同選択的に動作させ
るべくこれらを制御するための制御手段、粒子検出手段
により検出された粒子を信号処理しかつデータ解析して
粒子分析を行うための処理・解析手段を備えてなるの
で、制御手段がノズル移動手段及びシース液供給手段を
制御することでフローセルにシースフローと非シースフ
ローとを選択的に発生させることが可能になる。したが
って、例えば粒子含有試料が全血試料である場合、同試
料を1回だけ希釈して測定用試料を作製することによ
り、白血球、赤血球+血小板の測定が可能となり、粒子
数の検出に要する時間の短縮化、装置の簡素化及び低コ
スト化を図ることができる。
【0088】請求項4記載の粒子分析装置によれば、ノ
ズル移動手段が、シースフローと非シースフローとの切
り替えが可能となるように、ノズルを、シール部材を介
してフローセルの一方の室の細孔近傍壁面に密着する位
置と離れる位置との間で軸方向へ往復移動させるもので
あり、そのシール部材がフローセルの一方の室における
細孔手前の流路の周囲に設けられているので、請求項3
記載の粒子分析装置が奏する前記効果を簡単な構成で確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粒子検出器におけるシース型状態
を示す構成説明図である。
【図2】図1のシース型状態にある粒子検出器の要部を
拡大して示す構成説明図である。
【図3】図1の粒子検出器における非シース型状態を示
す構成説明図である。
【図4】図3の非シース型状態にある粒子検出器の要部
を拡大して示す構成説明図である。
【図5】本発明に係る粒子分析装置における流体回路の
左側部を示す回路図である。
【図6】本発明に係る粒子分析装置における流体回路の
中央部を示す回路図である。
【図7】本発明に係る粒子分析装置における流体回路の
右側部を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ノズル(電極) 2 ノズル駆動部 3 エアー供給用ニップル 4 エアー供給用ニップル 5 試料排出用ニップル 6 バックシース液供給用ニップル 7 シース液排出口 8 気泡抜き用ニップル 9 フロントシース液気泡抜き口 10 フロントシース液供給用ニップル 11 シース液収納室 12 サーミスタ 16 シール部材 18 シース液回収管 19 ピストンヘッド 20 電極 25 バックシース液 26 非シース時吸引試料排出管 27 血液細胞 28 テーパ部 29 フロントシース液 30 パッキン 31 パッキン 32 アパーチャー部 50 フローセル 51 第1室 52 第2室 53 細孔 101 試料容器 102 ピペット 103 血液吸引用シリンジ 104 反応チャンバ 105 廃液チャンバ 106 希釈液用シリンジ 107 撹拌モータ 108 気泡抜きチャンバ 109 希釈液チャンバ 110 第1絶縁チャンバ 111 第2絶縁チャンバ 112 試料吸引用ポンプ 113 シース用シリンジ 114 溶血剤吐出用ポンプ 115 溶血剤容器 116 洗浄液吐出用ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細孔によって連通する2つの室を有し、
    これらのうちの一方の室に粒子含有試料吐出用ノズル及
    びシース液流入部が設けられ、他方の室に液排出部が設
    けられたフローセルと、 このフローセルの細孔を前記試料が通過する際にその試
    料中の粒子を検出するための粒子検出手段と、 ノズルをその軸方向へ往復移動させるためのノズル移動
    手段とを備えてなる粒子検出器。
  2. 【請求項2】 粒子検出手段が一対の電極であり、ノズ
    ルがそれらの電極のうちの一方の電極を兼ねており、ノ
    ズル移動手段が、シースフローと非シースフローとの切
    り替えが可能となるように、ノズルを、シール部材を介
    してフローセルの一方の室の細孔近傍壁面に密着する位
    置と離れる位置との間で軸方向へ往復移動させるもので
    ある請求項1記載の粒子検出器。
  3. 【請求項3】 細孔によって連通する2つの室を有し、
    これらのうちの一方の室に粒子含有試料吐出用ノズル及
    びシース液流入部が設けられ、他方の室に液排出部が設
    けられたフローセルと、 このフローセルにシース液を供給するためのシース液供
    給手段と、 フローセルからの廃液を収容するための廃液収容手段
    と、 フローセルの細孔を前記試料が通過する際にその試料中
    の粒子を検出するための粒子検出手段と、 ノズルをその軸方向へ往復移動させるためのノズル移動
    手段と、 このノズル移動手段及びシース液供給手段を共同選択的
    に動作させるべくこれらを制御するための制御手段と、 粒子検出手段により検出された粒子を信号処理しかつデ
    ータ解析して粒子分析を行うための処理・解析手段とを
    備えてなる粒子分析装置。
  4. 【請求項4】 ノズル移動手段が、シースフローと非シ
    ースフローとの切り替えが可能となるように、ノズル
    を、シール部材を介してフローセルの一方の室の細孔近
    傍壁面に密着する位置と離れる位置との間で軸方向へ往
    復移動させるものであり、そのシール部材がフローセル
    の一方の室における細孔手前の流路の周囲に設けられて
    いる請求項3記載の粒子分析装置。
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