JP3241135B2 - ケース積下ろし装置 - Google Patents

ケース積下ろし装置

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JP3241135B2 JP36078692A JP36078692A JP3241135B2 JP 3241135 B2 JP3241135 B2 JP 3241135B2 JP 36078692 A JP36078692 A JP 36078692A JP 36078692 A JP36078692 A JP 36078692A JP 3241135 B2 JP3241135 B2 JP 3241135B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、合成樹脂製
コンテナ、段ボール箱等の特異形状に形成されたケース
をパレットから順次積下ろしするために用いられるケー
ス積下ろし装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような特異形状のケース
をパレットから1列ずつ積下ろしするケース積下ろし装
置としては、例えば、当出願人によって既に開発した積
下ろし装置(実願平3−75767号参照)がある。
【0003】この装置は、合成樹脂製の各コンテナが所
定個積重ねられたパレットを運搬用コンベア上に載置し
て、同パレットに積重ねられた複数列の各コンテナ群を
1列ずつ積下ろしする1ピッチ分だけ運搬用コンベアを
間欠送りする。同時に、ケース積下ろし機を駆動して、
パレットに積重ねられた複数列の各コンテナ群をプッシ
ャにより1列ずつ順次積下ろしすると共に、ケース分離
機を駆動して、1列分の各コンテナ群を下段側から1段
ずつ順次分離する装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
合成樹脂製のコンテナを長期間使用すると、経年変化に
より各コンテナの積重ね形状が変形してしまい、所定個
の各コンテナを垂直方向に複数段積重ねることが困難と
なる。且つ、多数個の生産物が投入されたコンテナを複
数段積重ねるとコンテナ群の重心が高くなり、コンテナ
群の積重ね姿勢が不安定となるため、運搬用コンベアの
駆動時及び停止時に於いて、パレットに積重ねられた最
終列の各コンテナ群に横転が生じやすく、コンテナ群の
積下ろし作業が円滑に行えなくなるという問題点が考え
られる。
【0005】また、パレットに複数列積重ねられた各コ
ンテナ群の向きを強制的に整列させると、隣接する各コ
ンテナの両側縁部が互いに重なり合うことがあるため、
コンテナ群の積下ろしが妨げられるという問題点も考え
られる。
【0006】この発明は上記問題に鑑み、パレットに積
重ねられた最終列の各ケース群をケース支持板で垂直姿
勢に支持した状態のまま移動することにより、パレット
運搬時に於いて、複数列積重ねられた各ケース群が横転
するのを確実に防止でき、積下ろし作業が円滑に行なえ
るケース積下ろし装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記運搬用
コンベア上に設定した積下ろし位置に、前記パレットに
積重ねられた最終列の各ケース群を垂直姿勢に支持する
ケース支持板を対接し、且つ、該各ケース群を支持した
姿勢のままケース支持板を運搬用コンベアの送り速度と
同期してパレット送り方向に移動するケース支持手段を
設けたケース積下ろし装置であることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明は、運搬用コンベアを駆動して、パレ
ットに積重ねられた複数列の各ケース群を1列ずつ積下
ろし位置に移動すると共に、ケース支持手段を駆動し
て、パレットに積重ねられた最終列の各ケース群にケー
ス支持板を対接し、同ケース支持板を運搬用コンベアの
送り速度と同期してパレット送り方向に移動させ、パレ
ットに積重ねられた最終列の各ケース群をケース支持板
で垂直姿勢に支持した状態のまま移動する。同時に、ケ
ース積下ろし手段を駆動して、パレットに積重ねられた
複数列の各ケース群を1列ずつ順次積下ろしするので、
パレット運搬時に於いて、パレットに積重ねられた各ケ
ース群が横転するのを防止できる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、パレットに積重ねら
れた最終列の各ケース群をケース支持板で垂直姿勢に支
持した状態のまま移動するので、運搬用コンベアの駆動
時及び停止時に於いて、パレットに積重ねられた最終列
の各ケース群が横転するのを確実に防止でき、且つ、前
後又は左右に隣接する各ケース群が互いに重なり合った
りせず、複数列の各ケース群を1列ずつ順次積下ろすた
めの作業が円滑に行なえると共に、積下ろし作業に要す
る人員及び時間を削減して、作業の省力化及び能率アッ
プを図ることができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はケースの一例として複数段積重ねられた
合成樹脂製のコンテナを1段ずつ積下ろしするために用
いられるケース積下ろし装置1を示し、図1及び図5に
於いて、このケース積下ろし装置1は、例えば、45個
の各コンテナa…が積重ねられたパレットPを運搬用コ
ンベア2上に載置して、同運搬用コンベア2上に設定し
た積下ろし位置にパレットPを搬送する。この後、ケー
ス支持機3を駆動して、パレットPに積重ねられた複数
列の各コンテナ群A…を起立姿勢に支持すると共に、同
パレットPに積重ねられた各コンテナ群A…を1列ずつ
順次供給する1ピッチ分だけ運搬用コンベア2を間欠駆
動する。ケース積下ろし機4を駆動して、パレットPに
積重ねられた各コンテナ群A…を1列ずつ順次積下ろし
すると共に、ケース分離機5を駆動して、所定個の各コ
ンテナa…を5段積重ねてなる1列分の各コンテナ群A
…を下段側から順次分離して分配用コンベア6上に順次
供給する装置である。
【0011】上述の運搬用コンベア2は、送り側始端部
に軸支した各スプロケット7,7と、送り側終端部に軸
支した各スプロケット8,8との間に各送り用チェーン
9,9を張架し、終端側下部に配設した減速機付き送り
用モータ10の駆動力により、スプロケット11,12
及び駆動チェーン13を介して各送り用チェーン9,9
をパレット送り方向に周回させ、同送り用チェーン9,
9上に載置されたパレットPを1列分の各コンテナ群A
…を積下ろしする1ピッチ分ずつ間欠送りする。且つ、
運搬用コンベア2上に設定した積下ろし位置上部にパレ
ット送り方向と平行して取付け枠14を水平架設し、同
取付け枠14の積下ろし側下部にパレットPの送り側前
端部に積重ねられた上段側の各コンテナa…と対向して
整列プレート14aを立設している。なお、一つのパレ
ットPに積重ねられた全コンテナ群A…を積下ろし後、
送り側終端部に接続したパレット積重ね機(図示省略)
に空パレットPを供給して積重ね回収する。
【0012】一方、運搬用コンベア2上に設定した積下
ろし位置側部にパレットPと対向して、例えば、投光器
と受光器とで構成される光電センサS1 を配設し、同光
電センサS1 でパレットPの始端部及び終端部を検知す
る。且つ、運搬用コンベア2上に設定した積下ろし位置
側部にパレットPに積重ねられた各列の各コンテナ群A
…と対向して、例えば、投光器と受光器とで構成される
各光電センサS2 ,S3 ,S4 を配設し、同各光電セン
サS2 ,S3 ,S4 でパレットPに積重ねられた最終列
のコンテナ群Aを検知すると共に、同各光電センサ
1 ,S2 ,S3 ,S4 の検知に基づいて、運搬用コン
ベア2の送り用モータ10と、ケース支持機3の移動用
モータ21及び旋回用シリンダ25とを駆動及び停止す
る。
【0013】前述のケース支持機3は、図2及び図3に
も示すように、運搬用コンベア2上に設定した積下ろし
位置上部にパレット送り方向と平行して取付け枠14を
水平架設し、同取付け枠14の下面側に架設した2本の
各ガイドレール15,15間に可動台16を前後移動自
在に取付け、同可動台16の下面側後端部に、パレット
Pの送り側後端部に積重ねられた上段側の各コンテナa
…と対向して横長形状のケース支持板17を上下回動自
在に軸支している。且つ、取付け枠14の送り側始端部
及び送り側終端部に軸支した各スプロケット18,19
間に移動用チェーン20を張架し、同移動用チェーン2
0の両端部を可動台16の上面側中央部に連結固定し
て、終端側上部に配設した減速機付き移動用モータ21
の駆動力により、スプロケット22,23及び駆動チェ
ーン24を介して移動用チェーン20を送り方向に周回
させ、上述した運搬用コンベア2の間欠送りと同期し
て、1列分の各コンテナ群A…を積下ろしする1ピッチ
分だけ可動台16を間欠移動する。
【0014】上述のケース支持板17は、同ケース支持
板17の軸端部に可動台16の一側上部に配設した旋回
用シリンダ25のピストンロッドを連結して、同旋回用
シリンダ25の作動により、パレットPの送り側後端部
に積重ねられた各コンテナ群A…を垂直姿勢に支持する
垂直位置と、パレットPに積重ねられた各コンテナ群A
…の通過を許容する水平位置とに上下回動すると共に、
パレットPの送り側後端部に積重ねられた各コンテナ群
A…の後面に対してケース支持板17を所定間隔に近接
した垂直位置に回動停止する。且つ、ケース支持板17
の前面側下端部に押圧板26の出没を許容する形状寸法
の出没孔17aを形成し、同出没孔17aの後面側上部
に押圧板26を上下回動自在に軸支すると共に、同出没
孔17aの後面側下部と押圧板26の軸端部との間にス
プリング27を張架して、ケース支持板17の出没孔1
7aに対して押圧板26を常時突出する方向に回動付勢
している。
【0015】且つ、ケース支持板17の後面側下部に押
圧板26と対向して、例えば、リミットスイッチ等で構
成される押圧センサS5 を配設し、同押圧センサS5
パレットPに積重ねられた最終列のコンテナ群Aに対し
て押圧板26が押圧されたのを検知すると共に、同押圧
センサS5 の検知に基づいて移動用モータ21を駆動及
び停止し、パレットPに積重ねられた各コンテナ群A…
に対してケース支持板17を所定間隔に近接した位置に
移動停止する。
【0016】前述のケース積下ろし機4は、図1及び図
4に示すように、運搬用コンベア2上に設定した積下ろ
し位置上部にパレット送り方向と直交して取付け枠28
を水平架設し、同取付け枠28の前面側に水平架設した
2本の各ガイドレール29,29間に可動台30を左右
移動自在に取付け、同可動台30の前面側中央部に1列
分のコンテナ群Aと対向して縦長形状のプッシャ板31
を連結固定している。且つ、取付け枠28の積下ろし側
始端部及び積下ろし側終端部に軸支した各スプロケット
32,33間に移動用チェーン34を張架し、同移動用
チェーン34の端部を可動台30の後面側中央部に連結
固定し、終端側上部に配設した減速機付き移動用モータ
35をスプロケット33の軸端部に直結して、同移動用
モータ35の駆動力により、各スプロケット32,33
を介して移動用チェーン34を積下ろし方向に周回さ
せ、パレットPの積重ねられた1列分のコンテナ群Aと
対向する後退位置と、後述するケース分離機5の昇降用
コンベア39上に1列分の各コンテナ群A…を移載する
前進位置とにプッシャ板31を前後移動する。
【0017】前述のケース分離機5は、図5、図6、図
7に示すように、運搬用コンベア2上に設定した積下ろ
し位置側部にケース積下ろし方向と平行して取付け枠3
6を水平架設し、同取付け枠36の前面側に垂直架設し
た2本の各ガイドレール37,37間に昇降台38を上
下昇降自在に取付け、同昇降台38の前面側上端部に1
列分の各コンテナ群A…を載置する大きさに形成した昇
降用コンベア39を水平固定している。且つ、取付け枠
36の上端側中央部に軸受した回転板40の前面側周縁
部と、昇降台38の後面側下端部とをクランクアーム4
1で連結して、同側下部に配設した減速機付き昇降用モ
ータ42の駆動力により、スプロケット43,44及び
駆動チェーン45を介して回転板40を一方向に回転さ
せ、クランクアーム41の揺動により昇降台38を垂直
方向に上下動し、上段側に配設した運搬用コンベア2上
のパレットPと水平となる上昇位置と、下段側に配設し
た分配用コンベア6と水平となる降下位置とに昇降用コ
ンベア39を昇降停止する。
【0018】上述の昇降用コンベア39は、送り側始端
部に軸支した各プーリ46,46と、送り側終端部に軸
支した各プーリ47,47との間に断面V字形の各送り
用ベルト48,48を張架し、終端側下部に配設した減
速機付き送り用モータ49の駆動力により、スプロケッ
ト50,51及び駆動チェーン52を介して各送り用ベ
ルト48,48をケース積下ろし方向に周回させ、上昇
位置及び降下位置に於いて昇降用コンベア39を一方向
に駆動する。
【0019】且つ、上昇位置に停止した昇降用コンベア
39の両側位置に、同昇降用コンベア39上の下から2
段目に積重ねられた各コンテナa…の両側面と対向して
各ケース保持板53…を回動自在に軸支し、同各ケース
保持板53…を固定した各支軸54,54の端部と、終
端側上部に軸受した連動軸55の両端部とを傘形の各ギ
ャ56,57を介して夫々連結している。
【0020】且つ、一方に軸受した支軸54の一側端部
と、同支軸54と平行して軸受した支軸58の一側端部
とをアーム59で連結し、同支軸58の他側端部に軸支
したカムローラ60と、回転板40の後面側周縁部に形
成したカム部61とを係合すると共に、終端側上部に配
設した牽引用シリンダ62のピストンロッドを支軸54
の一側端部に連結して、回転板40のカム部61に対し
て支軸58のカムローラ60を常時当接する方向に回動
付勢している。すなわち、上述した昇降用モータ42の
駆動力により回転板40を回転して、カムローラ60及
びカム部61を介して、昇降用コンベア39上に載置さ
れた下から2段目の各コンテナa…を水平姿勢に保持す
る閉位置と、同各コンテナa…の保持を解除する開位置
とに左右の各ケース保持板53…を回動する。
【0021】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、ケース積下ろし装置1による各コンテナa…
の積下ろし動作を説明する。先ず、図1、図2に示すよ
うに、運搬用コンベア2をパレット送り方向に駆動し
て、45個の各コンテナa…が積重ねられたパレットP
を運搬用コンベア2上の積下ろし位置に搬送する。同時
に、各光電センサS1 ,S2 ,S3 ,S4 の検知に基づ
いて運搬用コンベア2の送り用モータ10とケース支持
機3の移動用モータ21とを駆動し、運搬用コンベア2
上の積下ろし位置にパレットPの送り側後端部に積重ね
られた各コンテナ群A…が到達したとき搬送停止する。
【0022】各光電センサS1 ,S2 の検知に基づいて
ケース支持機3の旋回用シリンダ25を作動し、パレッ
トPの送り側後端部に積重ねられた各コンテナ群A…の
後面側と対向する垂直姿勢にケース支持板17を回動し
て、同ケース支持板17の下端部に軸支した押圧板26
をパレットPの送り側後端部に積重ねられた上段側の各
コンテナa…に押圧する。同時に、押圧センサS5 の検
知に基づいてパレットPに積重ねられた最終列の各コン
テナ群A…に対してケース支持板17を所定間隔に近接
した位置に移動停止する。
【0023】次に、図4、図5、図6に示すように、ケ
ース積下ろし機4のプッシャ板31を積下ろし方向に移
動して、パレットPの送り側前端部に積重ねられた1列
目の各コンテナ群A…をプッシャ板31で積下ろし方向
に水平移動し、上昇位置に待機するケース分離機5の昇
降用コンベア39上に1列目の各コンテナ群A…を移載
した後、プッシャ板31を初期位置に復帰移動させる。
同時に、昇降用コンベア39を垂直降下させ、下から2
段目に積重ねられた各コンテナa…の両側縁部に左右の
各ケース保持板53…を係止して、残りの各コンテナ群
A…を水平姿勢に保持すると共に、昇降用コンベア39
を降下位置まで降下して最下段の各コンテナa…を分離
し、昇降用コンベア39を積下ろし方向に回転駆動して
分離した各コンテナa…を分配用コンベア6上に順次移
載する。
【0024】この後、昇降用コンベア39を垂直上昇さ
せ、左右の各ケース保持板53…で保持した残りの各コ
ンテナ群A…を昇降用コンベア39により持ち上げると
共に、左右の各ケース保持板53…による保持を解除し
て残りの各コンテナ群A…を昇降用コンベア39に移載
する。上述と同様にして、残りの各コンテナ群A…を下
段側から1段ずつ順次分離し、分離した各コンテナa…
を分配用コンベア6上に順次移載して次工程(図示省
略)に搬送供給する。
【0025】次に、1列目の各コンテナ群A…を分離し
た後、各光電センサS1 ,S2 ,S3 ,S4 の検知に基
づいて次列の各コンテナ群A…を積下ろしする1ピッチ
分だけ運搬用コンベア2をパレット送り方向に間欠送り
すると共に、運搬用コンベア2の送り用モータ10とケ
ース支持機3の移動用モータ21とを同期駆動して、ケ
ース支持機3のケース支持板17をパレットPの送り側
後端部に積重ねられた各コンテナ群A…に近接した状態
のまま移動し、運搬用コンベア2の駆動時及び停止時に
於いて、パレットPに積重ねられた各コンテナ群A…が
後方側に転倒又は傾倒するのを防止する。以下同様に、
ケース積下ろし機4を駆動して、パレットPに積重ねら
れた2列目〜5列目の各コンテナ群A…を1列ずつ順次
積下ろしする。同時に、ケース分離機5を駆動して、各
列の各コンテナ群A…を下段側から1段ずつ順次分離
し、分離した各コンテナa…を分配用コンベア6上に順
次移載して次工程(図示省略)に搬送供給する。
【0026】次に、パレットPに積重ねられた最終列の
各コンテナ群A…を積下ろし直後、押圧センサS5 の検
知に基づいてケース支持機3の旋回用シリンダ25を復
帰作動し、ケース支持板17を水平姿勢に回動復帰して
初期位置に回帰移動させる。運搬用コンベア2をパレッ
ト送り方向に駆動して、次のパレットPを積下ろし位置
に搬送し、空のパレットPをパレット積重ね機(図示省
略)に供給して積重ね回収した後、各光電センサS1
2 ,S3 ,S4 ,S5 の検知に基づいて各機3,4,
5を駆動し、パレットPに積重ねられた1列目〜5列目
の各コンテナ群A…を1列ずつ順次積下ろしする作業を
継続して行う。
【0027】以上のように、パレットPに積重ねられた
5列目の各コンテナ群A…をケース支持板17で垂直姿
勢に支持した状態のまま移動するので、運搬用コンベア
2の駆動時及び停止時に於いて、パレットPに積重ねら
れた5列目の各コンテナ群A…が横転するのを確実に防
止でき、且つ、前後又は左右に隣接する各コンテナ群A
…が互いに重合したりせず、5列積重ねられた各コンテ
ナ群A…を1列ずつ順次積下ろすための作業が円滑に行
なえると共に、積下ろし作業に要する人員及び時間を削
減して、作業の省力化及び能率アップを図ることができ
る。
【0028】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のケースは、実施例のコンテナaに
対応し、以下同様に、ケース群は、コンテナ群Aに対応
し、ケース積下ろし手段は、ケース積下ろし機4及びプ
ッシャ板31に対応し、ケース支持手段は、ケース支持
機3及びケース支持板53に対応するも、この発明は、
上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0029】例えば、各光電センサS1 ,S2 ,S3
4 の代わりにリミットスイッチ(図示省略)を配設
し、押圧センサS5 の代わりに光電センサ(図示省略)
を配設するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケース積下ろし装置によるコンテナ積下ろし動
作を示す側面図。
【図2】ケース支持機によるコンテナ支持状態を示す平
面図。
【図3】ケース支持機のケース支持板を示す正面図。
【図4】ケース積下ろし機によるコンテナ積下ろし動作
を示す側面図。
【図5】ケース分離機によるコンテナ分離動作を示す側
面図。
【図6】ケース分離機によるコンテナ分離動作を示す正
面図。
【図7】ケース分離機の昇降コンベアを示す平面図。
【符号の説明】
a…コンテナ A…コンテナ群 P…パレット 1…ケース積下ろし装置 2…運搬用コンベア 3…ケース支持機 4…ケース積下ろし機 5…ケース分離機 17…ケース支持板 31…プッシャ板 53…ケース保持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 59/06 B65G 59/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数列の各ケース群が積重ねられたパレッ
    トを運搬用コンベア上に載置して、該運搬用コンベア上
    に設定した積下ろし位置に複数列の各ケース群を1列ず
    つ移動すると共に、該積下ろし位置に配設したケース積
    下ろし手段を駆動して、パレットに積重ねられた複数列
    の各ケース群を1列ずつ順次積下ろしするケース積出し
    装置であって、上記運搬用コンベア上の積下ろし位置
    に、前記パレットに積重ねられた最終列の各ケース群を
    垂直姿勢に支持するケース支持板を対接し、且つ、該各
    ケース群を支持した姿勢のままケース支持板を運搬用コ
    ンベアの送り速度と同期してパレット送り方向に移動す
    るケース支持手段を設けたケース積下ろし装置。
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