JPH09311925A - 図形データ格納方式 - Google Patents

図形データ格納方式

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JPH09311925A
JPH09311925A JP8128573A JP12857396A JPH09311925A JP H09311925 A JPH09311925 A JP H09311925A JP 8128573 A JP8128573 A JP 8128573A JP 12857396 A JP12857396 A JP 12857396A JP H09311925 A JPH09311925 A JP H09311925A
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JP
Japan
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graphic
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feature point
data
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JP8128573A
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English (en)
Inventor
Susumu Takada
晋 高田
Masatoshi Ito
正俊 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図面の更新処理による内部処理を簡単かつ迅
速に行うことができる図形データの格納方式を提供す
る。 【解決手段】 元図面中に含まれる各図形の識別番号と
種別と属性情報とを含む図形情報を図形毎に格納する図
形情報データベース12と、各図形の識別番号と各図形
の持つ端点、中心点などの図形の形状の特徴部分を表す
特徴点と特徴点の座標データとを含む特徴点情報を特徴
点毎に格納する特徴点情報データベース14とを有し、
表示領域に含まれる特徴点を有する図形の図形情報及び
その図形の持つ全ての特徴点の特徴点情報をそれぞれ表
示用図形情報テーブル16、表示用特徴点情報テーブル
18に取り出し表示する。そして、表示された図面にお
いて、ある図形の唯一つの図形情報及びその図形に関わ
る特徴点情報のみの削除を行うことでその図形の削除を
行い、ある図形の特徴点情報に含まれる座標データを更
新することでその図形の移動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は図形データ格納方
式、特に地図情報などの図面に基づいて図形データベー
スを構築する際、構築後に行う図形の削除、移動等の修
正処理を効率的に行えるようにする図形データの格納方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地図情報(図形情報)をコンピ
ュータに読み込み作成した図形データベースの中から必
要な図形データを取り出して、希望地域の図面を表示す
るというコンピュータマッピングが、水道管、ガス管、
配線などの公益設備管理、道路管理等の各分野において
広く利用されている。例えば、電力関係の配電業務にお
いては、ある地域の図面を表示し、その表示した地域に
おける電信柱や配電線の配置を表示し、一部書き加えた
り、修正したりして配電線等の設備管理を地域毎に行っ
ている。各業務における管理範囲は広範囲に及ぶため、
従来においては地図情報の元図面を小分割し、小分割し
た範囲に含まれる図形データ毎に管理している。
【0003】この従来における図形データの格納方法及
びその使用方法について図13を用いて説明する。ま
ず、広範囲の地図や地形等をデータベース化するとき、
地図全体(元図面)を一定幅で縦横に区切り分割し、分
割した各領域(以下、小図面)毎に地図の表示のために
用いる各図形を管理していた。図13(a)には、元図
面をA1〜F4の24個の小図面に分割した例が示され
ている。例えば、図形cは、端点をそれぞれ小図面A
1、B2に有する直線であるが、この図形cは、小画面
A1,A2,B2にまたがっているので、図13(b)
の図形データベースの概念的な内容例に示したように、
アクセス単位となる小画面A1,A2,B2毎に図形c
1,c2,c3に分割されて格納される。また、図形
b,dは、それぞれ小画面A2,B1に納まっているの
で、その図形b,dの形状はそのまま分割されずに図形
データベースに格納される。
【0004】図形データベースのより詳細な内容を図1
4、図15を用いて説明する。図14は、元図面の分割
した小図面に関する情報を格納した図形情報テーブルで
ある。「分割図面番号」は、小図面を識別するために一
意に割り当てる番号であり、図13におけるA1〜F4
に相当する。「左下点」及び「右上点」は、各小図面の
左下と右上の座標点を格納する。図15は、各小図面に
含まれる図形に関する情報を格納する小画面情報テーブ
ルである。「図形番号」は、分割前の元図形を一意に識
別するための番号であり上記例では図形cに相当する。
「図形跨がり数」は、元図形が複数の小図面に跨ってい
るときの跨り小図面数であり、図形cの場合、3とな
る。「図形跨がり番号」は、元図形が複数の小図面に跨
がっているとき、各小図面に含まれる図形(跨がり図
形)の通し番号であり、図形cの場合、分割図形c1,
c2,c3のいずれかである。「図形要素データ」は、
c1,c2,c3に相当する分割された各分割図形の形
状を表す情報(形状データ)を格納する。形状データの
1ブロックの具体的なデータ構成を図16に示すが、こ
の形状データは小画面に含まれる各分割図形の種別や属
性情報等で構成され、更に図形種別毎に分割図形の線種
等の属性情報及び座標情報を持つ。「図形要素継続数」
は、各形状データのブロック数を格納し、「図形要素継
続通番」は、ブロックの通し番号を格納する。
【0005】図形データベースを作成すると、小画面毎
に分割管理された図形情報等に基づいて、例えば小画面
A1〜B2の範囲にまたがっている領域Gの部分を表示
させたいときには、図13(c)のように小画面A1〜
B2に含まれる図形データを全て図形データベースから
取り出し仮想的にコンピュータの内部で描画した後、そ
の領域Gの部分のみを画面に表示させている。また、図
13(d)のように図形cを図形c’の位置に移動させ
るときには、図形cの構成部分である図形c1,c2,
c3をそれぞれ図形データベースから取り出し、それぞ
れ削除する。そして、図形c’を管理単位である小画面
A1,B1,A2毎に図形c1’,c2’,c3’に分
割して、分割図形それぞれに所定の図形データを作成し
図形データベースに格納する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形データの格
納方式では、前述したように、1つの図形を小図面の単
位で分割管理していたので、1つの図形を削除したり移
動させたりするときなどでも、分割した数だけ図形デー
タを移動、削除させなければならず、内部処理が非常に
煩雑になってしまう。このように、1つの図形を分割管
理すると、分割しただけデータ量が増大してしまい、図
形の表示、修正等の処理時間も数倍も余計にかかってし
まうことになる。
【0007】また、1つの図形は、図形単位に作成さ
れ、そして移動、削除がされるものである。例えば、電
力関係の配電業務において管理される配電線などは、端
点となる電柱の途中で分割されることはないため、電柱
の間において長短に関係なく1本の線データとして取り
扱われることが望ましい。しかしながら、従来において
は、このような場合でも図形の性質とは無関係にデータ
ベース上に分割管理していたので、1つの図形に関する
データの管理が非常に複雑なものになっていた。
【0008】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、図面の更新処理に
よる内部処理を簡単かつ迅速に行うことができる図形デ
ータの格納方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明は、広範囲な元図面の一部分を表示
するために元図面中に含まれる図形を表示するための図
形データとして各図形の座標情報及び属性情報を格納す
る図形データ格納方式において、一つの図形全体を図形
データの管理単位とすることを特徴とする。
【0010】また、元図面中に含まれる図形を表す図形
データとして各図形の座標情報及び属性情報を格納する
図形データ格納方式において、元図面中に含まれる各図
形の識別番号と種別と属性情報とを含む図形情報を図形
毎に格納する図形情報記憶手段と、各図形の識別番号と
各図形の持つ特徴点と特徴点の座標データとを含む特徴
点情報を特徴点毎に格納する特徴点情報記憶手段とを有
し、元図面中に含まれる各図形に関する情報を図形単位
に管理することを特徴とする。
【0011】以上の構成を有する本発明においては、元
図面を小図面に分割することなしに管理し、これに伴
い、元図面に含まれる各図形を分割せずに図形単位に管
理するので、図形の更新処理を簡単にかつ迅速に行うこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0013】図1は、本発明に係る図形データの格納方
式の一実施の形態に適用した図形情報システムの全体構
成図である。本システムは、キーボード、マウス、ポイ
ンティングデバイスなど文字入力や表示画面の位置を指
し示して入力を行う各種入力手段から成る入力部2と、
図形データに基づいて地図などの図面を表示する表示部
4と、元画面の図形データを格納する図形データベース
6と、元図面のうち表示領域に含まれる図形を表示する
ために使用するワークエリア8と、図形データに基づい
て図面の表示制御、図形の作成、修正など本システムの
図形に関する処理を一括して行う図形情報処理部10と
で構成される。図形データベース6は、元図面中に含ま
れる各図形の図形情報を図形毎に格納する図形情報記憶
手段である図形情報データベース12と、各図形の持つ
特徴点に関する特徴点情報を特徴点毎に格納する特徴点
情報記憶手段である特徴点情報データベース14とを有
している。図形情報及び特徴点情報の詳細については後
述する。ワークエリア8は、図形データベース6から取
り出した表示対象となる図形に関する情報を一時的に記
憶するエリアであり、図形情報データベース12の内容
を一時記憶する表示用図形情報テーブル16と、特徴点
情報データベース14の内容を一時記憶する表示用特徴
点情報テーブル18とを含む。ワークエリア8は、メモ
リ上に形成されるが、ディスク等に形成してもよい。以
上の構成を有する本システムにおいて、入力部2からの
指定や内部処理によって表示領域が特定されると、その
表示領域に含まれる図形の図形データを図形データベー
ス6から取り出しワークエリア8に格納し、その格納さ
れた図形データに基づいて図形を表示部4に表示する。
そして、入力部2からの操作、指示により、表示された
図面に対して図形の作成、修正等がされると、その内容
をワークエリア8を介して図形データベース6に反映さ
せる。本システムは、入出力手段を有したCADなどの
図形処理を行う汎用的なコンピュータで実現される。
【0014】本実施の形態において特徴的なことは、図
形を構成する要素に分割しないで一つの図形を図形デー
タの管理単位とすることである。図形単位に管理できる
ようにしたことで、元図面全体を小図面に分割する必要
がなくなり、図形データの管理が簡便になり、そのデー
タ量も大幅に削減することができる。本実施の形態は、
このように一つの図形を図形データの管理単位したこと
を特徴としているが、ここで、本実施の形態において取
り扱う図形データについて説明する。
【0015】本実施の形態においては、図形の種別、各
図形の持つ属性に関する情報を格納する図形情報及び各
図形の特徴的な形状等に関する情報を格納する特徴点情
報を各図形に設定することで図形を管理している。本実
施の形態において特徴点とは、線分の端点、多角形の頂
点、中心点など各図形の形状の特徴を表す点をいう。図
2に図形情報の内容を、図3に特徴点情報の内容をそれ
ぞれ示す。
【0016】図形情報は、元図面に含まれる図形毎に作
成され、それぞれ各図形を一意に識別する「図形番
号」、図形の形状の種別を表す「種別」及び色コード、
レイヤ番号、特徴点に関する情報等図形毎に必要な任意
の属性情報を格納する「属性」を格納する。「種別」の
詳細は後述する。
【0017】特徴点情報は、元図面に含まれる各図形の
特徴点毎に作成され、それぞれ各図形を一意に識別する
「図形番号」、各図形に含まれる各特徴点を一意に識別
する「特徴点番号」、特徴点の「x座標」及び「y座
標」を格納する。
【0018】ここで、図形情報及び特徴点情報の具体例
を本実施の形態において取り扱う基本図形について図4
乃至図9を用いて説明する。基本図形は、点、直線/ポ
リライン、ポリゴン、円/楕円及び一般曲線から構成さ
れ、図4に示したようにそれぞれ異なる基本図形の種別
が割り当てられている。なお、前述した図形情報の「種
別」には、図4に示した基本図形の種別が格納されるこ
とになる。
【0019】基本図形が点である図形Pの図形情報及び
特徴点情報を図5に示す。点の場合、座標(x1,y
1)で表される点自身が特徴点p1となる。
【0020】(n=)3本の直線とx座標、y座標がぞ
れぞれx1〜x4,y1〜y4である(n+1=)4個
の各直線の端点とで表される直線/ポリラインである図
形Qの図形情報及び特徴点情報を図6に示す。4個の各
端点が特徴点q1〜q4となる。直線/ポリラインの場
合、線種、線の太さ、特徴点数、特徴点の並び順などを
属性データとして使用する。
【0021】(n=)5本の直線とx座標、y座標がぞ
れぞれx1〜x5,y1〜y5である(n=)5個の各
直線の端点とで表されるポリゴンである図形Rの図形情
報及び特徴点情報を図7に示す。5個の各端点が特徴点
r1〜r5となる。ポリゴンの場合、線種、線の太さ、
塗り潰し属性、特徴点数などを属性データとして使用す
る。
【0022】中心座標を(x1,y1)で表される円/
楕円である図形Sの図形情報及び特徴点情報を図8に示
す。円/楕円の場合、中心座標(x1,y1)が特徴点
s1となる。線種、線の太さ、塗り潰し属性、長半径、
短半径、楕円の場合の図形の傾きなどを属性データとし
て使用する。
【0023】基本図形が一般曲線の場合、本実施の形態
においてはx座標、y座標がぞれぞれx1〜x10,y
1〜y10の点t1〜t10で表されるベジェ曲線で近
似する。曲線である図形Tの図形情報及び特徴点情報を
図9に示す。一般曲線の場合、線種、線の太さ、塗り潰
し属性、特徴点数などを属性データとして使用する。
【0024】基本図形は、上記5種類で構成され、元図
面上に含まれる各図形は、いずれかに分類されると考え
られる。もちろん、他の種類の基本図形を設けることを
否定するのではない。また、各基本図形の属性は、上記
例に限定されるものではない。これらの設定内容は、本
発明の要旨ではなく単なる設計事項である。
【0025】以上の規則に従い、従来の説明において用
いたのとほぼ同じような元図形に基づき図形情報及び特
徴点情報を作成したときの一部の例を図10に示す。こ
のように、元図面全体に含まれる各図形の図形情報及び
特徴点情報を以上の基本図形に従い予め作成しておく。
【0026】次に、図形データベース6を用いて図形を
表示する図形情報処理部10の処理について図11に示
したフローチャートを用いて説明する。
【0027】まず、本システムにおいて入力部2からの
指定により、あるいは内部処理の結果により表示領域す
なわち特徴点情報の検索対象領域が指定されると(ステ
ップ101)、この領域に含まれる特徴点を特徴点情報
データベース14を検索することにより抽出しその特徴
点情報を読み出す(ステップ102)。検索対象領域の
対角線上の2点R1,R2の座標をそれぞれ(X1,Y
1)、(X2,Y2)(但し、X1≦X2、Y1≦Y
2)とすると、X1≦x≦X2、Y1≦y≦Y2となる
特徴点(x,y)を順次検索することになる。
【0028】読み出した特徴点情報に含まれる図形番号
に対応した図形情報が、表示用図形情報テーブル16に
記憶されていなければ(ステップ104)、その図形番
号に対応する図形情報を図形情報データベース12から
読み出し、表示用図形情報テーブル16に書き込む(ス
テップ105)。読み出した図形番号に対応する図形情
報が、表示用図形情報テーブル16にすでに記憶されて
いれば、重複して記憶する必要がないので書込みを行わ
ない。表示する図形が抽出されると、この図形における
全ての特徴点のうちまだ表示用特徴点情報テーブル18
に書き込まれていない特徴点情報を特徴点情報データベ
ース14から読み出してきて表示用特徴点情報テーブル
18に書き込む(ステップ106)。対象となる特徴点
情報は、特徴点情報の図形番号から容易に検索し、書き
込むことができる。
【0029】以上の処理を検索対象領域に含まれる全て
の特徴点に対して繰り返し行い、表示領域内に特徴点を
持つ図形全てについての図形情報を表示用図形情報テー
ブル16に抽出して記憶し、かつ各図形に対応した特徴
点情報全てを表示用特徴点情報テーブル18に抽出して
記憶する。必要な図形データを取り出した後、各テーブ
ル16,18に含まれるデータに基づいてワークエリア
8内で描画した後、表示部4の表示領域内にのみ図形を
表示する。例えば、図10において表示領域Hを表示部
4に表示させるときの表示用図形情報テーブル16及び
表示用特徴点情報テーブル18の内容を図12に示す。
表示領域Hには、図形A,Cの一部と図形Dの全体が含
まれているので、各テーブルには、図形A,C,Dに関
する図形情報と特徴点情報が記憶されることになる。
【0030】図10に示した表示図面に対して、例えば
図形Cを削除するとき、図形情報処理部10は、その旨
を受け取ると図形Cに関するワークエリア8内の図形情
報を及び特徴点情報を削除する。本実施の形態によれ
ば、図形を図形単位に管理しているので、図形を削除す
るとき、その削除対象となる図形の唯一つの図形情報と
その図形に関わる特徴点情報のみを削除すればよいだけ
なので簡単かつ迅速にその処理を行うことができる。従
来においては、図形を小画面毎に分割して格納していた
ので、ある図形を削除する処理を行う場合、図形の分割
数分のアクセスが発生する。また、削除対象の図形を構
成しておりかつ表示対象でない小画面に含まれる分割図
形をもデータベース検索し、削除しなくてはならなかっ
た。
【0031】また、例えば図形Cを移動するとき、図形
情報処理部10は、その旨を受け取ると特徴点情報に含
まれる座標データのみを更新すればよいだけなので簡単
かつ迅速にその処理を行うことができる。従来において
は、図形の移動の際、小画面を移る可能性があるため、
単に座標データの更新のみでは対処することは不可能で
ある。なお、本実施の形態における上記編集処理の結果
は、最終的に図形データベース6に反映させることはい
うまでもない。
【0032】以上のように、本実施の形態によれば、各
図形の図形データを図形単位に管理しているので、表示
した図面に対する編集処理が前述したように非常に簡単
に行うことができる。なお、本実施の形態では、表示領
域に少なくとも特徴点が含まれないと、表示領域内に図
形が含まれたとしても図11に示したステップ102の
処理において検索されない。特徴点は、端点等図形の特
徴を表す部分の点と上記において説明したが、端点や中
心点でなくても実際の業務に即して図形上においてある
程度の間隔をもって特徴点を設けるなどして対処するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、元図面全体を小図面に
分割して管理しなくても表示したい部分に含まれる図形
を表示することができる。これにより、元図面中に含ま
れる図形を小画面分割のために部分要素に分割せずに一
つの図形全体を図形データの管理単位とすることができ
るので、図面の更新処理が非常に簡単にかつ迅速に行う
ことが可能となる。例えば、表示図面上のある図形を削
除するとき、削除対象となる図形の唯一つの図形情報と
その図形に関わる特徴点情報のみを削除すればよいだけ
なので簡単に削除処理を行うことができる。また、表示
図面上のある図形を移動するとき、移動対象となる図形
に関わる特徴点情報に含まれる座標情報のみを更新すれ
ばよいだけなので簡単に移動処理を行うことができる。
【0034】また、図形を部分要素に分割する必要がな
いので、その分データ量が削減するとともに図面の更新
処理の際の図形データへのアクセス回数も減少するた
め、処理速度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る図形データの格納方式の一実施
の形態に適用した図形情報システムの全体構成図であ
る。
【図2】 本実施の形態における図形情報データベース
のデータ構成を示す図である。
【図3】 本実施の形態における特徴点情報データベー
スのデータ構成を示す図である。
【図4】 本実施の形態における基本図形の種別を示し
た図である。
【図5】 本実施の形態において基本図形が点のときの
図形情報及び特徴点情報の内容例を示した図である。
【図6】 本実施の形態において基本図形が直線/ポリ
ラインのときの図形情報及び特徴点情報の内容例を示し
た図である。
【図7】 本実施の形態において基本図形がポリゴンの
ときの図形情報及び特徴点情報の内容例を示した図であ
る。
【図8】 本実施の形態において基本図形が円/楕円の
ときの図形情報及び特徴点情報の内容例を示した図であ
る。
【図9】 本実施の形態において基本図形が一般曲線の
ときの図形情報及び特徴点情報の内容例を示した図であ
る。
【図10】 本実施の形態における図形情報及び特徴点
情報の設定の例を示した図である。
【図11】 本実施の形態において図形データベースを
用いて図形を表示する図形情報処理部の処理を示したフ
ローチャートである。
【図12】 図10に示した表示領域に含まれる図形に
関わる図形情報及び特徴点情報の内容を示した図であ
る。
【図13】 従来の図形のデータ格納方式に従ったデー
タ格納方法及びその使用方法を説明するために用いる図
である。
【図14】 従来において使用する図形情報テーブルを
示した図である。
【図15】 従来において使用する小画面情報テーブル
を示した図である。
【図16】 従来の小画面情報テーブルに含まれる形状
データの1ブロックの具体的なデータ構成を示した図で
ある。
【符号の説明】
2 入力部、4 表示部、6 図形データベース、8
ワークエリア、10図形情報処理部、12 図形情報デ
ータベース、14 特徴点情報データベース、16 表
示用図形情報テーブル、18 表示用特徴点情報テーブ
ル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広範囲な元図面の一部分を表示するため
    に元図面中に含まれる図形を表示するための図形データ
    として各図形の座標情報及び属性情報を格納する図形デ
    ータ格納方式において、 一つの図形全体を図形データの管理単位とすることを特
    徴とする図形データ格納方式。
  2. 【請求項2】 元図面中に含まれる図形を表す図形デー
    タとして各図形の座標情報及び属性情報を格納する図形
    データ格納方式において、 元図面中に含まれる各図形の識別番号と種別と属性情報
    とを含む図形情報を図形毎に格納する図形情報記憶手段
    と、 各図形の識別番号と各図形の持つ特徴点と特徴点の座標
    データとを含む特徴点情報を特徴点毎に格納する特徴点
    情報記憶手段と、 を有し、元図面中に含まれる各図形に関する情報を図形
    単位に管理することを特徴とする図形データ格納方式。
JP8128573A 1996-05-23 1996-05-23 図形データ格納方式 Pending JPH09311925A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6453233B1 (en) 1999-08-31 2002-09-17 Denso Corporation Method of making update information of map data and differential data of map data updating system
JP2003504760A (ja) * 1999-07-09 2003-02-04 イエマ − ヨリ アクチボラゲット データベースの中のオブジェクトにidを割り当てる方法

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JP2003504760A (ja) * 1999-07-09 2003-02-04 イエマ − ヨリ アクチボラゲット データベースの中のオブジェクトにidを割り当てる方法
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