JPH07282074A - 二次元図形の指標文字列出力装置 - Google Patents

二次元図形の指標文字列出力装置

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JPH07282074A
JPH07282074A JP6066286A JP6628694A JPH07282074A JP H07282074 A JPH07282074 A JP H07282074A JP 6066286 A JP6066286 A JP 6066286A JP 6628694 A JP6628694 A JP 6628694A JP H07282074 A JPH07282074 A JP H07282074A
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string
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Application number
JP6066286A
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English (en)
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Hiroshi Fukui
宏 福井
Katsumi Origasa
勝美 折笠
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 図面に含まれる二次元図形の指標文字列のサ
イズないし出力領域を当該図面の輻輳状況に応じて調整
することができる、マッピングシステム用の指標文字列
出力装置を提供する。 【構成】 データベース(DB)4より抽出した指標文
字列の有効出力文字数と引き出し線の座標間距離とから
有効出力文字列の1文字当たりの文字幅サイズを文字幅
サイズ決定部24で決定し、そのサイズが所定の評価基
準を満たすときに各文字の高さを文字幅サイズと同一値
にして文字列編集領域に配列する。座標列データ編集部
35は、ある文字列出力領域を枠図形化し、他の枠図形
がこの枠図形と重なるときは当該他の枠図形を重なりを
回避する方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次元図形の指標文字
列出力装置に関し、より詳細には、二次元図形から引き
出された旗上げ線上の指標文字列のサイズ編集ないし該
指標文字列を配列する領域の再配置技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路地図や建築設計図面、あるい
は遺跡分布図面等の二次元図形をベースとした図形属性
データ管理システム(マッピングシステム)が存する。
この種のマッピングシステムにおいて、図面が輻輳して
いる場合や図形を特定したい場合には、その図形から引
き出し線を上げ、該図形に1対1に対応する属性デー
タ、即ち管理項目値、管理データ、データタイプ、その
出力フォーマット等を属性データベースから自動的に選
択抽出して指標文字列(数字、記号を含む)を生成し、
これを上記引き出し線上の所定領域に配置して当該図面
と共に表示あるいは印字することが行われている。この
処理は、一般に旗上げ処理と称され、指標文字列出力装
置として具現化されている。
【0003】図11は、従来の指標文字列出力装置にお
ける旗上げ処理の手順図であり、まず、オペレータが指
定した三点の座標、即ち、引き出し線(旗上げ線分列)
の起点座標P1、指標文字列の先頭領域となる変曲点座
標P2、終点座標P3を取得する(S301)。次に座
標P1で指示された図形の属性データを取得し(S30
2)、この属性データから特定の対象項目値を取得する
(S303)。対象項目値の特定は、別途定義された旗
上げ様式情報をもとに行う。
【0004】次に対象項目値を文字列化する(S30
4)。例えば、英数文字・漢字文字タイプは、2桁以上
連続するスペースまでを文字列化する。実数・整数タイ
プは、有効数値桁数を文字列化する。文字サイズ(幅、
高さ)は、文字列を生成するレイヤデフォルト値(シス
テム定義データ)を使用する。次に旗上げ線分列(引き
出し線)を座標P1−P2−P3より生成する(S30
5)。このとき、座標P3は、生成された文字列の最終
文字位置に自動伸縮し、座標P2−P3の線分列の長さ
を調節する。その後、座標P2を文字列表示開始点、座
標P3を文字列の生成方向点とする文字列編集領域に指
標文字列を配置する(S306)。
【0005】このような処理により、図面上に、特定し
たい図形の指標文字列が自動的に引き出し線分列上に表
示ないし印字され、目的に応じた見やすい図面、各図形
が一目で特定できる図面を得ることができる。なお、上
記旗上げ処理はオンライン操作によっても可能であり、
また、最近は、複数のレイヤを重ね合わせてなる図面の
属性データの管理も行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
指標文字列出力装置では、旗上げ様式情報、例えば管理
対象となる文字数や指標文字列のサイズ、あるいはその
配列領域を表す情報等は、予め固定的に定義されてお
り、この定義内容に従ってオペレータ指示による自動処
理が行われている。この自動処理は、比較的単純な図面
の場合は有効に機能するが、特定したい図形が輻輳する
図面では、自動処理であるが故の問題も顕在化してい
た。
【0007】例えば、管理対象文字数が冗長の場合は、
図面の縮尺が小さくなったり図形が輻輳するにつれて指
標文字列が見にくくなり、重なり合う機会も増える。特
に複数のレイヤを重ね合わせてなる図面の場合はそれが
顕著となり、図9に示すように、指標文字列が重なりあ
って図面の見づらさを引き起こしていた。本発明は、か
かる問題点に鑑み、図面に含まれる二次元図形の指標文
字列のサイズないし出力領域を当該図面の輻輳状況に応
じて調整することができ、しかも他の指標文字列をも考
慮した編集を可能にする指標文字列出力装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第一
発明に係る指標文字列出力装置は、複数の二次元図形に
各々1対1に対応する属性データを格納する属性データ
ベースと、特定の二次元図形を指示する第一座標点と文
字列編集領域を形成する第二及び第三座標点とを決定し
各座標点を結ぶ線分列を生成する線分列生成部と、前記
特定の二次元図形の指標文字列を前記属性データベース
から選択抽出する属性データ検索部と、抽出した指標文
字列を前記文字列編集領域に配置する文字列編集部とを
備える。この構成において、文字列編集部は、前記抽出
した指標文字列から有効出力文字数を検出する文字数検
出手段と、前記第二及び第三の座標間距離を検出し、該
検出距離値に基づいて前記有効出力文字の1文字当たり
の文字幅サイズを決定する文字幅サイズ決定手段と、決
定した文字幅サイズが所定の評価基準を満たすときに前
記有効出力文字列を前記文字列編集領域に配列する指標
文字配列手段とを有して成る。
【0009】なお、前記指標文字配列手段は、好ましく
は前記文字列編集領域への配列対象となる各文字の高さ
方向のサイズを前記文字幅サイズと同一値にして配列す
る。
【0010】また、上記目的を達成する第二発明に係る
指標文字列出力装置は、複数の二次元図形に各々1対1
に対応する属性データを格納する属性データベースと、
二次元図形の指標文字列を前記属性データベースから選
択抽出する属性データ検索部と、抽出した指標文字列を
所定位置に形成された文字列編集領域に配置する文字列
編集部とを備えた装置において、前記指標文字列の配置
対象となる文字列編集領域を枠図形化する枠図形化手段
と、各枠図形の座標列データを当該指標文字列と対応せ
しめて格納する座標列データ格納手段と、この座標列デ
ータ格納手段の格納データに基づいて基準枠図形を特定
するとともに該基準枠図形と重なる位置に存する他の全
ての枠図形を検出する枠図形検索手段と、検出された他
の枠図形を前記基準枠図形との重なりを回避する方向に
移動させる枠図形移動手段と、移動後の枠図形の座標列
データにより前記座標列データ格納手段の格納データを
更新する座標列データ更新手段とを設けたことを特徴と
する。
【0011】前記枠図形移動手段は、より具体的には、
予め定めた許容範囲内で前記他の枠図形を段階的に移動
させる構成とする。
【0012】
【作用】第一発明の指標文字列出力装置では、属性デー
タベースより選択抽出した指標文字列から文字数検出手
段が有効出力文字列を検出する。ここに有効出力文字列
とは、例えば予め定めたデータフォーマット中のスペー
スや不要文字を除いた実際の出力対象文字列をいう。文
字幅サイズ決定手段は、線分列上の文字列編集領域を表
す第二及び第三の座標間距離に基づいて有効出力文字列
の1文字当たりの文字幅サイズを決定する。そしてこの
文字幅サイズが所定の評価基準を満たすときにこれら有
効出力文字列を当該文字列編集領域に配列する。なお、
文字列編集領域への配列対象となる各文字の高さ方向の
サイズを文字幅サイズと同一値にして配列する構成で
は、座標間距離に応じて文字サイズを任意に調整するこ
とができる。
【0013】第二の指標文字列出力装置では、まず指標
文字列の配置対象となる文字列編集領域を枠図形化し、
各枠図形の座標列データを当該指標文字列と対応せしめ
て格納しておく。その後基準枠図形を特定し、該基準枠
図形と重なる位置に存する他の全ての枠図形を枠図形検
索手段で検出する。そして予め定めた許容範囲内で、他
の枠図形を基準枠図形との重なりを回避する方向に段階
的に移動させ、移動後の座標列データにより座標列デー
タ格納手段を更新する。これにより指標文字列編集領域
同士の重なりが防止される。
【0014】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例に係る指標文字列
出力装置の要部構成図であり、1は座標データや属性デ
ータの入出力及びその表示等を行う端末装置、2は指標
文字列の編集を行う文字列編集装置、3は指標文字列の
出力領域の編集を行う文字列出力位置編集装置、4は図
面毎あるいは各図面を構成する個々の図形毎の属性デー
タを格納する属性データベース(以下、DBと略称す
る)、5は出画用中間ファイル、6は表示装置あるいは
静電プロッタ等からなる出力装置を表す。なお、図1は
本発明を実施する部分のみの構成を示すものである。
【0015】本実施例の文字列編集装置2は、入出力
(I/O)制御部21、座標データ入力部22、属性デ
ータ検索部23、文字幅サイズ決定部24、線分列生成
部25、指標文字配列部26、及びDBインタフェース
27を有して成る。
【0016】座標データ入力部22は、端末装置1から
送られる三点座標、即ち後述の線分列の起点座標、変曲
点座標及び終点座標を装置内に入力する。属性データ検
索部23は、上記起点座標が指示する二次元図形の指標
文字列をDB4から選択抽出する。文字幅サイズ決定部
24は、上記抽出した指標文字列から有効出力文字数を
検出するとともに上記変曲点座標及び終点座標の座標間
距離に基づいて有効出力文字の1文字当たりの文字幅サ
イズを決定する。これについては後述する。線分列生成
部25は、上記三点座標に基づいて引き出し線を生成す
る公知の図形作成ソフトウエアである。指標文字配列部
26は、上記文字幅サイズが評価基準に達するときに各
文字の高さ方向のサイズを上記文字幅サイズと同一値に
して文字列編集領域に配列するものである。この文字列
データは後述の図形テーブル41にも格納しておく。
【0017】また、本実施例の文字列出力位置編集装置
3は、入出力(I/O)制御部31、属性データ検索部
32、枠図形生成・格納部33、枠図形検査部34、座
標列データ編集部35、座標列データ更新・出力部3
6、及びDBインタフェース37とを有してなる。
【0018】属性データ検索部32は、端末装置1から
の指令データあるいは上記文字列編集装置2の後処理と
して、特定したい図形の指標文字列をDB4から選択抽
出する。枠図形生成・格納部33は、指標文字列の配置
対象となる文字列編集領域を図形化して文字列編集枠図
形を生成するとともに、各枠図形の座標列データ(文字
列編集領域の位置データ)を当該指標文字列と対応せし
めて後述の文字列データテーブル43に格納する。枠図
形検査部34は、上記文字列編集枠図形から一の基準枠
図形を特定するとともに該基準枠図形と重なる位置に存
する他の全ての文字列編集枠図形を検出し、その重なり
の程度及び各検出した枠図形が移動可能か否かを検査す
る。座標列データ編集部35は、検査の結果移動可能の
ときは当該他の文字列編集枠図形を基準枠図形との重な
りを回避する方向に段階的に移動させる。座標列データ
更新・出力部36は、移動後の各文字列編集枠図形の座
標列データで文字列データテーブル43の内容を更新す
るとともに、指標文字列と共に出画用中間ファイル5に
一次格納する。
【0019】また、DB4は、図形テーブル41、レイ
ヤ定義テーブル42、及び文字列データテーブル43を
少なくとも備え、これらテーブルによって図形毎の属性
データを管理している。このDB4は、図2に示すよう
に、A〜Nの複数のレイヤ構造を持ち、各レイヤのメッ
シュ領域40を単位作業領域として図形の属性データに
関する処理を行う。図3は、上記各テーブル41〜43
の内容例とその関係説明図であり、図形テーブル41は
レイヤ毎に図形番号#1〜#Nと各図形毎の線分座標及
び文字列情報を格納しており、レイヤ定義テーブル42
は文字フォントデータや文字フォント幅比、文字フォン
ト高さ等のプリミティブ情報等を定義している。文字列
データテーブル43は、各図形番号に1対1に対応する
テーブルであり、前述の文字列編集枠図形の座標列デー
タや編集処理結果を表す処理フラグ等が格納されてい
る。なお、各テーブル41〜43の設定内容は任意であ
り、必ずしもこの例によらなくとも良い。
【0020】次に、図1、図4及び図5を参照して文字
列編集装置2の処理内容を説明する。まず、編集装置1
から入力された三点座標、即ち、図5(a)に示す各点
の座標P1,P2,P3を取得する(S101)。属性
データ検索部23は、第一座標P1で指示された図形の
属性データを検索して対象項目値を特定する(S10
2)。
【0021】文字幅サイズ決定部24は、この特定した
対象項目値から文字列化有効文字数(n)を取得する
(S103)とともに、第二及び第三座標P2−P3の
座標間距離(L)を計算し(S104)、更にこの距離
Lを文字数nで除算して1文字当たりの文字幅サイズa
を取得する(S105)。図5(b)にこの処理の概要
を示す。このとき文字幅サイズaが1mm以下の場合は
座標指示誤りメッセージをI/O制御部21を介して端
末装置1に送り(S107)、処理を終える。他方、文
字幅サイズaが1mmを超える場合は、有効文字列を当
該文字幅サイズaにて図形化する(S108)。このと
き、文字の高さ方向のサイズを文字幅サイズaと同一に
することにより三点座標の値に応じて個々の指標文字サ
イズを任意に変化させることができる。
【0022】その後、図5(c)に示すように、線分列
生成部25が上記三点座標に基づいて旗上げ線分列図
形、即ち引き出し線を生成する(S109)。指標文字
列配列部26は、上記引き出し線上に形成される文字列
編集領域(図5(d)の破線領域)に文字幅サイズ及び
/又は文字高さサイズが調整された指標文字列を配置し
(S110)、更に図形テーブル41にその文字列を格
納して処理を終える。
【0023】図6は、上記文字列編集装置2のより具体
的な処理説明図であり、図形ID(識別番号)が102
の対象図形から旗上げを行う場合の例を示してある。座
標データ入力部21に入力された三点座標P1〜P3か
らまず上記図形IDを持つ対象図形がDB4から選択さ
れ、更に、該当する属性データから対象項目値が特定さ
れ、これが所定のデータタイプで定めたフォーマットで
文字幅サイズ決定部24に導かれる。文字幅サイズ決定
部24では、各項目間に1スペース設けるとともに各項
目内のスペースを無視して対象項目値の編集を行う。図
示の例では、有効文字数が18文字であり、処理前に比
べると格段に縮小されていることがわかる。
【0024】次に、図1、図7〜図10を参照して本実
施例の文字列出力位置編集装置3の処理内容を説明す
る。図7は全体的な処理手順図であり、まず、属性デー
タ検索部32で処理空間内の全文字列を検索し、図形番
号、図形基準点座標、三点座標、文字列編集枠の座標列
を取得して枠図形化し、文字列データテーブル43の該
当エリアに格納する(S201)。枠図形検査部34で
は、検査終了か否かを判定し(S202)、未終了のと
きは文字列テーブル43から1レコード取得し、これを
基準枠図形とする(S203)。同時に例えば平行移動
許容範囲内の他の枠図形を比較対象枠図形として全て取
得する(S205)。そしてこれらの重なりをチェック
し(S205)、重なるときは所定のステップで比較対
象枠図形を移動させる(S206)。移動配置が終了し
たか否かを判定し(S207)、未終了のときは移動し
た比較対象枠図形の座標列データを更新し(S20
8)、移動先での枠図形の重なりを再度チェックする
(S209)。重なっているときはS205の処理に戻
る。枠図形が重ならないとき(S205,209)及び
移動配置が終了したとき(S207)は、該当する文字
列データテーブルの処理フラグを「再配置」に更新して
(S210)処理を終える。
【0025】ここで、文字列編集領域を枠図形化する処
理について説明する。図形テーブル41の図形番号に対
応する指標文字列、及び予め定義されているレイヤ定義
テーブル42より、文字高さ、文字間隔、文字幅比、文
字数等の型式情報を取得する。そして、この取得した型
式情報から当該図形番号の指標文字列長を計算する。こ
こで、文字数をn、文字高さをh、文字高さに対する幅
比をw、文字間隔をdとすると、指標文字列長Tは、下
式より求まる。
【0026】
【数1】 指標文字列長T=n・(h・w)+(n−1)・d
【0027】次に、この指標文字列長Tと上記型式情報
とから文字情報を実際に出力するための編集領域を形成
する。具体的には、前述の起点座標P1から所定距離離
れた変曲点座標P2(X2,Y2)を出発点として、該文字列
を矩形状に囲む各変曲点座標P3〜P5(X3,Y3、X4,Y4、X
5,Y5)を求める。各座標は、下式のように例えば幾何学
的手法により算出する。
【0028】
【数2】P3(X3,Y3)=(X2+L・COSθ,Y2+L・SINθ) P4(X4,Y4)=(X2+L・COSθ/h・SINθ,Y2+L・SINθ+h・COSθ) P5(X5,Y5)=(X2-h・SINθ,Y2+h・COSθ)
【0029】このようにして全ての図形テーブル41上
の文字列をもとに上記処理を行って枠図形化し、図形番
号をキーとして文字列データテーブル43を更新する。
【0030】図8は、枠図形同士の重なりチェック処理
(S205,209)の概要を示す図であり、基準枠図
形80の文字列方向をX軸、当該図形の重心点を原点と
して比較対象枠図形81,82との交点がどの象限に存
在するかを判定している。この場合の判定基準は任意に
定め得るが、本実施例では、(b)の場合は比較対象枠
図形81の交点が1つであり、例えば交点が存在しない
象限のY軸方向に移動可能なので再配置可能とする。
(d)の場合は比較対象枠図形が複数であるが上段の枠
図形が同様に交点の存在しない象限方向に移動可能であ
るから再配置可能とする。(c)の場合は、第3又は4
象限のY軸方向に移動可能であるから再配置可能とす
る。(e)の場合は、交点が全ての象限に存在するの
で、再配置不可とする。この場合は、その旨のメッセー
ジを出力する。
【0031】図9は、従来の旗上げ処理により得られる
図面例、図10は本実施例の文字列出力位置編集装置3
により得られる図面例である。従来は、複数のレイヤを
重ねた場合に複数の指標文字列が近傍に存在してもこれ
を検出し得なかったため、図9のように非常に見づらく
なっていたが、本実施例のように枠図形の重なりを指標
文字列の出力前にチェックし、重なりを避ける方向に自
動的に移動することにより、特定したい図形が輻輳する
図面であっても図10に示すように指標文字列が見やす
くなり、従来のこの種の問題点を解消することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第一発
明によれば、特定したい二次元図形より引き出された線
分列上の文字列編集領域の座標に基づいて有効出力文字
列の1文字当たりの文字幅サイズが決まり、この文字幅
サイズが所定の評価基準を満たすときにこれら有効出力
文字列が当該文字列編集領域に配列されるので、煩雑な
図面であっても指標文字列が見やすくなる効果がある。
また、文字列編集領域への配列対象となる各文字の高さ
方向のサイズを文字幅サイズと同一値にして配列する構
成では、座標間距離に応じて文字サイズを任意に調整す
ることができ、用途に応じた図面を容易に作成すること
ができる効果がある。
【0033】また、第二の発明によれば、一の基準枠図
形と重なる位置に存する他の全ての文字列編集枠図形
が、指標文字列の出力前に重なりを避ける方向に移動す
るので、指標文字列編集領域が輻輳する場合であっても
文字の重なりが防止され、より見やすい図面を自動的に
作成することができる効果がある。また、その移動は、
予め定めた許容範囲内で段階的に行われるので、特定し
たい図形との関連付けが確実になされる効果がある。
【0034】このように、本発明によれば、図面に含ま
れる二次元図形の指標文字列のサイズないし出力領域を
当該図面の輻輳状況に応じて調整することができ、しか
も他の指標文字列をも考慮した編集を可能にする指標文
字列出力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る指標文字列出力装置の
要部構成図。
【図2】本実施例の属性データベースの構造説明図。
【図3】本実施例の属性データベースが備える各テーブ
ルの内容例と相互関係図。
【図4】本実施例の文字列編集装置の処理手順を示すフ
ローチャート。
【図5】上記文字列編集装置の処理内容を図化した説明
図。
【図6】上記文字列編集装置の処理内容をより具体化し
た説明図。
【図7】本実施例の文字列出力位置編集装置の処理手順
を示すフローチャート。
【図8】上記文字列出力位置編集装置における枠図形の
重なり処理の説明図。
【図9】特定したい図形が輻輳する図面についての従来
の自動旗上げ処理結果説明図。
【図10】図9の図面についての本実施例の処理結果説
明図。
【図11】従来の旗上げ処理の手順を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 端末装置 2 文字列編集装置 21 入出力(I/O)制御部 22 座標データ入力部 23 属性データ検索部 24 文字幅サイズ決定部 25 線分列生成部 26 指標文字配列部 27 DBインタフェース 3 文字列出力位置編集装置 31 入出力(I/O)制御部 32 属性データ検索部 33 枠図形生成・格納部 34 枠図形検査部 35 座標列データ編集部 36 座標列データ更新・出力部 37 DBインタフェース 4 属性データベース(DB) 41 図形テーブル 42 レイヤ定義テーブル 43 文字列データテーブル 5 出画用中間ファイル 6 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9071−5L G06F 15/62 K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の二次元図形に各々1対1に対応す
    る属性データを格納する属性データベースと、特定の二
    次元図形を指示する第一座標点と文字列編集領域を形成
    する第二及び第三座標点とを決定し各座標点を結ぶ線分
    列を生成する線分列生成部と、前記特定の二次元図形の
    指標文字列を前記属性データベースから選択抽出する属
    性データ検索部と、抽出した指標文字列を前記文字列編
    集領域に配置する文字列編集部とを備えて成り、 前記文字列編集部は、 前記抽出した指標文字列から有効出力文字数を検出する
    文字数検出手段と、前記第二及び第三の座標間距離を検
    出し該検出距離値に基づいて前記有効出力文字の1文字
    当たりの文字幅サイズを決定する文字幅サイズ決定手段
    と、決定した文字幅サイズが所定の評価基準を満たすと
    きに前記有効出力文字を前記文字列編集領域に配列する
    指標文字配列手段とを有することを特徴とする二次元図
    形の指標文字列出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の指標文字列出力装置にお
    いて、 前記指標文字配列手段は、前記文字列編集領域への配列
    対象となる各文字の高さ方向のサイズを前記文字幅サイ
    ズと同一値にして配列する構成であることを特徴とする
    二次元図形の指標文字列出力装置。
  3. 【請求項3】 複数の二次元図形に各々1対1に対応す
    る属性データを格納する属性データベースと、二次元図
    形の指標文字列を前記属性データベースから選択抽出す
    る属性データ検索部と、抽出した指標文字列を所定位置
    に形成された文字列編集領域に配置する文字列編集部と
    を備えた装置において、 前記指標文字列の配置対象となる文字列編集領域を枠図
    形化する枠図形化手段と、各枠図形の座標列データを当
    該指標文字列と対応せしめて格納する座標列データ格納
    手段と、この座標列データ格納手段の格納データに基づ
    いて一の基準枠図形を特定するとともに該基準枠図形と
    重なる位置に存する他の全ての枠図形を検出する枠図形
    検索手段と、検出された他の枠図形を前記基準枠図形と
    の重なりを回避する方向に移動させる枠図形移動手段
    と、移動後の枠図形の座標列データにより前記座標列デ
    ータ格納手段の格納データを更新する座標列データ更新
    手段とを有することを特徴とする二次元図形の指標文字
    列出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の指標文字列出力装置にお
    いて、 前記枠図形移動手段は、予め定めた許容範囲内で前記他
    の枠図形を段階的に移動させる構成であることを特徴と
    する二次元図形の指標文字列出力装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1145262A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 位置検索結果表示方法および装置
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