JPH09310950A - 製氷機用オーガ - Google Patents

製氷機用オーガ

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Publication number
JPH09310950A
JPH09310950A JP12508196A JP12508196A JPH09310950A JP H09310950 A JPH09310950 A JP H09310950A JP 12508196 A JP12508196 A JP 12508196A JP 12508196 A JP12508196 A JP 12508196A JP H09310950 A JPH09310950 A JP H09310950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auger
base material
preheating
main body
slow cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP12508196A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Sato
彰洋 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP12508196A priority Critical patent/JPH09310950A/ja
Publication of JPH09310950A publication Critical patent/JPH09310950A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製氷機用オーガの軸部を構成する母材に非軸受
部位の基となる粉体肉盛溶接をする際の予熱、および粉
体肉盛溶接部の形成後の徐冷を、小型の予熱炉および徐
冷炉にて行えるようにして、予熱および徐冷作業を容易
にし、作業時間を短縮し、かつ予熱の熱量の低減をす
る。 【解決手段】オーガ本体11を構成する第1母材21
と、各軸部12,13を構成する第2母材22,23を
それぞれ別体に形成して、これら構成母材22,23に
てオーガ本体11および各軸部12,13を形成して、
オーガ本体11の各端部に各軸部12,13を摩擦圧接
して接合する構成とし、第2母材22,23を第1母材
21は独立した状態で予熱、徐冷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷機用オーガに
関する。
【0002】
【従来の技術】製氷機用オーガは、一般に、外周面に螺
旋状に突出する螺旋状刃部を有するオーガ本体と、同オ
ーガ本体の各端部に設けられて回転可能に支持される被
軸受部位を有する一対の軸部とにより構成されていて、
一方の軸部の先端側には駆動軸にスプライン結合させる
ための連結部位を備えている。
【0003】しかして、当該オーガにおいては、オーガ
本体を構成する第1の母材と各軸部を構成する第2の母
材とを互いの端部にて摩擦圧接して接合して、その後第
1の母材には切削加工を施して外周面に螺旋状刃部を有
するオーガ本体を形成し、かつ各第2の母材には外周面
に合金粉体を用いた粉体肉盛溶接を施し、かつ粉体肉盛
溶接部の外周面を研削することにより、耐摩耗性で耐腐
食性の被軸受部位を有する軸部を形成している。この被
軸受部位を形成する際には、粉体肉盛溶接に先だって約
300℃に予熱して粉体肉盛溶接部の被覆割れを防止
し、粉体肉盛溶接後徐冷する手段が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該オーガ
においては、被軸受部位を形成する際の粉体肉盛溶接に
先だっての予熱、および粉体肉盛溶接後の徐冷は、第1
の母材と各第2の母材とを接合された状態で行われてい
る。このため、かかる手段においては、被軸受部位の大
きさに比較して予熱、徐冷する部位が大きく、大型の予
熱炉および冷却炉を採用する必要があり、予熱および徐
冷に相当の時間を要し、予熱のための大きな熱量を要
し、かつ予熱作業および徐冷作業に大きな労力を要する
といった問題がある。従って、本発明の目的は、これら
の問題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、周面に螺旋状
に突出する螺旋状刃部を有するオーガ本体と、同オーガ
本体の各端部に設けられて回転可能に支持される被軸受
部位を有する一対の軸部を備えた製氷機用オーガにおい
て、前記オーガ本体を構成する第1の母材と、前記各軸
部を構成する第2の母材をそれぞれ別体に形成するとと
もに、これら各構成母材にて前記オーガ本体および前記
各軸部を形成して、前記オーガ本体の各端部に前記各軸
部を摩擦圧接して接合したことを特徴とし、またはこれ
ら第2の構成母材にて前記各軸部を形成するとともに、
これら各軸部を前記第1の母材の各端部に摩擦圧接して
接合し、前記第1の母材にてオーガ本体を形成したこと
を特徴とするものである。
【0006】
【発明の作用・効果】かかる構成の製氷機用オーガにお
いては、被軸受部位を形成する際の予熱および徐冷を第
2の母材に施せばよく、予熱および徐冷する部位が小さ
くて予熱炉および冷却炉が小型でよく、予熱および徐冷
に要する時間を短縮でき、予熱のための熱量が少なくて
済み、かつ予熱作業および徐冷作業には大きな労力は不
要となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明するに、図1には本発明に係る製氷機用オーガの一例
が示されている。当該オーガ10は、オーガ本体11
と、オーガ本体11の各端部に摩擦圧接されて接合され
ている軸部12,13とにより構成されている。
【0008】オーガ本体11は円柱体11aの外周に螺
旋状刃部11bを備え、各軸部12,13は円柱体12
a,13aの軸方向の中央部に設けた耐摩耗性で耐腐食
性の被覆層からなる被軸受部位12b,13bを備える
とともに、一方の軸部12にはその先端側にスプライン
部を刻設して形成された連結部位12cを備えている。
【0009】当該オーガ10の各構成部は、図2に示す
ように、オーガ本体11は第1母材21にて形成されて
おり、各軸部12,13は第2母材22,23にて形成
されている。第2母材22,23は、第1母材21の各
端部に摩擦圧接して接合されるが、接合するに先だって
軸方向の中間部に設けた環状の凹所22a,23aに合
金粉体を用いた粉体肉盛溶接が施される。
【0010】図3には、軸部12の構成母材である第2
母材22の第1母材21に接合する以前の状態が示めさ
れている。同図における符号22bの部位は、摩擦圧接
する際の縮み代を示している。
【0011】また、第1母材21および第2母材22,
23が接合された状態においては、第1母材21の外周
面を切削加工して螺旋状刃部11bが形成され、また第
2母材22,23の粉体肉盛溶接部の外周面を研削して
被軸受部位12b,13bが形成されるとともに、一方
の第2母材22の先端側の外周面をスプライン加工して
連結部位12cが形成される。
【0012】これにより、第1母材21はオーガ本体1
1に構成され、かつ各第2母材22,23は各軸部1
2,13に構成される。
【0013】しかして、当該オーガ10においては、各
軸部12,13を構成する第2母材22,23は、第1
母材21に接合するに先だって、被軸受部位12b,1
3bを形成すべく粉体肉盛溶接を施している。第2母材
22,23においては、粉体肉盛溶接に先だって約30
0℃に予熱されて粉体肉盛溶接後の割れの発生が防止さ
れ、粉体肉盛溶接後には徐冷する手段が採られている。
【0014】従って、当該オーガ10においては、被軸
受部位12b,13bを形成する際の予熱および徐冷を
第2母材22,23に施せばよいため、予熱および徐冷
する部位が小さくて、予熱炉および冷却炉が小型でよ
く、予熱および徐冷に要する時間を短縮でき、予熱のた
めの熱量が少なくて済み、かつ予熱作業および徐冷作業
には大きな労力は不要となるとった種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製氷機用オーガの側面図である。
【図2】同オーガを構成する第1および第2母材を互い
に接合させた状態の側面図である。
【図3】同オーガの軸部を構成する第2母材の粉体肉盛
溶接する以前の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10…オーガ、11…オーガ本体、11b…螺旋状刃
部、12,13…軸部、12b,13b…被軸受部位、
12c…連結部位、21…第1母材、22,23…第2
母材、22a,23a…環状凹所。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に螺旋状に突出する螺旋状刃部を有
    するオーガ本体と、同オーガ本体の各端部に設けられて
    回転可能に支持される被軸受部位を有する一対の軸部を
    備えた製氷機用オーガにおいて、前記オーガ本体を構成
    する第1の母材と、前記各軸部を構成する第2の母材を
    それぞれ別体に形成するとともに、これら各構成母材に
    て前記オーガ本体および前記各軸部を形成し、前記オー
    ガ本体の各端部に前記各軸部を摩擦圧接して接合したこ
    とを特徴とする製氷機用オーガ。
  2. 【請求項2】外周面に螺旋状に突出する螺旋状刃部を有
    するオーガ本体と、同オーガ本体の各端部に設けられて
    回転可能に支持される被軸受部位を有する一対の軸部を
    備えた製氷機用オーガにおいて、前記オーガ本体を構成
    する第1の母材と、前記各軸部を構成する第2の母材を
    それぞれ別体に形成するとともに、これら第2の構成母
    材にて前記各軸部を形成して、これら各軸部を前記第1
    の母材の各端部に摩擦圧接して接合し、前記第1の母材
    にてオーガ本体を形成したことを特徴とする製氷機用オ
    ーガ。
JP12508196A 1996-05-20 1996-05-20 製氷機用オーガ Pending JPH09310950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002383A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機用オーガ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002383A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機用オーガ

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