JP2525053B2 - 両面接着テ―プの貼付方法及び貼付装置 - Google Patents

両面接着テ―プの貼付方法及び貼付装置

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JP2525053B2
JP2525053B2 JP1183254A JP18325489A JP2525053B2 JP 2525053 B2 JP2525053 B2 JP 2525053B2 JP 1183254 A JP1183254 A JP 1183254A JP 18325489 A JP18325489 A JP 18325489A JP 2525053 B2 JP2525053 B2 JP 2525053B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は相互接着すべき一方の物品に両面接着テープ
を台紙から剥離した状態で自動的に貼付ける方法とそれ
に利用する貼付装置に関するもので、例えば化粧用コン
パクトのケースに接着する鏡等の種々の小物品に対する
貼付用として好適に利用される。
(従来技術とその課題) 両面接着テープは、液状接着剤のような乾燥硬化を要
さず且つ取扱い容易であるという利点から各種小物品の
接着に近年多用されつつあるが、一般的に離型性台紙に
貼り合わされた形で巻回したロールとして提供されるた
め、接着に際して台紙を剥離除去する必要がある。
しかるに、上記テープを接着すべき物品の大きさに合
わせて台紙ごと切断した場合、この切断片を貼着した物
品を接着相手の物品に接合する前に台紙を剥離すること
になるが、この剥離操作は機構的に自動化が極めて困難
であるために非能率な手作業に頼らざるを得ず、これに
よって量産性が著しく阻害されて製作コストの上昇を招
くという問題があった。
そこで、上記問題に対処するために、台紙付き両面接
着テープの接着テープ層のみを予め切断し、この切断さ
れた所定長さの各接着テープ層を台紙上から物品上へ剥
離転着させて台紙を巻取る方法が考えられるが、従来で
は上記切断から転着に至る操作を簡単な装置構成により
確実にしかも自動的に且つ連続的に行い得る実用的手段
は見い出されていなかった。この原因は、上記切断が不
完全であると転着させるべき接着テープ層と次位の接着
テープ層とが連なって台紙から剥離し、逆に台紙まで切
込まれると巻取り不能になるため、切断部における切込
み深さを極めて精密に且つ不変に設定する必要があり、
一般的には高精度で複雑な切断機構を要することに加
え、この切断と転着の両操作のタイミングを図って円滑
に台紙から物品上へ接着テープ層を確実に移着させるこ
とが容易でない上、一つの物品表面に対応する接着テー
プ層に続いて次位の接着テープ層まで付着したり、一つ
の物品表面に対応する接着テープ層が次位の物品表面に
わたって付着したりし易く、特に物品表面の一部のみに
接着テープ層を貼着する必要がある場合に次位の接着テ
ープ層の付着防止が困難であること等に起因している。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述の事情に照らし、簡単な装置構成によ
って相互接着すべき一方の物品に両面接着テープを台紙
から剥離した状態で自動的且つ連続的にしかも確実に効
率よく貼付けることを可能にする貼付方法及び貼付装置
を提供することを目的としている。
すなわち、本発明の両面接着テープの貼付方法は、上
記目的を達成するために、台紙付き両面接着テープを貼
付位置で貼付ローラを介して間欠的に走行させ、この走
行の各停止期に定位置においてばね力による押圧下で円
盤刃を転動させることによって台紙を残して接着テープ
層のみを幅方向に切断する一方、この間欠走行の1サイ
クル毎に1個のワークを貼付位置に単独で送り込んでチ
ャックに保持させ、このワークを上記貼付ローラ側へ押
し付けて上記切断にて分断された各接着テープ層の前端
部に圧接し、この圧接しているワークをテープの走行期
に該テープと同期して且つ台紙に対して開離する方向に
移動させることにより、各接着テープ層を台紙上からワ
ーク上へ転着させると共に、該接着テープ層の後端部が
ワークに接する前に当該ワークを貼付ローラから離間さ
せることを特徴とするものである。
また、上記方法に適用する本発明の貼付装置は、台紙
付き両面接着テープの走行路に介在して該テープの台紙
側表面に当接する貼付ローラと、該貼付ローラよりも走
行前方側でテープの台紙を引張って該テープを間欠的に
走行させる間欠回転する駆動ローラと、上記貼付ローラ
よりも走行後方側でテープの台紙側表面に当接する平坦
表面を有する切断受け台と、この受け台上で上記テープ
を幅方向に横切って往復転動する円盤刃ならびにその往
復駆動手段と、該円盤刃を上記受け台表面に押圧させる
ばね力調整可能なばね部材と、該円盤刃の保持位置を上
記テープの走行方向に変位させる円盤刃保持位置変位手
段と、上記テープの間欠走行の1サイクル毎に1個のワ
ークを貼付位置に単独で送り込むワーク供給手段と、貼
付位置でワークを把持するチャック機構と、把持された
ワークを上記貼付ローラに対する離接方向に動作させる
離接動作手段と、該ワークをテープの送りと同期して且
つ台紙に対して開離する方向に移動させるワーク移動手
段とを具備してなる構成を採用したものである。
なお、本発明では上記貼付装置の好適態様として、ワ
ーク供給手段が、ワークを載せて搬送するベルトコンベ
ヤと、この搬送路上に設定される貼付位置及びその手前
の待機位置においてワークを停止させる第1及び第2の
可動ストッパーとで構成されてなる請求項(3)の装
置、ならびにワーク移動手段が往動時に駆動ローラと連
動する水平往復移動台からなると共に、離接動作手段が
該水平往復移動台に昇降可能に取付けられた昇降台より
なり、該昇降台にチャック機構の全体が一体に設けられ
てなる請求項(4)の装置、をそれぞれ挙げている。
(作用) 本発明の貼付方法及び貼付装置では、台紙付き両面接
着テープの両面接着テープ層が間欠的に走行する該テー
プの各停止期に定位置で切断されるため、各接着テープ
層の単位長さは走行期のテープ速度と時間によって定ま
るが、各走行期における貼付位置でのテープ移動長さは
上記切断により分断された各接着テープ層の長さと一致
する。従って、走行停止期に分断された各接着テープ層
の前端部が貼付ローラのワークとの接触位置にくるよう
に設定することにより、各走行期毎に一枚分の接着テー
プ層がワークに貼着される。
しかして、ワークが間欠走行の1サイクル毎に1個づ
つ貼付位置に単独で送り込まれるから、一枚分の接着テ
ープ層が対象ワークと次位のワークにわたって貼着する
恐れはない。また貼付位置においてワークがチャックに
保持されて貼付ローラ側へ押し付けられて各接着テープ
層の前端部に圧接し、この圧接状態のワークがテープの
走行期に該テープと同期して且つ台紙に対して開離する
方向に移動するので、台紙表面とワーク表面との接着性
の著しい違いに基づき、各接着テープ層は台紙から自然
に剥離されて確実にワーク表面に転着することになる。
しかも、この転着において、接着テープ層の後端部が
ワークに接する前に当該ワークを貼付ローラから離間さ
せることから、該後端部は既にワークに貼着している部
分に引っ張られて自然に台紙から剥離すると共に、次位
の接着テープ層の前端部はワーク表面から空間的に離れ
るため、次位の接着テープ層が引き続いてワーク表面に
付着するという事態は確実に回避される。従って、ワー
ク表面の一部のみに接着テープ層を貼着する場合でも、
剰余のワーク表面に次位の接着テープ層が付着すること
はない。
更に、貼付位置においてチャックに保持されたワーク
は貼付ローラ側へ押し付けたのちに上述のように貼付ロ
ーラから離間するという離接動作を行うため、例えば偏
平な各種ケースの内面側や蓋の内面側等のように接着テ
ープ層を貼着すべき表面が周囲より窪んだ形状のワーク
であっても、支障なく本発明の貼付方法及び貼付装置を
適用できる。
なお、接着テープ層の切断位置から貼付ローラの貼付
位置までのテープ長さは、切断により分断された各接着
テープ層の前端部がテープ走行の停止期に上記貼付位置
にくるように、分断される接着テープ層の長さつまり貼
付長さの整数倍に設定することになるが、特に本発明の
貼付装置では、円盤刃の保持位置を上記テープの走行方
向に変位可能であるから、必要な貼付長さに応じて上記
保持位置の調整により上記テープ長さを該貼付長さの整
数倍に容易に設定でき、もって貼付長さを対象とするワ
ークの大きさや種類に応じて長短いずれにも容易に変更
できる。
一方、接着テープ層の切断はばね力による押圧下の円
盤刃の転動による押し切りの形で行われるから、テープ
の刃先との接触部分に常時一定の切断力が加わって転動
軌跡全長にわたり該切断力に応じた一定の切込み深さと
なる。しかして、一般にテープの台紙の切断には接着テ
ープ層よりも遥かに大きな刃先の押圧が必要であるた
め、ばね部材のばね力調整により、円盤刃の押圧力を接
着テープ層切断に要する押圧力より大きく且つ台紙切断
に要する押圧力よりも小さい範囲に設定しておけば、円
盤刃をテープを幅方向に横切るように転動させるだけで
台紙を残して接着テープ層のみが確実に切断されること
になり、接着テープ層の切り残しや台紙の切断あるいは
切込みは完全に回避され、台紙の引張りによる安定した
テープ走行が可能となる。
これに対し、通常のカッターによる一般的な切断方式
つまり固定的に保持された刃体をテープ幅方向に移動さ
せて引き切る方式では、切込み深さを一定にするには刃
体の移動方向がテープ幅方向と完全に平行になるように
設定せねばならず、そのために刃体の移動ガイド系の寸
法及び配置精度にμm単位の厳密さが要求され、それだ
け装置の製作コストが高くつく上、テープとしても接着
テープ層及び台紙に僅かな歪も厚み変化もないものを使
用する必要があり、また所謂掻き取り作用によって刃先
の進行前方側に接着テープ層の粘着成分が堆積しやす
く、切断回数の増加に伴ってこの粘着成分が刃先に付着
蓄積されて早期に切れ味の低下を招来することになる。
更に、この引き切り方式において刃体をばね力によって
押圧する構成としても、上記の粘着成分の付着蓄積は避
けられず、加えて接着テープ層の不均質部分で刃先に引
っ掛かりを生じて切込み深さが変動しやすく、これによ
って接着テープ層の切り残しや台紙の部分的な深い切込
みを生じることになる。
また、円盤刃をテープに押し付けるばね部材のばね力
調整が可能であるから、貼付対象とするワークの種類や
大きさ、目的とする接着力等に応じて、適用する両面接
着テープを接着テープ層及び台紙の材質や厚み等が異な
るものに変更する場合でも、該ばね力調整により円盤刃
の押圧力を台紙を残して接着テープ層のみを確実に切断
する強さに容易に設定できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照しつつ説明
する。
第1図において、1は各動作部の制御機構を内蔵した
基台であり、その上部に設けた左右方向に沿う水平フレ
ーム1aの両端にわたってワーク搬送用のベルトコンベヤ
2が取付けられると共に、該水平フレーム1aの後方で且
つ右側寄りに立設された前後一対の支柱1b,1bを介して
箱状のテープ走行台3が片持ち支持され、また上記ベル
トコンベヤ2の中間部に設定される貼付位置にチャック
装置4が設けてある。5は基台1の側方に設置されたワ
ーク供給装置である。
第2図で示すように、基台1の支柱1b,1b間には上下
2本のガイドレール6,6とこれらの中間に位置したねじ
軸7とが水平に架設される一方、テープ走行台3の右側
面には上記の各ガイドレール6に嵌合するコ字形のスラ
イドブロック3aと上記ねじ軸7に螺合するナット部材3b
とが固着されており、該ねじ軸7をその前端のハンドル
7aの操作で回転させることによってテープ走行台3を前
後方向に位置調整できるようになされている。
しかして、テープ走行台3の前面側には、頂部に前方
突出状に取付けられたテープ繰出リール8より、該繰出
リール8の直下で上下に配列する第1〜5のガイドロー
ラ9a〜9e、第5ガイドローラ9eの右斜め下方に位置する
貼付ローラ10、該貼付ローラ10の右斜め上方に位置する
駆動ローラ11、該駆動ローラ11に上方から圧接する挟み
付けローラ12を順次経て走行台前面右上部の台紙巻取り
リール13に至るテープ走行路が構成され、且つ第4ガイ
ドローラ9dと第5ガイドローラ9eとの間に矩形ブロック
状の切断受け台14が硬質合成樹脂からなる平坦な刃受け
面14aを左向き垂直として前方突出状に固着されてい
る。また走行台3の左側は門形をなし、その通廊部に配
置するように切断装置15が切断受け台14の左方に対向し
て取付けられている。なお、第3、第5ガイドローラ9
c,9eと貼付ローラ10は滑性の良好なシリコンゴム張り
面、駆動ローラ11は滑り止めゴム張り面、挟み付けロー
ラ12はスプライン状表面を、それぞれ有している。
上記テープ走行路は、繰出リール8に台紙付き両面接
着テープ16の巻回ロールを嵌装し、該リール8から導出
したテープ16を、第3ガイドローラ9cでのみ接着テープ
層16a側で接して他は台紙16b側で接するように第1ガイ
ドローラ9aより貼付ローラ10まで順次に掛け渡すと共
に、第4、第5ガイドローラ9d,9e間において切断受け
台14の刃受け面14aに台紙16b側を沿わせ、該切断受け台
14上では接着テープ層16aのみを切断装置15によって所
定長さごとに切断し、この切断された接着テープ層16a
を貼付けローラ10においてベルトコンベヤー2にて搬送
されてきたワーク17に貼着し、残った台紙16bを駆動ロ
ーラ11と挟み付けローラ12との間で挟み付けた上で巻取
りリール13で巻取る行程からなり、駆動ローラ11を間欠
回転させて台紙16bを引張ることによりテープ16が上記
工程を間欠的に走行するように設定されている。そし
て、この走行において、テープ16はガイドローラ9cに対
して接着テープ層16a側で接触しているので、この接触
部では粘着力によるブレーキ作用を生じ、その結果とし
てガイドローラ9cより駆動ローラ11に至る行程でテープ
16が緊張状態に維持される。
ここで、第5ガイドローラ9eと貼付ローラ10とは、走
行台3の前面に設けた上下方向のガイドレール18aに摺
動自在に嵌着するJ字形ブラケット18に軸支されてお
り、走行台3側に取付けられて該ブラケット18に螺挿す
るダイアル付きねじ軸18bを回転させることにより、上
下位置調整可能となっている。また挟み付けローラ12
は、基端側に割り溝19aを有する帯板状ブラケット19の
先端に軸支されており、走行台3に固着された取付ピン
19bを割り溝19aに嵌合して締付ねじ9cの緊締により挟着
することにより、該走行台3にブラケット19の長手方向
に位置調整可能に取付けられている。更に切断受け台14
は、第3図でも示すように、内部に真空室20を有すると
共に、刃受け面14aのテープ当接部分に沿って該真空室2
0に連通する複数の吸引孔20aが穿設されており、テープ
16の走行停止期に外部の真空ポンプ(図示略)に接続す
る吸引チューブ20aを介して該真空室20を減圧すること
により、刃受け面14a上でテープ16を吸着固定するよう
になされている。
切断装置15は、第2図、第3図に示すように、受け台
3に固着された上下方向のガイドレール21aに嵌合する
コ字形スライドブロック21bを左側面に固設した前後方
向に沿う縦帯板状の第1スライダ21と、該第1スライダ
21の右側面に固着された前後方向のガイドレール21cに
嵌合するコ字形スライドブロック22aを左側面に固設し
た略矩形縦厚板状の第2スライダ22と、第1スライダ21
の後端にL字形ブラケット21dを介して取付けられると
共にその前後方向伸縮ロッド23aの先端が第2スライダ2
2に連結された往復駆動用シリンダ23と、第2スライダ2
2の左側面に固着された上下一対のL字形ブラケット22
b,22bに枢支ピン24aを介して水平面内回動自在に枢着さ
れた揺動アーム24と、該アーム24の先端に回転自在に挿
通された垂直支軸24bに取付ねじ24c,24cを介して嵌装さ
れた遊転自在な円盤刃25と、該アーム24に固着されて円
盤刃25とは反対側に張出する取付板24dに一端がボルト2
6aを介して係着されると共に他端が第2スライダ22に係
止された伸長状態のコイルスプリング26とで構成されて
いる。
しかして、この切断装置15では、揺動アーム24がコイ
ルスプリング26の引張力にて円盤刃25を切断受け台14の
刃受け面14aに押圧するように常時付勢されており、テ
ープ16の停止期にシリンダ23の駆動により第2スライダ
22を第1スライダ21のガイドレール21cに沿って移動さ
せることにより、円盤刃25が上記刃受け面14a上を前後
方向に転動して該刃受け面14a上で吸着されているテー
プ16を幅方向に横切ることになる。従って、コイルスプ
リング26のばね力をボルト26aの螺合度合にて調整し、
円盤刃25の押圧力をテープ16の接着テープ層16aのみが
切断される強さに設定しておけば、テープ16の各停止期
に円盤刃25を往復一方向に転動させるだけで接着テープ
層16aが台紙16bに張り合わされたままで所定長さに分断
され、駆動ローラ11による台紙16bの引張りによって貼
付ローラ10へ送られる。
なお、第1スライダ21のスライドブロック21bには走
行台3に取付けられたねじ軸27が螺挿されており、該ね
じ軸27をその上端ダイアル27aの操作で回転させること
によって第1スライダ21が昇降する。従って、テープ16
の停止期に貼付ローラ10の位置において分断された接着
テープ層16aの始端が丁度貼付け待機状態で配置するよ
うに、円盤刃の高さを接着テープ層16aの分断長さに応
じて調整できる。なお、接着テープ層16aの切断位置か
ら貼付ローラ10の貼付位置までのテープ16の長さは、分
断される接着テープ層16aの長さつまり貼付長さの整数
倍であり、図示の例では2倍に設定している。
第4図、第5図において、28は矩形台板28aとその上
面に前後方向に対向立設された一対の昇降支持柱28b,28
bとで上向きコ字枠状に形成された水平往復移動台であ
り、該台板28a下面に固着されたスライドベアリング29a
を基台1上に配設された左右方向に沿う一対のガイドレ
ール29b,29bに跨嵌することにより、該基台1上に左右
方向移動自在に搭載されている。しかして、基台1上に
は無端タイミングベルト30が駆動プーリ30aと従動プー
リ30b間に巻き掛けられて両ガイドレール29b,29bの間に
平行配設されており、このタイミングベルト30の上位側
が上記移動台28a上に固着された保持ブロック31aと押え
板31bとの間でボルト31cを介して挟み付け固定され、こ
れによって移動台28は駆動プーリ30aの正逆回転に伴っ
てガイドレール29b,29b上を往復移動する。
32はチャック装置4を取付ける昇降台であり、前後方
向に対向する一対の縦枠32a,32aとこれらの下部を連結
する横枠32bとで上向きコ字枠状に形成され、且つ各縦
枠32aの頂端に前後方向に沿うチャックガイド板32cが外
側へ張出する形で固着されており、両縦枠32a,32aの外
側面にそれぞれ固設されたスライドベアリング33a,33a
を移動台28の昇降支持枠28b,28bの各内面側に設けた上
下方向のガイドレール33b,33bに嵌合することにより、
該移動台28に昇降自在に嵌装されている。しかして、移
動台28の台板28a上には水平伸縮ロッド34aの先端に上面
をテーパ面としたくさび形片35aを取付けた昇降駆動用
シリンダ34が設置される一方、昇降台32の横枠32bの下
面側には上記くさび形片35a上に載る支持ローラ35bが取
付けられており、ロッド34aの伸縮に伴うくさび形片35a
のテーパ面とローラ35bとの転接位置変化によって昇降
台32が昇降するようになされている。なお、32bは昇降
台32dの下限位置で移動台28の押え板31bに当接するスト
ッパーボルト、35cはくさび形片35aの出限位置を定める
ストッパーボルトである。
チャック装置4は、昇降台32の両チャックガイド板32
c上に各別に支承されてベルトコンベヤ2を挟んで対峙
する一対の略逆L字形のスライド枠36,36と、各スライ
ド枠36の対向側つまり内側端部に取付ねじ37aを介して
着脱自在に取り付けられる挟持片37と、上記各チャック
ガイド板32cの下面側に固設されたチャック駆動用シリ
ンダ38とで構成されている。しかして、各スライド枠36
は、水平部36aの下面に設けたスライドベアリング39a,3
9aをチャックガイド板32c上に配設された前後方向のガ
イドレール39bに摺動自在に跨嵌すると共に、外側端の
垂下部36bにはシリンダ38の伸縮ロッド38aが遊嵌状に挿
通され、且つ該ロッド38a端部に螺着したストッパーナ
ット38bと垂下部36bとの間にコイルスプリング40が介装
されている。
従って、このチャック装置15では、両シリンダ38,38
をロッド伸出方向に同期駆動させることにより、両スラ
イド枠36,36の挟持片37,37が接近してベルトコンベヤ2
上に位置するワーク17を両側から挟着してチャックする
一方、両シリンダ38,38をロッド退入方向に同期駆動す
ることによってチャック解除する。なお、このチャック
に際しては、スライド枠36と伸縮ロッド38aとの間にコ
イルスプリング40が介在しているため、ワーク17は両挟
持片37,37によって弾力的に保持されることになり、ガ
ラス等の脆弱な材質でも破損する恐れがないと共に、適
用するワークの幅が多少変化しても伸縮ロッド38aのス
トローク調整を省略できる。また、挟持片38としては、
対象とする複数種のワーク17の側縁形状に対応して各々
の該側縁に嵌合し得る前端形状を有する複数種を予め用
意しておき、ワーク種の変化に応じて交換使用すればよ
い。
ベルトコンベヤ2は第5図に示すように平行2条のベ
ルト2a,2aを有しており、両ベルト2a,2aはワークを載せ
て搬送する上側行程において対向する水平フレーム1a,1
a間に張設された受け板41上を摺接移動するようになさ
れている。しかして、受け板41には第2図に示すように
貼付位置近傍とそれよりもベルトコンベヤ走行方向位置
との2ケ所に該走行方向に沿う長孔41a,41bが両ベルト2
a,2a間に開設されており、水平フレーム1aには両長孔41
a,41bより各々上端を出入する垂直軸状の第1ストッパ
ー42と第2ストッパー43とが取付けられており、搬送さ
れるワーク17を上記2ケ所においてベルトコンべヤ2上
で停止できるようになされている。
両ストッパー42,43は共に、水平取付板44に嵌着され
たガイド筒44aに上下摺動自在に挿通され、下端におい
て該取付板44の下面後部側に固設した駆動シリンダ45の
下方突出する伸縮ロッド45aに連結バー45bを介して連結
されており、該シリンダ45の駆動によって上下動する。
しかして、長孔41bに臨む第2ストッパー43は取付板44
の両端を両側の水平フレーム1a,1aに固着することによ
って定位置に設定されているが、長孔41aに臨む第1ス
トッパー42は該長孔41aに沿って変位可能に設定されて
いる。すなわち、第ストッパー42側では、水平フレーム
1a,1aの各内面に水平左右に沿うガイドバー46が設けて
あり、取付板44は両ガイドバー46,46に摺動自在に保持
されたスライドブロック46a,46aに前後両側で支持され
る一方、前部側のガイドバー46の右端を軸支するブラケ
ット46bの下部には左半部をねじ部47aとした水平左右方
向に沿う動作軸47が回転自在に保持され、該ねじ部47a
が取付板44に固着されたねじ筒44bに螺挿されると共
に、該動作軸47の右端に設けたベベルギヤ47bと、前部
水平フレーム1aにブラケット1cを介して取付けた前後方
向に沿うハンドル軸48の後端に設けたべべルギヤ48aと
が噛合されている。従って、ハンドル軸48の前端ハンド
ル48bの回転操作により、動作軸47が連動回転し、これ
に伴って取付板44がガイドバー46,46に沿って左右方向
に移動することになり、第1ストッパー42によるワーク
17の停止位置を長孔41aの範囲で調整できる。なお、49
はワーク17が停止位置にあるか否かを検知するために両
ストッパー42,43の各先端に近接して設けられた反射式
センサーであり、L字形支持片49aを介して各取付板44
に固設されている。
第5図に示すように、テープ走行台3の前壁部3cと前
部中間壁3dとの間には前端に駆動ローラ11を固設した前
後方向に沿う支軸50が軸受50a,50bを介して軸支され、
また同走行台3の後部中間壁3eと後壁3dの間にはスプラ
イン軸51が軸受51a,51bを介して上記支軸50と同軸線上
で軸支され、且つ該支軸50の後端部とスプライン軸51の
前端部とがクラッチ52を介して接続されており、また支
軸50にはベルト53aにて駆動するディスクブレーキ53が
嵌装されている。一方、基台1上には前後に対向する一
対のL字形取付枠1d,1eが固設されており、前部取付枠1
dには、前述した水平往復移動台28を作動させるタイミ
ングベルト30の駆動プーリー30bを固設した駆動軸54の
後端部と、該駆動軸54に嵌装したギヤ54aに噛合するギ
ヤ55aを前端に備えた従動軸55とがそれぞれ軸受54b,55b
を介して平行に軸支されており、駆動軸54は両取付枠1
d,1e間に設置させた可逆回転モータ56に連結されてい
る。しかして、スプライン軸51にはプーリ57aが軸方向
移動可能に嵌装され、このプーリ57aと従動軸55の後端
部に固設されたプーリ57bとの間にタイミングベルト57
が掛装されている。58は該タイミングベルト57を緊張さ
せるための押付けプーリであり、取付枠1dに軸支された
取付軸58aの後端部に遊転自在に嵌装されている。
上記構成においてモータ56を正逆切換駆動することに
より往復移動台28が前後方向に往復移動すると共に、ギ
ヤ54a,55aの噛合による従動軸55の正逆回転がタイミン
グベルト57を介してスプライン軸51に伝達される。しか
して、移動台28の往動側つまり第4図の右方向移動側を
モータ56の正転としたとき、クラッチ52は正転時に接続
状態で逆転時に切離し状態になるように制御され、これ
によって駆動ローラ11が間欠回転してテープ16は間欠的
に走行することになる。また、クラッチ52の接続状態か
ら切離し状態への切換えと同時にブレーキ53を作動させ
ることにより、駆動ローラ11は慣性回転が阻止されて直
ちに停止する。
なお、移動台28の台板28a下面前線には、片側縁に沿
って多数の小孔59aを定間隔で穿設した帯板59が該小孔5
9a側の側縁を前方張出するように固着され、また基台1
側に設けた取付バー1fには保持金具60aを介して光電式
センサー60が上記帯板59の張出側縁を挟む形で固定的に
設置されており、該センサー60によって移動台28の移動
量をその移動過程で該センサー60を通過する小孔59a数
のカウントによって検知し、そのカウント数が所定数に
達した際に自動的にモータ56の正逆切換えを行うように
設定されている。一方、駆動ローラ11の支軸50にも周縁
に沿って多数の小孔61aを穿設した円盤61が固設され、
走行台3の前部中間壁3dにブラケット62aを介して光電
式センサー62が上記円盤61の周縁部を挟む形で固定的に
配置されており、該センサー62により小孔61aをカウン
トして上記同様に駆動ローラ11の回転量を検知し、この
カウント数に基づきクラッチ52の切換えとブレーキ53の
作動を自動的に行うようにしてある。
ワーク供給装置5は、第1図に示すように、平板状の
ワーク17を上下に積み重ねた状態で収納する竪形収納筒
5aと、この積み重ねられたワーク17全体を下方側から受
けて順次押し上げる押上げ具63と、押し上げられた最上
位のワーク17を収納筒5a上からベルトコンベヤ2の搬送
前端部に接続するシュート2b上へ順次払い出す繰出し爪
64とを備えている。しかして、押上げ具63は、垂直ガイ
ドバー63aに昇降自在に嵌装され、且つ該ガイドバー63a
の後方に平行立設されたスクリューバー63bに螺挿され
ており、該スクリューバー63bを駆動モータ63cの駆動に
よってタイミングベルト63dを介して回転させることに
よって昇降する。また繰出し爪64は水平フレーム1aに固
設した保持フレーム5bに取付けられたガイドバー64aに
支持され、駆動装置(図示略)によって該ガイドバー64
aに沿って往復駆動する。なお、この供給装置5は、収
納筒5aと押上げ具63およびその駆動機構とからなるセッ
トが台板65上に2セット分装備されており、片方の収納
筒5aが空になった際に台板5を基台1側の前後方向に沿
うガイドレール65a上で移動することにより、他方の収
納筒5aを繰出し爪64の直下に配置してワーク供給を継続
するようにしてある。
上述した貼付装置によって化粧コンパクト用の鏡等の
ワーク17に両面接着テープを貼着するには、第2図で示
す光電式センサー66によってテープ16が走行路上にある
ことを確認した上で、正逆回転モータ56の駆動によって
台紙付き両面接着テープ16を間欠的に走行させる共に、
その走行・停止の1サイクル毎に供給装置5により1枚
の割合でワーク17をベルトコンベヤ2上に供給する。
ここで、テープ16の走行停止期においては、切断位置
では切断受け台12上で切断装置15の円盤刃25が吸着保持
されたテープ16上を横切って一方向に転動し、これによ
ってテープ16は台紙16bを残して接着テープ層16aのみが
幅方向に切断される。一方、往動限位置にあった水平往
復移動台28は復帰移動して第4図実線で示すようにチャ
ック位置で停止する。このとき、ベルトコンベヤ2上で
は突出して待機している第1ストッパー42によってテー
プ貼着を行うべきワーク17が貼付位置で停止させられる
と共に、その手前で次位のワークも第2ストッパー43に
て停止させられている。しかして、貼付位置にあるワー
ク17は、チャック装置4のスライド枠36,36を接近側に
駆動させることによって両挟着片37,37に両側から挟ま
れてチャックされ、続いて昇降台32の上昇によって第6
図Aの如くベルトコンベヤ2から離れてチャックされた
まま貼付ローラ10上のテープ16に押付けられる。なお、
このチャックから押付けに至る操作はモータ56の回転方
向切換えにおける短い停止期間内つまり移動台28の停止
中に行われ、上記押付けと同時に第1ストッパー42が退
入作動する。
次にテープ16の走行期においては、テープ16の送りと
同期して移動台28が往動し、これに伴って前2サイクル
の切断によって所要長さに分割された一枚の接着テープ
層16aが、貼付ローラ10位置で前端側からワーク17表面
に押付けられてテープ16の移動と共に第6図Bの如く台
紙16bから剥離しつつワーク17に移着していく。しかし
て、昇降台32は移動台28が往動限に達する前に下降する
ように設定されており、この下降によって移着中の接着
テープ層16aは、後端部に達する前にワーク17に対する
押圧が解除されることになるが、その後端部も第6図c
の如く移動台28の移動続行によって台紙16bから離れて
完全にワーク17上へ転移する。従って、次順の接着テー
プ層16aの前端部がワーク17上へ引き続いて付着すると
いうトラブルは未然に防止される。移動台28が往動限位
置に達すると同時に駆動ローラ11も停止し、これと共に
チャック装置4の両スライド枠36,36が離間方向に作動
してチャック解除し、接着テープ層16aが貼着したワー
ク17はベルトコンベヤ2によって末端の搬出シュート2c
まで搬送されて以降の相手物品に対する貼着工程に送ら
れる。またベルトコンベヤ2上では、第2ストッパー43
が退入作動すると同時に第1ストッパー42が突出作動
し、待機していた次位のワーク17が貼付位置へ移動して
停止させられ、続いて第2ストッパー43が突出作動して
次のワーク17を停止させる。
上記チャック解除の後はテープ16の停止期となり、こ
の間に移動台28がチャック位置へ復帰作動し、再び前記
の切断とワーク17のチャック及び押付けが繰り返され
る。
なお、上記実施例構成では、テープ走行台3の前後位
置、貼付ローラ10の高さ、第1ストッパー42の左右位置
がいずれも調整可能であるため、ワークの厚さ及び幅、
貼着する両面接着テープの幅、ワークに対する該テープ
の貼付始端位置及び幅方向位置等の変化に対処できる。
ところで、上記実施例では平板状のワークを対象とし
た例を示しているが、本発明方法及び装置は接着テープ
の貼付面が平坦である種々の形状のワークに適用でき、
例えば偏平な各種ケースの内面側や蓋の内面側等のよう
に接着テープ層を貼着すべき表面が周囲より窪んだ形状
のワークでも差し支えない。
また、本発明の貼付装置においては、テープ走行路の
構成、円盤刃の往復駆動手段、ワークのチャック機構、
ワークの貼付ローラに対する離接動作手段、テープ走行
と同期させるワーク移動手段等について、実施例以外に
種々設計変更可能である。
(発明特有の効果) 本発明の貼付方法及び貼付装置によれば、極めて簡単
な切断機構によって両面接着テープを台紙に貼り合わさ
れた形態のまま台紙を残して所定長さに自動的に確実に
切断して、且つ該切断に引き続いて台紙から剥離した状
態として相互接着すべき一方の物品であるワークの表面
に自動的且つ連続的にしかも効率よく貼着することがで
き、上記両物品を接着した製品の量産性を著しく向上し
得ると共に製作コストの大幅な低減が可能となる。
しかも上記貼着においては、一枚分の接着テープ層が
対象ワークと次位のワークにわたって貼着したり、次位
の接着テープ層が引き続いてワーク表面に付着するとい
ったトラブルを確実に回避でき、貼付長さをワークの長
さと一致させる必要がなく、ワーク表面の一部のみに接
着テープ層を貼着する場合でも全く支障がなく、常に安
定した貼付状態を維持できる上、例えば偏平な各種ケー
スの内面側や蓋の内面側等のように接着テープ層を貼着
すべき表面が周囲より窪んでいる場合でも貼付可能であ
り、貼付対象とするワークの形状や大きさによる制約が
少なく、非常に広範な種類のワークに適用できる。
また、特に本発明の貼付装置では、接着テープ層を切
断する円盤刃の保持位置を上記テープの走行方向に変位
可能であるから、接着テープ層の貼付長さを対象とする
ワークの大きさや種類に応じて長短いずれかに変更する
場合でも、上記の変位調整によって容易に対応できると
いう利点がある。
更に、本発明の貼付装置では、ばね力調整によりテー
プに対する円盤刃25の押圧力を調整できるから、貼付対
象とするワークの種類や大きさ、目的とする接着力等に
応じて、適用する両面接着テープを接着テープ層及び台
紙の材質や厚み等が異なるものに変更する場合でも、台
紙を残して接着テープ層のみを確実に切断できるように
容易に設定できる。
なお、本発明装置におけるワーク供給手段を、ワーク
を載せて搬送するベルトコンベヤと、この搬送路上に設
定される貼付位置及びその手前の待機位置においてワー
クを停止させる第1及び第2の可動ストッパーとで構成
すれば、上記貼付位置へのワークの供給と位置決めを能
率よく行えるという利点がある。
また本発明装置において、ワーク移動手段が往動時に
駆動ローラと連動する水平往復移動台からなると共に、
離接動作手段が該水平往復移動台に昇降可能に取付けら
れた昇降台よりなり、該昇降台にチャック機構の全体が
一体に設けられてなる構成とすれば、貼付ローラを介し
て両面接着テープを台紙からワーク表面へ転着させる一
連の工程ならびに該工程の繰り返しを簡単な装置構成で
能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る両面接着テープの貼付装
置の全体正面図、第2図は同上のテープ走行路及び切断
装置を示す要部正面図、第3図は同切断装置部分の横断
平面図、第4図は同上装置の貼付位置を中心とした要部
の縦断正面図、第5図は第4図のV−V線の断面矢視
図、第6図(A)〜(C)は接着テープ層の転着動作を
段階的に示す要部断面図である。 2…ベルトコンベヤ(ワーク供給手段)、3…テープ走
行台、4…チャック装置(チャック機構)、8…テープ
繰出リール、9a〜9e…ガイドローラ、10…貼付ローラ、
11…駆動ローラ、13…台紙巻取リール、14…切断受け
台、15…切断装置、16…両面接着テープ、16a…接着テ
ープ層、16b…台紙、17…ワーク、21…第1スライダ
(保持部)、21a…ガイドレール(円盤刃保持位置変位
手段)、21b…コ字形スライドブロック(円盤刃保持位
置変位手段)、23…往復駆動用シリンダ(往復駆動手
段)、25…円盤刃、26…コイルスプリング(ばね部
材)、28…水平往復移動台、32…昇降台(離接動作手
段)、42…第1ストッパー(可動ストッパー,ワーク供
給手段)、43…第2ストッパー(可動ストッパー,ワー
ク供給手段)。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台紙付き両面接着テープを貼付位置で貼付
    ローラを介して間欠的に走行させ、この走行の各停止期
    に定位置においてばね力による押圧下で円盤刃を転動さ
    せることによって台紙を残して接着テープ層のみを幅方
    向に切断する一方、この間欠走行の1サイクル毎に1個
    のワークを貼付位置に単独で送り込んでチャックに保持
    させ、このワークを上記貼付ローラ側へ押し付けて上記
    切断にて分断された各接着テープ層の前端部に圧接し、
    この圧接しているワークをテープの走行期に該テープと
    同期して且つ台紙に対して開離する方向に移動させるこ
    とにより、各接着テープ層を台紙上からワーク上へ転着
    させると共に、該接着テープ層の後端部がワークに接す
    る前に当該ワークを貼付ローラから離間させることを特
    徴とする両面接着テープの貼付方法。
  2. 【請求項2】台紙付き両面接着テープの走行路に介在し
    て該テープの台紙側表面に当接する貼付ローラと、該貼
    付ローラよりも走行前方側でテープの台紙を引張って該
    テープを間欠的に走行させる間欠回転する駆動ローラ
    と、上記貼付ローラよりも走行後方側でテープの台紙側
    表面に当接する平坦表面を有する切断受け台と、この受
    け台上で上記テープを幅方向に横切って往復転動する円
    盤刃ならびにその往復駆動手段と、該円盤刃を上記受け
    台表面に押圧させるばね力調整可能なばね部材と、該円
    盤刃の保持位置を上記テープの走行方向に変位させる円
    盤刃保持位置変位手段と、上記テープの間欠走行の1サ
    イクル毎に1個のワークを貼付位置に単独で送り込むワ
    ーク供給手段と、貼付位置でワークを把持するチャック
    機構と、把持されたワークを上記貼付ローラに対する離
    接方向に動作させる離接動作手段と、該ワークをテープ
    の送りと同期して且つ台紙に対して開離する方向に移動
    させるワーク移動手段とを具備してなる両面接着テープ
    の貼付装置。
  3. 【請求項3】ワーク供給手段が、ワークを載せて搬送す
    るベルトコンベヤと、この搬送路上に設定される貼付位
    置及びその手前の待機位置においてワークを停止させる
    第1及び第2の可動ストッパーとで構成されてなる請求
    項(2)記載の両面接着テープの貼付装置。
  4. 【請求項4】ワーク移動手段が往動時に駆動ローラと連
    動する水平往復移動台からなると共に、離接動作手段が
    該水平往復移動台に昇降可能に取付けられた昇降台より
    なり、該昇降台にチャック機構の全体が一体に設けられ
    てなる請求項(2)または(3)記載の両面接着テープ
    の貼付装置。
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