JPH09309339A - 自動車の観音開き扉のシール構造 - Google Patents
自動車の観音開き扉のシール構造Info
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- JPH09309339A JPH09309339A JP8153383A JP15338396A JPH09309339A JP H09309339 A JPH09309339 A JP H09309339A JP 8153383 A JP8153383 A JP 8153383A JP 15338396 A JP15338396 A JP 15338396A JP H09309339 A JPH09309339 A JP H09309339A
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
る自動車の観音開き扉のウエザーストリップの上下端部
のシール構造を提供する。 【解決手段】 先閉扉框31の鉛直自由端縁部の車内側
及び車外側にそれぞれインナーウエザーストリップ60
及びサブシールウエザーストリップ50を並設したう
え、上下端部で一体に結合し、インナーウエザーストリ
ップ60の上下各端部に扉の半径方向にヒレ部63を突
設し、サブシールウエザーストリップ50,インナーウ
エザーストリップ60の上下各端部に、それぞれ剛性を
高める車内側芯材71,車外側芯材72を水平ブリッジ
73で一体に連結した芯材枠70を埋設すると共に、サ
ブシールウエザーストリップ50の車外側芯材72を埋
設した部分をクリップ74で先閉扉框31に留めてあ
る。
Description
扉のシール構造の改良に関するものである。
構造として、図1乃至図3に示すように、次の構成のも
のが使用されている。すなわち、10はボディ開口縁
部、11はそのボディ開口縁部10に突設したボディ側
フランジ部分、20はそのボディ側フランジ部分11に
取付けたボディ側ウエザーストリップであって、ボディ
側フランジ部分11に嵌着したU字状トリム部分21及
びそのU字状トリム部分21に一体に結合した中空シー
ル部分22よりなり、上下の中央には平坦面23が形成
されている。
閉可能に取付けた一対の先閉扉及び後閉扉であって、そ
の内面周縁部はボディ側ウエザーストリップ20と弾接
するようにしてある。31,41は扉30,40の自由
端部の縦框である。また、42は後閉扉框41の外端面
に面一に突設した後閉扉端部であって、その外面は先閉
扉框31の外端面に略面一にしてある。
たインナーウエザーストリップであって、先閉扉框31
の先端に扉の半径方向に突設した鉛直フランジ部32に
嵌着した鉛直U字状トリム部61、及びその鉛直U字状
トリム部61の車外側面に一体に結合した鉛直中空シー
ル部62よりなり、その鉛直中空シール部62は後閉扉
框41の車内側端面と弾接するようにしてある。
ザーストリップ60の鉛直U字状トリム部61の上下の
各端部には、後閉扉側に厚さを次第に薄くしたヒレ部6
3を扉の半径方向に突設すると共に、図4・図7に示す
ように、各ヒレ部63よりも突出したインナーウエザー
ストリップ60とサブシールウエザーストリップ50と
を連結部80を介在させて一体に連結してある。
れ防止に当っては、それぞれ車内外方向のズレ防止は、
図6及び図7に示すように、鉛直U字状トリム部61を
フランジ部32に嵌着すること、扉の半径方向のズレ防
止は、サブシールウエザーストリップ50を先閉扉框3
1のクリップ孔55にクリップ74で留めることによっ
ていた。
ップ50のクリップ取付部分、インナーウエザーストリ
ップ60の鉛直U字状トリム部61は剛性が小さいた
め、後閉扉40の開閉を繰返すうちに、図8に矢印Mで
示すように、ヒレ部63が初期固定位置からズレて、水
85が漏れると言う問題点がある。
扉は、後閉扉40の開閉を繰返すうちに、図8に示すよ
うに、ヒレ部63が初期固定位置からズレて、水漏れす
ることであって、本発明は上記課題を解決した、観音開
き扉のシール構造を提供するものである。
至図5及び図9乃至図13に示す如く、先閉扉框31の
車内側及び車外側にそれぞれ並設し、且つ上下の各端部
で連結したインナーウエザーストリップ60及びサブシ
ールウエザーストリップ50のうち、インナーウエザー
ストリップ60の上下各端部に、扉の半径方向に突設し
ボディ側ウエザーストリップ20の表面と弾接させるヒ
レ部63のズレを防止するように構成した観音開き扉の
ウエザーストリップの上下端部の固定構造であって、イ
ンナーウエザーストリップ60及びサブシールウエザー
ストリップ50の上下各端部の先閉扉框31への取付部
分に、それぞれ車内側芯材71,車外側芯材72を水平
ブリッジ73で一体に連結した芯材枠70を埋設すると
共に、サブシールウエザーストリップ50の車外側芯材
72を埋設した部分をクリップ74で先閉扉框31に留
めてある。
えて、先閉扉框31の上下各端に、横フランジ部35を
設けてある。
により剛性が高められ、しかもその芯材枠70を埋設し
た部分がクリップ74で先閉扉框31に固定されるた
め、ヒレ部63が先閉扉框31に強く固定されると共
に、ヒレ部63の扉の半径方向のズレが抑制され、後閉
扉40の開閉が長期間にわたって繰返されても、ズレを
起すことはない。さらに第2の発明によれば、先閉扉框
31の上下各端に垂設された水平フランジ35により、
ヒレ部63の前後方向のズレも抑制される。
て、図1乃至図5及び図9乃至図14により観音開き後
扉を例にして説明すると、10はボディ開口縁部、11
はボディ開口縁部10の周縁部に突設したボディ側フラ
ンジ部分、30,40はそれぞれボディ開口縁部10に
開閉可能に取付けた一対の観音開きの先閉扉及び後閉扉
であって、それぞれ鉛直自由縁には後閉扉框41、L字
状の先閉扉框31を形成してある。20は前記ボディ側
フランジ部分11に取付けたボディ側ウエザーストリッ
プであって、ボディ側フランジ部分11に嵌着したU字
状トリム部分21及びそのU字状トリム部分21に一体
に結合した中空シール部分22よりなり、前記扉30,
40の周縁部と弾接するようにしてある。
段部に取付けた中空状のサブシールウエザーストリッ
プ、60は先閉扉30の鉛直自由端縁部に並設したイン
ナーウエザーストリップである。なお、サブシールウエ
ザーストリップ50とインナーウエザーストリップ60
とは、図4・図9に示すように、上下端部で一体に結合
してある。サブシールウエザーストリップ50は、後閉
扉框41の外端面に面一に扉の半径方向に突設した後閉
扉端部42の内面と弾接するようにしてある。
扉框31の先端に扉の半径方向に突設した鉛直フランジ
部32に嵌着した鉛直U字状トリム部61及びその鉛直
U字状トリム部61に一体に結合した中空シール部62
よりなり、その中空シール部62は後閉扉框41の車内
側端面と弾接するようにしてある。また、インナーウエ
ザーストリップ60の上下の各端部近傍には、扉の半径
方向にヒレ部63を突設してあり、そのヒレ部63は後
閉扉に向って厚さを徐々に薄くし、ウエザーストリップ
20の中空シール部分22の表面と弾接するようにして
ある。図5において帯状の平行線は接触シール面を示し
ている。
先閉扉框31に固定する上下各端部には、その剛性を高
めるために、次のように構成される芯材枠70を埋設し
てある。すなわち、図9乃至図13において、71はイ
ンナーウエザーストリップ60のU字状トリム部61に
埋設した車内側芯材であって、断面U字状で、樹脂又は
ステンレス鋼よりなる。72はサブシールウエザースト
リップ50の基底部の相対する部分に埋設した車外側芯
材であって、同じく樹脂又しステンレス鋼よりなる。7
3は両芯材71,72を一体に連結する水平ブリッジで
あって、インナーウエザーストリップ60とサブシール
ウエザーストリップ50の連結部分に埋設されている。
また、サブシールウエザーストリップ50の車内側芯材
71を埋設した部分はクリップ74で先閉扉框31に留
めてある。さらに図14に示すように、先閉扉框31の
上下各端に、ヒレ部63の上下方向のズレを抑える横フ
ランジ部35を設けてある。
することにより剛性を高め、しかもその芯材枠70を埋
設した部分をクリップ74で先閉扉框31に留めてある
ため、ヒレ部63が先閉扉框31に強く固定され、後閉
扉40の開閉を長期間繰返しても、ヒレ部63の扉の半
径方向のズレが抑制される。さらに先閉扉框31の上下
各端に横フランジ部35を突設してあるため、ヒレ部6
3の前後方向のズレが抑制される。
扉について説明したが、観音開きの横扉についても同様
に適用可能である。
め、ヒレ部63が先閉扉框31に強く固定され、その上
下方向・車幅方向のズレが抑制される。従って後閉扉4
0の開閉を長期間繰返しても、ヒレ部63のズレが発生
せず、車内への水漏が防止される。
ある。
る。
である。
サブシールウエザーストリップを取付けた状態における
斜視図である。
す斜視図である。
断面図であるが、ボディ側ウエザーストリップの断面が
図の左側に示してある。
框の要部を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 先閉扉框(31)の車内側及び車外側に
それぞれ並設し、且つ上下の各端部で連結したインナー
ウエザーストリップ(60)及びサブシールウエザース
トリップ(50)のうち、インナーウエザーストリップ
の上下各端部に、扉の半径方向に突設しボディ側ウエザ
ーストリップ(20)の表面と弾接させるヒレ部(6
3)のズレを防止するように構成した観音開き後扉のウ
エザーストリップの上下端部の固定構造であって、イン
ナーウエザーストリップ及びサブシールウエザーストリ
ップの上下各端部の先閉扉框への取付部分に、それぞれ
車内側芯材(71),車外側芯材(72)を水平ブリッ
ジ(73)で一体に連結した芯材枠(70)を埋設する
と共に、サブシールウエザーストリップの車外側芯材を
埋設した部分をクリップ(74)で先閉扉框に留めるこ
とを特徴とする自動車の観音開き扉のシール構造。 - 【請求項2】 先閉扉框(31)の車内側及び車外側に
それぞれ並設し、且つ上下の各端部で連結したインナー
ウエザーストリップ(60)及びサブシールウエザース
トリップ(50)のうち、インナーウエザーストリップ
の上下各端部に、扉の半径方向に突設しボディ側ウエザ
ーストリップ(20)の表面と弾接させるヒレ部(6
3)のズレを防止するように構成した観音開き扉のウエ
ザーストリップの上下端部の固定構造であって、インナ
ーウエザーストリップ及びサブシールウエザーストリッ
プの上下各端部の先閉扉框への取付部分に、それぞれ車
内側芯材(71),車外側芯材(72)を水平ブリッジ
(73)で一体に連結した芯材枠(70)を埋設すると
共に、サブシールウエザーストリップの車外側芯材を埋
設した部分をクリップ(74)で先閉扉框に留め、さら
に先閉扉框の上下各端に、横フランジ部(35)を設け
たことを特徴とする自動車の観音開き扉のシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15338396A JP3713607B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 自動車の観音開き扉のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15338396A JP3713607B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 自動車の観音開き扉のシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09309339A true JPH09309339A (ja) | 1997-12-02 |
JP3713607B2 JP3713607B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=15561284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15338396A Expired - Fee Related JP3713607B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 自動車の観音開き扉のシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3713607B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU738023B2 (en) * | 1999-12-28 | 2001-09-06 | Hyundai Motor Company | Trim members for tailgate of automobile |
CN112706594A (zh) * | 2021-01-31 | 2021-04-27 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种后裙板总成和汽车 |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP15338396A patent/JP3713607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU738023B2 (en) * | 1999-12-28 | 2001-09-06 | Hyundai Motor Company | Trim members for tailgate of automobile |
CN112706594A (zh) * | 2021-01-31 | 2021-04-27 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种后裙板总成和汽车 |
CN112706594B (zh) * | 2021-01-31 | 2023-04-14 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种后裙板总成和汽车 |
Also Published As
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---|---|
JP3713607B2 (ja) | 2005-11-09 |
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