JPH0751373Y2 - 自動車のウェザストリップ取付構造 - Google Patents

自動車のウェザストリップ取付構造

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JPH0751373Y2
JPH0751373Y2 JP1990083350U JP8335090U JPH0751373Y2 JP H0751373 Y2 JPH0751373 Y2 JP H0751373Y2 JP 1990083350 U JP1990083350 U JP 1990083350U JP 8335090 U JP8335090 U JP 8335090U JP H0751373 Y2 JPH0751373 Y2 JP H0751373Y2
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JP
Japan
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weather strip
base member
door
mounting structure
vehicle body
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JP1990083350U
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English (en)
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JPH0439926U (ja
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善一 立川
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の車体に装着されるウェザストリップの
取付構造に関する。
〔従来の技術〕
ドア、トランクルーム用のリッド、或いはフードパネル
などを含めた自動車の車体には、車室やトランクルーム
或いはエンジンルームなどの内部空間のシール性を保つ
ため、各種のウェザストリップが取付けられている。
このようなウェザストリップは、通常、ウェザストリッ
プ側に予め取付けられた多数のクリップを、車体に穿設
された取付孔に嵌着することによって車体に装着され
る。
ところがこのようなウェザストリップ取付構造による
と、多数のクリップを1つづつ車体の取付孔に嵌め込ま
なければならないため、ウェザストリップ取付時の作業
性が低下するだけでなく、クリップとクリップの間のウ
ェザストリップ部分が浮き上がり、ウェザストリップの
シール機能が低下する恐れがある。しかも車体の取付孔
に錆が発生し易くなる不具合も免れない。
上述の不具合を解消するため、ウェザストリップを両面
接着テープで車体に固定する取付構造も提案されてい
る。この構成によると、ウェザストリップをその全長に
亘って両面接着テープを介して車体に固定できるので、
車体に取付孔を形成する必要はなく、その発錆を防止で
き、しかもウェザストリップの浮き上がりを阻止するこ
とが可能である。ウェザストリップの取付作業性を高め
ることもできる。
ところが両面接着テープでウェザストリップを車体に固
定するので、その取付後にウェザストリップを車体から
簡単に取外すことはできない。このため、ウェザストリ
ップが経時的に劣化したり、これが破損したとき、これ
を新たなものに交換することが容易でない。ウェザスト
リップを無理矢理に剥し、車体に貼り付いた両面接着テ
ープを時間をかけて剥離し、しかる後に新たなウェザス
トリップを両面接着テープで改めて車体に貼着しなけれ
ばならないのである。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、上述した従来の欠点を簡単な構成によ
って除去した自動車のウェザストリップ取付構造を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、自動車の車体に基部
材を固定し、該基部材にウェザストリップを着脱可能に
嵌着して成る自動車のウェザストリップ取付構造を提案
する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
第1図は自動車の外観を示す斜視図であり、符号1は車
体2の一部を構成するサイドドアである。このドア1は
第2図にも示すようにドア本体部3とドアフレーム4と
を有し、その車内側の周縁部には第3図にも示す如くウ
ェザストリップ5が取付けられている。ウェザストリッ
プ5は、第3図に示すようにゴム又は比較的軟質な合成
樹脂などの弾性材より成り、その内部に中空部6を有
し、ドア1の周縁部に沿って長く延びている。第1図及
び第3図に示したようにドア1を閉じたとき、ウェザス
トリップ5は、ドア開口を区画する車体部分、第3図に
おいてはロッカパネル7に弾性変形しながら圧接し、車
室内をシールする。
第3図は本考案に係るウェザストリップ取付構造の詳細
を示す図であるが、その構成を明らかにする前に、先に
説明した従来のウェザストリップ取付構造を図面を参照
して簡単に説明する。従来は、第6図に示すようにウェ
ザストリップ5aに予め所定の間隔をあけて多数のクリッ
プ8aが取付けられ、これらのクリップ8aがドア1に穿設
された取付孔9aに嵌着され、これによってウェザストリ
ップ5aがドア1に取付けられていた。この構成による
と、ウェザストリップ5aの取付時に多数のクリップ8aを
取付孔9aに1つづつ嵌着しなければならないため、その
作業性が低下するなどの先に説明した各種の欠点を免れ
ない。
また第7図に示すように、ウェザストリップ5bをその全
長に亘って両面接着テープ10bによってドア1に固定す
る取付構造も公知であるが、この構成においては先に説
明したように、ウェザストリップ5bを一旦ドア1に取付
けてしまうと、これを新たなものと交換することが容易
でない。
そこで、第3図に示した本考案に係るウェザストリップ
取付構造においては、ドア1の周縁部に両面接着テープ
11又は接着剤によって、第4図にも示した基部材12が固
定され、該基部材12に形成されて係合突部13に、ウェザ
ストリップ5の基部14に形成された係合溝15が着脱可能
に嵌合している。このようにしてウェザストリップ5
が、その全長に亘って基部材12を介してドア1に装着さ
れているのである。
基部材12は、ウェザストリップ5とほぼ同一の長さを有
していて、ドア1の周縁部に沿って延びている。
ウェザストリップ5をドア1に取付けるには、基部材12
を両面接着テープ11によってドア1に固定した後、該基
部材12にウェザストリップ5を嵌着固定すればよい。或
いは先ず基部材12とウェザストリップ5を互いに嵌着
し、その後、基部材12を両面接着テープ11によってドア
1に固定してもよい。
上述したウェザストリップの取付構造によれば、基部材
12がドア1に固定されているため、これに嵌着支持され
たウェザストリップ5が浮き上がるような恐れはない。
また基部材12の係合突部13とウェザストリップ5の係合
溝15を密着されることができ、これらの間の隙間をなく
すことができる。このため高いシール性を確保でき、車
室内に雨水や風が侵入する不具合を阻止できる。またウ
ェザストリップ5をドア1に取付けるとき、クリップを
用いる必要がないため、その取付作業性が高められ、し
かもドア1に取付孔を形成する必要がないので、ドアの
発錆を抑制できる。
さらに基部材12とウェザストリップ5は単に嵌合し合っ
ているだけであるため、ウェザストリップ5が経時的に
劣化したり、これが破損したようなとき、ウェザストリ
ップ5を簡単に基部材12から取外し、新たなウェザスト
リップを再び基部材12に簡単に嵌着して固定することが
できる。
ウェザストリップ5は前述のように弾性材料により構成
されているが、これがあまり軟質すぎると、ウェザスト
リップ5が基部材12から外れ易くなり好ましくない。そ
こでウェザストリップ5の全体を比較的硬質な弾性材料
により構成し、ウェザストリップ5と基部材12との結合
剛性を高め、ウェザストリップ5の外れを防止すればよ
いが、このようにするとウェザストリップ5が変形しに
くくなり、車体2に対する密着性が低下してシール機能
が害される。
そこで図示した実施例では、第3図に示したように基部
材12に嵌合するウェザストリップ14の基部14を、二重斜
線を付して示した如く例えば高密度スポンジゴムやソリ
ッドゴムなどの比較的硬質な材料により構成し、車体2
に当接して弾性変形するウェザストリップ部分16を低密
度スポンジゴムなどの、基部14よりも軟質な材料によっ
て構成してある。これにより、ウェザストリップ5はそ
の通常の使用時に基部材12から簡単に外れてしまうこと
を阻止でき、しかもウェザストリップ5が車体2に当接
して容易に弾性変形し、高いシール性を確保できる。
ウェザストリップ5と基部材12の外れを防止するため、
基部材12の方も金属や硬質合成樹脂などの剛体によって
構成するこもでるが、その剛性が大きすぎると、これを
ドア1のコーナ部X(第2図)に沿って取付け難くなる
ので、ウェザストリップ5の基部14と同様に高密度スポ
ンジゴムやソリッドゴムなどにより構成することが望ま
しい。その際、ドア1のコーナ部Xに取付けられる基部
材12の部分をコーナ部に合せて曲げ変形させやすくする
ために、第5図に示す如くこの基部材部分に切欠17や切
込みを形成しておくと、基部材12をドア1に簡単に固定
することができる。
また第3図に示したように、基部材12が固定されるドア
1に、ビード18などによって目印を形成し、これを基準
として基部材12を取付けるようにすると、基部材12を所
定の位置に迅速かつ正確に固定することができる。
第3図に示した例では基部材12に係合突部13を形成し、
ウェザストリップ5に係合溝15を形成したが、これと逆
に基部材12に係合溝を、ウェザストリップ5に係合突部
を形成してこれらを嵌着させてもよいことは当然であ
る。
以上、自動車のドア1に付設されるウェザストリップの
取付構造を説明したが、本考案は第1図に示したトラン
クルーム用のリッド20やフードパネル21、或いはその他
の車体部分に取付けられるウェザストリップの取付構造
にも適用できるものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ウェザストリップ取付時の作業性を高
めることができ、しかもそのシール機能を向上させ、ウ
ェザストリップが取付けられる車体部分の発錆を抑制で
きる。また一旦取付けたウェザストリップを簡単に取外
し、これを新たなウェザストリップと交換することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の外観斜視図、第2図はドアを内側から
見た斜視図、第3図は第1図のIII−III線拡大断面図、
第4図は基部材の斜視図、第5図は基部材に切欠を形成
した実施例を示す斜視図、第6図及び第7図はそれぞれ
従来のウェザストリップ取付構造を示す、第3図と構様
な断面図である。 2……車体 5……ウェザストリップ 12……基部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の車体に基部材を固定し、該基部材
    にウェザストリップを着脱可能に嵌着して成る自動車の
    ウェザストリップ取付構造。
JP1990083350U 1990-08-06 1990-08-06 自動車のウェザストリップ取付構造 Expired - Lifetime JPH0751373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990083350U JPH0751373Y2 (ja) 1990-08-06 1990-08-06 自動車のウェザストリップ取付構造

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JP1990083350U JPH0751373Y2 (ja) 1990-08-06 1990-08-06 自動車のウェザストリップ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0439926U JPH0439926U (ja) 1992-04-06
JPH0751373Y2 true JPH0751373Y2 (ja) 1995-11-22

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JPH0439926U (ja) 1992-04-06

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