JPH09308755A - 遊技場における空調システム - Google Patents

遊技場における空調システム

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JPH09308755A
JPH09308755A JP8126763A JP12676396A JPH09308755A JP H09308755 A JPH09308755 A JP H09308755A JP 8126763 A JP8126763 A JP 8126763A JP 12676396 A JP12676396 A JP 12676396A JP H09308755 A JPH09308755 A JP H09308755A
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JP
Japan
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air
game
conditioning system
game arcade
air conditioning
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Application number
JP8126763A
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English (en)
Inventor
Yoshito Kubo
吉人 久保
Takuya Arai
卓也 荒井
Noriko Ogawa
典子 小川
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技場に使用される空調システムにおいて、空
調設備のイニシャルコストとランニングコストを低減す
ることを目的とする。 【解決手段】遊技場101の床5面には、床吹出し口6
を備え、空調機7は外気取入口14と外気導入ダクト1
5を介して連通していて、天井パネル18には天井吸込
み口19を備え、二重天井空間17の内部には、排気フ
ァン103と屋外105に連通する空調空気排出口21
が備えられ、各遊技機器3の上部には除煙ファン22を
備えた構成とされ、空調機7は屋外105空気を導入
し、空調空気として床5面から遊技場101内へ吹出
し、除煙ファン22によって上昇気流が形成され、天井
吸込み口19から排気ファン103によって屋外105
に排出されることにより、空調エネルギーの省エネルギ
ー化を実現できる遊技場における空調システムを得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に熱負荷の大き
いパチンコホールなどに代表される、遊技場における空
調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、娯楽産業が急速な進展を遂げてお
り、とりわけパチンコホールに代表される遊技場は全国
各地に多数存在している。
【0003】従来、パチンコホールなどの遊技場におけ
る空調システムとしては、床面据置型の空調装置および
天井埋込型の空調装置などを用いて、天井部分から空調
空気を吹き出す方式が一般的であった。このような空調
方式の場合、冷房時は遊技場内で発生する熱負荷、すな
わち遊技機器、遊技者および照明などから出る発熱量を
考慮して空調装置の冷房能力を決定する必要があり、遊
技場全体を均一な温度にするというものであった。一方
暖房時は、天井部分から温風を吹き出すことで浮力によ
る温度成層ができやすくなり、遊技者の足元が暖まりに
くく快適性が損なわれやすいというものであった。また
遊技場においては、遊技者の喫煙や各種設備などからの
汚染空気および臭気の発生があり、このため空調装置の
ほかに、別途空気清浄装置および換気システムを設ける
構成が一般的であった。(例えば、特開平4−3226
79号公報)また、この種の遊技場における空調装置と
しては、特公平7−65759号公報に、各遊技機器ご
とに遊技機の架台内部に空調機を組み込んだ構成が開示
されている。
【0004】ここで、以下に一例として登録実用新案第
3003063号考案の空調制御装置の内容について図
15を参照しながら説明する。
【0005】図に示すように、遊技場101と、前記遊
技場101の天井面に排気口102Aを形成し一端に排
気装置を有する3台の排気ファン103A,103B,
103Cに連通する排気ダクト102と、天井面に吹出
し口104Aを形成し一端が屋外105へと連なる吹出
しダクト104と、二酸化炭素濃度検出装置であるCO
2センサ106と、室内の一端でおよそ1.5 mの高さに
配設された温度センサ107とを備える。また、108
は排出通路であり、吹出しダクト104の一端には送風
装置である冷暖房装置109と、流量調節装置であるダ
ンパー110Aを有する外気導入装置110とが連通し
ており、これらにより空調機室111が形成されてい
る。前記冷暖房装置109は、遊技場101の下方に室
内空気取入口112を有し、遊技場101内の空気を送
給するようになっている。さらに、前記3台の排気ファ
ン103A,103B,103CとCO2センサ106
と温度センサ107と空調機室111とはそれぞれ制御
装置たるコントロールユニット113に接続されてい
る。また前記ダンパー110Aは、前記3台の排気ファ
ン103A,103B,103Cの稼働台数の相違に応
じて開閉可能となっている。また、遊技場101内に
は、遊技機器が設置されている島114と、遊技者11
5が座る椅子116が設けられている。
【0006】上記構成において、空調時、冷暖房装置1
09が稼働すると室内空気取入口112から室内空気が
取り入れられるとともにダンパー110Aが1/3開口
状態となり外気導入装置110から外気が導入され、室
内空気はわずかに希釈されて天井面の吹出し口104A
から吹き出される。このとき、同時に排気ファン103
Aも稼働を開始する。天井面に設置されたCO2センサ
106によって測定される遊技場101内の二酸化炭素
濃度は、随時コントロールユニット113に伝達され
る。遊技場101内の空気が汚染されて二酸化炭素濃度
が上昇するとその度合いに応じ、コントロールユニット
113は、排気ファン103B,103Cと順に複数台
の排気ファンを稼働させ、ダンパー110Aの開度を2
/3,3/3と順に開けて外気を導入することで、遊技
場101内空気を冷暖房装置109でさらに希釈しなが
ら換気を行い、二酸化炭素濃度が低下したら排気ファン
103C,103Bを順次停止させ、これに伴いダンパ
ー110Aを順次閉鎖させるよう空調制御を行うもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の遊技
場における空調システムでは、冷房時、天井面から空調
空気を吹き出すため、遊技機器で構成された島114、
遊技者115および照明からの発熱負荷を混合処理し
て、遊技場全体を均一な温度にしようとするもので、こ
れら熱負荷の発熱量を考慮して空調装置109の冷房能
力を決定せねばならず、空調装置109のイニシャルコ
ストが一般の店舗などに比べ増加することがあり、空調
装置109の能力が大きいので、イニシャルコストおよ
びランニングコストを削減することが要求されている。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、効率的な換気を実現して空気清浄装置が
不要となるとともに、居住域のみを空調することで空調
負荷を削減して空調装置の能力を軽減できるためイニシ
ャルコストが低減でき、かつランニングコストも削減で
き、省エネルギーが達成できる遊技場における空調シス
テムを提供することを目的としている。
【0009】また、従来の遊技場における空調システム
で、各遊技機器ごとに遊技機の架台内部に空調機を組み
込んで個別空調を達成する方式では、各空調機と室外機
とを接続するための配管および配管工事が遊技機器の数
だけ必要となるため、現場での施工性および保守性に劣
ることがあり、施工性と保守性に優れた空調システムが
要求されている。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、施工性と保守性に優れた遊技場における
空調システムを提供することにある。
【0011】また、従来の遊技場における空調システム
では、遊技者の入出場による入口の開閉によって、外気
が遊技場内に侵入し遊技場内の空調が乱れ、遊技者が不
快感を感じてしまうことがあり、入口の開閉などによる
不快感を防止することが要求されている。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、屋外空気の遊技場内への流入、および汚
染空気の逆流を防止できる遊技場における空調システム
を提供することにある。
【0013】また、従来の遊技場における空調システム
では、冷房時は、スカートを着用した女性や冷房の利き
すぎによって、遊技者は足元付近の冷えを感じ、暖房時
は、天井から吹き出された空調空気は浮力によって、充
分に足元付近にまで到達しないと遊技者は足元付近に冷
えを感じることがあり、遊技中、遊技者の足元付近の冷
えを解消することが要求されている。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、空調時足元付近の冷えを防止でき、遊技
者各人ごとの快適性を向上させることができる遊技場に
おける空調システムを提供することにある。
【0015】また、従来の遊技場における空調システム
では、屋外空気を導入して空調を行う場合は、空調の立
ち上げの所用時間が比較的かかってしまうことがあり、
空調立ち上げ時間の短縮が要求されている。
【0016】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、開店前などの空調立ち上げ運転時、立ち
上げ時間を短縮できる遊技場における空調システムを提
供することにある。
【0017】また、従来の遊技場における空調システム
では、遊技場内汚染空気をそのまま屋外へ排気する換気
空調方式の場合は、遊技場近隣の空気環境を乱してしま
う恐れがあり、遊技場内汚染空気を処理してから屋外へ
排気することが要求されている。
【0018】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、遊技場近隣屋外の空気汚染を防止するこ
とができる遊技場における空調システムを提供すること
にある。
【0019】また、このような遊技場における空調シス
テムでは、遊技場101内の空気の汚染度合いを、天井
に設置されたCO2センサ106を用いて検知している
が、天井で二酸化炭素濃度を検知しても、汚染空気11
7の主な原因となる煙草の煙の検知には不向きなことが
あり、遊技者115付近の高さの空気の汚染度合いを正
確に検知して制御することが要求されている。
【0020】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、遊技機器の直上で遊技者の喫煙を検知
し、喫煙が始まったと同時に煙草の煙を素早く上方に除
去することのできる遊技場における空調システムを提供
することにある。
【0021】また、このような遊技場における空調シス
テムでは、遊技場101内の二酸化炭素濃度が上昇した
場合は、ダンパー110Aは全開状態に制御されるもの
の、吹出し口104Aと排気口102はともに天井面に
設置されているので、天井付近で気流のショートサーキ
ットが生じやすく、効率的な換気および空調を行うこと
ができないことがあり、空調負荷に応じたきめ細かな空
調制御によって、快適性の向上が要求されている。
【0022】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、遊技機器の島と島の間に形成されるコー
スごとの空調負荷に応じて、きめ細かい空調制御により
省エネルギーと快適性を向上できる遊技場における空調
システムを提供することにある。
【0023】また、このような遊技場における空調シス
テムでは、空調空気を天井面の吹出し口104Aから吹
き出し、遊技場101の下方の室内空気取入れ口から取
り入れ再循環させているので、遊技者の喫煙による汚染
空気117の上昇が妨げられ、拡散しやすくなるととも
に、室内空気取入口112付近に煙草の煙や塵埃が集ま
り、遊技場101内の汚染空気の分布が局所的に悪くな
ることがあり、遊技場内の空気清浄度を一定に保つこと
が要求されている。
【0024】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、遊技場内空気の空気清浄度を検知して、
空気清浄度を一定に保ちながら省エネルギーを実現する
ことができる遊技場における空調システムを提供するこ
とにある。
【0025】また、従来の遊技場における空調システム
では、特に寒冷地における暖房時で屋外空気を空調空気
に用いる場合は、空調負荷が増大することがあり、空調
負荷をできるだけ減らして、屋外空気を導入できる空調
システムが要求されている。
【0026】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、外気を室温に近づけてから空調機に導入
することで、空調に必要なエネルギーを軽減させること
ができる遊技場における空調システムを提供することに
ある。
【0027】また、従来の遊技場における空調システム
では、遊技場全体を一定の温度に空調するよう計画され
ており、遊技者の近傍を重点的に空調することが要求さ
れている。
【0028】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、遊技者が着席していない座席の付近は空
調を行わないことで、空調負荷をさらに軽減させること
ができる遊技場における空調システムを提供することに
ある。
【0029】また、従来の遊技場における空調システム
では、屋外空気と遊技場内空気とを混合処理して空気清
浄を行うため、空気清浄装置からの臭気および汚染物質
の再放出が起こりうることがあり、遊技場内における遊
技機器の汚れ、および電子機器の劣化を防止することが
要求されている。
【0030】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、清浄な室内空調空気を遊技機器内部に導
入して、発熱量の多い遊技機器を、空調冷房負荷を増や
すことなく安定に作動させることができる遊技場におけ
る空調システムを提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の遊技場における空調システムの一つの手段
は、空調空気として屋外空気を取り入れるための外気導
入手段と、前記外気導入手段に連通し空調空気を供給す
るための空調機と、遊技場の床面に設けられ前記空調機
からの空調空気を遊技場内へ吹き出すための吹出し口
と、遊技場の天井部に設けられ遊技場内空気を吸い込む
ための吸込み口と、前記吸込み口に連通接続され遊技場
内空気を屋外へ排気するための排気手段と、遊技機器の
上部には、遊技場内の居住域高さから天井へ向かう上昇
気流を形成する送風手段とを備え、空調空気は全て外気
を導入して行うことを特徴としたものである。
【0032】そして本発明によれば上記手段により、効
率的な換気が行え空気清浄装置が不要となるとともに、
居住域のみを空調することで空調負荷を削減して空調装
置の能力を軽減できるためイニシャルコストが低減で
き、かつランニングコストも削減でき、省エネルギーが
達成できる遊技場における空調システムが得られる。
【0033】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、所定の
数の遊技機を一単位とする遊技用の島が複数存在し、こ
れら遊技用の島と島との間に形成されるコースと、前記
コース同士を接続するための通路とを有する遊技場にお
いて、前記コースと前記通路の床部には、空調機からの
空調空気を搬送するため床下に設けられた通風路と、前
記通風路の上部には、開閉が可能で、前記床部と高さが
面一となって前記通風路を覆うことのできるパネルと、
前記パネルには前記通風路に連通し空調空気を吹き出す
ための床吹出し口とを備えたものである。
【0034】そして本発明によれば上記手段により、施
工性と保守性に優れた遊技場における空調システムが得
られる。
【0035】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、遊技場
室内、二重天井空間内および屋外にそれぞれ、静圧を検
知するための圧力測定手段を備え、前記圧力測定手段で
検知された前記3ヶ所の圧力値を比較して、空調機およ
び排気手段の送風量を制御する送風量制御手段を備えた
ものである。
【0036】そして本発明によれば上記手段により、屋
外空気の遊技場内への流入、および汚染空気の逆流を防
止できる遊技場における空調システムが得られる。
【0037】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、遊技機
器の足元部分に足元暖房用の放射暖房パネルと、遊技機
器の手元部に前記放射暖房パネルの操作手段とを備えた
ものである。
【0038】そして本発明によれば上記手段により、空
調時足元付近の冷えを防止でき、遊技者各人ごとの快適
性を向上させることができる遊技場における空調システ
ムが得られる。
【0039】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、室内に
設けられ、遊技場室内の空気を取り入れ再循環させるた
めの室内空気取入口と、空調立ち上げ運転時は、外気導
入運転から室内空気再循環運転へと切り替えるための再
循環切り替え手段とを備えたものである。
【0040】そして本発明によれば上記手段により、開
店前などの空調立ち上げ運転時、立ち上げ時間を短縮で
きる遊技場における空調システムが得られる。
【0041】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、排気手
段は、屋外へ排出する室内汚染空気を浄化するための空
気浄化手段を備えたものである。
【0042】そして本発明によれば上記手段により、遊
技場近隣屋外の空気汚染を防止することができる遊技場
における空調システムが得られる。
【0043】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、送風手
段は、遊技者の喫煙状況を判断するための喫煙検知手段
と、前記喫煙検知手段からの喫煙情報を受けて、前記送
風手段の風量を制御するための送風制御手段とを備えた
ものである。
【0044】そして本発明によれば上記手段により、遊
技機器の直上で遊技者の喫煙を検知し、喫煙が始まった
と同時に煙草の煙を素早く上方に除去することのできる
遊技場における空調システムが得られる。
【0045】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、遊技機
器で構成される島と島との間に形成される各コースごと
に、対応する空調機と、通風路とを配してなる構成とし
たものである。
【0046】そして本発明によれば上記手段により、遊
技機器の島と島の間に形成されるコースごとの空調負荷
に応じて、きめ細かい空調制御により省エネルギーと快
適性を向上できる遊技場における空調システムが得られ
る。
【0047】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、室内空
気取入口の直前に設けられ、遊技場内の空気清浄度を検
知するための空気質検知手段と、前記空気質検知手段か
ら得られる室内空気の清浄度を検知し、再循環切り替え
手段を制御するための空気質検知制御手段とを備えたも
のである。
【0048】そして本発明によれば上記手段により、遊
技場内空気の空気清浄度を検知して、空気清浄度を一定
に保ちながら省エネルギーを実現することができる遊技
場における空調システムが得られる。
【0049】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、室内排
気空気を用いて、屋外導入空気を遊技場内空気温度に近
づけるための熱交換手段を備えたものである。
【0050】そして本発明によれば上記手段により、外
気を室温に近づけてから空調機に導入することで、空調
に必要なエネルギーを軽減させることができる遊技場に
おける空調システムが得られる。
【0051】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、床面上
に設けられ通風路に連通し、遊技者が座る椅子の足元で
空調空気を吹き出すための座席吹出し口を備え、遊技者
が前記椅子に座ると、前記座席吹出し口が開口する開口
手段と、遊技者の着席を検知する着席検知手段とを備え
たものである。
【0052】そして本発明によれば上記手段により、遊
技者が着席していない椅子の付近は空調を行わないこと
で、空調負荷をさらに軽減させることができる遊技場に
おける空調システムが得られる。
【0053】また、上記の課題を解決するための本発明
の遊技場における空調システムの一つの手段は、複数の
遊技機器で構成される島の下部に、空気を吸い込むため
の島吸込み口と、前記島の上面には、通風により前記遊
技機器の背面に設置される電子機器の排熱を行うための
通風手段とを備えたものである。
【0054】そして本発明によれば上記手段により、清
浄な室内空調空気を遊技機器内部に導入して、発熱量の
多い遊技機器を、空調冷房負荷を増やすことなく安定に
作動させることができる遊技場における空調システムが
得られる。
【0055】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、空調空気として屋外空気を取り入れるための外気導
入手段と、前記外気導入手段に連通し空調空気を供給す
るための空調機と、遊技場の床面に設けられ前記空調機
からの空調空気を遊技場内へ吹き出すための吹出し口
と、遊技場の天井部に設けられ遊技場内空気を吸い込む
ための吸込み口と、前記吸込み口に連通接続され遊技場
内空気を屋外へ排気するための排気手段と、遊技機器の
上部には、遊技場内の居住域高さから天井へ向かう上昇
気流を形成する送風手段とを備え、空調空気は全て外気
を導入して行うことを特徴としたものであり、空調空気
は床面から吹き出され、送風手段によって居住域高さか
ら天井へ向かう上昇気流が形成されているので、遊技機
器および遊技者の熱負荷、喫煙などによる汚染空気は居
住域高さから天井へ向かって除去され、天井部から屋外
へ排出される。このとき、熱負荷は浮力によっても上昇
し天井付近に滞留するので、遊技場の居住域高さである
島の高さ、すなわち床面から1.8m程度の高さまで空
調できればよいので、空調装置の能力を遊技場全体空調
に比べ低減できる。また、空調空気は再循環されず、つ
ねに新鮮外気が床面から供給され天井面から排気される
ので、別途空気清浄装置などを設けることなく遊技場内
の汚染空気を拡散させずに除去できるので、空調設備の
イニシャルコストランニングコストを軽減させることが
でき、空調エネルギーのランニングコストコストの低減
もはかることができるという作用を有する。
【0056】請求項2に記載の発明は、所定の数の遊技
機を一単位とする遊技用の島が複数存在し、これら遊技
用の島と島との間に形成されるコースと、前記コース同
士を接続するための通路とを有する遊技場において、前
記コースと前記通路の床部には、空調機からの空調空気
を搬送するため床下に設けられた通風路と、前記通風路
の上部には、開閉が可能で、前記床部と高さが面一とな
って前記通風路を覆うことのできるパネルと、前記パネ
ルには前記通風路に連通し空調空気を吹き出すための床
吹出し口とを備えた構成としたものであり、各コースと
各通路の床下に埋め込まれた通風路を空調空気の搬送路
として用いることで、床吹出し口の清掃、交換、および
通風路内部の清掃を行うことができるので、遊技場の空
調における保守性および施工性をより良くすることがで
きるという作用を有する。
【0057】請求項3に記載の発明は、遊技場室内、二
重天井空間内および屋外にそれぞれ、静圧を検知するた
めの圧力測定手段を設け、前記圧力測定手段で検知され
た前記3ヶ所の圧力値をもとに、空調機および排気手段
の送風量を制御する送風量制御手段を備えた構成とした
ものであり、送風量制御手段は、つねに遊技場内が屋外
と二重天井空間に比べ圧力が高くなるように空調機と排
気手段の送風量が制御されるので、例えば遊技場の入口
が開くことによる外気の侵入、室内汚染空気の拡散およ
び逆流を防止することができるという作用を有する。
【0058】請求項4に記載の発明は、遊技機器の足元
部分に足元暖房用の放射暖房パネルと、遊技機器の手元
部に前記放射暖房パネルの操作手段とを備えた構成とし
たものであり、遊技者が足元の冷えを感じた時に、遊技
者各人の判断で放射暖房パネルを作動させることができ
るので、遊技者各人の快適性を向上させることができる
という作用を有する。
【0059】請求項5に記載の発明は、室内に設けら
れ、遊技場室内の空気を取り入れ再循環させるための室
内空気取入口と、空調立ち上げ運転時は、外気導入運転
から室内空気再循環運転へと切り替えるための再循環切
り替え手段とを備えた構成としたものであり、開店前な
どの空調立ち上げ運転時は、再循環切り替え手段によ
り、外気導入運転にかわって室内空気を再循環運転がで
きるので、空調の立ち上げ時間を短縮を行うことができ
るという作用を有する。
【0060】請求項6に記載の発明は、排気手段は、屋
外へ排出する室内汚染空気を浄化するための空気浄化手
段を備えた構成としたものであり、二重天井内に吸込ま
れた遊技場内の汚染空気は、空気浄化手段によって浄化
されたのち屋外へ排出されるので、近隣の屋外空気環境
を乱すことがないという作用を有する。
【0061】請求項7記載の発明は、送風手段は、遊技
者の喫煙状況を判断するための喫煙検知手段と、前記喫
煙検知手段からの喫煙情報を受けて、前記送風手段の風
量を制御するための送風制御手段とを備えた構成とした
ものであり、喫煙検知手段は送風手段がつねに送風運転
しているので、気流により遊技者の喫煙を素早く検知で
きるとともに、遊技者の喫煙を検知した場合、送風手段
を一時的に強運転することによって、煙草の煙を素早く
上方に除去することができるという作用を有する。
【0062】請求項8に記載の発明は、遊技機器で構成
される島と島との間に形成される各コースごとに、対応
する空調機と通風路とを配してなる構成としたものであ
り、同種類の遊技機器で構成される島と島の間に形成さ
れる各コースごとに、対応する専用空調機が設けられて
おり、各コースに配置された遊技機器の人気度合いによ
って、各コースごとに遊技者数の偏りが生じた場合で
も、遊技者数によって変動する各コースの空調負荷に応
じた空調制御が行えるので、遊技場全体を一台の空調機
で空調する場合に比べ、省エネルギーが実現できるとい
う作用を有する。
【0063】請求項9に記載の発明は、室内空気取入口
の直前に設けられ、遊技場内の空気清浄度を検知するた
めの空気質検知手段と、前記空気質検知手段から得られ
る室内空気の清浄度を検知し、再循環切り替え手段を制
御するための空気質検知制御手段とを備えた構成とした
ものであり、空気質検知手段によって、遊技場内の室内
空気取入口直前の空気が汚染されていないと検知された
場合は、再循環切り替え手段を通常の外気導入から、再
循環空気を取り入れられるよう切り替えることで、室内
空気と外気とが混合されて空調機に導入されるので、遊
技場内の空気清浄度を一定に保ちながら省エネルギーを
実現することができるという作用を有する。
【0064】請求項10に記載の発明は、室内排気空気
を用いて、屋外導入空気を遊技場内空気温度に近づける
ための熱交換手段を備えた構成としたものであり、熱交
換手段によって屋外に排気される空気と、空調空気とし
て用いるため導入される外気とが熱交換を行うことがで
きるので、寒冷地における暖房時に空調負荷を軽減する
ことができるという作用を有する。
【0065】請求項11に記載の発明は、床面上に設け
られ通風路に連通し、遊技者が座る椅子の足元で空調空
気を吹き出すための座席吹出し口を備え、遊技者が前記
椅子に座ると、前記座席吹出し口が開口する開口手段
と、遊技者の着席を検知する着席検知手段とを備えた構
成としたものであり、椅子に遊技者が着席することによ
って、椅子が下方へ移動し空調空気の搬送路である通風
路と連通して、椅子の下に設けられた座席吹出し口から
空調空気を吹き出すことができると同時に、開口手段に
よって着席検知のためのセンサのスイッチが押されるの
で、遊技者の着席が検知できる。さらに、この情報を集
計することにより着席者数をカウントすることができる
という作用を有する。
【0066】請求項12に記載の発明は、複数の遊技機
器で構成される島の下部に、空気を吸い込むための島吸
込み口と、前記島の上面には、通風により前記遊技機器
の背面に設置される電子機器の排熱を行うための通風手
段とを備えた構成としたものであり、通風手段によっ
て、島に設けられた島吸込み口から空気が島の内部へ導
入され、遊技機器の背面に備えられている電子機器の冷
却に利用された後、その排熱が天井へ向かって放出さ
れ、天井吸込み口から排気手段によって吸い込まれ屋外
へ排出されるので、空調冷房負荷を増やすことなく、遊
技機器を安定して作動させることができるという作用を
有する。
【0067】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は遊技場における空調システムを
示し、図1において遊技場101内の床スラブ1面の上
方には、適当な高さの二重床下空間2を形成するように
床パネル(図示せず)が設けられ、複数の遊技機器3で
構成される島114間および通路4部分で、床パネル
(図示せず)によって形成される床5面には床吹出し口
6を備え、空調機7は空調機室111内に設置され、二
重床下空間2に連通している空調空気供給口11を有
し、空調機室111の屋外105側には外気取入口14
が設けられていて、外気導入ダクト15を介して空調機
7と連通接続されていて、遊技場101の天井16面の
下方には、適当な高さの二重天井空間17を形成するよ
うに天井パネル18が設けられ、天井パネル18には、
天井吸込み口19が備えられ、二重天井空間17の内部
には、排気チャンバー20が設置され、排気ファン10
3と屋外に連通する空調空気排出口21とが備えられ、
各遊技機器3の上部には除煙ファン22を備えた構成と
なっている。
【0068】上記構成において、空調機7は屋外105
空気を導入し、空調空気として床5面から遊技場101
内へ吹き出され、除煙ファン22によって上昇気流が形
成され、遊技者(図示せず)からの発熱および喫煙など
による汚染空気を上方へ除去しながら、天井吸込み口1
9から排気ファン103によって屋外105へ排出され
るという作用を行うこととなる。
【0069】なお、以上の説明では、二重床下空間2お
よび二重天井空間17を用いて構成した例で説明した
が、これらを用いず、その他空調空気の搬送にダクトを
用いた構成についても同様に実施可能である。
【0070】(実施の形態2)図2〜図4は遊技場にお
ける空調システムを示し、複数の遊技機器で構成される
島114と島114との間に形成されるコース23と、
コース23同士を接続する通路4部分の床5下には、通
風路であるピット24が埋め込まれており、空調機7が
有する空調空気供給口11と連通接続されている。ピッ
ト24の上部は、床5面の高さと面一となるパネル25
で覆われており、コース23部分におけるパネル25に
は、椅子116の配置と同位置、等間隔でピット24と
連通する床吹出し口6が備えられており、通路4部分に
おいては、空調負荷に応じて適当な間隔(例えば2m間
隔)で床吹出し口6が設けられている。
【0071】上記構成において、空調機7からの空調空
気は、コース23と通路4の床5下に埋め込まれたピッ
ト24によって搬送され、床吹出し口6から遊技場10
1内へ吹き出されることとなる。このとき、ピット24
の上部はパネル25で覆われていて、床吹出し口6はパ
ネル25に取り付けられているので、パネル25を取り
外すことで、床吹出し口6の清掃、交換、およびピット
24内部の清掃を容易に行うことができるので、遊技場
における空調システムの保守性および施工性をより良く
するという作用を有することとなる。
【0072】(実施の形態3)図5は遊技場における空
調システムを示し、屋外105に屋外圧力センサ26
と、遊技場101内に室内圧力センサ27と、二重天井
空間17に天井空間圧力センサ28とを有しており、そ
れぞれ3ヶ所に設けた圧力センサは、例えば静電容量タ
イプのセンサを用い、信号線29A,29B,29Cに
よって、排気チャンバー20内に設けられた圧力比較制
御装置30に接続されていて、圧力比較制御装置30
は、信号線29Dによって排気ファン103と、信号線
29Eによって送風ファン9に接続されている。
【0073】上記構成において、圧力比較制御装置30
は、つねに遊技場101内が、屋外105と二重天井空
間17に比べ、圧力が高くなるよう空調機7の送風ファ
ン9と排気ファン103の風量が制御されるので、例え
ば遊技場101の入口が開くことによる外気の侵入、室
内汚染空気の拡散および逆流を防止するという作用を行
うこととなる。
【0074】(実施の形態4)図6は遊技場における空
調システムを示し、各遊技機器3の下方で遊技者(図示
せず)の足元には、放射暖房パネル31が備えられてお
り、遊技機器3の手元の左手側には、放射暖房パネル3
1の入・切を設定できる手元スイッチ32を備えてい
て、手元スイッチ32と放射暖房パネル31とは、信号
線(図示せず)で接続されている。
【0075】上記構成において、遊技者(図示せず)が
足元の冷えを感じた時に、遊技機器3の手元左手側の手
元スイッチ32で、個々に放射暖房パネル31を作動さ
せることができるので、遊技者各人の快適性を向上させ
ることができるという作用を有する。
【0076】(実施の形態5)図7は遊技場における空
調システムを示し、遊技場101内で空調機室111の
壁側には室内空気取入口112が設けられており、外気
導入ダクト15と連通接続され、外気導入ダクト15を
介して空調機7と連通していて、外気導入ダクト15の
内部に、再循環切り替えダンパー33が備えられてい
る。
【0077】上記構成において、開店前などの空調立ち
上げ運転時は、一定時間再循環切り替えダンパー33を
図の実線で示す向きに設定することにより、外気導入空
調にかわって室内空気の再循環空調を行うことができる
ので、空調の立ち上げ時間を短縮ができるという作用を
行うこととなる。
【0078】(実施の形態6)図8は遊技場における空
調システムを示し、排気チャンバー20内には、取り外
し交換が可能で、煙草の煙などの粉塵除去ができ、フィ
ットンチッドの成分を含む空気浄化フィルター34が備
えられている。
【0079】上記構成において、二重天井空間17内に
吸込まれた遊技場101内の汚染空気は、排気チャンバ
ー20に設けられた空気浄化フィルター34によって浄
化されてから屋外へ排出されるので、近隣の屋外空気環
境を乱すことがないという作用を行うこととなる。
【0080】(実施の形態7)図9は遊技場における空
調システムを示し、各遊技機器3の上部に設けられた除
煙ファン22の前面には、遊技者(図示せず)の喫煙を
検知するための煙センサ35が備えられていて、除煙フ
ァン22の内部には、除煙ファン制御装置36が内蔵さ
れており、煙センサ35とモーター37にそれぞれ信号
線29F,29Gによって接続されている。
【0081】上記構成において、除煙ファン22は空調
気流制御のため、除煙ファン制御装置36によって常時
弱運転されており、煙センサ35が遊技者(図示せず)
の喫煙を検知した場合は、除煙ファン制御装置36は一
定時間、例えば3分間、除煙ファン22を強運転するよ
うモーター37を制御するという作用を行うこととな
る。
【0082】(実施の形態8)図10は遊技場における
空調システムを示し、向かい合う島114Aと島114
Bとの間に形成されるコース23Aの床5下には、空調
機室111Aに設置された空調機7Aが有する空調空気
供給口11Aと連通接続されるピット24Aを備え、向
かい合う島114Bと島114Cとの間に形成されるコ
ース23Bの床5下には、空調機室111Bに設置され
た空調機7Bが有する空調空気供給口11Bと連通接続
されるピット24Bを備え、向かい合う島114Cと島
114Dとの間に形成されるコース23Cの床5下に
は、空調機室111Cに設置された空調機7Cが有する
空調空気供給口11Cと連通接続されるピット23Cを
備えていて、コース23A,23B,23Cにはそれぞ
れ、居住域高さ(例えば、床上1.6m程度の位置)に
少なくとも一ヶ所温度センサ(図示せず)を備えた構成
となっている。
【0083】上記構成において、各コース23A,23
B,23Cに配置された遊技機器3の人気度合いによっ
て、各コース23A,23B,23Cごとに遊技者数の
偏りが生じた場合は、温度センサ(図示せず)によって
これを検知し、遊技者数によって変動する空調負荷に応
じた空調制御が行えるので、遊技場全体を一台の空調機
で空調する場合に比べ、省エネルギーが実現できるとい
う作用を有することとなる。
【0084】(実施の形態9)図11は遊技場における
空調システムを示し、室内空気取入口112の直前に
は、空気質検知手段としてのCO2センサ106が備え
られており、二重天井空間17内には、空気質検知制御
装置38を有していて、信号線29HでCO2センサ1
06と、信号線29Iで圧力比較制御装置30と、また
信号線29Jで再循環切り替えダンパー33に接続され
た構成とされている。
【0085】上記構成において、CO2センサ106に
よって、遊技場101内の室内空気取入口112直前の
空気が汚染されていないと検知された場合は、再循環切
り替えダンパー33を通常の外気導入状態の位置から、
空調機7が室内空気取入口112および外気取入口14
の両方に連通する位置に作動させることにより、室内空
気と外気とが混合されて空調機に導入されるので、遊技
場内の空気清浄度を一定に保ちながら省エネルギーを実
現することができるという作用を有することとなる。
【0086】(実施の形態10)図12は遊技場におけ
る空調システムを示し、空調機室111の上方で、二重
天井空間17内には、熱交換器ユニット39が備えられ
ており、熱交換器ユニット39に設けられた熱交換素子
(図示せず)を介して、排気ファン103と空調空気排
出口21とが、また外気取入口14と外気導入ダクト1
5とがそれぞれ連通して構成されている。
【0087】上記構成により、熱交換器ユニット39に
よって、屋外105に排気される空気と、空調空気とし
て用いるため導入される外気とが、熱交換素子(図示せ
ず)を介して熱交換が行えるので、寒冷地における暖房
時に空調負荷を軽減するという作用を行うこととなる。
【0088】(実施の形態11)図13に遊技場におけ
る空調システムを示し、ピット24は、椅子116の下
方まで拡張されていて、椅子116の下方で床5面には
座席吹出し口40が、ピット24と連通するよう設けら
れていて、椅子116の足41の根元でピット24内部
には台座43が備えられ、台座43には支持バネ42が
取り付けられている。台座43の直下でピット24の下
面には、例えば押し込まれることで接点が入る機構の着
座検知センサ44が備えられた構成とされる。
【0089】上記構成において、椅子116に遊技者1
15が座ることによって、椅子116が下方へ移動し
て、空調空気の搬送路であるピット24と連通し、椅子
116の下部に設けられた座席吹出し口40から空調空
気を吹き出すことができる、と同時に、台座43によっ
て着席検知センサ44のスイッチが押され、接点が入り
状態になるので、この接点入り状態の数値を集計するこ
とにより着席者数をカウントすることができるという作
用を行うこととなる。
【0090】(実施の形態12)図14に遊技場におけ
る空調システムを示し、島114の下部でかつ端部に
は、島114内部で遊技機器3の背面に連通し、室内空
気を島114の内部に取り込むための島吸込み口45が
設けられていて、島114の上部には、天井面に向かっ
て島114内部の空気を吹き出すことができる冷却ファ
ン46を少なくとも1台以上備えられた構成となってい
る。。
【0091】上記構成において、冷却ファン46によっ
て、島114に設けられた島吸込み口から、室内空気が
島114の内部へ導入され、遊技機器3の背面に備えら
れた電子機器の冷却に利用された後、その排熱が天井へ
向かって排出されるので、空調冷房負荷を増やすことな
く、遊技機器3を安定して作動させることができるとい
う作用を有する。
【0092】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1を
参照しながら説明する。
【0093】なお、従来例と同一部分には同一符号を付
け、その詳細な説明は省略する。図に示すように、遊技
場101内の床スラブ1の上方には、適当な高さの二重
床下空間2を形成するように床パネル(図示せず)が設
けられ、床パネル(図示せず)の上面で複数の遊技機器
3で構成される島114間および通路4には、吹き出し
気流を制御できるグリル(図示せず)を有し、空調空気
を吹き出すための床吹出し口6が設けられている。空調
機7は、空調機室111内に設置され、エアフィルタ
8、送風ファン9、熱交換コイル10と、二重床下空間
2に連通している空調空気供給口11から構成されてお
り、熱交換コイル10は、配管12によって屋外に設置
された室外機13と接続され、空調機室111の屋外側
には外気取入口14が設けられていて、外気導入ダクト
15を介して空調機7と連通接続されている。一方、遊
技場101の天井16面の下方には、適当な高さの二重
天井空間17を形成するように天井パネル18が設けら
れ、天井パネル18には、天井吸込み口19が備えら
れ、二重天井空間17の内部には、排気チャンバー20
が設置されていて、排気ファン103と屋外に連通する
空調空気排出口21とから構成されている。また、各遊
技機器3の上部には、除煙ファン22を備えた構成とな
っている。
【0094】上記構成により、以下にその動作を説明す
る。空調を行うために空調機7を運転させると、送風フ
ァン9によって、外気取入口14から屋外空気が外気導
入ダクト15を介して空調機7に導入され、エアフィル
タ8によって浄化された後、熱交換コイル10によって
所定の温度に冷却または加熱され、空調空気供給口11
から二重床下空間2に空調空気として供給される。ここ
で、空調機7を運転すると、送風ファン9と排気ファン
103とが同時に起動し、あらかじめ送風ファン9で外
気取入口14から取り込んだ外気と同風量が排出できる
よう、排気ファン103の風量が調整されている。ま
た、室外機13と空調機7の熱交換コイル10とは、配
管12によって冷凍サイクルが形成されているので、冷
房運転時は熱交換コイル10によって外気を冷却、また
暖房運転時は外気を加熱することができる。
【0095】二重床下空間2に供給された空調空気は、
送風ファン9によって加圧されるので、床吹出し口6か
ら遊技場101内へ向かって吹き出され、排気ファン1
03によって、天井吸込み口19から二重天井空間17
内へ吸い込まれ、排気チャンバー20を介して空調空気
排出口21から屋外へ排気される。また、除煙ファン2
2は、遊技機器3の上方から空気を吸い込み、島114
台の上部から天井パネル18へ向かって吹き出すよう常
時運転させているので、遊技者(図示せず)から出され
る煙草の煙や、遊技者(図示せず)の足元付近で滞留し
やすい空調空気を上方へ導くことができる。このとき空
調空気は、下から上への一方向流れが形成され、遊技者
(図示せず)を空調しながら、煙草の煙などの上昇を妨
げずに汚染空気を押し上げるよう作用するので、遊技者
(図示せず)の呼吸域高さ(床パネル(図示せず)面か
ら1.1m前後)での空気交換効率が高くなり空気清浄
度が確保される。さらに、遊技機器3などからの発熱負
荷については、浮力と同じ方向に空調空気の流れが形成
されているので、温度成層が形成されることから居住域
高さ(床パネル(図示せず)面から1.8m程度)部分
のみの負荷を考慮すればよく、遊技場101全体を空調
する方式に比べ空調負荷を削減できるので省エネルギー
が実現できる。
【0096】床吹出し口6は、吹き出し気流を制御でき
るグリル(図示せず)によって、取り付けられる場所に
応じた適切な吹き出し気流に調節できるので、例えば、
通路4設置時は、全体を広く空調するため旋回流で幅広
く立ち上る気流性状とし、島114間に設置時は、遊技
者(図示せず)になるべく気流感を与えぬよう、風速を
遅くし拡散性を強めた気流性状とすることで、快適性を
確保した空調を行うことができる。
【0097】このように、空調空気は全てを外気に依存
し遊技場101の空調と換気に用いた後、全てを屋外に
排気するので、空気清浄装置および換気装置を別途遊技
場101内に設置する必要がない。
【0098】また、このような空調システムとすること
で、例えば外気温度が低い冬季などに、遊技場101内
で冷房負荷が発生した場合は、室外機13を停止させ、
熱交換コイル10では冷却も加熱もさせずに、送風ファ
ン9と排気ファン103のみを運転させることで、外気
をそのまま空調に用いる外気冷房運転ができるので、自
然エネルギーを有効に利用した空調を行うこともでき
る。
【0099】このように本発明の第1実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、空調機の能力を低減でき
るとともに、効率的な換気が行え、別途空気清浄装置お
よび換気装置が不要となるため、空調設備のイニシャル
コストが低減できるとともに、居住域のみを空調するこ
とで空調負荷を軽減してランニングコストを削減できる
ので、空調エネルギーの省エネルギー化が実現できる。
【0100】なお、本実施例では、空調機7と室外機1
3は冷媒を用いる方式としたが、空調機7の熱交換コイ
ル10を冷温水タイプのものとし、室外機13を冷温水
生成装置としてもその作用効果に差異を生じない。
【0101】なお、本実施例では、天井吸込み口19と
天井照明は区別したが、天井照明一体型の吸込み口を用
いても良い。
【0102】なお、本実施例では、床吹出し口6は、送
風ファン9によって二重床下空間2内が加圧されること
により空調空気を吹き出すことができるプレッシャー方
式のものとしたが、床吹出し口6本体にファンを内蔵
し、二重床下空間2内を加圧しなくとも空調空気を吹き
出すことができるファン方式のものとしても良い。
【0103】つぎに本発明の第2実施例について、図2
〜図4を参照しながら説明する。なお、従来例および第
1実施例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説
明は省略する。
【0104】図に示すように、島114と島114との
間で、遊技機器3が向かい合って形成されるコース23
と、通路4との床5下には、空調空気を搬送するための
溝状に掘られた通風路であるピット24が埋め込まれて
おり、空調機7が有する空調空気供給口11と連通接続
されている。ピット24の上部は、床5面の高さと面一
となるパネル25で覆われており、島114部分におけ
るパネル25には、椅子116の配置と同位置、等間隔
でピット24と連通する床吹出し口6が備えられてお
り、通路4部分においては、空調負荷に応じて適当な間
隔(例えば2mごと)で床吹出し口6が設けられてい
る。
【0105】上記構成により、以下にその動作を説明す
る。空調機7の空調空気供給口11から供給される空調
空気は、連通接続されている床5下に埋設されたピット
24へ導かれ、床吹出し口6から遊技場101内へ吹き
出すこととなる。ここで、空調空気の搬送に用いられる
ピット24の施工は、例えば、ステンレス製で断熱処理
を施した凹型形状の溝状のものを、単位長さ(例えば1
mごと)にあらかじめ工場にて製造しておき、現場で島
114の配置と空調機室111にあわせて床5下に埋め
込み、ピット24の上面は、床吹出し口6を備えた単位
長さ(例えば50cm)のパネル25をはめ込むことで
完了するので、ダクト配管工事や冷媒配管工事が不要で
容易に施工を行うことができる。また、パネル25は開
閉が可能で、床吹出し口6を備えているので、パネル2
5を開くことで床吹出し口6の交換、および床5面から
ピット24内部の清掃および保守を容易に行うことがで
きる。さらに、ピット24は、空調空気供給口11に向
かって下り勾配を設け、空調空気供給口11の直前でピ
ット24の下面に、水抜き穴(図示せず)を設置し下水
と連通接続することで、水を用いて清掃することができ
るので、保守性に優れる。
【0106】このように本発明の第2実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、空調ダクトや冷媒配管を
用いずに遊技者への個別空調が達成できるので、施工性
と保守性に優れたシステムを提供できる。
【0107】なお、本実施例では、ピット24はステン
レス製としたが、材質はこれに限定されるものではな
く、例えば床5下に用いられるコンクリート床部を凹型
の溝状に加工し、断熱処理を施して使用してもよい。
【0108】なお、本実施例では、ピット24は凹型形
状としたが、通風路として機能する形状であればこれに
限定されるものではなく、床5下に設置可能な形状であ
ればよい。
【0109】次に本発明の第3実施例について、図5を
参照しながら説明する。なお、従来例、第1および第2
実施例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明
は省略する。
【0110】図に示すように、屋外105に屋外圧力セ
ンサ26と、遊技場101内に室内圧力センサ27と、
二重天井空間17に天井空間圧力センサ28とを有して
おり、それぞれ3ヶ所に設けた圧力センサは、例えば静
電容量タイプのものを用い、信号線29A,29B,2
9Cによって、排気チャンバー20内に設けられた圧力
比較制御装置30に接続されている。圧力比較制御装置
30は、信号線29Dによって排気ファン103と、信
号線29Eによって送風ファン9に接続されている。
【0111】上記構成により、以下動作を説明する。屋
外105の静圧は屋外圧力センサ26で、遊技場101
内の静圧は室内圧力センサ27で、二重天井空間17の
静圧は天井空間圧力センサ28によってそれぞれ計測さ
れ、これら静圧値は、圧力比較制御装置30によって収
集される。このとき、圧力比較制御装置30は、室内圧
力センサ27の静圧値を基準値として、この静圧値に対
し逆流が発生しない程度に、つねに屋外の静圧と二重天
井空間17の静圧が低くなるよう(例えば5〜10Pa程
度低く)排気ファン103と空調機7の送風ファン9の
回転数を制御する。この制御により、遊技場101への
遊技者(図示せず)の出入り時、例えば出入口(図示せ
ず)の開放時には屋外105空気の逆流が防止できると
ともに、遊技場内の汚染空気および熱負荷の二重天井空
間17からの逆流を防止できる。
【0112】ここで、圧力比較制御装置30は、例え
ば、屋外圧力センサ26、室内圧力センサ27、天井空
間圧力センサ28の3つの圧力センサからの信号を検知
できる信号検知機能と、室内圧力センサ27の測定値を
基準として、他の2つの圧力センサから測定される測定
値と比較し、他の2つの圧力センサの測定値が低くなる
ようファンを制御する信号を送信できる比較制御機能と
を有するマイコンと、排気ファン103と送風ファン9
の回転数を制御できるインバータとを有する構成となっ
ている。
【0113】このように本発明の第3実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、屋外空気の遊技場内への
流入、および遊技場内の汚染空気の逆流を防止すること
ができる。
【0114】なお、本実施例では、圧力測定手段である
3ヶ所の圧力センサは、静電容量タイプのものとした
が、これに限定されるものではなく、例えば中が空洞の
銅管の両端を開口としたものを3本用意し、このうち一
本目の一端を屋外105に、2本目の一端を二重天井空
間17に、3本目の一端を遊技場101室内に設置し、
圧力比較制御手段30は、これら3本の銅管のもう一端
がそれぞれ接続され圧力が検知できるようにした後、屋
外105を基準として、残りの二重天井空間17と、遊
技場101室内との差圧を検知し、つねにこの差圧が屋
外105が他の2つに比べ高くなるよう排気ファン10
3と送風ファン9の回転数をインバータ制御することで
も、その作用効果に差異を生じない。
【0115】次に本発明の第4実施例について、図6を
参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第2およ
び第3実施例と同一部分には同一符号を付け、その詳細
な説明は省略する。
【0116】図に示すように、各遊技機器3の下方で遊
技者(図示せず)の足元には、放射暖房パネル31が備
えられており、遊技機器3の手元の左手側には、放射暖
房パネル31の入・切を設定できる手元スイッチ32を
備えていて、手元スイッチ32と放射暖房パネル31と
は、信号線(図示せず)で接続されている。
【0117】上記構成により、空調時、足元付近の冷え
が気になる遊技者(図示せず)は、手元スイッチ32を
操作することにより、放射暖房パネル31を稼働させる
ことができるので、冷気による足元の冷えが防止できる
とともに、頭寒足熱の快適な遊技環境を個人の要求に応
じて実現できる。
【0118】このように本発明の第4実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、空調時足元付近の冷えを
防止でき、遊技者各人の快適性を向上させることができ
る。
【0119】次に本発明の第5実施例について、図7を
参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第2、第
3および第4実施例と同一部分には同一符号を付け、そ
の詳細な説明は省略する。
【0120】図に示すように、遊技場101内で空調機
室111の壁側には室内空気取入口112が設けられ、
外気導入ダクト15と連通接続されていて、外気導入ダ
クト15の内部には、再循環切り替えダンパー33が備
えられている。
【0121】上記構成により、再循環切り替えダンパー
33は、空調機7へ導入する空気経路を、屋外105ま
たは遊技場101内のいずれかに切り替えることができ
るので、例えば、開店前の空調の立ち上げ運転時は、遊
技場101内空気を空調機7に循環導入させるよう、再
循環切り替えダンパー33を図に示す実線の位置に切り
替えて、排気ファン103の運転を停止させることで、
遊技場内空気が空調機7によって再循環されるので、空
調の立ち上げ時間を通常の全外気導入運転時に比べ短縮
することができる。また、開店後および空調機7運転か
ら一定時間経過(例えば20分)後、もしくは設定温度
到達後は、屋外105空気が空調機7へ導入されるよ
う、再循環切り替えダンパー33を切り替え、排気ファ
ン103を運転することで、通常の全外気導入運転に戻
すことができる。
【0122】このように本発明の第5実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、開店前などの空調立ち上
げ運転時には、立ち上げ時間を短縮することができる。
【0123】次に本発明の第6実施例について、図8を
参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第2、第
3、第4および第5実施例と同一部分には同一符号を付
け、その詳細な説明は省略する。
【0124】図に示すように、排気チャンバー20内に
は、取り外し交換が可能で、煙草の煙などの粉塵除去が
でき、フィットンチッドの成分を含むことで消臭効果を
有する空気浄化フィルター34が備えられている。
【0125】上記構成により、遊技場101の内汚染空
気は、排気ファン103によって二重天井空間17へ吸
い込まれ、排気チャンバー20に設けられた空気浄化フ
ィルター34によって、粉塵の除去および消臭が行われ
た後、空調空気排出口21から屋外105へ排出される
ので、遊技場101の近隣の空気環境を汚染することな
く遊技場101の空調を行うことができる。
【0126】このように本発明の第6実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、遊技場内の汚染空気を浄
化してから屋外に排出するので、遊技場近隣屋外の空気
汚染を防止することができる。
【0127】なお、本実施例で空気浄化手段は、空気浄
化フィルター34による構成としたが、例えば、電気集
塵装置などに代表される空気清浄装置を用いた構成とし
ても良い。
【0128】次に本発明の第7実施例について、図9を
参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第2、第
3、第4、第5および第6実施例と同一部分には同一符
号を付け、その詳細な説明は省略する。
【0129】図に示すように、各遊技機器3の上部に設
けられた除煙ファン22の前面には、遊技者(図示せ
ず)の喫煙を検知するための煙センサ35が設けられて
いる。除煙ファン22の内部には、除煙ファン制御装置
36が内蔵されており、煙センサ35とモーター37に
それぞれ信号線29F,29Gによって接続されてい
る。
【0130】上記構成により、除煙ファン22は空調気
流制御のため、除煙ファン制御装置36によって常時弱
運転されており、煙センサ35が遊技者(図示せず)の
喫煙を検知した場合は、除煙ファン制御装置36は一定
時間、例えば3分間、除煙ファン22を強運転するよう
モーター37を制御する。
【0131】このように本発明の第7実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、遊技者が喫煙を始めたと
同時に、煙草の煙を素早く上方に除去することができ、
快適な遊技環境を提供できる。
【0132】なお、本実施例では、喫煙検知手段とし
て、煙センサ35を用いた構成としたが、遊技者の喫煙
を検知できるものであれば何でも良く、例えば、遊技者
(図示せず)の喫煙時のライターの火花、もしくはマッ
チをつける行為、またはその炎を検知できるセンサなど
を用いても良い。
【0133】次に本発明の第8実施例について、図10
を参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第2、
第3、第4、第5、第6および第7実施例と同一部分に
は同一符号を付け、その詳細な説明は省略する。
【0134】図に示すように、向かい合う島114Aと
島114Bとの間に形成されるコース23Aの床5下に
は、空調機室111Aに設置された空調機7Aが有する
空調空気供給口11Aと連通接続されるピット24Aを
備え、向かい合う島114Bと島114Cとの間に形成
されるコース23Bの床5下には、空調機室111Bに
設置された空調機7Bが有する空調空気供給口11Bと
連通接続されるピット24Bを備え、向かい合う島11
4Cと島114Dとの間に形成されるコース23Cの床
5下には、空調機室111Cに設置された空調機7Cが
有する空調空気供給口11Cと連通接続されるピット2
4Cを備えていて、各コース23A,23B,23Cそ
れぞれの居住域高さ(例えば、床上1.6m程度の位
置)には、少なくとも一ヶ所温度センサ(図示せず)を
備えている。
【0135】上記構成により、通常、遊技機器3は、コ
ース23A,23B,23Cごとで同一の機種が設置さ
れているので、遊技機器3の人気度合いによって遊技者
(図示せず)数の偏りが生じるので、各コース23A,
23B,23Cごと空調負荷が異なる。ここで、コース
23A,23B,23Cごとに、対応する空調機7A,
7B,7Cと温度センサ(図示せず)を配置したので、
各コース23A,23B,23Cの各温度センサ(図示
せず)で計測した温度と、空調設定温度との差をつねに
監視、比較して、対応する空調機7A,7B,7Cの能
力を最適に制御することで、遊技場101内で偏在する
空調負荷にきめ細かく対応できる。
【0136】このように本発明の第8実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、遊技機器の島と島の間に
形成されるコースごとの空調負荷に応じて、きめ細かい
空調制御により省エネルギーを実現できる。
【0137】次に本発明の第9実施例について、図11
を参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第2、
第3、第4、第5、第6、第7および第8実施例と同一
部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省略する。
【0138】図に示すように、室内空気取入口112の
直前には、空気質検知手段としてのCO2センサ106
が備えられており、二重天井空間17内には、空気質検
知制御装置38を有していて、信号線29HでCO2
ンサ106と、信号線29Iで圧力比較制御装置30
と、また信号線29Jで再循環切り替えダンパー33に
接続されている。
【0139】上記構成により、空調機7の運転開始直後
は、空調立ち上げ運転のため排気ファン103は停止し
ていて、再循環切り替えダンパー33は、室内空気取入
口112と空調機7とが連通する位置(図に示す実線の
位置)にあり、CO2センサ106によって室内空気取
入口112直前の二酸化炭素濃度が計測され、空調機7
の運転により、二酸化炭素濃度が上昇し、例えば500
ppmを越えたとき、空気質検知制御装置38は排気フ
ァン103の運転を開始するよう制御される。CO2
ンサ106によって計測される二酸化炭素濃度が、例え
ば800ppmを越えたときは、空気質検知制御装置3
8は再循環切り替えダンパー33を中立の位置(図示せ
ず)にして、室内空気と外気の両方を空調機7に導入で
きるよう制御される。また、さらに計測される二酸化炭
素濃度が上昇し、1000ppmをこえた場合は、空気
質検知制御装置38は外気のみを空調機7へ導入するよ
う、再循環切り替えダンパー33が制御される。また、
長時間継続して(例えば10分間以上)計測される二酸
化炭素濃度が1000ppm以下にならない場合は、空
気質検知制御装置38は排気ファン103と送風ファン
9の風量を増大させるよう制御して、遊技場101内の
空気清浄度を一定に保つよう作用する。さらに、計測さ
れる二酸化炭素濃度が1000ppm未満になった場
合、空気質検知制御装置38は再度、再循環切り替えダ
ンパー33を中立の位置(図示せず)に戻して、室内空
気と外気の両方を空調機7に導入できるよう制御され
る。さらに、計測される二酸化炭素濃度が500ppm
を下回った場合は、空気質検知制御装置38は排気ファ
ン103の風量を弱めた運転とし、外気導入量に比べ室
内空気の再循環量が増えるよう制御される。
【0140】ここで、再循環切り替えダンパー33の中
立の位置(図示せず)とは、屋外105空気と遊技場1
01内空気とが、風路内でほぼ1対1の割合で空調機7
に連通される開度のことを指す。
【0141】このように本発明の第9実施例の遊技場に
おける空調システムによれば、遊技場内の空気清浄度を
一定に保ちながら省エネルギーを実現することができ
る。
【0142】なお、本実施例では、室内空気質検知手段
としてCO2センサを用いたが、空気中の空気清浄度を
検知できるセンサであれば何でも良く、例えば、CO2
センサと空気中の浮遊粉塵量を測定できるセンサを組み
合わせて、より一層綿密な制御を行うこともできる。
【0143】次に本発明の第10実施例について、図1
2を参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第
2、第3、第4、第5、第6、第7、第8および第9実
施例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は
省略する。
【0144】図に示すように、空調機室111の上方
で、二重天井空間17内には、熱交換器ユニット39が
備えられており、熱交換器ユニット39に設けられた熱
交換素子(図示せず)を介して、排気ファン103と空
調空気排出口21とが、また外気取入口14と外気導入
ダクト15とがそれぞれ連通されている。
【0145】上記構成により、送風ファン9によって屋
外105空気が外気取入口14から空調機7へ導入され
るとき、排気ファン103によって送風される遊技場1
01の排出空気と外気とが、熱交換器ユニット39によ
ってふれあうので、このとき熱交換が行われ、外気を遊
技場101内空気温度に近づけて空調機7へ導入するこ
とができるので、特に寒冷地における暖房運転時など
は、空調に必要なエネルギーを大幅に軽減することがで
きる。
【0146】このように本発明の第10実施例の遊技場
における空調システムによれば、外気を室温に近づけて
から空調機に導入することで、空調に必要なエネルギー
を軽減させることができる。
【0147】次に本発明の第11実施例について、図1
3を参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第
2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9および
第10実施例と同一部分には同一符号を付け、その詳細
な説明は省略する。
【0148】図に示すように、ピット24は、椅子11
6の下方まで拡張されていて、椅子116の下方で床5
面には座席吹出し口40が、ピット24と連通するよう
設けられている。椅子116の足41の根元で、ピット
24内部には台座43が備えられていて、台座43には
支持バネ42が取り付けられている。台座43の直下で
ピット24の下面には、例えば押し込まれることで接点
が入る機構の着座検知センサ44が設けられている。
【0149】上記構成により、通常は支持バネ42の反
発力により、椅子116の台座43は床5面に押し当て
られ、座席吹出し口40は閉塞されている。遊技者11
5が椅子116に座ると、支持バネ42が遊技者115
の体重でたわみ、台座43が押し下げられることによ
り、座席吹出し口40はピット24と連通開放され、空
調空気を遊技者115に向かって吹き出すことができる
ので、遊技者115が着席している場所のみ空調するこ
とができる。このとき台座43は、着座検知センサ44
を押し込みセンサ接点が入り状態となっているので、例
えば、空調制御装置(図示せず)などを用いて、これら
着座検知センサ44の接点入り状態の数値を収集するこ
とで、遊技場101内の遊技者115数を検知でき、遊
技者115数から必要な空調負荷を算出して、空調機7
の能力を制御することができる。
【0150】このように本発明の第11実施例の遊技場
における空調システムによれば、遊技者が着席していな
い座席の付近は空調を停止することで、空調負荷をさら
に軽減させることができる。
【0151】次に本発明の第12施例について、図14
を参照しながら説明する。なお、従来例、第1、第2、
第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10お
よび第11実施例と同一部分には同一符号を付け、その
詳細な説明は省略する。
【0152】図に示すように、島114の下部でかつ端
には、島114内部で遊技機器3の背面に連通し、室内
空気を島114の内部に取り込むための島吸込み口45
が設けられていて、島114の上部には、天井面に向か
って島114内部の空気を吹き出すことができる冷却フ
ァン46を少なくとも1台以上有している。
【0153】上記構成において、開店中は常時冷却ファ
ン46を運転することで、島吸込み口45から遊技場1
01内の空調空気を吸い込み、遊技機器3の背面に備え
られている電子機器を通風により冷却を行い、この排熱
を天井面に向かって排出ことができるので、遊技機器3
からの排熱をすみやかに除去し安定して作動させること
ができる。
【0154】このように本発明の第12実施例の遊技場
における空調システムによれば、遊技機器の発熱負荷を
ほとんど無視できるので、空調冷房負荷を増やすことな
く、遊技機器を安定して作動させることができる。
【0155】なお、本実施例では、島吸込み口45は室
内に開口を有し室内空気を吸い込むことができるように
したが、例えばピット24と島吸込み口45とを直接ダ
クトで接続し、冷房運転時はピットからの空調空気を、
暖房時は室内空気を島114内部へ取り込むことができ
るようにしても良い。
【0156】なお、本実施例では、冷却ファン46は常
時運転するようにしたが、例えば島114内部に温度セ
ンサを設けて、遊技機器3による島114内部の温度上
昇が検知された場合、冷却ファン46を運転するよう制
御する装置を設けた構成としても良い。
【0157】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、空調機の能力を低減できるとともに、効率
的な換気が行え空気清浄装置が不要となるため、空調設
備のイニシャルコストが低減できるとともに、空調のラ
ンニングコストを削減できるので、空調に用いるエネル
ギーの省エネルギー化が実現できる。
【0158】また、施工性と保守性に優れた遊技場にお
ける空調システムを提供できる。さらに、屋外空気の遊
技場内への流入、および汚染空気の逆流を防止すること
ができる。
【0159】さらに、空調時足元付近の冷えを防止で
き、遊技者各人の快適性を向上させることができる。
【0160】さらに、開店前などの空調立ち上げ運転時
には、立ち上げ時間を短縮することができる。
【0161】さらに、遊技場近隣屋外の空気汚染を防止
することができる。さらに、遊技者が喫煙を始めたと同
時に、煙草の煙を素早く上方に除去することができる。
【0162】さらに、遊技機器の島と島の間に形成され
るコースごとの空調負荷に応じて、きめ細かい空調制御
により省エネルギーを実現できる。
【0163】さらに、遊技場内の空気清浄度を一定に保
つことができる。さらに、外気を室温に近づけてから空
調機に導入することで、空調に必要なエネルギーを軽減
させることができる。
【0164】さらに、遊技者が着席していない座席の付
近は空調を行わないことで、空調負荷をさらに軽減させ
ることができる。
【0165】さらに、室内冷房負荷を増やすことなく、
遊技機器を安定して作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の遊技場における空調シス
テムの要部断面図
【図2】本発明の第2実施例の遊技場における空調シス
テムの要部断面図
【図3】同遊技場における空調システムの要部斜視図
【図4】同遊技場における空調システムの要部平面図
【図5】本発明の第3実施例の遊技場における空調シス
テムの要部断面図
【図6】本発明の第4実施例の遊技場における空調シス
テムの要部断面図
【図7】本発明の第5実施例の遊技場における空調シス
テムの要部断面図
【図8】本発明の第6実施例の遊技場における空調シス
テムの要部断面図
【図9】本発明の第7実施例の遊技場における空調シス
テムの遊技場島部分の要部斜視図
【図10】本発明の第8実施例の遊技場における空調シ
ステムの要部平面図
【図11】本発明の第9実施例の遊技場における空調シ
ステムの要部断面図
【図12】本発明の第10実施例の遊技場における空調
システムの要部断面図
【図13】本発明の第11実施例の遊技場における空調
システムの遊技場コース部分における要部断面図
【図14】本発明の第12実施例の遊技場における空調
システムの島部分における要部斜視図
【図15】従来例の遊技場における空調システムを示す
断面図
【符号の説明】
2 二重床F空間 3 遊技機器 4 通路 5 床 6 床吹出し口 7 空調機 7A 空調機 7B 空調機 7C 空調機 14 外気取入口 15 外気導入ダクト 16 天井 19 天井吸込み口 22 除煙ファン 23 コース 23A コース 23B コース 23C コース 24 ピット 24A ピット 24B ピット 24C ピット 25 パネル 26 屋外圧力センサ 27 室内圧力センサ 28 天井空間圧力センサ 30 圧力比較制御装置 31 放射暖房パネル 32 手元スイッチ 33 再循環切り替えダンパー 34 空気浄化フィルター 35 煙センサ 36 除煙ファン制御装置 38 空気質検知制御装置 39 熱交換器ユニット 40 座席吹出し口 41 足 42 支持バネ 43 台座 44 着席検知センサ 45 島吸込み口 46 冷却ファン 101 遊技場 103 排気ファン 106 CO2センサ 112 室内空気取入口 114 島 116 椅子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調空気として屋外空気を取り入れるた
    めの外気導入手段と、前記外気導入手段に連通し空調空
    気を供給するための空調機と、遊技場の床面に設けられ
    前記空調機からの空調空気を遊技場内へ吹き出すための
    吹出し口と、遊技場の天井部に設けられ遊技場内空気を
    吸い込むための吸込み口と、前記吸込み口に連通接続さ
    れ遊技場内空気を屋外へ排気するための排気手段と、遊
    技機器の上部には、遊技場内の居住域高さから天井へ向
    かう上昇気流を形成する送風手段とを備え、空調空気は
    全て外気を導入して行うことを特徴とした遊技場におけ
    る空調システム。
  2. 【請求項2】 所定の数の遊技機を一単位とする遊技用
    の島が複数存在し、これら遊技用の島と島との間に形成
    されるコースと、前記コース同士を接続するための通路
    とを有する遊技場において、前記コースと前記通路の床
    部には、空調機からの空調空気を搬送するため床下に設
    けられた通風路と、前記通風路の上部には、開閉が可能
    で、前記床部と高さが面一となって前記通風路を覆うこ
    とのできるパネルと、前記パネルには前記通風路に連通
    し空調空気を吹き出すための床吹出し口とを備えた請求
    項1記載の遊技場における空調システム。
  3. 【請求項3】 遊技場室内、二重天井空間内および屋外
    にそれぞれ、静圧を検知するための圧力測定手段を備
    え、前記圧力測定手段で検知された前記3ヶ所の圧力値
    を比較して、空調機および排気手段の送風量を制御する
    送風量制御手段を備えた請求項1又は2記載の遊技場に
    おける空調システム。
  4. 【請求項4】 遊技機器の足元部分に足元暖房用の放射
    暖房パネルと、遊技機器の手元部に前記放射暖房パネル
    の操作手段とを備えた請求項1、2又は3記載の遊技場
    における空調システム。
  5. 【請求項5】 室内に設けられ、遊技場室内の空気を取
    り入れ再循環させるための室内空気取入口と、空調立ち
    上げ運転時は、外気導入運転から室内空気再循環運転へ
    と切り替えるための再循環切り替え手段とを備えた請求
    項1、2、3又は4記載の遊技場における空調システ
    ム。
  6. 【請求項6】 排気手段は、屋外へ排出する室内汚染空
    気を浄化するための空気浄化手段を備えた請求項1、
    2、3、4又は5記載の遊技場における空調システム。
  7. 【請求項7】 送風手段は、遊技者の喫煙状況を判断す
    るための喫煙検知手段と、前記喫煙検知手段からの喫煙
    情報を受けて、前記送風手段の風量を制御するための送
    風制御手段とを備えた請求項1、2、3、4、5又は6
    記載の遊技場における空調システム。
  8. 【請求項8】 遊技機器で構成される島と島との間に形
    成される各コースごとに、対応する空調機と、通風路と
    を配してなる請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    の遊技場における空調システム。
  9. 【請求項9】 室内空気取入口の直前に設けられ、遊技
    場内の空気清浄度を検知するための空気質検知手段と、
    前記空気質検知手段から得られる室内空気の清浄度を検
    知し、再循環切り替え手段を制御するための空気質検知
    制御手段とを備えた請求項1、2、3、4、5、6、7
    又は8記載の遊技場における空調システム。
  10. 【請求項10】 室内排気空気を用いて、屋外導入空気
    を遊技場内空気温度に近づけるための熱交換手段を備え
    た請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の
    遊技場における空調システム。
  11. 【請求項11】 床面上に設けられ通風路に連通し、遊
    技者が座る椅子の足元で空調空気を吹き出すための座席
    吹出し口を備え、遊技者が前記椅子に座ると、前記座席
    吹出し口が開口する開口手段と、遊技者の着席を検知す
    る着席検知手段とを備えた請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9又は10記載の遊技場における空調シス
    テム。
  12. 【請求項12】 複数の遊技機器で構成される島の下部
    に、空気を吸い込むための島吸込み口と、前記島の上面
    には、通風により前記遊技機器の背面に設置される電子
    機器の排熱を行うための通風手段とを備えた請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の
    遊技場における空調システム。
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