JPH0930641A - Icテストシステム - Google Patents

Icテストシステム

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JPH0930641A
JPH0930641A JP18530295A JP18530295A JPH0930641A JP H0930641 A JPH0930641 A JP H0930641A JP 18530295 A JP18530295 A JP 18530295A JP 18530295 A JP18530295 A JP 18530295A JP H0930641 A JPH0930641 A JP H0930641A
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Kazuhisa Ugawa
和久 鵜川
Hideji Ohashi
秀治 大橋
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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも効率良くICの電気的な測定を行
うことができるICテストシステムを提供する。 【解決手段】 所定の円周軌跡L上に互いに一定の角度
間隔をおいて配設された少なくとも3個のIC吸着ヘッ
ドと、円周軌跡L上の一箇所をIC供給排出位置P2と
して該IC供給排出位置P2を基点に円周軌跡LをIC
吸着ヘッドの個数分だけ等分した位置にそれぞれ設けら
れたテストステーション19〜21と、等分した角度ピ
ッチ分の間欠送り動作により、IC吸着ヘッドで吸着保
持したIC15を各々のテストステーション19〜21
に順次供給するユニット駆動系とを有するロータリーイ
ンデックスユニット4を備えたICテストシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立が完了したI
Cの電気的な測定を行う際に用いて好適なICテストシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、組立が完了したICの電気的な
測定項目としては、デバイス配線系のオープン・ショー
トをチェックする導通検査と、デバイス固有の電気的な
特性をチェックする電気特性検査とがある。従来では、
これらの検査がそれぞれ独立した別々の工程で行われ、
導通検査でOK判定されたICだけを次の電気特性検査
に移送する方式を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来にお
いては、ICの導通検査と電気特性検査とがそれぞれ別
々の工程で行われるため、各々の工程でハンドラ等によ
るICの供給、排出を個別に行う必要があり、効率的と
は言えなかった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、従来よりも効率良くICの電
気的な測定を行うことができるICテストシステムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、所定の円周軌跡上に互い
に一定の角度間隔をおいて配設された少なくとも3個の
IC吸着ヘッドと、円周軌跡上の一箇所をIC供給排出
位置として該IC供給排出位置を基点に円周軌跡をIC
吸着ヘッドの個数分だけ等分した位置にそれぞれ設けら
れたテストステーションと、等分した角度ピッチ分の間
欠送り動作により、IC吸着ヘッドで吸着保持したIC
を各々のテストステーションに順次供給するユニット駆
動系とを有するロータリーインデックスユニットを備え
たICテストシステムである。
【0006】したがって本発明のICテストシステムで
は、いずれか一つのテストステーションを導通検査用と
し、その次のテストステーションを電気特性検査用とし
て設定すれば、ユニット駆動系の一回の間欠送り動作に
よって各テストステーション間でのICの供給・排出が
同時になされるとともに、電気特性検査を行っている間
に導通検査が完了するようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わるICテスト
システムの一実施形態を説明する概略構成図であり、こ
れはシステム内における平面的な各部のレイアウトを示
している。図1に示すICテストシステムは、主とし
て、第1供給ロボット1と、第2供給ロボット2と、I
C移送シャトル3と、ロータリーインデックスユニット
4と、分類ロボット5とから構成されている。
【0008】第1供給ロボット1は、供給トレイ6に収
納されたICをプリヒートトレイ7に移載するもので、
本システムでは供給トレイ6から同時に2個のICがプ
リヒートトレイ7に順次供給されるようになっている。
第2供給ロボット2は、プリヒートトレイ7にて所定温
度に加熱されたICをIC移送シャトル3に移載するも
ので、本システムでは上記第1供給ロボト1と同様にプ
リヒートトレイ7から同時に2個のICがIC移送シャ
トル3に順次供給されるようになっている。
【0009】IC移送シャトル3は、第2供給ロボット
2から受け取った未測定のICを後述するロータリーイ
ンデックスユニット4のIC供給排出位置(P2)に移
送するとともに、そのロータリーインデックスユニット
4から排出された測定済のICを後述する分類位置(P
3)に移送するものである。このIC移送シャトル3は
例えば長尺ブロック状をなすシャトル本体8を有し、こ
のシャトル本体8の両端にそれぞれIC載置部8a,8
bが設けられている。また、シャトル本体8は図示せぬ
シャトル駆動系によって移動自在に設けられている。
【0010】ここでシャトル駆動系は、例えばシャトル
本体8に係合しつつシャトル本体8の移動方向を規制す
るリニアガイドと、このリニアガイドに沿ってシャトル
本体8を移動させるための駆動機構(例えば、モータ等
を駆動源としたボールネジユニット等)とからなるもの
で、本システムでは未測定ICの投入位置P1と測定済
ICの分類位置P3とを結ぶ直線上の中間位置にロータ
リーインデックスユニット4のIC供給排出位置P2を
設定し、図示のごとく一端側のIC載置部8aを未測定
ICの投入位置(第2供給ロボット2によるIC供給位
置)P1に配置し且つ他端側のIC載置部8bをIC供
給排出部P2に配置してなる「第1の状態」と、一端側
のIC載置部8aをIC供給排出部P2に配置し且つ他
端側のIC載置部8bを測定済ICの分類位置P3に配
置してなる「第2の状態」との間でシャトル本体8を直
線的に往復移動させる。
【0011】ロータリーインデックスユニット4は、主
として、組立が完了したICの電気的な測定を自動的に
行うものである。本システムでは所定の円周軌跡L上に
互いに一定の角度間隔、例えば90°の角度間隔をおい
て4個のIC吸着ヘッド9(図2)が分割して配設され
ている。各々のIC吸着ヘッド9は測定対象となるIC
を吸着保持するもので、図2に示すようなユニット駆動
系10によって支持されている。
【0012】ユニット駆動系10は、ロータリーシリン
ダ等からなる回転駆動部11と、この回転駆動部11に
よって回転駆動されるヘッド支持部材12と、上記回転
駆動部11の回転角を検出するための角度検出センサ
(不図示)とを備えている。このうち、ヘッド支持部材
12の端部は、ユニット駆動系10の回転中心軸Zから
それぞれ4方向に延出しており、これらの延出端にアン
グル部材13を介してIC吸着ヘッド9が取り付けられ
ている。またアングル部材13にはシリンダ14が搭載
され、このシリンダ14によってIC吸着ヘッド14が
昇降可能に支持されている。
【0013】さらに各々のIC吸着ヘッド9には、図3
に示すように、IC15を吸着保持ための吸着面16が
所定の間隔で2つ並んで形成されており、各々の吸着面
16に連通して設けられた通孔17を介して真空引きす
ることにより、1つの吸着面16で一個のIC15を吸
着保持し得る構成となっている。つまり、IC吸着ヘッ
ド9は、同時に2個のIC15を吸着保持することがで
きる。また、各吸着面16の外側には、IC15のリー
ド端子15aを後述するテストステーションのソケット
端子(23)に電気的に接続させるためのリード押え1
8が一体に設けられている。
【0014】加えて、ロータリーインデックスユニット
4は、上記円周軌跡L上の一箇所をIC供給排出部P2
としている。そして、そのIC供給排出位置P2を基点
に円周軌跡Lを上記IC吸着ヘッド9の個数分だけ等分
した位置、つまりIC供給排出位置P2を基点に円周軌
跡Lを4等分した位置に、それぞれテストステーション
19,20,21が設けられている。本システムでは、
上記各テストステーション19〜21のうち、円周軌跡
L上におけるIC吸着ヘッド9の移動方向(図中矢印方
向)にしたがって最初のテストステーション19をIC
15のオープン・ショートチェックのための導通検査ス
テーションとし、次のテストステーション20をIC1
5のファイナルチェックのための電気特性検査ステーシ
ョンとし、残りのテストステーション21をそれ以外の
付帯検査のためのオプションステーションとしている。
【0015】このうち、導通検査用と電気特性検査用の
各テストステーション19,20には図3に示すよう
に、被測定デバイスとなるIC15と各ステーションで
のテスト回路とを電気的に接続させるためのソケット2
2が設けられている。このソケット22は、IC吸着ヘ
ッド9のIC吸着個数に対応して各テストステーション
19,20に並列に2個ずつ設けられている。またソケ
ット22には、例えばプレスカットで成形されたソケッ
ト端子23が装着されており、このソケット端子23を
導通媒体としてIC15とテスト回路との電気的な接続
状態が得られるようになっている。
【0016】上記構成からなるロータリーインデックス
ユニット4では、ユニット駆動系10によって支持され
た4個のIC吸着ヘッド9が、円周軌跡Lに設けられた
IC供給排出位置P2や各テストステーション19〜2
1に対してそれぞれ一個ずつ配置される。そして、ユニ
ット駆動系10における回転駆動部11の駆動によって
各IC吸着ヘッド9が円周軌跡Lに沿って図中矢印方向
に周回移動する その際、上記の角度検出センサ(不図示)の出力信号に
基づいて回転駆動部11の回転駆動量を制御すること
で、円周軌跡Lを等分した角度ピッチ分、つまり90°
ピッチの間欠送り動作がなされ、これによって各々のI
C吸着ヘッド9で吸着保持されたIC15がIC供給排
出位置P2から各テストステーション19〜21に順次
供給され、最終的に元のIC供給排出位置P2に戻され
る。
【0017】分類ロボット5は、IC移送シャトル3に
て分類位置P3に移送された検査済のIC15をロータ
リーインデックスユニット4でのテスト結果に応じて分
類するものである。この分類ロボット5は、テスト結果
で不良と判定されたIC15があると、これを一旦反転
ステージ24に送り、そこでIC15の向きを90°反
転させてからNGトレイ25に移載する。反転ステージ
24は、不良IC15の向きとNGトレイ25の向きを
整合させる役目を果たす。一方、テスト結果で良品と判
定されたIC15については、その電気的特性に応じて
分類位置P3から良品トレイ26,27に移載する。な
お、未測定のIC15が収納された供給トレイ6と、測
定済のIC15が収納される良品トレイ26,27との
間には、空のトレイ28を収容するための空間が確保さ
れている。
【0018】続いて、上記構成からなるICテストシス
テムの動作について説明する。先ず、供給トレイ6に収
納された未測定のIC15は、図中矢印で示すように
第1供給ロボット1によって取り出され、プリヒートト
レイ7に順次供給される。プリヒートトレイ7に移載さ
れたIC15は、所定温度に加熱されたのち、第2供給
ロボット2により取り出され、そのまま図中矢印で示
すように未測定ICの投入位置P1に移送される。その
間、供給トレイ6からプリヒートトレイ7へのIC15
の移載は第1供給ロボット1によって継続的に行われ
る。ちなみに、第1供給ロボット1と第2供給ロボット
2とは、IC吸着ヘッド9の吸着保持個数に対応して、
どちらもIC15を2個ずつ取り扱う。また、各供給ロ
ボット1,2は、それぞれにピックアップした2個のI
C15の間隔を、IC吸着ヘッド9の仕様に合わせて適
宜変化させる。
【0019】一方、第2供給ロボット2によるIC供給
位置となる未測定ICの投入位置P1には、第2供給ロ
ボット2の移載動作に合わせてIC移送シャトル3のシ
ャトル本体8が待機している。このときシャトル本体8
は、その一端側のIC載置部8aを上記投入位置P1に
配置し且つ他端側のIC載置部8aをロータリーインデ
ックスユニット4のIC供給排出位置P2に配置した
「第1の状態」で待機しているため、第2供給ロボット
2によって移送された2個のIC15はシャトル本体8
の一端側に設けられたIC載置部8aに置かれる。
【0020】こうしてIC15を受け取ると、図示せぬ
シャトル駆動系の駆動力によってシャトル本体8が図中
二点鎖線の矢印方向に直線移動する。これにより、シャ
トル本体8の一端側のIC載置部8aはそこに移載され
た2個のIC15とともにロータリーインデックスユニ
ット4のIC供給排出位置P2に配置され、同他端側の
IC載置部8bは測定済ICの分類位置P3に配置され
る。つまり、先に述べた「第2の状態」となる。
【0021】次いで、IC供給排出位置P2にIC15
が配置されると、円周軌跡L上の同位置(P2)に待機
していたIC吸着ヘッド9が下降して、シャトル本体8
に載っている2個のIC15を同時に吸着保持する。そ
の後、IC吸着ヘッド19にて吸着保持されたIC15
は、ユニット駆動系10の90°分の間欠送り動作によ
って次のテストステーション19に送られる。このテス
トステーション19ではIC吸着ヘッド9の下降によっ
て図3に示すように各IC15をソケット22に載せ
る。そして、IC吸着ヘッド9の吸着面16でIC15
を吸着保持したまま、吸着面16の外側に設けられたリ
ード押え18でIC15のリード端子15aをソケット
端子23に接触させる。これによりIC15と導通検査
用のテスト回路とが電気的に接続され、IC15の導通
チェックが行われる。
【0022】その間、シャトル本体8は先程の反対方向
(図中二点鎖線で示す方向)に直線移動して元の「第1
の状態」に戻り、この状態で第2供給ロボット2の移載
動作によりプリヒートトレイ7からシャトル本体8への
IC15の移載が行われる。そして再び、図中二点鎖線
の矢印方向にシャトル本体8が直線移動して、ロータリ
ーインデックスユニット4のIC供給排出位置P2に次
に測定すべきIC15が供給され、そこに待機する上記
とは別のIC吸着ヘッド9により上記同様の手順でIC
15が吸着保持される。こうしたIC供給排出位置P2
に対するIC15の供給動作は、ユニット駆動系10に
よるIC吸着ヘッド9の周回移動が一回行われるたびに
繰り返される。
【0023】次に、先程の導通チェックが完了すると、
IC吸着ヘッド9の上昇によってテストステーション1
9のソケット22からIC15が離反し、この時点で再
びユニット駆動系10の間欠送り動作が行われる。これ
により、4分割された各IC吸着ヘッド4は円周軌跡L
上を同時に周回移動し、IC供給排出位置P2で新たに
吸着保持されたIC15は図中矢印で示すように導通
検査用のテストステーション19へ送られ、導通チェッ
クを終えたIC15は図中矢印で示すように次の電気
特性検査用のテストステーション20へと送られる。
【0024】各々のテストステーション19,20で
は、先程と同様に手順によって図3に示すようにIC1
5とソケット22とが結合され、一方のテストステーシ
ョン19ではIC15の導通チェックが、また他方のテ
ストステーション20ではIC15の電気特性チェック
が行われる。このとき、電気特性チェックは導通チェッ
クよりも長い時間を要するため、電気特性チェックが行
われている間に導通チェックが完了することになる。し
たがってテストステーション19では、導通チェックの
完了とともにIC吸着ヘッド9が上昇し、そのままテス
トステーション20での電気特性チェックが完了するの
を待つ。なお、テストステーション19での導通チェッ
クで不良と判定されたIC15については、次のテスト
ステーション20に送られても電気特性チェックは行わ
れない。
【0025】テストステーション20での電気特性チェ
ックが完了すると、ユニット駆動系10による90°ピ
ッチ分の間欠送り動作により、図中矢印で示すよ
うに各IC供給ヘッド9が周回移動する。これにより、
IC供給排出位置P2から導通チェック用のテストステ
ーション19へ、またテストステーション19から電気
特性チェック用のテストステーション20へ、さらにテ
ストステーション20からオップション用のテストステ
ーション21へと、それぞれのIC吸着ヘッド9で吸着
保持されたIC15が送られる。
【0026】その後、上記同様の手順でIC15の測定
が行われ、最も時間がかかる電気特性チェック用のテス
トステーション20での検査が完了すると、再びユニッ
ト駆動系10によって90°ピッチ分の間欠送り動作が
なされる。これにより、一番最初にロータリーインデッ
クスユニット4に供給されたIC15は元のIC供給排
出位置P2に戻される。このとき、IC供給排出位置P
2には、第2供給ロボット2によってIC載置部8aに
移載されたIC15をロータリーインデックスユニット
4に供給すべく、シャトル本体8が「第1の状態」で待
機しており、その他端側のIC載置部8bにIC吸着ヘ
ッド9から測定済のIC15が受け渡される。つまり、
この時点では、シャトル本体8の両端のIC載置部8
a,8bに対して、未測定のIC15と測定済のIC1
5の両方が載せられた状態となる。
【0027】したがって次にシャトル本体8が図中二点
鎖線の矢印方向に直線移動した際には、一端側のIC載
置部8aに載せられた未測定のIC15が図中矢印の
ようにIC供給排出位置P2に移送され、これと同時に
他端側のIC載置部8bに載せられた測定済のIC15
が図中矢印のように分類位置P3に移送される。分類
位置P3に移送されたIC15は、分類ロボット5によ
ってシャトル本体8から取り上げられる。そして、ロー
タリーインデックスユニット4の各テストステーション
19〜21でのテスト結果において、不良と判定された
IC15は図中矢印で示すように反転ステージ22に
置かれ、そこで90°向きを反転されたのち、図中矢
印で示すようにNGトレイ25へと収納される。これに
対して、良品と判定されたIC15は上記分類位置P3
からそのまま良品トレイ26,27へと収納される。
【0028】以降、上記一連の動作が順に繰り返され、
最後のIC15が分類ロボット5によって分類収納され
た時点で所定個数(例えば1ロット分)のIC15の電
気的な測定が終了する。
【0029】このように上記ICテストシステムにおい
ては、テストステーション20での電気特性チェックを
行っている間に、テストステーション19での導通チェ
ックを完了させることができる。また、各テストステー
ション19〜21間でのIC15の供給・排出をユニッ
ト駆動系10の一回の間欠送り動作によって同時に行う
ことができる。そのため、実質的に導通チェックのため
の検査所要時間(テスターへのIC15の供給・排出時
間も含む)を削減することが可能となる。
【0030】またIC移送シャトル3では、ユニット移
動系10の間欠送り動作に同期したシャトル本体8の直
線的な往復移動によって、未測定ICの投入位置P1か
らIC供給排出位置P2へのIC15の移送と、IC供
給排出位置P2から測定済ICの分類位置P3へのIC
15の移送とが同時に行われるため、ロータリーインデ
ックスユニット4への未測定ICの供給と、ロータリー
インデックスユニット4からの測定済ICの排出とを、
限られたスペースの中できわめて迅速に行うことができ
る。
【0031】さらに本システムでは、各々のIC吸着ヘ
ッド9でIC15を吸着保持し、その吸着状態のまま
で、テストステーション19,20に設けられたソケッ
ト22にIC15を直に押し込み、リード押え18にて
リード端子15aとソケット端子23との電気的な接続
状態を得るコンタクト方式を採用しているため、IC吸
着ヘッド9に無駄な動作がなく、これによってインデッ
クスタイムの時間短縮が図られる。
【0032】なお、上述した実施形態においては、ロー
タリーインデックスユニット4の円周軌跡L上に4個の
IC吸着ヘッド9を配設して、IC供給排出位置P2を
基点とした円周軌跡Lの等分位置に3つのテストステー
ション19〜21を設けるようにしたが、通常の電気的
なICの測定に際しては、導通チェック用と電気特性チ
ェック用の二つのテストステーションがあれば十分に機
能する。そのため、IC吸着ヘッド9の設置個数として
は、少なくとも3個あれば十分に対応することができ
る。しかしながら本システムのように導通チェック用と
電気特性チェック用の他に、オプション用のテストステ
ーション21を1つ又はそれ以上設けるようにすれば、
このテストステーション21にてIC測定後の検査、例
えば画像処理によるリード曲がりの検査等を行うこと
で、さらなる工数の削減が可能となる。
【0033】また本システムのように、一個のIC吸着
ヘッド9で同時に2個又はそれ以上のIC15を吸着保
持するようにすれば、ICの電気的な測定をより高速で
行うことが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明のICテスト
システムによれば、円周軌跡上の一箇所をIC供給排出
位置として該IC供給排出位置を基点に円周軌跡をIC
吸着ヘッドの個数分だけ等分した位置にそれぞれテスト
ステーションを設け、個々のIC吸着ヘッドで吸着保持
したICを、ユニット駆動系の間欠送り動作によって各
々のテストステーションに順次供給する方式を採用して
いるため、各テストステーション間でのICの供給・排
出をユニット駆動系の一回の間欠送り動作によって同時
に行うことができる。またユニット駆動系によるIC吸
着ヘッドの移動方向にしたがって、いずれか一つのテス
トステーションを導通検査用とし、その次のテストステ
ーションを電気特性検査用として設定することにより、
一つのシステムの中で電気特性検査を行っている間に導
通検査を完了させることができる。したがって、実質的
に導通検査のための所要時間を削減することが可能とな
り、ICの電気的な測定を行うにあたって作業効率の大
幅な向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるICテストシステムの一実施形
態を説明する概略構成図である。
【図2】ロータリーインデックスユニットの説明図であ
る。
【図3】図2のA部拡大図である。
【符号の説明】
3 IC移送シャトル 4 ロータリーイ
ンデックスユニット 8 シャトル本体 8a,8b IC
載置部 9 IC吸着ヘッド 10 ユニット駆
動系 15 IC 16 吸着面 18 リード押え 19〜21 テス
トステーション 23 ソケット端子 L 円周軌跡 P1 投入位置 P2 IC供給排
出位置 P3 分類位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の円周軌跡上に互いに一定の角度間
    隔をおいて配設された少なくとも3個のIC吸着ヘッド
    と、 前記円周軌跡上の一箇所をIC供給排出位置として該I
    C供給排出位置を基点に前記円周軌跡を前記IC吸着ヘ
    ッドの個数分だけ等分した位置にそれぞれ設けられたテ
    ストステーションと、 前記等分した角度ピッチ分の間欠送り動作により、前記
    IC吸着ヘッドで吸着保持したICを各々のテストステ
    ーションに順次供給するユニット駆動系とを有するロー
    タリーインデックスユニットを備えたことを特徴とする
    ICテストシステム。
  2. 【請求項2】 両端にそれぞれIC載置部が設けられた
    シャトル本体と、 一端側のIC載置部を未測定ICの投入位置に配置し且
    つ他端側のIC載置部を前記IC供給排出位置に配置し
    てなる第1の状態と、前記一端側のIC載置部を前記I
    C供給排出位置に配置し且つ前記他端側のIC載置部を
    測定済ICの分類位置に配置してなる第2の状態との間
    で前記シャトル本体を直線的に往復移動させるシャトル
    駆動系とを有するIC移送シャトルを具備したことを特
    徴とする請求項1記載のICテストシステム。
  3. 【請求項3】 前記IC吸着ヘッドは、同時に2個又は
    それ以上のICを吸着保持することを特徴とする請求項
    1記載のICテストシステム。
  4. 【請求項4】 前記IC吸着ヘッドは、前記ICを吸着
    保持するための吸着面の外側に、前記ICのリード端子
    を前記テストステーションのソケット端子に電気的に接
    続させるためのリード押えを一体に有することを特徴と
    する請求項1記載のICテストシステム。
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