JPH09301614A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH09301614A
JPH09301614A JP8117727A JP11772796A JPH09301614A JP H09301614 A JPH09301614 A JP H09301614A JP 8117727 A JP8117727 A JP 8117727A JP 11772796 A JP11772796 A JP 11772796A JP H09301614 A JPH09301614 A JP H09301614A
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image forming
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bin
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裕 金田
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    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙を安定して搬送し、ジャム発生率の低減
並びに1ビンあたりの収納能力の向上を図る。 【解決手段】 制御装置は操作パネルより入力される用
紙の厚さ情報に基づき用紙の厚さに応じたビン78の底部
78a とインデクサ116 の上面116cとの距離hを設定し、
この設定された距離になるようにビン78に対するインデ
クサ116 の位置が制御される。用紙の厚さが標準の場合
は、距離h1となるようにインデクサ116 が移動制御され
てその位置が起点となる。用紙の厚さが厚紙の場合は、
距離h2となるようにインデクサ116 が移動制御されてそ
の位置が起点となる。用紙の厚さが特厚の場合は、距離
h3となるようにインデクサ116 が移動制御されてその位
置が起点となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙に画像を形成
する複写機、印刷機等の画像形成装置と、この画像形成
装置から排出される用紙を分配収納する用紙後処理部と
を有する画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の孔版印刷装置の用紙後処理装置で
は、印刷機から排出された画像形成済みの用紙を複数の
ビンに分配する用紙後処理装置が種々開発され、実用化
されている。この種の用紙後処理装置では、装置の小型
化を図りつつも、より多くの用紙の分配が行える構成が
望まれる。
【0003】そこで、ビン固定タイプの用紙後処理装置
では、筐体の鉛直方向に複数のビンを固定配置し、ファ
ンやブロアを備えた搬送装置を複数のビンの鉛直方向に
設け、用紙をビンに搬入させるための用紙案内手段をな
すインデクサを搬送装置の搬送路に沿って鉛直方向に昇
降駆動する構成としている。これにより、装置の奥行き
方向の寸法を短くして装置全体の小型化を図っている。
又、搬送装置についても、ベルト両端のコーナー部分の
径を極力小さく設計して小型化を図っている。ところ
が、このような用紙後処理装置が使用される孔版印刷装
置では、印刷用紙として多種多様な用紙が用いられるた
め、次のような問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の用紙後処理
装置では、図12に示すように、インデクサ116を目
的のビン78の位置まで昇降移動させ、搬送装置92か
ら搬送されてくる印刷済用紙Pをインデクサ116にお
いてベルト面から剥離して目的のビン78に案内収納さ
せている。ところが、用紙の紙厚等が変化してもインデ
クサ116の停止位置を変化させなければ、インデクサ
116から各ビン78に用紙を分配する際、用紙によっ
てジャムの発生率や1ビンあたりの収納能力が大きく変
わってしまう。
【0005】すなわち、搬送装置92により搬送されて
きた印刷済用紙Pが普通の用紙であれば、ビン78に対
するインデクサの停止位置を変えなくても特に問題はな
い。ところが、紙厚が大きい用紙では、1ビンあたりの
収納枚数が多くなってくると、次に分配するべく搬送装
置92より搬送されてきた印刷済用紙Pが既に収納され
ている印刷済用紙P’に妨げられて目的のビン78に収
納することができず、1ビンあたりの用紙の収納能力が
落ちてしまう。
【0006】又、上記構成の用紙後処理装置では、搬送
装置92の搬送路におけるコーナー部分が大きく屈曲し
た状態となるため、用紙によってはベルトのコーナー部
分で用紙の端がカールしやすい(図12参照)。このた
め、上述した紙厚の大きい用紙を分配する場合と同様
に、次に分配するべく搬送装置92より搬送されてきた
用紙が既に収納済の用紙に妨げられ、インデクサ116
からビン78の入口あたりでジャムの発生を招く。
【0007】このように、紙厚の大きい多数枚の用紙を
1つのビンに収納させたり、搬送路で用紙の端がカール
してしまうと、次に分配されるべきはずの用紙が既に収
納されている用紙に妨げられて収納能力が落ちるだけで
なく、ジャム発生の原因にもなっていた。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、用紙を安定して搬送することができ、ジャム
発生率の低減並びに1ビンあたりの収納能力の向上が図
れる画像形成システムを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る請求項1の発明は、鉛直方向に配置さ
れた複数のビンと、前記複数のビンに沿って鉛直方向に
設けられ、画像形成手段から排出された用紙を鉛直下方
に搬送する搬送手段と、上部に誘導面を有し、前記搬送
手段の用紙搬送路に沿って鉛直方向に昇降駆動可能に設
けられ、前記搬送手段で搬送される用紙を該搬送手段か
ら前記誘導面に導いて前記複数のビンのいずれかに搬入
させる用紙案内手段と、前記搬送手段及び前記用紙案内
手段を、前記画像形成手段から排出される用紙に応じて
駆動制御する制御手段と、前記画像形成手段に用いられ
る用紙の厚さ情報を前記制御手段に入力する用紙情報入
力手段とを備え、前記制御手段は、前記用紙案内手段を
昇降駆動して用紙を前記複数の各ビンに入れるとき、前
記用紙情報入力手段からの出力に応じて、収納しようと
するビンの上流側端部の底部上面と前記用紙案内手段の
前記誘導面の下流側端部との間の鉛直方向の距離を可変
制御することを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、鉛直方向に配置された
複数のビンと、前記複数のビンに沿って鉛直方向に設け
られ、画像形成手段から排出された用紙を鉛直下方に搬
送する搬送手段と、上部に誘導面を有し、前記搬送手段
の用紙搬送路に沿って鉛直方向に昇降駆動可能に設けら
れ、前記搬送手段で搬送される用紙を該搬送手段から前
記誘導面に導いて前記複数のビンのいずれかに搬入させ
る用紙案内手段と、前記搬送手段及び前記用紙案内手段
を、前記画像形成手段から排出される用紙に応じて駆動
制御する制御手段と、前記画像形成手段に用いられる用
紙の密度情報を前記制御手段に入力する用紙情報入力手
段とを備え、前記制御手段は、前記用紙案内手段を昇降
駆動して用紙を前記複数の各ビンに入れるとき、前記用
紙情報入力手段からの出力に応じて、収納しようとする
ビンの上流側端部の底部上面と前記用紙案内手段の前記
誘導面の下流側端部との間の鉛直方向の距離を可変制御
することを特徴とする。
【0011】請求項1の画像形成システムにおいて、前
記用紙情報入力手段は、前記画像形成手段に供給される
用紙の給紙圧の可変に伴ってオン・オフする信号を用紙
の厚さ情報として前記制御手段に入力する構成としても
よい。
【0012】請求項1の画像形成システムにおいて、前
記用紙情報入力手段は、用紙の厚さに対応して操作され
るキー信号を用紙の厚さ情報として前記制御手段に入力
する構成としてもよい。又、請求項2の画像形成システ
ムにおいて、前記用紙情報入力手段は、用紙の密度に対
応して操作されるキー信号を用紙の密度情報として前記
制御手段に入力する構成としてもよい。
【0013】請求項6の発明は、鉛直方向に配置された
複数のビンと、前記複数のビンに沿って鉛直方向に設け
られ、画像形成手段から排出された用紙を鉛直下方に搬
送する搬送手段と、上部に誘導面を有し、前記搬送手段
の用紙搬送路に沿って鉛直方向に昇降駆動可能に設けら
れ、前記搬送手段で搬送される用紙を該搬送手段から前
記誘導面に導いて前記複数のビンのいずれかに搬入させ
る用紙案内手段と、前記搬送手段及び前記用紙案内手段
を、前記画像形成手段から排出される用紙に応じて駆動
制御する制御手段と、前記画像形成手段に用いられる用
紙の厚さ情報を前記制御手段に入力する用紙厚情報入力
手段と、前記複数のビンの各ビンに搬入される画像形成
済みの用紙の枚数情報を前記制御手段に入力する用紙枚
数情報入力手段とを備え、前記制御手段は、前記用紙案
内手段を昇降駆動して用紙を前記複数の各ビンに入れる
とき、前記用紙厚情報入力手段からの出力に応じて、収
納しようとするビンの上流側端部の底部上面と前記用紙
案内手段の前記誘導面の下流側端部との間の鉛直方向の
距離を可変制御することを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、鉛直方向に配置された
複数のビンと、前記複数のビンに沿って鉛直方向に設け
られ、画像形成手段から排出された用紙を鉛直下方に搬
送する搬送手段と、上部に誘導面を有し、前記搬送手段
の用紙搬送路に沿って鉛直方向に昇降駆動可能に設けら
れ、前記搬送手段で搬送される用紙を該搬送手段から前
記誘導面に導いて前記複数のビンのいずれかに搬入させ
る用紙案内手段と、前記搬送手段及び前記用紙案内手段
を、前記画像形成手段から排出される用紙に応じて駆動
制御する制御手段と、前記画像形成手段に用いられる用
紙の厚さ情報を前記制御手段に入力する用紙厚情報入力
手段と、前記複数のビンの各ビンに搬入された画像形成
済みの用紙の枚数情報を前記制御手段に入力する用紙枚
数情報入力手段とを備え、前記制御手段は、前記用紙案
内手段を昇降駆動して用紙を前記複数の各ビンに入れる
とき、前記用紙厚情報入力手段からの出力に応じて、収
納しようとするビンの上流側端部の底部上面と前記用紙
案内手段の前記誘導面の下流側端部との間の鉛直方向の
距離を可変制御することを特徴とする。
【0015】本発明によれば、用紙の紙厚等の情報によ
り、ビンに対するインデクサの相対位置を可変制御す
る。これにより、インデクサから各ビンに分配する際の
ジャム率の低下と、1ビンあたりの用紙の収納能力を向
上させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明による画像形成シス
テムの全体構成図である。画像形成システムは、画像形
成装置としての孔版印刷装置1と、用紙後処理装置とし
てのソータ2とを備えて概略構成されている。
【0017】まず、孔版印刷装置1の構成について説明
する。孔版印刷装置1は、自身の中心軸線の回りに図示
しない機枠に回転可能に支持された円筒状の版胴4を備
えている。版胴4は、多孔構造に構成され、外周部にク
ランプ機構6を有している。クランプ機構6は、孔版原
紙8の一端を係止している。
【0018】版胴4は、中心軸線4aと同軸に設けられ
たスプロケット10に駆動連結されている。スプロケッ
ト10は、無端ベルト12によって版胴駆動機構14の
版胴駆動モータ14aの駆動スプロケット11に駆動連
結されている。版胴4は、版胴駆動機構14の版胴駆動
モータ14aの動力により図中反時計回りに間欠的、或
いは連続的に回転駆動される。
【0019】版胴4の胴内には、印刷インキ供給手段1
6が設けられている。印刷インキ供給手段16は、外周
面が版胴4の内周面に接触すべく配設されている。印刷
インキ供給手段16は、自身の中心軸18の回りに回転
可能なスキージローラ20と、スキージローラ20の外
周面に対し所定の間隔をもってそのローラの母線方向に
沿って延在するドクターローラ22とを有している。印
刷インキ供給手段16は、スキージローラ20が版胴4
の回転に同期して版胴4と同方向に回転駆動されること
により、インキ溜まり24の印刷インキを版胴4の内周
面に供給している。
【0020】インキ溜まり24の印刷インキは、スキー
ジローラ20の回転に伴い、このローラとドクターロー
ラ22との間隙を通過し、その際にインキが計量されて
スキージローラ20の外周面に一様な厚さの印刷インキ
層を形成している。印刷インキ層は、スキージローラ2
0の回転に伴って版胴4の内周面に供給されて印刷に供
される。スキージローラ20と対向する版胴4の外側位
置には、印刷用紙Pを版胴4に押し付けるプレスローラ
26が設けられている。
【0021】版胴4の左斜め下方には、版胴4とプレス
ローラ26との間に給紙される印刷用紙Pをセットする
ための給紙台28が設けられている。給紙台28は、セ
ットされた印刷用紙Pの積層量に対応して不図示の駆動
装置により上下動される。
【0022】給紙台28の近傍には給紙機構30があ
る。給紙機構30は、ゴム等によりなる給紙ローラ3
2、一対のタイミングローラ34により構成されてい
る。給紙ローラ32は、給紙台28上に積載されている
印刷用紙Pの最上のものから一枚ずつピックアップして
タイミングローラ34側に搬送している。タイミングロ
ーラ34は、そのローラ間に所定のループを形成した状
態で給紙ローラ32より搬送される印刷用紙Pを一時保
持し、印刷時に版胴4の回転の同期し、所定のタイミン
グにて回転駆動して版胴4側へ印刷用紙Pを搬送してい
る。
【0023】版胴4の回りで給紙台28の上方には、排
版機構48が設けられている。排版機構48は、版胴4
の外周面に巻付けられている使用済の孔版原紙を版胴4
の回転に伴い剥離して排版収納している。版胴4の回り
で給紙機構30と対向する位置には、印刷済用紙分離爪
50が設けられている。
【0024】印刷済用紙分離爪50は、印刷が終了した
印刷済用紙Pを版胴4上から取外すためのものである。
印刷済用紙分離爪50により剥がされた印刷済用紙P
は、排紙装置52によって用紙排出口54側に搬送され
る。排紙装置52は、ベルトコンベア装置56と吸引装
置58とを有し、印刷済用紙分離爪50によって版胴4
より剥ぎ取られた印刷済用紙Pを吸引装置58によって
吸引しつつベルトコンベア装置56によって用紙排出口
54側へ搬送している。
【0025】用紙排出口54の後方には、スタッカ部と
しての排紙台60が設けられている。排紙台60は、後
述するノンソートモードが選択されているときに、排紙
装置52から搬送されてくる印刷済用紙Pを収納してい
る。排紙装置52の上方には、原紙貯容部62が設けら
れている。原紙貯容部62は、ロール状に巻成された連
続シート状の孔版印刷用原紙8を貯容している。
【0026】原紙貯容部62と版胴4の間には、製版機
構64が設けられている。製版機構64は、サーマルヘ
ッド66とこれに対向するプラテンローラ68とを有し
ている。製版機構64は、原紙貯容部62より供給され
る孔版原紙8の製版を感熱式に行っている。
【0027】サーマルヘッド66は、図には示されてな
いが、横一列に、即ち主走査方向に複数個の発熱素子を
一定間隔おいて有している。サーマルヘッド66の発熱
素子は、不図示の読取装置にて読み取られた画像情報信
号に応じて選択的に発熱するように成っている。製版機
構64にて製版された製版済孔版原紙は、原紙搬送ロー
ラ対70によって版胴4側に搬送される。製版機構64
と版胴4の間には、製版済孔版原紙が版胴4の外周面に
所定量巻付けられた時点で孔版原紙8を切断するカッタ
ー装置72が設けられている。
【0028】次に、ソータ2の構成について説明する。
ソータ2は、外筐をなす筐体74内に、孔版印刷装置1
から搬送されてくる印刷済用紙Pを収納するビン列76
を備えている。ソータ2は、孔版印刷装置1に対して多
段接続が可能な構成とされている。図示の例では、孔版
印刷装置1に対し、前段の第1ソータ2Aと後段の第2
ソータ2Bとによる2台のソータ2が連結して接続され
ている。
【0029】第1ソータ2Aと第2ソータ2Bとは、第
1ソータ2Aのみに後述する導入用搬送機構80が設け
られる点を除いて同一構成とされている。そこで、第1
ソータ2Aについての構成のみを図2の拡大図を用いて
詳細に説明する。
【0030】ビン列76は、各々が同一の長方形状の板
状部材からなる複数のビン78で構成されている。各ビ
ン78は、筐体74の高さ方向(鉛直方向)に一定間隔
dおきに層状に整列して筐体74内部の後部寄りに固定
配置されている。
【0031】孔版印刷装置1の用紙排出口54と対向す
る筐体74の一側面側には、孔版印刷装置1からの印刷
済用紙Pを筐体74内に導入搬送するための導入用搬送
機構80が設けられている。導入用搬送機構80は、前
段ベルトコンベア装置82と後段ベルトコンベア装置8
6の2つのベルトコンベア装置を備えている。
【0032】各々のベルトコンベア装置82,86は、
例えばDCモータ等の駆動手段により駆動される。各ベ
ルトコンベア装置82,86には、印刷済用紙Pの搬送
方向に所定間隔をおいてブロアとしての複数の吸引装置
88が配設されている。
【0033】前段ベルトコンベア装置82は、孔版印刷
装置1の用紙排出口54から排出される印刷済用紙Pを
吸引装置88によって吸引しつつ取り込んで後段ベルト
コンベア装置86に搬送している。後段ベルトコンベア
装置86は、前段ベルトコンベア装置82より取り込ん
だ印刷済用紙Pを吸引装置88によって吸引しつつ筐体
74の一側面側の上端部の用紙導入口84まで斜め上方
に搬送している。
【0034】筐体74内における用紙導入口84の下部
には、筐体74の高さ方向(鉛直方向)に沿ってビン案
内用搬送機構92が設けられている。ビン案内用搬送機
構92は、導入用搬送機構80と同様に、ベルトコンベ
ア装置94と吸引装置96とを備えており、例えばDC
モータ等の駆動手段により駆動される。ビン案内用搬送
機構92は、後段ベルトコンベア装置86より用紙導入
口84まで搬送された印刷済用紙Pを吸引装置96によ
って吸引しつつベルトコンベア装置94により屈曲した
コーナー部分でUターンさせた後、ビン列76の鉛直方
向の下方に向けて搬送している。
【0035】図3はビン案内用搬送装置92と後述する
インデクサ116を上方から見た部分拡大断面図、図4
は図3のI−I線断面図である。ビン案内用搬送装置9
2の基部をなすフレーム98には、印刷済用紙Pが搬送
される表面にくし歯状の段部100が形成されている。
段部100には、印刷済用紙Pを吸い寄せるための貫通
穴93が所定間隔毎に形成されている。ベルトコンベア
装置94における無端状の搬送ベルト94aは、段部1
00の凸部100a(図示の例では3箇所)上に位置し
て設けられている。
【0036】無端状の搬送ベルト94aには、凸部10
0aの貫通穴93と対向する位置に貫通穴101が形成
されている。印刷済用紙Pは、貫通穴93,101を介
して吸引装置96の吸引力により搬送ベルト94aの表
面に吸い寄せられ、搬送ベルト94aの表面に密着した
状態で搬送される。
【0037】尚、ベルトコンベア装置94の頂上部分の
外周近傍には、導入用搬送機構80より搬送されてくる
印刷済用紙Pをベルト面に押し付けて密着させるための
吹付装置としてのファン97が設けられている。
【0038】ビン列76の上方には、後段に接続される
第2ソータ2Bに対して印刷済用紙Pを搬送するための
ソータ通過搬送機構102が設けられている。ソータ通
過搬送機構102は、導入用搬送機構80やビン案内用
搬送機構92と同様に、ベルトコンベア装置104と吸
引装置106とを備えており、例えばDCモータ等の駆
動手段により駆動される。
【0039】ソータ通過搬送機構102は、後段ベルト
コンベア装置86より用紙導入口84まで搬送された印
刷済用紙Pを吸引装置106によって吸引しつつベルト
コンベア装置104により筐体74の他側面側上端部の
用紙排出口108より排出し、第2ソータ2Bの用紙導
入口84まで搬送している。尚、ソータ通過搬送機構1
02は、孔版印刷装置1に対してソータ2が1台のみ接
続される場合には不要である。
【0040】ソータ通過搬送機構102におけるベルト
コンベア装置104の出口側には、用紙通過センサ10
9が設けられている。用紙通過センサ109は、ベルト
コンベア装置104上を搬送されて用紙排出口108よ
り第2ソータ2Bの用紙導入口84に導入される印刷済
用紙Pの通過の有無を検出している。
【0041】ソータ通過搬送機構102の入口側で用紙
導入口84の近傍には、ソータ切替板110が設けられ
ている。ソータ切替板110の入口側で用紙導入口84
の近傍には、ソータ切替センサ112が設けられてい
る。ソータ切替センサ112は、導入用搬送機構80よ
り用紙導入口84に導入搬送される印刷済用紙Pを検出
している。
【0042】ソータ切替板110は、孔版印刷装置1に
対して前段に接続された第1ソータ2Aへの印刷済用紙
Pの搬送枚数やモードの設定状態に応じてソレノイド1
14がオン・オフ動作することにより切替制御される。
ここで、ソータ切替板110、ソータ切替センサ11
2、ソレノイド114によってソータ切替機構115を
構成している。
【0043】ビン列76とビン案内用搬送機構92との
間の間隙には、印刷済用紙Pをビン列76の所定ビン7
8に挿入させるインデクサ116が設けられている。図
3及び図4に示すように、インデクサ116は、ビン7
8とほぼ同一幅の矩形状をなす支持部116aを有し、
初期状態において最上部のビン78(78A)よりやや
上方位置に設定されたホームポジションHP1に待機し
ている。ホームポジションHP1には、インデクサ11
6の有無を検出するインデクサHPセンサ118が設け
られている。
【0044】インデクサ116の支持部116aの上面
には、支持部116aの幅方向に所定間隔毎に板状の誘
導部材120が一体形成されている。図3の例では、2
枚1組として4組の誘導部材120が設けられている。
誘導部材120は、ビン案内用搬送装置92のフレーム
98の凹部100bに対応した位置に立設している。誘
導部材120の上面は、ビン案内用搬送装置92側寄り
の先端から後端にかけて下り勾配に湾曲した誘導面12
0aを形成している。又、誘導部材120の先端部分
は、凹部100b内に入り込んで位置している。
【0045】インデクサ116は、支持部116aの両
端が駆動ベルト122を介して例えばDCサーボモータ
等の駆動手段に接続されている。図4に示す支持部11
6aの上面116cの一部は、前記誘導面120aに連
続する誘導面を形成し、用紙をビン78の入口部まで導
く。従って、誘導面120aと、支持部116aの上面
116cとが、特許請求の範囲における「誘導面」を形
成している。勿論、この「誘導面」は種々の形態をとり
うるものである。
【0046】インデクサ116の支持部116aのほぼ
中央位置には、円柱状の貫通穴116bが形成されてい
る。この貫通穴116bを挟むようにして筐体74の鉛
直方向の上下位置には、透過式フォトセンサで構成され
るインデクサセンサ124が設けられている。インデク
サセンサ124は、インデクサ116の誘導面120a
上を通過する印刷済用紙Pを検出しており、インデクサ
116の誘導面120aに対する用紙の未到達や滞留を
監視し、ジャムエラーを検出している。ここで、インデ
クサ116、駆動ベルト122、インデクサセンサ12
4によってインデクサ昇降機構125を構成している。
尚、インデクサセンサ124は、フォトインタラプタで
構成してインデクサ116に設け、インデクサ116の
誘導面120a上を通過する印刷済用紙Pを検出する構
成としてもよい。
【0047】インデクサ116では、駆動ベルト122
を介して駆動手段をなすDCサーボモータにより駆動さ
れると、ビン案内用搬送装置92により搬送されてくる
印刷済用紙Pの先端を誘導部材120の先端で搬送ベル
ト94aから剥離し誘導面120aに受け入れる。そし
て、インデクサ116は、印刷済用紙Pが確実にビン列
76に収納されたことをインデクサセンサ124が検出
すると、ホームポジションHP1を基準位置とするビン
78間のピッチ単位で移動する。これにより、印刷済用
紙Pは、1枚ずつビン列76の所定の1つのビン78に
挿入される。
【0048】導入用搬送機構80における前段ベルトコ
ンベア装置82の入口側には、切替板126が設けられ
ている。切替板126は、モードの設定状態に応じてソ
レノイド128がオン・オフ動作することにより切替制
御される。具体的には、ノンソートモードに設定されて
いる場合、印刷済用紙Pを孔版印刷装置1の排紙台60
へ搬送するように切替板126の切替えがなされる。こ
れに対し、ソータ2を使用するモードに設定されている
場合には、印刷済用紙Pを第1ソータ2Aへ搬送するよ
うに切替板126の切替えがなされる。ここで、切替板
126とソレノイド128によって切替機構129を構
成している。
【0049】最上部のビン78Aにおける導入端側の直
上位置には、ロール状に巻回されたシート体130が設
けられている。シート体130は、一端が筐体74側に
固定され、開放端である他端がインデクサ116に取り
付けられている。シート体130は、インデクサ116
の昇降移動に連動して繰出し、巻込み動作し、印刷済用
紙Pがビン78内に収納された際の後述する整合機構1
36の副走査整合板140による跳ね返りを防止してい
る。尚、シート体130におけるビン側の表面は、ビン
78内に挿入された印刷済用紙Pの副走査方向を整合す
る際の副走査方向の整合基準面Y0 となっている。
【0050】ビン列76を構成する各ビン78には、イ
ンデクサ116より挿入される印刷済用紙Pの搬送方向
(副走査方向)と、この搬送方向と直交する方向(主走
査方向)のそれぞれの方向に沿って所定長さの切欠き部
132,134が形成されている。各切欠き部132,
134に対応した位置には、ビン78に挿入された印刷
済用紙Pを所定の整合基準面に揃えて整合させる整合機
構136が設けられている。
【0051】図5は整合機構136の平面図である。整
合基準面X0 ,Y0 は、図の左下角部に設定されてい
る。具体的に、副走査方向の整合基準面Y0 は、前述し
たようにシート体130におけるビン側の表面に設定さ
れている。又、主走査方向の整合基準面X0 は、ビン7
8内の印刷済用紙Pを取り出す際に開操作されるべく筐
体74に対して開閉自在に設けられたカバー部材の内壁
面に設定されている。
【0052】整合機構136は、印刷済用紙Pの搬送方
向と直交する方向に延出した切欠き部132内を主走査
方向に移動する主走査整合板138と、印刷済用紙Pの
搬送方向に延出した切欠き部132内を副走査方向に移
動する副走査整合板140とを備えている。
【0053】切欠き部132の最外位置は、主走査整合
板を移動する際の待機基準位置となる主走査ホームポジ
ションHP2に設定されている。切欠き部132の最外
位置の近傍には、主走査整合板138が主走査ホームポ
ジションHP2に位置しているか否かを検出する主走査
HPセンサ142が設けられている。
【0054】同様に、切欠き部134の最外位置は、副
走査整合板を移動する際の待機基準位置となる副走査ホ
ームポジションHP3に設定されている。切欠き部13
4の最外位置の近傍には、副走査整合板140が副走査
ホームポジションHP3に位置しているか否かを検出す
る副走査HPセンサ144が設けられている。主走査整
合板138及び副走査整合板140は、それぞれに駆動
手段としての例えばパルスモータ137,139が接続
されている。
【0055】すなわち、印刷用紙のサイズに応じて予め
設定された用紙主走査データに基づいて駆動手段をなす
パルスモータのパルス量が決定されると、主走査ホーム
ポジションHP2を基準としてパルス量分だけ主走査整
合板138が主走査方向に移動する。又、印刷用紙のサ
イズに応じて予め設定された用紙副走査データに基づい
て駆動手段をなすパルスモータのパルス量が決定される
と、副走査ホームポジションHP3を基準としてパルス
量分だけ副走査整合板140が副走査方向に移動する。
【0056】このように、主走査整合板138及び副走
査整合板140が印刷用紙のサイズに応じて移動するこ
とにより、インデクサ116よりビン列76の各ビン7
8に挿入された印刷済用紙Pが整合基準面X0 ,Y0
整合される。
【0057】ここで、各ビン78に収納可能な用紙のサ
イズは、2つの整合板138,140との位置関係、各
整合板138,140のHPセンサ142,144との
位置関係によって制限される。つまり、収納可能な用紙
の最小サイズは、2つの整合板138,140を整合板
138,140同士が干渉しない位置までそれぞれのホ
ームポジションHP2,HP3から最大量移動したとき
の大きさとなる。又、収納可能な用紙の最大サイズは、
いずれのHPセンサ142,144にも干渉しないでビ
ン78内に納まる大きさとなる。
【0058】以上のように構成された孔版印刷装置1と
ソータ2とは、孔版印刷装置1の用紙排出口54に対し
て導入用搬送機構80を取り付けることにより接続され
る。そして、ソータ2のビン列76に対する印刷用紙の
分配収納動作は、以下に説明する孔版印刷装置1の操作
パネル146上に設けられた特定のキー操作により行わ
れる。
【0059】図6は孔版印刷装置に備えられた操作パネ
ルを示す図である。操作パネル146には、テンキー1
48、枚数LED150、液晶パネル等の表示器15
8、用紙種類設定モードキー159、ソートモードキー
160、モードLED162、スタートキー164、ス
トップキー166が設けられている。
【0060】テンキー148は、0〜9の数字キーで構
成され、印刷枚数の設定やユーザーモード時の不定形サ
イズの主走査及び副走査方向の寸法設定を行う際に押動
操作される。
【0061】枚数LED150は、テンキー148で設
定された印刷枚数を表示している。枚数LED150の
表示値は、孔版印刷装置1による印刷動作で印刷済用紙
Pが排出されるのに同期して設定値から1ずつ減算表示
される。
【0062】表示器158は、用紙種類設定モードキー
159が押動操作されたときに、インデクサ116の停
止位置を決めるための用紙種類の入力画面表示を行う。
具体的には、用紙種類設定モードキー159の押動操作
により、ソフトキーとして図7(a)に示す用紙種類設
定キー158aが表示された入力表示画面に切り替わ
る。用紙種類設定キー158aが押下されると、ソフト
キーとして図7(b)に示す用紙種類キー(図示の例で
は、「標準」、「厚紙」、「特厚」の3種類)158
b,158c,158dが表示された入力表示画面に切
り替わる。そして、この入力画面表示において、ビン7
8の上流側端部の底部78aとインデクサ116の下流
側端部の上面116cとの鉛直方向の距離hが設定され
る。その他、表示器158では、ジャム等のエラーが発
生した場合のエラー表示、給紙機構30で検出された印
刷用紙Pの用紙サイズの表示などを行っている。
【0063】用紙種類設定モードキー159は、孔版印
刷装置1で使用される印刷用紙Pの紙厚に応じてビン7
8に対するインデクサ116の相対位置(停止位置)を
変えるモードを選択する場合に押動操作される。
【0064】ソートモードキー160は、排紙台60を
使用して印刷済用紙Pを収納するノンソートモード、ソ
ータ2を使用して印刷済用紙Pを収納する3つのモード
(ソートモード、グループモード、連続モード)のいず
れかを選択する際に押動操作される。ソートモードキー
160は、電源投入時から押動操作される毎にノンソー
トモード、ソートモード、グループモード、連続モー
ド、ノンソートモードの順にループしてモードを切り替
える。
【0065】ここで、ノンソートモードは、孔版印刷装
置1の用紙排紙口54から排出された印刷済用紙Pを排
紙台60に直接排紙するモードである。
【0066】ソートモードは、孔版印刷装置1の用紙排
紙口54から排出された印刷済用紙Pをページ毎にビン
78に収納して複数ページからなる印刷物の丁合を行う
モードである。
【0067】グループモードは、孔版印刷装置1の用紙
排紙口54から排出された印刷済用紙Pを原稿毎にいく
つかのグループに仕分けてビン78に収納するモードで
あり、原稿毎に「枚数×組数」の複数仕分けが可能であ
る。
【0068】連続モードは、印刷物の裏写りを低減する
ため、孔版印刷装置1の用紙排紙口54から排出された
印刷済用紙Pを各ビン78に1枚ずつ分配収納するモー
ドである。
【0069】モードLED162は、ソートモードキー
160によって選択されたモード(ソートモード、グル
ープモード、連続モード)を表示している。このモード
LED162が未表示の場合は、ノンソートモードが選
択されている。
【0070】スタートキー164は、孔版印刷装置1及
びソータ2を動作実行させる際に押動操作される。スト
ップキー166は、孔版印刷装置1及びソータ2の動作
を停止させる際に押動操作される。
【0071】図8は上記画像形成システムの電気的構成
を示すブロック図である。図において、マイクロプロセ
ッサ等により構成される制御手段(CPU)170は、
ROM172に格納されているプログラムに基づき装置
内の各機構を制御する。
【0072】この制御手段170は、操作パネル146
から入力された印刷枚数、ユーザーモード設定時におけ
る不定形サイズ情報、各種ソートモード等の設定内容を
随時記憶するRAM174が接続されている。
【0073】また、この制御手段170は、版胴駆動機
構14に対し回転指令を出力して版胴4を回転制御す
る。製版機構64に対して孔版原紙8への製版指令を出
力する。クランプ機構6には版胴4への孔版原紙8の係
止/解除指令を出力する。排版機構48に対しては使用
済みの孔版原紙8を版胴4から剥離させる指令を出力す
る。給紙機構30に対しては、版胴駆動機構14に連動
して印刷用紙Pを給紙させる給紙指令を出力する。
【0074】図8に示すように、ソータ2側にはこのソ
ータ2の各機構の動作を制御する制御装置176が設け
られている。この制御装置176と孔版印刷装置1の制
御手段170はケーブル等を介して電気的に接続され、
制御情報が互いに入出力される。この制御装置176
は、孔版印刷装置1から次々に排紙される印刷済用紙P
をソータ2側で順次取り込むための同期制御を行うもの
で、制御手段170側を中央としてこの制御手段170
からの制御指令に基づきソータ2を制御する。またソー
タ2でのエラー発生時にはこの旨を制御手段170に出
力し、制御手段170からの制御指令に基づきエラー時
の対応処理を行う。
【0075】このため、制御装置176は、ソータ2に
設けられた導入用搬送機構80、ビン案内用搬送機構9
2、ソータ通過搬送機構102、ソータ切替機構11
5、インデクサ昇降機構125、切替機構129、整合
機構136等に対してそれぞれ制御指令を出力する。
【0076】これら各機構への制御指令によって、孔版
印刷装置1から排紙された印刷済用紙Pは、モードの設
定状態に応じてソータ2内の各ビン78にソートされ
る。
【0077】操作パネル146は、孔版印刷装置1側に
設けた構成としたが、同様の操作パネルをソータ2側に
設け、操作パネルの操作による設定内容を孔版印刷装置
1の制御手段170に送出する構成としてもよい。ま
た、操作パネル146を孔版印刷装置1及びソータ2の
いずれにも設けた構成にもできる。
【0078】そして、上記構成による画像形成システム
では、孔版印刷装置1より排出される印刷済用紙Pを各
種モードに応じた分配を行うに先立ち、図9の流れ図に
示すビン78の底部78aとインデクサ116の上面1
16cとの距離hを設定し、ビン78に対するインデク
サ116の相対位置が決定される。
【0079】まず、操作パネル146の用紙種類設定モ
ードキー159が押動操作されると(SP1−Ye
s)、ビン78の底部78aとインデクサ116の上面
116cとの距離hを設定するためのモードに切り替わ
る。これにより、表示器158が図7(a)に示す用紙
種類設定キー158aが表示された入力表示画面に切り
替わる。そして、用紙種類設定キー158aが押下され
ると(SP2−Yes)、図7(b)に示すように、
「標準」、「厚紙」、「特厚」の3種類の用紙種類キー
158b,158c,158dが表示された入力表示画
面に切り替わる。
【0080】そして、ビン78のビン間隔を20mm、
1ビン当たりの用紙積載枚数を50枚とした場合、「標
準」の用紙種類キー158bが押下されると(SP3−
Yes)、その出力に基づいて制御手段170(又は制
御装置176)がビン78の底部78aとインデクサ1
16の上面116cとの距離hをh1(例えば9mm)
に設定する(SP4)。厚紙の用紙種類キー158cが
押下されると(SP5−Yes)、その出力に基づいて
制御手段170(又は制御装置176)がビン78の底
部78aとインデクサ116の上面116cとの距離h
をh2(例えば12mm)に設定する(SP6)。特厚
の用紙種類キー158dが押下されると(SP7−Ye
s)、その出力に基づいて制御手段170(又は制御装
置176)がビン78の底部78aとインデクサ116
の上面116cとの距離hをh3(例えば15mm)に
設定する(SP8)。
【0081】このように、孔版印刷装置1で使用される
印刷用紙Pの紙厚に応じたビン78に対するインデクサ
116の相対位置の設定が完了すると、ソート印刷動作
への移行が可能となる。このソート印刷動作では、モー
ド切替板126がソータ2側に切り替えられ、ソータ切
替板110がビン案内用搬送装置86側に切替えられ
る。これにより、孔版印刷装置1より排出された印刷済
用紙Pは、導入用搬送装置80を介してビン案内用搬送
装置86まで搬送される。
【0082】そして、印刷済用紙Pがビン案内用搬送装
置86によってインデクサ116まで案内搬送される
と、インデクサ116がホームポジションHP1を基準
位置とするビン78間のピッチ単位で移動し、各ビン7
8に対して1枚ずつ印刷済用紙Pが挿入される。
【0083】ここで、インデクサ116は、操作パネル
146の操作により印刷用紙の厚さに応じたビン78に
対するインデクサ116の相対位置の設定がなされてい
る場合には、制御装置176により相対位置まで移動制
御された後、その相対位置を起点としてビン78間のピ
ッチ単位で移動制御される。すなわち、用紙の厚さが
「標準」の場合には、用紙種類キー158bの押下によ
り設定された距離h1となるようにインデクサ116が
移動制御され、その位置が起点となる(図10(a)の
状態)。用紙の厚さが「厚紙」の場合には、用紙種類キ
ー158cの押下により設定された距離h2となるよう
にインデクサ116が移動制御され、その位置が起点と
なる(図10(b)の状態)。用紙の厚さが「特厚」の
場合には、用紙種類キー158dの押下により設定され
た距離h3となるようにインデクサ116が移動制御さ
れ、その位置が起点となる(図10(c)の状態)。
【0084】このように、孔版印刷装置1で使用される
印刷用紙Pが厚紙や特厚の場合には、ビン78に対する
インデクサ116の相対位置が標準の場合よりも高い位
置となるように設定される。そして、厚紙や特厚の印刷
済用紙Pが用紙導入口84よりビン案内用搬送機構92
に対して搬送される場合、インデクサ116は、上面1
16cがビン78の底部78aよりも所定距離だけ上が
った位置、すなわち、孔版印刷装置1で使用される印刷
用紙Pの厚さに応じて設定された距離h2又はh3とな
るように移動制御される。
【0085】したがって、紙厚が大きい印刷用紙Pによ
り1ビンあたりの収納枚数が多くなったり、ビン案内用
搬送機構92の屈曲したコーナー部分をUターンして通
過する際に印刷済用紙Pの端がカールしても、次に分配
するべく搬送装置92より搬送されてきた印刷済用紙P
は、既に収納済の印刷済用紙Pで妨げられることなく目
的のビン78に収納することができる。その結果、ジャ
ムの発生率が低減し、1ビンあたりの用紙の収納能力を
向上させることができる。
【0086】尚、一定のビン間隔に対して、ビン78の
上流側の端部の底部上面とインデクサ116の下流側の
端部の上面との鉛直方向の距離hを大きくすれば、目的
とするビンの直上のビンの上流側端部の下面とインデク
サ116の下流側端部の上面との鉛直方向の距離(ビン
78の入口部の空間の高さ)は当然小さくなり、用紙が
ビン78に入りにくくなるが、厚紙になるほど搬入時の
用紙のたわみ等が小さくなるため、用紙の挿入は妨げら
れない。
【0087】又、インデクサ116は、ビン78の底部
78aとインデクサ116の上面116cとの距離hの
設定が特になされていなければ、ホームポジションHP
1を基準位置とし、ビン78の底部78aとインデクサ
116の上面116cとが一致するようにビン78間の
ピッチ単位で移動制御される。
【0088】そして、ソータ2は、ソートモードキー1
60で選択されたモード(ソートモード、グループモー
ド、連続モード)に応じてインデクサ116が所定のビ
ン78に移動する。
【0089】ここで、第2ソータ2Bは、基本的により
多くの印刷済用紙Pをソートするために第1ソータ2A
を増設した形で設けられる。そして、第2ソータ2Bへ
の印刷済用紙Pの搬送は、第1ソータ2Aのソータ切替
板110をソータ通過搬送装置102側に切り替えるこ
とにより、印刷済用紙Pがソータ通過搬送装置102を
介して後段の第2ソータ2Bに搬送され、第1ソータ2
A同様、各ビン78に挿入される。
【0090】これにより、ソートモードキー160で選
択されたモード(ソートモード、グループモード、連続
モード)に応じた印刷済用紙Pの挿入がソータ2(2
A,2B)に対してなされる。
【0091】ところで、上記実施の形態では、操作パネ
ル146を用いてビン78に対するインデクサ116の
相対位置を決めるための用紙種類の設定を行う構成とし
たが、用紙の厚さの種類は図示の「標準」、「厚紙」、
「特厚」の3種類に限定されるものではなく、更に多く
種類に振り分けてもよい。その際、振り分けられた種類
毎にキーを設ける必要はなく、キーの組合わせにより設
定を行う構成とすれば、少ないキー数でより多くの種類
の設定が可能となる。上記ビン78に対するインデクサ
116の相対位置の設定は、図11に示す給紙圧可変機
構を用いて行うようにしてもよい。
【0092】給紙圧可変機構31は、孔版印刷装置1の
給紙機構30に設けられ、給紙台28上に積載された印
刷用紙Pの紙厚に応じて給紙圧を可変させるレバー31
aと、レバー31aの回動によりオン・オフするマイク
ロスイッチ31bとを備えている。
【0093】この給紙圧可変機構31において、給紙台
28上に積載される印刷用紙Pが「標準」の厚さのとき
は、マイクロスイッチ31bがオフするようにレバー3
1aが位置している(図中の実線の位置)。これに対
し、給紙台28上に積載される印刷用紙Pが「厚紙」の
ときには、マイクロスイッチ31bがオンするようにレ
バー31aが位置している(図中の一点鎖線の位置)。
これにより、印刷用紙Pの紙厚の情報を得ることができ
る。
【0094】そして、この紙厚の情報に基づいて制御手
段170(又は制御装置176)がビン78に対するイ
ンデクサ116の相対位置を設定してインデクサ116
を移動制御する。例えばマイクロスイッチ31bがオフ
のときは、ビン78の底部78aとインデクサ116の
上面116cとの距離hがh1となるようにインデクサ
116が移動制御される(図10(a)に示す状態)。
マイクロスイッチ31bがオンのときは、ビン78の底
部78aとインデクサ116の上面116cとの距離h
がh2となるようにインデクサ116が移動制御される
(図10(b)に示す状態)。
【0095】ところで、上述した実施の形態では、紙厚
のみの情報に基づいてビン78に対するインデクサ11
6の相対位置を制御しているが、用紙の密度(単位面積
当たりの質量)による情報でも制御可能である。この場
合、用紙の密度が大きくなる程、インデクサ116の上
面116cがビン78の底部78aよりも高い位置に設
定され、この設定された位置を起点としてインデクサ1
16の移動制御が行われる。又、インデクサ116の相
対位置を決める情報としては、厚さ、密度の組合わせに
よる情報でもよい。
【0096】上述した各実施の形態では、ビン78が水
平に設けられていたが、各ビンを水平面に対して傾斜さ
せたものにも本発明を適用できることは勿論である。な
お、本明細書において、「上流側」及び「下流側」と
は、用紙搬送方向を基準としている。
【0097】また、上述した実施の形態では、導入用搬
送機構80を用いているが、画像形成装置の排出部の構
成が異なれば、導入用搬送機構80を設けずに画像形成
装置から排出された用紙が直接に搬送装置92の上端部
に送られるような構成とすることも可能である。
【0098】また、前述までの実施の形態では、各ビン
間の距離と1ビン当たりの最大収納枚数が一定であると
して、紙厚や用紙の密度の情報に基づいてビン78に対
するインデクサ116の相対位置を制御しているが、用
紙の紙厚と1ビン当たりの用紙の予定収納枚数又は収納
された枚数の組み合わせの情報で、ビン78に対するイ
ンデクサ116の相対位置を制御して、1ビン当たりに
収納できる用紙の枚数を多くすることも可能である。こ
の場合、1ビン当たりの用紙の予定収納枚数(又は収納
された枚数)が多くなるほど、又用紙の厚さが大きくな
るほど、インデクサ116の下流側の端部上面とビン7
8の上流側の端部の底部上面との距離(以下「設定距
離」という。)が大きくなるように制御される。1ビン
当たりの予定収納枚数は、画像形成装置側で設定された
複写枚数等のデータと使用するビン数、ソータの使用モ
ード等から容易に得られ、また、別途1ビン当たりの予
定収納枚数を入力する入力手段を画像形成装置側又はソ
ータ側に設けてもよい。また、1ビン当たりの収納され
た枚数は、例えばインデクサ116を通過するように透
過型のセンサ(図2のインデクサセンサ124)を設置
しておき、このセンサとメモリ手段によって1ビン当た
りに収納された用紙の枚数を管理することにより得るこ
とができる。
【0099】例えば、図13は用紙の紙厚と1ビン当た
りに収納された枚数との組み合わせで前記設定距離を可
変制御した場合を示している。ビン間の距離が20mm
であり、普通の紙厚の用紙を収納するとして、1ビン当
たりの収納枚数が例えば30枚となった時は設定距離を
h4(例えば5mm)にする。1ビン当たりの収納枚数
が例えば50枚となった時は設定距離をh5(例えば7
mm)にし、1ビン当たりの収納枚数が例えば70枚と
なった時は設定距離をh6(例えば9mm)にする。ま
た、収納する用紙の紙厚が大きくなると前記の紙厚の場
合に比べて、各枚数におけるインデクサ116の停止位
置も上昇させる。設定距離の増加は、ビン78に収納さ
れた用紙枚数が1枚増加する毎に行ってもよく、10枚
増加する毎に行ってもよい。ここで、ビン間距離が20
mmあるのでもっも設定距離を大きくして1ビン当たり
の収納枚数を増大させることもできそうだが、装置をで
きるだけ小型化させるためにインデクサ116の搬送路
のカーブを急にしていると、搬送されてきた用紙がイン
デクサ116を通過する際に安定せず、ビン78の入口
でジャムが発生してしまう。そのため、目的のビンの直
上のビンの下面と目的のビンに収納された最上部の用紙
の表面との鉛直方向の距離jはある程度空間を保ってお
く必要がある(例えば10mm)。
【0100】上記の図13の場合は、用紙の紙厚と1ビ
ン当たりに収納された枚数との組み合わせで前記設定距
離を可変制御したが、1ビン当たりに収納された枚数で
はなく、予定収納枚数を用いて設定距離を可変制御して
もよい。この場合、設定距離は一つの予定収納枚数に対
して一つに定まるから、設定距離を増減することはな
い。
【0101】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、用紙の厚
さや密度に応じて、収納しようとするビンの上流側端部
の底部上面と用紙案内手段の誘導面の下流側端部との間
の鉛直方向の距離が可変制御されるので、用紙の紙厚等
に係わらず安定して用紙をビンに分配収納させることが
できる。したがって、搬送路でのジャムの発生率を抑え
ることができ、用紙を無駄にしたり、動作を中断したり
することが軽減され、1ビンあたりの収納能力を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成システムの全体構成図
【図2】同画像形成システムにおけるソータの拡大図
【図3】同画像形成システムにおけるビン案内用搬送装
置とインデクサの部分拡大図
【図4】図3のI−I線断面図
【図5】同画像形成システムにおける整合機構の平面図
【図6】同画像形成システムの孔版印刷装置に備えられ
た操作パネルを示す図
【図7】(a),(b) 同画像形成システムの用紙種
類設定時における表示画面の一例を示す図
【図8】同画像形成システムの電気的構成を示すブロッ
ク図
【図9】同画像形成システムによるビンに対するインデ
クサの相対位置の設定方法を示す流れ図
【図10】(a),(b),(c) 同画像形成システ
ムによる用紙の紙厚に応じたインデクサの相対位置を示
す図
【図11】同画像形成システムにおいて操作パネルに代
えて用紙種類を設定するため給紙機構の構成図
【図12】異常時における用紙の収納状態を示す図
【図13】(a),(b),(c) 同画像形成システ
ムによる用紙の紙厚と1ビン当たりに収納された枚数と
の組み合わせに応じたインデクサの相対位置を示す図
【符号の説明】
1…孔版印刷装置、2…ソータ、76…ビン列、78…
ビン、78a…底部、80…導入用搬送機構、92…ビ
ン案内用搬送機構、102…ソータ通過搬送機構、11
6…インデクサ、120…誘導部材、125…インデク
サ昇降機構、116…操作パネル、116c…上面、1
58a…用紙種類設定キー、158b,158c,15
8d…用紙種類キー、159…用紙種類設定モードキ
ー、170…制御手段、176…制御装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に配置された複数のビンと、 前記複数のビンに沿って鉛直方向に設けられ、画像形成
    手段から排出された用紙を鉛直下方に搬送する搬送手段
    と、 上部に誘導面を有し、前記搬送手段の用紙搬送路に沿っ
    て鉛直方向に昇降駆動可能に設けられ、前記搬送手段で
    搬送される用紙を該搬送手段から前記誘導面に導いて前
    記複数のビンのいずれかに搬入させる用紙案内手段と、 前記搬送手段及び前記用紙案内手段を、前記画像形成手
    段から排出される用紙に応じて駆動制御する制御手段
    と、 前記画像形成手段に用いられる用紙の厚さ情報を前記制
    御手段に入力する用紙情報入力手段とを備え、 前記制御手段は、前記用紙案内手段を昇降駆動して用紙
    を前記複数の各ビンに入れるとき、前記用紙情報入力手
    段からの出力に応じて、収納しようとするビンの上流側
    端部の底部上面と前記用紙案内手段の前記誘導面の下流
    側端部との間の鉛直方向の距離を可変制御することを特
    徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 鉛直方向に配置された複数のビンと、 前記複数のビンに沿って鉛直方向に設けられ、画像形成
    手段から排出された用紙を鉛直下方に搬送する搬送手段
    と、 上部に誘導面を有し、前記搬送手段の用紙搬送路に沿っ
    て鉛直方向に昇降駆動可能に設けられ、前記搬送手段で
    搬送される用紙を該搬送手段から前記誘導面に導いて前
    記複数のビンのいずれかに搬入させる用紙案内手段と、 前記搬送手段及び前記用紙案内手段を、前記画像形成手
    段から排出される用紙に応じて駆動制御する制御手段
    と、 前記画像形成手段に用いられる用紙の密度情報を前記制
    御手段に入力する用紙情報入力手段とを備え、 前記制御手段は、前記用紙案内手段を昇降駆動して用紙
    を前記複数の各ビンに入れるとき、前記用紙情報入力手
    段からの出力に応じて、収納しようとするビンの上流側
    端部の底部上面と前記用紙案内手段の前記誘導面の下流
    側端部との間の鉛直方向の距離を可変制御することを特
    徴とする画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記用紙情報入力手段は、前記画像形成
    手段に供給される用紙の給紙圧の可変に伴ってオン・オ
    フする信号を用紙の厚さ情報として前記制御手段に入力
    する請求項1記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記用紙情報入力手段は、用紙の厚さに
    対応して操作されるキー信号を用紙の厚さ情報として前
    記制御手段に入力する請求項1記載の画像形成システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記用紙情報入力手段は、用紙の密度に
    対応して操作されるキー信号を用紙の密度情報として前
    記制御手段に入力する請求項2記載の画像形成システ
    ム。
  6. 【請求項6】 鉛直方向に配置された複数のビンと、 前記複数のビンに沿って鉛直方向に設けられ、画像形成
    手段から排出された用紙を鉛直下方に搬送する搬送手段
    と、 上部に誘導面を有し、前記搬送手段の用紙搬送路に沿っ
    て鉛直方向に昇降駆動可能に設けられ、前記搬送手段で
    搬送される用紙を該搬送手段から前記誘導面に導いて前
    記複数のビンのいずれかに搬入させる用紙案内手段と、 前記搬送手段及び前記用紙案内手段を、前記画像形成手
    段から排出される用紙に応じて駆動制御する制御手段
    と、 前記画像形成手段に用いられる用紙の厚さ情報を前記制
    御手段に入力する用紙厚情報入力手段と、 前記複数のビンの各ビンに搬入される画像形成済みの用
    紙の枚数情報を前記制御手段に入力する用紙枚数情報入
    力手段とを備え、 前記制御手段は、前記用紙案内手段を昇降駆動して用紙
    を前記複数の各ビンに入れるとき、前記用紙厚情報入力
    手段からの出力に応じて、収納しようとするビンの上流
    側端部の底部上面と前記用紙案内手段の前記誘導面の下
    流側端部との間の鉛直方向の距離を可変制御することを
    特徴とする画像形成システム。
  7. 【請求項7】 鉛直方向に配置された複数のビンと、 前記複数のビンに沿って鉛直方向に設けられ、画像形成
    手段から排出された用紙を鉛直下方に搬送する搬送手段
    と、 上部に誘導面を有し、前記搬送手段の用紙搬送路に沿っ
    て鉛直方向に昇降駆動可能に設けられ、前記搬送手段で
    搬送される用紙を該搬送手段から前記誘導面に導いて前
    記複数のビンのいずれかに搬入させる用紙案内手段と、 前記搬送手段及び前記用紙案内手段を、前記画像形成手
    段から排出される用紙に応じて駆動制御する制御手段
    と、 前記画像形成手段に用いられる用紙の厚さ情報を前記制
    御手段に入力する用紙厚情報入力手段と、 前記複数のビンの各ビンに搬入された画像形成済みの用
    紙の枚数情報を前記制御手段に入力する用紙枚数情報入
    力手段とを備え、 前記制御手段は、前記用紙案内手段を昇降駆動して用紙
    を前記複数の各ビンに入れるとき、前記用紙厚情報入力
    手段からの出力に応じて、収納しようとするビンの上流
    側端部の底部上面と前記用紙案内手段の前記誘導面の下
    流側端部との間の鉛直方向の距離を可変制御することを
    特徴とする画像形成システム。
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