JPH09300906A - 非対称プロフィルに非対称トレッドパターンを具えた偏平ラジアルタイヤ - Google Patents

非対称プロフィルに非対称トレッドパターンを具えた偏平ラジアルタイヤ

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JPH09300906A
JPH09300906A JP8144986A JP14498696A JPH09300906A JP H09300906 A JPH09300906 A JP H09300906A JP 8144986 A JP8144986 A JP 8144986A JP 14498696 A JP14498696 A JP 14498696A JP H09300906 A JPH09300906 A JP H09300906A
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    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/0083Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts characterised by the curvature of the tyre tread

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 優れた限界走行性能を維持しながら、コーナ
リングパワーを大きくして常用走行時の走行性能及び一
般的な湿潤路面における旋回性能を向上させたラジアル
タイヤを提供する。 【解決手段】 トレッド外半面7を2等分して外側ショ
ルダー部9と外側メディエイト部10に分けトレッド内
半面8を2等分して内側ショルダー部11と内側メディ
エイト部12に分けて内側ショルダー部の曲率半径R1
が外側ショルダー部Roの60〜90%にされ、外側メ
ディエイト部10及び内側メディエイト部12は縦溝6
と隣り合った縦溝を結ぶ横溝で区画されたブロックの列
を、外側ショルダー部9は一方の端がトレッド端に開口
し、他方の端がショルダー部内で閉じた横溝が設けられ
たリブを具え、トレッド外半面7のボイド比をトレッド
内半面8のボイド比より小さくした非対称プロフィルに
非対称トレッドパターンを具えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏平ラジアルタイ
ヤに関し、詳しくは赤道の左右でトレッドのクラウン曲
率半径とトレッドパターンを異なるらしめて、優れた路
面グリップ性能を維持しながら、コーナリングパワー、
コーナリングフォースを大きくし、ワンダリング性能を
向上させた偏平ラジアルタイヤ、特に偏平率が60%以
下のラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来技術】一般に、高速で走行する乗用車に用いられ
るラジアルタイヤは、偏平率が小さく、トレッドにタイ
ヤ周方向に延びる直状またはジグザグの縦溝とタイヤ周
方向に対し直角または傾斜して延び、隣り合った縦溝を
結ぶ横溝で区画されたブロックが配列したトレッドパタ
ーン、所謂ブロックトレッドパターンが付せられてい
る。これらの偏平ラジアルタイヤの中には、操縦安定性
を向上させるため、自動車に装着する際、サイドの表に
して取り付ける側を予め定めてタイヤの赤道の左と右と
でトレッドパターンデザインを変え、トレッド面を展開
した面積に対する溝の開口部の面積の比を100分率で
表すボイド比が赤道の左と右とで異なったものがあっ
た。それらの殆どは、赤道から自動車に装着するとき表
にされる側のトレッドの接地面の端までのトレッド外半
面のボイド比を比較的小さくして乾燥路面でのグリップ
性能を高め、反対側のトレッド内半面のボイド比をトレ
ッド外半面より大きくして排水性を高めて湿潤路面での
グリップ性能を高めていた。
【0003】トレッド内半面のボイド比を大きくした非
対称トレッドパターンを具えたタイヤは、乾燥路面を横
滑りが生じる限界の状態で急旋回するとき、所謂限界走
行時には、対称トレッドパターンを具えたタイヤより旋
回性能は優れているが、カーブが緩やかな乾燥路面の走
行、所謂常用走行時の性能及び軽く湿潤した路面におけ
る限界走行に至らないときの旋回性能は対称トレッドパ
ターンを具えたタイヤより劣っていた。これは、旋回す
るとき、タイヤに付与されるスリップ角が小さい場合、
トレッドの赤道より内側の(以下、自動車に装着すると
き、表になってサイドの見える側を外側、裏になる側を
内側と言う)ボイド比を大きくしたためにその部分の剛
性が小さくなって、内側部分に横力の反力として発生す
るコーナリングパワーが小さくなることによるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の非対称トレッド
パターンを有するタイヤの優れた限界走行性能を維持し
ながら、コーナリングパワーを大きくして常用走行時の
操縦安定性能及び限界走行に至らない一般的な湿潤路面
における旋回性能が向上した非対称トレッドパターンを
有するタイヤを提供することを目的にしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車に装着
されるとき、トレッドの赤道より内側になる方のクラウ
ン曲率半径を小さくして、回転しているタイヤの接地し
た部分のトレッド表面が摩擦で瞬間的に回転の位相遅れ
を生じ、その後路面を拭うようにして急速に所定位置に
復帰する動き、所謂ワイピングを大きくさせ、それによ
ってコーナリングフォースのイニシャル値を大きくして
湿潤路面における旋回性能を向上させたものである。す
なはち、本発明は、カーカスがタイヤ周方向に対し直角
に多数のコードを配列して両面にゴム引きしたカーカス
プライの少なくとも1層で補強されてなり、カーカスの
クラウン部がタイヤ周方向に延びる複数本の縦溝と該縦
溝を結ぶ多数の横溝で形成されたブロックパターンが設
けられたトレッドゴムで覆われ、サイド部がサイドウォ
ールゴムで覆われ、トレッドゴムとカーカスの間にタイ
ヤ周方向に対し斜めに多数のコードを配列して両面にゴ
ム引きしたベルトプライの少なくとも2層が重合された
ベルトを配置し、自動車に装着するときにサイドの表側
にされる面が定められている偏平ラジアルタイヤにおい
て、正規内圧が充填されて設計荷重が負荷されたとき
の、表にされる側の接地面の端から赤道までのトレッド
外半面が幅を2等分して外側ショルダー部と外側メディ
エイト部に分けられ、接地面の他方の端から赤道までの
トレッド内半面が幅を2等分して内側ショルダー部と内
側メディエイト部に分けられて、内側ショルダー部の曲
率半径が外側ショルダー部の曲率半径の60〜90%に
され、外側メディエイト部及び内側メディエイト部はタ
イヤ周方向に延びる縦溝と隣り合った縦溝を結ぶ多数の
横溝で区画されたブロックの列を具え、外側ショルダー
部は一方の端がトレッド端に開口し、他方の端がショル
ダー部内で閉じた多数の横溝が設けられたリブを具え、
内側ショルダー部は一方の端がトレッド端に開口し、他
方の端が縦溝に開口する多数の横溝で区画されたブロッ
クの列を具え、トレッド内半面及びトレッド外半面のい
ずれもショルダー部のボイド比がメディエイト部のボイ
ド比より小さく、かつトレッド内半面のボイド比がトレ
ッド外半面のボイド比より大きいことを特徴とする非対
称プロフィルに非対称トレッドパターンを具えた偏平ラ
ジアルタイヤである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のラジアルタイヤは、中心
線に対しカーカスは左右対称であるが、プロフィルとト
レッドパターンが非対称であるので、予め自動車に装着
するとき表にする側を定めている。本発明のラジアルタ
イヤの詳細を図面を参照しながら説明する。図1は本発
明のラジアルタイヤの断面を表す断面図であり、図2は
接地面の部分展開図である。図1において、カーカス1
は、タイヤ周方向に対し直角に多数のコードを配列して
両面にゴム引きしたカーカスプライ2の少なくとも1層
で補強されてなり、クラウン部がトレッドゴム3で覆わ
れ、サイド部がサイドウォールゴム4で覆われ、カーカ
ス1とトレッドゴム3の間に、タイヤ周方向に対し15
〜30°の角度で傾斜した多数のコードを配列し、両面
にゴム引きしたベルトプライの少なくとも2層をコード
の傾斜方向が相互に反対向きになるようにして重合され
たベルト5が配置する。トレッドゴム3に、タイヤ周方
向に延びる直状またはジグザグ状の縦溝6と周方向に対
し直角または傾斜して延びる横溝(図示せず)が設けら
れている。JIS、JATMAイヤーブック、TRA等
の公共規格が規定する正規内圧を充填して設計荷重を負
荷したとき、自動車に装着する際に表にされる側の接地
面の端Eo から赤道Cまでのトレッド外半面7が幅を2
等分して外側ショルダー部9と外側メディエイト部10
に分けられ、反対側の接地面の端Ei から赤道Cまでの
トレッド内半面8は幅を2等分して内側ショルダー部1
1と内側メディエイト部12に分けられる。内側ショル
ダー部11の曲率半径Ri は外側ショルダー部9の曲率
半径Ro の60〜90%にされる。図2に示すように、
外側ショルダー部9は一方の端がトレッド端に開口し、
他方の端が外側ショルダー部9内で閉じた横溝13の多
数が所定ピッチで設けられたリブを具える。外側メディ
エイト部10と内側メディエイト部12は隣り合った縦
溝6a 、6b 、6c を結ぶ周方向に対し斜めに延び、所
定ピッチで配置した多数の横溝14で区画されるブロッ
ク16の列を具える。必要に応じて、周方向に隣り合っ
た横溝14を結ぶ補助溝18を設けることができる。内
側ショルダー部11は縦溝6c と一方の端がトレッドの
端に開口し、他方の端が縦溝6c に開口する横溝15で
区画されたブロック17の列を具える。内側ショルダー
部11に配置する横溝15のピッチは外側ショルダー部
9の横溝13と同じであっても、あるいは異なっていて
もよい。接地面を展開した面積に対する溝の開口部の面
積の比を100分率で表すボイド比が下記の関係を満た
すように溝の開口部の幅と本数が決定される。 外側メディエイト部ボイド比>外側ショルダー部ボイド
比 内側メディエイト部ボイド比>内側ショルダー部ボイド
比 トレッド外半面ボイド比<トレッド内半面ボイド比
【0007】内側ショルダー部11の曲率半径Ri を外
側ショルダー部9の曲率半径Ro の60%〜90%にす
ることにより、内側ショルダー部が外側ショルダー部よ
り接地時に形状変形しやすくなってワイビング作用が大
きくなり、横力に対して発生する反力も大きくなってコ
ーナリングパワーが増加し、旋回性能が向上する。ま
た、装着の外側に生じるキャンバスラストが内側のワイ
ピングによる横力で減少されて、轍のある路面を走行す
るとき、ワンダリングしにくくなる。内側ショルダー部
11の曲率半径Ri が外側ショルダー部9の曲率半径R
o の60%より小さい場合は、コニシティが許容範囲よ
り大きくなりすぎ、実用的でなくなり、90%より大き
い場合はワイピングによる横力増加効果が小さい。
【0008】アクァプレーニング性能に対してはメディ
エイト部が関係するので、メディエイト部のボイド比を
大きくし、40〜50%の範囲が好適である。旋回時の
スリップ角が大きい場合、旋回性能に対して外側の横力
の寄与が大きいので、外側ショルダー部のボイド比を外
側メディエイト部のボイド比より小さくすると同時に、
横溝で分断されずに周方向に連続する部分が設けられて
面内曲げ剛性が大きくなり、面内曲げ剛性が大きくなる
ことにより横力の作用によって発生する反力が大きくな
って、最大コーナリングフォースが高くなり、高スリッ
プ角での旋回性能が向上する。旋回時のスリップ角が小
さい場合、旋回性能に対して内側の横力の寄与が大きい
ので、旋回性能を高めるには内側ショルダー部のボイド
比を小さくして面内剛性を大きくするのが好ましいが、
排水性に対しては内側ショルダー部の溝の影響が大きい
ので、ボイド比を大きくすることが好ましく、両者を均
衡させるため内側ショルダー部のボイド比を内側メディ
エイト部のボイド比より小さくする。
【0009】
【実施例】外側ショルダー部及び内側ショルダー部の曲
率半径を表1に示す大きさにして、トレッド外半面、ト
レッド内半面、外側ショルダー部、外側メディエイト
部、内側ショルダー部及び内側メディエイト部のボイド
比を表1に示される大きさにしたタイヤサイズ205/
55R16のラジアルタイヤを試作した。一方、図2に
示すトレッドパターンの赤道より右側の形状を左右対称
にしたトレッドパターンを具えたコンロールタイヤ及び
図2に示すトレッドパターンと溝の配列は同じである
が、横溝の幅の大小関係が異なる類似トレッドパターン
を具えた比較例タイヤを試作した。上記の実施例タイ
ヤ、コントロールタイヤ及び比較例タイヤについて、下
記方法に従ってコーナリングパワー、最大コーナリング
フォース、アクァプレーニング抵抗、乾燥路旋回横力加
速度、湿潤路旋回横力加速度及びワンダリング性の試験
を行い、結果をコントロールタイヤである比較例1を1
00にして指数で表1に示した。値が大きいほど好まし
い。
【0010】コーナリングパワー(CP)及び最大コー
ナリングフォース(CFmax ):フラットベルト型タイ
ヤコーナリング試験機を用い、タイヤを転動させた状態
で、スリップ角を0度から13度まで漸増させながら横
力を測定し、スリップ角が1度のときの横力をコーナリ
ングパワー(CP)とし、スリップ角を0度から13度
まで漸増させる過程で、最大になった横力を最大コーナ
リングフォース(CFmax )として表した。 アクァプレーニング抵抗:試作タイヤを装着した自動車
を時速80kmで水深5mmの水溜まりがある道路に進入
し、さらに加速してアクァプレーニング現象が発生した
ときの速度を測定し、アクァプレーニング発生速度をア
クァプレーニング抵抗とした。 乾燥路旋回横力加速度:試作タイヤを自動車に装着し
て、曲率半径40mの乾燥円回路を加速しながら走行
し、旋回走行することができる最高速度のとき発生する
横方向の加速度を測定した。 湿潤路旋回横力加速度:試作タイヤを自動車に装着し
て、曲率半径40mの湿潤円回路を加速しながら走行
し、旋回走行することができる最高速度のとき発生する
横方向の加速度を測定した。 ワンダリング性:試作タイヤを自動車に装着して轍のあ
る直進路を走行し、ふらつきをフィーリングによる評点
を用いて評価した。
【0011】
【表1】
【0012】実施例タイヤは、左右対称プロフィルに対
称トレッドパターンを具えた比較例1よりアクァプレー
ニング性能が若干劣るが、コーナーリングパワー、最大
コーナリングフォース、乾燥路旋回性能、ワンダリング
性能が優れており、対称プロフィルに非対称トレッドパ
ターンを具えた比較例2よりコーナーリングパワー、最
大コーナリングフォース、乾燥路旋回性能、ワンダリン
グ性能が優れ、他の特性は同等であり、プロフィルを非
対称にすることにより乾燥路旋回性能及びワンダリング
性能が、他の特性を低下することなく、改良されること
が認められる。しかし、内側ショルダー部の曲率半径を
外側ショルダー部の曲率半径より大きくした比較例3は
全ての特性が比較例1より劣る。対称プロフィルにトレ
ッド外半面ボイド比とトレッド内半面ボイド比が同じで
ある非対称トレッドパターンを具えた比較例4及び5は
コーナリングパワーとワンダリング性能が比較例1より
劣る。比較例タイヤはいずれも、本発明が改良しょうと
した性能が、コントロールタイヤより低下した。
【0013】
【発明の効果】自動車に装着する際に表にされる側の接
地面の端から赤道までのトレッド外半面が幅を2等分し
て外側ショルダー部と外側メディエイト部に分け、接地
面の他方の端から赤道からまでのトレッド内半面が幅を
2等分して内側ショルダー部と内側メディエイト部に分
けて、内側ショルダー部の曲率半径を外側ショルダー部
の60〜90%にし、メディエイト部ボイド比>ショル
ダー部ボイド比、トレッド外半面ボイド比<トレッド内
半面ボイド比の関係を満たすことにより、ワイピングが
横力の反力を大きくして限界走行性能を維持しながら、
コーナリングパワーを大きくし、常用走行時の性能及び
一般的な湿潤路面における旋回性能並びにワンダリング
性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のラジアルタイヤの断面図
【図2】 本発明のラジアルタイヤの接地面の部分展開
【符号の説明】
1 カーカス 3 トレッドゴム 6 縦溝 6a 隣り合った縦溝 6b 隣り合った縦溝 6c 隣り合った縦溝 7 トレッド外半面 8 トレッド内半面 9 外側ショルダー部 10 外側メディエイト部 11 内側ショルダー部 12 内側メディエイト部 13 横溝 14 横溝 15 横溝 16 ブロック 17 ブロック Eo 表にされる側の接地面の端 Ei 反対側の接地面の端 C 赤道 Ro 外側ショルダー部の曲率半径 Ri 内側ショルダー部の曲率半径

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーカスがタイヤ周方向に対し直角に多
    数のコードを配列して両面にゴム引きしたカーカスプラ
    イの少なくとも1層で補強されてなり、カーカスのクラ
    ウン部がタイヤ周方向に延びる複数本の縦溝と該縦溝を
    結ぶ多数の横溝で形成されたブロックパターンが設けら
    れたトレッドゴムで覆われ、サイド部がサイドウォール
    ゴムで覆われ、トレッドゴムとカーカスの間にタイヤ周
    方向に対し斜めに多数のコードを配列して両面にゴム引
    きしたベルトプライの少なくとも2層が重合されたベル
    トを配置し、自動車に装着するときにサイドの表側にさ
    れる面が定められている偏平ラジアルタイヤにおいて、
    正規内圧が充填されて設計荷重が負荷されたときの、表
    にされる側の接地面の端から赤道までのトレッド外半面
    が幅を2等分して外側ショルダー部と外側メディエイト
    部に分けられ、接地面の他方の端から赤道までのトレッ
    ド内半面が幅を2等分して内側ショルダー部と内側メデ
    ィエイト部に分けられて、内側ショルダー部の曲率半径
    が外側ショルダー部の曲率半径の60〜90%にされ、
    外側メディエイト部及び内側メディエイト部はタイヤ周
    方向に延びる縦溝と隣り合った縦溝を結ぶ多数の横溝で
    区画されたブロックの列を具え、外側ショルダー部は一
    方の端がトレッド端に開口し、他方の端がショルダー部
    内で閉じた多数の横溝が設けられたリブを具え、内側シ
    ョルダー部は一方の端がトレッド端に開口し、他方の端
    が縦溝に開口する多数の横溝で区画されたブロックの列
    を具え、トレッド内半面及びトレッド外半面のいずれも
    ショルダー部のボイド比がメディエイト部のボイド比よ
    り小さく、かつトレッド内半面のボイド比がトレッド外
    半面のボイド比より大きいことを特徴とする非対称プロ
    フィルに非対称トレッドパターンを具えた偏平ラジアル
    タイヤ。
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