JPH09299198A - ウエストバッグ兼用ベビーホルダー - Google Patents

ウエストバッグ兼用ベビーホルダー

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JPH09299198A
JPH09299198A JP8120588A JP12058896A JPH09299198A JP H09299198 A JPH09299198 A JP H09299198A JP 8120588 A JP8120588 A JP 8120588A JP 12058896 A JP12058896 A JP 12058896A JP H09299198 A JPH09299198 A JP H09299198A
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band
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Junichi Higuchi
順一 樋口
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/02Baby-carriers; Carry-cots
    • A47D13/025Baby-carriers; Carry-cots for carrying children in seated position

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 幼児を体力や能力に合わせて適切な形態で抱
っこすることができるベビーホルダーを提供する。 【解決手段】 バッグ本体10を脇腹付近の横寄りの位
置に配置してウエストベルト20を腰回りに装着すると
ともに、ループ状の吊りバンド60をバッグ使用者の一
方の肩上から他方の脇の下を通過させるように斜掛けす
る第1の状態と、吊りバンド60の短帯部材68に補助
バンド100を連結しておき、バッグ本体10を腹部中
央の正面位置に配置してウエストベルト20を腰回りに
装着して、吊りバンド60の長帯部材69及び補助バン
ド100をバッグ使用者の両肩上を通過させて背面位置
で交差させ、かつ長帯部材69及び補助バンド100の
他端側をウエストベルト20の左右両側位置に連結する
第2の状態とを実現し得るよう構成されてなるウエスト
バッグ兼用ベビーホルダー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、腰回り装着タイ
プの小物入れとしての他、幼児を抱っこする際の補助具
としても使用できるウエストバッグ兼用ベビーホルダー
に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエストバッグ兼用ベビーホルダーは、
多機能で実用性に富む上、ファッション的にも優れてい
るため、近年、子持ちの若い女性をターゲットとする商
品として注目されている。
【0003】この種のベビーホルダーの一般的なもの
は、図13及び図14に示すように、両端に腰回り装着
用のウエストベルト(2)が接続されたウエストバッグ
本体(1)を具備し、そのバッグ本体(1)に、ループ
状の吊りバンド(3)の下端が連結されている。
【0004】そしてこのホルダーを用いて幼児(B)を
抱っこする場合、親等のバッグ使用者(M)は、バッグ
本体(1)が正面中央位置から横寄りの脇腹付近に配置
されるよう、ウエストベルト(2)を腰回りに装着する
とともに、吊りバンド(3)を一方の肩から他方の脇の
下を通すように斜掛けし、その状態で、バッグ本体
(1)上に、幼児(B)を対面状に座らせるとともに、
吊りバンド(3)を幼児(B)の外側に沿わせるように
配置するものである。
【0005】一方、このベビーホルダーを単に小物入れ
として使用する場合には、吊りバンド(3)をバッグ本
体(1)内に収納した状態で腰回りに装着することとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のウエストバッグ兼用ベビーホルダーは、バッグ本体
(1)を正面中央位置に対し横寄りの位置に配置するも
のであるため、当然のことながらバッグ本体(1)上の
幼児(B)を脇腹付近の横寄りの位置で抱っこすること
になる。このように幼児(B)を正面中央位置で抱っこ
できないので、例えば腰が十分に座っていない生後間も
ない幼児(B)を抱っこするような場合、親等は不安感
を覚え、安心して使用できないという問題が発生する。
【0007】一方の市販の抱っこ帯においては、幼児
(B)を正面中央位置で抱っこするように構成したもの
がある。このような抱っこ帯は、上記のベビーホルダー
とは異質のものであり、例えば小物入れ等として使用す
ることはできない。更にこのような抱っこ帯は、幼児
(B)の動きを過度に束縛することになるので、ある程
度の体力や能力を備えるまで成長した幼児(B)を抱っ
こするのには適しておらず、そのような幼児(B)に対
して使用するのは好ましくないという問題がある。
【0008】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、幼児を正面位置でも、横寄りの位置でも抱っこする
ことができ、幼児を体力や能力等に合わせて適切な形態
で抱っこすることができるウエストバッグ兼用ベビーホ
ルダーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、吊りバンド付きウエストバッグと、帯
状の補助バンドとの組み合わせからなり、前記吊りバン
ド付きウエストバッグが、幼児の臀部を支承可能なウエ
ストバッグ本体と、そのウエストバッグ本体の両端に連
結された腰回り装着用のウエストベルトと、一端側がそ
れぞれ前記ウエストバッグ本体に連結されるとともに、
他端側が互いに着脱自在な長帯部材及び短帯部材からな
る吊りバンドとを具備するウエストバッグ兼用ベビーホ
ルダーであって、前記吊りバンドをその長帯部材及び短
帯部材の他端側同士を互いに連結してループ状に形成
し、前記ウエストベルトを親等のバッグ使用者の腰回り
に装着するとともに、前記吊りバンドをバッグ使用者の
一方の肩上から他方の脇の下を通過させるように斜掛け
する第1の状態と、前記補助バンドの一端側を前記短帯
部材の他端側に着脱自在に連結し、前記ウエストベルト
をバッグ使用者の腰回りに装着して、前記長帯部材及び
前記補助バンドをバッグ使用者の両肩上を通過させて背
面位置で交差させ、かつ長帯部材及び補助バンドの各他
端側を前記ウエストベルトの左右両側位置にそれぞれ着
脱自在に連結する第2の状態とを実現し得るよう構成さ
れてなるものを要旨とする。
【0010】本発明においては、幼児を抱っこする場
合、上記第1の状態で、幼児をバッグ本体上に座らせて
抱っこする横寄り抱っこの形態と、上記第2の状態で、
幼児をバッグ本体上に座らせて抱っこする正面抱っこの
形態との2つの形態の中から適当な形態を選択すること
ができる。このため例えば、生後間もない幼児を抱っこ
する場合には、正面位置で抱っこすることにより、不安
感なく安心して抱っこできる一方、ある程度成長した幼
児を抱っこする場合には、幼児を過度に束縛せずに、横
寄り位置で抱っこすることができる。
【0011】一方、本発明においては、前記ウエストベ
ルトの左右両側位置に連結部材収納部が設けられ、その
収納部内に、前記吊りバンド及び長帯部材の各他端側を
それぞれ連結するための連結部材が収納/取出し自在に
取り付けられてなる構成を採用するのが好ましい。
【0012】すなわちこの構成を採用した場合には、連
結部材を不使用時には収納部に収納しておくことによ
り、良好な美観を確保できる上、連結部材が、直接、身
体等に触れて不快感を与えるというような不具合を確実
に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1ないし図6はこの発明の実施
形態であるウエストバッグ兼用ベビーホルダーを示す図
である。これらの図に示すようにこのベビーホルダー
は、吊りバンド付きウエストバッグ(WB)と、補助バ
ンド(100)との組み合わせからなるものである。
【0014】吊りバンド付きウエストバッグ(WB)
は、ウエストバッグ本体(10)と、ウエストバッグ本
体(10)の両端に連結されたウエストベルト(20)
と、ウエストバッグ本体(10)に連結された吊りバン
ド(60)とを備えている。
【0015】ウエストバッグ本体(10)は、横長方形
の背面カバー(11)と、その上下両端に連結された上
面カバー(12)及び下面カバー(13)と、前面及び
両側面を構成する前面カバー(14)とからなり、全体
として前面側が前方に膨出した水平断面略D字状のもの
に形成されている。
【0016】上面カバー(12)は、クッション性を向
上させるべく上下一対のシート材(12a)(12a)
の間にウレタン等からなる圧縮変形自在なクッション材
(12b)を介在させたものが採用されている。
【0017】また前面カバー(14)にはファスナー付
きの開閉口(15)が設けられている。この開閉口(1
5)は、前面カバー(14)の上端中央部よりやや下方
位置から両側面の下部後端にかけて、アーチ状に形成さ
れている。そして図4の想像線に示すように、ファスナ
ーを開くと、バッグ本体(10)の前面ほぼ全域を、下
面カバー(13)と共に、その下面カバー(13)の後
端を中心に下方に回転させることができ、上記開閉口
(15)を大きく開放することが可能となっている。こ
れによりバッグ本体(10)に対し、小物類の出し入れ
操作や、吊りバンド(60)及び補助バンド(100)
の出し入れ操作を容易に行えるよう構成している。
【0018】更に開閉口(15)をバッグ本体(10)
前面の上端中央部よりやや下方位置に形成することによ
って、上面カバー(12)の前周縁部に沿ってスカート
部(16)が形成されている。
【0019】バッグ本体(10)の前面カバー(14)
の前面には、上面にファスナー付きの開閉口(17a)
を有する小物入れ用のポケット(17)が設けられてい
る。なおこのポケット(17)は、バッグ本体(10)
の開閉口(15)より下の領域部分において、前面カバ
ー(14)のほぼ全域を覆うような大きいものに形成し
ても良い。この場合、ポケット(17)の開閉口(17
a)は、バッグ本体(10)の開閉口(15)に対しほ
ぼ並行するような形に形成されることになる。
【0020】図4ないし図7に示すように、バッグ本体
(10)の内部には、支承部材(40)が収納される。
この支承部材(40)は、例えばインジェクション成形
等により容易に製造することができる発泡ポリスチレン
等の硬質合成樹脂等からなり、上面カバー(12)に倣
う形状の座板部(41)と、その座板部一端から下方に
延びるように設けられ、背面カバー(11)に倣う形状
の腰当て部(42)とを一体的に有する断面略倒L字状
のものにより構成されている。
【0021】更に支承部材(40)の腰当て部(42)
における上部中央には、吊りバンド挿通孔(45)が形
成されるとともに、下部両側には、固定用ベルト挿通孔
(46)(46)がそれぞれ形成されている。
【0022】この構成の支承部材(40)が、その座板
部(41)がバッグ本体(10)の上面カバー(12)
に臨むように、上記スカート部(16)内に嵌め込まれ
るともに、腰当て部(42)が背面カバー(11)に臨
むようにして、バッグ本体(10)内に収納されてい
る。
【0023】更にこの収納状態において、バッグ本体
(10)の背面カバー(11)に縫着された固定ベルト
(50)の両側部が支承部材(40)の固定ベルト挿通
孔(46)(46)に挿通され、そのベルト(50)の
両端部が対応面に設けられた面ファスナー(51)で着
脱自在に固定されることによって、支承部材(40)が
バッグ本体(10)に固定されている。なお固定ベルト
(50)は、少なくとも1つあれば足りるが、もとより
2つ以上設けるようにしても良い。
【0024】図4及び図5に示すように、バッグ本体
(10)の内部には、上記支承部材(40)の前面側全
域を覆うようにして内部カバー(70)が配置される。
この内部カバー(70)は、上端縁がバッグ本体(1
0)の上面カバー(12)の前縁部に沿って縫着される
とともに、下端縁に沿ってゴム(71)が縫着されてお
り、そのゴム(71)を支承部材(40)の腰当て部
(42)の背面側下縁に沿って引っ掛けることによって
バッグ本体(10)内に取り付けられている。
【0025】また内部カバー(70)には、上記支承部
材(40)の吊りバンド挿通孔(45)に対応して、吊
りバンド挿通孔(75)が形成されている。
【0026】なお内部カバー(70)に、例えばその前
面側のほぼ全域に上方に開放するバンド収納ポケットを
形成し、そのポケット内に、未使用時の吊りバンド(6
0)や補助バンド(100)を収納できるように構成し
ても良い。
【0027】ウエストベルト(20)は、長さ調整自在
に構成されており、ベルト連結及び分離を図るための連
結具(30)を有している。
【0028】また図7に示すように、ウエストベルト
(20)におけるバッグ本体(10)との連結部近傍
は、左右両側共に、ウエストベルト(20)を構成する
帯状部材が2重に重ね合わされる態様に形成されてお
り、重ね合わされた帯状部材間に、連結部材収納部(2
1)(21)がそれぞれ形成されている。
【0029】各連結部材収納部(21)(21)の内部
には、連結部材取付具(22)(22)がそれぞれ固定
されている。更に各取付具(22)(22)の上部に
は、雄連結部材(23)(23)の基端側が枢着されて
おり、雄連結部材(23)(23)を回転操作すること
により、図8実線(破線)に示すように雄連結部材(2
3)(23)を連結部材収納部(21)(21)内に収
納できるとともに、必要に応じて図8想像線に示すよう
に、雄連結部材(23)(23)を連結部材収納部(2
1)(21)から上向き状態に引き出せるよう構成され
ている。
【0030】図1ないし図6に示すように吊りバンド
(60)は、帯状部材からなり、両端に互いに着脱自在
な雄連結部材(64)及び雌連結部材(65)が取り付
けられ、両連結部材(64)(65)を互いに連結する
ことにより、ループ状に形成されるよう構成されてい
る。
【0031】この吊りバンド(60)は、それに縫着さ
れた当て布(67)から雄連結部材(64)までの短帯
部材(68)と、当て布(67)から雌連結部材(6
5)までの長帯部材(69)とに区分けされており、短
帯部材(68)と長帯部材(69)との間に、架け渡す
ようにして、補助ベルト(66)が設けられている。
【0032】また当て布(67)には、バッグ本体(1
0)との連結を図るために連結帯(61)の一端が連結
されている。この連結帯(61)は、図4及び図6等に
示すように、2本の帯状部材(61a)(61b)によ
り構成されており、その一方側の帯状部材(61a)が
内部カバー(70)の吊りバンド挿通孔(75)に挿通
されて、バッグ本体(10)の上面カバー(12)に縫
着されるとともに、他方側の帯状部材(61b)が内部
カバー(70)の吊りバンド挿通孔(75)及び支承部
材(45)の吊りバンド挿通孔(45)に挿通されて、
バッグ本体(10)の背面カバー(11)に縫着され、
こうして吊りバンド(60)がバッグ本体(10)に連
結されている。
【0033】なお長帯部材(69)端部の雌連結部材
(65)は、短帯部材(68)端部の雄連結部材(6
4)の他に、上記ウエストベルト(20)に設けれた雄
連結部材(23)に対しても着脱できるよう構成されて
いる。
【0034】図1及び図3に示すように補助バンド(1
00)は、吊りバンド(60)の雄連結部材(64)及
びウエストベルト(20)の雄連結部材(23)のいず
れに対しても、着脱自在な雌連結部材(101)が取り
付けられている。
【0035】本実施形態のウエストバッグ兼用ベビーホ
ルダーは、以上のように構成されており、幼児を、以下
に説明するような2つの形態で抱っこすることができ
る。
【0036】1つ目の形態としては、図1、図9ないし
図11に示すように、バッグ本体(10)を腹部中央の
正面位置に配置させるようにして、ウエストベルト(2
0)を腰回りに装着する。続いてウエストベルト(2
0)の両側部に設けられた雄連結部材(23)(23)
をそれぞれ図8想像線に示すように上向き状態に引き出
しておき、吊りバンド(60)の右側に対応する長帯部
材(69)を親等のバッグ使用者(M)の右肩上から左
脇腹にかけて配置し、長帯部材(69)端部の雌連結部
材(65)を、ウエストベルト(20)の左側の雄連結
部材(23)に連結する。更に吊りバンド(60)の左
側に対応する短帯部材(68)の雄連結部材(64)
に、補助バンド(100)一端の雌連結部材(101)
を連結するとともに、その補助バンド(100)を、上
記長帯部材(69)に対し背面部でX状に交差せるよう
にバッグ使用者(M)の左肩上から右脇腹にかけて配置
し、補助バンド(100)他端の雌連結部材(101)
を、ウエストベルト(20)の右側の雄連結部材(2
3)に連結する。
【0037】そしてこの状態(第2の状態)において、
バッグ本体(10)上に幼児(B)を対面状に座らせる
とともに、吊りバンド(60)の長帯部材(69)及び
補助バンド(100)を幼児(B)の外側に沿わせるよ
うに配置するものである。
【0038】この正面抱っこの形態においては、幼児
(B)をバッグ使用者(B)の正面中央位置に配置でき
るので、生後間もない幼児(B)であっても、不安感な
く安心して抱っこすることができる。更にこの正面抱っ
この形態においては、幼児(B)の荷重を両肩で均等に
分散して支えることができるので、負担が軽減され、長
時間抱っこすることが可能となる。
【0039】一方、2つ目の形態で抱っこする場合、補
助バンド(100)は使用しないので、補助バンド(1
00)をバッグ本体(10)内に収納する等して、しま
っておく。更にウエストベルト(20)両側の雄連結部
材(23)(23)をそれぞれ雄連結部材収納部(2
1)(21)内に収納するとともに、吊りバンド(6
0)をその雄連結部材(64)及び雌連結部材(65)
を互いに連結してループ状に形成しておく。この状態
で、図2及び図12に示すようにバッグ本体(10)を
正面位置から横寄りの脇腹付近に配置させるようにし
て、ウエストベルト(20)を腰回りに装着し、更に吊
りバンド(60)を一方の肩から他方の脇の下を通すよ
うに斜掛けする。
【0040】そしてその状態(第1の状態)で、上記従
来と同様に、バッグ本体(10)上に、幼児(B)を対
面状に座らせるとともに、吊りバンド(60)を幼児
(B)の外側に沿わせるように配置するものである。
【0041】この横寄り抱っこの形態においては、幼児
(B)を過度に束縛するものではないので、ある程度の
体力や能力を備えるまで成長した幼児(B)を、不具合
なく抱っこすることができる。
【0042】またウエストベルト(20)に設けられる
雄連結部材(23)(23)は、それぞれ収納部(2
1)(21)内に収納されているため、良好な美観を確
保できる上、連結部材(23)(23)が、直接、身体
等に触れて不快感を与えるような不具合を確実に防止す
ることができる。
【0043】なお言うまでもなく、本実施形態において
は、ウエストベルト(20)、吊りバンド(60)の長
帯部材(69)、補助バンド(100)はそれぞれ長さ
調整自在に構成しており、それらの長さを適当に調整す
ることにより、使用者(M)に正確に装着することがで
きる。
【0044】一方、本実施形態のベビーホルダーを、単
にウエストバッグとして使用する際には、吊りバンド
(60)及び補助バンド(100)をバッグ本体(1
0)内に収納しておき、その状態でバッグ本体(10)
を腰部に沿わせるように配置して、ウエストベルト(2
0)を腰回りに装着することになる。また上記従来と同
様で、この状態のまま、幼児(B)をバッグ本体(1
0)上に座らせて抱っこすることも可能である。
【0045】なお、本発明において、上記各連結部材
(23)(64)(65)(101)等は、上記のもの
だけに限られず、それぞれ所定位置に着脱できるもので
あればどのような構成のものを採用しても良い。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明のウエストバッグ
兼用ベビーホルダーによれば、吊りバンドをその長帯部
材及び短帯部材の他端側を互いに連結してループ状に形
成し、バッグ本体を脇腹付近の横寄りの位置に配置させ
るようにウエストベルトを装着するとともに、吊りバン
ドをバッグ使用者の一方の肩上から他方の脇の下を通過
させるように斜掛けし、その状態で幼児をバッグ本体上
に座らせて抱っこする横寄り抱っこの形態と、補助バン
ドの一端側を短帯部材の他端側に連結し、バッグ本体を
腹部中央の正面位置に配置させるようにウエストベルト
を装着するとともに、長帯部材及び補助バンドを両肩上
を通過させて背面位置で交差させ、かつ長帯部材及び補
助バンドの他端側をウエストベルトの左右両側位置にそ
れぞれ連結し、その状態で幼児をバッグ本体上に座らせ
て抱っこする正面抱っこの形態との2つの形態の中から
適当な形態を選択することができる。このため例えば、
生後間もない幼児を抱っこする場合には、正面位置で抱
っこすることにより、不安感なく安心して抱っこできる
一方、ある程度成長した幼児を抱っこする場合には、幼
児を過度に束縛せずに、横寄り位置で抱っこすることが
でき、幼児の体力や能力等に合わせて適切な形態で抱っ
こすることができるという効果がある。
【0047】本発明において、ウエストベルトの左右両
側位置に設けられた連結部材収納部に、吊りバンド及び
長帯部材の各他端側を連結するための連結部材が収納/
取出し自在に取り付けられてなる構成を採用する場合に
は、連結部材を不使用時には収納部に収納しておくこと
により、良好な美観を得ることができる上、連結部材
が、直接、身体等に触れて不快感を与えるような不具合
を確実に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるウエストバッグ兼用
ベビーホルダーを正面抱っこ可能状態で示す斜視図であ
る。
【図2】実施形態のベビーホルダーを横寄り抱っこ可能
状態で示す斜視図である。
【図3】実施形態のベビーホルダーの補助バンドを示す
斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】実施形態のベビーホルダーにおけるバッグ本体
を開口させた状態で示す斜視図である。
【図6】実施形態のバッグ本体を開口させて支承部材を
取り出した状態で示す斜視図である。
【図7】実施形態のバッグ本体に収納された支承部材を
示す斜視図である。
【図8】実施形態のベビーホルダーにおけるウエストベ
ルトの雄連結部材周辺を示す斜視図である。
【図9】実施形態のベビーホルダーにおける正面抱っこ
状態での装着例を示す斜視図である。
【図10】実施形態のベビーホルダーにおける正面抱っ
こ状態での装着例を示す正面図である。
【図11】実施形態のベビーホルダーにおける正面抱っ
こ状態での装着例を示す背面図である。
【図12】実施形態のベビーホルダーにおける横寄り抱
っこ状態での装着例を示す斜視図である。
【図13】従来のウエストバッグ兼用ベビーホルダーの
装着例を示す正面図である。
【図14】従来のベビーホルダーの装着例を示す側面図
である。
【符号の説明】 10…ウエストバッグ本体 20…ウエストベルト 21…連結部材収納部 23…雄連結部材 60…吊りバンド 68…短帯部材 69…長帯部材 100…補助バンド B…幼児 M…バッグ使用者 WB…吊りバンド付きウエストバッグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊りバンド付きウエストバッグと、帯状
    の補助バンドとの組み合わせからなり、 前記吊りバンド付きウエストバッグが、幼児の臀部を支
    承可能なウエストバッグ本体と、そのウエストバッグ本
    体の両端に連結された腰回り装着用のウエストベルト
    と、一端側がそれぞれ前記ウエストバッグ本体に連結さ
    れるとともに、他端側が互いに着脱自在な長帯部材及び
    短帯部材からなる吊りバンドとを具備するウエストバッ
    グ兼用ベビーホルダーであって、 前記吊りバンドをその長帯部材及び短帯部材の他端側同
    士を互いに連結してループ状に形成し、前記ウエストベ
    ルトを親等のバッグ使用者の腰回りに装着するととも
    に、前記吊りバンドをバッグ使用者の一方の肩上から他
    方の脇の下を通過させるように斜掛けする第1の状態
    と、 前記補助バンドの一端側を前記短帯部材の他端側に着脱
    自在に連結し、前記ウエストベルトをバッグ使用者の腰
    回りに装着して、前記長帯部材及び前記補助バンドをバ
    ッグ使用者の両肩上を通過させて背面位置で交差させ、
    かつ長帯部材及び補助バンドの各他端側を前記ウエスト
    ベルトの左右両側位置にそれぞれ着脱自在に連結する第
    2の状態とを実現し得るよう構成されてなることを特徴
    とするウエストバッグ兼用ベビーホルダー。
  2. 【請求項2】 前記ウエストベルトの左右両側位置に、
    連結部材収納部が設けられ、その収納部に、前記吊りバ
    ンド及び長帯部材の各他端側をそれぞれ連結するための
    連結部材が収納/取出し自在に取り付けられてなる請求
    項1記載のウエストバッグ兼用ベビーホルダー。
JP12058896A 1996-05-15 1996-05-15 ウエストバッグ兼用ベビーホルダー Expired - Fee Related JP3725610B2 (ja)

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