JPH09298083A - 内燃機関用スパークプラグ - Google Patents
内燃機関用スパークプラグInfo
- Publication number
- JPH09298083A JPH09298083A JP8130549A JP13054996A JPH09298083A JP H09298083 A JPH09298083 A JP H09298083A JP 8130549 A JP8130549 A JP 8130549A JP 13054996 A JP13054996 A JP 13054996A JP H09298083 A JPH09298083 A JP H09298083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- spark
- spark plug
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/20—Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation
- H01T13/39—Selection of materials for electrodes
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造により、中心電極および又は接地
電極の火花放電に伴う火花消耗を抑制し、スパークプラ
グの耐久性を向上させようとするものである。 【解決手段】 絶縁体(2)に固持される中心電極
(7)等を、Irに対して少なくともPtを1〜20w
t%混合する溶解合金から形成するものとすることで、
この中心電極中においてIr及びPtは均一に分布して
合金化されるものとなるので、混合気への着火に伴って
上記電極が800℃以上の高温度域となっても、この電
極において発生するIrO3の揮発が均一にしかも緩や
かに行われるものとなるので、電極での火花消耗を確実
に抑制できる結果、スパークプラグ(1)の耐久性をも
向上させることができるものとなる。
電極の火花放電に伴う火花消耗を抑制し、スパークプラ
グの耐久性を向上させようとするものである。 【解決手段】 絶縁体(2)に固持される中心電極
(7)等を、Irに対して少なくともPtを1〜20w
t%混合する溶解合金から形成するものとすることで、
この中心電極中においてIr及びPtは均一に分布して
合金化されるものとなるので、混合気への着火に伴って
上記電極が800℃以上の高温度域となっても、この電
極において発生するIrO3の揮発が均一にしかも緩や
かに行われるものとなるので、電極での火花消耗を確実
に抑制できる結果、スパークプラグ(1)の耐久性をも
向上させることができるものとなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関に装着
するスパークプラグを構成する電極に関する。
するスパークプラグを構成する電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に装着するスパークプラ
グを構成する電極は、内燃機関の燃焼室内での混合気へ
の火花放電に伴う電極の消耗を抑制し、その耐久性を向
上させるために、この電極をPt−15〜30wt%I
rの合金から形成するもの(特公平2−58756号)
が実用化されており、また更なる火花放電に伴う中心電
極の消耗を抑制しつつ耐久性をも向上させることを目的
として、電極をIr或はIrに対してY2 O3 を添加し
てなる焼結合金から形成するものも多数提案され、また
実用化されている。
グを構成する電極は、内燃機関の燃焼室内での混合気へ
の火花放電に伴う電極の消耗を抑制し、その耐久性を向
上させるために、この電極をPt−15〜30wt%I
rの合金から形成するもの(特公平2−58756号)
が実用化されており、また更なる火花放電に伴う中心電
極の消耗を抑制しつつ耐久性をも向上させることを目的
として、電極をIr或はIrに対してY2 O3 を添加し
てなる焼結合金から形成するものも多数提案され、また
実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電極を、特公平2−58756号のようにPt−1
5〜30wt%Irの合金から形成するものの他、電極
をIr或はIrに対してY2O3を添加してなる合金から
形成してなるものの場合、通常の内燃機関での使用にお
いては、例えば絶縁体に固持される中心電極の先端部の
中軸温度は約800℃であり、この中軸温度域において
は中心電極を形成する合金材には耐火花消耗性に優れた
Irが多く存在するため火花放電に伴う中心電極の消耗
は抑制されるものとなるが、近年の内燃機関における高
出力化に伴って、内燃機関の燃焼室内での混合気の燃焼
に伴って発生する熱が増大するので、この燃焼室内に先
端を露出する前記中心電極の中軸温度は著しく上昇し、
その温度も約850℃以上の高温度となると、この中心
電極の火花放電に伴って中心電極において形成されるI
rO3の揮発性が、同様にして形成されるPtO2の揮発
性に比べて著しく高いため、上記中心電極の中軸温度が
850℃以上の高温度域の時には、IrO3の揮発がP
t或はPt−20wt%Irよりも優位となり、中心電
極の耐火花消耗性が却って低下しまうこととなって、そ
の耐久性をも同時に低下させてしまう恐れがある。
来の電極を、特公平2−58756号のようにPt−1
5〜30wt%Irの合金から形成するものの他、電極
をIr或はIrに対してY2O3を添加してなる合金から
形成してなるものの場合、通常の内燃機関での使用にお
いては、例えば絶縁体に固持される中心電極の先端部の
中軸温度は約800℃であり、この中軸温度域において
は中心電極を形成する合金材には耐火花消耗性に優れた
Irが多く存在するため火花放電に伴う中心電極の消耗
は抑制されるものとなるが、近年の内燃機関における高
出力化に伴って、内燃機関の燃焼室内での混合気の燃焼
に伴って発生する熱が増大するので、この燃焼室内に先
端を露出する前記中心電極の中軸温度は著しく上昇し、
その温度も約850℃以上の高温度となると、この中心
電極の火花放電に伴って中心電極において形成されるI
rO3の揮発性が、同様にして形成されるPtO2の揮発
性に比べて著しく高いため、上記中心電極の中軸温度が
850℃以上の高温度域の時には、IrO3の揮発がP
t或はPt−20wt%Irよりも優位となり、中心電
極の耐火花消耗性が却って低下しまうこととなって、そ
の耐久性をも同時に低下させてしまう恐れがある。
【0004】そのため、Ir或はIr−Ptの粉末を混
合焼結して中心電極の放電電極として利用するもの(特
開昭61−88479号、特開昭63−257193号
等)が提案されているが、焼結して形成される中心電極
の放電電極においては、図4に示すように、IrとPt
が均一に分布して合金化されておらず、Irのみの部
分、或はPtのみの部分が放電電極中に偏在するものと
なるから、前述したごとく中心電極の中軸温度が850
℃以上の高温度域となった場合には、上記電極において
火花放電に伴って形成されるIrO3の揮発が、Pt或
はPt合金等において同様にして形成されるPtO2の
揮発性に比べて優位となる結果、電極においては火花消
耗が不均一に発生しポーラスなPtのみが残されること
となり、電極等に要求される耐久性を十分に確保するこ
とができないという問題点がある。
合焼結して中心電極の放電電極として利用するもの(特
開昭61−88479号、特開昭63−257193号
等)が提案されているが、焼結して形成される中心電極
の放電電極においては、図4に示すように、IrとPt
が均一に分布して合金化されておらず、Irのみの部
分、或はPtのみの部分が放電電極中に偏在するものと
なるから、前述したごとく中心電極の中軸温度が850
℃以上の高温度域となった場合には、上記電極において
火花放電に伴って形成されるIrO3の揮発が、Pt或
はPt合金等において同様にして形成されるPtO2の
揮発性に比べて優位となる結果、電極においては火花消
耗が不均一に発生しポーラスなPtのみが残されること
となり、電極等に要求される耐久性を十分に確保するこ
とができないという問題点がある。
【0005】そこで、この発明は上記従来のものの持つ
問題点を改善するものであり、簡単な構造により、電極
での火花放電に伴う耐火花消耗性を向上させて、内燃機
関用スパークプラグとしての耐久性を十分に向上させよ
うとするものである。
問題点を改善するものであり、簡単な構造により、電極
での火花放電に伴う耐火花消耗性を向上させて、内燃機
関用スパークプラグとしての耐久性を十分に向上させよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、内燃機関用
スパークプラグを構成する中心電極および又は接地電極
を、Irに対して少なくともPtを1〜20wt%含有
する溶解合金により形成してなるものである。
スパークプラグを構成する中心電極および又は接地電極
を、Irに対して少なくともPtを1〜20wt%含有
する溶解合金により形成してなるものである。
【0007】更に、内燃機関用スパークプラグを構成す
る中心電極および又は接地電極の先端面において、Ir
に対して少なくともPtを1〜20wt%含有する溶解
合金により形成してなる放電チップを接合してなるもの
とし、また上記内燃機関用スパークプラグを構成する電
極、又は電極の先端面に接合される放電チップを、Ir
に対して、Ptの代わりに、少なくともRhを1〜20
wt%含有する溶解合金により形成してなるものであ
る。
る中心電極および又は接地電極の先端面において、Ir
に対して少なくともPtを1〜20wt%含有する溶解
合金により形成してなる放電チップを接合してなるもの
とし、また上記内燃機関用スパークプラグを構成する電
極、又は電極の先端面に接合される放電チップを、Ir
に対して、Ptの代わりに、少なくともRhを1〜20
wt%含有する溶解合金により形成してなるものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明を実施するにあたって、
内燃機関用スパークプラグを構成する電極又は電極の先
端面に接合される放電チップを、Irに対して少なくと
もPtを1〜20wt%含有する溶解合金により形成す
るものとすることで、この溶解合金によって形成される
電極又は放電チップ中では、IrとPtの焼結合金と違
いIrとPtとが偏在することなく均一に分布して合金
化されるため、内燃機関の燃焼室内での混合気への火花
放電に伴って発生するIr原子の酸化及びその酸化物の
高温度域での揮発による火花消耗も、従来のものと比べ
て均一に火花消耗となり、Ir部分のみ優先して揮発し
てしまう不均一な火花消耗が抑制されるものとなるの
で、スパークプラグとしての耐久性をも向上させること
ができる。
内燃機関用スパークプラグを構成する電極又は電極の先
端面に接合される放電チップを、Irに対して少なくと
もPtを1〜20wt%含有する溶解合金により形成す
るものとすることで、この溶解合金によって形成される
電極又は放電チップ中では、IrとPtの焼結合金と違
いIrとPtとが偏在することなく均一に分布して合金
化されるため、内燃機関の燃焼室内での混合気への火花
放電に伴って発生するIr原子の酸化及びその酸化物の
高温度域での揮発による火花消耗も、従来のものと比べ
て均一に火花消耗となり、Ir部分のみ優先して揮発し
てしまう不均一な火花消耗が抑制されるものとなるの
で、スパークプラグとしての耐久性をも向上させること
ができる。
【0009】また、上記電極又は放電チップのようにI
rに対して少なくともPtを1〜20wt%含有する溶
解合金において、Ptの代わりに、Rhを使用しても、
同様に火花放電による中心電極及び放電チップの不均一
な火花消耗を抑制して、スパークプラグの耐久性を向上
させることができるものである。
rに対して少なくともPtを1〜20wt%含有する溶
解合金において、Ptの代わりに、Rhを使用しても、
同様に火花放電による中心電極及び放電チップの不均一
な火花消耗を抑制して、スパークプラグの耐久性を向上
させることができるものである。
【0010】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。(1)は、この発明の実施例である内燃機関用スパ
ークプラグであり、この内燃機関用スパークプラグ
(1)は、その軸孔(3)内において端子電極(4)と
共に抵抗体(6)を挟持しつつ加熱、封着する導電性の
ガラスシール材(5)により鍔付の中心電極(7)を突
出して固持する絶縁体(2)と、上記絶縁体(2)を内
部に保持すると共に、上記絶縁体(2)に固持される中
心電極(7)とその環状端面(9)に突設される接地電
極(10)との間で火花間隙(11)を形成してなる主
体金具(8)から構成されるものである。
る。(1)は、この発明の実施例である内燃機関用スパ
ークプラグであり、この内燃機関用スパークプラグ
(1)は、その軸孔(3)内において端子電極(4)と
共に抵抗体(6)を挟持しつつ加熱、封着する導電性の
ガラスシール材(5)により鍔付の中心電極(7)を突
出して固持する絶縁体(2)と、上記絶縁体(2)を内
部に保持すると共に、上記絶縁体(2)に固持される中
心電極(7)とその環状端面(9)に突設される接地電
極(10)との間で火花間隙(11)を形成してなる主
体金具(8)から構成されるものである。
【0011】そして、この発明の第1実施例である内燃
機関用スパークプラグ(1)においては、この内燃機関
用スパークプラグ(1)を構成する絶縁体(2)の軸孔
(3)内において固持される中心電極(7)を、Irに
対して少なくともPtを1〜20wt%含有する溶解合
金により形成してなるものである。
機関用スパークプラグ(1)においては、この内燃機関
用スパークプラグ(1)を構成する絶縁体(2)の軸孔
(3)内において固持される中心電極(7)を、Irに
対して少なくともPtを1〜20wt%含有する溶解合
金により形成してなるものである。
【0012】この発明の第1実施例である内燃機関用ス
パークプラグ(1)を構成する絶縁体(2)の軸孔
(3)内に中心電極(7)は以上の構成を具えるので、
内燃機関用スパークプラグ(1)を構成する絶縁体
(2)の軸孔(3)内に固持される中心電極(7)が、
Irに対して少なくともPtを1〜20wt%含有する
溶解合金により形成されるものであるので、この溶解合
金によって形成される中心電極(7)では、IrとPt
とが偏在することなく均一に分布した上で合金化される
ものとなり、内燃機関の燃焼室内で混合気への火花放電
に伴って発生する中心電極(7)を形成するIr原子の
酸化及びその酸化物の高温度域での揮発による火花消耗
も、従来のものと比べて均一な火花消耗となり、Ir原
子のみ優先して揮発する不均一な火花消耗が抑制される
ものとなるので、スパークプラグ(1)としての耐久性
をも向上させることができる。なお、上記中心電極
(7)を形成してなる上記Ir−Pt溶解合金を接地電
極(10)において使用することができることはいうま
でもない。尚、中心電極(7)は未焼成の絶縁体(2)
内に挿設し、絶縁体(2)と同時焼成により固持するこ
とができる。
パークプラグ(1)を構成する絶縁体(2)の軸孔
(3)内に中心電極(7)は以上の構成を具えるので、
内燃機関用スパークプラグ(1)を構成する絶縁体
(2)の軸孔(3)内に固持される中心電極(7)が、
Irに対して少なくともPtを1〜20wt%含有する
溶解合金により形成されるものであるので、この溶解合
金によって形成される中心電極(7)では、IrとPt
とが偏在することなく均一に分布した上で合金化される
ものとなり、内燃機関の燃焼室内で混合気への火花放電
に伴って発生する中心電極(7)を形成するIr原子の
酸化及びその酸化物の高温度域での揮発による火花消耗
も、従来のものと比べて均一な火花消耗となり、Ir原
子のみ優先して揮発する不均一な火花消耗が抑制される
ものとなるので、スパークプラグ(1)としての耐久性
をも向上させることができる。なお、上記中心電極
(7)を形成してなる上記Ir−Pt溶解合金を接地電
極(10)において使用することができることはいうま
でもない。尚、中心電極(7)は未焼成の絶縁体(2)
内に挿設し、絶縁体(2)と同時焼成により固持するこ
とができる。
【0013】更に、図2において示すものは、この発明
の第2実施例である内燃機関用スパークプラグ(1’)
であり、この発明の第2実施例である内燃機関用スパー
クプラグ(1’)では、内燃機関用スパークプラグ
(1’)を構成する絶縁体(2)の軸孔(3)内におい
て固持される外皮がNi合金からなり内部にCu,Cu
合金等を封入した複合電極材からなる中心電極(17)
の径小に形成した先端面(17a)において、Irに対
して少なくともPtを1〜20wt%含有する溶解合金
により形成してなる放電チップ(12)を接合してなる
ものである。
の第2実施例である内燃機関用スパークプラグ(1’)
であり、この発明の第2実施例である内燃機関用スパー
クプラグ(1’)では、内燃機関用スパークプラグ
(1’)を構成する絶縁体(2)の軸孔(3)内におい
て固持される外皮がNi合金からなり内部にCu,Cu
合金等を封入した複合電極材からなる中心電極(17)
の径小に形成した先端面(17a)において、Irに対
して少なくともPtを1〜20wt%含有する溶解合金
により形成してなる放電チップ(12)を接合してなる
ものである。
【0014】この発明の第2実施例である内燃機関用ス
パークプラグ(1)において、その絶縁体(2)の軸孔
(3)内に固持される中心電極(17)の先端面(17
a)にIrに対して少なくともPtを1〜20wt%含
有する溶解合金により形成してなる放電チップ(12)
を具えるものであるので、上述したこの発明の第1実施
例と同様に、Ni合金からなる接地電極(20)と絶縁
体(2)に固持される中心電極(17)の先端の放電チ
ップ(12)との間で形成される火花間隙(11)にお
いて混合気への着火を行った場合、この放電チップ(1
2)を、Irに対して少なくともPtが1〜20wt%
含有される溶解合金からなるものとしているため、混合
気への火花放電に伴って発生する放電チップ(12)を
形成するIr原子の酸化及びその酸化物の高温度域での
揮発による火花消耗も、従来のものと比べて均一な火花
消耗となる、すなわちIrの酸化物であるIrO3のみ
が優先して揮発する不均一な火花消耗が抑制されるもの
となり、スパークプラグ(1’)としての耐久性をも向
上させることができる。
パークプラグ(1)において、その絶縁体(2)の軸孔
(3)内に固持される中心電極(17)の先端面(17
a)にIrに対して少なくともPtを1〜20wt%含
有する溶解合金により形成してなる放電チップ(12)
を具えるものであるので、上述したこの発明の第1実施
例と同様に、Ni合金からなる接地電極(20)と絶縁
体(2)に固持される中心電極(17)の先端の放電チ
ップ(12)との間で形成される火花間隙(11)にお
いて混合気への着火を行った場合、この放電チップ(1
2)を、Irに対して少なくともPtが1〜20wt%
含有される溶解合金からなるものとしているため、混合
気への火花放電に伴って発生する放電チップ(12)を
形成するIr原子の酸化及びその酸化物の高温度域での
揮発による火花消耗も、従来のものと比べて均一な火花
消耗となる、すなわちIrの酸化物であるIrO3のみ
が優先して揮発する不均一な火花消耗が抑制されるもの
となり、スパークプラグ(1’)としての耐久性をも向
上させることができる。
【0015】また、上記この発明の第1実施例及び第2
実施例である内燃機関用スパークプラグ(1)の中心電
極(7)或は中心電極(17)の先端面(17a)に接
合される放電チップ(12)において、Ptの代わり
に、Rhを使用しても、中心電極(7)等と接地電極
(10)とにより形成される火花間隙(11)での火花
放電による中心電極(7)及び中心電極(17)の先端
面(17a)に接合される放電チップ(12)の不均一
な火花消耗を抑制して、スパークプラグの耐久性を向上
させることができるものである。なお、第2実施例にお
いて使用される電極材料、すなわち、上記Ir−Pt溶
解合金を中心電極(17)、放電チップ(12)に対向
する接地電極(20)の先端内面(20a)に放電チッ
プ(13)を用いることができることは第1実施例と同
様であり、中心電極(17)と接地電極(20)の両方
に電極材料として或は放電チップ(12).(13)と
して用いられることも同様である。
実施例である内燃機関用スパークプラグ(1)の中心電
極(7)或は中心電極(17)の先端面(17a)に接
合される放電チップ(12)において、Ptの代わり
に、Rhを使用しても、中心電極(7)等と接地電極
(10)とにより形成される火花間隙(11)での火花
放電による中心電極(7)及び中心電極(17)の先端
面(17a)に接合される放電チップ(12)の不均一
な火花消耗を抑制して、スパークプラグの耐久性を向上
させることができるものである。なお、第2実施例にお
いて使用される電極材料、すなわち、上記Ir−Pt溶
解合金を中心電極(17)、放電チップ(12)に対向
する接地電極(20)の先端内面(20a)に放電チッ
プ(13)を用いることができることは第1実施例と同
様であり、中心電極(17)と接地電極(20)の両方
に電極材料として或は放電チップ(12).(13)と
して用いられることも同様である。
【0016】そこで、この発明の効果を確認するため
に、中心電極(17)の放電チップ(12)の直径を
0.7mmφとした第2実施例における内燃機関用スパ
ークプラグ(1’)について、中軸温度を800℃又は
900℃に設定して、2000ccエンジンに装着して
5000rpm×全開耐久試験(400時間、走行距離
約6万キロに相当)での、Ptの混合量(wt%)に対
する火花ギャップ消耗量(mm)を測定したところ、図
3に示すようにIrに対するPtの混合量を1〜30w
t%(特に顕著な効果としては1〜20wt%の範囲)
で火花ギャップの消耗量が抑制されることが判明し、こ
の発明の効果が明らかに確認された。
に、中心電極(17)の放電チップ(12)の直径を
0.7mmφとした第2実施例における内燃機関用スパ
ークプラグ(1’)について、中軸温度を800℃又は
900℃に設定して、2000ccエンジンに装着して
5000rpm×全開耐久試験(400時間、走行距離
約6万キロに相当)での、Ptの混合量(wt%)に対
する火花ギャップ消耗量(mm)を測定したところ、図
3に示すようにIrに対するPtの混合量を1〜30w
t%(特に顕著な効果としては1〜20wt%の範囲)
で火花ギャップの消耗量が抑制されることが判明し、こ
の発明の効果が明らかに確認された。
【0017】なお、この発明の各実施例において、内燃
機関用スパークプラグを構成する絶縁体に固持される中
心電極或は中心電極の先端面に接合される放電チップ
を、Irに対して少なくともPtを1〜20wt%含有
する溶解合金により形成するものとしたのは、Ptの混
合量(wt%)が20(wt%)以上となると、中心電
極或は放電チップでの火花消耗の抑制効果において製造
コストの面等も考慮するとそれほど大幅な向上が望まれ
ないため、Ptの混合量(wt%)を20wt%を上限
としているものである。
機関用スパークプラグを構成する絶縁体に固持される中
心電極或は中心電極の先端面に接合される放電チップ
を、Irに対して少なくともPtを1〜20wt%含有
する溶解合金により形成するものとしたのは、Ptの混
合量(wt%)が20(wt%)以上となると、中心電
極或は放電チップでの火花消耗の抑制効果において製造
コストの面等も考慮するとそれほど大幅な向上が望まれ
ないため、Ptの混合量(wt%)を20wt%を上限
としているものである。
【0018】
【発明の効果】以上のとおり、電極又は電極の先端面に
接合する放電チップを、Irに対して少なくともPt或
はRhを1〜20wt%含有する溶解合金により形成す
るものとすることで、混合気への火花放電に伴って発生
するそれらの火花消耗が均一にしかも緩やかに起こるの
で、中心電極等の火花消耗を確実に抑制して混合気への
着火を確実なものとすることができると共に、この火花
消耗の抑制によるスパークプラグ自体の耐久性を著しく
向上させることができる優れた効果を有するものであ
る。
接合する放電チップを、Irに対して少なくともPt或
はRhを1〜20wt%含有する溶解合金により形成す
るものとすることで、混合気への火花放電に伴って発生
するそれらの火花消耗が均一にしかも緩やかに起こるの
で、中心電極等の火花消耗を確実に抑制して混合気への
着火を確実なものとすることができると共に、この火花
消耗の抑制によるスパークプラグ自体の耐久性を著しく
向上させることができる優れた効果を有するものであ
る。
【図1】この発明の第1実施例である内燃機関用スパー
クプラグの部分断面図である。
クプラグの部分断面図である。
【図2】この発明の第2実施例である内燃機関用スパー
クプラグの要部拡大断面図である。
クプラグの要部拡大断面図である。
【図3】この発明の中軸温度を800℃又は900℃と
した場合の全開耐久試験(400時間、走行距離約5万
キロに相当)での、Ptの混合量(wt%)に対する火
花ギャップ消耗量(mm)を測定した結果である。
した場合の全開耐久試験(400時間、走行距離約5万
キロに相当)での、Ptの混合量(wt%)に対する火
花ギャップ消耗量(mm)を測定した結果である。
【図4】従来のPt−Ir粉末の焼結合金における電極
消耗のメカニズムを示すものである。
消耗のメカニズムを示すものである。
1 内燃機関用スパークプラグ 1’(第2実施例の)内燃機関用スパークプラグ 2 絶縁体 3 軸孔 4 端子電極 5 ガラスシール材 6 抵抗体 7,17 中心電極 8 主体金具 9 環状端面 10,20 接地電極 11 火花ギャップ 12 (中心電極の)放電チップ 13 (接地電極の)放電チップ 17a (中心電極の)先端面 20a (接地電極の)先端内面
Claims (3)
- 【請求項1】 スパークプラグを構成する中心電極およ
び又は接地電極を、Irに対して少なくともPtを1〜
20wt%含有する溶解合金により形成してなる内燃機
関用スパークプラグ。 - 【請求項2】 スパークプラグを構成する中心電極およ
び又は接地電極の先端面において、Irに対して少なく
ともPtを1〜20wt%含有する溶解合金により形成
してなる放電チップを接合してなる内燃機関用スパーク
プラグ。 - 【請求項3】 スパークプラグを構成する電極、又は電
極の先端面に接合される放電チップを、Irに対して少
なくともRhを1〜20wt%含有する溶解合金により
形成してなる内燃機関用スパークプラグ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8130549A JPH09298083A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 内燃機関用スパークプラグ |
KR1019970016133A KR100307264B1 (ko) | 1996-04-30 | 1997-04-29 | 내연기관용스파크플러그 |
US08/848,681 US5869921A (en) | 1996-04-30 | 1997-04-29 | Spark plug for internal combustion engine having platinum and iridium alloyed emissive tips |
CN97111000A CN1047032C (zh) | 1996-04-30 | 1997-04-29 | 内燃机用火花塞 |
EP97107181A EP0805534B1 (en) | 1996-04-30 | 1997-04-30 | Spark plug for internal combustion engine |
DE69702424T DE69702424T2 (de) | 1996-04-30 | 1997-04-30 | Zündkerze für Verbrennungsmotor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8130549A JPH09298083A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 内燃機関用スパークプラグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09298083A true JPH09298083A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15036943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8130549A Withdrawn JPH09298083A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 内燃機関用スパークプラグ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5869921A (ja) |
EP (1) | EP0805534B1 (ja) |
JP (1) | JPH09298083A (ja) |
KR (1) | KR100307264B1 (ja) |
CN (1) | CN1047032C (ja) |
DE (1) | DE69702424T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013216349A1 (de) | 2012-08-20 | 2014-02-20 | Denso Corporation | Zündkerze für eine brennkraftmaschine |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6078129A (en) * | 1997-04-16 | 2000-06-20 | Denso Corporation | Spark plug having iridium containing noble metal chip attached via a molten bond |
US6191525B1 (en) * | 1997-08-27 | 2001-02-20 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
JP4089012B2 (ja) * | 1997-09-24 | 2008-05-21 | 株式会社デンソー | スパークプラグ |
EP0989646B1 (en) * | 1998-09-22 | 2001-03-21 | NGK Spark Plug Co. Ltd. | Spark Plug and ignition system for use with internal combustion engine |
JP3075528B2 (ja) | 1998-09-22 | 2000-08-14 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ及び内燃機関用点火システム |
US6533629B1 (en) | 1999-07-13 | 2003-03-18 | Alliedsignal Inc. | Spark plug including a wear-resistant electrode tip made from a co-extruded composite material, and method of making same |
JP2001284012A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-12 | Denso Corp | 内燃機関用スパークプラグ及びその製造方法 |
EP1168547B1 (en) | 2000-06-30 | 2004-04-14 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug and method of producing spark plug |
US6614145B2 (en) | 2001-08-21 | 2003-09-02 | Federal-Mogul World Wide, Inc. | Two-piece swaged center electrode assembly |
JP4085262B2 (ja) * | 2003-01-09 | 2008-05-14 | 三菱瓦斯化学株式会社 | レジスト剥離剤 |
US7131191B2 (en) * | 2003-04-15 | 2006-11-07 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method for manufacturing noble metal electric discharge chips for spark plugs |
EP2002520A2 (en) * | 2006-03-24 | 2008-12-17 | Federal-Mogul Corporation | Spark plug |
KR100865336B1 (ko) * | 2007-01-30 | 2008-10-27 | 주식회사 유라테크 | 내연기관용 점화 플러그 및 그 제조 방법 |
WO2012016072A2 (en) | 2010-07-29 | 2012-02-02 | Federal-Mogul Ignition Company | Electrode material for use with a spark plug |
US8471451B2 (en) | 2011-01-05 | 2013-06-25 | Federal-Mogul Ignition Company | Ruthenium-based electrode material for a spark plug |
DE112012000600B4 (de) | 2011-01-27 | 2018-12-13 | Federal-Mogul Ignition Company | Zündkerzenelektrode für eine Zündkerze, Zündkerze und Verfahren zum Herstellen einer Zündkerzenelektrode |
US8760044B2 (en) | 2011-02-22 | 2014-06-24 | Federal-Mogul Ignition Company | Electrode material for a spark plug |
WO2013003325A2 (en) | 2011-06-28 | 2013-01-03 | Federal-Mogul Ignition Company | Electrode material for a spark plug |
US9004969B2 (en) | 2011-10-24 | 2015-04-14 | Federal-Mogul Ignition Company | Spark plug electrode and spark plug manufacturing method |
US10044172B2 (en) | 2012-04-27 | 2018-08-07 | Federal-Mogul Ignition Company | Electrode for spark plug comprising ruthenium-based material |
WO2013177031A1 (en) | 2012-05-22 | 2013-11-28 | Federal-Mogul Ignition Company | Method of making ruthenium-based material for spark plug electrode |
US8979606B2 (en) | 2012-06-26 | 2015-03-17 | Federal-Mogul Ignition Company | Method of manufacturing a ruthenium-based spark plug electrode material into a desired form and a ruthenium-based material for use in a spark plug |
US9041274B2 (en) * | 2013-01-31 | 2015-05-26 | Federal-Mogul Ignition Company | Spark plug having firing pad |
US9130358B2 (en) | 2013-03-13 | 2015-09-08 | Federal-Mogul Ignition Company | Method of manufacturing spark plug electrode material |
JP2023028769A (ja) * | 2021-08-20 | 2023-03-03 | 株式会社デンソー | 点火プラグ |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1850819A (en) * | 1931-03-06 | 1932-03-22 | Wilson H A Co | Alloy |
GB479540A (en) * | 1936-09-30 | 1938-02-08 | Alan Richard Powell | Improvements in electrodes for sparking plugs |
US4122366A (en) * | 1977-01-03 | 1978-10-24 | Stutterheim F Von | Spark plug |
US4324588A (en) * | 1979-08-17 | 1982-04-13 | Engelhard Corporation | Arc erosion resistant composite materials and processes for their manufacture |
US4771209B1 (en) * | 1979-10-22 | 1996-05-14 | Champion Spark Plug Co | Spark igniter having precious metal ground electrode inserts |
JPS5859581A (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-08 | 株式会社デンソー | 点火プラグ |
JPS5947436B2 (ja) * | 1982-01-14 | 1984-11-19 | 株式会社デンソー | 内燃機関用スパ−クプラグ |
JPS6188479A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-06 | 日本特殊陶業株式会社 | スパ−クプラグの外側電極 |
JPS63257193A (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-25 | 日本特殊陶業株式会社 | 点火プラグ |
JPH0258756A (ja) * | 1988-08-25 | 1990-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスク蓋開閉装置 |
JPH03176979A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-07-31 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 内燃機関用スパークプラグ |
JPH05335066A (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-17 | Nippondenso Co Ltd | 内燃機関用スパークプラグ |
JP3344737B2 (ja) * | 1992-09-10 | 2002-11-18 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP8130549A patent/JPH09298083A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-04-29 CN CN97111000A patent/CN1047032C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-29 KR KR1019970016133A patent/KR100307264B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-04-29 US US08/848,681 patent/US5869921A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-30 EP EP97107181A patent/EP0805534B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-30 DE DE69702424T patent/DE69702424T2/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013216349A1 (de) | 2012-08-20 | 2014-02-20 | Denso Corporation | Zündkerze für eine brennkraftmaschine |
US9184570B2 (en) | 2012-08-20 | 2015-11-10 | Denso Corporation | Spark plug for internal combustion engine of motor vehicles |
DE102013216349B4 (de) | 2012-08-20 | 2024-04-11 | Denso Corporation | Zündkerze für eine Brennkraftmaschine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69702424T2 (de) | 2000-11-09 |
CN1047032C (zh) | 1999-12-01 |
DE69702424D1 (de) | 2000-08-10 |
EP0805534B1 (en) | 2000-07-05 |
CN1174430A (zh) | 1998-02-25 |
EP0805534A1 (en) | 1997-11-05 |
US5869921A (en) | 1999-02-09 |
KR100307264B1 (ko) | 2001-11-30 |
KR19980078567A (ko) | 1998-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09298083A (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
EP0866530B1 (en) | Spark plug | |
US6094000A (en) | Spark plug for internal combustion engine | |
JP3902756B2 (ja) | スパークプラグ | |
JP4452178B2 (ja) | イリジウム合金電極を有する点火装置 | |
EP1298768B1 (en) | Spark plug | |
KR20100082356A (ko) | 내연 엔진용 스파크 플러그 및 스파크 플러그 제조 방법 | |
JPH09219274A (ja) | スパークプラグ | |
JP2000243535A (ja) | スパークプラグ | |
EP1517419B1 (en) | Spark plug | |
EP0817342B1 (en) | Spark plug | |
EP0903824B1 (en) | Spark plug | |
JP2002231411A (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
JP2992891B2 (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
JP3268203B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP2002359050A (ja) | スパークプラグ | |
JP2001244042A (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
JP4999980B2 (ja) | プラズマジェット点火プラグ | |
JP2002359052A (ja) | 発火用複合電極材料 | |
JP2002359051A (ja) | スパークプラグ | |
JPH05159855A (ja) | スパークプラグ | |
JPH0350396B2 (ja) | ||
JPH05114457A (ja) | スパークプラグ | |
JPH02207476A (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
JPH1197152A (ja) | スパークプラグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |