JPH09293775A - 静電チャック - Google Patents

静電チャック

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JPH09293775A
JPH09293775A JP13092796A JP13092796A JPH09293775A JP H09293775 A JPH09293775 A JP H09293775A JP 13092796 A JP13092796 A JP 13092796A JP 13092796 A JP13092796 A JP 13092796A JP H09293775 A JPH09293775 A JP H09293775A
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wafer
dielectric
electrostatic chuck
electrode
temperature
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JP13092796A
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Tomohide Shirosaki
友秀 城崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハ温度が変化しても吸着力が一定である
静電チャックを提供することである。 【解決手段】 静電チャック34の誘電体42に平板状
の第1電極板46、第2電極板48及び第3電極板50
を、誘電体表面と各電極との間隔が各々異なるように内
蔵させる。ウエハ温度を変化させるために誘電体42の
温度を変化させ、これによって生じるウエハ吸着力の変
化量をほぼ相殺するように、電極を切り換える。これに
より、複数の工程を有し各工程でウエハ温度が異なるエ
ッチングを、静電チャックからの吸着力を一定にして同
一装置で連続して行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ吸着面を有
する誘電体と、誘電体を介してウエハ吸着面に対向する
電極とを備え、誘電体を介したウエハと電極との静電作
用によりウエハをウエハ吸着面に吸着する静電チャック
に関し、更に詳しくは、ウエハの処理温度、すなわち静
電チャックの誘電体の温度が変化しても、吸着力が一定
であるように改良された静電チャックに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置或いは電子デバイスを製造す
る過程で半導体ウエハ等のワークに微細加工を施すため
に使用される装置、例えばエッチング装置、CVD装
置、スパッタリング装置等では、半導体ウエハ等のワー
クを所定位置に保持する必要がある。そこで、そのよう
な装置には静電作用を利用してワークを保持する静電チ
ャックが多用されている。図6は、エッチング装置に装
着された従来の静電チャックの基本的な構成の一例と、
ウエハを吸着する機能を説明する図である。従来の静電
チャック10は、図6に示すように、上面にウエハ吸着
面11を有する誘電体12と、板状の電極板14と、電
極板14に所定電圧を印加する直流電源装置16とを備
え、更に、吸着したウエハを所定温度に加温し、冷却す
る加温/冷却装置(図示せず)と一体的に形成されてい
る。
【0003】電極板14は、誘電体12のウエハ吸着面
11に平行になるように、誘電体12内に配置され、リ
ード線により直流電源装置16に接続されている。一
方、加温/冷却装置は、誘電体12を介してウエハを加
温し、冷却する加温/冷却体と、ウエハ吸着面11上の
ウエハに光を照射し、反射した蛍光の光度を測定してウ
エハの温度を算出する温度測定部と、誘電体12の温度
を所定温度に制御する温度制御部と、ウエハ18をウエ
ハ吸着面11に吸着する際、ウエハ18とウエハ吸着面
11との接触面に沿ってHeガスを流し、これにより誘
電体12からウエハ18に熱を伝熱させるHeガス供給
部とを備えている。尚、ウエハ18とウエハ吸着面11
との接触面に沿ってHeガスを供給しても、ウエハ吸着
面11にウエハが吸着されているので、ウエハ18の周
囲からHeガスが漏出するようなことはない。
【0004】上述の静電チャック10では、誘電体12
を介して電極板14とウエハ18との間に直流電源装置
16により電圧を印加すると、誘電体12が分極して、
誘電体12のウエハ吸着面11とウエハ18とにそれぞ
れ正、負の電荷が発生し、この間にクーロン力Fcが働
いて、静電吸着する。更に、ウエハ吸着面11とウエハ
18との接触面を通る方向に電流を流すと、ウエハ吸着
面11とウエハ18の裏面との間に大きな電位差が生
じ、これにより双方の面に正、負の電荷が発生し、この
電荷により、ウエハ18をウエハ吸着面11に吸着する
ジョンセン−ラーベック力Fjrが発生する。従って、静
電チャック10の吸着力Fは、 F=Fc+Fjr で表される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体装置
の高集積化及び微細化に伴い高アスペクト比及び高選択
比の要求の下、経済性を求めて高エッチレートでエッチ
ングを行う必要があり、しかも、ウエハはそれぞれ蒸気
圧の異なる多層の積層構造で形成されているので、ウエ
ハをエッチングする際、被エッチング層をエッチングす
るのに適する特定の条件、特に、特定の温度条件になる
ようにウエハを加温し、冷却する必要がある。しかし、
ウエハの温度を制御するために誘電体を介してウエハを
加温し、冷却すると、静電チャックの吸着力が変動し、
ウエハを所定通りに吸着できないと言う問題があった。
更に説明すると、図4に示すように、ウエハ裏面のHe
ガス圧力は、ウエハ温度の低下に伴い低下している。こ
れは、ウエハ温度が低下すると、静電チャックの吸着力
が低下し、その結果、ウエハ裏面とウエハ吸着面との間
からHeガスが流出し、ウエハ裏面のHeガス圧力が低
下すると推測できる。以上の説明では、エッチング装置
に設けられた静電チャックを例にして説明したが、静電
チャックを装着したその他の装置、例えばCVD装置、
スパッタリング装置についても同様であった。
【0006】以上のような事情に照らして、本発明の目
的は、ウエハの処理温度、すなわち誘電体の温度を変化
させても、吸着力が変わらないようにした静電チャック
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、吸
着力が誘電体の温度に因り変動する原因を研究し、以下
の知見を得た。先ず、クーロン力Fcは、(1)式で示
される。 Fc=(S/2)×ε×(V/d)2 S、ε、V及びdは、それぞれ、 S:電極面積 ε:誘電体の誘電率 V:印加電圧 d:誘電体の厚み である。温度が低下すると誘電率εが増大するので、寧
ろ、クーロン力Fcは、誘電体の温度が低下すると、増
大する傾向にある。一方、ジョンセン−ラーベック力F
jrは、誘電体の温度により大きく影響される。図5に示
すように、いずれの誘電体でも、温度が下がると、誘電
体の体積固有抵抗値(電気抵抗値)が指数関数的に大き
くなる。これは、図5に示す温度範囲以下の低温の場合
でも同じである。従って、誘電体の温度が低下すると、
誘電体の電気抵抗値が増大して電流量が減少するため
に、誘電体12とウエハ18との間に印加する電圧が一
定であっても、誘電体のウエハ吸着面とウエハとの間の
電位差が減少し、従って、ジョンセン−ラーベック力F
jrが低下する。ジョンセン−ラーベック力Fjrの低下量
が、クーロン力Fcの増加量より大きいために、誘電体
の温度が低下すると、それに連れて静電チャックの吸着
力Fは低下する。逆に、誘電体の温度が上昇すると、ジ
ョンセン−ラーベック力Fjrは大きくなり、クーロン力
cは低下するが、ジョンセン−ラーベック力Fjrの増
加量が、クーロン力Fcの低下量より大きいために、吸
着力は大きくなる。
【0008】そこで、本発明者は、上述のクーロン力F
cの式から、誘電体の厚みdを調整することによりクー
ロン力Fcを増減させ、それにより誘電体温度によるジ
ョンセン−ラーベック力Fjrの影響を相殺することを着
眼し、本発明を完成するに到った。上記目的を達成する
ために、本発明の第1発明に係る静電チャックは、ウエ
ハ吸着面を有する誘電体と、誘電体を介してウエハ吸着
面に対向する電極とを備え、誘電体を介したウエハと電
極との静電作用によりウエハをウエハ吸着面に吸着する
静電チャックにおいて、電極は、ウエハ吸着面との間隔
がそれぞれ異なるようにウエハ吸着面に対して誘電体を
介在させて配置した少なくとも2個以上の電極で構成さ
れていることを特徴としている。
【0009】本発明に係る静電チャックは、ウエハの加
工に際し、ウエハを吸着、保持する必要のある装置、例
えばエッチング装置、CVD装置、スパッタリング装置
等には全て適用できる。本発明に係る静電チャックで
は、電極を選択して電極とウエハとの間に介在する誘電
体の厚みを変えることにより、クーロン力を増減し、そ
れにより吸着力が一定になるように調整している。ま
た、誘電体の厚みが変わると、誘電体を流れる電流値も
増減し、それによりジョンセン−ラーベック力Fjrが増
減する。本発明の静電チャックでは、誘電体の温度変化
によって生じた静電チャックの吸着力の変化を相殺する
ような最適な電極を選択できるようにした電極切り換え
器を備えることが望ましい。
【0010】また、本発明者は、印加電圧Vを調整する
ことにより、クーロン力Fc及びジョンセン−ラーベッ
ク力Fjrを増減させ、それにより誘電体温度によるジョ
ンセン−ラーベック力Fjrの影響を相殺することに着眼
し、本発明を完成するに到った。上記目的を達成するた
めに、本発明の第2発明に係る静電チャックは、ウエハ
吸着面を有する誘電体と、誘電体を介してウエハ吸着面
に対向する電極とを備え、誘電体を介したウエハと電極
との静電作用によりウエハをウエハ吸着面に吸着する静
電チャックにおいて、電極に印加する直流電圧値を調整
できる可変式直流電源装置を備えることを特徴としてい
る。本発明では、ウエハ、すなわち誘電体温度の変化に
よって生じる吸着力の変化量を相殺するために、誘電体
温度が上昇した場合には、印加する電圧を低くし、誘電
体温度が低下した場合には、印加する電圧を高くする。
【0011】以上のように、第1及び第2発明では、静
電チャックの吸着力をほぼ一定にすることができる。ま
た、誘電体すなわちウエハに流れる電流量が制御されて
いるので、過電流が流れることなく、従って、ウエハの
マイクロデバイスが破損することも防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、実施例を挙げ、添付図面
を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説
明する。実施例1 実施例1は、第1発明に係る静電チャックの実施例であ
る。図1は実施例1の静電チャックを備えたエッチング
装置の断面図である。図1に示されるエッチング装置3
0は、プロセスチャンバ32と、ウエハを加温、冷却す
る加温/冷却装置を備えた静電チャック34と、下部電
極板44備えた高周波電源装置36とから構成される。
プロセスチャンバ32には、ガス供給配管38とガス排
気配管40とが形成されている。
【0013】静電チャック34は、厚さの厚い円板状の
誘電体42と、誘電体42にそれぞれ内蔵された平板状
の第1電極板46、第2電極板48及び第3電極板50
と、チャンバ32の外側下部に位置する直流電源装置5
2と、静電チャック12と同じ構造の加温/冷却装置
(図示せず)とから構成される。第1電極板46、第2
電極板48及び第3電極板50は、何れも誘電体42の
表面に平行に備えられ、表面との距離は、それぞれ
1、d2及びd3である。各電極板46、48及び50
にはリード線が接続され、各リード線の端子54A、5
4B及び54Cは、直流電源装置52との切換スイッチ
54の端子として構成されている。高周波電源装置36
の端部は下部電極板44に接続配線されている。静電チ
ャック34には、静電チャック12と同様、アルコール
等の冷媒により誘電体42、従ってウエハの温度を所定
温度に制御する加温/冷却装置が形成されている。
【0014】複数のエッチング工程を行う際、ウエハ5
6を誘電体42の表面に設置し、次いで、以下に説明す
る第1エッチング工程を行う。まず、チャンバ32内を
真空引きし、次いで、ウエハが所定温度になるように制
御する。更に、ガス供給管38から所定の組成のガスを
導入し、高周波電源装置36により所定電圧を下部電極
板44に印加してウエハ56とチャンバ32との間をプ
ラズマ雰囲気39にし、プラズマエッチングを行う。エ
ッチングを行う際、静電チャック34が所定の吸着力を
発生させるように、切換スイッチ54を最適の端子、例
えば端子54Aに倒して接続し、ウエハを吸着して固定
する。その後、ガス排気管40からチャンバ内のガスを
真空引きにより吸引して第1エッチング工程を終了す
る。
【0015】引き続き、第2エッチング工程を行う。ま
ず、誘電体42の温度が所定温度になるように制御し、
次いで、エッチングに使用する所定の組成のガスをガス
供給管38から導入し、第1エッチング工程と同様にし
てプラズマエッチングを行う。この際、静電チャック3
4の吸着力を一定にするために、切り換えスイッチ54
の端子を最適の端子、例えば端子54Bに切り換える。
同様に、必要に応じて、第3以下のエッチング工程を実
施する。
【0016】実施例1では、誘電体温度に応じて最適な
電極を選択することにより、静電チャックの吸着力をほ
ぼ一定にして、各工程でウエハ温度が異なる複数のエッ
チング工程を同一装置で連続して行うことができる。ま
た、最適な電極を選択することにより、電流量が制御さ
れるので、ウエハに過電流が流れることなく、従って、
ウエハのマイクロデバイスが破損されることも防止でき
る。
【0017】実施例2 実施例2は、第2発明に係る静電チャックの実施例であ
る。図2は実施例2の静電チャックを備えたエッチング
装置の断面図である。図2に示されるエッチング装置6
0は、静電チャック62の直流電源装置64の電圧が可
変であること、誘電体68の材質がアルミナであるこ
と、及び、従来のように1枚の板からなる電極板66を
誘電体68に内蔵しており、リード線により直流電源装
置64に接続されていること以外は実施例1の静電チャ
ック30と同じ構成である。よって、図2では、図1と
同じ部位には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0018】実施例2でエッチング加工するウエハ70
は3層以上の多層膜構造であり、実施例2ではエッチン
グを3工程で行う。図3は、各エッチング工程における
電極板66の電圧及びウエハ温度を、時系列を追って示
した図である。まず、実施例1と同様にして第1エッチ
ング工程を行い、第一層を加工する。その際、印加電圧
は、図3に示すように、吸着力が所定値になるように、
ウエハ70の温度に応じてV1=1000Vに設定す
る。引き続き、第2層のエッチングを行う第2エッチン
グ工程を実施する。まず、ウエハ70が所定温度になる
よう誘電体68を制御する。次いで、静電チャック62
の吸着力が第1エッチング工程の吸着力と同じ力になる
ように電極66に印加する電圧V2=800Vに変更す
る。更に、エッチングに使用する所定組成のガスをガス
供給管38から導入し、第1エッチング工程と同様にし
てプラズマエッチングを行う。引き続き、第2エッチン
グ工程と同様にして、第3層のエッチングを行う第3エ
ッチング工程を実施する。ウエハ70が所定温度になる
よう誘電体68を制御する。次いで、静電チャック62
の吸着力が第2エッチング工程の吸着力と同じ力になる
ように電極66に印加する電圧V3=900Vに変更す
る。
【0019】実施例2では、静電チャックの電極に、誘
電体温度に応じて最適な電圧を印加している。これによ
り、吸着力をほぼ一定にして、各工程でウエハ温度が異
なる複数のエッチング工程を同一装置で連続して行うこ
とができる。また、最適な電圧を印加することにより、
電流量が制御されているので、ウエハに過電流が流れる
ことなく、従って、ウエハのマイクロデバイスが破損さ
れることも防止できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の第1発明によれば、ウエハ温度
に応じて静電チャックの最適な電極を選択することによ
り、電極とウエハとの間隔である誘電体の厚みを変え
て、静電チャックの吸着力をほぼ一定にしている。ま
た、本発明の第2発明によれば、ウエハ温度に応じて静
電チャックの電極電圧を変えて、静電チャックの吸着力
を一定にしている。よって、本発明に係る静電チャック
を備えた装置を使用すれば、静電チャックの吸着力を一
定に保持しつつ、各工程でエッチングガス圧の異なる同
一レシピ内で、同じ装置で連続して多層の膜を処理する
ことができる。例えば、本発明に係る静電チャックを備
えたエッチング装置を使用すれば、静電チャックの吸着
力を一定に保持しつつ、複数の工程を有し各工程でウエ
ハ温度が広い範囲で異なるエッチングを同一装置で連続
して行うことができる。更に、電流量が制御されている
ので、ウエハに過電流が流れることがなく、従って、ウ
エハのマイクロデバイスが破損することも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の静電チャックを備えたエッチング装
置の断面図である。
【図2】実施例2の静電チャックを備えたエッチング装
置の断面図である。
【図3】実施例2の各エッチング工程における静電チャ
ックの電極板の電圧及びウエハ温度を示す図である。
【図4】従来の静電チャックに吸着されたウエハの温度
とウエハ界面のHeガス圧との関係を示す一例の図であ
る。
【図5】各組成の誘電体の、単位面積あたりの単位長さ
の電気抵抗値と温度との固有の関係を示す図である。
【図6】ウエハが従来の静電チャックに吸着された一例
の断面図である。
【符号の説明】
10……静電チャック、11……ウエハ吸着面、12…
…誘電体、14……電極板、16……直流電源装置、1
8……ウエハ、20……界面、30……エッチング装
置、32……プロセスチャンバ、34……静電チャッ
ク、36……高周波電源装置、38……ガス供給配管、
39……プラズマ雰囲気、40……ガス排気配管、42
……誘電体、44……下部電極板、46……第1電極
板、48……第2電極板、50……第3電極板、52…
…直流電源装置、54……切換スイッチ(端子)、56
……ウエハ、60……エッチング装置、62……静電チ
ャック、64……直流電源装置、66……電極板、68
……誘電体、70……ウエハ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ吸着面を有する誘電体と、誘電体
    を介してウエハ吸着面に対向する電極とを備え、誘電体
    を介したウエハと電極との静電作用によりウエハをウエ
    ハ吸着面に吸着する静電チャックにおいて、 電極は、ウエハ吸着面との間隔がそれぞれ異なるように
    ウエハ吸着面に対して誘電体を介在させて配置した少な
    くとも2個以上の電極で構成されていることを特徴とす
    る静電チャック。
  2. 【請求項2】 誘電体の温度変化によって生じた静電チ
    ャックの吸着力の変化を相殺するように最適な電極を選
    択できるようにした電極切り換え器を備えることを特徴
    とする請求項1に記載の静電チャック。
  3. 【請求項3】 ウエハ吸着面を有する誘電体と、誘電体
    を介してウエハ吸着面に対向する電極とを備え、誘電体
    を介したウエハと電極との静電作用によりウエハをウエ
    ハ吸着面に吸着する静電チャックにおいて、 電極に印加する直流電圧値を調整できる可変式直流電源
    装置を備えることを特徴とする静電チャック。
JP13092796A 1996-04-26 1996-04-26 静電チャック Withdrawn JPH09293775A (ja)

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