JPH09291983A - シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯車の取付け構造 - Google Patents

シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯車の取付け構造

Info

Publication number
JPH09291983A
JPH09291983A JP10903396A JP10903396A JPH09291983A JP H09291983 A JPH09291983 A JP H09291983A JP 10903396 A JP10903396 A JP 10903396A JP 10903396 A JP10903396 A JP 10903396A JP H09291983 A JPH09291983 A JP H09291983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible external
gear
annular boss
diaphragm
end plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10903396A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Shirasawa
直巳 白澤
Yoshihide Kiyozawa
芳秀 清澤
Hideo Asawa
秀夫 浅輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harmonic Drive Systems Inc
Original Assignee
Harmonic Drive Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harmonic Drive Systems Inc filed Critical Harmonic Drive Systems Inc
Priority to JP10903396A priority Critical patent/JPH09291983A/ja
Publication of JPH09291983A publication Critical patent/JPH09291983A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可
撓性外歯歯車を装置ハウジング等に取り付ける取付け部
分を改良すること。 【解決手段】 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置
1は、第1および第2の端板2、3の間に配置したクロ
スローラベアリング4によってこれらが相対回転可能と
なっている。クロスローラベアリング4の内輪41の内
周面には、剛性内歯歯車が一体形成されている。この内
輪41は第1の端板2の側に直接に締結固定されてい
る。クロスローラベアリングの外輪44はシルクハット
形状の可撓性外歯歯車の環状ボス17を介して第2の端
板3の側に締結固定されている。環状ボス17は装置軸
線1aの方向に向けて両側の端面17a、17bがダイ
ヤフラム16の両側の端面16a、16bよりも突出し
た断面形状をしている。環状ボス17の厚さを厚くでき
るので、その部分の断面係数を大きくして、外径寸法を
小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シルクハット形状
の可撓性外歯歯車を備えた撓み噛み合い式歯車装置にお
いて、シルクハット形の可撓性外歯歯車を装置ハウジン
グ等に取り付ける取付け構造の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】撓み噛み合い式歯車装置としては、その
可撓性外歯歯車がシルクハット形状をしたものが知られ
ている。この形状をした可撓性外歯歯車は、円筒状の胴
部と、その一端側から半径方向の外側に広がっている環
状のダイヤフラムと、このダイヤフラムの外周端に連続
している環状ボスと、胴部の他方の開口端の外周に形成
された外歯から構成されていいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願人は、先に、シル
クハット型撓み噛み合い式歯車装置の小型コンパクトに
構成可能な構造を提案している。特に、その長さ(軸線
方向の寸法)を短くすることの可能な偏平型撓み噛み合
い式歯車装置を提案している。例えば、特願平7−12
0957号の明細書においてこのような装置を提案して
いる。
【0004】本発明の課題は、一般的な形状のシルクハ
ット型撓み噛み合い式歯車装置および上記のような本願
人が提案している形式のシルクハット型撓み噛み合い式
歯車装置において、そのシルクハット形の可撓性外歯歯
車を装置ハウジング等に取り付けるための取付け部分を
改良することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状の剛性内
歯歯車と、この内側に配置された可撓性外歯歯車と、こ
の可撓性外歯歯車を半径方向に撓めて前記剛性内歯歯車
に対して部分的に噛み合わせると共に、当該噛み合わせ
位置を周方向に移動させる波動発生器とを有し、前記可
撓性外歯歯車は、円筒状の胴部と、この胴部の一方の開
口端側の外周面に形成された外歯と、この胴部における
他方の開口端に連続して半径方向の外側に向けて広がっ
ている環状のダイヤフラムと、このダイヤフラムの外周
縁に連続した厚肉の環状ボスを備えたシルクハット形と
なっているシルクハット型撓み噛み合い式歯車装置にお
いて次の構成を採用している。
【0006】すなわち、前記可撓性外歯歯車の環状ボス
は、その両側の環状端面が、当該環状ボスが連続してい
るダイヤフラムの両側の端面よりも、装置軸線の方向に
向けてそれぞれ突出した断面形状となるように設定され
ている。
【0007】また、本発明のシルクハット型撓み噛み合
い式歯車装置は、装置軸線方向の両端に位置する第1の
端板および第2の端板と、これらの端板の間に位置し、
円筒状の胴部、この胴部における前記第1の端板の側の
開口端外周面に形成された外歯、この胴部における前記
第2の端板の側の開口端から半径方向の外側に向けて連
続している環状のダイヤフラムおよびこのダイヤフラム
の外周縁に連続した厚肉の環状ボスを備えたシルクハッ
ト型の可撓性外歯歯車と、前記外歯の外周に配置され内
周面に当該外歯に噛み合い可能な内歯が形成されている
環状の剛性内歯歯車と、前記外歯が形成されている円筒
状胴部の内側に配置されて当該円筒状胴部を半径方向に
撓めて外歯を前記内歯に対して部分的に噛み合わせると
共に当該噛み合わせ位置を円周方向に移動させる波動発
生器と、当該波動発生器に固着されていると共に当該波
動発生器を貫通して延び、一方の側が前記第1の端板に
回転自在に支持され、他方の側が前記第2の端板に回転
自在に支持されている入力軸と、前記可撓性外歯歯車の
円筒状胴部の外周に配置され、外輪が前記環状ボスを介
して前記第2の端板に固着され、内輪が前記剛性内歯歯
車を介して前記第1の端板に固着されているベアリング
とを有している。そして、前記第2の端板および前記ベ
アリングの外輪の間に挟まれて状態でこれらの部材に固
着される前記可撓性外歯歯車の環状ボスは、その両側の
環状端面が、当該環状ボスが連続しているダイヤフラム
の両側の端面よりも、前記第2の端板の側および前記外
輪の側に向けてそれぞれ突出した断面形状となるように
してある。
【0008】従来においては、シルクハット形の可撓性
外歯歯車の環状ボスの形状については特に考慮されてお
らず、ダイヤフラムに対して胴部接続側とは反対側に向
けて突出した断面形状とされている。本発明のように両
側に突出した断面形状を採用すれば、例えば、その外径
寸法を小さくできる等の利点が得られると共に、第2の
端板、ベアリングの外輪への取付けの自由度が増す。
【0009】ここで、環状ボスは、上記のような断面形
状とする代わりに、前記ダイヤフラムに対して、全体と
して軸線方向に向けて一方の側に向けて段差の付いたい
んろう付き断面形状としてもよい。
【0010】または、当該環状ボスの外周部分にのみ段
差のついたいんろう付き断面形状にすることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
【0012】図1には、本発明を適用したシルクハット
型撓み噛み合い式歯車装置の断面構成を示してある。シ
ルクハット型撓み噛み合い式歯車装置1は、装置軸線1
aの方向に一定の間隔を開けて配置した第1の端板2お
よび第2の端板3を備えている。これら第1および第2
の端板2、3の間には、その外周側の部分に、クロスロ
ーラベアリング4が挟まれた状態で配置されている。
【0013】第1および第2の端板2、3の中心を装置
軸線1aの方向に向けて、入力回転軸5が貫通して延び
ている。この入力回転軸5は、第1および第2の端板
2、3の内周面21、31に対して、それぞれ、ボール
ベアリング6、7を介して回転自在の状態で支持されて
いる。
【0014】クロスローラベアリング4の内輪41に
は、剛性内歯歯車が一体形成されている。すなわち、内
輪41の内周面42には剛性内歯歯車の内歯11が形成
されている。この内歯11の内側には、当該内歯11に
噛み合い可能な外歯12が形成されたシルクハット形状
の可撓性外歯歯車13が配置されている。更に、この可
撓性外歯歯車13の内側には、楕円形の輪郭をした波動
発生器14がはめ込まれている。
【0015】シルクハット形状の可撓性外歯歯車13
は、円筒状の胴部15と、この胴部の第2の端板3の側
の開口端から外方に広がっている環状のダイヤフラム1
6と、このダイヤフラム16の外周端に連続している環
状のボス17とを備えている。胴部15の第1の端板2
の側の開口端の外周には外歯12が形成されている。波
動発生器14は、楕円形の剛性カム板18と、この外周
面に嵌め込んだウエーブベアリング19とを備えてい
る。本例では、剛性カム板18が入力回転軸5の外周面
に一体形成されている。
【0016】次に、クロスローラベアリング4の外輪4
4は第2の端板3の側に固着されている。すなわち、外
輪44と第2の端板3の間には、上記のシルクハット形
状の可撓性外歯歯車13の環状ボス17が挟まれてい
る。この状態で、これらの部材に開けたボルト孔8に装
着した締結用ボルト81によって、これら三部材は相互
に締結固定されている。これに対して、クロスローラベ
アリング4の内輪41の側は、締結用ボルト82によっ
て、第1の端板2の側に締結固定されている。なお、締
結用ボルト81、82は、円周方向に向けて一定の間隔
で複数本取付けられる。
【0017】この構成のシルクハット型撓み噛み合い式
歯車装置1では、入力回転軸5の第2の端板3から突出
している突出部分が、モーター出力軸等の回転源に接続
固定される。また、第1の端板2あるいは第2の端板3
が、負荷側に接続固定される。入力回転軸5が高速回転
すると、楕円形状の波動発生器14によって楕円形状に
撓められて円周方向の2か所で内歯11に噛み合ってい
る外歯12の噛み合い部分は円周方向に移動する。外歯
と内歯の歯数は異なっているので、歯数差に応じた相対
回転がこれらの外歯と内歯の間に発生する。この回転
は、入力回転数に比べて大幅に減速されたものとなる。
第2の端板2および第2の端板3のうちの一方が負荷側
に接続され、他方が回転しないように固定されるので、
負荷側に接続された端板の側から減速回転が出力されて
負荷側に伝達される。
【0018】ここで、シルクハット形の可撓性外歯歯車
13の環状ボス17は、その両側の環状端面17a、1
7bが当該環状ボスに連続しているダイヤフラム16の
両側の端面に対してそれぞれ突出した断面形状となるよ
うに設定されている。すなわち、ダイヤフラム16の端
面16aおよび16bに対して、環状ボス17の環状端
面17a、17bがそれぞれ軸線1aの方向にほぼ等し
い厚さだけ突出した断面形状に設定されている。このよ
うに両側に突出させた断面形状の環状ボス17(以下、
この断面形状のものを両ボス形状と呼ぶ。)を採用すれ
ば、その厚さを充分にとることができるので、可撓性外
歯歯車の外径寸法を小さくすることも可能である。
【0019】(その他の実施の形態)図2には、シルク
ハット形の可撓性外歯歯車13の環状ボス17の別の断
面形状を示してある。
【0020】まず、図2(A)に示す例は、図1の装置
1において採用されている両ボス形式のものである。
【0021】次に、図2(B)に示す例は、ダイヤフラ
ム16に連続している環状ボス170を全体として、装
置軸線の方向に向けて一方の側に段差を付けた断面形状
としたものである(以下、この断面形状のものをいんろ
う付き形状と呼ぶ。)。すなわち、環状ボス170の一
方の端面形状は、環状端面171と、ここをダイヤフラ
ム16の端面16aに連続させている環状内周面172
とによって規定されている。そして、これらの環状端面
171および環状内周面172に対応する形状の取付け
面201が、装置ハウジングを構成する部材200の側
に形成されている。同様に、環状ボス170の他方の端
面形状も、環状端面173と、ここをダイヤフラム16
の端面16bに連続させている環状外周面174とによ
って規定されている。また、装置ハウジングを構成する
部材300の側には、これらの環状端面173、環状外
周面174に対応する形状の取付け面301が形成され
ている。
【0022】図2(C)に示す例は、環状ボス1700
の外周部分にのみ、装置軸線方向に向けて突出した段差
部分1701が形成された断面形状としたものである
(以下、この断面形状のものを外いんろう付き形状と呼
ぶ。)。この例では、環状ボス1700における装置ハ
ウジング300の側の端面1702の外周部分を装置軸
線方向に一定の量だけ突出させてある。
【0023】この代わりに、図2(D)に示すように、
環状ボス1710の外周部分の両側を、装置軸線方向に
向けて突出させた断面形状としてもよい(以下、この断
面形状のものを両側外いんろう付き形状と呼ぶ。)。
【0024】次に、以上の説明におけるシルクハット型
撓み噛み合い式歯車装置では、クロスローラベアリング
の内輪に剛性内歯歯車を一体形成してある。装置を一
層、小型コンパクトにするに、例えば、第1の端板に、
剛性内歯歯車が一体形成された内輪を一体形成しても良
い。このように三部材を一体に形成すれば、これらの部
材相互間の組み付け誤差が発生しない。また、これらの
部材相互間にガタが発生することもない。さらには、こ
れらの部材の剛性も高まる。
【0025】また、上記の説明では、入力回転軸は中空
軸であるが、勿論、中実軸を用いてもよい。
【0026】さらには、上記の説明では撓み噛み合い式
歯車装置を減速装置として使用しているが、増速装置と
して利用してもよいことは勿論である。
【0027】一方、以上の説明は、装置の両側の端面が
第1および第2の端板で規定された構造のシルクハット
型撓み噛み合い式歯車装置に対して本発明を適用した場
合についてのものである。しかし、本発明は、一般的に
使用されているシルクハット型撓み噛み合い式歯車装置
に対しても同様に適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシルクハ
ット型撓み噛み合い式歯車装置では、そのシルクハット
形の可撓性外歯歯車を装置ハウジング等に取り付けるた
めの環状ボスとして、各種のいんろう付き形状を採用す
るようにしている。
【0029】したがって、本発明によれば、可撓性外歯
歯車を装置ハウジング等に取り付ける部分の設計自由度
が増す。特に、外周側にいんろう付きのものでは、大き
な断面係数を備えた断面にすることができるので、その
外径寸法を小さくできる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシルクハット型撓み噛み合い
式歯車装置の含軸断面を示す概略構成図である。
【図2】本発明によるシルクハット形の可撓性外歯歯車
の環状ボスの断面形状の変形例を示す図であり、(A)
は両ボス形状のものを示す説明図、(B)はいんろう付
き形状のものを示す説明図、(C)は外いんろう付き形
状のものを示す説明図、(D)は両側いんろう付き形状
のものを示す説明図である。
【符号の説明】
1 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置 1a 装置軸線 2 第1の端板 3 第2の端板 4 クロスローラベアリング 41 内輪 42 内輪内周面 44 外輪 46 ローラ 5 入力回転軸 11 剛性内歯歯車の内歯 12 外歯 13 可撓性外歯歯車 14 波動発生器 16 ダイヤフラム 16a、16b ダイヤフラムの端面 17 可撓性外歯歯車の環状ボス 17a、17b 環状ボスの環状端面 18 波動発生器に剛性カム板 19 ウエーブベアリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅輪 秀夫 長野県南安曇郡穂高町大字牧1856−1 株 式会社ハーモニック・ドライブ・システム ズ穂高工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の剛性内歯歯車と、この内側に配置
    された可撓性外歯歯車と、この可撓性外歯歯車を半径方
    向に撓めて前記剛性内歯歯車に対して部分的に噛み合わ
    せると共に、当該噛み合わせ位置を周方向に移動させる
    波動発生器とを有し、前記可撓性外歯歯車は、円筒状の
    胴部と、この胴部の一方の開口端側の外周面に形成され
    た外歯と、この胴部における他方の開口端に連続して半
    径方向の外側に向けて広がっている環状のダイヤフラム
    と、このダイヤフラムの外周縁に連続した厚肉の環状ボ
    スを備えたシルクハット形となっているシルクハット型
    撓み噛み合い式歯車装置において、 前記可撓性外歯歯車の環状ボスは、その両側の環状端面
    が、当該環状ボスが連続しているダイヤフラムの両側の
    端面よりも、装置軸線の方向に向けてそれぞれ突出した
    断面形状となるように設定されていることを特徴とする
    シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯
    車の取付け構造。
  2. 【請求項2】 装置軸線方向の両端に位置する第1の端
    板および第2の端板と、 これらの端板の間に位置し、円筒状の胴部、この胴部に
    おける前記第1の端板の側の開口端外周面に形成された
    外歯、この胴部における前記第2の端板の側の開口端か
    ら半径方向の外側に向けて連続している環状のダイヤフ
    ラムおよびこのダイヤフラムの外周縁に連続した厚肉の
    環状ボスを備えたシルクハット型の可撓性外歯歯車と、
    前記外歯の外周に配置され内周面に当該外歯に噛み合い
    可能な内歯が形成されている環状の剛性内歯歯車と、前
    記外歯が形成されている円筒状胴部の内側に配置されて
    当該円筒状胴部を半径方向に撓めて外歯を前記内歯に対
    して部分的に噛み合わせると共に当該噛み合わせ位置を
    円周方向に移動させる波動発生器と、 当該波動発生器に固着されていると共に当該波動発生器
    を貫通して延び、一方の側が前記第1の端板に回転自在
    に支持され、他方の側が前記第2の端板に回転自在に支
    持されている入力軸と、 前記可撓性外歯歯車の円筒状胴部の外周に配置され、外
    輪が前記環状ボスを介して前記第2の端板に固着され、
    内輪が前記剛性内歯歯車を介して前記第1の端板に固着
    されているベアリングとを有し、 前記第2の端板および前記ベアリングの外輪の間に挟ま
    れて状態でこれらの部材に固着される前記可撓性外歯歯
    車の環状ボスは、その両側の環状端面が、当該環状ボス
    が連続しているダイヤフラムの両側の端面よりも、前記
    第2の端板の側および前記外輪の側に向けてそれぞれ突
    出した断面形状となるように設定されていることを特徴
    とするシルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性
    外歯歯車の取付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記可撓性
    外歯歯車の環状ボスを、前記ダイヤフラムの両側の端面
    に対して両側に突出した断面形状とする代わりに、前記
    ダイヤフラムに対して、全体として軸線方向に向けて一
    方の側に向けて段差の付いたいんろう付き断面形状とし
    たことを特徴とするシルクハット型撓み噛み合い式歯車
    装置の可撓性外歯歯車の取付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記可撓性
    外歯歯車の環状ボスを、前記ダイヤフラムの両側の端面
    に対して両側に突出した断面形状とする代わりに、当該
    環状ボスの外周部分にのみ段差のついたいんろう付き断
    面形状としたことを特徴とするシルクハット型撓み噛み
    合い式歯車装置の可撓性外歯歯車の取付け構造。
JP10903396A 1996-04-30 1996-04-30 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯車の取付け構造 Pending JPH09291983A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10903396A JPH09291983A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯車の取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10903396A JPH09291983A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯車の取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09291983A true JPH09291983A (ja) 1997-11-11

Family

ID=14499915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10903396A Pending JPH09291983A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯車の取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09291983A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7165473B2 (en) 2004-03-31 2007-01-23 Harmonic Drive Systems Inc. Wave gear device having internal gear integrally formed with inner ring of bearing
KR20150048181A (ko) 2013-07-01 2015-05-06 가부시키가이샤 하모닉 드라이브 시스템즈 중공형 파동기어장치
JP2017227315A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 日本電産シンポ株式会社 波動歯車減速機ユニット
WO2018043398A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 日本電産シンポ株式会社 電動機付き波動歯車減速機
DE102016222997A1 (de) * 2016-11-22 2018-05-24 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Flexibles Getriebebauteil
DE102017130063A1 (de) * 2017-12-15 2019-06-19 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wellgetriebe und dessen Verwendung
CN112855891A (zh) * 2019-11-28 2021-05-28 精工爱普生株式会社 驱动装置
DE102009017875B4 (de) 2008-04-18 2022-07-07 Harmonic Drive Systems Inc. Flexspline und Wellgetriebe
WO2022249355A1 (ja) 2021-05-26 2022-12-01 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 波動歯車装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7165473B2 (en) 2004-03-31 2007-01-23 Harmonic Drive Systems Inc. Wave gear device having internal gear integrally formed with inner ring of bearing
DE102009017875B4 (de) 2008-04-18 2022-07-07 Harmonic Drive Systems Inc. Flexspline und Wellgetriebe
KR20150048181A (ko) 2013-07-01 2015-05-06 가부시키가이샤 하모닉 드라이브 시스템즈 중공형 파동기어장치
US9371900B2 (en) 2013-07-01 2016-06-21 Harmonic Drive Systems Inc. Hollow strain wave gearing
DE112013004710B4 (de) 2013-07-01 2024-02-15 Harmonic Drive Systems Inc. Hohles Verformungswellgetriebe
US11181178B2 (en) 2016-06-24 2021-11-23 Nidec-Shimpo Corporation Strain wave gear speed reducer unit and power unit
JP2017227315A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 日本電産シンポ株式会社 波動歯車減速機ユニット
WO2017222012A1 (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 日本電産シンポ株式会社 波動歯車減速機ユニット
CN109312822B (zh) * 2016-06-24 2022-08-16 日本电产新宝株式会社 波动齿轮减速机单元
CN109312822A (zh) * 2016-06-24 2019-02-05 日本电产新宝株式会社 波动齿轮减速机单元
WO2018043398A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 日本電産シンポ株式会社 電動機付き波動歯車減速機
CN109983254A (zh) * 2016-11-22 2019-07-05 舍弗勒技术股份两合公司 柔性的传动构件
US11060596B2 (en) 2016-11-22 2021-07-13 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Flexible transmission component
DE102016222997B4 (de) 2016-11-22 2019-01-03 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Flexibles Getriebebauteil
WO2018095463A1 (de) * 2016-11-22 2018-05-31 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Flexibles getriebebauteil
CN109983254B (zh) * 2016-11-22 2022-10-28 舍弗勒技术股份两合公司 柔性的传动构件
DE102016222997A1 (de) * 2016-11-22 2018-05-24 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Flexibles Getriebebauteil
DE102017130063B4 (de) * 2017-12-15 2019-07-11 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wellgetriebe und dessen Verwendung
DE102017130063A1 (de) * 2017-12-15 2019-06-19 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wellgetriebe und dessen Verwendung
CN112855891A (zh) * 2019-11-28 2021-05-28 精工爱普生株式会社 驱动装置
WO2022249355A1 (ja) 2021-05-26 2022-12-01 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 波動歯車装置
KR20230142610A (ko) 2021-05-26 2023-10-11 가부시키가이샤 하모닉 드라이브 시스템즈 파동기어장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5775178A (en) Wave gear device
US5906142A (en) Wave gear drive
US4619156A (en) Harmonic gear apparatus
JP2002243000A (ja) 波動歯車減速機を備えたアクチュエータ
JPH08312730A (ja) 偏平型波動歯車装置
JPH09291983A (ja) シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯車の取付け構造
JPS63254251A (ja) 遊星歯車増減速機
JP3781313B2 (ja) シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置
JPH08105504A (ja) 車両用ドライブプレート
JPH09280325A (ja) シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置
WO1999020917A1 (fr) Dispositif d'embrayage flexible en forme de chapeau haut-de-forme
JPH10318338A (ja) 撓み噛み合い式歯車装置
JP3781315B2 (ja) シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置
WO2019244258A1 (ja) 中空型波動歯車装置
JP2004028122A (ja) シルクハット型波動歯車装置
JP4165776B2 (ja) 波動歯車装置
JPH09303496A (ja) ユニット型撓み噛み合い式歯車装置
JPH10159917A (ja) 撓み噛み合い式歯車装置
JPH10100372A (ja) 位相調整装置
JP3573294B2 (ja) 小形遊星歯車減速機
US11156266B2 (en) Gear device
JP3916101B2 (ja) 撓み噛み合い式歯車装置
JPH09303497A (ja) シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置
CN217422054U (zh) 减速器和机器人
WO1999012709A1 (fr) Moteur avec reducteur de vitesse et robot industriel

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20051019

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Effective date: 20051214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060627

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02