JPH09290511A - 記録装置およびその回復方法 - Google Patents

記録装置およびその回復方法

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JPH09290511A
JPH09290511A JP10702296A JP10702296A JPH09290511A JP H09290511 A JPH09290511 A JP H09290511A JP 10702296 A JP10702296 A JP 10702296A JP 10702296 A JP10702296 A JP 10702296A JP H09290511 A JPH09290511 A JP H09290511A
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JP
Japan
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wiping
ink
recording head
recording
blade
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JP10702296A
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English (en)
Inventor
Yuji Akao
赤尾  祐司
Hiroyuki Tsugaru
浩之 津軽
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水性顔料インクを用いる記録ヘッド及び回復装
置を有する記録装置において、記録ヘッドの吐出面に付
着した固化インク、半固化インクおよび液状インクのい
ずれをも効果的に除去する。 【解決手段】上記の記録装置19において回復装置13
手段は記録ヘッド22のインク吐出面を拭き取る第1の
ワイピング部材1と該第1のワイピング部材よりも硬度
の高い第2のワイピング部材2を備えている。よって、
第2のワイピング部材により記録ヘッドの吐出面に付着
した固化または半固化したインクを除去した後に、第1
のワイピング部材により、拭き残された液状のインクを
効果的に除去することができる。このようにして吐出面
の清浄化がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置に関し、更
に詳しくはインクを吐出する記録ヘッドおよびその回復
手段を有する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドよりインクを吐出させて記録
紙に記録を行う記録装置においては、記録用のインクと
して水性染料インクを用いる場合と水性顔料インクを用
いる場合とがある。水性顔料インクを用いて記録を行っ
た場合の記録は、水性染料インクを用いた場合に比し
て、付着したインクの耐光性および耐水性に優れている
ので、長期にわたり、変質しにくく、記録品質の低下を
防止できるという利点がある。
【0003】しかしその反面、水性顔料インクは水性染
料インクに比して、乾燥・固化しやすく、一旦固化する
と再溶解しにくいという性質がある。この性質ために、
記録ヘッドのインクを吐出するノズル孔の開口するイン
ク吐出面において付着したインクが乾燥・固化し、ノズ
ル孔を塞ぎまたは狭め、インクの吐出を妨害することが
起こり易い。そして一旦このような状態になると、記録
装置に設けられインクの吸引、ワイピング等を行う従来
の回復手段を用いても、このような付着インクを除去し
記録ヘッドを回復することは困難となる。
【0004】従来のこの種の記録装置における回復装置
による回復動作は概略次のようにして行っている。すな
わち、記録ヘッドを搭載するキャリッジをガイド部材に
沿って公知の方法で移動し、回復装置の吸引手段と向か
い合う位置に移動し、吸引手段を用いて公知の方法によ
り、記録ヘッドの内部のインク、気泡等を吸引して外部
に排出する。次に必要に応じて、記録ヘッドの全ノズル
孔からインクを吐出させる、いわゆる空吐出を行って、
ヘッド内に残ったインクの残滓および気泡等を排除す
る。このとき、記録ヘッドの吐出面には、前記の吸引や
空吐出、およびそれ以前の記録動作の結果、古くなった
インクや新しいインクが付着している。次に、キャリッ
ジを必要に応じて動かす等して、回復装置のワイピング
手段のブレード等ワイピング部材により、記録ヘッドの
吐出面を拭き払い、いわゆるワイピング動作により、該
吐出面に残った付着インクを除去し、記録動作ができる
状態に回復させるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来はこのようなワイ
ピング動作をさせるワイピング部材は、液状または粘度
の低いインクを拭き残しがないように効率よく拭きとる
ことができるよう、吐出面になじみやすいように、例え
ば硬度40度程度の硬度の低い材料により作られてい
た。しかし、水性顔料インクを用いる場合には、すでに
述べたようにインクが乾燥・固化しやすいため、前記の
吐出面に付着したインクは液状のものだけではなく、固
化または半固化したインクが混在した状態で存在するこ
とが少なくない。固化または半固化したインクは吐出面
への付着力が強く、液状のインクを除去するのに適した
前記の硬度の低いワイピング部材によっては除去が困難
である。一方、ワイピング部材の硬度を上げて、固化ま
たは半固化したインクを除去できるようにすれば、吐出
面に対するなじみが悪くなり、液状のインクの拭き残し
を生じ、記録動作中に記録紙を汚染するおそれを生ず
る。
【0006】このような問題に対処する手段として、従
来、特公平4ー3308号公報に記載するように、記録
ヘッドに記録のためのインク吐出手段とは別に吐出面へ
のインク流出手段を設け、ワイピング動作時に吐出面へ
インクを流す技術が知られている。しかし、水性顔料イ
ンクの場合は一旦固化または半固化すると、再溶解性に
乏しく、このような流出手段を用いても、ワイピング部
材の硬度を十分上げない限り、固化または半固化したイ
ンクを除去することは困難であり、問題は依然として解
決できない。
【0007】本発明は上に述べた問題を解決し、水性顔
料インクを用いる記録ヘッドを有する記録装置におい
て、記録ヘッドの吐出面に付着した固化インク、半固化
インクおよび液状インクのいずれをも効果的に除去する
ことができるワイピング手段を備えた記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの第1の手段として本発明は、インクを吐出する記録
ヘッドおよび該記録ヘッドの回復手段を有する記録装置
において、回復手段は記録ヘッドのインク吐出面を拭き
取る第1のワイピング部材と該第1のワイピング部材よ
りも硬度の高い第2のワイピング部材を備えていること
を特徴とする。
【0009】上記の課題を解決するための第2の手段と
して本発明は、インクを吐出する記録ヘッドおよび該記
録ヘッドの回復手段を有する記録装置において、回復手
段は記録ヘッドのインク吐出面を拭き取る第1のワイピ
ング部材と回転ベルトに取り付けた第2のワイピング部
材を備えていることを特徴とする。
【0010】上記の課題を解決するための第3の手段と
して本発明は、インクを吐出する記録ヘッドおよび該記
録ヘッドの回復手段を有する記録装置において、回復手
段は回転ベルトに取り付けたワイピング部材を備え、回
復手段のワイピング動作は、回転ベルトを低速に駆動し
て記録ヘッドのインク吐出面を拭き取る第1のワイピン
グ動作と、回転ベルトを高速に駆動して記録ヘッドのイ
ンク吐出面を拭き取る第2のワイピング動作とを併用ま
たは選択して行うことを特徴とする。
【0011】上記の第1の手段によれば、回復手段は記
録ヘッドのインク吐出面を拭き取る第1のワイピング部
材と該第1のワイピング部材よりも硬度の高い第2のワ
イピング部材を備えているので、第1のワイピング部材
として硬度の低い部材を選択し、第2のワイピング部材
により記録ヘッドの吐出面に付着した固化または半固化
したインクを除去した後に、第1のワイピング部材によ
り、拭き残された液状のインクを効果的に除去すること
ができる。このようにして吐出面の清浄化がなされる。
【0012】上記の第2の手段によれば、インク吐出面
を拭き取る第1のワイピング部材と回転ベルトに取り付
けた第2のワイピング部材を備えているので第1のワイ
ピング部材として硬度の低い部材を選択し、回転ベルト
を高速で駆動することにより、第2ワイピング部材に大
きな運動のエネルギーを与え、記録ヘッドの吐出面に付
着した固化または半固化したインクを衝撃のエネルぎー
により除去した後に、第1のワイピング部材により、拭
き残された液状のインクを効果的に除去することができ
る。
【0013】上記の第3の手段によれば、回転ベルトを
高速に駆動して記録ヘッドのインク吐出面を拭き取る第
2のワイピング動作により、記録ヘッドの吐出面に付着
した固化または半固化したインクを衝撃のエネルぎーに
より除去した後に、回転ベルトを低速に駆動して記録ヘ
ッドのインク吐出面を拭き取る第1のワイピング動作に
より,前記の第2のワイピング動作の際に拭き残された
液状のインクを効果的に除去することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施例1)本発明の第1の実施例につき図面を用いて
説明する。図1は本実施例の記録装置の機構部分の全体
の構成を示す図である。図1において、19は記録装
置、20は記録装置19の基台である。21はキャリッ
ジであり記録ヘッド22および記録ヘッド22に連通す
るインクタンク24を搭載する。インクタンク24は水
性顔料インクを貯蔵し記録ヘッド22にそのインクを供
給する。図示しないキャリッジモーターはタイミングベ
ルト25を介してキャリッジ21を駆動し、ガイドレー
ル26に沿って、図の左右に往復させる。FPC27は
図示しない駆動回路と記録ヘッド22の駆動電極をを接
続する。一方、図示しない紙送りモータは給紙ローラ2
8および排紙ローラ29を駆動し、記録紙30をプラテ
ン31上に引き出し、キャリッジ21の移動方向と直角
の方向に移動させる。
【0015】このように、キャリジ21および記録紙3
0を移動させながら記録ヘッド22の記録紙30上の位
置を二次元的に変えながら記録ヘッド22から、後述す
る公知の圧電駆動の手段により記録信号に応じてインク
を吐出させることにより、記録紙30に画像、文字等の
記録パタンを記録することができる。上記の記録動作を
していないときに、キャリッジ21をプラテン31に対
向する記録領域32から外れた左方の回復領域33に移
動し、キャップ12を有する吸引装置11、ならびに第
1のブレード1、および第2のブレード2をロータ部3
の周辺に取り付け、ロータ部3の回転軸4をロータホル
ダ5で支持してなるワイピング手段6を有する回復装置
13により、以下に説明するようにして記録ヘッド22
の回復動作を行う。
【0016】図2はワイピング手段6の構造および動作
を示す図である。ロータホルダ5は回転軸4を回転自在
に支持する。回転軸4はロータ部3をワンウエイクラッ
チ7を介して接続し、ロータ部3を矢印Bの方向にのみ
回転可能とする。ロータ部3の周辺部に、その中心軸を
挟んで互いに反対側に硬度40度程度のゴムよりなる第
1のブレード1および硬度60度以上のポリエチレン等
よりなる第2のブレード2をとりつける。ロータ部3の
回転軸4にロータ歯車65を固着し、ロータ歯車65を
図示しない歯車列を介して図示しない送紙モータと接続
する。これにより、上記の回転軸4は送紙モータの回転
に伴い正逆いずれの方向にも回転する。ロータホルダ5
にブレードのインクを吸収するブレードクリーナ8を取
り付ける。ここで、図2(a)、(b)、(c)、
(d)はワイピング手段6の回転軸4に垂直な断面図で
あり、図2(e)、(f)はワイピング部材6の回転軸
4に並行な側面図である。
【0017】キャリッジ21を図1の右方の印字領域3
2から左方の回復領域33に移動する前に、ロータ部3
の回転角θを図2(a)および(e)に示すホームポジ
ションに設定しておく。この状態では第1のブレード1
も第2のブレード2も記録ヘッド22に接触しない位置
に待避している。この状態でキャリッジ21を左方に移
動し、記録ヘッド22をワイピング手段7に接触するこ
となく吸引装置11に対向する位置に移動する。図3は
キャリジ21、記録ヘッド22、インクタンク24およ
び吸引装置11を示す図である。記録ヘッド22は複数
の圧力室34とこれらに連通する共通液室35および共
通液室35に連通するインク供給路36を有し、圧力室
34および共通液室35の外壁をなす共通のダイヤフラ
ム37を取り付けてある。積層した圧電素子38を圧力
室34に対向する位置において前記ダイヤフラム37に
接合する。圧力室34の開口する端面にノズル孔39を
有するノズル板40をとりつける。圧電素子38の電極
を導電接着剤等の導電部材によりFPC27上の引き出
し線に接続する。
【0018】キャリッジ21が記録領域32にあるとき
は、公知の駆動回路により圧電素子38を駆動し、公知
の原理により圧力室34を加圧してインク(水性顔料イ
ンク)をノズル孔39から吐出させ記録を行うことがで
きる。図3に示すような記録ヘッド22が吸引装置11
と対向する位置において、公知の手段により吸引装置1
1を記録ヘッド22に向かって移動させる。吸引装置1
1は図3に示すようにゴム等弾性材よりなるキャップ1
2および、図示しない大気解放バルブへ連通する通気孔
14および図示しない吸引ポンプに連通する排気孔15
を備えている。キャップ12を前進させて、記録ヘッド
22のノズル板31の表面に圧接した後、大気解放バル
ブを閉じ、吸引ポンプによりキャップ21内の空気を吸
引する。この吸引により、記録ヘッド22の内部(圧力
室34、共通液室およびインク供給路36)にインクが
充填されてない場合には、インクタンク24からインク
が引き出されてヘッド内部を充填した後に、インクがノ
ズル孔39から外部へ排出される。
【0019】記録ヘッド内部にすでにインクが充填され
ている場合は古いインクが排出され、インクタンク24
から引き出された新しいインクと入れ替わる。インクの
吸引(充填)が終了した後は、大気開放バルブを開き、
キャップ内の圧力を大気圧とした後、この状態で吸引ポ
ンプを動作させ、排気孔15を通じキャップ12の空気
を吸引する。すなわち、解放吸引動作を行う。これによ
り、外気が大気解放バルブ、通気孔14、キャッ12、
排気孔15を経て吸引ポンプに流れ込む。この結果、キ
ャップ12に気流が流れる。この気流により、先のイン
クの吸引によりキャップ内に溜まったインクの大部分を
吸引ポンプに向けて押し出し除去する。しかし、気流が
あまり流れない部分、すなわち、ノズル板40表面にイ
ンクが残っている。ここでノズル板40の表面に残った
インクの中には液状のものと乾燥・固化または半固化し
てノズル板の表面に強固に付着したものが混在している
場合が少なくない。
【0020】次に、図示しない紙送りモータを逆回転し
てロータ部3を矢印Bの方向に90度回転することによ
り、図2(b)および(f)に示すように第2のブレー
ド2を進出させた状態で、公知の手段により吸引装置1
1を後退させることによりキャップ21を後退させてノ
ズル板40から引き離し、必要に応じてすべてのノズル
孔39からインクを吐出させる空吐出を行った後、キャ
リッジ21を右手方向に移動し、記録ヘッド22のノズ
ル板40をワイピング手段の第2のブレードに接触させ
摺動した後、通過する位置に移動する。このとき硬度の
高い第2のブレード2は記録ヘッド22のノズル板40
の表面に付着した固化または半固化したインクを効果的
に除去する。
【0021】次にロータ部3を矢印Bの方向に更に90
度回転することにより、図2(c)に示すように第2の
ブレード2および第1のブレード1を共に退避させた
後、キャリッジ21を左手方向に移動して記録ヘッド2
2を接触させることなくワイピング手段6の前を通過さ
せる。次に、ロータ部3を矢印Bの方向に更に90度回
転することにより、図2(d)に示すように第1のブレ
ード1を進出させた後、キャリッジ21を再び右手方向
に移動し、記録ヘッド22のノズル板40を第1のブレ
ード1に接触し摺動した後、通過する位置に移動する。
このとき硬度の低い第1のブレード1は記録ヘッド22
のノズル板40の表面に拭き残されて付着している液状
または粉状のインクを効果的に拭きとって除去し、ノズ
ル板40の表面を清浄化することができる。
【0022】次にロータ部材を矢印Bの方向に更に90
度回転することにより、図2(a)に示すホームポジシ
ョンに復帰させ回復動作を終了する。ワイピング手段6
はブレードと係合する位置にブレードクリーナ8を備
え、ロータ部3の回転に伴い第1および第2のブレード
1、2に付着したインクを拭き取る。なお、上記のよう
に、ワイピング動作を記録ヘッド22が一方向に移動す
る場合のみに行い、逆方向に移動する場合には行わない
のは、ワイピングを行った後でもノズル板40のコーナ
ー部40Cにはインクが付着していることが多く、逆方
向からワイピングするとその付着インクをノズル板40
の表面にかき出すことになるからである。
【0023】以上は回復動作の一環としてインクの吸引
等を行った後に、ワイピング手段によるワイピング動作
を行う場合につき説明したが、本実施例の記録装置は必
要に応じて、すでに説明したようにして、ワイピング動
作のみを行うこともできる。また、場合によっては、第
1のブレード1のみによるワイピングまたは第2のブレ
ード2のみによるワイピングをロータ部3の回転角の選
択により行うことができる。またノズル板40に付着し
た固形インク等が強固で除去しにくく、第2のブレード
によるワイピングが1回では不十分な場合に対処するた
め、これを複数回繰り返して行うことができる。そして
これらの制御は公知のシーケンス制御手段、または手動
による切り替え手段により、正逆回転を行うステップモ
ータであるキャリッジモータおよび送紙モータの回転を
いわゆるオープン制御することにより行うことができ
る。
【0024】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
つき図面を参照して説明する。図4は本実施の記録装置
に設けたワイピング装置を示す図である。図4は記録装
置に対し図1とは反対の方向から眺めた図である。本実
施例のワイピング装置は第1のワイピング手段9と第2
ののワイピング手段10よりなり、ガイドレール26に
沿って並べて配列する。図4において、第2のワイピン
グ手段10の右側に図示しない吸引装置があり、第1の
ワイピング手段9の左側に図示しないプラテンがある。
記録装置の他の部分は後述する電磁クラッチおよびワイ
ピング手段の駆動機構を除き第1の実施例と同様であ
る。第1のワイピング手段について説明すれば、回転部
材16の回転軸17は、回転部材歯車18を固着し、回
転部材歯車18は図示しない歯車列を介して第1駆動軸
45に固定された第1駆動歯車46と接続する。そして
第1駆動軸45は図示しない公知の電磁クラッチを介し
て図示しない送紙モータと接続する。
【0025】これにより、上記の回転軸17は送紙モー
タの回転に伴い正逆いずれの方向にも回転する。図5は
第1のワイピング手段9の構造および動作を示す図であ
る。図5に示すように、部材ホルダ47は回転軸17を
回転自在に支持する。回転軸17は回転部材16をワン
ウエイクラッチ7を介して接続し、回転部材16を矢印
Dの方向にのみ回転可能とする。回転部材16の軸に並
行な面に、その面に垂直に硬度の低い、例えば硬度40
度程度のゴムよりなる第1のブレード1を取り付ける。
部材ホルダ47にブレードのインクを吸収するブレード
クリーナ8を取り付ける。ここで、図5(a)、(c)
は第1のワイピング手段9の回転軸17に垂直な断面図
であり、図5(a)、(c)は第1のワイピング装置9
の回転軸17に並行な側面図である。
【0026】第2のワイピング手段について説明すれ
ば、図4に示すように、トラックターホルダ50は2個
のベルトローラ51の回転軸59を回転自在に支持し、
ワイピングベルト52は外側に突出する第2のブレード
2を備え、内側はその張力によりベルトローラ51に圧
接し、ベルトローラ51の回転に伴って回動する。トラ
ックターホルダ50を記録装置19の基板20に取り付
けた図示しない保持手段に固定した固定軸53の回りに
回転するレバー54の先端部に固定する。レバー54の
後部は送紙モーターにより駆動される第1駆動軸45と
第1ワンウエイクラッチ55を介して接続するカム56
に、引っ張りバネ57に付勢されて圧接される。第1駆
動軸45は第2ワンウエイクラッチ58を介して歯車C
に接続する。歯車Cは増速歯車Dを介して固定軸53に
回転自在に保持された仲介歯車Fと係合する。仲介歯車
Fはベルトローラ51の回転軸59に固定したローラ歯
車60とトラックホルダ50に設けられた仲介歯車Gを
介して接続する。送紙モータの回転軸は図示しない公知
の電磁クラッチにより、前記第1駆動軸または図1の給
紙ローラ28を駆動する図示しない第2駆動軸の一方と
選択的に結合する。
【0027】本実施例におけるワイピング動作を説明す
る。キャッリッジ21が図1に示す記録領域32から回
復領域33に入る際に、接点スイッチ等によりその通過
を検出し前記の電磁クラッチを動作させ、送紙モータの
回転軸を第2駆動軸から切り離し、第1駆動軸45と接
続する。このとき、第1および第2のワイピング手段の
ブレード1、2は記録ヘッド22と係合しない位置に待
避した状態にある。次に必要があれば第1の実施例と同
様の吸引動作、空吐出動作を行った後、キャリッジ21
を図4に示すように移動して、記録ヘッド22をトラッ
クターホルダ50と対向させる。次に、送紙モータを正
方向に回転し、第1の駆動軸を矢印Cの方向に回転す
る。このとき第1ワンウエイクラッチ55を介してカム
56がホームポジションから所定角だけ回転し、これに
伴いレバーが矢印Cの方向に回転し、トラックターホル
ダ50が記録ヘッド22に向かって第2のブレード2が
係合する位置に進出する。
【0028】このとき、第2ワンウエイクラッチ58お
よび第1のワイピング手段のワンウエイクラッチ7(図
5に示す。)は回転を伝達しない。従って、第2のワイ
ピング手段10のワイピングベルト52は停止してお
り、また、第1のワイイング手段9の回転部材16は停
止し、第1のブレード1は図5(a)、(b)に示す退
避位置に保持される。次に図示しない送紙モータを逆転
すると第1駆動軸45は逆転し、矢印Dの方向に回転す
る。このとき第1駆動軸45の回転はカム56には伝わ
らず第2ワンウェイクラッチ58を介して歯車Cに伝わ
り、前記の輪列を介してベルトローラ51矢印Fの方向
に高速で回転する。このとき、第1のワイピング手段9
のワンウエイクラッチ7を介し回転部材16が矢印Dの
方向に低速で回転する。この回転部材16が所定の回転
数だけ回転した図5(a)および(b)に示すホームポ
ジションに復帰した後さらに90度回転し、図5(c)
および(d)に示すように、第1のブレード1が記録ヘ
ッド22のノズル板40と係合できる位置に進出したと
きに送紙モータを停止する。
【0029】この間、第2のワイピング手段10におい
ては、図6に示すようにベルトローラ51が高速で回転
を続け、第2のブレード2はワイピンングベルト52と
一体に、矢印Fの方向にベルトローラ51の回りを高速
に回動しつつ、停止した記録ヘッド22のノズル板40
の表面を摺動する。このとき第2ワイピング部材2は大
きな運動のエネルギー有しているので、ノズル板40の
表面に付着した固化または半固化したインクを衝撃のエ
ネルぎーにより除去する。なお、第2のブレード2は衝
撃を利用するので、特に硬度の高いものでなくてもよ
く、ワイピングベルト52と一体に成形することもでき
る。ただし、硬度が高いほうが能率よく除去動作ができ
ることは勿論である。
【0030】なお、従来、特公平4ー3308号公報に
記載するように、記録ヘッドを停止し、ブーレドが突出
する回転部材を回転させ、記録ヘッドのインク吐出面を
ワイピングする技術は公知であるが、このようなワイピ
ングにおいては、ブレードの先端が円運動をしようと
し、ブレードはインク吐出面の中央部においては深く係
合し、周辺部においては浅く係合する。係合が深いとブ
レードの接触角が小さくなって、腹の部分で接触し、係
合が浅いと接触圧力が低下し、いずれにしてもワイピン
グ効果が低下する。本例は図6に示すようにワイピング
ベルト52により第2ブレード2を適切な接触角を保持
した状態でノズル板40の表面を並行移動させることが
できるので、ワイピングの効果を高く維持することがで
きる。
【0031】次に、送紙モータを再び正転し、カム56
を更に矢印Cの方向に回転させてホームポジションに復
帰させる。これに伴いレバー54が矢印Cと反対の方向
に回転し、トラックターホルダ50が記録ヘッド22か
ら離れる方向に移動し、第2のブレード2とノズル板4
0が接触しない位置に後退する。このとき、第1のワイ
ピング手段9の回転部材16は回転せず、第1のブレー
ド1はすでに述べたように図5(c)、(d)に示すよ
うなズル板40と係合できる位置に停止している。次に
キャリッジを右方向に移動し、図5(d)の点線で示す
ように記録ヘッド22のノズル板40を第1のブレード
に接触し摺動した後、通過する位置に移動する。このと
き硬度の低い第1のブレードは記録ヘッド22のノズル
板40の表面に拭き残されて付着している液状または粉
状のインクを効果的に拭きとって除去し、ノズル板40
の表面を完全に清浄化することができる。本実施例によ
れば、ノズル板40に付着した固形インク等が強固で除
去しにくい場合でも、短時間で清浄化をすることができ
る。
【0032】次に、第2の実施例の変形例について説明
する。本変形例は図4に示す前記の第2の実施例から第
1のワイピング手段9を省いたものである。ワイピング
ベルト52の外側に突出するブレード2を硬度の低いゴ
ム等により形成する。第2の実施例と同様ににしてキャ
ッリッジ21が記録領域32から回復領域33に入る際
に、送紙モータの回転軸を第2駆動軸から切り離し、第
1の駆動軸と接続する。このとき、第2のワイピング手
段10のブレード2は記録ヘッド22と係合しない位置
に待避した状態にある。次に必要があれば吸引動作、空
吐出動作を行った後、キャリッジ21を移動して、記録
ヘッド22をトラックターホルダ50と対向させる。次
に、送紙モータを正方向に回転し、第2の実施例と同様
にして、トラックターホルダ50を記録ヘッド22に向
かって第2のブレード2が係合する位置に前進させる。
【0033】次に送紙モータを高速で逆転し、第2の実
施例と同様にしてベルトローラ51を高速で回転する。
このとき、ブレード2はワイピングベルト52と一体
に、ベルトローラ51の回りを高速に回動しつつ、記録
ヘッド22のノズル板40の表面を摺動する。ブレード
2は大きな運動のエネルギー有しているので、ノズル板
40の表面に付着した固化または半固化したインクを衝
撃のエネルぎーにより除去する。次に送紙モータを低速
で逆転し(今までと同じ方向を続ける。)、ベルトロー
ラ51を低速で回転する。
【0034】このとき、ブレード2はワイピンングベル
ト52と一体に、ベルトローラ51の回りを低速で回動
しつつ、記録ヘッド2のノズル板40の表面を摺動す
る。このとき硬度の低いブレード2は記録ヘッド22の
ノズル板40の表面に拭き残されて付着している液状ま
たは粉状のインクを効果的に拭きとって除去し、ノズル
板の表面を完全に清浄化することができる。なお、本実
施例においては、必要に応じ、前記の高速のワイピング
動作および低速のワイピング動作を単独に選択して行う
こともできる。本実施例は硬度の低いブレードを用いる
ことが必要なため、第2の実施例に比して、ワイピング
に要する時間は長くなるが、構造は簡単となる。
【0035】(実施例3)本発明の第3の実施例につき
図面を用いて説明する。図7は本実施例におけるワイピ
ング装置62を示す図である。本実施は図4に示す第2
の実施例のワイピング装置から第2のワイピング手段1
0を除去し、第1のワイピング手段9の回転部材16に
第1のブレード1の反対側に第2のブレード2を付けた
ものである。そして、この装置によるワイピングの動作
そのものは、第1の実施例と同様である。例えば、回転
部材16をホームポジションから90度回転して図7
(a)に示すように第2のブレード2を前進させた状態
で、キャリッジ21を右方向に移動してノズル板40を
摺動させて通過させた後、図7(b)に示すように回転
部材16を更に90度回転して第2のブレード2を退避
さて、キャリッジ21を左方向に通過、移動させる。そ
してその後第1の実施例と同様にして第1のブレード1
によるワイピングを行う。
【0036】第1の実施例と異なるところは、回転軸1
7の方向が、キャッリジ21の移動方向に交差する方向
ではなく、並行である点である。送紙モータの回転軸は
一般にキャリッジ21の移動方向と並行に配置されるの
で、第1の実施例の場合は回転軸の方向を変えるため、
傘歯車等のを使用した立体構成が必要となるが、本実施
例の場合は平歯車のみによる歯車列により、送紙モータ
からの回転の伝達ができる。
【0037】(実施例4)本発明の第4の実施例につき
図面を用いて説明する。図8は本実施例の構造を示す図
である。同図に示すように、第2の実施例の第1ワイピ
ング手段9と同じ構造のものを、キャリッジ21の移動
方向に2台並べたものである。キャリッジ21を左から
右に移動して行くことにより、第2のブレード2による
ワイピングと第1のブレードによるワイピングを続けて
行うことにより、短時間でワイピングを終了することが
できる。本実施例は第1または第3の実施例に比べて構
造は複雑となるが、ワイピングの所要時間はかなり短縮
できる。
【0038】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
つき、図面を用いて説明する。図9は本実施例のワイピ
ング装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)はキ
ャリッジ21の移動方向に並行な断面図である。図9
(a)に示すように、本実施例は図4に示した第2の実
施例と第2のワイピング手段10のトラックターホルダ
50およびこれに搭載する駆動機構が異なるが、その他
の構造は第2の実施例と同様である。仲介歯車Fと係合
する仲介歯車Gはトラクッターホルダ50の突出部を貫
く伝達軸66により、該軸の反対側に反対側に取り付け
た伝達用傘歯歯車Hと一体で回転する。伝達用傘歯歯車
Hは伝達軸66と直交するローラ回転軸59に取り付け
たローラ駆動傘歯歯車Jと係合する。
【0039】キャッリジ21を移動して、記録ヘッド2
2をワイピングベルト52と対向する位置に停止した
後、図示しない送紙モータを正転すると、第2の実施例
と同様の原理により、トラックターホルダ50が進出
し、ワイピングベルト52に設けた第2のブレード2が
記録ヘッド22のノズル板30と係合できる状態とな
る。次に送紙モータを逆転すると、第2の実施例と同様
の原理により、仲介歯車Gは矢印Kの方向に回転する。
これに伴って、伝達用傘歯歯車Hは矢印Kの方向に回転
し、ローラ駆動傘歯歯車Jを矢印Lの方向に回転させ
る。これにより、ワイピングベルト52は矢印Lの方向
に回動し、図9(b)に示すように、第2のブレード2
によりノズル板40の表面をキャリッジ21の移動方向
と並行な方向にワイピングする。次に第2の実施例と同
様にして第1のワイピング装置9の第1のブレード1に
よるワイピングを行う。
【0040】本実施例の動作が第2の実施例の動作と異
なるところは、ワイピングベルト52および、これに取
り付けた第2のブレード2の移動方向である。第2の実
施例においては、図4に示すようにワイピングベルト5
2によるワイピングの方向はキャリッジの移動方向と直
交する方向であるが、本実施例の場合は前述のように並
行な方向である。ノズル板40に設けられた複数のノズ
ル孔の配列の方向がキャッリジの移動方向に直交または
これに近い状態のときは、本実施例のようにキャリッジ
21の移動方向と並行にワイピングすることにより、ワ
イピング動作中にノズル孔へインクを固形インク等を擦
り込むことを回避できる。また逆に、複数のノズル孔の
配列の方向がキャッリジの移動方向に並行またはこれに
近い状態のときは、第2の実施例のようにキャリッジ2
1の移動方向と直角にワイピングすることにより、ワイ
ピング動作中にノズル孔へインクを固形インク等を擦り
込むことを回避できる。
【0041】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
水性顔料インクを用いる記録ヘッドを有する記録装置に
おいて、記録ヘッドの吐出面に付着した固化インク、半
固化インクおよび液状インクのいずれをも効果的に除去
することができるワイピング手段を備えた記録装置を提
供することができる。なお、実施例において説明した記
録装置は圧電駆動によりインクを吐出する記録ヘッドを
有する方式のものであるが、本発明はこの方式に限らず
加熱手段によりインクを吐出する記録ヘッドを有する方
式(いわゆるバブルジェット方式)等、インクを吐出す
る記録ヘッドを有する記録装置に広く適用できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録装置の構造を示す図である。
【図2】本発明による記録装置の回復装置におけるワイ
ピング手段の動作を示す図である。
【図3】本発明による記録装置における、記録ヘッド等
および回復装置の吸引装置を示す図である。
【図4】本発明による記録装置の回復装置におけるワイ
ピング手段を示す図である。
【図5】本発明による記録装置の回復装置におけるワイ
ピング手段の動作を示す図である。
【図6】本発明による記録装置の回復装置におけるワイ
ピング手段の動作を示す図である。
【図7】本発明による記録装置の回復装置におけるワイ
ピング手段の動作を示す図である。
【図8】本発明による記録装置の回復装置におけるワイ
ピング手段の動作を示す図である。
【図9】本発明による記録装置の回復装置におけるワイ
ピング手段を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のブレード 2 第2のブレード 3 ロータ部 4 回転軸 5 ロータホルダ 6 ワイピング手段 7 ワンウエイクラッチ 8 ブレードクリーナ 9 第1のワイピング手段 10 第2のワイピング手段 11 吸引装置 12 キャップ 13 回復装置 14 通気孔 15 排気孔 16 回転部材 17 回転軸 18 回転部材歯車 19 記録装置 20 基台 21 キャリッジ 22 記録ヘッド 24 インクタンク 25 タイミングベルト 26 ガイドレール 27 FPC 28 給紙ローラ 29 排紙ローラ 30 記録紙 31 プラテン 32 記録領域 33 回復領域 34 圧力室 35 共通液室 36 インク供給路 37 ダイアフラム 38 圧電素子 39 ノズル孔 40 ノズル板 45 第1駆動軸 46 第1駆動歯車 47 部材ホルダ 48 ワンウエイクラッチ 50 トラクターホルダ 51 ベルトローラ 52 ワイピングベルト 53 固定軸 54 レバー 55 第1ワンウエイクラッチ 56 カム 57 引張りバネ 59 ローラ回転軸 60 ローラ歯車 65 ロータ歯車 66 伝達軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する記録ヘッドおよび該記
    録ヘッドの回復手段を有する記録装置において、回復手
    段は記録ヘッドのインク吐出面を拭き取る第1のワイピ
    ング部材と該第1のワイピング部材よりも硬度の高い第
    2のワイピング部材を備えていることを特徴とする記録
    装置。
  2. 【請求項2】 インクを吐出する記録ヘッドおよび該記
    録ヘッドの回復手段を有する記録装置において、回復手
    段は記録ヘッドのインク吐出面を拭き取る第1のワイピ
    ング部材と回転ベルトに取り付けた第2のワイピング部
    材を備えていることを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 インクを吐出する記録ヘッドおよび該記
    録ヘッドの回復手段を有する記録装置において、回復手
    段は回転ベルトに取り付けたワイピング部材を備え、回
    転ベルトを低速に駆動して記録ヘッドのインク吐出面を
    拭き取る第1のワイピング動作と、回転ベルトを高速に
    駆動して記録ヘッドのインク吐出面を拭き取る第2のワ
    イピング動作とを併用または選択して行うことを特徴と
    する記録装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6530642B1 (en) 1998-12-15 2003-03-11 Canon Kabushiki Kaisha Cleaning device, method and printer with virtually equal wiping condition for different print unit to recording surface distances
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