JPH1148498A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH1148498A
JPH1148498A JP9204234A JP20423497A JPH1148498A JP H1148498 A JPH1148498 A JP H1148498A JP 9204234 A JP9204234 A JP 9204234A JP 20423497 A JP20423497 A JP 20423497A JP H1148498 A JPH1148498 A JP H1148498A
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JP
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ink
waste
cassette
receiver
print head
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JP9204234A
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Takuro Ito
卓郎 伊藤
Norio Kamitou
典夫 神頭
Shinichiro Fujii
信一郎 藤井
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TEC CORP
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TEC CORP
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Publication date
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/1721Collecting waste ink; Collectors therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/1721Collecting waste ink; Collectors therefor
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    • B41J2/185Ink-collectors; Ink-catchers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/17Cleaning arrangements

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲を汚さずに廃インクを迅速かつ確実に回
収する。 【解決手段】 インクタンク2から印字ヘッド20へイ
ンクを供給するインク供給手段40と,非印刷時に各ノ
ズル23から吐出されたインクを受けるインク受け30
を含みインク受け30に貯ったインクを外部へ排出する
インク排出手段50と,このインク排出手段50の排出
動作後にドラム10の長手方向に移動可能なブレード8
1を利用してインク受け30上に残留するインクをイン
ク排出手段50側に払拭するインク払拭手段80とを設
けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体の行方向に対
応させて整列配設された複数のノズルを有する印字ヘッ
ドを駆動して、各ノズルから媒体に向けてインクをジェ
ットしつつ画像を印刷可能に形成されたインクジェット
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すいわゆるシリアル型のインク
ジェットプリンタは、ガイドバー100に沿って往復移
動可能なキャリア101に印字ヘッド20Pとインクカ
セット(図示省略)とを搭載させ、媒体(用紙P)の行
(X)方向(図で左右方向)に印字ヘッド20Pを移動
させつつ各ノズルからインクをジェットして画像を形成
する。印字ヘッド20Pの各色インク用ノズルは、X方
向にはそれぞれに単一であり、インクカセットも非常に
大きい。したがって、例えばA4サイズ1枚のカラー印
刷には10分(0.1PPM)かかる。
【0003】これに対し、例えば20PPMの印刷高速
化を図れるインクジェットプリンタが提案(例えば、特
願平8−296959号)されている。図8において、
印字ヘッドユニット20Uを形成する各色用印字ヘッド
(ノズルユニット)20C(シアン),20Y(イエロ
ー),20M(マゼンタ),20B(ブラック)の各ノ
ズルは、媒体(用紙P)の行(X)方向に例えば解像度
相当ピッチあるいは解像度相当ピッチの2〜4倍のピッ
チで整列配設された多数とされ、X方向に静止あるいは
ノズルピッチ分だけX方向に往復移動可能とされてい
る。媒体(P)は、軸線Zを中心に例えば120rpm
で回転可能なドラム10に担持されR方向に高速移動す
る。かくして、例えばA4サイズ1枚を2〜3秒でカラ
ー印刷することができる。
【0004】しかも、各印字ヘッド20はほとんど静止
状態に近くかつ各インクカセットを各印字ヘッド20と
一体的に形成しなくてもよいので、大量インクを充填可
能な別置きインクタンクを用いて多数枚を連続的に印刷
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インクジェ
ットプリンタでは、いずれの型にしてもノズルの目詰り
防止,ガス(気泡)抜きのために、非印刷時に各ノズル
からインクを吐出させて行うメンテナンスが必要であ
る。吐出されたインクは、周辺の汚れや印刷面に付着す
ると印刷鮮明性を低下させる。しかし、例えば1日に数
枚印刷する程度ではあまり問題視されていない。
【0006】しかるに、1日に連続して例えば数千枚に
も及ぶ大量な印刷を行う場合には、メンテナンスのため
に吐出されたインク(廃インク)をプリンタ本体内の一
定箇所へそのまま放出することは許され難い。小型軽量
化の観点から清掃が困難で取扱いも難しいからである。
【0007】しかも、図8に示す先提案インクジェット
プリンタの如く高速印刷を行うものでは、媒体(P)か
ら発生した紙粉が印字ヘッド20のノズル先端や先端面
に付着する虞れが強いので、連続印刷運転途中でもメン
テナンスを行うことが望ましいために、吐出インク量も
多くなる傾向にある。
【0008】本発明の目的は、周囲を汚さずに廃インク
を迅速かつ確実に回収することができる取扱い容易なイ
ンクジェットプリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、媒体
の行方向に対応させて整列配設された複数のノズルを有
する印字ヘッドを駆動して、各ノズルから媒体に向けて
インクをジェットしつつ画像を印刷可能に形成されたイ
ンクジェットプリンタにおいて、インクタンクから前記
印字ヘッドへインクを供給するインク供給手段と,非印
刷時に前記各ノズルから吐出されたインクを受けるイン
ク受けを含みインク受けに貯ったインクを外部へ排出す
るインク排出手段と,このインク排出手段の排出動作後
に前記ドラムの長手方向に移動可能なブレードを利用し
てインク受け上に残留するインクをインク排出手段側に
払拭するインク払拭手段とを設けた、インクジェットプ
リンタである。
【0010】かかる発明では、非印刷時にメンテナンス
(目詰り防止,ガス抜き)等を行うために各ノズルから
吐出されたインクはインク受けで受けられる。インク受
けに貯ったインク(廃インク)は外部へ排出される。イ
ンク排出後、ブレードがドラムの長手方向に移動してイ
ンク受け上に残留する廃インクがインク排出手段側へ払
拭される。
【0011】したがって、周囲を汚さずに廃インクを迅
速かつ確実に回収することができる。なお、インク受け
に貯ったインクが印字ヘッドの先端面に接触することに
より当該先端面に付着した紙粉が効率良く除去される。
【0012】請求項2の発明は、前記インク排出手段
が、インク受けに貯ったインクを吸引して排出可能に形
成されるとともに排出されたインクを着脱可能な廃イン
クカセットに回収可能に形成されているインクジェット
プリンタである。
【0013】かかる発明では、インク受けに貯ったイン
クは吸引されて廃インクカセットに回収される。したが
って、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得
る他、インク汚れを一段と確実に防止して長時間連続印
刷することができる。また、廃インクは、着脱可能な廃
インクカセットに回収されるので、一段と容易に廃棄処
理できるとともに、プリンタ全体の小型化も一段と促進
できる。
【0014】請求項3の発明は、前記インク排出手段
が、前記インクタンクのオーバーフローインクをも前記
廃インクカセットへ回収可能に形成されているインクジ
ェットプリンタである。
【0015】かかる発明では、インク受けから排出され
たインクを廃インクカセットに回収することができるば
かりでなく、インクタンクからオーバーフローしたイン
ク(廃インク)も廃インクカセットへ回収することがで
きる。したがって、請求項2の発明の場合と同様な作用
効果を奏し得る他、インク汚れをより一層確実に防止す
ることができる。また、インク供給の安定化も図れる。
【0016】請求項4の発明は、前記インク払拭手段に
前記ブレードと同期移動可能かつ前記印字ヘッドの先端
面に付着した紙粉を払拭可能な第2のブレードが設けら
れているインクジェットプリンタである。
【0017】かかる発明では、インク流動による清掃後
に何らかの原因で先端面に紙粉が付着したとしても、第
2のブレードによってなぞられて紙粉は除去される。し
たがって、請求項1から請求項3までの発明の場合と同
様な作用効果を奏し得る他、紙粉を完璧に除去した状態
で印字できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
〜図6に示す如く、基本的構成(10,20)が先提案
(図8)のインクジェットプリンタの場合と同様とされ
ているが、インク供給手段40と,インク排出手段50
と,インク払拭手段80とを設け、周囲を汚さずに廃イ
ンクを迅速かつ確実に回収可能に形成されている。
【0019】なお、図8に示す先提案のインクジェット
プリンタの場合と共通する構成要素については同一の符
号を付し、その説明を簡略化または省略する。
【0020】まず、印字ヘッドユニット20Uの一部を
構成する例えばシアン(C)色用の印字ヘッド(ノズル
ユニット)20Cは、図5に示す如く、媒体(P)の行
(X)方向に延る連結部材21にいわゆる千鳥形状に取
付けられた複数(4つ)のノズルユニット要素(20C
A,20CB,20CC,20CD)からなり、各ノズ
ルユニット要素(20CA〜20CD)のインク室22
は連通されている。各ノズル23は、そのX方向のピッ
チが印刷解像度(例えば、300dpi)相当の2倍
(すなわち、1/150インチ)とされ、X方向に同期
往復移動しつつ当該ピッチ(1/150インチ)内で1
/300インチを進むごとにインク吐出するものとされ
ている。
【0021】印字ヘッド20Cでは、ノズルユニット要
素20CAにインクタンク2からインク供給手段40を
介してインクが供給され、かつノズルユニット要素20
CDからのインクはインク戻り手段46を介してインク
タンク2に戻される。なお、図1で、1は、インクタン
ク2へインクを補給するためのインクカセットである。
【0022】インク供給手段40は、インク供給管4
1,供給ポンプ42,ヒータやフィルタ等を含むインク
調整手段43および切替弁44を含み、切替弁44を一
方ポート44Aに切替えることにより印字ヘッド20C
(ノズルユニット要素20CA)へインク供給すること
ができる。他方ポート44Bに切替えた場合は、循環配
管45を介してインクタンク2へ循環される。初期状態
におけるインク温度調整等に使用される。インク戻り手
段46は、戻り管47,吸引ポンプ48等からなり、印
字ヘッド20C内の余剰インクをインクタンク2へ戻
す。
【0023】インクジェットプリンタでは、各ノズル2
3からインクを強制吐出してノズルの目詰防止やガス抜
き等のためのメンテナンスを行う。この実施形態では、
さらに吐出されたインクを有効利用してノズルユニット
要素(20CA,20CB,20CC,20CD)の先
端面24やノズル先端に付着した紙粉を除去可能に形成
してある。
【0024】すなわち、インク受けをウォッシングボー
ド30から形成し、凸部32で囲まれかつ先端面24に
対向する対向面31と当該先端面24との隙間Gを例え
ば0.1〜0.5mm(好ましくは、0.3mm)に保
持して両者(24,31)間にインク流動を生成し、こ
のインク流動を利用して先端面24に付着した紙粉を除
去できるように形成してある。
【0025】インク排出手段50は、非印刷時に各ノズ
ル23から吐出されたインクを受けるインク受け(3
0)を含みインク受け(30)に貯ったインクを外部へ
排出する手段である。
【0026】この実施形態では、インク排出手段50
は、インク受け(30)に貯ったインクを吸引力生成手
段(吸引ポンプ54,排出ポンプ57)の吸引力を利用
して排出可能に形成されるとともに、排出されたインク
を着脱可能な廃インクカセット70に回収可能に形成さ
れている。また、インク排出手段50は、インクタンク
2からオーバーフローしたインクをも廃インクカセット
70へ回収可能に形成されている。
【0027】より具体的には、インク排出手段50は、
インク回収室51,排出管52,気液分離用のチャンバ
ー53,吸引ポンプ54,排出ポンプ57および廃イン
クチューブ58を含み、各ポンプ(54,57)を駆動
してチャンバー53で分離された廃インクを廃インクチ
ューブ58から廃インクカセット70へ排出可能に形成
されている。この廃インクカセット70には、オーバー
フローチューブ61および該チューブ61に介装された
チャンバー62等を介してインクタンク2も連結されて
いる。
【0028】ここにおいて、排出ポンプ57は、円軌跡
上に所定間隔で配設された複数(例えば、4つ)の押圧
ローラ57Rを有するロータリー型とされ、廃インクチ
ューブ58とオーバーフローチューブ61上のそれぞれ
に設けられている。
【0029】この排出ポンプ57は、回転駆動時は各チ
ューブ(58,61)をそれぞれ扱いて,チャンバー
(53,62)内の廃インクを廃インクカセット70へ
排出可能に形成されている。排出ポンプ57は、回転停
止時は各チューブ(58,61)内のインクの流れを止
める役目を果たす。
【0030】また、吸引ポンプ54の駆動時には、イン
ク受け〔30(31,51)〕内のインクをより効率良
く吸引するために、排出ポンプ57の回転を停止する構
成とされている。
【0031】廃インクカセット70は、インク吸収性に
富む吸収体(例えば、スポンジ)にインクを吸収させて
回収する構造とされている。この廃インクカセット70
は、図6に示す如く、廃インクカセットホルダー75に
着脱可能に装着されている。廃インクカセットホルダー
75は、その側部75Bがプリンタ本体5側の支持部材
6にヒンジ部7を介して回動可能に連結されており、廃
インクカセット70を図6で左側の開口部75Aから内
部へ収容可能に形成されている。そして、廃インクカセ
ットホルダー75の側部75Bには、副室75Cが形成
されており、当該副室75C内には廃インクカセット7
0収容時(装着時)に当該カセット70の連結部71と
廃インクチューブ58とを接続可能な接続部76が設け
られている。
【0032】この廃インクカセットホルダー75の接続
部76と廃インクカセット70の連結部71との近傍
(この実施形態では、廃インクカセット70の連結部7
1の外側面と当該外側面を囲む廃インクカセットホルダ
ー75の内面部分との間)には、インクを吸収可能なイ
ンク吸収体77Aが設けられている。
【0033】このインク吸収体77Aにより、廃インク
カセット70を廃インクカセットホルダー75に装着す
る場合および脱離する場合に、上記接続部76または連
結部71から漏れるインクを吸収して、廃インクカセッ
ト70外面と廃インクカセットホルダー75内面とがイ
ンク汚れするのが防止される。
【0034】また、廃インクカセット70には、廃イン
クチューブ58との接続解除に連動して連結部71を閉
鎖する弁(図示省略)が設けられている。したがって、
廃インクは、廃インクカセット70内に密閉した状態で
収容されることになるので、廃棄処理を一段と容易に行
える。
【0035】なお、支持部材6には、廃インクカセット
ホルダー75に廃インクカセット70が装着されている
か否かを検出可能な装着有無センサ78が設けられてい
るとともに、廃インクカセット70内のインク量が満杯
になったことを検出可能な廃インク満杯検出センサ79
が設けられている。
【0036】装着有無センサ78からカセット検出信号
が出力されていることを条件に、排出ポンプ57が回転
駆動される。また、廃インク満杯検出センサ79が廃イ
ンクカセット70内のインク量が満杯になったことを検
出した場合には、排出ポンプ57の駆動が停止されると
ともに、表示手段(図示省略)を介して使用者に廃イン
クの満杯が告知される。
【0037】なお、図6に示す如く、上記した廃インク
カセット70の連結部71と廃インク満杯検出センサ7
9との間の廃インクカセットホルダー75内にも、イン
ク吸収体77Bを設けることにより、廃インク満杯検出
センサ79がインク汚れして機能低下が引き起こされる
のを一段と確実に防止できる。
【0038】ここにおいて、廃インクカセット70が廃
インクカセットホルダー75に挿入される(装着され
る)と、該装着されたことが装着有無センサ78によっ
て検出される。これにより、廃インクチューブ58と廃
インクカセット70の連結部71とが接続部76を介し
て接続される。
【0039】こうして、廃インクカセット70が廃イン
クカセットホルダー75に装着されたところで、排出ポ
ンプ57を回転駆動してチャンバー(53,62)内の
廃インクを廃インクカセット70内へ排出することがで
きる。
【0040】インク払拭手段80は、インク排出手段5
0の排出動作後にドラム10の長手方向(X方向)に移
動可能なブレード81を利用してインク受け(30)上
に残留するインクをインク排出手段50側へ払拭する手
段である。このインク払拭手段80には、ブレード81
と同期移動可能かつ印字ヘッド20の先端面24に付着
した紙粉を払拭可能な第2のブレード89が設けられて
いる。
【0041】この実施形態では、インク払拭手段80
は、ウォッシングボード30に一体的に設けられてお
り、ブレード81,第2のブレード89,ブレード支持
体82,一対のガイド部材(83,84)およびブレー
ド駆動手段85等から形成されている。
【0042】各ガイド部材(83,84)は、ウォッシ
ングボード30の長手方向側端部に取付けられている。
両ガイド部材(83,84)には、ブレード支持体82
がドラム10の長手方向(X方向)に往復移動可能に支
持されている。
【0043】ブレード支持体82の底面部には、弾性薄
板製のブレード81がウォッシングボード30の対向面
31と摺接可能に装着されているとともに、その上面部
には弾性薄板製の第2のブレード89が印字ヘッド20
の先端面24と摺接可能に装着されている。
【0044】ブレード駆動手段85は、一対のプーリ
(86A,86B)に掛け渡されかつブレード支持体8
2と一部が連結された無端状ベルト86Cを有するベル
ト伝動機構86と,歯車列(ウオームG1,ウオームホ
イールG2)を介してプーリ(86B)を回転駆動する
駆動モータ87とから形成されている。
【0045】したがって、駆動モータ87を駆動してベ
ルト伝動機構86を作動させると、ブレード81がX方
向に往復移動してウォッシングボード30の各対向面3
1と摺接する。これにより、各対向面31上の紙粉入り
インクが、インク排出手段50側へ払拭される。また、
第2のブレード89が印字ヘッド20の先端面24と摺
接して紙粉等が除去される。
【0046】かかる構成の実施形態によれば、図1に示
すインク供給手段40を駆動して各インク室22のイン
ク圧力を高めて強制吐出させあるいは図示省略したイン
クジェット制御部を駆動して印刷時と同様にインクジェ
ットして、各ノズル23の目詰りを防止しかつガス抜き
を行う。つまり、メンテナンスを行う。さらに、ウォッ
シュボード30を利用してインク流動を生成しその先端
面24に付着した紙粉を除去する。
【0047】吐出されたインクは各排出口35を通して
インク回収室51に貯る。詳しくは、各ノズル23から
インクを吐出している期間中あるいはインク吐出終了後
にインク排出手段50を働かせる。
【0048】すなわち、吸引ポンプ54を回転駆動する
と、インク回収室51内のインクはガスとともに排出管
52を通してチャンバー53に排出されて気流分離され
る。ガス(空気)は大気へ放出され、インク(液)はチ
ャンバー53の底部に貯る。そして、排出ポンプ57を
運転することにより、そのインク(液)をチャンバー5
3から吸引排出する。
【0049】ここに、廃インクチューブ58を通して排
出されたインクは、廃インクカセット70内に送り込ま
れ吸収体に滲ませつつ回収される。これにより、大量の
インクを外部漏洩させることなく確実に回収することが
できる。
【0050】かくして、プリンタ本体内や媒体(P)が
インクで汚れることを完全に防止できるとともに汚れイ
ンクの清掃作業も一掃できる。したがって、プリンタ本
体5内のレイアウトの自由度が拡大されるので、一層の
小型・軽量化および低コスト化も図れる。
【0051】しかして、この実施形態によれば、インク
供給手段40と,非印刷時に各ノズル23から吐出され
たインクを受けるインク受け(30)を含みインク受け
(30)に貯ったインクを外部へ排出するインク排出手
段50と,インク排出後にインク受け(30)上に残留
するインクをインク排出手段50側に払拭するインク払
拭手段80とを設けたので、周囲を汚さずに廃インクを
迅速かつ確実に回収することができる。なお、インク受
け(30)に貯ったインクが印字ヘッド(20C等)の
先端面24に接触することにより当該先端面24に付着
した紙粉は効率良く除去される。
【0052】また、インク排出手段50が、インク受け
(30)に貯ったインクを吸引して排出可能に形成され
るとともに,排出されたインクを着脱可能な廃インクカ
セット70に回収可能に形成されているので、インク汚
れを一段と確実に防止して長時間連続印刷することがで
きる。また、プリンタ全体の小型化も一段と促進でき
る。
【0053】また、インク排出手段50が、インクタン
ク2からオーバーフローしたインクをも廃インクカセッ
ト70へ回収可能に形成されているので、インク汚れを
より一層確実に防止することができる。また、インク供
給の安定化も図れる。また、吸引ポンプ54を駆動する
場合には、排出ポンプ57側からの吸込を停止するの
で、インク受け〔30(31,51)〕内のインクをよ
り効率良く吸引することができる。
【0054】また、廃インクカセット70を着脱可能に
装着する廃インクカセットホルダー75が設けられてい
るので、当該カセット70の装着・脱離を一段と容易に
行うことができる。また、廃インクカセット70を廃イ
ンクカセットホルダー75に装着すると、当該装着動作
に連動してカセット70の連結部71と廃インクチュー
ブ58とが接続されるので、チューブ接続作業が不要と
なり一段と取扱いを容易化することができる。
【0055】さらに、廃インクカセットホルダー75
は、ヒンジ部7を中心として回動させて廃インクカセッ
ト70の挿入口(開口部75A)の位置を適宜変更する
ことができる。したがって、廃インクカセット70の装
着を一段と容易に行うことができる。
【0056】さらにまた、インク払拭手段80にブレー
ド81と同期移動可能かつ印字ヘッド20の先端面24
に付着した紙粉を払拭可能な第2のブレード89が設け
られているので、インク流動による清掃後に何らかの原
因で先端面に紙粉が付着したとしても、第2のブレード
89によってなぞられて紙粉は確実に除去される。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、インク供給手
段と,非印刷時に各ノズルから吐出されたインクを受け
るインク受けを含みインク受けに貯ったインクを外部へ
排出するインク排出手段と,インク排出後にインク受け
上に残留するインクをインク排出手段側に払拭するイン
ク払拭手段とを設けたので、周囲を汚さずに廃インクを
迅速かつ確実に回収することができる。また、インク受
けに貯ったインクを印字ヘッドの先端面に接触させるこ
とにより当該先端面に付着した紙粉を効率良く除去する
ことができる。
【0058】請求項2の発明によれば、インク排出手段
が、インク受けに貯ったインクを吸引して排出可能に形
成されるとともに排出されたインクを着脱可能な廃イン
クカセットに回収可能に形成されているので、請求項1
の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、インク汚れを
一段と確実に防止して長時間連続印刷することができ
る。また、プリンタ全体の小型化も一段と促進できる。
【0059】請求項3の発明によれば、インク排出手段
が、インクタンクのオーバーフローインクをも廃インク
カセットへ回収可能に形成されているので、請求項2の
発明の場合と同様な効果を奏し得る他、インク汚れをよ
り一層確実に防止しつつインク廃棄処理を一段と容易に
行うことができる。
【0060】請求項4の発明によれば、インク払拭手段
にブレードと同期移動可能かつ印字ヘッドの先端面に付
着した紙粉を払拭可能な第2のブレードが設けられてい
るので、インク流動による清掃後に何らかの原因で先端
面に紙粉が付着したとしても、該紙粉を除去できる。し
たがって、請求項1から請求項3までの発明の場合と同
様な効果を奏し得る他、紙粉を完璧に除去した状態で印
字できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、インク流動による印字ヘッドの先端面
の清掃を説明するための図である。
【図3】同じく、インク払拭手段を説明するための図で
ある。
【図4】同じく、インク払拭動作を説明するための図で
ある。
【図5】同じく、シアン用の印字ヘッドを説明するため
の図である。
【図6】同じく、廃インクカセットホルダーを説明する
ための図である。
【図7】従来例(シリアル型インクジェットプリンタ)
を説明するための図である。
【図8】先提案インクジェットプリンタを説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 インクカセット 2 インクタンク 10 ドラム 20C〜20B 各色用印字ヘッド 20CA〜20CD ノズルユニット要素 22 インク室 23 ノズル 24 先端面 30 ウォッシングボード(インク受け) 31 対向面 35 排出口 40 インク供給手段 44 切替弁 45 循環配管 46 インク戻り手段 50 インク排出手段 51 インク回収室 53 チャンバー 54 吸引ポンプ 57 排出ポンプ 58 廃インクチューブ 61 オーバーフローチューブ 62 チャンバー 70 廃インクカセット 71 連結部 75 廃インクカセットホルダー 76 接続部 77A,77B インク吸収体 78 装着有無検出センサ 79 インク満杯検出センサ 80 インク払拭手段 81 ブレード 82 ブレード支持体 85 ブレード駆動手段 89 第2のブレード P 用紙(媒体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の行方向に対応させて整列配設され
    た複数のノズルを有する印字ヘッドを駆動して、各ノズ
    ルから媒体に向けてインクをジェットしつつ画像を印刷
    可能に形成されたインクジェットプリンタにおいて、 インクタンクから前記印字ヘッドへインクを供給するイ
    ンク供給手段と,非印刷時に前記各ノズルから吐出され
    たインクを受けるインク受けを含みインク受けに貯った
    インクを外部へ排出するインク排出手段と,このインク
    排出手段の排出動作後に前記ドラムの長手方向に移動可
    能なブレードを利用してインク受け上に残留するインク
    をインク排出手段側に払拭するインク払拭手段とを設け
    た、インクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インク排出手段が、インク受けに貯
    ったインクを吸引して排出可能に形成されるとともに排
    出されたインクを着脱可能な廃インクカセットに回収可
    能に形成されている請求項1記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 前記インク排出手段が、前記インクタン
    クのオーバーフローインクをも前記廃インクカセットへ
    回収可能に形成されている請求項2記載のインクジェッ
    トプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記インク払拭手段に前記ブレードと同
    期移動可能かつ前記印字ヘッドの先端面に付着した紙粉
    を払拭可能な第2のブレードが設けられている請求項1
    から請求項3までのいずれか1項に記載されたインクジ
    ェットプリンタ。
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