JPH09289725A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JPH09289725A
JPH09289725A JP8100529A JP10052996A JPH09289725A JP H09289725 A JPH09289725 A JP H09289725A JP 8100529 A JP8100529 A JP 8100529A JP 10052996 A JP10052996 A JP 10052996A JP H09289725 A JPH09289725 A JP H09289725A
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JP
Japan
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grommet
diameter portion
outer peripheral
rubber
foam
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JP8100529A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sakata
勉 坂田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グロメットの遮音性能を向上させ、車室内へ
の音漏れを遮断、抑制する。 【解決手段】グロメットを、可撓性の発泡体11と、該
発泡体の表面全体を被覆するゴム12またはエラストマ
ーとの2層成形で構成している。あるいは、グロメット
を、ゴムまたはエラストマーからなる外周部材31、4
2と、該外周部材の内部に嵌合すると共に中央部に上記
電線挿通孔を有する可撓性の発泡体とからなる充填部材
30、41とより構成し、発泡体により音を吸収して遮
音を図っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のグロメ
ットに関し、詳しくは、エンジンルームと室内側とを仕
切る車体パネル等に貫通して配索するワイヤハーネスに
取り付けられ、車体パネルとの間に介在させて防水、防
塵等を図るものにおいて、遮音性能も向上させるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグロメットは図8に示す
ように、ゴムあるいはエラストマーにより、ワイヤハー
ネスの外周面に密着させる小径円筒状の縮径部1と、該
縮径部1の一端より円錐筒形状に拡がる拡径部2とを一
体に成形した構成からなる。このグロメット3に対し
て、電線群wをテープT1で集束したワイヤハーネスW
/Hを貫通させ、縮径部1の外周面よりテープT2で強
く巻き付けて取り付けている。このようにグロメット3
を取り付けたワイヤハーネスW/Hは自動車への配索時
に、車体パネル4の貫通孔4aにグロメット3を通し、
拡径部2の外周面に設けた係止凹部2aを貫通孔4aに
係止して取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ワイヤハーネスW
/Hはエンジンルーム側Xより室内側Yへ配索されるた
め、グロメット3は、その拡径部2の全体を一旦室内側
Yへと挿入した後、エンジンルーム側Xへと引き戻し
て、係止凹部2aを車体パネル4の貫通孔4aに係止す
る必要がある。そのため、拡径部2を撓ませて貫通孔4
aに通す必要があるため、その拡径部2の傾斜部2bは
薄肉とされている。
【0004】そのため、エンジンルームX側の騒音等か
らなる入射音(図中実線矢印で示す)が、薄肉の拡径部
2を通してグロメット3の内部に透過し、この透過音
(図中点線矢印で示す)は、グロメット3の拡径部2の
内部において、その内周面とワイヤハーネスW/Hの外
周面の間の空間Sを通して、室内側Yへと侵入する。こ
のように、従来の一般的なグロメットは遮音性能につい
ては特に考慮が払われていなかったため、遮音性能が低
く、ワイヤハーネス挿通部より騒音が室内に漏れ、車室
内の快適性能が低下する問題があった。
【0005】遮音性能を上げるために、図9に示すよう
な、グロメット3の拡径部2の内部空間に剛体からなる
充実体6を挿入して空間を密封するものがあるが、充実
体6を挿入しておくと、ワイヤハーネスW/Hの貫通作
業が容易でなくなり、作業性を損なう問題がある。さら
に、上記空間にシール剤を充填する構成としたものも提
案されているが、シール剤の充填作業に手数がかかる問
題がある。しかも、充実体6あるいは硬化したシール剤
によりグロメットが撓みにくくなり、車体パネルへの挿
通作業性が悪くなると共に、グロメット挿通部分でワイ
ヤハーネスW/Hが曲がりにくくなり、車体へのワイヤ
ハーネスの配索作業性が悪くなる問題もある。このよう
に、遮音性能の向上を図ろうとすると作業性が悪くな
り、容易に両立を図ることが出来なかった。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、グロメットの可撓性およびワイヤハーネスの屈曲
性を損なわず、しかも、作業手数がかかることなく遮音
性能を向上させることができるグロメットを提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1で、小径な円筒形状の縮径部
と、該縮径部の一端より円錐筒形状に拡がる拡径部とか
らなり、これら縮径部と拡径部との軸線に沿って設けた
電線挿通孔に電線群を集束したワイヤハーネスを密接さ
せて貫通させると共に、上記拡径部の外周部に車体係止
凹部を設けたグロメットにおいて、上記グロメットを、
可撓性の発泡体と、該発泡体の表面全体を被覆するゴム
またはエラストマーとの2層成形で構成していることを
特徴とするグロメットを提供している。
【0008】上記請求項1の構成とすると、グロメット
全体を構成する発泡体の空孔で入射音を吸収できるた
め、遮音性能を向上させることができる。また、発泡体
の外周面、内周面および両側端面の外面全面をゴムで被
覆しているため、エンジンルーム側等からの騒音の入射
および入射した音の室内側等への透過も抑制できる。か
つ、発泡体の外面全体をゴムで被覆する2層成形で形成
しているため、容易に製造することができる。さらに、
発泡体とゴムとで形成しているため、グロメットは可撓
性を損なわず、車体パネルへの取付作業性を低下させな
いと共に、グロメットに挿通するワイヤハーネスの屈曲
性も損なわず、ワイヤハーネスの配索作業性も低下させ
ない。
【0009】また、本発明は、請求項2で、小径な円筒
形状の縮径部と、該縮径部の一端より円錐筒形状に拡が
る拡径部とからなり、これら縮径部と拡径部との軸線に
沿って設けた電線挿通孔に電線群を集束したワイヤハー
ネスを密接させて貫通させると共に、上記拡径部の外周
部に車体係止凹部を設けたグロメットにおいて、上記グ
ロメットを、ゴムまたはエラストマーからなる外周部材
と、該外周部材の内部に嵌合すると共に中央部に上記電
線挿通孔を有する可撓性の発泡体からなる充填部材とよ
り構成していることを特徴とするグロメットを提供して
いる。
【0010】上記請求項2の構成とすると、充填部材を
発泡体で形成しているため、該発泡体で入射音を吸収で
き、請求項1と同様に遮音性能を上げることができる。
さらに、請求項2のグロメットは、請求項1とは異な
り、従来設けられているゴム製あるいはエラストマー製
のグロメットの内部に発泡体からなる充填部材を内嵌す
るだけでよいため、より簡単に製造することができる。
しかも発泡体であるため、グロメットの可撓性、挿通す
るワイヤハーネスの屈曲性を損なうことはない。
【0011】上記ゴムまたはエラストマーからなる外周
部材の拡径部の肉厚を大とすると共に、その内周面に撓
みやすくするための溝を設けることが好ましい。(請求
項3) このように、騒音が入射しやすい拡径部のゴム
またはエラストマーを肉厚とすると、遮音性能をさらに
高めることができる。また、肉厚を大とすると拡径部は
撓みにくくなるが、その内周面に溝、好ましくは環状の
溝を複数個設けているため、グロメットは容易に撓み、
車体パネルへの取付作業性を低下させない。
【0012】上記電線挿通孔に貫通させるワイヤハーネ
スの電線群は外周面をテープ巻きしていると共に、その
内部にシール剤を充填することが好ましい。(請求項
4) このようにワイヤハーネスの内部にシール剤を充填する
と、電線群の隙間から侵入しようとする騒音も防止で
き、より遮音性能を向上させることができる。また、こ
のシール剤の充填により防水性能も高めることができ
る。このシール剤としてもウレタン等の2液シール剤が
好ましい。
【0013】上記発泡体はEPDMゴム、発泡ウレタン
を含む樹脂製あるいはゴム製の可撓性を有する発泡体か
らなる。(請求項5) なお、ゴムはブチルゴム等が好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0015】図1乃至図4は第1実施形態を示し、該第
1実施形態のグロメット10は、EPDMゴムからなる
発泡体11の外面全体をブチルゴムからなる薄肉のゴム
12で被覆した2層成形品からなる。上記発泡体11は
図3に示すように小さい空孔11aが多数ある構成のも
のが吸音性能が優れているため好適に用いられる。
【0016】上記発泡体11の外面全体を薄肉ゴム12
で被覆したグロメット10の形状は、円筒形状の縮径部
13と、該縮径部13の一端より円錐筒形状に拡がる拡
径部14とからなり、これら縮径部13と拡径部14と
の軸線に沿って設けた電線挿通孔16に、電線群wをテ
ープT1で集束したワイヤハーネスW/Hを密接させて
貫通させると共に、上記拡径部14の外周部に車体係止
凹部15を設けている。
【0017】上記車体係止凹部15は図3に示すよう
に、拡径部14の傾斜部14aの拡大側先端に環状に凹
設しており、該車体係止凹部15の先端側より拡径した
室内側係止部14bを突設している。車体係止凹部15
の底面を被覆するゴム12には突起12aを設け、図2
に示すように車体パネル4の貫通孔4aよりエンジンル
ーム側Xへと屈折させた鍔部4bの外周面に突起12a
を押圧するようにしている。
【0018】上記グロメット10に対して、ワイヤハー
ネスW/Hは図4に示すように、グロメット拡大機18
を用いて縮径部13を拡げた状態でワイヤハーネスW/
Hを、その先端に取り付けたコネクタ19側より挿通さ
せる。其の際、グロメット10は発泡体11の外面を薄
肉のゴム12に被覆しただけで、可撓性および伸縮性を
有するため容易に広がり、ワイヤハーネスW/Hの挿通
作業性を損なうことはない。
【0019】上記した状態でワイヤハーネスW/Hをグ
ロメット10に通した後、図2に示すように、テープT
2を縮径部13の外周面の端部よりワイヤハーネスW/
Hの外周面にかけて巻き付け、ワイヤハーネスW/Hを
グロメット10に位置決め固定する。
【0020】グロメット10を取り付けたワイヤハーネ
スW/Hを車体パネル4の貫通孔4aに挿通する時、エ
ンジンルーム側Xより室内側Yへとグロメット10の拡
径部14を全体を一旦挿入する。この時、拡径部14を
小径となるように撓ませる必要があるが、該作業もグロ
メットは容易に撓むため問題なく行える。拡径部14を
室内側Yへと挿入した後、エンジンルーム側Xへと引き
戻し、車体係止凹部15を貫通孔4aに係止する。其の
際、突起12aは鍔部4bに押圧され、シール性を向上
させる。
【0021】上記のように車体パネル4に取り付けられ
たグロメット10は、エンジンルーム側Xから騒音が入
射しても、発泡体11の空孔11aで音を吸収し、室内
側Yへ音漏れを抑制する。本発明者が実験したところ、
5dB程度の音はエンジンルーム側Xから室内側Yへ漏
れるのを完全に防止できた。また、5dB以上の騒音の
場合、5dB程度室内側への音漏れを低下できた。
【0022】図5は第2実施形態を示し、第1実施形態
との相違点は、グロメット10に挿通させたワイヤハー
ネスW/Hに対して、縮径部13側からウレタン等のシ
ール剤20を充填し、主として、縮径部13の内部に位
置しているワイヤハーネスW/Hの電線群wの隙間にシ
ール剤20を充填している。グロメット10自体は第1
実施形態と同一である。
【0023】上記のように、ワイヤハーネスW/Hの電
線群wの隙間もシール剤20で充填すると、電線群wの
隙間から侵入する騒音を防止し、遮音性能をより高める
ことができる。
【0024】図6は第3実施形態を示し、第3実施形態
のグロメット33は、前記従来例の図8に示すグロメッ
トと同一形状の外周部材31の内部に発泡体からなる充
填部材30を密着した状態で内嵌したものである。即
ち、発泡体からなる充填部材30は、ゴムまたはエラス
トマー製の縮径部1の内面に密着させる縮径部30a
と、拡径部2の内面に密着させる拡径部30bとを備
え、これら縮径部30aから拡径部30bの軸線にかけ
て電線挿通孔30cを設けた構成としている。該充填部
材30と外周部材31とは、充填部材30を成形した後
に、該充填部材30の外周に外周部材31を成形しても
良い。あるいは、充填部材30と外周部材31とを別個
に成形して、外周部材31の内部に充填部材30を押し
込んで、接着剤で固着しても良い。
【0025】上記第3実施形態のグロメット33を用い
場合、第1実施形態と同様に、発泡体からなる充填部材
30により入射した音を吸収し、遮音性能を向上させる
ことができる。また、外周部材31として従来のグロメ
ットと同一形状のものを用いて、充填部材30と別個に
成形する場合には、従来のグロメットをそのまま用いる
ことができ、グロメットの製造コストがアップするのを
抑制できる。
【0026】図7は第4実施形態のグロメット40を示
し、第3実施形態のグロメット33と同様に、ゴムまた
はエラストマーからなる外周部材41と発泡体からなる
充填部材42との組み合わせからなる。第4実施形態の
グロメット40の相違点は、外周部材41の拡径部41
aの傾斜部41bの肉厚tを大とし、かつ、該傾斜部4
1bから車体係止凹部41cにかける位置で、内周面に
えぐった状態の環状溝41eを設けると共に、さらに、
車体係止凹部41cから室内側係止部41dにかける位
置で、同様に内周面にえぐった状態の環状溝41fを設
けている点である。さらに、車体係止凹部41cの底面
には突起41hを設けている。
【0027】上記グロメット40では、エンジンルーム
側におけて、外周部材41の表面積が最も大きな拡径部
の傾斜部41bを厚さを大としているため、グロメット
40へ入射する騒音を、まず、ある程度、遮断すること
ができる。さらに、他の実施形態と同様に発泡体からな
る充填部材42の空孔により入射した音を吸収でき、遮
音性能を最も高めることができる。
【0028】また、外周部材41の拡径部の傾斜部41
bの肉厚を大としたため、薄肉とした場合と比較して、
グロメット40は撓みにくくなるが、特に、車体係止凹
部41cの前後に環状溝41e、41fを設けているた
め、グロメット40は薄肉とした場合と同様に、容易に
撓ませることができる。よって、車体パネルの貫通孔へ
の挿入作業性を低下させない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるグロメットでは、空孔により音を吸収できる発
泡体を用い、その外面全面或いは外周面をゴムあるいは
エラストマーで覆っているため、遮音性能を向上させる
ことが出来ると共に、強度も保持できる。
【0030】さらに、発泡体は可撓性を有するため、発
泡体を内部に充填しても、グロメットの可撓性を損なわ
ず、グロメットに対するワイヤハーネスの挿通作業性、
および、グロメットを車体パネルの貫通孔へ通す挿通作
業性のいずれも損なわず、遮音と作業性との両立を図る
ことができる。
【0031】さらにまた、グロメットに挿通するワイヤ
ハーネスの電線群にシール剤を充填すると、電線群の隙
間からの騒音の侵入も防止でき、遮音性能をさらに向上
できる。
【0032】特に、自動車においては、車室内の居住空
間の快適性能を向上させるために、室内への騒音の侵入
を防止することが非常に重要であり、其の場合、エンジ
ンルーム側からの音漏れを無くす或いは抑制することが
ポイントとなる。本発明のグロメットを用いると、小さ
い騒音は略完全に遮断できると共に、大きな騒音も音を
抑制することができ、よって、車室内への音漏れを防
止、抑制して、快適性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のグロメットの斜視図
である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図2の一部拡大図である。
【図4】 上記グロメットへのワイヤハーネスの挿入作
業を示す概略断面図である。
【図5】 本発明の第2実施形態のグロメットにワイヤ
ハーネスを挿通した状態を示す断面図である。
【図6】 本発明の第3実施形態のグロメットを示す断
面図である。
【図7】 本発明の第4実施形態のグロメットを示す断
面図である。
【図8】 従来のグロメットにワイヤハーネスを挿通し
た状態を示す断面図である。
【図9】 他の従来例のグロメットを示す断面図であ
る。
【符号の説明】 4 車体パネル 4a 貫通孔 10、33、40 グロメット 11 発泡体 12 ゴム 13 縮径部 14 拡径部 15 車体係止凹部 30、42 発泡体からなる充填部材 31、41 ゴムまたはエラストマーからなる外周部材 41b 厚肉の傾斜部 41e、41f 環状溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径な円筒形状の縮径部と、該縮径部の
    一端より円錐筒形状に拡がる拡径部とからなり、これら
    縮径部と拡径部との軸線に沿って設けた電線挿通孔に電
    線群を集束したワイヤハーネスを密接させて貫通させる
    と共に、上記拡径部の外周部に車体係止凹部を設けたグ
    ロメットにおいて、 上記グロメットを、可撓性の発泡体と、該発泡体の表面
    全体を被覆するゴムまたはエラストマーとの2層成形で
    構成していることを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】 小径な円筒形状の縮径部と、該縮径部の
    一端より円錐筒形状に拡がる拡径部とからなり、これら
    縮径部と拡径部との軸線に沿って設けた電線挿通孔に電
    線群を集束したワイヤハーネスを密接させて貫通させる
    と共に、上記拡径部の外周部に車体係止凹部を設けたグ
    ロメットにおいて、 上記グロメットを、ゴムまたはエラストマーからなる外
    周部材と、該外周部材の内部に嵌合すると共に中央部に
    上記電線挿通孔を有する可撓性の発泡体からなる充填部
    材とより構成していることを特徴とするグロメット。
  3. 【請求項3】 上記ゴムまたはエラストマーからなる外
    周部材の拡径部の肉厚を大とすると共に、その内周面に
    撓みやすくするための溝を設けている請求項2に記載の
    グロメット。
  4. 【請求項4】 上記電線挿通孔に貫通させるワイヤハー
    ネスの電線群は外周面をテープ巻きしていると共に、そ
    の内部にシール剤を充填している請求項1乃至請求項3
    のいずれか1項に記載のグロメット。
  5. 【請求項5】 上記発泡体はEPDMゴム、発泡ウレタ
    ンを含む樹脂製あるいはゴム製の発泡体からなる請求項
    1乃至請求項4のいずれか1項に記載のグロメット。
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