JPH09289250A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH09289250A JPH09289250A JP8102261A JP10226196A JPH09289250A JP H09289250 A JPH09289250 A JP H09289250A JP 8102261 A JP8102261 A JP 8102261A JP 10226196 A JP10226196 A JP 10226196A JP H09289250 A JPH09289250 A JP H09289250A
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- H01L21/768—Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 反応性イオンエッチングによってフォトレジ
ストの上面に形成された硬化層を酸素雰囲気中における
プラズマ処理により除去する際、ヴァイアホールの内壁
がエッチングされ、開口径が設計寸法より大きくなって
しまう。 【解決手段】 ヴァイアホール10内にフォトレジスト
15が形成された状態において、酸素雰囲気中において
プラズマにさらすことによりフォトレジスト9上に形成
された硬化層11を除去する。
ストの上面に形成された硬化層を酸素雰囲気中における
プラズマ処理により除去する際、ヴァイアホールの内壁
がエッチングされ、開口径が設計寸法より大きくなって
しまう。 【解決手段】 ヴァイアホール10内にフォトレジスト
15が形成された状態において、酸素雰囲気中において
プラズマにさらすことによりフォトレジスト9上に形成
された硬化層11を除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に、ヴァイアホール上に配線が形成され
る半導体装置の製造方法に関する。
方法に関し、特に、ヴァイアホール上に配線が形成され
る半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図11〜15は、従来の半導体装置の製
造方法の一例を示す断面図である。
造方法の一例を示す断面図である。
【0003】まず、半導体基板1上に、素子分離領域
3、ゲート酸化膜21、ゲート電極22及びサイドウォ
ール23をそれぞれ形成し、その後、第1の層間絶縁膜
4を形成することによりコンタクトホール5を形成し、
コンタクトホール5の内部に約30nm厚のチタン及び
約100nm厚の窒化チタンからなるバリアメタル12
を形成する。そして、WF6とH2を原料ガスとするC
VD法によりタングステン13を全面に形成してエッチ
バックを行うことにより、コンタクトホール5内にタン
グステン13を埋設形成する。その後、第1の配線6を
スパッタ法等により形成し、フォトリソグラフィー工程
及び反応性イオンエッチングにより所望のパターンに形
成する(図11)。このとき、半導体基板1中の不純物
分布等においては、イオン注入、アニール工程によって
所望のものになるようにするが、このプロセスに関して
は、本発明と直接関係ないため、省略する。
3、ゲート酸化膜21、ゲート電極22及びサイドウォ
ール23をそれぞれ形成し、その後、第1の層間絶縁膜
4を形成することによりコンタクトホール5を形成し、
コンタクトホール5の内部に約30nm厚のチタン及び
約100nm厚の窒化チタンからなるバリアメタル12
を形成する。そして、WF6とH2を原料ガスとするC
VD法によりタングステン13を全面に形成してエッチ
バックを行うことにより、コンタクトホール5内にタン
グステン13を埋設形成する。その後、第1の配線6を
スパッタ法等により形成し、フォトリソグラフィー工程
及び反応性イオンエッチングにより所望のパターンに形
成する(図11)。このとき、半導体基板1中の不純物
分布等においては、イオン注入、アニール工程によって
所望のものになるようにするが、このプロセスに関して
は、本発明と直接関係ないため、省略する。
【0004】次に、水素化アモルファスカーボン7を約
0.1μmの厚さに形成し、その上にフッ素化アモルフ
ァスカーボン8を約1.0μmの厚さに形成する(図1
2)。
0.1μmの厚さに形成し、その上にフッ素化アモルフ
ァスカーボン8を約1.0μmの厚さに形成する(図1
2)。
【0005】次に、フッ素化アモルファスカーボン8上
にフォトレジスト9を約1μmの厚さに形成し、その
後、ヴァイアホール10が開口される部分に露光を行
い、現像することによってヴァイアホール10が形成さ
れる部分のフォトレジスト9を除去し、フォトレジスト
9が部分的に除去された状態において、反応性イオンエ
ッチングによりフッ素化アモルファスカーボン8及び水
素化アモルファスカーボン7をエッチングし、ヴァイア
ホール10を形成する。このとき、フォトレジスト9の
上面は、プラズマにさらされるため、硬化層11が形成
されている(図13)。
にフォトレジスト9を約1μmの厚さに形成し、その
後、ヴァイアホール10が開口される部分に露光を行
い、現像することによってヴァイアホール10が形成さ
れる部分のフォトレジスト9を除去し、フォトレジスト
9が部分的に除去された状態において、反応性イオンエ
ッチングによりフッ素化アモルファスカーボン8及び水
素化アモルファスカーボン7をエッチングし、ヴァイア
ホール10を形成する。このとき、フォトレジスト9の
上面は、プラズマにさらされるため、硬化層11が形成
されている(図13)。
【0006】次に、酸素雰囲気中におけるプラズマ処理
によりフォトレジスト9の上面の硬化層11を除去し、
その後、フォトレジスト9を有機系の剥離液により除去
する(図14)。
によりフォトレジスト9の上面の硬化層11を除去し、
その後、フォトレジスト9を有機系の剥離液により除去
する(図14)。
【0007】次に、ヴァイアホール10の表面に、約3
0nm厚のチタン及び約100nm厚の窒化チタンから
なるバリアメタル12を形成し、その後、WF6とH2
を原料ガスとするCVD法によりタングステン13を全
面に形成し、エッチバックを行うことにより、ヴァイア
ホール10の内部を埋め込み、アルミニウム14をスパ
ッタ法により形成、パターニングする(図15)。
0nm厚のチタン及び約100nm厚の窒化チタンから
なるバリアメタル12を形成し、その後、WF6とH2
を原料ガスとするCVD法によりタングステン13を全
面に形成し、エッチバックを行うことにより、ヴァイア
ホール10の内部を埋め込み、アルミニウム14をスパ
ッタ法により形成、パターニングする(図15)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
半導体装置の製造方法においては、反応性イオンエッチ
ングによってフォトレジストの上面に形成された硬化層
を酸素雰囲気中におけるプラズマ処理により除去する
際、ヴァイアホールの内壁がエッチングされ、開口径が
設計寸法より大きくなってしまうという問題点がある。
半導体装置の製造方法においては、反応性イオンエッチ
ングによってフォトレジストの上面に形成された硬化層
を酸素雰囲気中におけるプラズマ処理により除去する
際、ヴァイアホールの内壁がエッチングされ、開口径が
設計寸法より大きくなってしまうという問題点がある。
【0009】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、フォトレジ
ストの上面に形成された硬化層を酸素雰囲気中における
プラズマ処理により除去する際、ヴァイアホールの内壁
がエッチングされることのない半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
する問題点に鑑みてなされたものであって、フォトレジ
ストの上面に形成された硬化層を酸素雰囲気中における
プラズマ処理により除去する際、ヴァイアホールの内壁
がエッチングされることのない半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、半導体基板上にヴァイアホールを
形成し、該ヴァイアホール上に配線を形成する半導体装
置の製造方法であって、前記半導体基板上に第1の層間
絶縁膜を形成する工程と、該第1の層間絶縁膜の前記ヴ
ァイアホールが形成される部分に導電性のコンタクトホ
ールを形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に第2
の層間絶縁膜を形成する工程と、該第2の層間絶縁膜上
に感光性有機膜を形成する工程と、該感光性有機膜が形
成された半導体基板の前記ヴァイアホールが形成される
部分に露光を行い現像する工程と、前記第2の層間絶縁
膜を選択的にエッチングし、前記ヴァイアホールを形成
する工程と、該ヴァイアホールが形成された半導体基板
上に塗布膜を形成する工程と、該塗布膜が形成された半
導体基板を酸素雰囲気中においてプラズマにさらす工程
と、前記塗布膜及び前記感光性有機膜を剥離する工程
と、前記ヴァイアホール上に配線を形成する工程を順次
行うことを特徴とする。
に本発明においては、半導体基板上にヴァイアホールを
形成し、該ヴァイアホール上に配線を形成する半導体装
置の製造方法であって、前記半導体基板上に第1の層間
絶縁膜を形成する工程と、該第1の層間絶縁膜の前記ヴ
ァイアホールが形成される部分に導電性のコンタクトホ
ールを形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に第2
の層間絶縁膜を形成する工程と、該第2の層間絶縁膜上
に感光性有機膜を形成する工程と、該感光性有機膜が形
成された半導体基板の前記ヴァイアホールが形成される
部分に露光を行い現像する工程と、前記第2の層間絶縁
膜を選択的にエッチングし、前記ヴァイアホールを形成
する工程と、該ヴァイアホールが形成された半導体基板
上に塗布膜を形成する工程と、該塗布膜が形成された半
導体基板を酸素雰囲気中においてプラズマにさらす工程
と、前記塗布膜及び前記感光性有機膜を剥離する工程
と、前記ヴァイアホール上に配線を形成する工程を順次
行うことを特徴とする。
【0011】また、前記第2の層間絶縁膜のエッチング
は、反応性エッチングによることを特徴とする。
は、反応性エッチングによることを特徴とする。
【0012】また、前記第2の層間絶縁膜は、アモルフ
ァスカーボンを含むことを特徴とする。
ァスカーボンを含むことを特徴とする。
【0013】また、前記感光性有機膜は、フォトレジス
トであることを特徴とする。
トであることを特徴とする。
【0014】また、前記塗布膜は、前記感光性有機膜と
同じ材料からなることを特徴とする。
同じ材料からなることを特徴とする。
【0015】また、前記塗布膜は、ポリイミドからなる
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
【0016】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、酸素雰囲気中においてプラズマにさらすこと
により感光性有機性膜上に形成された硬化層を除去する
際、ヴァイアホール内には塗布膜が形成されているの
で、ヴァイアホールの内壁となる第2の層間絶縁膜が酸
素プラズマに直接さらされることがない。
おいては、酸素雰囲気中においてプラズマにさらすこと
により感光性有機性膜上に形成された硬化層を除去する
際、ヴァイアホール内には塗布膜が形成されているの
で、ヴァイアホールの内壁となる第2の層間絶縁膜が酸
素プラズマに直接さらされることがない。
【0017】それにより、ヴィアホールの内壁がエッチ
ングされることによってヴァイアホールの開口径が設計
寸法より大きくことがない。
ングされることによってヴァイアホールの開口径が設計
寸法より大きくことがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1〜5は、本発明
の半導体装置の製造方法の第1の実施の形態を示す断面
図である。
の半導体装置の製造方法の第1の実施の形態を示す断面
図である。
【0020】まず、半導体基板1上に、素子分離領域
3、ゲート酸化膜21、ゲート電極22及びサイドウォ
ール23をそれぞれ形成し、その後、第1の層間絶縁膜
4を形成することによりコンタクトホール5を形成し、
コンタクトホール5の内部に約30nm厚のチタン及び
約100nm厚の窒化チタンからなるバリアメタル12
を形成する。そして、WF6とH2を原料ガスとするC
VD法によりタングステン13を全面に形成してエッチ
バックを行うことにより、コンタクトホール5内にタン
グステン13を埋設形成する。その後、第1の配線6を
スパッタ法等により形成し、フォトリソグラフィー工程
及び反応性イオンエッチングにより所望のパターンに形
成する。次に、第2の層間絶縁膜である水素化アモルフ
ァスカーボン7を約0.1μmの厚さに形成し、その上
に同じく第2の層間絶縁膜であるフッ素化アモルファス
カーボン8を約1.0μmの厚さに形成する。次に、フ
ッ素化アモルファスカーボン8上に感光性有機膜である
フォトレジスト9を約1μmの厚さに形成し、その後、
ヴァイアホール10が開口される部分に露光を行い、現
像することによってヴァイアホール10が形成される部
分のフォトレジスト9を除去し、フォトレジスト9が部
分的に除去された状態において、反応性イオンエッチン
グによりフッ素化アモルファスカーボン8及び水素化ア
モルファスカーボン7をエッチングし、ヴァイアホール
10を形成する。このとき、フォトレジスト9の上面
は、プラズマにさらされるため、硬化層11が形成され
ている(図1)。
3、ゲート酸化膜21、ゲート電極22及びサイドウォ
ール23をそれぞれ形成し、その後、第1の層間絶縁膜
4を形成することによりコンタクトホール5を形成し、
コンタクトホール5の内部に約30nm厚のチタン及び
約100nm厚の窒化チタンからなるバリアメタル12
を形成する。そして、WF6とH2を原料ガスとするC
VD法によりタングステン13を全面に形成してエッチ
バックを行うことにより、コンタクトホール5内にタン
グステン13を埋設形成する。その後、第1の配線6を
スパッタ法等により形成し、フォトリソグラフィー工程
及び反応性イオンエッチングにより所望のパターンに形
成する。次に、第2の層間絶縁膜である水素化アモルフ
ァスカーボン7を約0.1μmの厚さに形成し、その上
に同じく第2の層間絶縁膜であるフッ素化アモルファス
カーボン8を約1.0μmの厚さに形成する。次に、フ
ッ素化アモルファスカーボン8上に感光性有機膜である
フォトレジスト9を約1μmの厚さに形成し、その後、
ヴァイアホール10が開口される部分に露光を行い、現
像することによってヴァイアホール10が形成される部
分のフォトレジスト9を除去し、フォトレジスト9が部
分的に除去された状態において、反応性イオンエッチン
グによりフッ素化アモルファスカーボン8及び水素化ア
モルファスカーボン7をエッチングし、ヴァイアホール
10を形成する。このとき、フォトレジスト9の上面
は、プラズマにさらされるため、硬化層11が形成され
ている(図1)。
【0021】次に、塗布膜であるフォトレジスト15を
全面に塗布形成する。このとき、ヴァイアホール10の
内部にもフォトレジスト15が埋設形成される(図
2)。
全面に塗布形成する。このとき、ヴァイアホール10の
内部にもフォトレジスト15が埋設形成される(図
2)。
【0022】次に、酸素雰囲気中におけるプラズマ処理
によりフォトレジスト9の上面に形成されているフォト
レジスト15及び硬化層11を除去する(図3)。
によりフォトレジスト9の上面に形成されているフォト
レジスト15及び硬化層11を除去する(図3)。
【0023】次に、フォトレジスト9及びヴァイアホー
ル10の内部に残ったフォトレジスト15をフェノール
やジクロルベンゼン等を含む有機系の剥離液により除去
する(図4)。
ル10の内部に残ったフォトレジスト15をフェノール
やジクロルベンゼン等を含む有機系の剥離液により除去
する(図4)。
【0024】次に、ヴァイアホール10の内部に約30
nm厚のチタン及び約100nm厚の窒化チタンからな
るバリアメタル12を形成し、その後、WF6とH2を
原料ガスとするCVD法によりタングステン13を全面
に形成し、エッチバックを行うことにより、ヴァイアホ
ール10の内部を埋め込み、第2の配線となるアルミニ
ウム14をスパッタ法により形成、パターニングする
(図5)。
nm厚のチタン及び約100nm厚の窒化チタンからな
るバリアメタル12を形成し、その後、WF6とH2を
原料ガスとするCVD法によりタングステン13を全面
に形成し、エッチバックを行うことにより、ヴァイアホ
ール10の内部を埋め込み、第2の配線となるアルミニ
ウム14をスパッタ法により形成、パターニングする
(図5)。
【0025】以下に、上述した製造方法により製造され
た半導体装置のヴァイアホール径と従来の製造方法によ
り製造された半導体装置のヴァイアホール径の違いにつ
いて説明する。
た半導体装置のヴァイアホール径と従来の製造方法によ
り製造された半導体装置のヴァイアホール径の違いにつ
いて説明する。
【0026】図6は、本発明の半導体装置の製造方法に
より製造されたヴァイアホール径と従来の半導体装置の
製造方法により製造されたヴァイアホール径とを比較す
るグラクである。なお、図2に示すグラフにおいては、
ヴァイアホールの設計上のサイズが0.8μm□〜0.
3μm□の場合について示している。
より製造されたヴァイアホール径と従来の半導体装置の
製造方法により製造されたヴァイアホール径とを比較す
るグラクである。なお、図2に示すグラフにおいては、
ヴァイアホールの設計上のサイズが0.8μm□〜0.
3μm□の場合について示している。
【0027】図6に示すように、従来の半導体装置の製
造方法により製造されたヴァイアホール径においては、
サイズが小さくなるのに伴って、できあがり寸法の設計
上のサイズに対する比が大きくなっていくのに対して、
本発明の半導体装置の製造方法により製造されたヴァイ
アホール径においては、設計上のサイズに対する違いが
0.1μm以下となっている。
造方法により製造されたヴァイアホール径においては、
サイズが小さくなるのに伴って、できあがり寸法の設計
上のサイズに対する比が大きくなっていくのに対して、
本発明の半導体装置の製造方法により製造されたヴァイ
アホール径においては、設計上のサイズに対する違いが
0.1μm以下となっている。
【0028】(第2の実施の形態)図7〜10は、本発
明の半導体装置の製造方法の第2の実施の形態を示す断
面図である。
明の半導体装置の製造方法の第2の実施の形態を示す断
面図である。
【0029】まず、半導体基板1上に、素子分離領域
3、ゲート酸化膜21、ゲート電極22及びサイドウォ
ール23をそれぞれ形成し、その後、第1の層間絶縁膜
4を形成することによりコンタクトホール5を形成し、
コンタクトホール5の内部に約30nm厚のチタン及び
約100nm厚の窒化チタンからなるバリアメタル12
を形成する。そして、WF6とH2を原料ガスとするC
VD法によりタングステン13を全面に形成してエッチ
バックを行うことにより、コンタクトホール5内にタン
グステン13を埋設形成する。その後、第1の配線6を
スパッタ法等により形成し、フォトリソグラフィー工程
及び反応性イオンエッチングにより所望のパターンに形
成する。次に、第2の層間絶縁膜である水素化アモルフ
ァスカーボン7を約0.1μmの厚さに形成し、その上
に同じく第2の層間絶縁膜であるフッ素化アモルファス
カーボン8を約1.0μmの厚さに形成する。次に、フ
ッ素化アモルファスカーボン8上に感光性有機膜である
フォトレジスト9を約1μmの厚さに形成し、その後、
ヴァイアホール10が開口される部分に露光を行い、現
像することによってヴァイアホール10が形成される部
分のフォトレジスト9を除去し、フォトレジスト9が部
分的に除去された状態において、反応性イオンエッチン
グによりフッ素化アモルファスカーボン8及び水素化ア
モルファスカーボン7をエッチングし、ヴァイアホール
10を形成する。このとき、フォトレジスト9の上面
は、プラズマにさらされるため、硬化層11が形成され
ている(図7)。
3、ゲート酸化膜21、ゲート電極22及びサイドウォ
ール23をそれぞれ形成し、その後、第1の層間絶縁膜
4を形成することによりコンタクトホール5を形成し、
コンタクトホール5の内部に約30nm厚のチタン及び
約100nm厚の窒化チタンからなるバリアメタル12
を形成する。そして、WF6とH2を原料ガスとするC
VD法によりタングステン13を全面に形成してエッチ
バックを行うことにより、コンタクトホール5内にタン
グステン13を埋設形成する。その後、第1の配線6を
スパッタ法等により形成し、フォトリソグラフィー工程
及び反応性イオンエッチングにより所望のパターンに形
成する。次に、第2の層間絶縁膜である水素化アモルフ
ァスカーボン7を約0.1μmの厚さに形成し、その上
に同じく第2の層間絶縁膜であるフッ素化アモルファス
カーボン8を約1.0μmの厚さに形成する。次に、フ
ッ素化アモルファスカーボン8上に感光性有機膜である
フォトレジスト9を約1μmの厚さに形成し、その後、
ヴァイアホール10が開口される部分に露光を行い、現
像することによってヴァイアホール10が形成される部
分のフォトレジスト9を除去し、フォトレジスト9が部
分的に除去された状態において、反応性イオンエッチン
グによりフッ素化アモルファスカーボン8及び水素化ア
モルファスカーボン7をエッチングし、ヴァイアホール
10を形成する。このとき、フォトレジスト9の上面
は、プラズマにさらされるため、硬化層11が形成され
ている(図7)。
【0030】次に、塗布膜であるポリイミド16を全面
に塗布形成する。このとき、ヴァイアホール10の内部
にもポリイミド16が埋設形成される(図8)。
に塗布形成する。このとき、ヴァイアホール10の内部
にもポリイミド16が埋設形成される(図8)。
【0031】次に、酸素雰囲気中におけるプラズマ処理
により、フォトレジスト9の上面の硬化層11が露出す
るまでポリイミド16をエッチングする(図9)。
により、フォトレジスト9の上面の硬化層11が露出す
るまでポリイミド16をエッチングする(図9)。
【0032】次に、フォトレジスト9及びヴァイアホー
ル10の内部に残ったポリイミド16をフェノールやジ
クロルベンゼン等を含む有機系の剥離液により除去する
(図10)。ここで、ポリイミド16は熱処理が加えら
れていないため、剥離液につけることにより除去するこ
とができる。
ル10の内部に残ったポリイミド16をフェノールやジ
クロルベンゼン等を含む有機系の剥離液により除去する
(図10)。ここで、ポリイミド16は熱処理が加えら
れていないため、剥離液につけることにより除去するこ
とができる。
【0033】その後、図5に示したものと同様の工程に
より、第2の配線が形成される。
より、第2の配線が形成される。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
ヴァイアホール内に塗布膜が形成された状態において、
酸素雰囲気中においてプラズマにさらすことにより感光
性有機性膜上に形成された硬化層を除去する構成とした
ため、ヴァイアホールの内壁となる第2の層間絶縁膜が
酸素プラズマに直接さらされてエッチングされることが
ない。
ヴァイアホール内に塗布膜が形成された状態において、
酸素雰囲気中においてプラズマにさらすことにより感光
性有機性膜上に形成された硬化層を除去する構成とした
ため、ヴァイアホールの内壁となる第2の層間絶縁膜が
酸素プラズマに直接さらされてエッチングされることが
ない。
【0035】それにより、ヴァイアホールの開口径が設
計寸法より大きくなることを防ぐことができる。
計寸法より大きくなることを防ぐことができる。
【図1】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法により製造され
たヴァイアホール径と従来の半導体装置の製造方法によ
り製造されたヴァイアホール径とを比較するグラクであ
る。
たヴァイアホール径と従来の半導体装置の製造方法によ
り製造されたヴァイアホール径とを比較するグラクであ
る。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図8】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図9】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図10】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
の形態を示す断面図である。
の形態を示す断面図である。
【図11】従来の半導体装置の製造方法の一例を示す断
面図である。
面図である。
【図12】従来の半導体装置の製造方法の一例を示す断
面図である。
面図である。
【図13】従来の半導体装置の製造方法の一例を示す断
面図である。
面図である。
【図14】従来の半導体装置の製造方法の一例を示す断
面図である。
面図である。
【図15】従来の半導体装置の製造方法の一例を示す断
面図である。
面図である。
1 半導体基板 2 拡散層 3 素子分離領域 4 層間絶縁膜 5 コンタクトホール 6 第1の配線 7 水素化アモルファスカーブン 8 フッ素化アモルファスカーボン 9,15 フォトレジスト 10 ヴァイアホール 11 硬化層 12 バリアメタル 13 タングステン 14 アルミニウム 16 ポリイミド 21 ゲート酸化膜 22 ゲート電極 23 サイドウォール
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板上にヴァイアホールを形成
し、該ヴァイアホール上に配線を形成する半導体装置の
製造方法であって、 前記半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成する工程
と、 該第1の層間絶縁膜の前記ヴァイアホールが形成される
部分に導電性のコンタクトホールを形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜を形成する
工程と、 該第2の層間絶縁膜上に感光性有機膜を形成する工程
と、 該感光性有機膜が形成された半導体基板の前記ヴァイア
ホールが形成される部分に露光を行い現像する工程と、 前記第2の層間絶縁膜を選択的にエッチングし、前記ヴ
ァイアホールを形成する工程と、 該ヴァイアホールが形成された半導体基板上に塗布膜を
形成する工程と、 該塗布膜が形成された半導体基板を酸素雰囲気中におい
てプラズマにさらす工程と、 前記塗布膜及び前記感光性有機膜を剥離する工程と、 前記ヴァイアホール上に配線を形成する工程を順次行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記第2の層間絶縁膜のエッチングは、反応性エッチン
グによることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の半導体
装置の製造方法において、 前記第2の層間絶縁膜は、アモルファスカーボンを含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
半導体装置の製造方法において、 前記感光性有機膜は、フォトレジストであることを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
半導体装置の製造方法において、 前記塗布膜は、前記感光性有機膜と同じ材料からなるこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいすれか1項に記載の
半導体装置の製造方法において、 前記塗布膜は、ポリイミドからなることを特徴とする半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8102261A JPH09289250A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 半導体装置の製造方法 |
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US08/838,985 US5990003A (en) | 1996-04-24 | 1997-04-23 | Method of fabricating a semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8102261A JPH09289250A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09289250A true JPH09289250A (ja) | 1997-11-04 |
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Family Applications (1)
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DE60043337D1 (de) * | 1999-12-15 | 2009-12-31 | Panasonic Corp | Leiterplatte und herstellungsverfahren der leiterplatte |
US6486058B1 (en) * | 2000-10-04 | 2002-11-26 | Integrated Device Technology, Inc. | Method of forming a photoresist pattern using WASOOM |
KR101755297B1 (ko) | 2015-08-19 | 2017-07-07 | 농업회사법인 한농바이오산업 주식회사 | 순발생을 차단하는 접목장치 |
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US5827780A (en) * | 1996-04-01 | 1998-10-27 | Hsia; Liang Choo | Additive metalization using photosensitive polymer as RIE mask and part of composite insulator |
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-
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- 1996-04-24 JP JP8102261A patent/JPH09289250A/ja active Pending
-
1997
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- 1997-04-23 US US08/838,985 patent/US5990003A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100242366B1 (ko) | 2000-03-02 |
US5990003A (en) | 1999-11-23 |
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