JPH09276959A - 板材加工機械の製品搬出装置 - Google Patents

板材加工機械の製品搬出装置

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JPH09276959A
JPH09276959A JP9531996A JP9531996A JPH09276959A JP H09276959 A JPH09276959 A JP H09276959A JP 9531996 A JP9531996 A JP 9531996A JP 9531996 A JP9531996 A JP 9531996A JP H09276959 A JPH09276959 A JP H09276959A
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JP
Japan
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product
pallet
processing machine
punch press
plate material
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Withdrawn
Application number
JP9531996A
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English (en)
Inventor
Masaoki Ito
正興 伊藤
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばNCタレットパンチプレス1等の板材
加工機械において、パンチ等の加工済製品Wのサイズの
種類に応じて、製品の搬出先を最適径路に変更して、搬
送時間を低減し、その分全加工作業性を向上させる手段
を提供する。 【解決手段】 このため、上部タレット2の側方に、小
形サイズの製品輪郭切断用サブパンチ15を備えると共
に、小形サイズ製品は、シュータテーブル13bを傾動
させて、小形サイズ製品用収納箱16a内に直接収納
し、大形サイズ製品は、従来通りアンローダ26により
製品パレット6上へ、また中形サイズ製品は、加工後テ
ーブル面から浮上させて、テークアウトローダ29によ
り載置台27上へ載置するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板材加工機械の
製品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の板材加工機械、例えば数値制御
(NC)式タレットパンチプレスにおいては、図5
(a)にその一例の概要平面図を示すように、パンチプ
レス機械1の左右横方向(x方向)の同一側(図例は左
側)にワーク素材W0 パレット5の置場とワーク製品W
パレット6の置場とが並列して設置されていた。これら
のx方向の長さは、両置場共同一である。なお、図中2
は、複数の各パンチ工具を備えた上部タレット、3は、
ワーククランパ4を備えたワークキャリッジを示す。以
上のような配置において、NCタレットパンチプレス1
でパンチ加工された製品Wを搬出して、製品パレット6
へ移す際には、図5(b)に図5(a)の概略正面図を
示すように、搬出クランプ11で製品ワークWのパレッ
ト6側を握み、搬出クランプ11をガイドレール12に
沿って走行させ、製品パレット6上まで移送するよう構
成されていた。
【0003】なお、図中7は、パンチプレス1の上部フ
レーム、8は同下部フレーム、9は下部タレット、10
はストライカ、13はフロントサイドテーブルをそれぞ
れ示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような場合、搬出クランプ11をガイドレール12に沿
って、製品パレット6の最遠端((b)図の左端(−x
方向))まで走行させなければならない。
【0005】製品Wサイズが素材W0 と同じ、もしくは
それに近似する場合は、やむを得ないが、製品Wサイズ
が比較的小さい場合(W1 で表わす)は、製品パレット
6のNCパンチプレス1に近い側のみを使用して、そこ
へ集積し得るのにもかかわらず、搬出クランプ11を製
品パレット6の最遠端の奥部まで走行させることは、そ
の走行時間が無駄であり、全体的な作業生産性の低下に
つながるという難点があった。
【0006】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、この種の板材ワークの加工済み製品の
サイズの種類に応じて、製品Wの搬出先を変更し、搬出
クランプ11を実質的に必要量だけ移動させるようにし
て、これらの移動時間を短縮し、次の製品の搬出を搬出
クランプ11が出発点に復帰するまで待機する必要がな
く、その分、全体的な作業生産性を向上させる手段の提
供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、板材加工機械の加工位置から複数の異なる距離の
個所にそれぞれ異なるサイズの製品の集積位置を設ける
と共に、そのそれぞれに前記製品搬出手段を設けるよう
構成することにより、前記目的を達成しようとするもの
である。
【0008】
【作用】以上のような本発明構成により、例えばNCタ
レットパンチプレス等の板金加工機械において、板金加
工製品サイズの種類に応じて、製品搬出径路を最適とし
得るため、製品搬出時間を短縮し、その製品加工作業の
生産性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
複数の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0010】
【実施例】
(構成)図1(a),(b)に、NCタレットパンチプ
レスにおける本発明に係る一実施例のそれぞれ全体概要
平面図(x,y図)及び前面図(x,z図)を示す。
【0011】本実施例のNCタレットパンチプレス1
は、図示のごとく、上部タレット2の側方に、例えば特
開平1−133625号公報に開示されているような小
形サイズ製品の輪郭切断用サブパンチ15を備えてい
る。なお、符号1ないし13は、前記従来例図5、6に
示したものと同一であり、重複説明は省略する。
【0012】サブパンチ15に近接する図の右側のサイ
ドテーブル13aの一部は、シュータテーブル13b
で、シリンダ16により傾動し得るよう構成されてい
る。なお、16aは後述する小形サイズ製品用収集箱で
ある。
【0013】17はワーク搬入出装置で、多段棚形式構
成を有し、上段は各ワークW0 パレット5の収容棚、最
下段は油圧リフタ18が設けられ、使用したいワーク素
材W0 のパレット5が載置されている。図中、19bは
後述する製品パレット用ガイドレール、20はローラテ
ーブルを示す。
【0014】その天井部からNCタレットパンチプレス
1のサイドテーブル13a上までガイドレール19が伸
延し、このレール19上をバキュームパッド22を設け
た(ワーク)ローダ21が走行するよう構成されてい
る。この走行機構の詳細説明は省略する。
【0015】ワーク搬入出装置17のガイドレール19
のy方向手前側には、(a)図に示すようにフック24
aを有するエレベータ24が設けられ、棚部上段に収容
されているワーク素材パレット5を、最下段の油圧リフ
タ18上に移す。このエレベータ24には、これらのワ
ーク素材パレット5を上段、下段とエレベータ24上と
の間で移送すべく、自走式のトラバーサ25を走行させ
ている。
【0016】さらに、本実施例においては、ワーク搬入
出装置17の前記最下段の油圧リフタ18と並列して、
もう一ステーションの油圧リフタ18a(不図示)を設
置し、そこには製品W,W1 パレット6を載置するよう
構成されている。この油圧リフタ18a上からNCタレ
ットパンチプレス1のサイドテーブル13a上にもガイ
ドレール19aを伸延し、こちらには搬出クランプを設
けたアンローダ26を走行させるよう構成している。
【0017】なお、この製品パレット6も、エレベータ
24により上段へ収納できるようにするため、ワーク素
材パレット5の置かれる最下段を、製品パレット6が通
過できるよう(b)図に示すように、最下段に前記ガイ
ドレール19bが設けられている。
【0018】さらに、図1(a)に示すように、NCタ
レットパンチプレス1のサイドテーブル13aの後方
(−y方向)に、製品パレット6面積より狭い(中サイ
ズ)製品載置台27を設置し、その上方からサイドテー
ブル13a上方までガイドレール28をサブパンチ15
の近くまで伸延する。また、前記ローダ21及びアンロ
ーダ26用の各ガイドレール19,19aとは高さ段違
いにしてあり、このガイドレール28上には、図2にそ
の拡大側面図を示すように、製品テークアウトローダ2
9が走行し、このローダ29には非鉄材料製品用バキュ
ームパッド31、穴明き製品用マグネット32等を設け
たストレッチ30がシリンダ33等により上下動自在に
設けられている。
【0019】(動作)以上のような本実施例の製品搬出
装置においては、ワーク素材W0 のサイズと同一、もし
くはそれに近い比較的大形サイズの製品Wは、従来通り
製品パレット6へ搬出するが、この場合、図6に示した
ように、搬出クランプ11の移動距離,時間は長いが、
大形サイズの製品は、その加工時間も比較的長いのが通
例であるため、搬出クランプ11が戻って来る前に次の
製品の加工が終了しているというケースは比較的稀であ
る。
【0020】これに対して、比較的小サイズの製品W1
は、図1(b)におけるサイドテーブル13aのシュー
タテーブル13bをシリンダ16により傾動させてそれ
より落下させて排出し、シュータテーブル13bの下の
小サイズ製品収集箱16a内へ直接収集することができ
る。
【0021】また、前記2製品種類の中間サイズの製品
は、テークアウトローダ29のバキュームパッド31ま
たはマグネット32で吸着し、載置台27へ搬出する。
中サイズの製品は、ワーク素材W0 より輪郭切断されて
切離されるが、この輪郭切断には、前記サブパンチ15
を使用する。
【0022】サブパンチ15は、上/下部タレット2/
9でなく、1個のみの特設の独立パンチ/ダイのセット
であるため、少量の移動で製品Wがパンチ/ダイ間のフ
ィードクリアランスを脱出することができる。前記バキ
ュームパッド31、マグネット32を取付けているスト
レッチ30は、シリンダ33等により上昇し得るので、
製品Wもフィードクリアランス脱出後、すぐに機械テー
ブル面から浮上でき、NCタレットパンチプレス1で次
の製品加工のためのワーク移動を行うことができる。
【0023】前記製品載置台27は、製品パレット6よ
り小サイズであるため、テークアウトローダ29の移動
距離,時間も短い。このため前の製品を移送した後、す
ぐに製品搬出のために戻って待機できるため、工程時間
を短縮し得る。
【0024】(他の実施例) 1)例えば、図3に概略正面図を示すように、テークア
ウトローダ29及びそのガイドレール28上に、それぞ
れドグ24及び複数のリミットスイッチ35を設け、テ
ークアウトローダ29の停止位置を複数個所設定するこ
とにより、複数種類の製品W1 ,W2 を仕分け集積する
ことも可能である。
【0025】2)また、図4にその概略正面図を示すよ
うに、製品載置台27をレール36上のモータ駆動自走
車形成27aとして、テークアウトローダ29用ガイド
レール28の下にシフトするよう構成しても、複数種類
サイズの製品W1 ,W2 ,W3 を仕分け集積することも
可能である。
【0026】3)さらにまた、上記1),2)2形式を
組合せても差支えない。
【0027】なお、以上の実施例は、いずれもNCタレ
ットパンチプレスの例について説明したが、本発明に係
る板材加工機械はこれのみに限定されないことはもちろ
んである。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、例えばNCタレットパンチプレス等の板金加工機械
において、板金加工製品サイズの種類に応じて製品搬出
径路を最適となるよう構成したため、製品搬出時間を短
縮し、その製品加工作業の生産性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例のNCタレットパンチプレスにおけ
る全体概要平面図(a)及び正面図(b)
【図2】 製品テークアウトローダの概要側面図
【図3】 他の実施例の概略正面図
【図4】 さらに他の実施例の概略正面図
【図5】 従来例のNCタレットパンチプレスにおける
全体概要平面図(a)及び正面図(b)
【符号の説明】
1 NCタレットパンチプレス 2/9 上部/下部タレット 3 キャリッジ 5/6 素材/製品パレット 7/8 上部/下部フレーム 10 ストライカ 11 搬出クランプ 12,19,19a,19b,28 ガイドレール 13,13a サイドフレーム 13b シュータテーブル 15 サブパンチ(製品の輪郭切離し用工具) 16,33 シリンダ 16a 小サイズ製品用収集箱 17 ワーク搬入出装置 18,18a 油圧リフタ 21 (ワーク)ローダ 22,31 バキュームパッド 24 エレベータ 26 アンローダ 29 製品テークアウトローダ 30 ストレッチ 31 マグネット W0 ワーク素材 W,W1 ,W2 ,W3 製品(サイズ別)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機械の加工位置から複数の異な
    る距離の個所にそれぞれ異なるサイズの製品の集積位置
    を設けると共に、そのそれぞれに前記製品搬出手段を設
    けたことを特徴とする板材加工機械の製品搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の製品集積位置への各製品搬出
    手段のうち、小製品サイズ用の少くとも一つの製品搬出
    手段は、その製品保持部が前記加工機械テーブル面より
    上昇し得るよう構成したことを特徴とする請求項1記載
    の板材加工機械の製品搬出装置。
  3. 【請求項3】 前記板材加工機械の製品切離し位置に
    は、この製品輪郭切離し工具のみを設けたことを特徴と
    する請求項1記載の板材加工機械の製品搬出装置。
JP9531996A 1996-04-17 1996-04-17 板材加工機械の製品搬出装置 Withdrawn JPH09276959A (ja)

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JP9531996A JPH09276959A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 板材加工機械の製品搬出装置

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JP9531996A JPH09276959A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 板材加工機械の製品搬出装置

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JPH09276959A true JPH09276959A (ja) 1997-10-28

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ID=14134434

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JP9531996A Withdrawn JPH09276959A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 板材加工機械の製品搬出装置

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JP (1) JPH09276959A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229634A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Murata Mach Ltd 板材搬出装置および板材搬出方法
EP4163053A1 (de) * 2021-10-06 2023-04-12 WFL Millturn Technologies GmbH & Co. KG Flexible fertigungszelle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008229634A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Murata Mach Ltd 板材搬出装置および板材搬出方法
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701